![]() |
![]() |
![]() |
- 華原:
- こんばんは、華原朋美です。今日は8月の6日ですね。今日も張り切って頑張っていきましょう。ということで、今日のゲストは……。
- 篠原:
- はい! 篠原です!! ダーン! どうしましょうね。こちらこそよろしくお願いします。
- 華原:
- ……紹介させて下さい、私に。
- 篠原:
- あ、どうぞ。待ってまーす。はい、どうぞ。
- 華原:
- 篠原ともえさんでーす!
- 篠原:
- 篠原でーす! はーい、ありがとうございます。
- 華原:
- よろしくお願いします。
- 篠原:
- ご紹介なんて。こちらこそ。篠原でした。あ、篠原です。よろしくお願いします。
- 華原:
- 今日もシノラー。
- 篠原:
- はい、今日もやってきましたよ、シノラーが。どうですか?
- 華原:
- 何ですか? それ。
- 篠原:
- これ、シノラーですよ。
- 華原:
- シノラーですね。
- 篠原:
- 飾り付けです。どれか欲しいのがあればいつでも。
- 華原:
- いやいや、いやいや。
- 篠原:
- いらないんですか?
- 華原:
- 欲しいけど、でも、あなたのものだから。
- 篠原:
- あ、大丈夫ですよ。今日はプレゼントするために厳選された子供たちです。ん? 小物たちです。
- 華原:
- 小物たち?
- 篠原:
- 小物たちです。
- 華原:
- すごいね、いつもね。テレビとか雑誌とかでも見てるけどね。いつもこんなにいっぱい付けて重たくないですか?
- 篠原:
- いや、たまにかぶれたりするんですけど。でも、だんだんなきゃ不安になってきちゃうぐらい、もうなんか定着しちゃってるんですよね、腕に。
- 華原:
- これは何? 淋しいから?
- 篠原:
- 淋しいからじゃないんですけど、服をより一層素敵にするためには、なんか欠かせないアイテムになっちゃったんですよ。いつも付けていたら。そういうのってありませんか?
- 華原:
- ありますね。
- 篠原:
- ありますよね。ああ、よかった。同調ですね。
- 華原:
- 同調?
- 篠原:
- 同じ波長。
- 華原:
- 同調って何だろ?
- 篠原:
- 何か知らないです。自分で作っちゃいました。そういう時もありますね。
- 華原:
- はい、あります。
- 篠原:
- ありがとうございます。
- 華原:
- いやいや、いやいや。18歳なんですよね?
- 篠原:
- はい、篠原18歳です。
- 華原:
- 18歳ですか。女子大生ですよね?
- 篠原:
- はい。ちょうど今、大学生です。大学1年生です、はい。
- 華原:
- 学校に行ってるの?
- 篠原:
- はい、行ってますよ、行ってますよ。頑張って行ってます。
- 華原:
- でも、仕事とか忙しくてぜんぜん行けないんじゃないですか?
- 篠原:
- はい。でも、あの、高校生の時もそうだったんですけど、学校に行った後にお仕事があったりとか。土日って大学生は休みじゃないですか。だから、土日にお仕事とかして、毎日けっこう普通に学校に通ってますよ。電車でガタゴトと。
- 華原:
- 電車で?
- 篠原:
- 地下鉄で。
- 華原:
- この格好で?
- 篠原:
- いや、この格好だと、この格好だと、なんかあの、なんか絡まれたりするので、恐ろしい人たちに。なので、変装シノラーで行ってます。
- 華原:
- どんな格好するんですか?
- 篠原:
- なんかビーチサンダルとか。なんか最近気付いたんですけど、みすぼらしい格好をしてると、「まさか?」って思うみたいで、ぜんぜんバレないんですよ。前はコート着て、マスクして、サングラスして、帽子を深くかぶってコソコソ動いてたんでけど。
- 華原:
- 十分バレるね。
- 篠原:
- バレるんですよ。バレちゃうんですけど、本当にサンダルでみすぼらしい格好をしてると、ぜんぜんバレないんですよ。でも、なんかちっちゃい赤ん坊とか、あと2歳ぐらいの女の子とかが気付いちゃうんですよね。大人の人はバレないんですけど、ちっちゃい子は。下目使いでバレちゃうんですよね。だから、そういう時はニコニコ、ニコニコして。楽しいですか?
- 華原:
- 楽しいですよ。
- 篠原:
- 篠原も楽しいです。なんかお会いできて良かったですね。
- 華原:
- でも、一回ね。
- 篠原:
- そうです、ラジオで会ってるんですよね。
- 華原:
- ラジオで一回お会いして。
- 篠原:
- TOKYO-FMの。
- 華原:
- どうもありがとうございました。
- 篠原:
- とんでもないでした。どうでしたか? あの時は。
- 華原:
- あの時は真面目に仕事してましたね。
- 篠原:
- あ、本当ですね。今は違うんですか?
- 華原:
- いやいや、あの、シノラーさんが。
- 篠原:
- そうです。篠原とっても緊張していました。
- 華原:
- 自分のこと「篠原」って呼ぶのはなんで?
- 篠原:
- え? なんででしょうね? 「私」って言うのが緊張しちゃうから。
- 華原:
- 緊張しちゃう?
- 篠原:
- はい。え? 自分のことは何ておっしゃいますか?
- 華原:
- 朋ちゃん。
- 篠原:
- え? じゃあどうしてですか?
- 華原:
- 朋ちゃんだから。
- 篠原:
- ですよね。ありがとうございます。なるほど、そうなんですよ。なんか「私」とかって、なんかちょっとなんか女の子っぽくて、まだ照れがありますね。だから「篠原、篠原」って呼んじゃいます。
- 華原:
- 女の子ですよね?
- 篠原:
- ええ、女性です。女性陣です、はい。めっきり。大丈夫ですか?
- 華原:
- 大丈夫です。
- 篠原:
- イチゴ好きですねぇ。
- 華原:
- イチゴ好きなの。
- 篠原:
- 篠原はイチゴジュースは好きで、イチゴはそう好きでもないんですけど。イチゴ好き?
- 華原:
- イチゴ大好き。
- 篠原:
- あ、篠原もイチゴ大好きですよ。めっきり。美味しいですか?
- 華原:
- 美味しい。
- 篠原:
- 今日は何味ですか? これはいつも同じなんですか?
- 華原:
- ううん。シノラーに合わせたの。
- 篠原:
- 何をですか? 味をですか?
- 華原:
- うん。
- 篠原:
- あ、良かった。なんか波長が合いますね。仲良くできそうですね。
- 華原:
- そうですね。
- 篠原:
- ええ。寒くないですか? 寒くなからずですか?
- 華原:
- なに?
- 篠原:
- 寒くないですか?
- 華原:
- 寒くないですよ。
- 篠原:
- なんか、そういう大人っぽい格好とかテレビでしてしまうと、緊張とかしたりなさらないんですか?
- 華原:
- ううん、しない。
- 篠原:
- 「あら、ちょっと胸元のへんとか、今日は大胆かしら?」とか思っちゃいませんか?
- 華原:
- 思わない。
- 篠原:
- え? なんか篠原、肌さらすの恐い病なんですよね。
- 華原:
- ああ、そうなんだ。
- 篠原:
- ええ。まだ早からず。え? 早いと思います。早からざらし? そういう時もあります。
- 華原:
- あの、全部自分でプロデュースしてるんですよね? 洋服とかもね。
- 篠原:
- あ、そうですね、ほとんど。自分で小物とかも選んだりとかして選んでるんですよ。
- 華原:
- で、今回は、音楽の話をね、ちょっとしたいんだけど。
- 篠原:
- はい、ぜひ。
- 華原:
- あの、CD出ましたね。
- 篠原:
- はい、出ましたね。8月1日。「まるもうけ」です。「まるもうけ」ですよ。
- 華原:
- 「まるもうけ」。
- 篠原:
- はい。
- 華原:
- 何を「まるもうけ」したいの?
- 篠原:
- あ、「まるもうけ」ですか。あの、「まるもうけ」ってくるとお金とかそういう感じになるじゃないですか。だけど、お金なんてあんまり良からぬもので、あんまり知ってはいけないものだと思うんですよ。なので、よくいろんな人とかと会ってお話とかしてると、すごいいいものを吸収した時に、なんか儲けた気分がするじゃないですか。例えば一緒にお話して、すごい嬉しいっていう気持とかがワクワクと湧いてきて、楽しいなぁとか、そういうふうに気持が高まってきた時に、すごい自分にプラスになってることに気付くと、なんか儲けた気分になるじゃないですか。なんか、そういうものを会ってる人、会ってる人にもらいたいなぁと思って。特にお金の「まるもうけ」っていうわけじゃないんですけど「まるもうけ」っていう題名にしました。
- 華原:
- で、もともと芸能界に入った理由は、お母さんが宝塚好きで?
- 篠原:
- そうなんです。めっきり塚ファンで。
- 華原:
- それで、自分としては歌手でいきたいのか、それとも何がしたいのか、私にはよくわからないんですけど。
- 篠原:
- あ、本当ですか。お教えしますよ、いつでも。じゃあ、どこらへんから説明を?
- 華原:
- うーん? 歌手について。
- 篠原:
- 歌手? 歌手ですか? 最初なんか、とりあえず有名人になりたかったんですね。有名人になろうと思ってオーディションを受けて。で、そこで「何かしろ」って言われたんですよ。でも、自分でパッてなにすることもできないと思ったんですけど。周りのオーディション受けてた子とかは、「私は、憲法を覚えてきました」とかいって、「憲法第何条」とかバァーッて喋ったりとか、自己アピールがみなさんすごいんですね。「逆立ちできます」とかいって、逆立ちしちゃったりとか。「篠原は何ができるだろう?」と思って。「篠原、歌うことしか出来ないな」と思って。なんか「自分に自信があることとかそういうものって歌うことかな」と思って、その場でプリンセス・プリンセスのアルバムの1曲目に入ってる「DEAR」っていう曲を歌ったんですね。そしたらなんか、そこで「君は歌をやっていたらきっと楽しいんじゃないか」って言われて。それでなんかそういうところに就職させていただいて。就職っていうんですかね? 合格させていただいて。それでなんか、そのうち歌にめっきりのめり込んでいて。もう「いつしか歌手になろう」って思ってましたね。
- 華原:
- 歌手っていうのは、すごく大変なんですけど。
- 篠原:
- 大変ですよね。
- 華原:
- 大変ですね。歌に関してはどう思ってます?
- 篠原:
- 歌は、もう最近は、もうウワァーって明るい篠原がたくさんいて。そういうのをすごい周りの人たちに知ってもらえて。だから、なんか街とか歩いてても、篠原、芸人さんとか思われてるみたいなんですよ。
- 華原:
- 芸人さん?
- 篠原:
- 芸人さん。芸に、人て書くんですけど。
- 華原:
- それは知ってる。
- 篠原:
- 芸人さんて思われてしまってしまうんですけど。なんか、そういうのがすごく悲しかったりもあるんですね。それはでも、自分がやっぱり歌手とかアーティストとかに思われたいから、ちょっぴりションボリしてしまうんですけど。それは自分がまだまだ歌手としてのお仕事を、目一杯やり切れてないからそう思われちゃうのかなって思うんですけど。だから、これからは、なんかいっぱい歌手とかアーティストとかって認められるような人になっていきたいんですよ、篠原なりに。はい。
- 華原:
- 歌詞とか自分で書いたりとかは?
- 篠原:
- 書くんですけど、今回も「まるもうけ」は書かせていただいたんですけど、なんか書いちゃうと、なんか例えば「バイト」っていう、今回anのCMになってるんですね、デイリーanの。篠原の「まるもうけ」の歌は。ですけど、バイトにちなんだ歌にしようと思っても、例えば「味噌煮込み」って名前がずっと頭から離れなかったりとか。
- 華原:
- 味噌煮込み?
- 篠原:
- 例えばですよ。例えばなんですよ。それがずっと離れなくって書けなくなっちゃったりとか。あと篠原、詞を書いちゃうと、「薔薇の花の匂いは」とか、そういうのがなんか頭から離れなくなっちゃったりして。なんか、真剣な詞を書いちゃうんですね。だから、詞は、書く時はすごいすごいいっぱい悩みますよ。
- 華原:
- どんな時に詞を書こうと思ったの?
- 篠原:
- えぇと、だから、ちゃんと自分で歌をこれから作っていったりとか歌っていかなきゃとか、自分からアイデアを歌に集中して出さなきゃいけなくなった時に、なったっていうか、そう縛りつけられたものではないんですけど、なんかやっぱり自分の歌を、歌詞を歌いたいじゃないですか。自分のものを歌にしていきたいから。そういう時にこまめには書いていたんですけど、どうしても「薔薇」とか「夢」とか、そういうのが消えなくなっちゃったりとかして恥ずかしいんですよね。
- 華原:
- 本当は女の子らしいんですね。
- 篠原:
- 何を言うんですか。照れますよ。とんでもないです。
- 華原:
- ううん。でも、女の子でしょ。
- 篠原:
- 女の子です。女性です。そうなんですよ。詞とかは照れずに書けますか?
- 華原:
- 私ですか?
- 篠原:
- ええ。
- 華原:
- 私は詞は書けない。
- 篠原:
- あ、本当ですか。でも、自分で書きたいとかは思わないですか?
- 華原:
- 胸がね、つまっちゃってね、詞は書けないの、今は。
- 篠原:
- いろいろ過去とか、これからとか辛いなぁと思っちゃうと書けないんですか?
- 華原:
- うん。
- 篠原:
- そういう思い悩んじゃったりするんですか? やっぱり。
- 華原:
- うん。そういう時ってない?
- 篠原:
- 篠原ですか? 篠原、思い悩みはあんまりしませんね。
- 華原:
- しない?
- 篠原:
- 前に前に行っちゃいます。え? なんでですか? 悩んでそうですか? 篠原。
- 華原:
- うん。あのね、私はね、見ててね………、美味しい?
- 篠原:
- はい、ぬるいです。美味しいです、大変。
- 華原:
- 私はね、篠原ともえちゃん見ててね、すごくね、女の子らしいなって思うんだけど、だけど本当の自分はどこで見せてるのかな? って思って。
- 篠原:
- ああ、なるほど。本当の自分ですか。でも、「本当は暗いんじゃないの?」とか、「本当はすごいじつは恐いんじゃないの?」とか、いろんなことは言われるんですけど、今しゃべってる篠原も、こうして普通に対談? 楽しくお喋りしている間も、テレビでも、ついつい楽しくてアァー!! とか言っちゃう篠原も、家で寝ている篠原も、全部篠原ともえで、決して二背物ではないんですよ。だから、よく街とか歩いてても、普通に歩いてたりとかすると「あ、篠原ともえだ! なんだ、暗いじゃん」とか言われるんですけど、それはそれで篠原ともえなんで自信を持ってるんですけども。誰に見せてるってなると、本当、誰にも嘘はつかないで、誰にも本当の篠原を見せてますね。
- 華原:
- 見せてますか?
- 篠原:
- はい。
- 華原:
- だけど、テレビとかで見てて、アァー!! とかね、いつもね。
- 篠原:
- アァー!! ってやっちゃいますね、つい。
- 華原:
- あるでしょ。それってね、あの、仕事としてそういうふうにしてるのか、それともそれが本当の篠原ともえなのか、みんなはそこを不思議に思ってるとこだと思うのね。
- 篠原:
- テレビとかでは、ほとんどが「ワァーッ」ていう篠原、ワァーッっていう篠原っていう言い方は変ですけど、「ギャァー」っていう篠原、ギャァーっていう篠原っていう言い方も変ですけど、「うん」って篠原もいるじゃないですか。そのワァーッってにぎやかな篠原が、すごい周りの皆さんが喜んでくれるじゃないですか。なんか、そういう義務的なものには感じてないんですけど、本当にテレビとかに出ちゃうと、よく「事務所の方に言われてああやって楽しくしてるの?」とか言われるんですけど、テレビすごいちっちゃい頃から出たかったものだし、すごい出て楽しいものだから、つい「私を見て!」っていうのを表面からなんて言うんですか? 表現しちゃうんですよね。それが叫んでしまったり踊ったりしてしまう篠原なんですよ。だから、特になんか「これは元気な篠原でいこう!」とか、そういう見極めはつけてないんですけど。
- 華原:
- でも、あの、疲れる時っていうのはない?
- 篠原:
- 疲れる時ですか?
- 華原:
- 私はね、私は、すごくね、自分で自分のことをこういうふうに言うのは変だけど、すごく正直な自分でいたいのね。だからね、辛い時は辛いし、淋しい時は淋しいし、楽しい時は楽しい。全部それはスタッフのみんなとかね、ファンの人とかにみんなに見せてるの。で、歌を歌う時も、例えばファンレターとか来てね、「朋ちゃんこのあいだのテレビ番組見てて、歌っててすごく淋しそうだったんだけど、それはなにかがあったの?」とか、そういう質問とかね、あったりするのね。そういう時って、どうしたらいいのかな? って思うことない?
- 篠原:
- ああ、そういうふうにファンの子にファンレターをもらって?
- 華原:
- 聞かれたとかない?
- 篠原:
- 篠原ですか? でも、たまにワァーッてなっても、一瞬フッと普通になる時があるらしいんですよ、篠原。自分じゃわかんないんですけど、「ワァー! 篠原ですぅ!! ………ハァッ」ってなってる時が一瞬あるらしいんですね。でも、自分じゃわからないんですけど。でも、元気な篠原を見て元気になってくれる人がいたり、元気な篠原を見て病気が直ってくれる人がいたりとか、それはそれで嬉しいじゃないですか。
- 華原:
- それは、きっとこういうお仕事をしていて基本だと思うのね。だけどね、素直な自分、正直な自分、淋しい時は淋しいしっていうことを、どうしても見せないじゃない。
- 篠原:
- ああ、そういうふうになっちゃってるんですかね? でも、もうそこまで絶望的って落ち込むこととか、「ああ、もう私ってダメなんだわ」って落ち込むこととかは、そこまでないんですよね。すぐそういうふうなことがもしあったとしても、多分、自分で楽しいことをやってるうちにどんどんどんどん立ち直っていっちゃうと思うんですよ。でも、あの、すごい何回かバァーッて疲れちゃう時があったとしても、絶対に誰にも見せたくないですね。
- 華原:
- どうして? それは。
- 篠原:
- いや、なんかそういう弱い自分を見せてしまうのは、なんか相手の人に篠原ともえを見せるにあたって失礼だと思います。
- 華原:
- そうかなぁ? でも、みんなは元気な篠原ともえを見てて、みんなそれはすごく嬉しいと思うんだけど。だけど、逆にね、なんかすごく淋しかったりとか、そういうところを見せたくないって言ったでしょ。
- 篠原:
- ええ、見せたくないですね。恥ずかしいですね、なんか。
- 華原:
- それは恥ずかしいの?
- 篠原:
- ええ。なんかさらけ出すみたいで恥ずかしいです。
- 華原:
- 絶対ダメ? そういうのは。
- 篠原:
- え? なんか照れちゃうじゃないですか。だってそういうのとか。なんか恥ずかしいですね。
- 華原:
- 恥ずかしい?
- 篠原:
- ええ。
- 華原:
- 恥ずかしいっていう表現の仕方がね、朋ちゃんにはわからない。
- 篠原:
- 本当ですか? えぇと、恥ずかしいっていうのは、身を隠すみたいな感じです。およよって。
- 華原:
- どうしてそんなに隠すの?
- 篠原:
- 隠しちゃいませんか? 隠すっていうか、もったいないんでしょうかね? いや、もったいないは違いますかね。ちょっぴり自分を100パーセントさらけ出すのは、何となくまだ恥ずかしいですね。
- 華原:
- 恥ずかしい?
- 篠原:
- ええ。照れちゃいますね、きっと。
- 華原:
- でもね、歌を歌っている時、これからもっともっと歌を歌うって思ってるでしょ。
- 篠原:
- はい、歌を歌っていきたいです。
- 華原:
- そしたらきっと感情のいれ方とか、素直にならないと歌って歌えないと思うのね。
- 篠原:
- はい。
- 華原:
- そういう時に、やっぱりいろんなことを考えると思うの。そんな時にやっぱりずっとね、あの、「シノラーでぇす!」っていうふうに。
- 篠原:
- そうですか? 篠原そんな感じですか? ありがとうございます。真似していただて。
- 華原:
- じゃなくて、なんかすごく歌を歌う時は素直な。淋しい時あるでしょ? だって。
- 篠原:
- え? 淋しい時ですか? どんな時ですか?
- 華原:
- 淋しい時とか辛い時とか、仕事が忙しくてとか。今、すごいでしょ、いっぱいCMとか。
- 篠原:
- ああ、なるほど。
- 華原:
- いっぱい出てるじゃない。
- 篠原:
- はい、ありがとうございます。
- 華原:
- なんか、そういう時に、そういうふうになってきている自分っていうのはね、私もCMとか重ねてやってきてて、やっぱり辛いこともある。
- 篠原:
- あら。
- 華原:
- あるでしょ?
- 篠原:
- 篠原、なからずですよ。
- 華原:
- なからずですか?
- 篠原:
- ええ。
- 華原:
- 何にも?
- 篠原:
- あんまりないですね。例えばあります? あったとします。
- 華原:
- 例えばじゃない。
- 篠原:
- 本当ですか? 辛い時ですか? もう泣いちゃうぐらい淋しい時とかですか?
- 華原:
- うん。
- 篠原:
- なんでしょうかね? まだまだ経験が浅いからないんでしょうかね?
- 華原:
- 経験は深いと思う。
- 篠原:
- え!? なんてこと言うんですか? なんでですか? そう見えますか? そういう時に。
- 華原:
- そういう時。歌を歌う時はね、すごくね、あのね、素直になってもらいたいの。
- 篠原:
- ありがとうございます。素敵な言葉ですね。
- 華原:
- そうですか。そういうふうに見せてもらいたいんだけど。
- 篠原:
- ええ。でも、今、篠原が歌ってる歌は、すごい人を明るくさせる歌だと思うんですね。そういう歌を今は、例えば落ち込んだ篠原とか切ない篠原をみなさんに見てもらえるよりも、もっと皆さんに喜んでもらえるのは、笑ってる篠原や、笑顔の篠原や、幸せな篠原を見てもらえるのが、いちばん篠原のファンの皆さんや見ている皆さんのものに答えられると思うので、なんか今はそれを一生懸命表にさらけ出す感じですね。
- 華原:
- でもね、それね、そういうふうにやってるうちにね、逆のね、自分が出てくるよ。
- 篠原:
- え? どんな自分ですか? そういうのってデジャ・ヴュ? あ、ぜんぜん関係ないですね。そういうのってありますか? 教えて下さい。
- 華原:
- うーん? 歌ってると……、うーん? あなた難しい人ね。
- 篠原:
- なんでですか? なんでそんな? 初めて言われました。ありがとうございます。え? 難しいって? 仲良くしましょうよぉ。
- 華原:
- ね。
- 篠原:
- 良かった。
- 華原:
- 亜美ちゃんと。
- 篠原:
- そう。めっきり友達なんですよ。この前、出らして、亜美さんが。
- 華原:
- 出らして?
- 篠原:
- 出らしたんですよね。
- 華原:
- うん。
- 篠原:
- で、すごいいっぱい遊びたいなと思って、亜美さんと遊ぼうって言ったら、朋ちゃんさんとも友達っておっしゃってたので。
- 華原:
- 朋ちゃんさんて言わないで。
- 篠原:
- あ、本当ですか? じゃあ。朋ちゃんさんで。
- 華原:
- え?
- 篠原:
- あ、じゃあ、何て呼べば? じゃあ、あだ名をつけましょう、お互い。
- 華原:
- 朋ちゃんでいいです。
- 篠原:
- 朋ちゃんですか? あ、でも年上ですよ。
- 華原:
- ううん。ぜんぜん年は関係ないの。
- 篠原:
- 本当ですか。じゃあ篠原は何て呼んでくれますか? 篠原もともちゃんなんですよ、じつは。
- 華原:
- じゃあともちゃんだね。
- 篠原:
- ああ! どうしましょう!? ともちゃんごっこですね。これはまるで。
- 華原:
- ………? 今日は本当に真面目な話をしようと思って来たのに。
- 篠原:
- 本当ですか。いつでもしましょう。じゃあ、今度3人で。Puffyの亜美さんと、篠原と、朋ちゃんさん?
- 華原:
- 朋ちゃん。
- 篠原:
- 朋ちゃんで、遊びましょうね、ぜひ。
- 華原:
- そうですね。
- 篠原:
- とても楽しみですね。
- 華原:
- そうね。
- 篠原:
- 夢が広がりますね。
- 華原:
- 夢が広がる?
- 篠原:
- 最近そうやって遊ぶことによって、なんかすごい楽しい自分がいっぱい生まれることに気付いたんですよ。すごい遊ぶことは素敵なことだなと思って。
- 華原:
- おうちで一人でいることってある?
- 篠原:
- あ、めっきりほとんど一人ですよ。
- 華原:
- 一人でいる時は何してるの?
- 篠原:
- 一人でいる時は、ビデオとか撮ったりしてます。
- 華原:
- 家で?
- 篠原:
- はい。
- 華原:
- 何のビデオ撮るの?
- 篠原:
- 壁とか。
- 華原:
- 壁とか?
- 篠原:
- 暗いんですかね? 篠原。壁とか自分の顔撮ったりとかして。なんか常に新しい新しいことをしようと思ってるんですね。で、最近はめっきりコンピューター。コンピューターで皆さんとチャットとかしてらっしゃってたんですけど。今度、自分のプロモーションビデオを作ろうと思って、自分の顔を撮って自己紹介とかして、それを20年後とかに見て、「今のお仕事を楽しんでる篠原は今しかないんだよ」っていうのを記録に残しておこうと思って。いっぱいすごい写真を撮るんですね。とでも、なんか写真よりも動く篠原を今いっぱい撮っておこうかなと思って。ビデオとかで遊んだりとか、けっこう地道な作業をおうちでしてます。
- 華原:
- おうちで泣いたりとかしたことはある?
- 篠原:
- おうちで泣いたりですか? 淋しくて泣いたりとかは、あ、あるかもですね。母親に電話すると泣いちゃうんですよ、篠原。
- 華原:
- お母さんに電話すると?
- 篠原:
- めっきり。
- 華原:
- どうして?
- 篠原:
- わかんないんですけど、ぜんぜん篠原は一人で淋しくないよって思ってたんですけど、ある日お母さんに電話をしたら、なんか普通の話をしたんですね。普通の「元気だよ」とか「あ、昨日はこういう仕事をしたよ」っていう話をしたんですね。だけど、今までそういう話を普通に毎日一緒にしてたわけじゃないですか。普通に本当にいつも会ってて、いつも話しててって。でも、そういうのがお仕事がチョボチョボあり、そういうのであんまり会えなくなってなんか久し振りって感じてしまったその会話を、なんかジワーンと受けてしまった時になんかとても淋しくなってきて「あ、お母さんなんだな、今、話してる人は。久し振りなんだな」って思った瞬間にウーッ!! とかいってなんか泣いちゃうんですよね。これ、病気なのかなとか思っちゃったんですけど。
- 華原:
- ううん。
- 篠原:
- なんかちゃん素敵ですよね。ちょっといい話。篠原ともえのちょっといい話。いい話ですよね。泣かないで下さい。元気を出して下さい。
- 華原:
- いや、私は元気なんだけど。
- 篠原:
- そうなんですね。だから、もしかして篠原泣き上戸だったりするかもですよ。あと、卒業式の時も泣いちゃいました。
- 華原:
- 高校の?
- 篠原:
- 高校の。けっこう3月とか4月ですかね、卒業だから。なんか、普通にみんなと喋ってて、本当にそうなんですけど、だったんですけど、卒業の時に先生が前に出てきて、通信簿とか配るじゃないですか。あ、間違えました。卒業証書ですか。卒業証書を配るじゃないですか。で、篠原、お仕事で途中で抜け出さなくちゃいけなくて、「卒業式だけどお仕事だ」と思いながら気持を入れ直して頑張ろうっていう気持で一杯だったんですけど、最後に先生が手招きしてくれて、「ちょっと篠原、来なさい」ってみんなの前に立たされて。「こうやって改めてみんなの前に行くの、なんか懐かしいなぁ」とかって思ってドキドキしてたら、先生が頭をなでてくれて。「よしよし」ってなでてくれて。「今日は篠原はお仕事だから途中で帰んなきゃいけないから、最後に一言挨拶をしていきなさい」っておっしゃったんですね。で、「ありがとう」って言おうと思って、すごい気持を込めて言おうと思ったら、ブワーッて泣いちゃって。なんか、今まで学校とかでも「篠原うるさい!」とか、なんかすごいいじめられてたんですけど、卒業式の時ばかりはすごい優しくて。皆さんが「篠原さよなら」みたいな、素敵な笑顔でみんな篠原を見てくれて。なんかワッて優しさを感じちゃった時にダァって泣いちゃったんですよね。
- 華原:
- 歌を歌う時にね、あのね、ファンの人を目の前にして歌を歌うと、すごく優しさとかそういうものが伝わってくるのね。で、私は泣いたことがあるのね。
- 篠原:
- え!? 皆さんの前でですか? 華原さん。
- 篠原:
- わぁ!! なんか素敵ですねぇ。うわぁ、泣き上戸ですね。それで? それで?
- 華原:
- それで、それでっていうのはないんだけど、そういうことを感じて欲しい。
- 篠原:
- なるほど。優しさをバーンと受けてないてしまったりとかですか。そういう素敵な波の感情は大切ですよね。篠原もそういうのは、一つ一つ大切にしていこうかと思います。なんかそういうの教えて下さいね。
- 華原:
- え? 教えて下さいっていうか。聞きたいの、そういうの。
- 篠原:
- あ、そういうのですか。あ、もういくらでも話しますよ、今日は。夜まで。
- 華原:
- 今は夜です。
- 篠原:
- あ、じゃあ、朝まで。
- 華原:
- 朝まで。
- 篠原:
- いつでも。
- 華原:
- なんか、泣いたりとかね、するのかなと思って。
- 篠原:
- ええ。泣かなそうですか? 篠原。
- 華原:
- うん。みんなはそう思ってると思う。
- 篠原:
- あ、なるほど。鋭い目ですね。時に朋ちゃんは鋭い目ですね。
- 華原:
- そう?
- 篠原:
- すごいですね。また新たな一面が篠原の前で繰り広げられております。感動の一瞬ですね。
- 華原:
- でも、篠原さんは朋ちゃんには本当の素顔は見せないですね。
- 篠原:
- なにを言うんですか!? 私はいつでも素っピンですよ。さらけ出しですよ。
- 華原:
- さらけ出してない。
- 篠原:
- 本当ですよ。本当ですってば。心開きですよ。
- 華原:
- 心開き?
- 篠原:
- 本当ですか? 本当に篠原そんなに泣いてそうですか? 影とかで。
- 華原:
- うーん? それは人間だから、それはあるでしょ、やっぱり。
- 篠原:
- ええ? そうですかね? 母親と電話とかして本当に泣きますけど。
- 華原:
- 彼氏はいるの?
- 篠原:
- うえぇ!! なんてこと聞くんですか!? もうすごいですねぇ。びっくりですねぇ。あ、彼氏とは男性ですか?
- 華原:
- 男性。男性は?
- 篠原:
- あ、もうすごいですね。もう鼻血がピョーンてもうドキドキでした。
- 華原:
- ごめんね。
- 篠原:
- とんでもないです。いつでも。あ、彼氏さんですか。篠原まだいらっしゃらないんですよ。
- 華原:
- いないの?
- 篠原:
- え? 今、篠原うそついてるっぽいですか?
- 華原:
- ううん。
- 篠原:
- あ、とんでもないですか。本当にいらっしゃらないんですよ。なんで篠原、動揺してるんでしょうね。いないんですってば、本当に。スキャンダルですね、フォーカス、フライデー。はい。ぜんぜんなんですよ。どうなんでしょう? なんか、すごい好きな人とかがいても、なんかすぐフラれちゃったりするんですよね。
- 華原:
- 一回、雑誌で見たことある。
- 篠原:
- え? あれですか? あれ。何で見ました?
- 華原:
- うーん? わかんないけど、「フラれた」って書いたあった。
- 篠原:
- 本当ですか? そうなんです。すぐフラれちゃうんです。なぜでしょうね。淋しいですね。
- 華原:
- うーんとね、それはね、きっとね、本当のね、淋しい時の自分とか。篠原ともえちゃんっていうのは、ファンの女の子たち、誰でも、スタッフでもみんなを楽しくさせることが一番に考えてるでしょ。
- 篠原:
- 楽しくさせたいっていう気持はいつもあります。
- 華原:
- 笑ってもらったりとか、あと、踊ってもらったりとか。
- 篠原:
- 叫んでもらったりとか。
- 華原:
- 楽しくさせることを一番に考えてるでしょ。
- 篠原:
- そういうのはありますね。
- 華原:
- はぁー。
- 篠原:
- なんですか!? そんなに思いため息つくことないじゃないですか!! そういうのはありますよ。いつも楽しくいて欲しいなっていうの。
- 華原:
- 私はね、あのね、さっきも言ったんだけど、スタッフにもファンの人にも本当の自分を見てもらいたいのね。だからね、辛い時は辛いし、淋しい時は淋しいし、機嫌が悪い時は機嫌が悪いし。そういうの全部見せてるの。そういうのって見せたくないの? 絶対に。
- 篠原:
- はい。良からぬと思うんですよね、なんか。
- 華原:
- 良からぬ?
- 篠原:
- 良くない、からぬ。
- 華原:
- ん?
- 篠原:
- 良くないことなんですよ、はい。良くないんですよね、そういうのは。
- 華原:
- 良くないの?
- 篠原:
- 篠原にとってはそういう意識が頭の中にチクチク刺さってしまってるので、スタッフの皆さんや、ファンの皆さんや、一緒にそばにいる方と一緒にいる時は篠原も楽しくいたいし、そのお方にも楽しくいて欲しいので、頑張ってるわけじゃないですけど愉快な空気をフゥーって振りまくように常に。
- 華原:
- でも、基本的にはさ、それはそうだよね。楽しく笑ったりとか、喜んでもらったりとか、それは周りの人に対しては、それは当然のことだよね。それは当然のことだけど、やっぱりふとした瞬間に「あれ?」って、「自分、ちょっと淋しいな」って思っちゃうところを見せたりとかはしない?
- 篠原:
- フッと淋しい篠原をとかですか?
- 華原:
- うん。
- 篠原:
- 流し目? え? そういうんじゃなくて普通に? そういうの周りの皆さんに見せるということですか? でも、今、朋ちゃんがおっしゃってた、すごい淋しい時は見せちゃうとか、そういうのはすごい素直になってらっしゃるじゃないですか。100パーセント自分を出してるということで、すごい素敵なことだと思います。でも多分、篠原は当分そういうのがないと思います。
- 華原:
- 当分ないっていうことは、いつかはあるっていうこと?
- 篠原:
- いつかはあるんですかね? でも、そういうのは好きな人とか、母親であったり父親であったり、すごい信頼できる人の前で初めて出すと思います。
- 華原:
- そうか。
- 篠原:
- そうですよ。最近のそういう淋しい、「アァー!」とかってなる時とか、「淋しいよぉ、辛いよぉ、切ないよぉ」っていうのは、もう自分の中に、篠原の中で解消されるものがあるんですね、多分。だから、自分の中にたまったりはしないで、その場で解決してしまう。シュワ〜、シュワ〜って。
- 華原:
- うーん、変わった人だ。
- 篠原:
- 篠原変わってますかね? とんでもないですよ。真っ当普通ですよ。
- 華原:
- あの、最近ドラマとか映画とか出演してるでしょ。そういうのは自分が出たいっていったの?
- 篠原:
- いや、お話がきていただいて。でも、こういうお世界に入って、自分が求められてるものをすごいやれるものであれば、ぜひやらせていただきたいっていうことでやらせていただきました。
- 華原:
- 感想はどうですか?
- 篠原:
- もうすごい楽しかったですよ!! 勉強になりましたよ、ドラマは大変。
- 華原:
- どんな? 私はね、ドラマとかはね、やったことないんだけど。
- 篠原:
- やりらっしゃらないんですか?
- 華原:
- やらない。
- 篠原:
- なんでですか? あんまりそういうは苦手ですか? 嫌ですか?
- 華原:
- 今は歌うことが一番大切だから。
- 篠原:
- ああ、素敵ですね。大変素敵だと思いますよ。
- 華原:
- ありがと。
- 篠原:
- これは感動的ですよ。
- 華原:
- 感想は?
- 篠原:
- 感想は、すごい自分を見つめられました。
- 華原:
- 自分を見つめられた?
- 篠原:
- はい。演技をしている自分とか、すごい真剣な顔とか、すごい怒った顔とか、すごい悲しい顔とか、最初はやっぱり篠原だから、すごい大袈裟な演技とかしか出来なかったんですよ。びっくりするのも「ウワァッ!!」ってびっくりしたりとか。悲しい時は「ウゥ」とか悲しくなったりとか、そういうのしか出来なかったんですけど、じきじきに悲しくなれる篠原も、怒れる篠原も、真剣になれる篠原も演じ切れたっていうか。いっぱい篠原の中に篠原がいるっていうのを本当に冷静に見つめられたので可能性がいっぱい広がりました。だからレコーディングの合間とか、そういう歌を作ってる間とかでも、演技はすごいやってよかったと思います。すごい大切なものになりましたよ。
- 華原:
- 良かったね。
- 篠原:
- 良かったです。すごく本当に楽しかったですよ。またぜひやりたいなって思っちゃうぐらい。でも、今はドラマとかで、もうずっとずっと歌ってなくて、スモークとかで喉が痛くなってしまったり、あんまり眠れなくなってすごい壊れていく自分がわかっていったりとか。そういう時は、本当にすごいウワァ!! って、辛いなって思っちゃいましたけど。歌を歌えないことが辛いって思いました。だから、自分の中では、すごい歌が大切なものなんだなっていうのも見つめられたし。ドラマはとてもいろんなことで大人になっていけたような気がします。
- 華原:
- 自分にとってプラスになった?
- 篠原:
- はい、すごくプラスになったと思います。朋ちゃんスマイルですね。
- 華原:
- あなたには負けます。
- 篠原:
- あ、本当ですか? そんなにポソッと言わなくても。ありがとうございます。負かしちゃいましたね。一本です。よくわかんないですね、良かった、良かった。今日は元気ですか? 今日も元気ですか?
- 華原:
- 元気です。
- 篠原:
- ああ、良かった。
- 華原:
- でもね、あの、なんかね、うーん? 本当に朋ちゃんにお話してくれるのかなぁと思って。
- 篠原:
- え? 何をですか?
- 華原:
- 本当の自分を。
- 篠原:
- え? 本当に喋りますよ、なんでも。はい、なんでもウェルカムです。クエスチョンを。え? そんな篠原、本当のこと喋らなそうですか?
- 華原:
- ううん。ぢかうの。そういうんじゃなくて、本当にすごく素直な女の子だなぁってすごく思うんだけど。ただ私は、テレビとか雑誌とかそういうのを見ててね、悲しい顔をしたことがないじゃない。
- 篠原:
- なるほど。
- 華原:
- だから、そういうのはどこで解消してるのかな? とか、そういうことを聞きたかったの。
- 篠原:
- 解消? 悲しいものはたまっていきますか?
- 華原:
- たまっていきますか?
- 篠原:
- 1に悲しいことがあって、5に悲しいことがあって、ボンボンボンボンボンッてたまっていっちゃいますか? 悲しいことは。気持の中に。
- 華原:
- たまっていっちゃう?
- 篠原:
- たまっていきますか? 篠原はたまらないんですよ。一つ一つ解消していきます。
- 華原:
- どうやって解消してくの?
- 篠原:
- もう自分の身体の中で、そういう働きかけるものが多分あるんだと思います。パンパンって悲しいものがポーンて思いのが来ても、ツンツクツーンて。パンてはね除けちゃうんですよね。多分それは、篠原が今まで楽しいことをやりすぎてしまって、それのレベルが大き過ぎて悲しいものなんて弾き飛ばしてしまうぐらいの楽しいものがあるから、多分かなしくないんだと思います。篠原は今、いっぱい幸せで、今いっぱい楽しくてっていうものが篠原を完璧に守ってくれてるんだと思います。
- 華原:
- いつか悲しくなっちゃった時は来ると思うよ。
- 篠原:
- 本当ですか? 切ないですか? そんな時は。
- 華原:
- 淋しくなっちゃうと思うんだけど、そういう時を逆に朋ちゃんは心配する。
- 篠原:
- わぁ! 心配して下さい。その時はぜひ相談に乗ってくださいね。
- 華原:
- 朋ちゃんで良ければぜんぜん。
- 篠原:
- いい関係になりましょうね。え? 私、笑いがいやらしいですか? 最近よく言われちゃうんですよ。でも、お話したりすることは、とても大切ですよね。お話し合いで解決するタイプですか?
- 華原:
- お話というよりは、心、気持。
- 篠原:
- おお! ビームですか?
- 華原:
- え? ビーム?
- 篠原:
- ピピピピッっていうテレパシー。
- 華原:
- ………朋ちゃん、わかんない。
- 篠原:
- なんですか? あ、ごめんなさいちょっと。ごめんなさいね、ちょっと。ごめんなさいね、難度でしたね。え? 高度でしたか? え? ビームですよね?
- 華原:
- 心と心の通じ合い。
- 篠原:
- ………ともちゃん、わかんない。わかんないですね。通じ合いですか? 通じ合いですね。そういうのはお話し合いとかじゃなくて? え? 見つめ合ったりするんですか?
- 華原:
- うーん? お話ししててもさ、やっぱりさ、なんか気持でさ、わかり合えるところってあるじゃない。
- 篠原:
- わ、なんか大人の、大人ですね。
- 華原:
- 私、22だもん。
- 篠原:
- あ、なるほど。もう大人の年頃なんですね。18歳はまだまだダメなんですね。
- 華原:
- ううん、ダメじゃないの。可愛い女の子。
- 篠原:
- え? なんですか? 急に。口説かれちゃいました。ありがとうございます。褒められたりするとドキドキしませんか?
- 華原:
- ドキドキするっていうか、素直に受け取る。
- 篠原:
- あ、受け取っちゃいますか。篠原まだそういうのが出来ないんですよ。「わぁ、嬉しい」って思うんですけど、「いや、何を言うんですか、また」とか、そうやって弾き返してしまうんですよね。良からぬことなんですかね?
- 華原:
- うーん? 素直に………、あぁ、わかんない。
- 篠原:
- なんですか!? そんな悩まないで下さい。いつでも御相談に乗りますよ。ここはもう朋ちゃんの人生相談ですね。
- 華原:
- 違うの。
- 篠原:
- 違うんですか。ここはもうどんな感じですか?
- 華原:
- ここはね、音楽のお話をするところ。
- 篠原:
- あ、なるほど。さぁ、なんでも。ミュージックトークを。
- 華原:
- 家とかでどんな曲を聴いたりするの?
- 篠原:
- 家ですか? 最近はもうめっきり自分の曲なんですけど、出来上がった自分の曲を聴くんですけど。最近はなんか、最初はテクノばっかり聴いてたんですね、ズンドコ、ズンドコっていう曲を。でもなんか、まだ買ってはいないんですけど、アマチュアバンドの曲をいっぱい今度聴こうかなと思っていて。
- 華原:
- アマチュアバンド?
- 篠原:
- アマチュアバンドをやろうと。いや、やらないでする今回「まるもうけ」っていう曲を作って、しのランドPUNKっていうバンドでデビューって、違う形で作ったんですね。今までずっとテクノを聴いて、ずっとテクノを歌ってきて。でも今まで石野卓球さんていうプロデューサーの方がついてたんですけど、今回いなくなったっていうか、あの、いなくなったっていう言い方悪いですね。石野さん、元気ですか? あの、ちょっと遠くの島へ行ってしまったんですね。
- 華原:
- ………朋ちゃん、わかんない。
- 篠原:
- あの、篠原が今度プロデュースすることになったんですよ、曲を、一変して。だから、いっぱい自分の中でアイデアをもってなきゃいけないんですね。だから、アマチュアバンドとかそういう人たちの精神的なものをいっぱい吸収しようと思って、いろんな音楽を聴くようにしてるんですけど。最近は本当に自分の曲が出来て、その嬉しさで自分の曲ばっかり聴いてるんですけど、なんかプロデュースって…………、あ、携帯鳴ってますよ。大丈夫ですか?
- 華原:
- ダメですよ、本番中に携帯電話は。
- 篠原:
- あの、で、今回プロデュースというものをやってみて。
- 華原:
- 基本的にプロデュースするの好きだよね。洋服でも音楽でも、なんかよくわかんない。
- 篠原:
- え? なんで? なんで? 自分は今までずっとプロデュースしてきたんですよ。プロデュースって言っていいものかわからないんですけど。したいものを今まで本当に自分に素直にやりたいものを表現してくる感じでオモチャとかを着けたりとかしていたんですね。でも、音楽とかをプロデュースするのは本当に初めてで。石野さんとかにずっと今までは頼ってて、「コーラスはこうやって入れるんだよ」とか「こういうとこでこうやって叫んでみて」っていうのは、本当に忠実にやってきたんですね。だから、今回「自分でバンドをプロデュースするんだよ」バーン!! てそういうものが自分の上にのしかかってきて、すごい頑張っちゃいましたよ。そういうプロデュースっていうのも、でも肩書きでぜんぜん何もやらないのかな? なんて思ってたんですけど、コーラスとかを入れるのにしても、ディレクターの人とかスタッフの皆さんが「さあ、コーラスどうやって入れる?」とか、サラリと言われて。「え? あ、どうしよう?」とか、バーンと行き詰まっちゃったりとか。でも、それなりにアイデアはいつもものを作るにあたって持っているので、そういうのをすごい活かしてもらって。なんか今回プロデューサーっていうものをやってみて、思ったより貢献できたっていうか、自分の作る作品。アーティスト写真あるじゃないですか。自分を見せる写真。そのバンドの皆さんがいらっしゃるんですけど、そのバンドの皆さんの服とかアクセサリーとか、そういうものを今度、全部篠原がやらせていただいたんです。でも、既成服とかじゃ嫌じゃないですか。今まであった服をそのまま着せるんじゃあ、篠原のアイデアがいきないじゃないですか。だから、この前なんとロンドンに行ってきて。ロンドン。南はロンドン。南ですか? あの、島はロンドン。ロンドンに行って来てですね、なんと服を3日間5泊? え? 3日5泊? なんて言うんですか? そういうの。3泊5日のロンドンの旅に行ってきて。なんと服を買ってきたんですよ、今回のしのランドPUNKの。パンクと言えばロンドンじゃないですか、何となく。
- 華原:
- そうなの?
- 篠原:
- そんな気がするんですよ。で、ロンドンに行ってきて、バァーッて洋服を1日中本当に見て回って。古着を見て「これはこれに合うかな?」っていって、バァーッてお洋服を買ってきて。それを日本にそのまま持っていって、バンドの皆さんに着せて。で、「ここは違う」と思ったら切っちゃったりとか。「ここは違う」って思ったら染めちゃったりとか。そうやってバァーッてバンドの皆さんを彩らせていただいて。なんか、そういうファッション的なプロデュースも音的なプロデュースも、いわゆるトータルプロデュース的なものを初めてやらせてもらったんですよ。恐ろしいですよね。
- 華原:
- ちょっとね。
- 篠原:
- ちょっと恐ろしいですか? でも、すごい本当に集中してやらせていただきました。すごい一回ハマっちゃうと、抜けられないタイプなんですよ。なので服とかもちょっとでも「あ、ここは違う」って思ったら、すごい集中して袖とか色を塗ったりとか、そういうのもいっぱい時間をかけてやっちゃいましたね、ついつい。
- 華原:
- そういうのがすごく楽しいんだ。
- 篠原:
- 楽しいです。そう、一人の日とにしろ、バンドのメンバーにしろ、どんどんどんどんその人が変わって行くんですよ。最初は「ああ、ちょっと変わって大丈夫かな?」とか不安もあるんですけど、だんだん篠原が手を付け加えたりとか意見を言うことによって、その人がどんどんどんどんカッコよくなったり、素敵になったり、しのランドPUNKに近付いていったりするんですね。そういうのが本当に手に取るように、本当、眺めているだけでわかってくると、すごい自分に自信が付いてくるんですね。そういうのがまた自分にプラスになっていて。だから、今度また2弾3弾て出すと思いますが、そういうのもまとめて篠原でやらせてまたいただけたらなと思って。すごいその分、今回、詞も書いたりとかもやらせていただいたんですけど、本当、すごいいっぱい悩んじゃったりしたんですね。本当に、本当に。「うわぁ! もう書けない!!」ってぜんぜん本当に。ちゃんといいのが書けなくて、スタッフの人に「これはどうかな?」って言われたりとか。そういうのでどんどんどんどん「うわぁ、篠原ダメなのかな?」とか落ち込んじゃうんですけど、なんかどんどんそれが形になっていくごとに、なんかどんどん本当に自信が付いていって。だから、本当は今は悩まずにどんどんどんどん自分の思ったことを意見にして、行動にしてやるようにしてるんですよ。
- 華原:
- 前向きだ。
- 篠原:
- 前向きですか? 前向き根性ですね。朋ちゃんは前向きですか?
- 華原:
- 私? 前向き。
- 篠原:
- 前向きですね。前向きですよ。前向きは大切ですね。
- 華原:
- 前向きな気持は持とうね。
- 篠原:
- はい、持ちましをょうね、一緒に。
- 華原:
- 一緒に。
- 篠原:
- 一緒にぜひ。
- 華原:
- 今後もずっとそういうふうに自分を自分で前向きに5年後も10年後もシノラーでいるの?
- 篠原:
- 5年後とか10年後とかは、まだぜんぜん何にも考えてないんですよ。でも、歌手として今は篠原が一番やらなきゃいけないことは、歌手としていろんな人に認知されたりとか、篠原の曲をいっぱいいろんな人に聴いてもらえることが、今いちばん篠原にとっていろんな人に伝えたいことなんですね。だからもう一人前の歌手として認められるのは、まだ5年先か10年先かわからないので、そういうのを一通りやり終わった後に、自分の大好きなデザインの職業とかいうものを確実に成し遂げていきたいと思います。歌手っていうのがワァーッ!! って十分になったら、篠原、ロンドンに行ってすごい刺激を受けたんですね。すごい自由な人で、すごい素敵な人たちがいて。ロンドンとかにも行って、なんかすごいファッションのお仕事とかもやろうかなって思っちゃいました。それぐらいロンドンは大きな影響を受けてしまいました。
- 華原:
- これからもどんどんいろんな国に行って、刺激を受けたほうが楽しいかな。
- 篠原:
- ぜひアメリカンやインドや。
- 華原:
- ………アメリカンやインド?
- 篠原:
- アメリカンて言いますよね。アメリケン? え? アメリカに行きましょう、一緒に。
- 華原:
- 一緒に?
- 篠原:
- あ、嫌ですか?
- 華原:
- ううん。
- 篠原:
- あ、じゃあ一緒に。ヨーロッパやいろんなところに旅立ちましょう。
- 華原:
- 旅立ちます?
- 篠原:
- はい。ロンドンはお行きにならないんですか?
- 華原:
- ロンドンは行ったことはない。
- 篠原:
- もう超お薦めですよ。超素敵でしたよ、ロンドン。すごい楽しい街でした。
- 華原:
- 音楽、なんかコンサートとか見に行ったりとかした?
- 篠原:
- じつは、クラブというものに初めて行きましたよ。日本じゃあ18歳だから、二十歳までは行っちゃいけないじゃないですか。
- 華原:
- うん。
- 篠原:
- 行っちゃいけないんですよ、おそらく。いけないんだよ。いけないんですよ。なので向こうで夜にクラブに行ったんですよ、ワァーッとか。そしたらなんか、最初はテクノがかかってるのかなと思って行ってみたんですけど、なんかラテンがかかってて。
- 華原:
- ラテン?
- 篠原:
- ラテンがかかってたんですよ。
- 華原:
- ラテン? ラテンて露店?
- 篠原:
- ラテン。♪ツンタカ、ツンタカ〜とか。ラテン。サバサバしてる感じ。やしの実みたいな感じ。波乗りな感じわかりますか?
- 華原:
- うん。わぁ、通じましたね、きっと。
- 華原:
- はい。
- 篠原:
- ラテンがかかっていて、♪ツンタカ、ツンタカ〜いっていて。で、なんかみんな真剣に踊ったりとかしてるんですね。腰とかクネクネしちゃってて。そういうところでは、ラテンはまだこれから篠原携わっていこうかなって思ったんですけど、ちょっと早いなと思って、とりあえず抜けて。違うところのクラブのほうに行ったら、なんかロックがかかってて。なんかクラブっていうか、ライヴをやっていたんですね。すごいちっちゃなステージで、本当、お客さんは数人しか来てなかったんですけど、なんか本当、どうにかなっちゃってるみたいに踊ってるんですね。そのワァーッて演奏してる人の前で。なんか、そういう気持いい人たちがバンドを一生懸命してて。で、篠原なんか本当に初めて会う人で、国も違うにのパーッて走ってきて、なんか腕をつかまれて「俺たちの音楽で楽しんでるかい?」っていわれたんですよ。で、なんか篠原その時はどうしていいんだかわかんなくて、ただただ見てたんですね。そしたら「もっと踊りなよ。俺たちの音楽でもっと楽しんでくれよ」っていわれて。
- 華原:
- 英語わかるの?
- 篠原:
- ぜんぜんわかりません。訳してもらって。多分そんなことをいってたんですよ。「ヘイヘイ」って。「ヘイ、レッツウィン」とか、わかんないですけど、そんなこと言ってて。なんかその通訳の人がいて、三角関係の関係で通じてもらったんですね。そしたらもう、そう言って堂々と知らない人で国とかも違うのに、堂々と「俺たちの音楽にはすごい自信があるんだよ」っていう眼差しでワァッ!! とか来た時に、すごいショックを受けて。
- 華原:
- ショックを受けたのね。
- 篠原:
- ショックっていうか衝撃ですね。
- 華原:
- うん、わかる。
- 篠原:
- バンッてきて、「本当にこれぐらい自分の歌に自信を持ってなきゃ音楽は楽しめないんだな」って思って。そこのクラブにいて、ショボンとか考えちゃいましたね。
- 華原:
- 考えた? 刺激を受けた?
- 篠原:
- 刺激を受けました。ロンドンぜひ行って下さい。街並も素敵でした。
- 華原:
- じゃあ、これからも篠原ともえは頑張って前向きに明るく素直なともちゃんで。
- 篠原:
- ともちゃん。そうです。ともちゃんですよ。
- 華原:
- ともちゃんでしょ。
- 篠原:
- はい、お揃いです。なんですか? 朋ちゃんは前向きで、同じともちゃんとして。
- 華原:
- 前向きで頑張って下さい。
- 篠原:
- はい、こちらこそ。
- 華原:
- ね。音楽、楽しみにしていますよ。
- 篠原:
- はい、期待していて下さいね、これからの篠原に。
- 華原:
- みんな期待してると思う。
- 篠原:
- わぁ、すごいですね。それを真っ当に受けて。
- 華原:
- だって、みんなだってさ、真似するんだもん。シノラーってさ。
- 篠原:
- シノラーですよ。
- 華原:
- シノラーってだって、私、見たことあるもん。
- 篠原:
- どうでした? どうでした? そういう方々は。
- 華原:
- 「あ、シノラーだ」って思って。
- 篠原:
- 本当ですか? 真似しようかなって。
- 華原:
- 帽子貸して。
- 篠原:
- 帽子ですか? これ、とれないんですよ、なかなか。ぜひ今度はじゃあ、篠原あげましょうか? そしたらシノラーになってくれますか?
- 華原:
- 私はカハラー。
- 篠原:
- あ、なるほど。なるほど、カハラーとシノラーですね。じゃあ、それを平等に流行らせていきましょうね。
- 華原:
- うん、そうだね。お互い頑張って。
- 篠原:
- こちらこそ。いいですね、カハラーとシノラーですね。
- 華原:
- カハラーとシノラー。握手して。
- 篠原:
- はい、とんでもないです。あ、今、劇的瞬間。劇的瞬間。はい、ありがとうございます。
- 華原:
- ありがとうございました。
- 篠原:
- こちらこそ。篠原ともえでした。
- 華原:
- 私に締めさせてよ!!
- 篠原:
- ごめんなさい、ごめんなさい。はい、いつでも。
- 華原:
- 今夜のゲストは篠原ともえさんでした。
- 篠原:
- はーい!! 篠原でしたぁー!! また呼んで下さい。
- 華原:
- ありがとうございました。