スキャンダル専門弁護士 QUEENスキャンダル専門弁護士 QUEEN

interview

スキャンダル専門弁護士 QUEEN
収録現場の雰囲気はいかがですか?
「とっても良い感じだと思います。竹内(結子)さんが座長として場を引き締めてキチンと仕事をされていて、水川(あさみ)さんがムードメーカーとなって和やかな雰囲気にしてくれるようなバランスが取れています。私はわりと静かにみなさんの話を聞いている感じです。中川(大志)さんはフレッシュなんですけど、怖気づくことなくすごく堂々としているので、面白い存在だなぁと思いました。バカリズムさんは才気溢れる方じゃないですか?現場でウィットに富んだセリフを考えられたりするのはさすがです。チームとしてすごく良い感じだと思います」
『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』は、どのような作品だと思われますか?
「弁護士が活躍するドラマですが、いわゆる法廷劇ではありません。弁護士をベースにしたライトな会話劇で、案件の裏にある隠し事や争いにある本音を竹内さん演じる氷見がどのように解決するのか?といった作品だと思います」
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
斉藤さんが演じる真野は?
「危機管理部の中では1人だけ事務員です。真野は謎の多い女性で、バカリズムさんがキャラクター監修をなさっていらっしゃるんですが…。ざっくり言うと、バカリズムさんにとって私は謎の多い人間なのかな?と、受け取っています(笑)。基本的に真野は事務員で、パソコンでデスクワークをしたり、資料を配っていれば良いと思うんですけど、いろいろとやらされています。高いハッキング能力を持っていて、時々重要なポイントをついたりもするんですが、キックボクシングジムに行ったり、マッサージ店でターゲットに接近したりと、面白い所に登場します(笑)」
現場では監督も斉藤さんのアドリブでの演技に笑いをこらえるのが必死な様子です。
「正直言いますと、全てその場での思いつきです(笑)。綺麗な形にまとまろうとはしないで、現場で生まれた瞬発的な発想を表現しようとしています。その思いがけなさが、監督には面白く感じて頂けているのではないでしょうか。時にははみ出してしまって、ちょっとそれは…も、あるのかもしれません。私だけではなく、みんなが思いついたことを試しています。それはせっかく俳優をやっているのだから、アイデアを現場に提示するのは私たちの役目だと思っています。私は思いがけないことをやってみるのが好きなので」
スキャンダル専門弁護士 QUEEN
最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。
「私がこのドラマで面白いと思うのは、単に表面的なクライアントの悩みや問題を解決して救い上げるだけではないところです。氷見は、もっと本質的な所に肉薄して、時にはクライアント自身にも痛みを伴わせるんです。そこから新たな物を見つけて行きなさいというような解決の仕方が素敵ですね。法廷劇に持ち込まないスピンドクターという弁護士を扱うのはチャレンジだと思います。良い作品にするために、みんなで話し合っています。もちろん、全てが完璧ではないのかもしれませんが、私たちの熱意が作品に現れていれば幸いです」

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