2019.8.2 FRI. UPDATE インタビュー#07

『ルパンの娘』への出演が決まった時の感想はいかがでしたか?
それは嬉しかったです!  ほんまに?  ですよ。最初に衣装合わせに行く時も“ドッキリ”なんじゃないかって思っていたぐらいです(笑)。ポスターにも入らせて頂いて。先日、渋谷のハチ公口で大きなポスターを見かけて、写真を撮ろうと思ったんですけど、待ち合わせの方がたくさんいらしたので止めときました(笑)。
収録現場の雰囲気はいかがですか?
いつも笑いが起きている、温かくて和やかな現場です。みんなで楽しく話しています。ただ、深田(恭子)さんたち、三雲家を演じるみなさんが有名な方ばかりなので、ここにいて良いのかと、最初はすごく緊張しました。深田さん、渡部(篤郎)さん、小沢(真珠)さんと四人が車に乗っているシーンでは“同じ空気吸ってる!”と思って、とても嬉しかったです。また、撮影は今までテレビで見ていたシーンが、こういう風に撮影されていたんだとか、カメラの向きや…一度、私が出てはいけないところで映ってしまって撮り直したり(笑)。とにかく日々勉強させていただいています。
マツはどのようなキャラクターだと思われますか?
マツは伝説の鍵師で、先祖代々続く泥棒一家の一人であることに誇りを持っていると私は思います。普段は飄々としていて明るく、あまり何も考えずに日常生活を送っているように見えるけども、マツも長いこと生きているから様々なことを経験はしているでしょう。孫の華ちゃんは可愛くて仕方ないんですけど、本人は泥棒家業を継ぎたくないのがマツの悩みどころですよね?  複雑ですけど、和馬くんとの恋愛を心から応援してあげたいと思う優しさを持っています。
マツを演じる上で心がけていらっしゃることは?
華ちゃんの事が好きで、どんな時も味方でいる頼もしいマツになりたいと思っています。泥棒の時は、気持ちはドンと構えて、動きは機敏にしている感じです。マンションで過ごしている時は、子供のように木馬に乗っていますけど…天真爛漫ですよね(笑)。
三雲家は泥棒一家ですが…。
もう、みんなまず顔が良い美男美女の家族で(笑)。華ちゃんは真面目に生きたいと泥棒を嫌っていますが、三雲家は悪人からしか盗みを働きません。そこは、一本スジが通っている泥棒一家だと思います。
泥棒スーツの着心地はいかがですか?
とても良いです。まさかあのような衣装を着せていただけるとは思っていませんでした。最初に来た時に鏡を見て、思わず“私じゃないみたい…”と言ってしまったぐらいです(笑)。体にピッタリなので体重の増減がないように心がけてします。とにかく、すごくお洒落なスーツだと思っています。
深田恭子さんの印象は?
とても優しい方です。深田さんとの最初のシーンが、私が扉の鍵を開けて忍び込むシーンでした。その時に、羽根で鍵を開けるんですが落ちてしまったんです。そうしたら、深田さんが“この後、(マツが羽根を)舐めるから拭いてあげて下さい”とおっしゃってくれたんです。私自身が気付かなかったようなことを、即座に気づく気配りと優しさを感じました。お芝居をしていると、目がとても綺麗なので見惚れてしまうんです。お芝居中に見惚れていてはいけないですが(笑)。また、瞬時に表情を変えることが出来るのもさすがだと思います。
渡部さん、小沢さん、栗原さんはいかがでしょう?
渡部さんは、とにかく格好良いです。撮影はもちろん、休憩室でただ立っていたり、座っていたりする姿も格好良いんです。渡部さんの撮影が先に終わった時も、私のところにも来てくださって“じゃ、どうも”と言ってくださるぐらい、気づかいもなさる方です。小沢さんには本読みの時にお話しさせていただきました。お子さんの話を伺ったりしています。栗原さんは足が長いのでフグ雑炊を持って追いかけるシーンが大変だったり(笑)、質問したら丁寧にお答えくださいます。みなさん本当に優しい方ばかりです。
マツの夫、巌役の麿赤兒さんは?
まだ、お芝居はしていないのですが、ティザー撮影でお会いしました。目力がすごい大先輩ですけど、麿さんも優しい方でした。
最後にドラマをご覧のみなさまにメッセージをお願いします。
始まってしまったら最後まで一瞬も見逃せないドラマです。タワーマンションやダミーの家、衣装も素敵ですし、見どころがたくさん。出てくるお料理も、3時間もかけてじっくり焼いたお肉とかもあるんですよ。スタッフさんたちがこだわって手間暇かけて作っているという事は、見てくださる方にもきっと伝わっていると思います。毎回、細かいところまで楽しみに見ていただきたいので、放送前に他の用事は全て済ませてお楽しみ下さい!

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