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- 小室:
- こんばんは、小室哲哉です。えぇと、今年最後の「TK MUSIC CLAMP」の、今日はですね、タイトルはないんですが、べつに。拡大版ていうんですか? 1時間スペシャルをお届けしたいと思います。えぇと、というわけでですね、今日はレギュラー陣の登場で、こういったメンツでは最初というか初めてですね。
- ケイコ:
- はい。初めてですね。こんばんは。
- マーク:
- 初めてですね。乾杯でもしましょうか?
- 小室:
- ええ、しましょうか。
- ケイコ:
- しましょうか。
- 小室:
- 今日はですね、あの、忘れちゃうので先にいっときますが、trfがゲストで、このあと登場したりとかしますんで、まあ、ほとんど僕のいつもいる仲間たちが登場するといった感じです。えぇ、というわけで、さすがはフランス系のMARCがですね、ウマいですね、シャンパン開けるのが。
- マーク:
- よかった、こぼれないで。
- 小室:
- 大丈夫?
- マーク:
- 大丈夫です。
- 小室:
- えぇと、じゃあ、配りながら久保さんに今年を振り返ってもらいましょう、短く。
- 久保:
- 95年ですか?
- 小室:
- はい。
- 久保:
- いや、もう、95年はもう、俺たちが振り返るべくもなく、もう小室哲哉一色の一年ですよ、これは。ええ、我々はもうそれにしがみついてきただけですから、はい。もう、誰が何と言おうと、小室哲哉ですから。流行語ですよ、小室哲哉。
- 小室:
- そうかな?
- 久保:
- いや、もう、日本中にTKの人、いっぱいいるじゃないですか、イニシャルはね。その人たちがみんな「俺もTKだよ」って。
- マーク:
- ああ、言ってますね、みんなね。
- 久保:
- もう、みんなTK。
- 小室:
- 「with t」とか?
- 久保:
- 「with t」って。もう、「小室哲哉」っていう言葉自体が、もう流行語ですから。
- 小室:
- そうですか。それでおしまいですか?
- 久保:
- っていう1年に、僕らはぶら下がってきたと。
- マーク:
- はい、ぶら下がってました。
- 小室:
- でもまあ、「TK MUSIC CLAMP」も、これはなんかもう、長年やっているような感じもありますが、今年の4月からですからね、まだ。
- 久保:
- そうですよ。まだまだ。
- 小室:
- なんか、ちょっとしか経ってないわりにはなんかね。
- マーク:
- 2回目の1時間スペシャルですから。
- 小室:
- そうです。
- マーク:
- すごいですね。その2回目の1時間スペシャルに乾杯ということで。
- 小室:
- 大丈夫? 日本語。
- 久保:
- もう酔っ払ってるんでしょ? 大丈夫?
- 小室:
- じゃあ、乾杯。えぇと、それでですね、せっかく二人もいるんで、globeも今年生まれたんで。
- マーク:
- ええ、生まれました。
- 久保:
- globeでしょ? おたくら新人?
- ケイコ:
- はい。
- マーク:
- 新人です。
- 久保:
- ヒットしたね。globeの、俺、明言したことないと思うんですけど、globeのリーダー誰なんですか? 大体。
- 小室:
- リーダーっていうか、まあ。
- 久保:
- リーダーなんですか? やっぱり。
- 小室:
- リーダーっていうか、一応、プロデューサーですね。
- 久保:
- TMネットワークの時って、ちゃんと先生リーダーっていってましたよね?
- 小室:
- いってましたね。
- 久保:
- 「TMネットワークのリーダーの小室哲哉です」って。でも、globeになって急に、大体、名乗らないし。KEIKOとMARCは名乗るのに。
- 小室:
- 「globeの」って?
- 久保:
- 先生、名乗んないですよね?
- 小室:
- そういう機会がないんですよ。
- マーク:
- でも、ちゃんとラジオの仕事とかの時は「globeの小室哲哉です」つていってますよ。
- 久保:
- あ、本当?
- 小室:
- いってます。
- 久保:
- いってます?
- 小室:
- うん。
- 久保:
- ああ、見たことないですね。
- マーク:
- いや、ラジオですもん。
- 久保:
- あ、そうか。ウマい。
- 小室:
- だんだん日本語がわかるようになって。
- マーク:
- ちょっと、いろいろ勉強させていただきました。
- 久保:
- こしゃくなこともいうようになってきたね。
- マーク:
- すいません。
- 小室:
- globeとしては一応、在籍してるんですよ。これでも、なんか、3番目の位置っていう意識はどっかにあるんだよね。
- 久保:
- globeの中でですか?
- 小室:
- 3番目に入ったっていう、なんか。
- 久保:
- ああ、ああ。でも、globeは元々この二人(MARCとKEIKO)はあったわけですか?
- 小室:
- globeはね、元々MARCがあったの、最初。一番目はMARCが決まってたの。
- 久保:
- 一番目。
- 小室:
- うん。
- マーク:
- 001ですね。
- 久保:
- 001?
- 小室:
- シリアルナンバーとしてはね。
- 久保:
- で、2がKEIKO?
- ケイコ:
- うん。
- 小室:
- そう。
- 久保:
- それで、3が先生なんですか?
- 小室:
- でも、これも本当の話し、どっかの取材とかでもね、話してると思うんだけど。
- ケイコ:
- そうですね。もうけっこう話してますね。
- 小室:
- 二人だったんですよ。
- 久保:
- globeは?
- 小室:
- 最初の予定では。それはもう、元々。
- 久保:
- それで先生が入ったと?
- 小室:
- そうです。
- 久保:
- あ、これ、MY LITTLE LOVERの方式と一緒ですか?
- 小室:
- 言うんじゃないかなと思ったよ。その話題はそろそろ、遠ざけよう遠ざけようと思ってたんだけど。
- 久保:
- でも、ライバルはMY LITTLE LOVERですよね?
- 小室:
- あの、ただ、順番が最初から、デビュー前にそれが決まったか、後に決まったかの話しだと思うんですけど。
- 久保:
- やり方が汚いですね。
- 小室:
- なんで汚いんですか?
- マーク:
- いいじゃないですかねぇ。
- 久保:
- どっちが汚いんだか。
- マーク:
- ちゃんとデビューする前に3人になってデビューしましたから。
- 久保:
- デビュー前から3人ですか。
- 小室:
- でも、一つ謝らなきゃならないのは、やっぱり、そういった諸々ゴタゴタがあってね、バタバタしてたんで、やっぱりジャケットに写真が載せられなかったですね。
- マーク:
- 載せなかったですね。
- 久保:
- 未だに、なんか、玉とかですよね? globeのジャケットって。
- 小室:
- 未だにじゃないよ。やっと顔がもう。
- 久保:
- 「サーチャーズ」のジャケットは出てるんですか?
- ケイコ:
- 出ますね。
- 小室:
- 顔、出ますね。
- 久保:
- あ、顔、出てんですか。1月1日ですよね? もうちょいで。
- マーク:
- もう元旦。
- 小室:
- やっと顔が出せるように、準備が整ったんですよ。
- 久保:
- ああ、なるほど。やっと。
- マーク:
- やっと出たってとこですか。
- 久保:
- やっとこの3人の。
- マーク:
- この感じです。
- 小室:
- これが正式なポジションです。
- マーク:
- もうちょっとズルッとして。
- 久保:
- あ、これ、正式なポジションなんですね。KEIKOが真ん中の、上手にMARC、下手に先生。
- マーク:
- 演奏する時は、小室さんと僕が替わるんです。僕が反対側になると。
- 久保:
- なるほど。
- 小室:
- これ、あの、CMとかああいうのはね、やっぱりいろんなクライアント様の希望とかもあってですね、僕が真ん中になったりとかいろいろあるけど、正式にはこうです。これが正式で。
- 久保:
- なるほど。
- 小室:
- あの、まあ、ドリカムでいったら中村君かな。
- 久保:
- あ、ポジションが。
- ケイコ:
- 髪型が。
- 小室:
- あ、中村さんはでも、あの人は音楽プロデューサーだから、僕なのかな?
- 久保:
- そうですね。
- 小室:
- わかんないですけどね、ちょっと。まあ、いいんですけど、それは。
- 久保:
- いや、でも、globeも大活躍でしたから。
- 小室:
- まだでも、今年、準備期間ですから。
- 久保:
- あ、これで準備。
- 小室:
- 準備がやっと整って、顔を出せるように1月になったっていうことで。
- 久保:
- なるほどね。
- 小室:
- 来年が本領発揮です。
- 久保:
- 来年ですか。
- 小室:
- 来年なんです。
- 久保:
- ドカンと。globeで。
- 小室:
- ライバルはtrfで頑張ります。
- 久保:
- ああ、そうですか。どっちが大事なんですか?
- 小室:
- 大切?
- 久保:
- ええ。
- 小室:
- どっちも。
- 久保:
- けっこう優柔不断ですね、そういうとこは。
- 小室:
- この後、出演するし。
- マーク:
- 一人ずつですね。
- 小室:
- これから個人面談に入りますんで。
- 久保:
- もう、今年95年、誰が一番trfの中で活躍したかを?
- マーク:
- でも、95年、本当に小室さん活躍しましたよね。
- 小室:
- あ、僕?
- マーク:
- ものすごい一年でしたよね。
- 久保:
- うん。
- 小室:
- それ、よく聞かれますね。「来年どうするんですか?」っていうのね。
- マーク:
- まあ、来年はもっと活躍。
- 小室:
- どうかね?
- マーク:
- あ、こういう話しは締まって終わってしまいますね、話しが。
- ケイコ:
- 本当だ。
- 小室:
- 終わっていいの。
- マーク:
- あ、終わっていいんですか?
- 小室:
- うん。これはオープニングですから短めにね。
- 久保:
- で、trfの個別会談。
- マーク:
- 個別会談ですよ。
- 久保:
- 金銭交渉ですね。だれがサインするのか。
- 小室:
- そういう感じなのかな? どっちかっていうとね。僕ね、エッちゃんとなに喋ろうか困ってて。エッちゃんて、あまりお喋りしてくれるようなしてくれないような。
- 久保:
- いや、してくれますよ、すごく。
- 小室:
- してくれたっけ?
- 久保:
- ええ。いや、まあちょっと、いろいろ不平不満を聞きましょうよ、trfの。
- 小室:
- globeすでにあったら困りますね、もう。
- 久保:
- globeもあるかもしんないですけど。
- マーク:
- ないですよ、ぜんぜん。
- ケイコ:
- ないです、ないです。
- 久保:
- trf、あると思いますよ、相当。
- マーク:
- 24時間、楽しいですよ、僕。
- 小室:
- もう、ポジティヴなglobeで有名ですから。
- 久保:
- 前向きなんですね。
- 小室:
- 前向きなんですよ。ありがとうございます。じゃあ、そういうわけでですね、いいですか? これからはじゃあ、trfのソロトークに入りたいと思います。じゃあ、飲んでください、がんがん。