2020.10.15 THU. UPDATE ニュース#05前作に続き、遠野なぎこさんが第2話にゲスト出演!前作同様のキャラクター・薄井佐知を熱演!

『ルパンの娘』10月22日(木)放送の第2話に、前作『ルパンの娘』第8話(2019年8月29日放送)にゲスト出演をした遠野なぎこさんが再び出演します。前回、『アウト×デラックス』(フジテレビ/毎週木曜23時~23時40分)のオーディションに合格しゲスト出演を果たした遠野さんは、今作でも前作同様に薄井佐知(うすい・さち)を演じます。前作の佐知は、警察から逃げる三雲華(深田恭子)をかくまう場末のスナックのママとして登場しましたが、今作では妊娠した華が訪れた「沐浴(もくよく)講座」で出会う助産師として登場。佐知は、不景気でスナックが立ちゆかなくなり、昔、助産師だった経験をいかし働いているという設定。華と感動の再会を果たした佐知が、どのように物語に絡んでいくのかにご注目ください!

遠野なぎこさんのコメント

前作に続いてのご出演になりますね?

そうなんですよ。まさか同じ役を演じさせて頂けると思っていなかったので、びっくりしました。でも、役者にとってこれ以上、光栄なことはありません。もちろん架空の人物ですけど、薄井佐知はすごく好きな役です。ぶっ飛んではいますけど、情深くて温かい面を持ち合わせている役はあまりいただくことがなくて。自分の芝居を見返すことはほとんどないんですけど、佐知はこの1年間、何回も見ていたので、今回のお話をいただけて本当にうれしかったです。『アウト×デラックス』で獲得した役なので、すぐにマツコ・デラックスさんに報告しました。

台本を読まれた感想は?

今回はおそらく誰かとチラッとすれ違うぐらいだと思っていたので、台本を読むまでは冷静でいようと努めていたんです。そんな中で台本をいただいたら“プロデューサー、監督、みなさんありがとう!”となりました(笑)。出番を多くいただけました。佐知が助産師? でも風貌は変わっていないとか、そしてメチャクチャお金に困っているんです。お金に関するシーンは、思い切りせつなく演じようと思っています。まだ、苦労しているようですよ。何と言っても名前が薄井佐知(うすい・さち)ですから(笑)。

同じ役を長く演じたことは?

それこそ朝ドラ、昼ドラは長いですし、舞台も再演、再々演という形で演じることはあります。あるにはあるのですが、今回のような喜びはありません。役柄は一度演じたら、次の役に向けて一度捨ててしまうんです。でも、佐知は心に残っていた役なので、それを再び生き返らせることができるのは本当に幸せです。撮影に入るまで、ずっと“私って幸せだな”と思っていました。でも、同時に前回同様のプレッシャーもありました。“どうしよう?”という緊張感が収録日の朝まであったんですけど、いざ佐知を演じてみたら“あっ、この感じだ”とすぐに思い出しました。ただ、自分で1年前の自分のモノマネにならないよう、自然に演じるよう心がけています。

まだ不安な時期ではありますが、いかが過ごされていらっしゃいましたか?

本当に気をつけても気をつけても足りないぐらいで、私も含めてみんなが戸惑っている状況ですが、こうして撮影を再開してくださったのはありがたいです。私自身はすごく神経質なので、仕事以外一切外出しない生活をしていたら、体力が落ちすぎてしまいました。もともと、体力はある方ではないのですが、もっと落ちていて…。でも、それが普通だと思って過ごしていたら、精神的にもめいってしまいました。そんな中、久しぶりにお芝居ができる環境に戻していただけたので元気が出ました。こんなにエネルギーがあったのか? と思うほど。本当に私は芝居が好きなんだと再認識しました。“時々、女優”なんですけど(笑)。

深田さんや皆さんと再会されていかがでしたか?

一年前は芝居とはまた別に、緊張していて…。みなさんの前では、私だけ固まっているような状態でした(笑)。今回は、みなさんと普通にお話しして、勝手に『ルパンの娘』組の中に入っているような? 仲間意識が勝手に芽生えています(笑)。リラックスして過ごさせていただいてます。

最後にご出演の『ルパンの娘』2話の見どころをお聞かせ下さい。

2話は台本を読んでいても演じていても、佐知と華がちょっと鳥肌が立つような再会をします。これだけお互いへの愛が深かったんだと感じました。華を包む三雲家には愛があって、口は悪いですが佐知も愛を持っています。愛って血の繋がりを超えるぐらい強いものなんだと個人的に思いました。ここまで人のために熱く、愛を注げるのか? と。今は時代的には冷めているじゃないですか? ですから余計に思うのかもしれません。ここまで熱くなれるのは芝居していても気持ち良かったです。どちらかというと昭和的な? 寅さん的な感じなのかもしれません。みなさんにも愛ってすごいなと見ていただきたいです。

BACK NUMBER