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NON-EDIT TALK : globe * 小室哲哉

小室:
こんばんは、小室哲哉です。えぇとですね、TK MUSIC CLAMPもですね、なんと一年経ってしまったということになりまして、今回がですね、いちおう一年の締めで。この後ちょっと、来週は総集編、再来週も総集編だったりして、まあ、なんだかんだでですね、しばらくお休みっていう感じなんですが。でもまあ、一年の今日は締めという感じの日なので、今日はゲストっちゅうかですね、司会の三人になっちゃうんですけど。ホスト、ホステス三人組みなんですが。えぇ、自分のユニットでこの一年を締めてみたいと思います。globeということです。

マーク:
ですね。

ケイコ:
ですね。

小室:
はい、どうも。

マーク:
globeです。

ケイコ:
globeです。

小室:
みんなで言い合う必要はないですね。

マーク:
今日はglobeということで出てるわけですね。

ケイコ:
ええ。

小室:
まあでも、この三人になっちゃうと(マークが)本業だから。

マーク:
本業ですね。「と、言うわけでございまして」とか。

小室:
三人でいうと、やっぱりいちばん先輩だから、司会は。

マーク:
まあでも、一年経ったんですけど、僕はまだ3回か4回ぐらいしかこのTK MUSIC CLAMPに出てないじゃないですか、司会として。

小室:
そうなんだよね。

マーク:
そうですよね。

小室:
なんか出てるふうで、いつも来てるみたいだけど。

マーク:
名前は必ず出るんですけど。まあ3〜4回ぐらいです。

小室:
ケイコのほうがすごいんだよね、そう云えばもう。

ケイコ:
じつはすごいんですよ、もう。

小室:
もう何組みぐらい? 

ケイコ:
けっこうたくさんやりましたね。

マーク:
すごいいっぱいやってますよね。

ケイコ:
でも、ぜんぜん慣れないんですよ。

小室:
結局、ウルフルズとかもね、このあいだやってたけどね。

ケイコ:
ええ、やりました。

マーク:
どうですか? 喋り。

ケイコ:
ぜんぜん慣れないです。難しいですね。

マーク:
もう半年ぐらい喋ってる? 

ケイコ:
半年ぐらい喋ってます。

小室:
そうですよね。

ケイコ:
半年っていっても、こーじさんと交代ですから、そんなじゃないですけどね。歌も歌いましたし、私。

小室:
ああ、言ってたよね。何だっけ? 

ケイコ:
エンディングで。

マーク:
ああ、エンディングで歌ってましたね。

小室:
あの曲歌ったんでしょ? 

ケイコ:
はい、あの曲歌ったんです。

マーク:
もう、globe始まって歌だけじゃなく、司会の世界にも入って。

ケイコ:
いや、もう、そんな。

マーク:
雑誌とかではモデルもやって。

小室:
雑誌も出てるんだよね。

マーク:
出てますね。

小室:
僕、知らないんだけど。

ケイコ:
知らないところで出てます、はい。

マーク:
ラジオではDJもやり。

小室:
あの、二人の知らないとこで布教活動みたいなことを、コツコツと。

マーク:
一生懸命やってますよね。

ケイコ:
はい。

小室:
コツコツやってるんだよね。

ケイコ:
はい。

マーク:
それでまあ、海外とかもどんどん行ってますしね。globe始まってから。

ケイコ:
ユニットにしては、なかなか僕のせいで三人の活動がすごく少ないんだよね。

マーク:
でも、不思議なのが、三人になるとなんかずっと一緒にいたような。そんな感じで。

ケイコ:
そうですね。すごい久しぶりな感じしない、私。しないですね。

小室:
そうだね 。

マーク:
それは何なんでしょうね? 

小室:
何なんでしょうね? 

マーク:
どうしてこういう気持ちになるんでしょう? 

ケイコ:
何でなんでしょう? 

小室:
相性がいいんじゃないの? 

マーク:
相性? 

ケイコ:
うーん? 

小室:
なんとなくなんか、無理やりじゃなくても、変な形でくっ付けた三人だけど。でも、なかなかいいんじゃないですかね? 

マーク:
すごい不思議な。

小室:
すごいなんていうんですか? 成績になってるし。なんか売り上げとかね。

マーク・ケイコ:
すごいですね。

小室:
もう本当に感謝しないといけないですけど。

マーク:
いやぁ、ありがとうございます。

小室:
ありがとうございます。

マーク:
とにかくビックリですから。ガラッと生活も全て変わっちゃいましたからね。

小室:
あ、そう? 

マーク:
街とか歩くと、もうぜんぜん違いますから。

小室:
ビデオも何にも出てないのにね。

マーク:
出てないのに不思議ですよ。まあ、前、モデル時代あった時も、やっぱりファッション関係に絞られたり。音楽番組の司会やると、音楽業界に絞られたり。今回は4歳の子供から、40歳の人たちまで「ああ! ♪JOY JOY〜、♪JOY JOY〜」。

ケイコ:
あ、♪JOY JOY〜なんだ。

小室:
まずそこからくるのかな? 

マーク:
そこからきて、「あ、マーク・パンサーだ!」。

小室:
カラオケが出てるからね。まあ、何事もなくても、とりあえず目立つからね。

マーク:
目立ってますね。

小室:
向こうから歩いてきて、「自分のこと見てるんじゃないか?」ってまず思うもんね、みんな。

マーク:
僕、目が大きいから。全員見てるような。

小室:
「あ、なんか見てる人がいる」。

マーク:
べつに見てないんですけどね。

小室:
ます、そっから入ってるだけでもそれなんだけど。いろんなそういうことが影響を及ぼしてですね、まずなんていうんですか? あの、何だっけ? 一号だもんね。

マーク:
一号です。

小室:
globe一号。

マーク:
シリアルナンバー001。

小室:
一号、二号、三号だもんね。

ケイコ:
なんかパーマンみたいですね。

小室:
それで俺が三号なんだ? 

マーク:
僕、一号でーす。

ケイコ:
二号でーす。…お笑いじゃないんですから。

小室:
そうですね。でもまあ、一応、そうだから、しょうがない。役目としては。

マーク:
でも、何でもできる人たちには育て上げられてますよね。

小室:
うん。なんとかなる。「困った、モデルどうしようか?」っていう時に出てったりですね。まあ、音楽方面はいちおう全部網羅してますから。なにが足りないんだろう? でも、密かにいろんな芸は持ってるらしいし。

マーク:
持ってるらしいですよ。

小室:
らしい。

ケイコ:
ちょっと待ってください。何でそんなこと知ってるんですか? 

マーク:
え? どんな芸持ってるんですか? 

ケイコ:
誰が何を云ったんですか? 

小室:
なんか、いざっていう時はそういうのもあるかもしれない。

ケイコ:
そうですね。 

マーク:
笑いもとれるわけですか? 

小室:
笑いもとれそうな気もする。

ケイコ:
えぇ? 

マーク:
いつ頃から笑いとりはじめましょうか? 

小室:
まあ、なんかね、ステージとかやりだしたり。コンサートとかそういうのがあったりとか。まあ、パフォーマンス状況になってきたらね。テレビじゃやっぱり無理だしね。

ケイコ:
そうですね。

マーク:
けっこうだからその、まだツアーとかぜんぜんやってないんですけど、ツアーが始まったら、かなり面白いものになりそうですから。

小室:
ね。いろんなことできるよね。

ケイコ:
うん、本当に。

小室:
どの曲をアンコールにしたらいいんだろう?」みたいな。困っちゃうような状況だよね。

マーク:
今んとこやっぱり『Departures』系になるんでしょうね。

小室:
どうでしょうね? 

ケイコ:
どうなんだろう『Departures』ってなんか。

小室:
ああ、そうね。なんかピタッと終わっちゃったらなんか、ちょっと淋しいものがある。

ケイコ:
ちょっと淋しいですよね。

マーク:
『Music takes me Higher』ですかね? 

小室:
あ、えぇと、これの時点では、きっともう流れてるね、ガンガン。TDKのだから。

マーク・ケイコ:
そうですね。

小室:
ミュージック…なんだっけ? 

マーク:
『Music takes me Higher』。

小室:
タイトルそれでした? 

マーク:
いや、タイトルはべつに、わかんないんですけど。

小室:
まあ、カッコいいよね。

ケイコ:
なんか、アッという間に終わりましたね、あの撮影。

小室:
あれはね。

ケイコ:
早いんですよ、監督が。

マーク:
TDKの撮影はすごい早いですね。

小室:
なんか、JRも出てる気分になっちゃってるよ。

マーク・ケイコ:
ええ、出てる気分です。

マーク:
出てもけっこう絵になる三人かもしれないですね。

小室:
雪合戦とかですか? 

マーク:
なんか、そういう話しありましたよね。

小室:
あったよ。

ケイコ:
あ、あったんですか? 

小室:
うん。なんか始めはそういうのもあったみたいだけど。あの二人でぜんぜん僕はいいと思いますけどね。あれはあれで。

マーク:
僕やっぱり、小室さんに雪、投げられませんからね。一方的に投げられる。

小室:
両手で投げたりして。

マーク:
当たったら「アアーッ」とかやったり。

小室:
足とかも使って。そういう絵でもいいと思いますね。

ケイコ:
私がわからないようにポンッと投げます。

マーク:
でも、ケイコちゃんも東京に来て。

小室:
早、何年ですか? 

ケイコ:
早、半年ですね。

小室:
半年ですか、まだ。

ケイコ:
まだ何年じゃないですよ。でもね、すごく長く感じました。

マーク:
ああ、長く感じる? 

ケイコ:
あの、みんな「アッという間に過ぎたんじゃないですか?」とかっていうんですけど、なんかすごく長く感じたんですよ。それほどすごく内容が濃かったのかな? と。

小室:
うん。それもあるね。それもあると思うし、あとは、なんていうかやっぱり、慣れてないっていうので、環境でっていうのもあるんじゃないの? 

ケイコ:
そうですかね? すごいなんか。

小室:
そう、ぜんぜんだって、プロフェッショナルっていう意味でも半年だから。

マーク:
そうですね。

小室:
僕たちとはやっぱり、ぜんぜんその長さが違うからね。そういう時期ってあったと思うんだけどさ、マークも。なんか、一日がさ、仕事が例えば二時間とかで、なんか「これだけ?」っていう感じもする時なかった? 

マーク:
ああ、あったかもしれないですね。

小室:
ね、そういう時期あったね。他、あとなに? 結局つぶすのってさ、遊ぶかなんか仕事できないし、他の。

マーク:
そうですね。

小室:
バイトするわけにいかないから。

ケイコ:
そうですよね。

小室:
だし。

マーク:
どういうふうに間を埋めなきゃいけないのかが。

小室:
そうだよね。それで仕事につなげなきゃいけないっていうかさ、その時間も。結局なんかためになったりとか、そういうことしなきゃいけないか。もしくは影響を及ぼさないようにっていう、悪いことにならないようにしなきゃっていう、生活をある程度しっかり守らなきゃいけないし。だから、もっと逆に仕事がドッと入ってたほうが楽だったりする時もあるでしょ。

マーク:
そうですね。やっぱりアーティスト系の仕事をglobeでやるようになったじゃないですか。前にやってたモデルの仕事って、毎日、朝5時半起きの、海辺の朝日とともに写真を撮りの、帰ってくるのは夜の9時10時、疲れて寝る。それがもう、毎日埋ってたじゃないですか。それがアーティストの仕事はどんなもんなのかな? と思ってて。短期に集中していろんなプロモーションとかやって、それでちょっと「あれ?」って。全部がテレビに流れる頃に、家でそれ見てるんですよね。

小室:
やけに暇だったりすることもあるでしょ。

マーク:
面白い仕事だなと。

小室:
だから、すごく日本語的にいうと、ノリシロの部分。

マーク・ケイコ:
ノリシロ? 

小室:
うん。

ケイコ:
あ、あの糊付けるところですね。

小室:
そうです。だから、封筒で糊を付けるとこあるじゃない。あれ、いらないけど必要なものじゃん。

マーク:
あ、そうですよね。

小室:
まあ、糊が付いててあれがないと封ができない。でも、出っ張ってると「なんだ?」みたいな。あの部分。

マーク:
が、それなんですね。

小室:
必要なんだけど、一見、邪魔みたいな。あの部分がやっぱりアーティストっていうか、そういうものを作る時とか、クリエイターの人ってそこすごく大事だよね、すごくね。

マーク:
なんかTK MUSICCLAMP出ると、いつも勉強になることばっかりです、僕は。ノリシロ。

ケイコ:
ノリシロ。

小室:
けっこう知ってるかもしれない、それ、みんな。

マーク:
あ、みんな知ってるんですか? 

ケイコ:
マークが知らないだけですよ、きっと。

マーク:
まだどっか外人なんですよね。

小室:
どっか変なとこがあるんだね。

ケイコ:
でも、ノリシロって久しぶりに聞きましたけど、私。

小室:
そこの部分ですよね。あと、バンパーとか向こうでは言うのかな? 英語で言ったらバンパーの部分かな? 

マーク:
バンパー? 車の? 

小室:
うん。あれも一見いらないかな? みたいな。

マーク:
そうですよね。あれは僕、フランスじゃないですか。フランスのほうではあれがないとダメなんですよ。

小室:
そうなんだよね。

マーク:
みんなぶつけて駐車しますからね。

小室:
出る時もぶつけながら。

ケイコ:
へぇー。

マーク:
あれ。日本とかアメリカは絶対に必要ないですよね。

小室:
日本の場合は必要ないよね。飾りだよね、あれね。

マーク:
なるほど。

小室:
まあでも、そんな感じですよね。その部分がけっこう大事ですよ。

マーク:
それがけっこう楽しみなんですよね。

小室:
それはでもね、マークとかウマいと思う。その使い方とかすごい。

マーク:
ウマいですか? 使い方。

小室:
そこらへんはね、カッコいいよね。

マーク:
そうですかね? 

小室:
まあ、だんだんそれも減ってきちゃうかもしれないけどね、やっぱり。

マーク:
減るでしょうね。ツアーとか始まったり。

小室:
なにかと。アルバムはもう出来てるわけですが、この時点では。

マーク:
ええ、ええ、最高ですよ。

ケイコ:
カッコいいですよ。

小室:
アルバムとかはやっぱり大変だったりするじゃない。

マーク:
はい。

ケイコ:
そうですね。

小室:
ということは、なんだ? プロモーションをガンガンしなきゃいけない時期だな。

マーク:
もう、かなり雑誌とかは出始めてますから。

小室:
3月31日リリースだから。

マーク・ケイコ:
3月31日。

マーク:
あのジャケット見たんですけど、アルバムの。けっこうこれまた驚きましたね、僕。

小室:
驚きました? 

マーク:
「いいなぁ、これ」って。なんか王道を行ってるような、渋い、ナチュラルな自然観を。

小室:
見た? 

ケイコ:
見ました。すごいですね、なんか。

マーク:
そういうのってやっぱり、小室さんはglobe作る時、自然観っていうのは意識してたんですか? 

小室:
ナチュラルってこと? 

マーク:
ええ。

小室:
あの、まあ、そこまでは考えてなかったね。ただ、だって、もとも最初は二人にって考えてたから。

マーク:
そうですよね。

小室:
その時はかなりダンスユニットって思ってたから。それから僕、自分も入ってやろうと思ってからは、そこから変わっちゃったからね。だから、自然にとかっていうよりは、自分の好きなことも出来る場所っていう感じで。だから、そういう意味では自然体っていう。

マーク:
すごい自然体。

小室:
音楽的にやりたいことを、まあ自由にやっちゃってもいいじゃないっていうユニットだから。

マーク:
それはなんか、初めてデビューシングルの『Feel like Dance』のレコーディングの時から感じてるんですよ。レコーディングのスタジオ入った時から、すごい自然な空間が出来てて。

小室:
あの、すごくね、お陰様で自分のなんかコンセプトとかアイデアを通せる今、すごくそういうポジションにはいるんだけども、でも、それでもやっぱりお伺いをたてなきゃいけないこともある。

マーク:
そうですよね。

小室:
でも、globeは、それがいっさい無いっていうような。とりあえず、なんのそういった妨害が無いというか。だから、もう、「次、こんな曲やりたい。あんなことやりたい」っていうのを自由に出来るから。

マーク:
そういうの面白いですね。

ケイコ:
なんか、そういうの嬉しい。

マーク:
すごい嬉しい。

小室:
だから、アルバムとかメチャクチャロックっぽいのをやりたいとか、もうハードロックみたいのもやりたいっていうか。そういうのとか、すごいダンスのとか。それからちょっとアンビエントっていうか環境音楽みたいのとかって。そういうのが全部できるから。イントロはぜんぜんとんでもないの付けちゃうとか。

マーク:
できますね。

小室:
マークの喋りだけとか。なんでもできるじゃない、そういうのが。それが好きにできるから。

マーク:
僕、最近、一個、思ったんですけど、globeのメンバー三人とも、髪の毛伸ばしてるんですよね。これはなぜなんですかね? 

小室:
みんなどうなっちゃうんだろう? 一年後ぐらいはね。

マーク:
やっぱり、さっき言ったように、一年後はハードロックになる? 

小室:
フォレスト・ガンプの最後のほうみたいになっちゃうんですかね? 

ケイコ:
すごいな、それ。でも、それも楽しいです。

小室:
走ってたりとかですね。伸ばしてるの? 

ケイコ:
伸ばしてますね。

小室:
伸びたかな? 

ケイコ:
伸びましたよ、すごい。

小室:
そっか。

ケイコ:
はい。本当は、切りたいんですけどね。 小室・

マーク:
あ、そうなの? 

小室:
誰がダメだって言ってんだろう? 

ケイコ:
え? 

マーク:
みんな伸ばしてるから伸ばしてるの? 

ケイコ:
いやいや、まあ。

マーク:
僕もみんなに言われるんですよ、「すごい伸びたね」と。

小室:
マークはなんか、伸びたっていうよりも、「増えたね」って感じなんだけど。

マーク:
増えるんですかね? 

小室:
わかんないけど。そういう印象がある。

マーク:
いや、すごい短いところから出発したからじゃないですかね? 

小室:
そうだよね。

ケイコ:
出発が短かったですね。

マーク:
短かったですよ。

ケイコ:
ボウズの時ありましたよね。

小室:
ツルっパゲ状況だもんね。

マーク:
僕も早く前髪のばして。

小室:
ピッタリとしてたし。「なんだ、髪の毛そんなにあるんじゃん」て感じだよね。ずっとそういう感じだったからね。

マーク:
そうですか? 

小室:
僕は伸ばしてますね。

マーク:
伸ばしてますね。

小室:
その前髪が羨ましいんですよ。

ケイコ:
でも、前髪すごい短いですよね。

小室:
前髪がね。

マーク:
前髪、一回すごく短く切ったんですけど、三カ月後に小室さん気付きましたね。「前髪切ったね、マーク」って。

ケイコ:
三カ月? 

小室:
そう。前髪、そうね、『Departures』の歌詞じゃないですけどね。

マーク:
だから、僕も同じくらいに伸ばしたいなと思って。

小室:
あ、あれ、俺とマークの話しなの? 

ケイコ:
それを私が歌ってるんですか? 

マーク:
すごいですね。すごいとこ気付きましたね。

小室:
べつに秘話じゃないですけど、僕、両方の手で食べれるじゃない。箸とかも左。ぜんぜん左利き大丈夫ですから。

マーク:
でも、僕もいつも左利きで練習してるんですよ。左利きが上手になると、右能がどうのこうのっていうのを、どっかの本で読んで。

ケイコ:
ええ、ええ、いいますね、それね。

マーク:
それが発想するために大切だ、みたいな。

小室:
そうですね。ピアノとかはまあ、間違いなく左利きの人のほうがいいですね。っていうのはありますよ。

ケイコ:
私、絶対ダメですね、左。

小室:
まあ、なんか、ケイコとかそういう感じ。

ケイコ:
ね、そうでしょ。

小室:
「人さし指で…うーん」って感じ。

ケイコ:
やっぱりイメージはそれだ。

小室:
もう、一本カブリ。っていうか、一本槍っていう気もしますね。

マーク:
うん。そういう感じしますね。

小室:
まあ、そこがね。

マーク:
そうですね。まあ、globeもアルバムが出来て。TK MUSICCLAMPも一年が過ぎ。なんかすごいですね。小室さんもだって、一年司会をやったわけなんですけど。

小室:
そうだよね。

マーク:
すごいですよ。

小室:
なんか、リストでもあったらスゴいと思う。

マーク:
ね。どの人がどうかとか。

小室:
それだけでまあ、来週と再来週、総集編っちゅうことだから。

マーク:
二週に分けないとできないぐらい濃いものになってますよね。

小室:
なので、まあ、すごい大変だったけど、まあ、正直言って、かなりためにもなってるかな。なんか影響を受けたとかっていうことじゃなくて、うーん? まあ、自分としては面白い話しっていうか、人が何をこの瞬間に伝えたいのだろう? とか。本当は何が言いたいのか? とか。本当はこれを避けたいとか、逃れたいとか。

マーク:
そういうのがわかっちゃう? 

小室:
うーん? わからないけど、でも、それを探るっていうような。もう真剣勝負ですよね。アドリブの世界だから。

ケイコ:
でも、出る方もすごい真剣に話してましたよね。

小室:
そうだね 。そういうのは嬉しいかな。

ケイコ:
やっぱ、それ、すごいなって思ったんですけど。やっぱり先生だからだって。

小室:
うーん? まあ、なんかすごく、ここにある種の気合い入れて来てくれてるんだよね、みんな。それが嬉しいかなっていう。

マーク:
途中から、自分から出たいっていう人がどんどん増えたと思うんですけどね。

小室:
なんかそう言ってくれる人も増えたっていう話しだし。

マーク:
でもあの、小室さんて昔はあまりテレビとかに出なかったじゃないですか。

小室:
あの、もともとTMネットワークの三人の時は役割がすごいハッキリしてたから。自分は音楽を作る担当で、で、ウツがまあ、今、二人がやってるような歌、パフォーマンスとか、そういうプロモーションとかラジオとか。まあ、木根さんもそうだけど。だから、すごい分かれてたんだよね、ハッキリとね。で、自分であえて出て喋って宣伝してっていう必要もなかったしっていう。

マーク:
それが今回こうやって出たり、番組。監修やったりいろいろあるじゃないですか。どうなんですか? 

小室:
ん? 

マーク:
また新たななんかとか。

小室:
まあ、ドライに言えばニーズがあったからだと思うんだけど。誰も「いいよ、いらないよ」って言われてたら無かったと思うから。その94年95年96年とかっていう時代のニーズとして、こういうこと喋っても、それはそれで時代をなんか表現する一つかな? っていうね。まあ、そんなもんだと思ってはいるけど。なんか、ある種、百科事典作ったような感じでね。音楽図鑑じゃないけど、僕がずっと話しをして、この今の時代のミュージシャンの人たち、今、存在しているミュージシャンの人たちのなんか本を書いたっていう感じ。まとめですね。

マーク:
なるほどね。

小室:
そんな感じはする。

マーク:
そうですよね。だって、初めてテレビに出始めた頃あるじゃないですか。あの頃は僕の周りの人たちも、「一体どんなことを言う人なんだろう?」と、しういうところだったと思うんですよ。その人たちが途中から「いや、話しを聞きたい」というふうに変わってったっていうのは、面白いなと思うんですよね。「どんな話しを今日はするのかな?」みたいな。

小室:
僕、自分のVTRとかほとんど見てないのね。もう、その時で疲れきっちゃってて、とてもそれをもう一回パワーをまた出すっていうか、見ると与えられちゃうから。とってもちょっと見れないなって、見てないんだけど。だから、自分の喋ってる量が多いのか少ないのか、ゲストの人と。そのバランスとかはわからないよ、ぜんぜん。

マーク:
面白いですね。生放送風ですね。ここで喋って、後から流れるんだけど、それは自分見てないから。

小室:
そうだね 。

マーク:
喋ったまんまみんなが聞いてる。

小室:
うん。わからない。その時その時の。だからなんか、けっこう真剣勝負だよね、それはね。これも正直言って、あの、なんか相手の人が満足しないで帰った人もいるんじゃないかな? とも思ってるし。すごく「良かった」って思って帰ってった人もいると思う、それは。それはもう、今となっては誰がどれでっていうのはわからないけどね。

マーク:
その瞬間、瞬間なんですね。

小室:
うん。どう? 

ケイコ:
そうですね。私なんか、喋ることに必死で、話題を、何を次に言えばいいんだろう? とか、そんなことしか考えてなかったですね。なんか、その人のいい部分がぜんぜん探れないんで。なんか申し訳ないなっていう気持ちでいっぱいだったんですよ。すごくあの、カメラを向けられて喋ることとか、そういうすごく単純なことなんだけど、初めてのことばっかりで。それで人に何かょ聞いてっていうのはもなんかすごい。

小室:
かなり大変なことをいきなりやってると思うよ。

マーク:
そうですね、それは。僕の場合、まだ楽ですよね。見とれてるか、クラブの話しして盛り上がるか。

小室:
そうだね 。

マーク:
けっこう僕の場合、楽でしたね。

ケイコ:
だから、たくさん話してくれる人だったらいいですけど。その話題があるじゃないですか、向こうの人が話しを持ち掛けてきた時に、それで膨らませちゃうと「次、なんて言えばいいんだろう?」とか。

小室:
そうだよね。

ケイコ:
あと、音楽的にも、すごい知識が少ないんで。

小室:
聞いて、逆に教えてもらうっていう感じだよね。

ケイコ:
そうです。そんな感じでしたね。

小室:
そうそう、そう。話し聞いてて、「うんうん、うん」て、次を頭で考えてるっていうのも大変なもんなんだよね。

マーク:
その話しを聞いてて頭で考えてると、その考えた瞬間から考えがまとまったところまで、わかんなくなっちゃうでしょ、何の話ししてたか。で、「どうしよう?」って。

小室:
そういうね、DJの人ってけっこういるよね。

マーク:
うん。

小室:
地方とかで行くとすごく。

マーク:
あの、小室さんがここで「マーク、こういう合図を出したら質問してね」っていうのが一回あって。「あ、合図がきた。ここから考えないと」っていってた時に、その人の話してたこと全部忘れちゃってて。で、話しに付いていけない質問をしてしまったりしたことがありましたね。

小室:
それはある。

マーク:
そういうの面白い。

小室:
ラジオとか生で司会の人とか、ぜんぜん聞いてくれない時とかあるもんね。質問して、僕が喋って、「…っていうことなんですよ」「あ、そうですか」。それでもうおしまいになっちゃうの。もう、瞬間で次の質問されちゃうから、また今度はこっちで一生懸命話してたり。

ケイコ:
そうですね。私、そうですもん。

マーク:
でも、小室さんそれがないからすごいですよ。

ケイコ:
そうなんです。だから、見てて。

小室:
その間にDJの人が次の曲かなんかでドモっちゃって、秒数かなんかも。で、向こうのディレクターの指示かなんかを聞きつつ、俺が喋ってるみたいな感じがあるよね。

マーク:
生放送のつらいとこですよね。

小室:
まあでも、その人ってまあね、ラジオ聴いてる人とテレビの人が聴けばいっていうのあるからね。でも、勉強っていうか、すごい考えること多かったね、そういう意味ではね。

マーク:
すごいですよ。『Departures』までいろんな勉強させてもらって。まあ『Departures』はこれからも勉強なんですけど。アルバムも出来たし。

小室:
出来たといいね。

マーク・ケイコ:
……?? 

小室:
「出来たといい」ってなんか変だね。

マーク:
僕、小室さんといると、いろんな新しい言葉を覚えるからいいですね。

小室:
「出来るといいね」っていうんじゃなくて、「出来たってことになってるといいね」っていうことなんだ。だいたいもう、時間との闘いですからね。

ケイコ:
そうですね。

マーク:
闘いですね。

小室:
いや、globeだけはっていられたらね、もちろんそれは、すごい余裕がありますよね。一番それでも僕の担当してる、抱えている、プロデュースしているアーティストのなかでは順調なスケジュールでいってるはずなんですよ。

マーク:
そうですね。

小室:
それは英語でいうとプライオリティーですか? 

マーク:
嬉しいですね。

ケイコ:
嬉しい。嬉しいです。

小室:
そこらへんはなんか、余裕があるようにやってますけどね。

マーク:
でも、今回アルバムの四日ぐらい前にシングルも出るんですけどね。

小室:
そう? じゃあ、もうすぐ出るっていうことじゃない。

マーク:
もう出るんですよ。

小室:
それはちょっと、そうだね 。まあ、いろいろ出ますから。

マーク:
どんどん出してってますね。

小室:
出てますよ。出てますし、そう、たくさん出るよ、3月4月、他にも。

マーク・ケイコ:
他にも? 

小室:
出るから。

ケイコ:
すごいですね。

マーク:
あの、確認じゃないですけど、アルバムの後にやっぱりあの、ツアーとか? 

小室:
あのね、ビデオ撮りたいですね。

マーク:
ビデオは撮りたいですよ。

小室:
ビデオクリップ。

ケイコ:
撮りたいですね。

マーク:
まだ一個も…あ、一個はあるんですね。『Feel like Dance』が。

小室:
まあ、ライヴの。

マーク:
ライヴシーン。

ケイコ:
みんなに聞かれちゃいますよね、「どうしてビデオがないの?」って。

マーク:
ビデオチャートにも入りたいですね。

小室:
何にもないからね、絵がね。

ケイコ:
撮りたい。

小室:
絵がないんですよ。

マーク:
けっこうでも、いろんなストーリー作れそうで。

小室:
うん。

マーク:
小室さんが演出、監督、作品まで。

小室:
うーん? 時間があったらね、そういうことやりたいよね。

マーク:
あ、時間があったらね。でもいろいろ可能性は。

小室:
うーん? まず、コンサートよりはそういう映像でしょうね。やりたいね、いちばん。

マーク:
ああ、なるほど。先に映像か。

小室:
そういう予定はあるんだけどね。

マーク:
あ、そうですか。

小室:
でも、予定なんだよね、やっぱりね。

マーク:
映像はでも、最初っからすごい興味ありましたね。

小室:
そう、やっぱりマーク。映像ときたらマークでしょうね。

ケイコ:
マークでしょうね。

マーク:
なんか白い馬に乗って王子様が。

小室:
演技しちゃって、たくさん。

ケイコ:
すごい演技派ですよ。

小室:
そうなんだよね。そういうとこでやっぱりフレンチが活きてきたりするからね。カッコいいじゃない、だって。字幕が出ちゃったりすると。

マーク:
カッコいいですね。白黒かなんかで。

ケイコ:
カッコいい。

小室:
日本のグループなのに字幕が出ちゃうなんて。そんな感じですかね。

マーク:
それも出来ちゃうっていうところが。

小室:
そこらへん深いよね、ウチはね。

マーク:
いろいろ出来ますね。

小室:
ウチは、英語、フランス語、日本語、関西弁。

マーク:
関西弁もありますね。

小室:
そこまで行きますからね。あと、大分弁までありますから。

ケイコ:
はいはい、出来ますね。

マーク:
本当、いろんなもんが出来ますね。

小室:
そこまでいけるし。

マーク:
本当、これからが楽しみですよ。

小室:
そうですね。

マーク:
まあ、TK MUSIC CLAMP一年経ったんですけど、来てない人でなんか「来てほしいな」みたいなのってあるんですか? 

小室:
うん、まあ、もちろんいるよ。同じような形態の先輩のユニットがあるじゃないですか。

マーク:
ありますね。

小室:
男二人、女一人の。その人たちには、なかなかちょっとタイミングが合わなくて。そういうお話しはあるんですけど。

マーク:
それ、聞いてみたいですね。

小室:
それで6人で話したりしてみたいでしょ、なんかね。それはやってみたいんですけど。まあ、ちょっとこの一年では出来なかったですね。

マーク:
そうですね。三人ユニットだったら9人で出来ますね。もう1ユニットいますよね。

小室:
ああ、ああ、そうだよね。小林さんは一人でいちばん最初にね、2回目だったかな? 

マーク:
あ、もう来てるんですね。

小室:
2回目にきてくれてて。今となっては貴重な映像ですよね。

マーク:
貴重ですね。なんか本当にいろんな貴重な映像がたっぷり入ってる番組ですよね。

小室:
そう。だから、小林さんチームと言ったらいいのかわかんないですけど、そのMr.Childrenの人たちとかも来てないですけど。ちゃんと探せばね、ありますよ。「まだ、あの人はそう言えばいないな」っていう人っていうの。僕なんかまあ、なんていうのアルフィーとか、高見沢君とかぜんぜん友達じゃない。話してもよかったのになとか。

マーク:
まだないんですか? 

小室:
うん。なかったとかね。そういうのもあるし。ギリギリYOSHIKIとかは会ったけど。

マーク:
YOSHIKIさんとのもう一回見てみたいですね。

小室:
あれ、ただの飲み会みたいな感じだったし。でも、まだけっこういるよ。まあ、あのB'zの稲葉は来てくれたけど、松本のほうが来てくれたりして、話ししてみたかったなと思うし。

マーク:
あ、まだまだそっちのほうも可能性がたっぷりある? 

小室:
なんか、うん、きっとまだあると思う。なんかあると思うね、それは。

マーク:
なるほど。

小室:
まあ、外国の人でもいいんじゃないかなと思うけど。

マーク:
外国の? そうでしょうね。

小室:
そういうのがあってもよかったかもしれないね。まあ、それでもあの、幸せなほうでね、オーバーブッキング状況だったっていうか。とっても毎週一人々々なんか話ししてくれる人が多かったみたいだから。

マーク:
向こうはL.Aで撮ってもよかったし。

小室:
そういうのも、けっこうやってみたいですね。

マーク:
なんか空気みたいのがどっか違う。空気、違いますか?  日本と。何回か行かせてもらってるんですけど。

小室:
まあ、新聞・雑誌等でみなさんよくご存じだと思いますが、よくロスにいるんですよ、本当に。

マーク:
いや、いますね。

ケイコ:
いますね。

小室:
いるんです。あの、ヘリコプターまで飛んで来ちゃったからね。

マーク:
あ、そうなんですか? 

ケイコ:
すごい。

小室:
ビックリしちゃいました。

マーク:
え? どこにヘリコプターが来たんですか? 

小室:
僕がいるところ。

ケイコ:
え? 誰がですか? 

小室:
取材っていうか、その、なんていうの?

ケイコ:
ヘリコプターで取材に来たんですか? 

小室:
取材っていうか、撮りに来ましたよ。

ケイコ:
すごい。

小室:
ビックリしちゃった。

マーク:
いや、ビックリしますね。ヘリコプターで取材に来られたら。

小室:
べつにマイクは向けられてないけどね。

マーク:
どうしようないですもんね。

ケイコ:
何を撮ってるんですかね? ヘリコプターから。

小室:
サーチで追っかけてきたりとかしたら怖いね。

マーク:
べつに逃げてるわけじゃないんですから。

ケイコ:
あ、じゃあ、撮ってるっていうわけじゃないんだ。

小室:
いや。

マーク:
写真は撮ってる。

小室:
だから、ロス、多いんですよ、とにかく。

マーク:
L.Aはでも本当、なんかすごく空気が小室さんにピッタリだなと思う。

小室:
globeのアルバムもロスで録りましたしね。

マーク:
録りましたしね。

ケイコ:
録りましたね。

マーク:
いや、本当、だから。

小室:
ロス、ぴったり? 俺。それは初耳だね。

マーク:
いや、ピッタリっていうか。

小室:
合ってる? 僕。

マーク:
合ってるっていうか、小室さんを見てるとなんか、日本にいる時よりも。

小室:
ああ、そうだね 。

マーク:
ロスの空気がピッタリなのかもしれない。

小室:
うん、あの、すごく健康的になりますね。昔は東京が好きだったんだよね。

ケイコ:
あ、そうなんだ。

小室:
本当、何年か前に本を出した時、あれなんかの時は東京好きだったんだけど。

ケイコ:
「告白」でしたっけ? なんか東京のことたくさん書いてありましたよね。

マーク:
今は海外ではロスが今、空気的にはピッタリなんですか? 

小室:
うーん? ロスっていうよりはアメリカ。ちょっと今はやっぱり。まあ、「なんで今?」って思うけど、やっぱりすごくそれは戻ってますね。

マーク:
ああ、そうですね。

小室:
最初の頃に。

ケイコ:
でも、なんか楽しそうですよね、すごく。

小室:
そうかね? まあ、そうですね。だから、そう、なにを言おうとしてたのかわかんなくなっちゃった。

マーク:
ロスっぽい人では決してないですよ。なんかバンダナとかして。

小室:
襟足長くして? 

ケイコ:
そういう意味なのかなって思ってた。

小室:
なんで襟足長いんだかわかんないですけど、ロスはみんな襟足長いですね。

マーク:
長いですね。

小室:
B'zの松本君がたくさん歩いてるんですよね。よく松本君見掛けます、ロスでは。

マーク:
うーん? なんとも言えないですけど、そうですか。

小室:
田村正和さん的な髪形の人が多いよね。

マーク:
髪形的は。

ケイコ:
髪形ですね。

小室:
そう、だから、それを言おうと思ったんだけど、これ(セット)U.Kでしょ? 地下鉄じゃない。で、僕、何年か前はすごくロンドンが自分でもあったんだけど。

マーク:
そうですね。 

小室:
でも、ここんとこちょっとアメリカなんだよね。

マーク:
それは音楽的にもそっちに移ったりしてるんですか? 

小室:
今、ちょっと移ってますね。

ケイコ:
ああ、そうなんですか。

小室:
それはあります。

マーク:
面白いですよね。

ケイコ:
ええ。

小室:
じゃあ、まあ、まとめるんで。

マーク:
まとめましょう。

小室:
まとめ上手の三人がですね、それぞれまとめてもらいましょうか。一応シメですから。

マーク:
これからですか? 

小室:
一年。これで一応、ある意味で一年の終了回ですからね、今日は。

マーク:
そうですね。今日がまあ、TK MUSIC CLAMPも一年続いて、僕はまだ4回ぐらいしか出てないんですけど。

小室:
その4回っていうのはすごい少ないね、なんかね。

マーク:
僕は4回ですごく濃かったんですけどもね。とて楽しかったですけど。ええ、僕派、これが終わった後の打ち上げがすごい楽しみです。ケイコちゃんは? 

ケイコ:
私はもう、いちばん苦手な仕事だったんですが。

マーク:
喋りが? 

ケイコ:
うん、一番やっぱり苦手で。すごい前の日眠れなくて。そういう仕事だったんですが、でも今になって考えると、そんなに長い間してないんですけど、なんかすごい長い間やってきたような聞き方なんですが。そうじゃなくて、そういう難しいことを勉強できたなと思いますね。

小室:
なるほど。なかなか出来ないことですよね。

ケイコ:
なかなか出来ないこと。そういうことです。

小室:
僕もそうですよ。

ケイコ:
いちばん嬉しかったんです、素直に。

小室:
僕もなかなか出来ないことだから、あんまりないから、こういうことは。

マーク:
初めてなんですか? 司会。

小室:
初めて。もちろん。

マーク:
ですよね。

ケイコ:
でも、初めてっぽくないですよね。

小室:
いやぁ、そんなことない。

マーク:
あの、HEY! HEY! HEY!で一回司会やられたのは、あっちが先なんですか? 

小室:
同時にスタートですから。

マーク:
同時にスタートですか。

小室:
いや、だってやっぱり今でもあの二人の前では司会とは言えないよ、僕はね。もう、いくつやってるかわからないから、司会。いいんですけど。

マーク:
でも、すごい楽しい番組ですよ。

ケイコ:
ですよ。

小室:
ちなみに、H Jungleもまた出ますから。曲が出るらしいですよ。

マーク:
それはすごい。

ケイコ:
まだ終わっていない。

小室:
これちょっと、新情報ですけど。というわけで、えぇと、終わりますが。ありがとうございました、一年間とりあえず。また、ちょっとお休みになるんですが、その後はフジテレビのほうにでもね、聞いていただくといいと思いますけどね。というわけで、globeの三人でした。

ケイコ:
ありがとうございました。

マーク:
どうもありがとうございました。

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