2019.6.1 SAT. UPDATE ニュース#1渡部 篤郎さんが俳優キャリア初の泥棒役に挑戦!他にも、小沢 真珠さん、栗原 類さん、どんぐりさん、麿 赤兒さんとくせ者が勢ぞろい!35年も続く、木曜劇場史上、最も異質なドラマ、ここに誕生

『ルパンの娘』では、深田恭子さん演じる主人公、三雲華(みくも・はな)の家族で泥棒一家“Lの一族”のキャスト陣が決定しました。

華の父・三雲尊(みくも・たける)を演じるのは、渡部篤郎さん。尊は、美術品専門の泥棒で品のあるダンディーな男。美術品のみならず、三雲家が住んでいる高級タワーマンションの他の住人からキャビアや高級ワインなども調達してきます。三雲家の指示系統の主軸的存在で、華が家業を継がないことをよく思っておらず、長男も引きこもりという現状に、”Lの一族”が自分たちの代で終わってしまうかもと危惧しています。数々の刑事役や警察官役に定評のある渡部さんが、今回まさかの泥棒役を演じることに。過去にも、『白夜行』(TBS系/2006年1月クール)などで悪役を演じてはいますが、泥棒役は長い俳優キャリアの中で本作が初めて。また主演の深田さんとの共演は『まっすぐな男』(カンテレ系/2010年1月クール)以来、およそ9年ぶり。『まっすぐな男』では深田さんの元恋人役を演じ、元教師と教え子との禁断の愛を描いた渡部さん主演の『First Love』(TBS系/2002年4月クール)では相手役を深田さんが演じていましたが、親子役は今回が初となります。過去の作品とは、がらりと関係性が変わる渡部さんと深田さんの共演に期待が高まります。なお、華の相手役、桜庭和馬役の瀬戸康史さんとは『冬芽の人』(テレビ東京系/2017年4月8日)で、瀬戸さんが演じた役の父親役として出演しました。以来、およそ2年ぶりの共演になりますが、『冬芽の人』ではすでに亡くなっている父親という設定だったため、本格的な共演は今回が初めてとなります。フジテレビドラマへの出演は『警視庁いきもの係』(2017年7月クール)以来で、木曜劇場出演は今回が初めてです。コメディー作品にも定評のある渡部さんが初めて演じる泥棒役に注目が集まります。

渡部 篤郎さんのコメント

原作、脚本を読まれた印象は?

原作も脚本も読みましてイメージはつかんでいますが、武内監督の手にかかると、その雰囲気もガラッと変わるのかなとも思っています。武内監督はヒット作をたくさん作っていらっしゃるので、乗ってみようと。あらがっても仕方ないですしね(笑)。

今回、ご自身初の泥棒役に挑戦することになりますが?

泥棒がメーンになるようなドラマもなかなかないので、とてもいい試みだなと思います。『ルパンの娘』というタイトルもとてもステキですね。僕ら世代は、“ルパン”という響きだけでワクワクしますので、今から楽しみです。

深田恭子さんとは『まっすぐな男』(カンテレ系/2010年1月クール)以来9年ぶりの共演となりますが?

お互いが、今でもしっかり仕事を続けられているのはいいことだと思いますし、すごくうれしいです。17年前の『First Love』(TBS系/2002年4月クール)という作品では僕が主演で彼女がヒロインだったのですが、今回、恋人役から親子役に関係性が変わったのは、お互いに頑張ってキャリアを積んできて、いい意味で年を重ねたからかもしれません。今回は彼女が主演という立ち位置なので、少しでもサポートできればうれしいです。

ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

年齢を重ねるごとに見て下さるお客様に楽しんで頂けるエンターテインメント作品をお届けしたいという気持ちが強くなっているので、今回のような作品に出会えて本当にうれしいです。ラブコメディーなので、きっと深田さんや瀬戸君が頑張ってくれると思います。もちろん、僕もちゃんとやります(笑)。

渡部さん以外の“Lの一族”にも強力なキャストが集結しました。華の母・三雲悦子(みくも・えつこ)は、小沢真珠さん。悦子は55歳という年齢を全く感じさせない妖艶な雰囲気を持つ宝飾品専門の泥棒。そんな美魔女・悦子を、42歳の小沢さんがどんな演技で表現するのか必見です。フジテレビドラマへの出演は金曜プレミアム『十津川警部10・悪女』(2016年7月29日)以来およそ3年ぶりで、フジテレビ制作の連続ドラマへのレギュラー出演は、『君といた夏』(1994年4月クール)以来なんと25年ぶり、木曜劇場も初出演です。夫役の渡部さんとの共演は『バカラ 疑惑のIT株長者に賭けた女』(2006年10月・日本テレビ)以来およそ13年ぶり、深田さん、瀬戸さんとは初共演です。映画『翔んで埼玉』(2019年2月22日公開)に引き続き、武内英樹監督作品への参加となります。

小沢 真珠さんのコメント

原作、脚本を読まれた際の印象は?

読んですぐに“面白い!”と感じました。笑ってしまうところがたくさんあって、最初は普通に自分が出ることを忘れて楽しんで読んでいました。この面白さについていけるように頑張ります。前回、映画『翔んで埼玉』(2019年2月22日公開)で武内監督とご一緒させて頂いて、その時の役も結構、強烈なキャラクターでした。今回は違う役ではありますが、そのはじけかたも要素として大切に入れ込んでいきたいなと思っております。

深田恭子さん、瀬戸康史さんとは初共演になりますが?

初めましてなので、テレビで拝見しているだけの印象になってしまって大変恐縮なのですが、深田さんも瀬戸さんも、とてもかわいらしい印象です。今回、深田さんが私の娘役という件に関しては、なんかすみません…(笑)。今まで私がテレビで見ている深田さんの役とは違う、初めて見る役な気がしていて、個人的にはすごい楽しみです。華のキャラクターも面白くて、一緒のシーンで言えば、私がボケて、華のクールなツッコみがあるので、そのツッコみをうまく生かせるように頑張ります。

夫役の渡部篤郎さんとは、『バカラ 疑惑のIT株長者に賭けた女』(日本テレビ系/2006年10月)以来13年ぶりの共演となりますが?

その作品では、1シーン、2シーンくらいしかご一緒していないのですが、今回はいつも絡みがあるので共演が楽しみです。ドラマの中では渡部さんが演じられる尊と悦子は同年齢の夫婦役ですが、実際は大先輩ですので、そこをなるべく感じさせずに夫婦に見えるように演じることが、私のこれからの課題です!

フジテレビ制作の連続ドラマでのレギュラー出演は、『君といた夏』(フジテレビ系/1994年4月クール)以来、25年ぶりになりますが?

『君といた夏』は、本当にデビューしてすぐに出演させて頂いた作品でとても懐かしいです。何年ぶりとかはあまり意識していませんでしたが、本作がとても楽しみです。頑張ってやらせて頂けたらと思います。

ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

キャラクター性の濃い登場人物がたくさん登場します。本当に作品としては楽しいエンターテインメントだと思うので、楽しんでみて頂けたらうれしいです!

華の兄・三雲渉(みくも・わたる)には、ファッションモデルとしてだけでなくタレント・俳優と活躍の場を年々広げている栗原類さん。三雲家の中で、唯一物を盗むわけではなく情報を巧みに盗み出す引きこもりのハッカーという役どころ。フジテレビドラマには、木曜劇場『嫌われる勇気』(2017年1月クール)のスピンオフドラマ『道子とキライちゃんの相談室』(2017年1月)で声の出演はしていますが、実写ドラマ出演は本作が初とななります。深田さん、渡部さんとは初共演で、瀬戸さんとは映画『僕は友達が少ない』(2014年2月1日公開)以来およそ5年ぶりの共演となります。

栗原  類さんのコメント

原作、脚本を読まれた際の印象は?

作品の大ファンになりました。お話を頂いたときに初めて原作を読んだのですが、登場人物がすごく個性的で設定が面白く、コメディーとミステリーのバランスが絶妙で一気に読み進んでしまいました。

深田恭子さんとは初共演、瀬戸康史さんとは映画『僕は友達が少ない』(2014年2月1日公開)以来、およそ5年ぶりの共演となりますが?

今回、深田さんの兄という役柄なのではじめましてと同時に“お兄ちゃん”と呼ばれるのはなんだかドキドキしますが、良き兄になれるよう頑張ります。瀬戸さんとは本当に久しぶりの共演で、前回は敵対関係でボコボコに殴り合う役だったのですが、今回も互いに仲良くできなさそうですね(笑)。ですが、実際は仲良くさせて頂いているので、また共演できるのはうれしいです。

フジテレビ系ドラマ実写出演は本作が初となりますが?

『道子とキライちゃんの相談室』(フジテレビ系/2017年1月)でキライちゃんの声で連ドラに出演していたのですが、ついに僕の姿が皆さんに見てもらえるようになったのがうれしいです。連ドラ自体が久しぶりなので慣れてないことが多いかもしれませんが、一つ一つの瞬間を楽しんでいきたいと思います。

ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

“令和”初の夏ドラ、恋愛あり、コメディーあり、ミステリーありの作品となっています。全キャスト、スタッフでたくさんの愛を込めてこの作品を作っていきます。是非楽しみにしていて下さい!

華の祖母・三雲マツ(みくも・まつ)には、映画『カメラを止めるな!』(2018年6月23日公開)でテレビ局のプロデューサー役を演じ、見る者に強烈な印象を残したどんぐりさんが決定。どんな鍵でもいとも簡単に開けてしまう敏腕鍵師役を演じます。連続ドラマへのレギュラー出演は初で、もちろんフジテレビドラマにも初出演となります。ドラマ・映画業界の第一戦で活躍し続けている俳優陣が集結した中で、今乗りに乗っている個性派女優・どんぐりさんがどのように本作に彩りを加えるのか、期待が高まります。

どんぐりさんのコメント

原作、脚本を読まれた際の印象は?

原作は、面白くて、まさかの展開があり、気持ちを揺さぶられるところもあって、気がついたら泣きながら読んでいました。脚本では、主人公の華さんと和馬さんの心の声が聞こえてきて、(原作と)同じ出来事でも、場所や展開も違っていたりするのでドキドキしました。

深田恭子さん、瀬戸康史さん、渡部篤郎さん、その他共演者の皆さんについていかがでしょうか?

深田恭子さんは、華やかで、それでいてどんな役にもなれる方。瀬戸康史さんは、目がキラキラしていて、見ている人が引き込まれる方。渡部篤郎さんは優しさと完璧さを持っていらっしゃる方という印象があります。深田さん、瀬戸さん、渡部さん、その他共演者の皆さんは、私がこれまでテレビ画面やスクリ-ンの向こう側で拝見させていただいていた方々。すてきな、すごい方ばかりです。今回ご一緒させて頂き夢のようです。

本作で連続ドラマレギュラー初出演になりますが?

はい。本当にびっくりしています。ドッキリカメラではないかと思った時がありました(笑)。自分のキャラクターをいかせるよう、成長できるよう、精いっぱい頑張ります。

ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

このドラマは、泥棒家族と警察家族の主人公が恋愛、というだけでも面白いと感じますが、その上、展開が驚きの連続です。衣装もとてもすてきです。衣装合わせの時から、たくさんのスタッフさんが関わってくださいました。一話もお見逃しなく、お楽しみ頂きたいです!  映画『カメラを止めるな!(上田慎一郎監督)』(2018年6月23日公開)のおかげで、私は、いまここにいさせていただいています。見て下さった皆様、関係者の皆様、ありがとうございます!

華の祖父・三雲巌(みくも・いわお)には名バイプレイヤー・麿赤兒さん。幼い華にスリの技術を直伝した伝説のスリ師を演じます。深田さんが出演していた『山おんな壁おんな』第4話(フジテレビ系/2007年7月26日) にゲスト出演していましたが、本格的な共演は本作が初となります。瀬戸さんとは連続ドラマ小説『まんぷく』(NHK/2018年)で同作品には出演していますが、共演自体は本作が初で、渡部さんとの共演も初めてとなります。小沢さんと同様に映画『翔んで埼玉』(2019年2月22日公開)に引き続き、武内監督作品への参加。フジテレビドラマへの出演は『コンフィデンスマンJP』最終話(2018年6月11日)でのゲスト出演以来で、木曜劇場への出演は『優しい時間』(2005年1月クール)以来、およそ14年ぶりの出演です。

麿  赤兒さんのコメント

原作、脚本を読まれた際の印象は?

読んでみて、難しくもあり面白い題材だなと感じました。泥棒の娘が警察官と一緒になるロミオとジュリエット的な展開というのは、この年齢だといろいろと考えてしまいますね。どうなるかハラハラしておりますけど、脚本を読んだ限りでは、この娘は苦労するなぁと!(笑)。あと衣装も含めまして、どうなるのか…。衣装合わせをした感じですとハリウッドのSFを連想しました。結構楽しかったです。

共演者の皆さんについていかがでしょうか?

深田恭子さんはとてもおきれいな女優さんですね。初共演でもありとても光栄です。渡部篤郎さんはとても安定している印象がございます。渡部さんとも、しっかりと一緒にお芝居させていただくのは初めてです。他のLの一族もとても個性的な役者さんがそろっておりますが、泥棒の血筋なので、やはり皆さん濃くならざるを得ないのだろうなと感じました。

木曜劇場への参加は『優しい時間』(フジテレビ系/2005年1月クール)以来、およそ14年ぶりの出演になりますが?

とても感慨深いです。当時共演していたキャストさんたちをテレビでみると大きくなったなと感じます。オジサンの立場だとそんなことばかり考えますが、この作品は初めての方が多いので、新しい出会いがとてもうれしいです。

ドラマを楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

今までに無いようなドラマだと思いますし、奇想天外で“どうなるんだろう”と楽しみにして頂けるかなと思います。ハラハラドキドキで、ありえないようでありえるリアルが出せたら面白いと思うので、監督の頭の中にある構成を、ぜひ楽しんで頂けたらと思います。

泥棒一家“Lの一族“には、一人一人に個性がありクセのある、一筋縄ではいかない、そうそうたる顔ぶれがそろいました。ドラマ内で一族全員が集まった時の底知れぬ爆発力は必見で、”Lの一族“がお茶の間をコメディーの渦に包んでいきます!  悪党しか狙わないことがモットーの“Lの一族”。果たして警察に捕まらずに、悪を持って、悪を成敗できるのでしょうか? そして華と和馬の恋愛の行方は…!?  1984年放送の『オレゴンから愛』以降、多くのストーリーを放送し続けている木曜劇場。35年も続く、木曜劇場史上、最も異質なドラマが、ここに誕生!

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