モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―

 モンテ・クリスト・真海(ディーン・フジオカ)は自分を貶めた寺角 類(渋川 清彦)をこの世から抹殺する。そして、真海が復讐のために放った南条幸男(大倉忠義)に向けた矢も、ついに的を射ようとしていた。
 幸男の家に、裏組織のダニー・ウォン(葉山ヒロ)とサム・ユンロン(ジョン・リ)が押し入り、何も知らないすみれ(山本美月)と明日花(鎌田英怜奈)を人質にとられる。かつて幸男も片棒を担いだショーン・リー(ジョー ナカムラ)事件の目撃者が香港警察と接触することになったとダニー。目撃者はショーン夫婦の娘、エデルヴァ。エデルヴァはダニーたちが人身売買で売り飛ばしたのだが、日本語を話す男が買い取った。ダニーは幸男が誰かに狙われているのだろうと、その男を探し出すよう命令する。家を飛び出した幸男は江田 愛梨(桜井 ユキ)に予定のキャンセルを連絡、さらに神楽清(新井浩文)に電話するのだがつかまらない。

 その頃、神楽は訪ねてきた真海と会っていた。真海は留美(稲森いずみ)に引き合わせた安堂完治(葉山奨之)が詐欺師だったと神楽に謝る。そして、間もなく幸男がショーンの事件に関与していたことを香港警察が知ることになるとも教えた。
 寺角の遺体は匿名の通報で警察が発見される。寺角が浜浦町の出身で、15年前に暖が捕まった時の関係者だと国見悠馬(森岡龍)は入間公平(高橋克典)に報告。入間は、ラデル共和国から死亡報告が届いている暖を調べ始めた。

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