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NON-EDIT TALK : 吉川ひなの*華原朋美

華原:
こんばんは、華原朋美です。今日は9月の10日ですね。学生の方とかは、学園祭とかいろい忙しいシーズンだと思いますけども、頑張って下さい。ということで、今日のゲストは吉川ひなのさんです。こんばんは。

吉川:
こんばんは。

華原:
すごい可愛い。ね、可愛いですね。大きいよね、すごく。

吉川:
うん、すごい超分厚い靴はいてるんです。

華原:
そんなことないですよ。だって身長168cm?

吉川:
そうです。

華原:
で、顔がこんなにちっちゃいですよ。テレビだとね、少し大きく見えるとかいいますけど。でも、こうやって身近に見ると、本当にちっちゃい。

吉川:
そんなことないですよ。

華原:
でも、すごいなんかあれだね、外国人みたい。

吉川:
本当ですか?

華原:
うん。お父さんとかお母さんとか、なんか日本人ですか?

吉川:
日本人です、普通の。

華原:
趣味が笑うこと? 

吉川:
そう。どうして知ってるんですか? 

華原:
今日は、会えるからね。いろいろ見てきたの。

吉川:
そう、だって、趣味が無趣味だから、とりあえず笑うこととか何かなきゃいけないなと思って、いいやって思って笑うことにしちゃった。恥ずかしいなぁ。

華原:
でも、あれだよね、女の子で笑うことっていうのは大切だよね。

吉川:
大切ですよね。でも、泣くのも良くないですか?

華原:
泣くの? 

吉川:
泣くのが超好きなんです。ドン底まで行くのが。

華原:
ドン底まで行って泣いて、「それでも私は頑張って上がるのよ!!」っていうのが好き? 

吉川:
ううん、思わないで、もう「ああ、このまま終わるわ」って思うんだけど、知らないうとに上がるのが好きなんです。知らないうちに上がってるの。

華原:
知らないうちに上がってるのが好き?

吉川:
よくわかんないけど。

華原:
今日は音楽番組で、「TK MUSIC CLAMP」で、CDのお話しをしたいんだけど。なんと、プロデューサーが藤井フミヤさんで。

吉川:
はい、そうなんです。

華原:
すごいですね。

吉川:
そうですか? いやぁ。歌手とか言われるんです、最近。いやぁ、もう、恥ずかしいですよね。

華原:
恥ずかしくない。

吉川:
そうですか? 自分の歌がカラオケボックスで歌えるんで感激です。

華原:
それ、朋ちゃんも一番はじめ、デビュー当時とか、自分の歌がカラオケに入ってたらすごい嬉しかった。

吉川:
やっぱり歌いましたか? 

華原:
歌いました。

吉川:
あ、やっぱりそうですよね。

華原:
うん。

吉川:
絶対に最初に歌いますよね。

華原:
うん。

吉川:
ああ、良かった。

華原:
カラオケとか行って、一番はじめにやっぱり自分の歌を。

吉川:
ひなの、もう自分の歌しか歌わないです。

華原:
ああ、じゃあ、そういうところは同じだ。

吉川:
あ、本当ですか!?

華原:
自分の歌も絶対に必ず歌うけど。でも朋ちゃんは中山美穂さんがすごく好きでね、その中山美穂さんの歌もすごい歌ったりするんだけど、自分の歌も必ず歌う。

吉川:
本当? いいなぁ。一緒に行くみんなも歌ってくれるから、何回も同じ歌で。たまにすごい恥ずかしいんだけど。で、ジュースとか頼むと、カラオケボックスのお兄さんとかが来て、「本物だ」とか言われるの。

華原:
でも、それはすごく嬉しい? 

吉川:
うん。自分でもびっくりしちゃう。「本物だ!」とか思っちゃう、自分で。え? 思いませんか? 自分で歌って、「あ、本物だ! CDと同じ」って。

華原:
うん、思う。

吉川:
どうしよう、ひなの。

華原:
何を歌ったりするんですか? 

吉川:
「アンパンマンのマーチ」とか、あと「クレヨンしんちゃん」とか。

華原:
私は「人間っていいな」っていう歌が好きで。

吉川:
知ってますよ! 

華原:
♪人間っていいな〜って。

吉川:
オシリが出てくるんですよね。知ってますよ。「日本昔話」のなかの。

華原:
そうそう、そうそう。

吉川:
ああいうのもすごい好きです!! いい曲です。あれ入ってますか?

華原:
うん、カラオケ入ってる。そういうので。突然ね、だからなんかカラオケとか行って、し分の歌とか♪I'm proud〜とか歌って、いきなり♪人間っていいな〜とかいって歌いだすと、みんなに「どうしたの?」とか言われるんだけど。でもね、まだ年は17歳? 

吉川:
はい。

華原:
ぜんぜんね、若いですね。

吉川:
そうですか? 12月に18になります。

華原:
12月の21日。12、21って反対にしたら。

吉川:
そうなんです!! ワァー!! 嬉しい!! 

華原:
なんかね、覚えやすいんですよ。

吉川:
よく12月12日とか間違われちゃうんですけどね。

華原:
12、21。

吉川:
そうなんですよ。

華原:
反対にしたら同じ。

吉川:
そうなんです。それが売りなんですよ。で、いつもそういうふうに言うのに、みんな忘れちゃうの。

華原:
みんな忘れちゃうの? じゃあ、朋ちゃん覚えてる。12、21。

吉川:
嬉しい!! 嬉しい!! どうしよう!? なんて、すいません。もう17の夏も終わりました。

華原:
夏休みはどんな?

吉川:
毎日、夏休みなんて無いんだもん。もう嫌だ。

華原:
イベントとか? 

吉川:
そうです。あと映画の舞台挨拶で全国22箇所も回ったの。

華原:
22箇所。忙しい。

吉川:
で、ひなのは17の夏だから、お友達と下らないことで笑ったり、海に毎日通い詰めたり、プリクラやったり、なんかみんなで朝まで話しちゃったりとかしたかったです。

華原:
でも、それはできなかったから、もうしょうがない。

吉川:
18歳の夏はどうでしたか? 

華原:
私、18の時は……。

吉川:
17とどっちのほうが楽しかったですか? 

華原:
だいぶ昔の話だからわかんないんだけどね、私は8月の17で23歳になったのね。だから、すごい年が離れてるけど。

吉川:
おめでとうございます。

華原:
ありがとう。17歳の時は、勉強が出来なくて、いつも夏休みじゃなくて、「学校にいつもきなさい」って言われて、夏休みはなかった。

吉川:
あ、やっぱり17の夏休みはいらないってことですね。

華原:
うん。

吉川:
なんか、同意を求められる性格で。自分は自分って。

華原:
自分は自分。

吉川:
自分は自分って言いながら、人が同じだとすごいホッとする。

華原:
なんか、気が合う、すごい。

吉川:
ええぇ!! 本当ですか!? 嬉しいなぁ! 嬉しいなぁ!! 

華原:
嬉しいね。

吉川:
嬉しいです。

華原:
あの、芸能界に入ったきっかけとか、そういうのはモデルさんから始まったのね。

吉川:
そうなんです。スカウトされちゃって、それで。

華原:
スカウトされちゃってっていいね。

吉川:
当時はちょっと自慢してました。なんて。そして、なんか知らないうちにお芝居とかもするようになって、歌が出てたんです。どうしよう? とか思っちゃう。

華原:
13歳からモデルを始めて。 

吉川:
13歳からです。

華原:
私ね、このあいだね、丸井かどっかに行った時に、ひなのちゃんがいろんなモデルやってるじゃない。で、なんかひなのちゃんがたってる看板みたいの見て「あ、ああ」って思った。

吉川:
そうですか。いやぁ。

華原:
「こんなのあるんだ」って思って、ずっと見てたらお店の人とかに気付かれて走って逃げた。

吉川:
やっぱり大変ですか? お買い物とか。

華原:
お買い物? お買い物とか、なんか私はあんまりサングラスとかしたりとかして外に出てお買い物するのは好きじゃないのね。そのままストンって行って、欲しいもの買って。このういだ丸井に行った時も、ドラえもんの目覚まし時計買ったりとかして。ごめんね、なんか。お買い物とかする? 

吉川:
します。すごい好き。

華原:
すごい好き?

吉川:
すごい好き。

華原:
どんなものが好き? 

吉川:
お洋服とか好き。

華原:
お洋服、メーカーとかなんか、そういうのこだわったりとかは? 

吉川:
安いお洋服しか買えない。

華原:
なんで? 

吉川:
なんかあんまり貧乏なの。

華原:
そんなこと言わないでね。

吉川:
はい、気を付けます。

華原:
なんか私が怒ってる人みたいで、いじわるしてる人みたいになっちゃうから、そいうのはやめとこう。

吉川:
なしですよ。違うんですよ。だって高いんだもん、洋服って。

華原:
洋服は高いよね。

吉川:
なんであんなに高いかわかんないぐらい高いですよね。

華原:
うん。

吉川:
びっくりしちゃう。

華原:
じゃあ、話しを変えて、話しを置いといて。CDを出して、タイトルとか「うちぎちゃんSay Good Bye」。

吉川:
はい。

華原:
可愛いですよね。

吉川:
そうですか。

華原:
あの、どういう意味で? 作詞とかもしてるじゃない。

吉川:
作詞しました。

華原:
なんか、絶対に恋の歌しか歌わないとか? 

吉川:
そう。なんか歌うんだったら、ずっとそういうラブソングみたいな歌がいいな。

華原:
そういうのを夢見てるっていうか、そういう感じ? 

吉川:
うん。

華原:
作詞:HINANOって書いてあったからね、「ああ、詞も書ける女の子なんだ」って思って。でも、私、詞とか難しくて書けないのね。どうやったらそんなにスラスラ書けたりとかするのかな? って思うじゃない。多分きっと、このテレビを見てる人たちも、「え? 17歳の女の子で吉川ひなのちゃんが作詞してるなんて、え?」って思うと思うのね。そういうところは、すごくなんかしっかりしてるっていうか。

吉川:
そうですか?

華原:
しっかりしてるっていうか、音楽にすごく興味があるのかな? とか思ったりしたんだけど。まあ、音楽に興味がないと、歌なんか歌いたくないよね。それはもちろんのことなんだけど。

吉川:
ひなの、すごく歌がヘタっぴなんだけど、歌を歌うのがすごい楽しくて大好きで。で、なんか思ってる、自分が考えてることを歌ったら、もっと楽しいなぁとか思って。もともと文とか書くのがすごい好きで、よく書いてたんですけど。なんかすごい楽しい。だから、もしまた次も歌を出せるんだったら、作詞したいなとか思ったり。

華原:
これからも、今、何枚でしたっけ? 

吉川:
2枚。

華原:
2枚シングル出してて、3枚出して、4枚出して、5枚出して、アルバム出してとか、もう自分の頭のなかでは? 私、わからないのね、どうしてもね、なんか考えてることが。だから、すごいお話ししたいなって思うんだけども。その歌を歌うこと、詞を書いたりとか、曲をフミヤさんからいただいて、それで歌ったりすることすごいなと思うんだけど、でも、この先どうなっていくのかな? ってすごい。

吉川:
ひなの今、100こぐらい考えがあって。

華原:
100こ? 

吉川:
自分でもだから、「毎日ひなの嘘ついてんのかな」とか思っちゃうぐらい、毎日考え方とか変わったり。1このものに対しても100こぐらい考え方があるから、どれが本当だかわかんなくなっちゃってすごい悩んだりして。だから将来も、これから先も、「こうなりたいな」っていうのが100こぐらいあったりして「ひなの、どうなっちゃうんだろう?」って思うけど。

華原:
それはすごい自分でもよくわからないところ? 

吉川:
わからないんです。

華原:
でも、そこが見てる人たちは魅力を感じたりとかするのかな? って思うんだけども。藤井フミヤさんとかってね、歌とかすごいウマいじゃない、あの人って。だから、どんな人なのかな? って思うんだけど。すごく近い存在にあるじゃない。どういう人? 藤井フミヤさんっていう人は。

吉川:
なんか、テレビで見るまんまの人。

華原:
テレビで見るまんまの人? 

吉川:
で、えぇと、先生とかパパとかみたいな感じ。

華原:
先生? パパ? 年がすごく離れてるのかな? 

吉川:
だから、「ひな、ちゃんと食べてるか?」とか「ひな、ちゃんと仕事してるか?」とか。あとは何だろう? なんかそういうことばっかり言われる。

華原:
すごく優しくしてくれる人なんだ。

吉川:
うん。あんまりでも、そんなに相手にしてくれない。

華原:
忙しいからだよね、きっとね。あとは、歌も歌うし、ドラマとか、映画もやりました。あと、モデルもやりました。

吉川:
ドラマも昔にやってました。

華原:
ドラマも昔やっての? どれが自分にすごく合ってるかな? って思う? 

吉川:
ひなの自分のこと話すのがすごく苦手なんですよ。

華原:
私もそうだ。

吉川:
本当ですか? もう本当になんか苦手で。しかも考え方がいっぱいすぐ変わるから、昨日と違うからテレビで見たりすると、後で見たりすると、「嘘ついてる」とか自分で思っちゃう。「今、こんなふうに思ってない、ひなの」とかなっちゃうから、すごく苦手で。だから、ひなのの考えを出さなくても出来るのは、女優のお仕事と歌のお仕事だから。あと、モデルの、ファッションのお仕事は好きかなって。でも、お芝居は大変だから。待ち時間もすごい長いし、眠いし。

華原:
やっぱり朝までかかったりとかするんでしょ? 

吉川:
で、だから、そうだ、歌のお仕事とモデルさんのお仕事がいい。楽しい。

華原:
でも、17歳の夏はちょっとっていう感じ? 

吉川:
もう18の夏に賭けます。

華原:
18の夏に賭ける? きっと今よりもっと忙しくなってるかもしれない。

吉川:
うそ? 

華原:
多分、っていうか絶対。

吉川:
うそぉー!?

華原:
もっともっとね、なんかもっともっといろんな人が知るようになると思う、これから。私なんかそういう気がする、絶対。

吉川:
どうしよう? 

華原:
でも、やっぱり普通の17歳18歳、高校3年生?

吉川:
はい。

華原:
学校に行くことよりもこういう仕事選んだっていうのは、やっぱり大きな決断だったりするじゃない。なんかやっぱり普通の女の子は、17歳だったらルーズソックスはいて、なんかスカート短くして、色黒くしてとか、そういうふうな感じじゃない。だけども、こういう世界を選んだっていうのはやっぱり大変なこと? すごくやっぱり自分自身で悩んだりとか? 

吉川:
悩む前になっちゃった。

華原:
そうだよね。13歳からこういうお仕事して。

吉川:
何にもわかんないうちに、もうなってたから。すごいもし憧れて、すごいやりたくてなったんだったら、「なんか17の夏はずっと仕事だった」とか思えるのかもしれないんだけど、知らないうちになってて、やらなきゃいけないし。最初はっていうか、楽しい時もたくさんあるし、たまに辛いけど。

華原:
たまに辛い? やっぱり辛い? 

吉川:
うん。お友達がほとんどこういうお仕事してない普通の子だから、すごい憧れちゃう。普通にひなのもぜんぜん普通に歩くんだけど、でもやっぱりいろいろ言われたりとかするし。普通にプリクラも撮りたいけど、いろいろ言われるし。

華原:
だって可愛いもん。だってやっぱりそういう才能があるからこういうお仕事してるわけだからね、きっとね。私もよく言われて「はい」ってよく聞くじゃない、そういうふうに。もしタレントとかそういう、こういう世界に入ってなかったら何になりたかった? 

吉川:
ルーズソックスはいて、スカート短くして、色黒くして、それでひまわりとかって付けて。「ピッチ」とか言って、みんなと「今日、プリクラ撮り行こうか」とか。あと、「海行く?」とか。「もう、チョー顔黒!」とか言いたい。すごい憧れちゃう。すごい楽しそうなんだもん。

華原:
だけど、逆そういう女の子たちがひなのちゃんを見てて憧れてると思うよ、きっと。

吉川:
そうかな?

華原:
だからやっぱり普通じゃないっていったら、べつに悪い意味じゃなくてね、普通じゃなくて才能があるからこそこういうお仕事が出来て、だからそういうふうになってるしって思わない? 

吉川:
うん、ちょっとだけ。

華原:
あとは、趣味は笑うことで、他には何にもなくて? 

吉川:
趣味? 

華原:
うん。

吉川:
よく「作りなさい」って言われるんだけど。何だろう? 趣味。

華原:
とにかくもうニコニコニコニコしてるのが好きで? 

吉川:
うん。なんか、自分の感情の波とか考えてること。「今日は落ちてていいな」とか「今日は意味もなく明るい」とか、なんか自分のこと考えてるのが趣味。

華原:
自分のこと考えるのが趣味? でも、それはすごくいいことだと思うような気がする。自分のことをよく考えて、それでこういうお仕事もこなせてっていうのは、すごくいいことだよね。きっとみんな憧れてる。だって、すごい17歳でこんなにスタイルが良くてね、こんなに顔がちっちゃくて、こんなに目が大きくて、もう本当なんか理想通りっていうか。なんかやっぱり朋ちゃんでも憧れる。

吉川:
嘘ですよぉ。

華原:
いや、っていうか、だって無い物ねだりじゃん、だって。例えば足が本当に長くて、で、顔がちっちゃくて。朋ちゃんなんか、べつにそんな足が長いっていうわけじゃないからさ。やっぱり無い物は無いから欲しいって思うし。だからみんな、きっと憧れとかそういう気持ちを持ったりするんだと思う。

吉川:
そうかな? どうしよう? 

華原:
面白い声してますね。

吉川:
声? もう、声が良くなったですよ。

華原:
良くなった? 

吉川:
もっと寝起きとかだとすごい。

華原:
寝起き、声が悪い? 

吉川:
なんか自分でもなに喋ってんだかわかんないぐらい舌足らずになる。

華原:
でも、なんか面白い声してる。

吉川:
そうですか? 電話で「もしもし」の「も」だけで「あ、ひな?」とかわかっちゃう。「も」とか言ってないのにな。でも、最近好きになった。

華原:
自分を好きになった? 

吉川:
自分を好きって言えるようになった。だから、ちょっとそれも。なんかもう「自分を好き!」って言い切れば、なんかよく見えるかなと思って。ちょっと自信がなくても「ひなはこれが好き」とか「ひなは自分が好きだし」とか言えるようになった。もう言っちゃえばこっちのもん、みたいなふうに思った。っていうか、声、高い声出る人ってすごいですよね。

華原:
声が高い? 

吉川:
ひなもCD持ってる。

華原:
ありがとう。

吉川:
ありがとうございます。

華原:
声はでも、今17歳じゃない。17歳の時の朋ちゃんは、きっとこんなに高い声は出なかったと思うし。

吉川:
本当!? 

華原:
うん。

吉川:
え? 本当にですか? ひなのもぜんぜん高い声がでないの。

華原:
出ないなんて思ってると本当に出なくて。なんかステージとかで立って歌ったこととかあるでしょ? そういう時でさ、なんか「あ、ここ、次のところすごい高いところだ」って思って、そういう気持ちを持って歌っちゃうと、「出ない。どうしよう?」とか思って歌っちゃうと絶対出ないのね。その通りになっちゃうの。だから、絶対に自分で負けないように、そういうところを。

吉川:
「ぜんぜん平気」とか思うの? 

華原:
「もう絶対に大丈夫」って思って歌ったりとか。でも、すごくひなのちゃんが歌ってる歌とか曲とかは、すごく明るいけど、いいなって思う。

吉川:
本当ですか? ひなのはもっとなんか、大人っぽい歌も歌ってみたい。なんかぜんぜんサラッて聴いちゃえばそれまでの歌詞なんだけど、深く意味考えると「あ、こんな意味だったんだ」みたいな大人っぽい。

華原:
なんか大人っぽい歌も歌いたいし、いろんななんかやりたいこととかたくさん思ってると思うけど、そのなかでも「自分はこの人になりたい」とか目標としている人とか歌手とかいます? 

吉川:
ひなのがすごく憧れる人は、誰も知らないんだけど、ひなののママがすごいすごい素敵な人だなって思って。

華原:
お母さん? 

吉川:
うん。

華原:
お母さんすごく素敵な人なの? 

吉川:
すごい素敵。だから、なんかテレビに出てる人で「この人すごい素敵。カッコいいな」とか思う人はたくさんいるんだけど、でも、自分がなりたいなって思うのは、うちのママみたいになりたいなとか思うの。なんかすごい自己中なんだけど、だけど、女の人らしくて可愛い。

華原:
可愛い人。お母さんに憧れてるんだ。お母さんは何してるの? って聞いてもねぇ。

吉川:
誰も知らないんだけど。ママ、主婦なの。

華原:
お母さんとかお父さんとか兄弟とかは?

吉川:
兄弟4人。

華原:
4人兄弟? 

吉川:
お兄ちゃんと、お姉ちゃんと、ひなのと妹。

華原:
私も4人兄弟。

吉川:
本当? 

華原:
朋ちゃんも4人兄弟で、お兄ちゃん、お兄ちゃん、朋ちゃん、弟で。

吉川:
じゃあ逆だ、ひなのと。お兄ちゃん男で女の子3人で。

華原:
そうか、女の子3人に男の子一人。みんな、他の3人とかはこういうお仕事したりとかするの?

吉川:
ううん、誰もしてない。

華原:
じゃあ、もうあれだ、兄弟とかすごい自分の兄弟がこういうお仕事をしてて、すごく自慢とかしたりするんじゃないの? 

吉川:
なんかね、最近パパがするの、友達に。パパのお友達から電話がかかってきて、すごい哀しかったんだけど「あ、今、ひなのと喋ってるんだ」とかいって。「べつにそんなこといわなくていいじゃん」とか思って。で、知らない人なのに、「ひなのちゃんと電話代わりたい」とか言われちゃって。「パパ、ひなのはパパの普通の子でしょ」とか思って。「なんでそういうふうに見るの?」とか思ってすごいくやしかったから「電話代わって」とか言われたんだけど、「もう眠い。寝よう寝よう」とか言って上に行った。「もう口きかない」って思ってる。

華原:
思ってるの? 

吉川:
信じらんない。パパいけない。

華原:
パパいけない。

吉川:
いけないことした。

華原:
でも、うちのお父さんとかお母さんとか兄弟も、みんなそういうの一緒。なんかうちのお父さんもわけわかんない人と電話してて、同じ。なんか「今、一緒にいるから代わる」とか言って。でも、そういう時は応えて電話で話しして、「はいはい、はいはい」って聞くしないなって。べつにね、そういうのはなんかお父さんとかお母さんとかは、本当に自分の娘がね、すごい可愛いと思ってるからそういうところが出ちゃうんだと思うし。だからそんな「パパ、嫌い」って言われちゃうと、なんか淋しい。

吉川:
なんか普通の
(フロアで”ガチャン”という音)
……ひなのは最近ひなののことを……、忘れちゃった。

華原:
じゃあ朋ちゃんから質問ね。これから先、いろいろドラマとか映画もやってるしモデルさんもやってるし、いろいろ挑戦したいこともたくさんあると思うけど、これからの自分はどういうふうに? なんか難しいこと言うと、なんか「わかんない」って言われちゃうと困るから。これからの目標とか、「自分はこういうふうになっていくの」とか、そういうのってありますか? 

吉川:
えぇと、お仕事とかでは、とりあえず今やることを頑張ってやって。他にこれ以上やたいこととかあんまりもうなくって。だから、今やってることを精一杯頑張って。あとは暇になったら遊びを頑張る。いっぱい今まで17の夏に遊べなかった分を取り返して、お仕事頑張りつついっぱい遊ぶ。

華原:
お仕事は絶対に頑張って、でもやっぱりお仕事と遊ぶことって大切だと思うけど、でも、どっちかって言えば仕事を取るでしょ? 

吉川:
取ると思う。

華原:
それがいいと思う。きっとそれで、今17歳で来年は18歳になるけれども……、なんで私こんなにお姉さんチックになってるんだろう? ごめんね。これからなんかね、朋ちゃんも17歳、18歳、19歳、二十歳ってずっとこうしてきてるわけだから、朋ちゃんが経験したことで言えることは、なんか二十歳になったね、なんか考え方とかがいろいろ変わってきたりなんかするのね。だから、頑張って。

吉川:
はい。

華原:
まだ17歳ですごい若くて、だけどこういう世界に飛び込んで「私の17歳の夏は遊べなかった」って思ってても、でも絶対に必ずその分いいことは絶対返ってくると思うから。そういうふうに思って趣味は笑うことで、ニコニコしてて下さい。

吉川:
はい。

華原:
それではお仕事も頑張って下さい。

吉川:
頑張ります。

華原:
はい。「ペン落としてすいませんでした」ということです。

吉川:
ペンだったんですね。

華原:
どうもありがとうございました。

吉川:
ありがとうございました。

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