モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―

重厚な物語を彩る豪華個性派キャストが大集結!

『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』の重厚なストーリー展開を彩る個性派キャストが決定しました。 主人公・柴門 暖(ディーン・フジオカ)の復讐の矛先の一人となる暖の先輩・神楽清(新井浩文)。まずは、その神楽とのちに妻となる女性・神楽留美(かぐら・るみ)役は稲森いずみさんです。暖の描く復讐のシナリオの幕開けともいえる大きなピースを担う人物となります。稲森さんは女優としてのドラマデビュー作となった1994年放送の『上を向いて歩こう!』以来、記憶に新しい『刑事ゆがみ』(2017年10月)の出演に続けて、今作まで25年間連続、連続ドラマのレギュラー出演を果たすことになります。稲森さんが演じるのは、ホステスや愛人などを経験し、酸いも甘いも知り尽くしてきた女性。美しく知的ながらも、哀しい運命に翻弄(ほんろう)され、不幸な結婚生活に身を置くことになり、金と権力にしか興味のない夫・清からは愛情を注いでもらえず、孤独な日々を送っています。その虚無感を埋めるべく、金で男をはべらせるようになるのですが、心は全く満たされません。そして、暖の出現で、かつて葬り去った“ある暗い過去”が徐々に暴かれ、運命の歯車がさらに狂っていくという、物語の序盤で重要な伏線へとつながる役どころ。自らの宿命と対峙した時に、彼女はさらなる闇に向かうの? それとも光を探すのでしょうか?…。非常に複雑な女性を演じることとなる稲森さんが魅せてくれるであろう新たな一面に期待が高まります。

物語を大きく動かす女性がもう一人。暖の復讐相手、警視庁参事官、入間公平(高橋克典)の後妻・入間瑛理奈役(いるま・えりな)は山口紗弥加さんが演じます。本作で山口さんが演じるのは、表向きは警察官僚の“良妻”ですが、実は、自身の欲のためにとんでもないもくろみを持った恐ろしき“悪女”という役どころ。山口さんは『ようこそ、わが家へ』(2015年)では、責任感のある派遣社員役、『ラヴソング』 (2016年)では、生徒を誘惑する専門学校の事務員役を演じ、セクシーな大人の色気を醸し出した女性役を好演。また、“第29回フジテレビヤングシナリオ大賞”大賞受賞作の『リフレイン』(2017年)では、謎の世界に住むミステリアスな女性を演じるなど幅広い役を演じてきました。これまでの役とは一味違った、予想を上回る悪意を秘めた役をいかに演じるのか期待がかかります。

公平と前妻との間の娘・入間未蘭(いるま・みらん)役には岸井ゆきのさん。未蘭は、中学生の頃に看取った最愛の実母に死の間際に言われた「お父さんは本当は弱い人だから、あなたが支えてあげて」という言葉に囚われている女性。厳格ながらも子離れできず、娘の結婚相手も自分で決めてきてしまうような父親のため“従順な娘”であろうとして、継母となった瑛理奈や義理の弟に気を遣い、自分自身のことよりも他者を思いやる人生を送り続けてきました。そんな未蘭が、守尾信一朗(高杉真宙)との運命的な出会いを経て、自身の運命を大きく変えていく様が、暖の復讐に大きく絡んでいきます。今注目の若手演技派の二人による、『ロミオとジュリエット』を彷彿させる、運命にさいなまれた恋模様にもご注目ください。

公平の父・入間貞吉(いるま・ていきち)役は伊武雅刀さん。貞吉は世界的な巨大ファンドを設立して運用していて、ある取引事件の疑いをかけられたことで息子・公平を捨て単身海外へ。暖を無実の罪で投獄するきっかけを作る重要な役どころです。渋みある演技と重低音ボイスで、数々の役を好演した伊武さんの名演に期待がかかります。

暖と神楽の先輩で地元のチンピラ役・寺角類(てらかど・るい)役に渋川清彦さん。頭の良さと口の鋭さでは神楽にかなわず、使われてしまう小心者役を演じます。暖が復讐開始のゴングを鳴らす際の重要なピースを担い、衝撃的な局面をもたらす重要な役どころです。

さらに、暖にとって幸せの象徴である人物や、復讐に突き進む上で味方となる人物たちにも個性派キャストが揃いました。
暖の母親・柴門 恵(さいもん・めぐみ)役には、風吹ジュンさん。彼女は夫の死後、愛する暖を女手一人で育てあげてきた芯のある心やさしい母親。夫と旧知の仲だった守尾漁業の社長・守尾英一朗に頼み込み、暖を雇ってもらうなど、恵にとって唯一の生きる希望である暖を献身的に支え続けています。
その守尾英一朗(もりお・えいいちろう)役は木下ほうかさん。暖や神楽、そして外国人船員など、社員たちを実の家族のように愛する情に厚い人物。暖にとっては自分を雇い育ててくれ、どんな時も自分を信じてくれた恩人である存在です。
暖にとって最大の復讐相手で恋敵、大倉忠義さんが演じる俳優・南条幸男(なんじょう・ゆきお)のマネジャー、江田愛梨(えだ・あいり)役に桜井ユキさん。美しく謎めいた彼女が持つ暗い過去が暖の復讐に大きく絡んでいきます。
復讐鬼として別人となった暖の忠実な秘書・土屋慈(つちや・しげる)役は三浦誠己さん。土屋の持つ衝撃的な過去も物語の重要なピースを担います。
そして、この人物がいなければ物語が始まることがなかったと言っても過言ではない最重要人物で、暖が無実の罪で投獄された独房の隣の地下牢に収監されていた謎多き人物・ファリア真海(ファリア・しんかい)役に、長きにわたりダンサーとして世界的に活躍しつづける田中泯さん。十数年に渡る獄中生活の中で自身の持てるすべての知恵を授け、“復讐”へと向かう暖を第二の人生を導くこととなります。暖にとって“師”であり“父”でもある人物を演じます。共に国際派であるディーンさんと田中さんが紡ぐ擬似親子にも注目が集まります。
幾重にも張り巡らされた伏線の鍵となる重要な役どころを演じる豪華な個性派キャストたちにご期待下さい!

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