#099
HomePageだけの特別編集版 吉田拓郎編
- 光一
- はい,あらためて紹介します.今夜のゲストは吉田拓郎さんです.
- 吉田
- こんにちは,どうも.
- 光一
- こんにちは.拓郎さん,約一年振りの2回目の登場ということで.
- 吉田
- ここに座ってると変でしょ.
- 剛
- ちょっとね,変ですね.
- 光一
- お人形出そう.
- 剛
- 拓ちゃんフィギュア.
- 光一
- 新しいんだけっけ?
- 吉田
- ねえ,それって顔だけすげ替えてない?
- 剛
- いやいや,ニューバージョンです.はい,僕,TOMです.
- 光一
- このTOMさん恐いな.拓郎さん,この1年の間に何かいろんな変化はありましたか?
- 吉田
- 変化ですか?
- 剛
- 何かありましたか?
- 吉田
- いろんな仕事が,嫌なものも含めて増えましたね.
- 光一
- いろんな仕事が増えました?
- 吉田
- ええ.
- 剛
- はい,皆さん,いろんな仕事が増えた.
- 吉田
- この番組なんかでも,番組対抗とかにも引っ張り出されて,なんかトロッコとか乗るじゃないですか.俺,ああいうの大っ嫌いですから.
- 光一
- でも,メチャクチャ美味しいと思いますよ.
- Bro.TOM
- でも,そのトロッコ,拓郎さんの自前だったっていう噂ですよ.そんなことないですよね.
- 吉田
- ああいうの多いんですよ,すごくね.
- 光一
- 出るのはどうなんですか?
- 吉田
- 嫌です.
- 光一
- 嫌ですか?でも出てますからね,拓郎さん.
- 吉田
- 君らが一緒だからいるだけで,出ないですよ,普通.
- 光一
- 僕らがいないと出ないっていうことですか?
- 吉田
- そうですよ.
- Bro.TOM
- だから,いなけりゃ出ないで済むっていうことですよね.
- 光一
- そういうことか.
- 篠原
- Bro.TOMさんのジュースがないです.
- Bro.TOM
- すいません,ありがとうございます.
- 光一
- 拓郎さんから見たシノラーはどうなんですか?
- 吉田
- 篠原は本当にいちばん最初の頃に比べると,やっぱりすごい女の子から女性に.
- 篠原
- そうです.今日は拓郎さんのために正装してきました,ほら.TOMさん,もう飲んじゃった.もう一杯いりますか?
- Bro.TOM
- じゃあ,私,せっかくトークにいるので,何杯飲めるかだけでも挑戦しときます.
- 光一
- いや,そういう番組じゃないですよ.
- Bro.TOM
- 放っておいて,何杯飲むかだけって楽しいですよね.
- 篠原
- もう一杯持ってきますね.
- 光一
- 拓郎さん,今までゲストたくさん来ましたけど,この人は良かった.
- 吉田
- それはいろいろ.
- Bro.TOM
- 僕が司会の時は,いつもゲストが拓郎さんなんですよ.
- 剛
- そうなんですよね.
- Bro.TOM
- いつもなんですよ.なかなか松たか子さんにならないんですよ.
- 吉田
- そうですね.
- 篠原
- はい,どうぞ.欲しかったらいつでもどうぞ.
- 光一
- それではLOVELOVEなものを.拓郎さんLOVELOVEは?これは僕,一発でわかりました.建さん.
- 剛
- 建さんですね.
- 光一
- LOVELOVEっていうことで建さんを?
- 吉田
- あのね,男の人のうしろ姿が好きだとか何とかいうじゃないですか.僕,そんなのは嘘だと思うわけ.その例なわけ,これから出てくるのは.
- 剛
- あ,そうなんですか.
- 光一
- 建さんは最近どうなんですか?人気者なんですか?
- 吉田
- ものすごい人気者.
- 光一
- あら.
- 剛
- あら.
- 吉田
- もうどこへ行っても「あ,吉田健さん,吉田建さん」って.自分でも「俺のどこがいいんだろう?」ってね.
- Bro.TOM
- 建さんこのごろあれですよね,最近,一人で喋って一人で突っ込むっていうワザを自分で.自分で「なんとかで,そんなわけねぇか,なんとかで」って.
- 吉田
- あれね,俺,良くないと思うな.全部言っちゃうんだ,一人で.
- 建
- そんなこと言ってないぞ!
- 剛
- ちょっとだけ出てきた.
- 光一
- 声だけや.映る前にどっかいっちゃった.続いていきましょう.あれ?また後ろ姿.
- 吉田
- これね,鳥山君のうしろ姿.
- Bro.TOM
- 鳥山さんの服の感じかどうかわかんないですけど,パッと見た感じ,お骨が焼き上がるのを待ってる人みたいな感じがありますよね.
- 吉田
- そりゃすごいな.
- Bro.TOM
- こんな感じで待つじゃないですか.
- 光一
- 次,これ武部さんのうしろ姿や.
- 吉田
- この人,これは俺わかるよ.なんか悲しそうだろ?これは.
- 光一
- なぜか悲しそう.
- 吉田
- この男だけは,なんか泣いてるだろ,今.絶対に泣いてると思う.「僕,帰りたい」って言ってない?
- Bro.TOM
- 背中撮るの面白いもんですね.
- 剛
- おもろいな,背中.
- Bro.TOM
- なんかだんだん面白さが出てきましたね.最初は,きっと彼らの心のなかでは「ナメたことを」って思ってたんでしょうけど,今,良さが出てきましたね.最初から最後まで見たい気持ちが.いい感じですね.
- 光一
- 盛り上がってきたで.なに撮ってるんですか?これ.
- 剛
- これ,何ですか?
- 吉田
- 水着です.水着好きです,僕.
- Bro.TOM
- 僕,途中まで背中を撮り続けてて,なんかそこに意味があるのかな?と思っていた僕がバカでした.
- 光一
- 何の意味もないですよ.
- Bro.TOM
- 突然ここにくるとは.
- 光一
- 最後にトータルで.
- 剛
- 全員集合したわけですね.
- 光一
- それじゃあ,ガチャガチャマシーン・アルファいきましょう.ガチャガチャマシーン・アルファ・もぎたて.
- 剛
- もぎたて.
- 光一
- 「内容までは詳しくお聞きしませんが,今現在,奥様に秘密にしてることは幾つありますか?誰にも言わないから教えて下さい」.
- 剛
- 拓ちゃんの秘密.
- 吉田
- 三つぐらいでしょうね.
- 光一
- 三つ.
- 吉田
- 三つは一生言わない.
- 光一
- じゃあ,今,言っちゃいましょうよ.
- 吉田
- いや,言わないよ.なんで?
- 光一
- 見てませんて.
- 吉田
- 見てるって.
- 剛
- それでは,スペシャルゲスト.
- 吉田
- また.おまえ,毎回そんなこと言ってない?俺が来る時.
- 剛
- スペシャルゲストが来ています.カヨさん,どうぞ!!
- 吉田
- またおまえは.
- Bro.TOM
- どうも,はじめまして.
- 吉田
- ほら.
- 光一
- カヨさんとはどうですか?
- 吉田
- 何が?そんなことおまえ,聞くなよ.
- 光一
- それではLOVELOVEな歌いきたいと思います.
- 吉田
- はい.
- 光一
- 拓郎さんがLOVELOVEな歌は?
- 吉田
- 僕がゲストで呼んでいただく時は,必ず僕一人では歌わせていただけないっていうことになってますんで,僕の長い歌を持ってきて,みんなで歌うっていうことになってますんで,今回は僕のアルバムでやった70年代に作った曲ですけど,それをやります,みんなで.
- 光一
- これですね.「イメージの詩」.これは何歳ぐらいの?
- 吉田
- これは二十歳です.
- 光一
- 僕らぐらいですよね.
- Bro.TOM
- 佐藤竹善君が心配してたんですけど,これ,長くみんなで歌うじゃないですか.「歌,カットされないよね?」って心配してたんですけど.みんな心配してるんですよ.みんな滅多に映らないメンバーなんですよ.
- 吉田
- それはすごい被害妄想ですよ.
- Bro.TOM
- 滅多に映らないのに眉毛とか書いてる中西君とかが,すごい気にしてたんですよ.
- 吉田
- 今日みんな映りますもんね.
- 光一
- 映りますね.
- 剛
- 映りますよ.
- 吉田
- 今日はみんな映りますもんね.今日は全員ですよね.
- 光一
- 全員でやりますんで.この「イメージの詩」っていうのは,何をイメージして作ったんですか?
- 吉田
- 二十歳の時に,ある日,ある女の子に「好きだ」っていうことを言おうとして,言おうとした直前にその女の子から「私のことを好きになっちゃダメよ」って言われて.こんなことが世の中にあるのか?と思って.僕が言おうとしてる直前なのに,その前に「私のこと好きになっちゃダメよ」って言いうことを言われるっていうね.すごいショックだったんですよ.その時に,世の中に信じられるものはないって思ったんですよ,二十歳で生意気に.で,信じられるものがないと思って,ずっと言ってるとグダグダいっぱい出てきて,それをバァーッて.
- 光一
- 詩とか読んでると,俺ね,最後のフレーズですごく歌の締めって感じですごく好きなんです.
- 吉田
- あ,そうですか.ありがとうございます.
- 剛
- 大好き.
- 吉田
- やっぱりいい曲ですよね.やっぱりね,才能がね.
- 光一
- これ,じつは拓郎さんのデビュー曲.
- 吉田
- ええ.はい.
- Bro.TOM
- これ,テレビで歌ったことないですよね?
- 吉田
- テレビでは歌わせてもらえません.長すぎて.
- Bro.TOM
- 長すぎてね.
- 光一
- すごく貴重なことですね.
- Bro.TOM
- これ,本当に貴重なことですよ.後ろで見てて,なんかね,ドキッとするぐらいな感じがあったですよ.
- 光一
- いいですね.じゃあ,みんなでやりたいと思います.よろしくお願いします.
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