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ストーリー

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ニュース番組を見ている氷見江(竹内結子)与田知恵(水川あさみ)藤枝修二(中川大志)真野聖子(斉藤由貴)たち。氷見がチャンネルを換えようとすると藤枝が止めた。番組で特集しているのは医療ベンチャー『フィニシス』を立ち上げた帝都医科大学の研究者、和久井純菜(森矢カンナ)。純菜は共同研究者の柏木さつき(伊藤麻実子)と髪の毛1本で様々な疫病が判別出来るという検査キットを開発し、いまメディアからも注目の的だ。藤枝は純菜が帝都医科大学では珍しく女性で成功している研究者だと、氷見たちに向かって褒め称える。

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そんな純菜がネットで叩かれる。彼女の過去の論文に不正があったと疑われ、検査キットも嘘ではないかとネットニュースになったのだ。純菜は鈴木法律事務所に助けを求めて来る。氷見はまず大学の様子を純菜に尋ねた。純菜によると、大学は男性優位で女性にはセクハラやパワハラは日常茶飯事らしい。『フィニシス』の件も、大学側にとっては女性である自分たちが活躍することが目障りなのではないか、と言う。次に氷見はパートナーのさつきのことを聞く。純菜はさつきには才能があり、とにかく研究に専念したいタイプなので、自分は彼女が研究に没頭出来る環境を作っていると答えた。

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氷見と与田は帝都医大を訪ねる。さつきに話を聞くが、研究のことしか考えていなかった。大学理事長の楽山大作(長谷川初範)も純菜の言葉通り、男尊女卑の塊のような人物だった。事務所に戻ると真野が純菜の論文に盗用があったことを突き止めていた。氷見たちは、論文についての謝罪会見を純菜に開かせることにする。

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