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- 華原:
- こんばんは、華原朋美です。今日は7月り2日です。うーん? そろそろ夏ですかね。7月って言えば……、そうですね、夏ですかね、やっぱり、これから先は。今日の私の格好を見ても夏っていう感じなんですけども、みなさんはいかがですか? 今日のゲストは、私、すっごいドキドキしてます。MY LITTLE LOVERのAKKOさんです。よろしくお願いします。
- AKKO:
- よろしくお願いします。
- 華原:
- いやぁ。
- AKKO:
- 今日すごいね、楽しみだったんです。
- 華原:
- 私もすごい楽しみだったです。ヨーグルトドリンク好き?
- AKKO:
- いや、なんか夏にはぴったりかなって。
- 華原:
- 今日はじゃあ、ヨーグルトドリンクで。
- AKKO:
- 朋ちゃんも真似したんですか?
- 華原:
- はい、真似しました。
- AKKO:
- 好きですか?
- 華原:
- ちょっと飲んでみます。美味しいです。
- AKKO:
- いい感じ?
- 華原:
- いい感じです。
- AKKO:
- ちょっとね、ビフィズス菌とらないとね。
- 華原:
- ああ、やっぱり女性ですね。なんか、女ですね。
- AKKO:
- そうですか? いやいや、朋ちゃんもね。
- 華原:
- いちおう、女を装って。あの、今日は、いろいろ聞きたいことがたくさんあるんだけど、歌を歌うのにつながる今までの人生ってあるじゃないですか。
- AKKO:
- うんうん、うん。
- 華原:
- でも、いろいろなスタッフの人から話を聞くと、情報を集めたんですよ。昔は音大に通ったり。
- AKKO:
- はいはい。
- 華原:
- これは私もそう思ったんですけど、バレエを。
- AKKO:
- うん。ちょこっとね、バレエは。
- 華原:
- そうですか。
- AKKO:
- 朋ちゃんはやってたんですか?
- 華原:
- やってたんですけどね。
- AKKO:
- 私ね、新体操やってたんですよ。
- 華原:
- 新体操って、これ?
- AKKO:
- そうそう、リボンとかボールとかなんだけど。だから、新体操の基礎ってバレエだから、それでちょっとね、やってました。
- 華原:
- リボンやりながら歌いました?
- AKKO:
- 歌わないよ。
- 華原:
- 歌わないですよね。私は機械体操やってたんだけど。
- AKKO:
- あ、本当に。
- 華原:
- うん。あの、平均台、10cmぐらいしかないんですけど、そこの上で転回やったりとかしてたんですけど。
- AKKO:
- 危ないですよね。
- 華原:
- 危ないですよ。
- AKKO:
- 怖いですよね。
- 華原:
- 落ちちゃった時とか、もうどうしょうもないほど痛かったんですけど。
- AKKO:
- なんかね、歌ったり踊ったりがとにかく好きで、ずっと。ちっちゃい頃から。だから新体操、まあ踊り、とにかく一回ハマって。まあ、それを終えて、「今度は歌か」と思って。音楽大学行って、声楽とか勉強して今に至るんですけどね。
- 華原:
- やっぱり、音楽っていうものに関しては、自分は生まれつきすごく「それしかない!」って思ってたところってありますか?
- AKKO:
- いや、「それしかない!」っつうよりも、本当にただただ好き。好きでたまらない、楽しくてたまらないものが、本当に踊りと音楽だったんですよ。でも、ちっちゃい頃からね、「みんなの歌」とかなかった? ああいうの片っ端から歌ってみたりとかね、一人で勝手に部屋で歌ったりとかね。本当、それだけでもすごい楽しくって。
- 華原:
- あの、私も「みんなの歌」みて歌ってても、私は一人で歌ったりとか出来なかったんですよ。みんなで合唱とかやった時、一回だけ自分が一生懸命歌えるっていう感じで、あの、その本を見た時、いちばん初めの印象ですけど、本を見た時に、恥ずかしいなって思っちゃったんですよ。そういうのってないですか?
- AKKO:
- わかるわかる。
- 華原:
- なんか、「これ、私が自分で歌うんだ」って思った瞬間、すごい恥ずかしくなって。
- AKKO:
- でも、だって、隠れて歌っちゃえばいいじゃん。そういうのは思わなかったの?
- 華原:
- なんかね、隠れてね、するっていうのはあんまり出来なくって。
- AKKO:
- 私、逆にね、合唱とかのほうが恥ずかしかったかな。なんか、となりの人の声と聞こえたりするじゃない。で、自分の声とかも聞こえちっゃたりするのが。それだっら、なんか一人で歌ってたほうが、なんか好きだったかもしれない。うん、そうだなうん。
- 華原:
- それはすごいプロですよね。なんか、私はそう思うんですけど。あの、合唱コンールの時に………、ごめんなさい、私の話で。
- AKKO:
- ううん。
- 華原:
- 合唱コンクールの時に、あの、ソプラノのパートを歌ったんですよ、私。で、ソラノのパートを歌える人がそんなにいなくて、私ともう一人ぐらいしかいなかったんすよ。
- AKKO:
- あら。
- 華原:
- それじゃあもう声が、今から考えるとね、声が届かなくてしょうがなかったのになんでソプラノとかを歌えたのかな? って。恥ずかしいと思いながら声を出すってうのは、すごく見てる人が楽しむところなのかなって、今は思うんですけど。
- AKKO:
- なんか、見てる人も歌ってるほうも楽しいよね、歌とかってね。
- 華原:
- 踊り踊るのと歌を歌うのって、とにかく好きだし。私も踊るのも好きだし、歌うも好きなんですけど、でも、それを一緒にするのはなかなか難しくて。で、いつもフンの人から手紙とかもらって、そこに書いてある文章を読んだりすると、「左手、右が、どうしてこんなに動くんですか?」って。私はあの、「それは振りですか?」ってかれるんですけども、「振りじゃなくて勝手に動いちゃう」っていうふうに言うんでけど。で、ビデオ見たんですよ。
- AKKO:
- 何の?
- 華原:
- 全部。
- AKKO:
- プロモーションクリップ?
- 華原:
- はい、全部見ました。
- AKKO:
- ありがとうございます。
- 華原:
- あの、ちゃんとリズムもとれてるし。
- AKKO:
- いやぁ、私はもうぜんぜん。
- 華原:
- いいなぁとか思ったんだけど。
- AKKO:
- いやいや、私もやっぱり、まだやってみたことはないけど、踊りと歌を合わせるって、まだ自信ないなぁ。やってみたいけど。ジャズダンスとかも、多少習ったりとしたことあるけど、難しいよね。
- 華原:
- 難しいですよね。あの、アルバムの中で、アルバムの中じゃないけど、♪いつかHEY! HEY! HEY! 〜って、あるじゃないですか。
- AKKO:
- デビュー曲なの。
- 華原:
- あれ、私、すっごい好きなんですよ。
- AKKO:
- あ、本当に。
- 華原:
- 私、あれ聴いて、「いつかはHEY! HEY! HEY! に出て上いってやろう」とかってました。
- AKKO:
- あれ? その頃ってまだデビューしてないんでしたっけ?
- 華原:
- いや、いろいろしてる時期だったんですけど。
- AKKO:
- あ、そうか、そうか。でも、いい歌詞ですよね、なんか。意外と前向きだしね。HEY! HEY! HEY! 〜とかいって投げやりな感じだけど、じつはね、かわしてる感じでもんね。
- 華原:
- あの歌はすごいいいですね。あと、「Hellow again」もうメチャクチャ好きです。
- AKKO:
- あ、本当に。いやぁ、嬉しい。
- 華原:
- プロモーションビデオ見たんですけど、半袖でマフラーをしてるじゃないですかAKKO うん。
- 華原:
- それは、やっぱりあのマフラーには何かあるんですか?
- AKKO:
- いや、私が考えついたことじゃないんですけど、その時のアートディレクターの藤さんていう方がいて、その方がなんか発想して。そういうふうにTシャツにバーバーのマフラー。すごい可愛いですよね。
- 華原:
- 可愛いなって思いましたね。
- AKKO:
- 私もびっくりしちゃったんですけど、でも、それはその人の。
- 華原:
- なんかあれですよね、「Hellow again」っていうのは、昔からある場所。昔かにる場所っていうのは、AKKOさんの中でどういうところですか? 昔からある場所。
- AKKO:
- 昔からある場所? どういうところなんだろうな? けっこう冒険が好きなんで、んまり留まってないんですよ、私。だからね、ちょっと。ごめん。
- 華原:
- ううん。あの、私は自分であの曲を聴いて、自分が、朋ちゃんが昔からある場所ていうのはどこなんだろう? っていうふうに探しちゃったんですけど。
- AKKO:
- どこでした?
- 華原:
- わかんないですけど。昔からある場所って実家かな? とか思ったんですけど。
- AKKO:
- それはでも、私も思った、一瞬。実家かな? って思ったけど。結局なんか、自ベースの気持ちだったりするのかな、とか思ったけどね。わりと私は、なんか楽しくきようっていうのがベースにあるんですよ。
- 華原:
- いいですね。
- AKKO:
- 笑って生きようとか。一度しかないし、人生。だからなんか、そういうのが私のレイスというか、場所なのかなって、今ちょっと思ったけど。
- 華原:
- いいですよね、なんか。転調の部分とかも、すごい綺麗ですよね、「Hellow agan」とかね。
- AKKO:
- ありがとうございます。
- 華原:
- あの、最近、女の子を……。
- AKKO:
- いきなり変わりますよね。
- 華原:
- すいません、ごめんなさい。私、気性が荒い人だから。
- AKKO:
- 大丈夫です。気性なんですか?
- 華原:
- 気性? あの、何を話すのか忘れちゃった。
- AKKO:
- ごめん。邪魔しちゃったね。
- 華原:
- 最近はあの、女の子産まれて。
- AKKO:
- そうなの。
- 華原:
- おめでとうございます。
- AKKO:
- ありがとうございます。
- 華原:
- 憧れですよね。
- AKKO:
- 本当?
- 華原:
- 女の人として、憧れの場所ですよね。
- AKKO:
- 本当?
- 華原:
- 私はそうなんですけど。AKKOさんってお呼びしても?
- AKKO:
- もう「AKKO」で。
- 華原:
- 「AKKO」で? 言えないっスよ、そんな。AKKOさんは、あの、あれですよ、歌をて、それで売れて。それから女の人として、私が勝手に言うことですけど、女の人とて結婚して、子供を産んで、それで生活をして。それでも歌を歌い続けるっていうの、すごくいいスタイルですか?
- AKKO:
- いや、もうメチャメチャいいですね。
- 華原:
- それは、昔から描いてたことですか?
- AKKO:
- いや、1mmも描いてないですよ。
- 華原:
- 1mmも?
- AKKO:
- そんなの想像できないでしょ? 普通。ちっちゃい頃なんてそんなこと。ある意ゃ、すごい派手なことだし。でも、まあ、普通の営みだと思っちゃうんですけど、私。たまたま。
- 華原:
- お姉さんですね。
- AKKO:
- え? いやいや。将来、本当に愛する人と結婚して、その愛する人との子供が産いっていう夢はずっとあったけど、それがこういう状況で起こるとはぜんぜん思ってかった。
- 華原:
- 今日、子供は?
- AKKO:
- 今日はベビーシッターさんに預けてきたの。
- 華原:
- すいません、なんか。
- AKKO:
- 大丈夫、大丈夫。
- 華原:
- 今日、本当に忙しい中を来ていただいて、すごく嬉しいです。
- AKKO:
- いやいや。本当に私も今日は楽しみだったんで。
- 華原:
- あの、あれですよね。子供を産んで歌を歌うじゃないですか。声、変わりました
- AKKO:
- 声? 声っていうよりも、なんか表現の仕方がすごい変わったような気はする、の中で。もうちょっと振り幅が持てたような気はしてますけどね。産んだ後レコーデングしてみて。
- 華原:
- 私は、そういう経験はしたことないんですけど、初めての人ですよね? なんと。あの、曲を書いてくれる人と結婚して、それで子供を産んで、幸せな家庭を築きなら、温かい歌をみんなに伝えるっていうのは、すごく初めてな。
- AKKO:
- 今までそういう人、いなかったんですかね? どうだろう?
- 華原:
- 私はそういう、こういうふうになった人を目の前にして話しをするのは初めてなですけど。
- AKKO:
- でもね、そんなすごく見えるけど、ぜんぜん本当にただ普通のことをやっているけで。まあ、そういうことの影響が全部歌に出たりとかね、普通するし。もちろんすい前向きに楽しく生きようっていうパワーは多分出てるんだと思うんだけど。でも、から本当、私は普通なんだよ。
- 華原:
- いや、普通の人じゃあ、できないことをやっている人だから。
- AKKO:
- そうかなぁ?
- 華原:
- すごくその、こういうさっきのが、私から見ると温かいふうに見えて仕方がないす。
- AKKO:
- そっか。
- 華原:
- それをそのまま、べつに隠す必要もないし、それを一番として先頭に立ってる人もないし。そこがなんか、AKKOさんのいいところで。
- AKKO:
- そうかな。でも、そう言われるとすごい嬉しいです。
- 華原:
- すいません、自分で喋ってて、なに言ってるのかって思っちゃって。
- AKKO:
- いやいや、でも、すごい嬉しい。そっか。
- 華原:
- そうですね。なんか「ANIMAL LIFE」っていうCD聴きました。
- AKKO:
- ありがとう。どうでした?
- 華原:
- それを聴いてても、すごくいいですよね。
- AKKO:
- いいですか?
- 華原:
- はい。私はあの、AKKOさんの声っていうの、すごく気持ちがいいんですよ。
- AKKO:
- あ、本当に? すごい嬉しい。
- 華原:
- 聴いててすごく気持ちがいいし。で、私が一番気持ちがいいなって思うところと緒です。あの、私がいちばん気持ちいいと思うところは、安心して休めて眠れるってうところが一番すごく気持ちがいいとこなんですけど。そういう時にAKKOさんの声をくと、さらに。
- AKKO:
- 子守歌のように? いい感じ?
- 華原:
- すごくそういう声を持ってるなって思ったんですけど。
- AKKO:
- ああ、嬉しいです、そんな。
- 華原:
- どこから出てるんですか?
- AKKO:
- いやいや、そんな。こっちが聞きたいよ、朋ちゃんの高い声とか。すごいパワーる声とか。
- 華原:
- パワーは、AKKOさんのほうがすごく優れてると思う。
- AKKO:
- いやぁ。でも、正反対な感じですよね、私たちの声ってね。今、思ったけど。
- 華原:
- そうですよね。裏返したらとか、表にしたらとか。べつのところにあるし。
- AKKO:
- なんかね。
- 華原:
- だから、私にはない声だし、私がすごく欲しいなって思っても、ぜったいに手のかないところにあるし。それは間違いないですよね。
- AKKO:
- いや、私もだって、ぜんぜん届かないところにいるのと同じだもんね。なんか武さんとかは、声、いろんな声質を持ってるっていつも言ってくれるんだけど。変化球投げれるとかね。でも、ノーコンだって言われちゃうんでけど。だけどまあ、それが分、私のいいところで。朋ちゃんはでも、やっぱりすごい高い音域とか、すごい音域出て。で、もう本当にすごいパワフルだと思うんですよ。
- 華原:
- じゃあ、お互いそういうふうに思ってるところってあるのかな。
- AKKO:
- うん。やっぱりね、持ってないものとかね。
- 華原:
- 持ってないものって欲しいよね。
- AKKO:
- 欲しくなりますよね。
- 華原:
- 何でもそうだよね。洋服で、すごく可愛い服が店頭に飾ってあって。で、それ欲いなって思っても、お金がなかったりして買えなくて。で、本当は届きそうなところのに届かなかったりとかって思いませんか? なんか。
- AKKO:
- え? 届きそうなところに届かないと言うのは?
- 華原:
- なんか例えば、例えばっていうか、カラオケとかします?
- AKKO:
- 最近ぜんぜん行ってないよね。
- 華原:
- カラオケとかで、私、「Hellow again」とか歌うんですけど、あれもすごいですね。男の子、女の子がいても、絶対に自分はウマく聞かせなきゃいけないっていうとろに、気持ちが届くんですよ。だけど、AKKOさんの声には絶対届かない。届きそうでかないみたいな。
- AKKO:
- ああ、そういうことか。
- 華原:
- だから、MY LITTLE LOVERのAKKOはいいっていうふうに思うんですよ。
- AKKO:
- やっぱでも、人にはその、全部万能な人なんていないからね。なんだろう? 自ね、出来る範囲を広げつつも、その中でベストを尽くすのがいちばん素敵だよね。なんつって。
- 華原:
- 素敵。
- AKKO:
- いつもそう思ってるんだけど。
- 華原:
- 素敵な人ですね。一番はじめにAKKOさんていう存在を知った時、私は「あ、絶対バレエとかやってる人だな」って思いました。
- AKKO:
- あ、本当に。
- 華原:
- まだ、声とかは聞いたことがなかった時で、MY LITTLE LOVER。
- AKKO:
- 今日ね、たまたまね、本当たまたまなんだけど、昔の取材の時の切り抜きとか事所とかに置いてあったりするじゃない。それをなんかちょっと必要があって調べてたね。そしたら、デビュー当時の写真とか載ってるわけじゃない、その雑誌の切り抜きから。それ見たら、もうすごいポッチャポチャで。私、びっくりしちゃったんだけど「うわぁ、やめて!! 捨てたい」とか思ったんだけど。いや、でも、あの頃はやっぱ、かなり丸くて。もう慌ててトレーニングとかして。
- 華原:
- トレーニングをしたの!?
- AKKO:
- うん。ちょっとダイエットじゃないけど、スポーツクラブとか通ってね。だいぶの頃よりはスマートになったと思ってるんだけど。
- 華原:
- カッコいい女性になりましたね。
- AKKO:
- そうですか? あら。
- 華原:
- そういう感じがする。
- AKKO:
- ああ、そうか。前なんかキャピキャピっていう感じでしたもんね、けっこう。そいうんじゃなくて?
- 華原:
- 全体的に、なんか楽しい感じの人だなっていうふうには思った。で、今、会ってそれは本当だった。
- AKKO:
- 面白く生きなきゃね。
- 華原:
- AKKOさん、そういうふうに思ってるじゃないですか。で、私はそういうふうに思てるところもあるんですけど、時々くじける時がある。「こうじゃダメなのかな?」てなっちゃう時ってない?
- AKKO:
- いや、あるよ、もちろん。あるけど、うーん? あるけどなんかね、そういう時向きなことを考える。
- 華原:
- 前向きなこと。
- AKKO:
- うん。
- 華原:
- 趣味で植物栽培やってるんですよね?
- AKKO:
- そう。最近ね、ちょっとあんまり家を空けることとかやっぱり多いじゃないです。海外に撮影とか行ったりとか。だからね、あんまりしてないんだけど、前はよく育てた。
- 華原:
- なんか、ロサンジェルスに住んでたり、日本に住んでたりっていうのがすごく多って聞いたんですけど。
- AKKO:
- そうそう。朋ちゃんもロサンジェルス多かったりします?
- 華原:
- 多かった時期ありましたね。ロスにずっといた時期とかありましたけど。
- AKKO:
- そうか、そうか。ロス多いんだけど、寂しいんですよ。友達とかね、あんまりいいじゃないですか、やっぱり。
- 華原:
- 英語って喋れます?
- AKKO:
- 喋れないです。
- 華原:
- 私もぜんぜん喋れないです。
- AKKO:
- でも、日常いちおう困らない? 困らないよね、スーパーとか簡単だもんね。そうのは大丈夫なんですよね。そうですよね、ロスとかでね、一緒とかになれたらと、ふと思ったんだけど。
- 華原:
- 思うよね。私もすごい思う。
- AKKO:
- けっこうね、そうだね。アメリカ人の友達とか出来にくいもんね。
- 華原:
- 外人て、なに言ってるかわかんない。
- AKKO:
- 私もさ、すごい愛想いいっていうかさ、やっぱりアメリカ人と喋って、自分で勉しようと思うじゃない。だから、アメリカ人の人と一生懸命喋るのよ。で、前にニュヨークにいたんだけどね、その時は。まあ、妊娠中だったにも関わらず、そこのドアーイいるじゃない、コンドミニアムとかだと。そのドアボーイが、しきりに「今日、事に行こう」とかね、すごいもういっぱい誘ってきて。私、妊婦なんだけど、「I'm regnant」とかって言ってるのに、ぜんぜん通じてなくって、すごい困ってたことかせった。困っちゃうよね。
- 華原:
- 困りますよね。
- AKKO:
- 微妙な発音とかで、けっこう通じなかったりするしね。
- 華原:
- 妊娠中にニューヨークで、そう困ってるって想像つかない。
- AKKO:
- 本当?
- 華原:
- 誰か一緒にいなきゃって思いますけど。
- AKKO:
- 一人でわりとね、フラフラ遊んでたんじゅゃなくてね。
- 華原:
- ニューヨークはレコーディングが多いって聞いたんですけど。
- AKKO:
- その時はね、武史さんがちょうどMr.ChildrenとYEN TOWN BANDのレコーディング行ってて。で、私は妻ですからついてって。その間、多少撮影があったりとかしててあとは英会話学校とかちょっと行ってたりしたんですよ。
- 華原:
- 英会話学校。
- AKKO:
- うん、ちょっとね。そう。だから、わりと一人で雪道とか。冬だったんでね、吹の中あるいて。
- 華原:
- 吹雪?
- AKKO:
- いや、すごいんだって。ニューヨークのね、去年30年振りの大寒波とかいって、雪で。もうそんな中ね、歩いて行ってたよ、ダウン着て。防寒して。一回だけね、セトラルパークの横でね、氷に滑ってね、尻もちついて。妊婦ってね、尻もちついちゃけないのね、絶対ね。で、もう、すごいびっくりしてね、泣いちゃったことあったけね。
- 華原:
- 子供が お腹にいる時期って、歌を歌いました?
- AKKO:
- 歌った。レコーディングした。
- 華原:
- レコーディング?
- AKKO:
- 「Yes」とか。
- 華原:
- ♪Yes〜ってやつですよね?
- AKKO:
- そうそう、そうそう。いや、なんか不思議な感じだったけどね。
- 華原:
- 雑誌で、「子供にどんな音楽を聞かせましたか?」って、妊娠中に。それで「妊にアルバムの曲を聞かせるといいですよ」って書いてあったんですよ。
- AKKO:
- あ、はいはい。
- 華原:
- そうなんですか?
- AKKO:
- アルバムの曲っていうか、何でもいいんだけど。自分が気に入った曲を、胎教にさそうな曲を、たまたま私が聞かせたのが「Evergreen」っていう。「Evergreen」のの一番最後の曲で。それを毎日毎日聞かせてたら、産まれてからね、その子がどんな機嫌が悪くても、どんなに泣きじゃくっても、それを聞くと機嫌が直るんだよっていのをね、聞いてたんですよ。だから「Evergreen」聞かせてて。で、産まれてからもっぱり聞かせるとすごいご機嫌になる。びっくりしちゃったんですけど。
- 華原:
- あの、「アリス」っていう曲あるじゃないですか。呪文かけてますよね。あれ、いですよね。
- AKKO:
- あれ、なんかコンピューターのね、「ディギディギディギ」とかってなるじゃな。私もよくわかんないんだけど。あれをとったものなんですけどね。
- 華原:
- あ、そうなんですか。私はなんか。
- AKKO:
- 呪文っぽく思った?
- 華原:
- 呪文かけてるのかなって。
- AKKO:
- 三角とかバツとか丸とかって。
- 華原:
- ああいうのって、なんて歌えばいいのかなって。
- AKKO:
- わかんないよね、最初ね。けっこう質問された、最初。でも、なんか、コンピュターなんですって、もとは。私もね、機械弱いんでね。
- 華原:
- 私も弱いです。
- AKKO:
- 難しいですよね。
- 華原:
- 難しいですよね。インターネットとかやります?
- AKKO:
- じつは、ホームページもちゃんと持っててね。
- 華原:
- あ、すごい。
- AKKO:
- 一時期ちゃんと向かったことがあるんですけど、ちょっとプロモーション忙しくって、中断しちゃった。
- 華原:
- 私も今、中断してますね。
- AKKO:
- あ、でもやってたんだ。
- 華原:
- あの、ファンの人からメールがきたりとかして、それを見て、返せる人には返しっていうふうにやってたんですけど。難しいですよね。
- AKKO:
- ね、難しいよね。でも、けっこう面白いんだよね、ああいうのを見ると、ファンね、メールとか見れて嬉しいなとか思っちゃうよね。
- 華原:
- ホームページ持ってるの?
- AKKO:
- そう。MY LITTLE LOVERのね、いちおうあるんですけどね。私もメッセージとかまに送ったりするんだけど、人がいないと送れないの。
- 華原:
- 人がいないと送れない?
- AKKO:
- そう。自分一人じゃできないから。ちょっと大変なんですよ。
- 華原:
- あの、MY LITTLE LOVERが、初めは二人だったじゃないですか。それが小林武史と一緒に3人でっていうふうになった時の写真見たんですけど、AKKOさんがピアノので。
- AKKO:
- あったね。
- 華原:
- あの写真、すごい好き。
- AKKO:
- あ、本当。
- 華原:
- 私は、あの写真を見て、何度「ピアノの上に座ってみようかな」って思ったか。も、ピアノの上には、なんか、私は座れない。
- AKKO:
- いや、私はクラシック出だから、ちょっとやっぱり躊躇しとちゃいましたよ、ピノの上に乗るのは。「あ、なんか悪いな」って。足を乗せてみたりしてるんだけど、ごめんなさい」って思ってね。
- 華原:
- なんかね、ピアノの上って。
- AKKO:
- 乗ってみたくなったって感じ?
- 華原:
- でも、ファンの人はみんなそう思ったかもしんない。
- AKKO:
- ええ? 本当に?
- 華原:
- ピアノの上に座ってみたら、AKKOさんみたいになれるのかな? って思う人もい思う。
- AKKO:
- 困っちゃうね、それは。
- 華原:
- そうですね。今、デビューして何年ですか?
- AKKO:
- 2年ちょいかな? 朋ちゃんはどれぐらいですか?
- 華原:
- 私のデビューの時期と、AKKOさんのデビューの時期ってすごい近いですよね。
- AKKO:
- 何月?
- 華原:
- 9月です。
- AKKO:
- で、じゃあ、私か同じ年の5月なんだ、じゃあ私が。あ、そうか、そうか。
- 華原:
- 一個上ですね、私の。年齢は一個上ですよね。
- AKKO:
- 24です、今。
- 華原:
- 今年24?
- AKKO:
- でも、1月生まれだけどね。
- 華原:
- 1月の10日ですよね。
- AKKO:
- あ、すごい嬉しい。そうそう。
- 華原:
- 趣味は植物栽培ね。
- AKKO:
- それは忘れていい。
- 華原:
- 1月生まれっていいね。
- AKKO:
- そう?
- 華原:
- 私は8月なんだけど。
- AKKO:
- あら、もうすぐ。
- 華原:
- 暑すぎる。
- AKKO:
- え?
- 華原:
- 8月、暑い。
- AKKO:
- でもいいじゃん。
- 華原:
- 1月は、なんだかすごくおめでたいっていう感じ。
- AKKO:
- お正月だしね。でもね、私、寒いのが苦手だからね、冬のほうが嫌いだわ。
- 華原:
- 冬嫌いですか?
- AKKO:
- 暑いほうがダメですか?
- 華原:
- 暑いとね、鼻血出ちゃうんですよ。
- AKKO:
- たまにいますよね、そういう人。
- 華原:
- だいたいね、お誕生日が8月で、昔からお誕生日パーティーってないんですよ、は。回りの子は、なんか5月とか3月とか。
- AKKO:
- ああ、夏休みだからっていうこと。
- 華原:
- 8家睦って夏休みだから、絶対にお誕生日パーティーとかできないんですよね。
- AKKO:
- ああ、そうか、そうか。
- 華原:
- 1月の10日っていいですよね。
- AKKO:
- でも、逆にね、始業式とか始まったばかりで慌ただしいじゃない。慌ただしいま終るけど、けっこう。そのまんまパタパタっていってね、終っちゃってるなぁ。それ朋ちゃん、幾つなんでしたっけ?
- 華原:
- 私は23ですね。
- AKKO:
- 今年で?
- 華原:
- 8月で。
- AKKO:
- ああ、そうか。じゃあ、そうだね。一個上なんだ、私が。
- 華原:
- デビューの時期って何月ですか?
- AKKO:
- 5月。
- 華原:
- 5月で9月だから、4ヶ月の差があって。
- AKKO:
- じゃあ、同期ですね。
- 華原:
- いや、でも先輩ですよ。
- AKKO:
- でも、同期じゃないですか。いっぱいでもね、いろんなイベントとかやったりし、けっこういろんなとこで歌ったりして、すごい大活躍なさってますよね。
- 華原:
- ありがとうございます。
- AKKO:
- いやいや。私とかほら、ぜんぜんやってないから、そういうこと。ライヴとか。イヴはまだやってないんですよね?
- 華原:
- ライヴは、デビューの時期に北海道とか行ったりしたんですけど。
- AKKO:
- あ、そうか。
- 華原:
- ライヴとかはぜんぜん。
- AKKO:
- それ以降は。
- 華原:
- うん。
- AKKO:
- でも、その他いろいろやってるからすごいなと思って。
- 華原:
- ありがとうございます。
- AKKO:
- いや、本当に。
- 華原:
- ライヴとかぜんぜんやらないんですか?
- AKKO:
- やりたいんですけどね、まだ曲ないし。まだアルバム1枚しか出してないし。
- 華原:
- 私もそう。
- AKKO:
- あ、そうか。同じがか。
- 華原:
- アルバム1枚と、シングルは今回のCDと合わせて6枚目?
- AKKO:
- 6枚かな。
- 華原:
- 私は、なんか自信なくなっちゃった。
- AKKO:
- あ、7枚だ。
- 華原:
- 私と一緒ですね。
- AKKO:
- 一緒?
- 華原:
- 7枚目。
- AKKO:
- あ、本当に。
- 華原:
- あの、CMの。今日発売なんです。
- AKKO:
- あ、そうなんだ? じゃあ、本当になんか似てますね。
- 華原:
- 似てるんだけど、そういう外見とかはすごい似てるんだけど、声とかそういうもはぜんぜん正反対だったりする。そこがなんか、すごく。
- AKKO:
- でも、いいよね。
- 華原:
- これから先もずっと歌を歌い続けて?
- AKKO:
- そうですね。まだまだやって。もちろんライヴもやってみたいし。もっと手広くろいろ手出したい。
- 華原:
- 5年後のAKKOさんとかは? 10年後とか。
- AKKO:
- ああ、変わってないような気しますけどね、あんまり。
- 華原:
- 変わらない?
- AKKO:
- 今ね、本当、いまの現状すごい楽しいんですよ、自分で。だからね、ぜんぜん「っとこうしたいわ」みたいなハングリーな感じがないから。なんか5年後もこんな感で。まあ、もちろん新しいことやっていきたいですけど。10年後っていったら、けっう変わりますよね。子供、あと二人は欲しいっていうのあるけど。
- 華原:
- あと二人ですか?
- AKKO:
- うん。
- 華原:
- じゃあ3人?
- AKKO:
- 3人はね、欲しいな、私。
- 華原:
- 私も子供欲しいな。
- AKKO:
- うん。頑張れ。って、まだまだぜんぜん。
- 華原:
- でも、若くて子供を産んで、それで子供を育てて。で、旦那さんの小林武史さんことも助けていって。いごい状況にするじゃないですか。それっていうのは、私は絶に経験できないことだけども。
- AKKO:
- でも、わかんないよ。1年後はどうなってるかわかんないんだもん。1年前、私、んぜんそんなこと、ぜんぜん想像つかなかったし。で、やっぱり、わかんない。いろな状況とか、たまたまの巡り合わせとかあると思うけど、そういうのをつかんでいくは多分、自分だと思うのね。だから、なんか楽しいものを見つけたらつかんでみちゃっていう。
- 華原:
- そうなんですか。
- AKKO:
- でも、楽しみだよね、朋ちゃんも。
- 華原:
- 私はどうなるんだろう?
- AKKO:
- 将来ていうか。子供、面白いよ。
- 華原:
- そろそろ1歳ですね。
- AKKO:
- そうなの。もう目離せない。
- 華原:
- 目離せないですか。
- AKKO:
- いたずらっ子。みんなそうなんだろうけど、本当に面白いですね。
- 華原:
- 私は、まだそういう状況になってないからわからないんだけど。
- AKKO:
- 3年後とか5年後とか、朋ちゃんどうなってると思う?
- 華原:
- うーん? 30歳までには絶対に結婚してみたいなって思ってる。それはずっと小い頃から思ってることで。30歳よりも前に結婚するか、20歳よりも前に結婚するか、っちかだと思う。
- AKKO:
- 本当。
- 華原:
- それはそういうふうに思って。
- AKKO:
- 極端な感じが。
- 華原:
- なんか、中途半端っていうか、真ん中が嫌いっていうか。だからといって、10代0代がはじっこなわけじゃないけれども。10代から20代に移る境目とかは、なんか大きものを感じる時期だったていうふうに聞いてたから。
- AKKO:
- 運勢とかそういうやつで? じゃなくて、一般的に?
- 華原:
- 全部、全て。だけど、べつに何も変わらない。自分自身は、「私は朋ちゃんだか」っていうスタイルは何も変わらなくて。
- AKKO:
- 可愛い感じが。っていうか、ね、本当にすごい純粋な感じがしちゃうんですよ。ね、前にこの番組で小室さんとしゃべってる朋ちゃんを見て「50/50が」っていう話見てたんですよ、たまたま。おうちでね。
- 華原:
- ありがとうございます。
- AKKO:
- すごい目がキラキラしててね、本当に可愛いなって思ったんですよ、その時ね。
- 華原:
- 女の子に「いいな」っていうふうに言われるのはどうですか?
- AKKO:
- いや、それは嬉しいですよね。
- 華原:
- 男の人よりも、女の人に言われたほうが私はいいなっていうふうに思ってるんだど。どっちっていのはない?
- AKKO:
- いや、でもやっぱりどっちも嬉しいかな。なんつって。
- 華原:
- どっちも嬉しいのは嬉しいよね。
- AKKO:
- うん。まあそうだね。同性に好かれるってすごいことだよね。
- 華原:
- なかなかつかめないですよ。
- AKKO:
- あるよね。意味深に言ってしまいましたけど。
- 華原:
- そうですね。私はMY LITTLE LOVERは絶対にこれからもずっと歌ってて欲しいっうふうに思ってます。
- AKKO:
- ありがとうございます。頑張ります。
- 華原:
- 頑張って下さい。子供を3人産んで。あと二人頑張って。
- AKKO:
- オバさんにならないようにね。キープして。
- 華原:
- ならないですよ、絶対。
- AKKO:
- いやぁ、努力しなきゃ。
- 華原:
- どんな努力をします?
- AKKO:
- やっぱり自分を磨くこと。だから、それこそスポーツクラブだったり、なんかいんな綺麗な可愛いもの見ることとか。あと、自分をよく見ることとか。そういうのっ大事じゃない特にこういう仕事してると、見られる側だし。そういうのは常に意識しなきゃって思ってますね。
- 華原:
- 大事ですよね
- AKKO:
- 大事ですよね。
- 華原:
- 私もそういう気持ちを大切に生きたいと思います。
- AKKO:
- はい、頑張って下さい、朋ちゃんも。
- 華原:
- 頑張ります。頑張って下さい。
- AKKO:
- 頑張ります。
- 華原:
- ありがとうございました。