2020.9.26 SAT. UPDATE インタビュー#02

今回は続編となりますが、『ルパンの娘』の魅力、
お気に入りのシーンは?
イクところまでイってるってるところが『ルパンの娘』という作品がみなさんに楽しんで頂けたポイントだったかな?  と思います。今回もそういう要素がさらにパワーアップして帰って来ています。新しいキャラクターも加わるので、登場人物たちの関係性が少し変わっていたりもしますけど、どういう展開になって行くのかが楽しみです。
続編は原作と人物の関係性が変わっていますね?
前作と圧倒的に違うのは、和馬と華(深田恭子)が結婚をしているところです。そこで、この二人がどうなっていくのか?  を見ていただきたいですね。撮影は前作からちょうど一年ぐらい空いて久しぶりにスタートしたのですが、僕は深田さんと再会した時からそんな時間の経過を感じないでナチュラルに和馬になれました。その感覚はとても嬉しかったです。
改めて華と和馬の関係をどのように思いますか?
本当にとても純粋ですよね。でも、和馬はあまり見てはいないんですけど、華は泥棒をしている時は普段とは違ってメチャクチャ格好良いという二面性を持っています。実は和馬より強いだろうと(笑)。その二面性が華の魅力であると同時に、本人は葛藤して苦しんでしまう部分なんですけど。そういう華は、今回も見られると思います。僕(和馬)の白目もあるんじゃないでしょうか?(笑)。
では、華を演じる深田さんの魅力は?
カリスマ性なのでしょうか?  深田さんは現場にいらっしゃるだけで空気が柔らかくなるんです。それって、出そうと思ってもなかなか出せないじゃないですか?  そういう人柄と、あんなに純粋な華という女性を濁りなく演じられることもすごいと思います。“何か裏があるんじゃないか?”と勘繰らせない、全く白い状態というか…。唯一無二の存在だと思います。
前作もSNSなどで話題になりましたが、今回も続編発表以降、
注目されています。
前作の時は、たくさんの役者仲間も見て下さっていました。続編についても、“また見られるのが嬉しい”という連絡も来ているので嬉しいです。コロナ感染下で、いろいろなものの発信の仕方が難しいところもあると思います。でも『ルパンの娘』の公式Twitterは楽しい試みをしています。前作では“流しソーメン”や“七夕”の様子をお伝えしたりしましたし。今回も出来るだけ協力したいと思っていますので、みなさんも公式SNSを楽しみにしていて下さい。
『ルパンの娘』という作品の魅力をお願いします。
どの役もメチャクチャくたびれます。みんな全力で演じているので、収録が終わるとクタクタになっちゃうんですよ。僕の場合は、前作ではそこに加藤諒がいたので、収録中は“笑ってはいけない〇〇”を一人でやっていた感じで変な汗をかいていました(笑)。ふざけたシーンもアクションシーンもミュージカルのようなシーンも、本当に僕たちが全力で演じているので、みなさんが“バカだな!”とか“わかる!”と思って頂けたポイントなのではないでしょうか。今回はすでに前作のベースにあるので、それ以上のギアで役者もスタッフ陣も撮影に挑んでいます。他のドラマはドライ(役者の動きを確認)、テスト(カメラや音声などの確認)、本番なんですよ。でも、『ルパンの娘』はドライの後、すぐに本番になることが多いんです。そのスピード感、緊張感が良い感じで画面に出ていると思うので、ご覧頂けたら嬉しいです。

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