モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―

最終回直前!演じきったモンテ・クリスト・真海を
ディーンさんが語る!

主人公・モンテ・クリスト・真海が自分をおとしめたかつての親友、先輩たちに容赦ない復讐を展開していくドラマ・木曜劇場『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』。その壮絶復讐劇が、今から24時間後の明日・14日(木)21時、ついに最終回を迎えます。
このドラマで真海(かつての柴門暖)を演じてきたディーン・フジオカさん。南条幸男(大倉忠義)、神楽清(新井浩文)、そして入間公平(高橋克典)の3人に復讐をするためなら、どんな形で周囲が巻き込まれようとも(巻き込もうとも)気にも留めない復讐鬼をクールに演じ、「ミステリアスな主人公がハマリ役」「ディーンさんが持つ気品が真海にぴったり合っている」など、こん身の演技に高評価が集まっています。 そんなディーンさんに最終回直前にお話を伺いました。

まず、「ハマリ役」と言われることについては?
「ハマリ役と言っていただける役に出会えるというのはめったにないことなので、うれしいです。俳優って自分がイニシアチブを取る(主導する)仕事ではないじゃないですか。だから、そういう役と巡り合わせていただいて本当にありがたい、光栄なことだなと思います」
あらためて、モンテ・クリスト・真海という人物の役作りについては、
「モンテ・クリストというキャラクターは、実際に演じる前は、早口で一気に話していって、最後の一言二言だけすごくゆっくり言葉を置く、というようなイメージだったんです。英語などで他のリメーク作品を見ているからかもしれないですけど…。でも、日本語は、“一番最後の言葉を取らない方が勝ち”というように思えて。他の言語だと往々にして、一気に話して相手が返してこなかったら“最後の一言を取った方が勝ち”みたいなところがあるじゃないですか。でも日本語って全く逆で、相手を詰めるよりも、相手に言わせておいて一歩下がってすかす、みたいな…それが日本語での社会の駆け引きの仕方だなと、この何年かで思っていたんですよ。相手が反論できないくらい追い詰めて、最後の言葉を取ってしまうと“余裕がない人”と捉えられるというか…一言で必殺!というようなことが日本語の美学かなと思ったので、真海のセリフ、立ち振る舞いはそういうところを意識して演じました。…ゆっくりと」
そして、24時間後に迫った最終回の見どころは?
「見ないと損ですよ、絶望の向こう側を(笑)。絶望の後には希望しかないんじゃないかって思いたいですね。でもどうなるんでしょう。ドラマは一つの絵画のようなものですよね。最後の絵がどういう絵になるのかというのは…最後で皆さんがどう感じていただけるかというのは、一話から通して見ていただいた方が重みも違ってくると思うし、導き出す答えというのも変わってくると思うので…ぜひ最初から、“一番最後の絵”にたどり着くまで堪能していただきたいですね」

と、まさに真海さながら気品あふれるコメントをいただきました!
最終回で明かされるそれぞれの15年の思いと真実…絶望の向こう側に見えたものとは?ひとときも目が離せません。

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