#098
HomePageだけの特別編集版 松たか子編
- 光一
- 今夜のゲストは松たか子さんです.よろしくお願いします.
- 松
- よろしくお願いします.
- 剛
- じゃあ,さっそく人形を.
- 光一
- 松さん人形.あれ?松さんの人形作ったの初めてやっけ?
- 松
- 前も何かありましたが.
- 剛
- 今日はね,オマケも付いてくる.じんべえ.
- 光一
- じんべえ.現在ね,ドラマで田村正和さんと共演中ということで.いろいろ考えるな,スタッフも.
- 剛
- コンパクト田村です.
- 光一
- 松さんは,今回で3回目の出演で.
- 剛
- ハットトリックですね.
- 光一
- 3回目っていうのは,今までのゲストの中でいちばん多いと思うんですけど.
- 松
- すいません.
- 剛
- いえいえ,嬉しいことですからね.
- 光一
- ね,拓郎さんも喜んでるかと思います.
- 吉田
- メチャメチャ喜んでますよ.
- 松
- 本当ですか?
- 吉田
- 最近やっぱり3回目ともなると,リハーサル来なくなるね.
- 松
- ごめんなさい.本当に.
- 光一
- ドラマやってらっしゃるんですから.
- 松
- すいません,本当に.
- 吉田
- ううん,3回目だと思うな,俺やっぱ.
- 松
- 本番,今日終わってから.
- 吉田
- やっぱり2回目ぐらいまでは一生懸命リハーサル来てもらって,すごく一生懸命やってくれるなって.昨日,誰も来なかったね.
- 光一
- そうですね.坂崎さんも来なかったし.
- 吉田
- 来なかった.
- 松
- 今日,終わってから.
- 吉田
- 今日はね,だから終わった後リハーサルやります.
- 光一
- 何のリハーサル?
- 吉田
- いいんだよ.とにかくやらないと気が済まない.
- 剛
- 終わってからリハーサルしましょうね.
- 光一
- それだけ一緒にいたいっていうことですから,拓郎さんも.まあ,ドラマやってるっていうことは,またこのスタジオなんですよね?ドラマのほうも.
- 松
- そうです.だから,今日,終わってから.
- 光一
- ドラマを?
- 松
- はい.
- 剛
- 嫌でしょ?なんかそういうの.同じスタジオっていうか,同じ建物の中でスタジオが別って.
- 松
- 初めてです,こういうこと.
- 剛
- 嫌じゃないですか?どうせなら車で移動したいですよね.
- 松
- そうですね.
- 剛
- そこにドラマの現場があると,ちょっと嫌ですよね.
- 光一
- 移動っていうのも,少しは息抜きになるからね.
- 松
- そうですね.
- 光一
- 今日も終わった後にドラマ.
- 剛
- 大変ですよね.
- 光一
- 順調ですか?撮影のほうは.
- 松
- 順調です,非常に.
- 剛
- いいことですね.
- 松
- 本当に順調にいってて.もう6話を撮り始めたぐらいで.
- 光一
- もう6話?
- 松
- もう6話入ってきました.
- 剛
- だいぶいい感じに進んでますよね.雨とかにも大丈夫なんですか?
- 松
- わりとお天気も恵まれてて.
- 光一
- 6話だったら本当にね,順調ですよね.俺がドラマやってた時,オンエアの2日前まで撮影とか.
- 剛
- 当日までやってたりして.撮って出しっていうのもありますものね.
- 松
- そういう意味では順調ですよ.ロケもここらへん近辺の,正和さんのご近所で.
- 剛
- 焦りながらドラマ撮るのと,余裕もって撮るのとだいぶ違いますもんね,気分がね.
- 松
- 草なぎさんと御一緒させていただいてます.
- 光一
- どうですか?
- 剛
- どういう方ですか?草なぎさんは.
- 松
- 面白いですね.
- 剛
- すごくいい人ですよね.
- 松
- いい人っていうとあれですけど,こちらが「どういたしまして」っていいたくなるような「ありがとう」を言う人なんなですよ.
- 剛
- まあ,僕みたいなっていうことですよね.
- 光一
- それはでも剛違いやな.
- 剛
- あれ?
- 光一
- 「あれ?」じゃなくて.田村さんはどうですか?
- 松
- 田村さんもあのまんまです.でも,すごい可愛らしいですよ.チャーミングです.
- 光一
- ドラマのテーマって何でしたっけ?禁断の愛?
- 松
- そんなことないですよ.
- 光一
- そんなことないてぜすか?
- 松
- 親子なんですけど,血がつながらない二人が恋をする,みたいな.
- 吉田
- それを禁断っいていうんじゃないの?
- 松
- そうなんですか?そう,禁断といえば禁断.
- 光一
- 禁断の愛.
- 剛
- いいですね.
- 松
- いいですか?本当にいいですか?
- 剛
- そういう愛,いいじゃないですか.ちょっと壁のある愛.
- 光一
- 拓郎さん的には,禁断の愛はどうでしょう?
- 吉田
- 望むところですね.
- 剛
- 守備範囲ですね.
- 吉田
- 禁断とか,上にそういう形容詞が付いたほうがいいな.なんか決して越えてはいけない一線を越えるっていう恋愛は,きくっとスリリングでしょうね.
- 剛
- いいでしょうね.
- 吉田
- うらやましいですね,それね.
- 光一
- けっこうそういう際どいシーンみたいのはあるんですか?
- 松
- いや,ないです.平和に進んでくんですよ.
- 光一
- いや,あるって言っといたほうがいいんちゃいます?
- 松
- そんな.平和なお話なんで,わりと.
- 光一
- そうなんですか.
- 松
- マイペースに進んでいきます.急な展開というよりも.
- 光一
- 本当に今そうやってドラマやってらっしゃるから,メチャクチャ忙しいと思うんですけど,このドラマをやる前,今年の前半っていうのは,けっこう?
- 松
- 前半は舞台をずっとやってました.
- 光一
- 舞台ですよね.その舞台モードとか,ドラマモードとかあるんですか?
- 松
- ないですよ.
- 剛
- 僕はありますけどね.
- 松
- どう違うんですか?
- 剛
- ウルトラマン,スカイモード,戦闘モードがあるように,舞台モード,テレビモード,いろいろありますよね.
- 光一
- いや,だから,どう違うの?って聞いてんの,松さんが.
- 剛
- 舞台モードの時は,くるぶしが青くなります.
- 光一
- ね,舞台モード.
- 剛
- 人の話を君は最後まで聞こうとは思わないのか?
- 光一
- いや,聞いたってしょうがないと思ったんじゃないか.
- 剛
- 結論的にはそうかもしれんが,みんな信じないと思うが,舞台の時は,僕はくるぶしが青くなります.
- 光一
- だから,舞台モードと,ドラマ,そして音楽もやってるわけですし.
- 剛
- そうですよね.
- 光一
- 合わせてきたな.
- 松
- そんなにやること自体は,気持ちは変わらないですね.接する人たちによって違うだけでね.
- 剛
- まあ,そうですよね.
- 光一
- 拓郎さん的には,今日は?
- 吉田
- 僕的ですか?何モードって?
- 剛
- 拓郎Aパターンとかないんですか?
- 吉田
- 今日,夜,打ち上げパーティーですから,パーティーモードですね.
- 光一
- もう今からパーティーモード?
- 吉田
- 目が覚めたら,今日はパーティーだと思ってるんですよ.
- 光一
- 拓郎さんぜんぜん仕事考えてませんからね.
- 吉田
- ええ.その途中で松さんにあったりとか,歌を1〜2曲.それでパーティーだなって.頭の中,パーティーでいっぱいです,ずっと.今日,2周年記念パーティーですよ.
- 松
- すごいですね.
- 吉田
- そのパーティーのために,今ここにいるんです.ここにいればパーティーに行けるんです.
- 松
- そうなんですか?
- 吉田
- そうですよ.
- 松
- 私はでも,リハーサル来なかったから?
- 吉田
- 君だけリハーサルに行ってもらって.
- 松
- そうですね.やっぱり.
- 吉田
- いちおう武部をつけとこうか.リハーサルだけやっといてもらって,僕ら先に.
- 松
- お願いします.
- 光一
- 22:30からの予定なんですよ,そのパーティーが.
- 松
- そうなんですか.
- 光一
- これませんよね?ドラマやってますもんね.
- 松
- でも,リハーサルやんなきゃいけないじゃないですか.
- 吉田
- それは電話して.
- 松
- 「やってます」って.
- 吉田
- で,聞いて「あ,ウマく出来たね.じゃあおいで」って.
- 光一
- いったい何をしたいんですか?拓郎さんは.拓郎さんはね,パーティーも.
- 吉田
- 例えばLOVE LOVEがあると思ったら,LOVE LOVEモードとかあるんですか?
- 光一
- ……………?
- 剛
- ……………?
- 松
- 黙っちゃった.
- 剛
- 何をあの人は言ってらっしゃるんですか?
- 光一
- 拓郎さんにあの人っていうなよ.
- 吉田
- そんなこと言ったら,僕ぜんぜんひどいじゃないですか.
- 剛
- いや,知人でこういう話するとね,面白いですよ.面白かったやろ?今のかわし.
- 光一
- 面白い.
- 吉田
- 面白い.
- 剛
- もう赤の他人かのような.あのスーツを着てらっしゃる方は.または,あの眼鏡の人は.いろんなとこで.……すいません,今日,僕,ちょっとおかしいです.
- 光一
- まあ,松さんもいつも変わらずにいろんな仕事してるっていうことですね.さっきちょっと拓郎さんからも話出ましたけど,武部さん.今回も武部さんがまた.
- 松
- セカンドアルバムが出まして,それを一緒作っていました.
- 光一
- 作詞を9曲分ぐらいやってるんでしたっけ?
- 松
- けっこうやったんですね.
- 光一
- 詞を書く時は,どういうシチュエーションですか?
- 松
- 部屋とか,一人でいる時とかが多いですね.突然出てくるという.
- 光一
- 剛みたいに,パンツ一丁で書くみたいなことはないですか?
- 松
- パンツ一丁で書くんですか?
- 剛
- ええ,おもに.
- 光一
- おもに?メチャ自信持って言ってるがな.
- 剛
- 作詞モードです.
- 松
- 調子いいですか?
- 剛
- 調子いいです.
- 吉田
- 面白いね.
- 剛
- こういうスーツなり,ジャケッツね.ジャケッツなりTシャツなり,いろいろ着てると,例えば「永遠」っていう字がありますよね.あのしんにょうがいい感じに書かれへんのですよ.
- 光一
- それは字の問題であって,詞の内容とは関係ないでしょ.
- 剛
- いっさい関係ないですよ.
- 光一
- ようわからん.
- 剛
- ただ,僕はノートに自分の納得いくような字で,その字に.
- 光一
- 僕は,今日はもう,剛君には話をしません.
- 吉田
- 君,今日すごい面白い人ですね.
- 光一
- 僕はもう,振りません,あなたに.
- 剛
- だから,「永遠」とか「希望」とか,いろいろ奇麗な言葉あるでしょ.奇麗な言葉っていうのは,奇麗な字で書かなきゃいけないんですよ.不細工な字で永遠どうのこうのとかね,永遠と書いて「とわ」と読むとかね.汚い字で書かれたら,それは「とわ」と違うやろっていう話でしょ.
- 吉田
- 誰も聞いてないよ.
- 剛
- やっぱり奇麗に.肩の力を抜いて.ジャケットとか脱いで,外して,入れて.
- 光一
- よくわからんわ.
- 剛
- それでスッと書くんですよ.
- 吉田
- 何を?
- 松
- パンツによって違うんですか?
- 剛
- 違いますね.今日はボクサーパンツはいてるわけんですが,ボクサーパンツの時は,書いてますよね.ジャケットだと肩が詰まってるでしょ.書けないでしょ.ボクサーパンツはゴムで締まりよるわけですわ.するとだんだん内股になってくるんです.こんな自分が可愛いと思える時もあれば,こんな自分がシャカリキにムカつく時があるわけですよ.だからここはカットして.例えば消しゴムが落ちた時ね,ボクサーパンツやったらこう.カットすればすごく自在に.
- 光一
- パンツ関係ない.ボクサーパンツはあかんいうことやろ?
- 剛
- そうですね.今は,詞は書いてないですから.司会モードですから.これはボクサーパンツでOKなんです.
- 吉田
- 肩が詰まるのはどこに行っちゃったの?
- 剛
- 肩パットのせいで,ジャケッツの場合は.
- 光一
- もうええ.おまえばっかテレビに映ってる.あかん,あかん.松さんをちゃんと映さな.
- 剛
- っていうことですよね.
- 松
- よくわかりまくした.
- 光一
- どういう詞が多いですか?
- 松
- どうでしょうか?
- 剛
- 出会いであったり,別れであったり.まあ,人生観だったり.たくさんございますね.まあ,お寿司にもエビ,イカ.
- 光一
- おまえ,今日よう喋るなぁ.珍しいで.
- 剛
- エビ,イカ,イクラ,ウニ,たまには玉子って言ってみたりね.
- 吉田
- ねえ,ローテンションじゃないの?今日は.すごい調子いいね.
- 剛
- ローテンションのわりには,自分が面白いこと言ってるなって.
- 光一
- おかしいわ.
- 剛
- こういう状態のほうがいいんでしょうかね?僕は.バラエティ出る時.確かに今日は僕が調子が良すぎて,みんなびっくりしてると思う.こんな日もあるんだなとみんなびっくりしてると思うが,ゲスト,松たか子さんをメインで映して下さい.
- 光一
- 面白いけど,ゲストが.
- 松
- 私は面白いです,見ていたほうが.
- 剛
- 僕,ゲストちゃうからな.
- 松
- 見ていたほうが面白いです,今日.
- 剛
- 僕,脇役好きなんですよ.
- 光一
- 脇役だからこうやって出てこれるっていうのがね.
- 剛
- そうです.メインになると僕,喋らないんでね,あんまり.
- 松
- わかりました.
- 剛
- どういう詞を?
- 光一
- 戻すよ.
- 剛
- ずらしたのは,戻さなあかん.
- 松
- どうでしょう?何かが始まる時は,出会いから始まるっていう歌とかが多いですかね.何かを決断するみたいな.
- 光一
- 恋愛の詞とかは書かないんですか?
- 松
- 自分なりに多いかもしれないです.
- 光一
- まあ,今日も後で歌いますけども,「恋するギョーザ」っていう.なんでまた餃子が?
- 松
- 餃子好きなんですけど,アルバムの中に餃子の歌を入れようっていうことになったんです.
- 剛
- は?
- 光一
- なに言うてんねん?
- 剛
- 何がおかしいんや?おかしくない,おかしくない.
- 光一
- あかんわ.俺もペースが.松さんも崩れてるやん.
- 剛
- 違う違う.俺がおかしいんじゃなくて,みんながおかしい.みんな精神安定剤飲んだほうがええんちゃうか?
- 光一
- おまえや.おまえ,絶対おかしいわ.
- 剛
- その発想はすごいですよね.
- 光一
- 何やねん?完全におまえのペースやな.
- 剛
- いやいや.アルバムに.
- 松
- そういう遊びっぽい歌を入れましょうって.
- 光一
- それは誰の発想だったんですか?
- 松
- アルバム作りに関わってるスタッフの一人が言い出して.それで篠原さんと.
- 光一
- そう,シノラーの声が入ってるんですよね.
- 松
- 入れてくれて.
- 光一
- 今回LOVE LOVEで歌うことになって.拓郎さん,メチャうけてますよ.もう剛,見てるだけでおもろいな.
- 吉田
- すごいね.もう君だけの世界だよね.
- 光一
- みんな俺の話聞いてんの?
- 剛
- だから,本当に話はズレるんですけど,僕は今,マニアックな女性を求めてるんですが.
- 吉田
- また話が……….
- 剛
- こんな僕でも,プライベートは僕,こういう時が多いんですよ.
- 光一
- 多いな.
- 吉田
- 君のプライベートの話が始まってるの?
- 光一
- おまえ,ゲストじゃねぇぞ.言っとくけど.
- 松
- 聞きましょう.マニアックな女性が?
- 剛
- を求めてまして.だから,こういった状況の中でね,すごく引いてしまう女性とかいすますよね.それ,ダメですね.食いついていかな.
- 光一
- ……おまえ,誰やねん?ほんま.
- 剛
- 恋愛評論家じゃないですか.
- 光一
- ようわからん.
- 剛
- まあまあ.だいぶ話はズレましたが.戻しましょうか.餃子ですよね.
- 光一
- シノラーと歌ってるんですよ.歌ってるっていうか,「餃子」とか言ってるだけですよね.
- 松
- でも,ちゃんとハモってやってくれたんですよ.
- 剛
- いいですよね,そういうアルバムの中で誰かと一緒に歌ってるとか.
- 光一
- 楽しそうね.
- 剛
- 後々やりたいですよね,僕らも.
- 吉田
- 後々?
- 光一
- っていうかね,今日,俺,剛の顔見られへんもん.
- 剛
- 失礼やな,おまえは.
- 光一
- あ,シノラー来た.
- 篠原
- もうスタッフがすごい心配してますよ,剛さんのこと.「今日,大丈夫かな?」って,すごい変ですよ.
- 光一
- レコーディングの時の裏話聞かせてよ.
- 篠原
- あ,ちょうどその時に,餃子の時に剛さんがくれた鼻毛カッターあるじゃないですか.武部さんにちょうど渡したんですよ.
- 剛
- 渡した,渡した.
- 篠原
- すごい気に入ってその場で使ってました.
- 光一
- え?松さんが?
- 松
- 私はそれを耳に使ってみたんですけど,けっこう音が恐くてやめました.
- 篠原
- 松さんレコーディングで耳毛剃ってるんですよ.びっくきりしました.
- 剛
- あれはすごいいいよ.
- 篠原
- 武部さん使ってますかね?
- 松
- どうなんですかね?
- 光一
- レコーディングはどうやった?
- 篠原
- もうすごい順調で.松さんも録り終わってて,篠原が後で入れて,その現場に松さんがいらっしゃったんですけど,松さんが「ともえちゃんの好きなようにやって」って言ったから,いろいろ掛け声を.
- 光一
- 蜂が飛んでる.
- 篠原
- 悪夢ですね,蜂といい剛さんといい.で,それで入れたんですけど,ちゃんとしたコーラスの他にも「餃子」とか掛け声を入れたんですけど,ぜんぶ本番になったらカット.
- 松
- それは私じゃないです.
- 篠原
- 誰がカットしたんですか?
- 松
- 私じゃないですよ.
- 剛
- ごめんごめん,僕がカットした.僕がカットカットカットした.
- 篠原
- やっぱりおかしいですよ.
- 光一
- おかしいから,汚染されんうちに帰ったほうがええで.
- 篠原
- わかりました.頑張って下さい.向こうで心配して見てますから.松さんも頑張って下さい.
- 光一
- それじゃあ,LOVE LOVEなものにいきたいと思います.
- 剛
- LOVE LOVE LOVE.
- 光一
- ………LOVELOVEなもの.健康サンダルじゃないですか.
- 松
- これは今「じんべえ」のドラマで,靴とかはけない合間の時にサンダルを用意しようっていう時に,やっぱり健康サンダルがいいって言って.
- 光一
- 僕も絶対にコンサートで健康サンダルはきますね.
- 松
- それをずっとはいて.
- 光一
- これ,裸足ではくと効きますよね.
- 松
- けっこう効きますよね.
- 光一
- すごい痛くなってくるんですよ.
- 剛
- イボが出とるからな.
- 光一
- いや,出てるよ.
- 松
- 全面にね.
- 光一
- わかっとるやん.
- 剛
- いっぱい出とるからな.
- 光一
- これは?ガッちゃん?
- 松
- ドラマのロケでですね,秋祭のシーンがあるんですよ,これからおいおい.それでハッカパイプをもらってきたんで映してみました.
- 光一
- これ,吹きました?
- 松
- 吸うんですけど,ハッカがこないんですよ.詰まってて.窒息しそうになっちゃう.
- 光一
- それは多分,低血圧なんじゃないですか?
- 松
- そうですか.すいません.
- 光一
- これはもうね,拓郎さん絶対欲しいと思って流るはずですよ.
- 松
- そんなことないですよ.
- 光一
- それは松さんが吸ったっちゅうこちゃね.
- 剛
- 吸っとるわけやから.
- 光一
- 俺が言ったから,もう.もう今ね,今日は拓郎さんはね,松さんよりも剛にいっちゃってる.
- 吉田
- メチャクチャ面白い人ですね.
- 光一
- あ,きました.これ,監督さん?
- 松
- 違います.なんかすごい顔.
- 剛
- これは脚本書いた方じゃなくて?
- 光一
- 「じんべえ」の台本と一緒にする,これはムッシュ?
- 松
- ロクです.ロクロウです.
- 光一
- ロクロウさんのほう.うれションはムッシュ.これは松さんの家?
- 松
- はい.
- 光一
- これが松さんの部屋の床です.
- 剛
- フローリングやな.
- 光一
- わかってるがな.「じんべえ」の台本とともに.これは恐い顔しいてるな.恐いけど可愛いな.
- 松
- うれション.
- 光一
- これはうれション.ムッシュ君.
- 松
- うれション,調子はどうですか?そちらの.
- 剛
- もう,ピッと止まりましたね.
- 松
- 止まりました?
- 剛
- ええ,だいぶ「したらあかん」っていいうことを教えたんで.
- 光一
- ムッシュはどうですか?
- 松
- まだ時々やりますね.
- 剛
- 犬とか,鼻を叩くのがいいんですよね.
- 松
- そうなんですか?
- 剛
- 鼻を叩かれたことによって,僕は悪いことをしたんだなっていうことを認識するんです.だから,頭叩いたりおしり叩いてる人いますけど,それはいじめられてるとかとってしまうんで,鼻を叩いてあげたほうが.ね?ムツゴロウさん.
- 松
- いない,いない.
- 光一
- 初めて真面目にこと言ったと思ったのに,いないよ.
- 吉田
- こら,どうなっちゃってんだよ?おかしな人だな,今日は.
- 光一
- これ,また少年隊のようにね.
- 松
- すごい顔.すいません.メチャメチャ可愛くなくないですか?
- 光一
- 可愛いですよ.僕がとっても気になったのは,後ろのタオルが気になったんです.もしや風呂あがりに撮ったとか?
- 松
- 今日,朝撮ったんです.
- 剛
- モーニングシャッターやな.
- 光一
- 真面目な顔して言われても.
- 剛
- あ,だからあんな眠い顔してるわけですね.なぜあんなにやる気がないのか.
- 吉田
- こら,目を覚ませ.
- 剛
- いや,覚めてますよ.どんどん覚めてきましたよ.
- 光一
- 拓郎さん,後ろのタオル気になりますよね?
- 吉田
- もしかしたらお父さんが.
- 光一
- かもしれませんね.これはロクロウ?
- 松
- よくわかりますね.
- 光一
- わかりました.これは?
- 松
- LOVE LOVEなものというか,私のマネージャーさんがですね,最近パリに旅行に行ったんですよ.お土産で買ってきてくれて.私の生まれ年のブランデー.コニャックって言うんですか?でね,たか子って名前入りにしてくれて,持って帰ってきてくれて.大切に飲んで.
- 光一
- お酒は飲まれるんですか?
- 松
- すぐ赤くなっちゃうんですけど,ゆっくりゆっくり飲むのが好きです.
- 光一
- これは全部,今のところは自分が?
- 松
- 私だけじゃなくて,うちの家族が無断で飲んだりするんですけど.
- 光一
- これまたお魚さん?
- 松
- 「じんべえ」のスタッフルームっていう部屋に,ロケで使った金魚を引き取って育ててるらしくて.
- 光一
- これは実際にドラマで使った?
- 松
- お祭のシーンがあるんですけど,その中で出てくる.
- 光一
- 金魚アップで終わりですね.それではLOVE LOVEなもので終わりで.ガチャガチャマシーン・アルファいきたいと思います.
- 剛
- ガチャガチャマシーン・アルファ・もぎたて.
- 光一
- これはいつものように.
- 松
- はい.
- 剛
- ほら,今もぎたてやね.
- 光一
- さあ,「じんべえで禁断の愛に挑んでいる松さんに率直な質問です.松さんが憧れる禁断の愛の形を教えて下さい」.
- 松
- 禁断の愛の形ですか?どういうのが禁断の愛なんですか?
- 吉田
- だから,しちゃいけないことをする恋愛でしょ.親子で恋愛するとか,人の恋人とっちゃうとか.
- 光一
- 憧れるですからね.
- 松
- 憧れはしないです.
- 剛
- こういうのはやらへんけど,やってみたろかなって.
- 松
- 思わないですね.自分でそう思ってそういう恋愛はしないから.
- 光一
- もし友達の彼氏をすごく好きになってしまいました.なぜか.
- 剛
- 死ぬほど好きになってしまった.
- 松
- すごく仲良い友達の.
- 剛
- 彼氏紹介されて,最初は3人でふざけて,じゃれあいながら.
- 光一
- すごい好きになってしまっても,向こうも悪く思っていない.
- 松
- でも,すごく大切な友達ですよね.
- 剛
- 恋愛をとるか,友情をとるか.
- 松
- そしたら諦めると思う.
- 光一
- 友情をとる.
- 松
- どうですか?
- 剛
- でも,そこで例えば,その彼氏が松さんのことを好きになってしまっていたら?
- 松
- しまっていたら?
- 剛
- そういう形になった時に,彼の愛を受け止めるか,友達の友情をとるか.まあ,もしくは裕次郎をとるか.
- 光一
- 関係ないわ.
- 松
- その裕次郎っていうのは,どこから出てきたんです?
- 剛
- 二人で仲良く裕次郎のビデオを見ると.
- 光一
- だったらそれがいいじゃねえか.
- 剛
- だから,愛をとれば,友達から「なんやねん?それ」と.でも,友情を取ったら「おいおい,俺の愛はどうなるんだ?」.そんなもめ事が嫌なら,二人で裕次郎見たらいいじゃないですか.でしょ?
- 光一
- どうでしょうね?難しいですね.
- 剛
- 光一さんはないですか?これは禁断やから,ちょっと挑戦してみたいなって.
- 松
- 好きになっちやったら.
- 光一
- 拓郎さんにちょっとアドバイスをいただこう.今,僕が話してたように,友達の彼なり彼女なり好きになってしまった場合.
- 吉田
- 友達の恋人でしょ.それを取っちゃいけないかどうか.取るべきでしょ.
- 光一
- 取るべき?
- 吉田
- 取っちゃいましょう,どんどん.
- 光一
- どんどん取っちゃう.
- 吉田
- だから,人の奥さんでも,人の旦那でも,何でも取っちゃいましょう,好きになったものは.取りましょう.
- 光一
- 御参考にしていただければと思います.
- 松
- わかりました.
- 吉田
- どうですか?取っていいでしょうか?
- 松
- 何で急に弱気になるんですか?
- 吉田
- あの方が今日,気になるんですよ.何か言われそうな気がして.
- 松
- そうですね.どうでしょうか?
- 剛
- まあ,取るというのはね,すごく普通じゃないですか.取るだけですから.取って3回ぐらいこすって下さい.そしたら「なんですか?御主人様」って出てくるから.
- 光一
- いいよ,ありがとう.
- 剛
- すごい話のつじつまが合ってないのは俺もわかってるけど,振られたらボケなしゃーないからな.
- 光一
- もう一つだけ.
- 剛
- もう一つだけもぎたてで.
- 松
- はい.
- 剛
- 二つ目のもぎたて.
- 光一
- 「最近では,着物姿が週刊誌にガンガン出ていた松さんに質問です.私ってフェロモンプンプンって思うのは,着物姿の時ですか?それともピチピチのドレス姿ですか?」何やねん?この質問は.
- 松
- 超ピチピチ系のドレスって着ないですからね,あんまり.フェロモンプンプンって思わないですから.
- 光一
- そうですか?
- 松
- 思えたらいいなと思いますけど.
- 光一
- 本当に着物はね,本当にお似合いでございますから.
- 松
- そうですか?ありがとうございます.
- 光一
- ね,拓郎さん.
- 吉田
- 僕は松たか子さんはドレスだと思いますよ.ドレスで少し胸が露わな感じで,腰のラインとかがパヨーン!!っいう.パヨーンっていう腰のライン出てるのが,僕は松さんがいちばんグッときますね.
- 光一
- 個人的に好きなだけですよね?
- 吉田
- いや,松さんの体型は,そっちが僕はいいと思います.
- 松
- そうですか?
- 吉田
- はい.僕は体型を知ってるわけじゃありませんけど,僕が想像するに,お着物よりはそちらのほうが.
- 松
- そうですか.じゃあ,拓郎さんにお会いする時は.
- 吉田
- 今日,夜,パーティーでそれしようか.じゃあ,リハーサル行かなくていいよ.それでどうでしょう?
- 光一
- もういいです.
- 剛
- はい,もういいです.
- 光一
- 終わりや.
- 剛
- いいのか?
- 光一
- 言いたかったら言えよ.
- 剛
- まあ,松さんドレスがいいとおっしゃいましたね.そんな滅相もございません.ドレスは違います.
- 光一
- 意見が分かれましたよ.
- 剛
- どうせなら宇宙服で.
- 光一
- 中途半端やったな,今の.
- 剛
- ちょっと.
- 吉田
- そんなこと二人で言い合っててどうすんの?
- 光一
- 楽屋で話しますわ.すいません.じゃあ,LOVE LOVEな歌にいきたいと思います.今日のLOVE LOVEな歌はなんですか?さっそく見せちゃいましようか.
- 松
- はい.安全地帯の「悲しみにさよなら」です.好きだったし,たぶん小学生ぐらいだったんですけど.もちろん歌詞の内容とかわかんないですけど,恋愛がどうとか.でも「泣かないで一人で」とか,そういう言葉にすごく感動して.転調したりする曲って,「あ,こういうふうに曲って出来たりするんだ」とか思って,レコードでよく聞いてたんです.
- 剛
- 店長.
- 松
- 転調.
- 光一
- いや,転調.店長は違うよ.
- 剛
- あれ?
- 光一
- 「あれ?」じゃない.まあでも,これ男性の曲ですからね.
- 松
- そうなんなです.難しいですけど.
- 光一
- 今日は,すごい豪華な感じで歌うんですよ.
- 剛
- 豪華ですね.みんなびっくりするでしょうね.
- 光一
- びっくりすると思いますけどね.それではさっそくスタンバイよろしくお願いします.
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