#092
HomePageだけの特別編集版 Kiroro編
- 光一
- 今夜のゲストはKiroroのお二人です.よろしくお願いします.
- 一同
- よろしくお願いします.
- 光一
- 初対面でございますね.
- 玉城
- はじめまして.
- 光一
- 拓郎さんも初めてですよね.
- 吉田
- はじめまして.
- 玉城
- はじめまして.
- 金城
- はじめまして.
- 光一
- あんまり変わらないんですよね,年.じつはね.
- 剛
- そんなね.
- 光一
- もっと年上の人かなと思いましたけどね.
- 剛
- 19なんですけど,僕ら.
- 玉城
- 二十歳ですね.
- 金城
- 21です.
- 光一
- 玉城さん,金城さん.城,城.じょうじょう.この番組知ってらっしゃいますか?
- 玉城
- 知ってます.
- 光一
- 知ってますか?
- 金城
- はい.
- 玉城
- 知ってる?
- 金城
- 知ってますよ.
- 光一
- 見たことありますか?
- 金城
- ええ,はい.
- 光一
- なんていう番組でしょうか?
- 金城
- 「LOVE LOVE LOVE」?
- 玉城
- 違う.
- 金城
- 「LOVE LOVE あいしてる」?
- 光一
- まあ,ちょっと初歩的な質問になってしまうんですが,お二人は沖縄出身ということで,高校からの.
- 玉城
- 同級生.
- 光一
- 中学の時は違ったわけですか?
- 玉城
- 別々です.
- 光一
- 高校の時に初めて出会った,その時のお二人の第一印象とか覚えてます?
- 玉城
- はい,覚えてます.
- 光一
- どうでしょう?
- 玉城
- 金城さんは,なんかクラスのいちばん前の席で本を読んでいるようなタイプで.お嬢様みたいな感じでしたね.ぜんぜん違うんですけど,そんなイメージが.
- 金城
- どうなんでしょうね?わからないですけど.
- 光一
- 金城さんはどういうイメージを?
- 金城
- 千春はですね,クラスで一番うるさい人.だから,絶対関わりたくなかった.
- 光一
- 関わりたくなかったんや.
- 金城
- っていうか,お友達になれないだろうなと思ってました.悪い意味じゃないですよね?
- 光一
- 悪い意味ですよ.
- 金城
- そんなことないですよ.そうなの?
- 光一
- っていうことは,なんでお二人がユニットを?
- 剛
- きっかけは何かあるんですか?
- 玉城
- 私が中学校3年生の時からア・カペラで歌を作ってたんですけど,高校2年生のクラスがメチャクチャ仲が良かったんですね.だからクラスが別れる前にクラスのみんなに曲をプレゼントしたいから,一緒にやってみない?って誘ったのがきっかけなんですよ.
- 光一
- すごいですね.中学の時からア・カペラで歌う.拓郎さん,そんなことしてました?
- 吉田
- はい?
- 光一
- ♪僕の髪が〜とか歌いながら.ア・カペラで.作ってました?何を笑ってるんですか?
- 吉田
- いや,不思議な二人ですよね.
- 剛
- 不思議ですよね.
- 光一
- 宙に浮いた感じが.
- 吉田
- なんか,僕らもここにいるのが変になってきますよね,だんだん.
- 光一
- そうですね.
- 吉田
- どうもはじめまして.
- 金城
- はじめまして.
- 玉城
- はじめまして.
- 光一
- 拓郎さんはご存じですよね?
- 玉城
- はい,知ってます.
- 光一
- 今日,初めてお会いに?
- 吉田
- どうもはじめまして.
- 光一
- どうですか?拓郎さんは.
- 玉城
- カッコいいですね,ギター持ってる姿もまた.
- 吉田
- Kiroroって何?
- 光一
- そうですね.
- 吉田
- Kiroroって何なんだろうね?
- 玉城
- Kiroroはですね,アイヌ語なんですけど.
- 吉田
- 沖縄なのに?
- 玉城
- はい.北海道に私が小学校の時に旅行したことがあって.なんかホームステイみたいな感じで行ったんですけど,雪を見に.その時に聞いてて.インデイーズでデビューする時に,名前を付けなきゃいけないってなった時に,このKiroroって浮かんできて.インスピレーションだったんですけど,はじめは.意味を調べる,「心強い」とか「誠実」とか「潔い」とか,いろんな意味があったんで付けました.
- 吉田
- 「潔い」ですか.
- 玉城
- ね.
- 金城
- はい.
- 光一
- そういう意味があるんですか.Kiroro.お二人,喧嘩とかされません?
- 玉城
- 喧嘩っていうかわからないんですけど,多分ね,喧嘩みたいなことはしていると思うんですよ.喧嘩ってどういうふうにします?言い合いですか?
- 剛
- しませんよ,うちら.
- 光一
- 僕らほんま,しませんよ.普段あんまり喋らないですから.
- 剛
- 喋らないですから.
- 玉城
- 喋らなくなることはあるんですよ,私たちも.だけど,言い合いになることはないんですよ.
- 光一
- 言い合いになれことはないけど,喧嘩っぽいことはある?
- 玉城
- 何も喋らなくなることはある.
- 光一
- 「こいつムカつくな」とか心の中で?
- 玉城
- 「ムカつくな」っていうか,なんなんでしょうね?思ってる?
- 金城
- わかんない.
- 玉城
- 思ってるみたいですね.
- 剛
- 思ってるのや.
- 光一
- えらいにこやかやけども.
- 玉城
- 私が言っても,この人が「ふーん」みたいな.なんか流してしまうので.
- 金城
- いや,ちゃんとありますよ.
- 光一
- ありますか?
- 金城
- ちゃん止まります.
- 光一
- え?どこで止まるんですか?
- 金城
- 言葉が止まります.なんて言ったらいいんですかね?
- 玉城
- 心に残る?
- 金城
- そうですね.
- 玉城
- 違うよね.
- 金城
- はい,すいません.
- 光一
- なんて言うんでしょうね?
- 吉田
- 沖縄の方言じゃないでしょ?
- 剛
- 違いますよ.
- 光一
- メチャクチャ標準語ですよ.沖縄語とか出ないんですか?
- 玉城
- 私は出ますけど,この人はね,使ってなかったみたいで.
- 金城
- 千春,上手ですよ.
- 光一
- そうですか.
- 吉田
- なんか二人でいて「この人」って言うのがすごく他人行儀でいいですね.
- 光一
- お互いどういうふうに?
- 玉城
- あーや.
- 金城
- ちーは.
- 玉城
- 千春の「ち」と「は」.で,綾乃の「あ」と「や」.
- 光一
- どうですか?お二人は普段から一緒に遊んだりとかするんですか?
- 玉城
- しないですね.
- 金城
- はい.一緒に出かけないです.
- 光一
- やっぱりコンビってそうなんかな.俺らもしないです.
- 玉城
- そうなんですか.
- 剛
- ぜんぜん遊ばないですからね.
- 光一
- 普段の私生活,あんまりわかんないんですけどね.
- 剛
- だから,僕が地道にビルを建ててることとかもぜんぜん知らないんですよ.
- 金城
- そうなんですか?
- 光一
- いや,本気にされても.
- 金城
- びっくりした.
- 光一
- 今,メチャ本気にしたで.
- 剛
- ボケも難しいな,今日はな.
- 光一
- あんまりボケても本気にしてしまう.こいつ,日本人じゃないでんすよ.
- 金城
- そうなんですか?
- 剛
- 僕,生まれがイギリスなんですよ.お父んがイギリス人で.
- 金城
- オトンって何ですか?
- 玉城
- お父さん.
- 剛
- お母さんが日本人で,奈良で生まれたんですけど.
- 金城
- いつイギリスにいるんですか?
- 剛
- 僕,12歳から17の夏ぐらいまで向こうにいて,それで帰ってきてこいつコンビ組んで.
- 光一
- そうそう.
- 金城
- 忙しいですね.
- 剛
- けっこう.
- 光一
- 今,完全に本気にしてる.嘘ですよ.
- 金城
- うそ?
- 光一
- ええ,嘘です.
- 剛
- おもろいなぁ.
- 光一
- あの,のど自慢に優勝されたんですよね?
- 玉城
- はい,私.
- 光一
- これは自分で出ようと思わはったんですか?
- 玉城
- 小学校とか中学校の時から出たかったんですど,家族にも出なさいって言われてたんですけど,高校生からしか出られないんですよ.で,高校生になった時に自分で「今だ」って思って.
- 光一
- そしたら優勝してまうっていうことがね.
- 剛
- すごいですよね.
- 光一
- 例えば今プロとしてやってるわけですけども,お二人で曲作ってるわけですよね.
- 玉城
- はい,私が.
- 光一
- 「こんなの違うよ」とかいう気持ちがあったりしないですか?
- 金城
- 何も言いません.そのままテープをもらって,ア・カペラのテープをもらって伴奏を付けるだけ.
- 光一
- すごいですね,そのへんは.まあ,沖縄ということで,アクターズスクールに入ろうとは思わなかったんですか?
- 玉城
- 私,踊れないんですよ.リズムがとれなくて.
- 光一
- でも,歌ってるからね.
- 剛
- バラードの時,けっこう必要じゃないですか.
- 玉城
- そうなんですよね.だから,踊って歌ってみたいんですけど.これから挑戦してみようかと.
- 光一
- じゃあ,ピアノも回るとかどうです?
- 剛
- ライヴでカッコいいですよ.グランドピアノ弾いてるでしょ.弾いててだいたい動かないでしょ,ピアノ.そのままガーッと動いて.
- 金城
- 誰が動くんですか?
- 剛
- ピアノと椅子に車輪付けて.
- 金城
- 歩きながら弾くの?
- 剛
- いやいや,だから,椅子にね,車輪付けるのよ.で,そのままステージの前まで行ってピアノソロを弾くのはどう?
- 金城
- 弾きながら押すの?
- 玉城
- わかってないから.
- 金城
- 練習します.
- 光一
- 「練習しのす」言うてるで.
- 剛
- 練習してね.
- 光一
- あと,創作ダンス部に.
- 玉城
- 金城さん.
- 金城
- はい.
- 光一
- どういうダンスですか?それは.
- 金城
- 創作ダンス.
- 剛
- それはわかっとるのやけども.
- 光一
- どういうダンスを?
- 金城
- いろんなジャンルをしますね.
- 剛
- なんでそんなガイドんみたいな.
- 光一
- ちょっとやっていただけますか?
- 金城
- もう出来ません.
- 光一
- いや,ちょっと見たいじゃないですか.
- 金城
- 恥ずかしがり屋さんなんです.
- 光一
- 例えば手だけでも.
- 剛
- 何かあるでしょ,いろいろ.
- 金城
- ポーズとかですか?
- 光一
- ええ.
- 金城
- そうですね,沖縄のシーサーとかわかります?
- 剛
- 守り神ですね.
- 金城
- そうそう.犬みたいな.あれを例えたやつを表現すると.
- 玉城
- 表現すると?
- 金城
- 表現するとですね.私がやるんですよね?
- 光一
- そうですよ.
- 金城
- またやるとはおもわなかったです.(やって下さいました)
- 光一
- なんや?それ.なんでこうなるんですか?
- 金城
- これはですね,手は耳の役割で.
- 光一
- 耳を表現してるわけですね.
- 金城
- そうですね.やっぱり表情とかもいろいろありますけど.
- 光一
- 表情もあるんですか?
- 金城
- はい,やっぱりちゃんと笑ってなきゃいけないですからね.
- 剛
- どれぐらいの笑顔で?
- 金城
- いい笑顔で.
- 光一
- あと,ちょっと耳に挟んだんですけど,消防署マニアがいらっしゃると.
- 金城
- なんでそんなことまで知ってるんですか?
- 光一
- いやいや.
- 剛
- 消防署マニア?
- 金城
- マニアとかそういうものじゃなくて.
- 光一
- ということは,金城さんですね.
- 金城
- いや,どっちでしょうかね?
- 玉城
- もうバレてるよ.
- 剛
- なんなんですか?それは.
- 金城
- あのですね,私,消防署とか大好きなんですよ.それで見学に行きたくて.でも,小学校の時に一回は行ったことがあったんですど,もう忘れてるんですね.だからみんなでまた行こうって誘ったんですよ.バイト終ってからなんで10時頃から,そしたら友達みんな行かなくて.で,私一人だなと思って一人で行ったんです.
- 光一
- 消防署に?
- 金城
- はい.で,「見学させて下さい」っていったら,「おまえ,酔っとんのか?」とか言われて.「酔ってないです」って言って,それで見学しました.
- 光一
- ハシゴ車とか?
- 金城
- はい.もうね,すごいんですよ.レスキュー隊とか新しいのがきてて.
- 光一
- レスキュー隊が新しいのきてるんですか?
- 金城
- レスキュー車.それで救急車とか乗せてもらって,ヘルメットもかぶって,重たい洋服も着て,もうすごい楽しかったんです.
- 光一
- 消防署にあこがれっていうか,あるんですか?
- 金城
- やっぱりカッコいいじゃないですか.
- 剛
- 家にあれ付ければいいやん.あの,床から天井に棒つけて.で,二階から一階までシャーッと.
- 金城
- 友達のうちにそれあるんです.
- 剛
- 友達?
- 金城
- それで,私まだ見たことないんですけど,その友達が「いつか絶対にやらせてあげる」とか言って,まだやったことないんですけどね.
- 光一
- じゃあ,家にオリローを付けるとかね.
- 剛
- わからん.マニアックでわからん,オリローは.
- 光一
- わからないですかね?
- 剛
- 俺は面白いけどね.
- 光一
- KinKi Kidsの中では面白い.拓郎さん,知りませんか?
- 吉田
- 知りません.
- 剛
- よく学校に備え付けてある.
- 吉田
- 火事の時に降りるやつ?
- 光一
- そうです,そうです.
- 吉田
- あれ,オリローっていうの?
- 光一
- オリローってそのまんまやないかい.
- 吉田
- 消防車乗りたい?
- 金城
- はい,乗りたいです.
- 吉田
- 変わってるねぇ.
- 金城
- そうですか?
- 吉田
- あの赤いのが好きなの?
- 金城
- 好き好き.
- 吉田
- そしたら火事見ると燃える?
- 金城
- 燃えます.でも,やっぱりあまりあったらいけないことじゃないですか.だから,お仕事はあんまりしないほうがいいんですけど,走って行くのとかすごい大好きです,見るの.
- 吉田
- ボウボウ燃えて人の不幸を見てると,たまらなく?
- 金城
- 助かったらやっぱり感動的.
- 吉田
- 火事で,ウー,ウー,カンカンカンとかいうとドキドキするんじゃない?
- 金城
- はい,します.
- 吉田
- 病気だよ,病気.
- 金城
- 私ですか?
- 吉田
- うん.
- 金城
- ヤバいかな?
- 玉城
- ヤバい.
- 金城
- 直します.
- 光一
- お二人は男性のタイプなんかありますか?
- 金城
- ありますよ.
- 光一
- どうでしょう?
- 玉城
- 私はですね,男らしい人が好きですね.男っぽい,優しくない人.
- 光一
- 優しくない人?
- 玉城
- 優しいんですけど,人前では優しくなくて.で,なんて言うんですかね?強い人,だけど二人になると優しい.わからないですけどね.みんなそうなんですよね,きっとね.
- 光一
- ちょっと冷たい感じのするような人が.
- 玉城
- ええ.
- 光一
- ちょっとクールな感じの.
- 玉城
- 笑った時に無邪気さのあるような.クールな中にも.
- 光一
- じゃあ,拓郎さんなんかいいですね.金城さんは?
- 金城
- 私は面白い人がいいです.人を笑わせる人はすごいと思いますね.
- 剛
- うん,君ね.
- 金城
- 私ですか?私はそんな.ぜんぜん.
- 剛
- 君自身がもうすごい.
- 光一
- 金城さん自身も.
- 金城
- ありがとうございます.そうですか.
- 光一
- ちなみにKinKi Kids知ってます?
- 金城
- はい.
- 光一
- どっちがどっちだかわかります?
- 金城
- え?双子?違うか?
- 玉城
- 違うよ.
- 光一
- 双子じゃないですよ.
- 金城
- 同じ名字ですよね.
- 剛
- どっちが松ちゃん浜ちゃんわかります?
- 金城
- はい,知ってますよ.
- 光一
- なんか,二人合わせて浜松さんって言ったらしいですよ.
- 金城
- 間違えましたね,あれね.すごい緊張してたからなんですよ.
- 光一
- 今も緊張してはるんとゃいますか?
- 金城
- してます.すごい緊張してます.
- 光一
- どっちがどっちだかわかりますか?
- 金城
- KinKi Kids.
- 光一
- いやいや,それはまあ.
- 剛
- はい,KinKi Kidsですよ.
- 光一
- はい,KinKi Kidsです.
- 金城
- おしゃべりしてていいですよ.考えときます.
- 光一
- 考えなわからんですよね.
- 金城
- 光一さん.
- 光一
- はい,どっち?それ.
- 剛
- どっち?
- 光一
- 光一さんどっち?その手は?
- 金城
- あなた.あなたじゃないですか?
- 光一
- 俺ですか?それでいいんですか?
- 金城
- え?
- 光一
- 俺でいいんですか?
- 金城
- 自分の名前,覚えてらっしゃいますよね?
- 光一
- 覚えてますけど.俺でいいんですね?
- 金城
- はい.
- 光一
- 当たりです.
- 金城
- よかった.
- 光一
- まだ安心しちゃいけませんよ.
- 剛
- 僕の名前なんでしょう?
- 光一
- 名前はなんじゃらほい.
- 剛
- なんでしょうね?
- 光一
- 今,強気そうな態度とってましたよ.
- 金城
- マモル?
- 光一
- マモル君や.
- 剛
- じゃあ,マモルで.
- 光一
- 君,マモル君でいいですか?
- 金城
- あの,当たってるか間違ってるかだけ.
- 剛
- 当たってますよ,マモルですよ.堂本マモルです.
- 金城
- 堂本マモルさん.堂本光一さん.
- 剛
- よくわかりましたね.でもね.
- 金城
- よかった.
- 光一
- 一発で正解なさって.
- 金城
- ありがとうございます.
- 光一
- 拓郎さんの上の名前はご存じですか?
- 剛
- 名字ですね,
- 金城
- ヨシモト拓郎さん?
- 光一
- ヨシモトさん.
- 剛
- 今日からヨシモトさんで.
- 金城
- 違うか?
- 吉田
- はい.
- 金城
- また間違ったらすいません.
- 吉田
- いや,それいいですね,ヨシモト拓郎.まあ,そんなもんですよね.ね?マモル君.
- 剛
- ええ.
- 金城
- 本当のお名前は?
- 吉田
- 僕ですか?ヨシモト拓郎です.
- 金城
- じゃあ,当たってた?
- 吉田
- そう.すごい.とても勘の鋭いお嬢さんでね.ね?マモル君.
- 剛
- 本当,鋭いですよ.
- 金城
- ああ,よかった.汗かいちゃいました.
- 光一
- 本当に一緒に共演した人の名前とかぜんぜん覚えられないみたいですね.
- 金城
- アッ子さんとか知ってます.和田アキ子さんとかは知ってます.
- 光一
- 今,ドラマの「GTO」に出ている人,知ってます?
- 玉城
- 聞いてない.
- 光一
- 覚えておいて下さいね.マモル君.
- 金城
- マモルさんに,光一さん.
- 剛
- それで,ヨシモトさん.
- 金城
- ヨシモト拓郎さんですよね?
- 吉田
- そうです,はい.
- 金城
- フルネームでちゃんと覚えました.
- 吉田
- フルネームです,はい.
- 光一
- はい,じゃあ,続いてデシダルスチルカメラです.LOVE LOVEなものを撮ってきたいただきました.ジャーン,スマイリー.
- 金城
- そうです.これは私です.
- 剛
- これは何でしょう?
- 金城
- スマイリー.
- 剛
- いや,だから,これスマイリーの何ですか?
- 金城
- 壁かけでするおせんべいみたいにでかいんですけど,これ大好きなんです.
- 光一
- おせんべいみたいにでかいんですか?
- 金城
- あ,間違えました.フライパンですか.
- 光一
- わかりやすいですね.
- 金城
- 可愛いですよ,すごい.
- 光一
- なんでこれが好きなんですか?
- 金城
- なんででしょうかね?黄色と黒だし.いつも笑ってるしね.
- 光一
- 笑顔好きですか?
- 金城
- 大好きです.
- 光一
- いいですね.
光一これ,自分で作らはったんですか?
- 金城
- いや,誰かが作ったんだと思います.
- 光一
- それは誰かが作るわな.
- 金城
- あ,買いました,買いました.
- 剛
- それは誰かが作らな.
- 金城
- そうですね.
- 光一
- スマイリー,これがおうちの壁に?
- 金城
- はい,おうちの壁にかかってるまま,今も.
- 光一
- 今もおるわけですね.
- 金城
- はい,そうです.
- 光一
- 続いては.
- 玉城
- ポストカードなんですけど,これ.いっぱい.私がね,ポストカードっていうか,便箋とか集めてるんですよ,手紙とか好きなんで.いろいろあるんですけど,チューリップとか赤ちゃん足を握ってるやつあるじゃないですか.ああいうのに自分のこの時の気持ちとかを書いて送るんですよ.そしたら自分だけの葉書になるじゃないですか.だから,そういうのもいいですよっていうお話なんですよね.
- 剛
- なるほどね.
- 光一
- でも,「馬鹿野郎,馬鹿野郎」って書いてあるのが気になるんですけどね.
- 玉城
- 可愛いですよ.
- 光一
- ポストカード,俺も一時期集めようかなと思ったけど,すぐ挫折したね.2枚ぐらいで挫折した.続いてこれは?
- 玉城
- これはヌイグルミ.ちっちゃいヌイグルミなんですけど,あーやが沖縄のおうちで犬を飼ったんですね.名前は?
- 金城
- クッキー.
- 玉城
- っていう犬なんですけど.私の実家は犬とか飼ったことがなくて,飼えないんですよね,東京に出てきても.それで欲しくて,ヌイグルミを買ったと.名前はメロンっていいます.
- 剛
- メロンちゃんね.
- 光一
- 食い物ですね,クッキーにしてもメロンにしても.
- 金城
- 真似したんだよ.
- 玉城
- 私が真似しました.
- 光一
- なんでクッキーにしたんですか?
- 金城
- 気付いたらクッキーだったんです.
- 光一
- 気付いたらクッキーだったんですか?
- 金城
- そう.いろいろ考えてたんですけど,クッキーだったんですよ.もうどうしたらいいか.
- 剛
- こっちがどうしたらいいかわからん.
- 光一
- なんでメロンに?
- 玉城
- こっちがクッキーなんで,対抗したんです.
- 剛
- メロンのがちょっと高級でええやろとか.
- 玉城
- 緑だったんでね.
- 剛
- なるほどね.
- 光一
- ヌイグルミ.続いては?
- 玉城
- はい,千春ばっかり.卒業証書.
- 光一
- 卒業証書.
- 玉城
- 私,短大を卒業しまして.デビューした後に卒業したんですけど,友達と写した写真大切に持ってて.
- 光一
- 大切ですよね.
- 玉城
- 危なかったんですよ,短大も卒業できるかできないか.出来たんで.
- 光一
- 僕,中学の卒業アルバム載ってへんからね.
- 玉城
- そうなんですか?
- 光一
- 写真,丸にも載ってない.
- 玉城
- 寂しいですね.
- 光一
- 名前すら載ってないんですよ.
- 金城
- どこに行ってたんですか?
- 光一
- まあ,いろいろ.
- 剛
- アフリカのほうに.
- 金城
- アフリカ?
- 光一
- アフリカで踊りを.
- 金城
- そうですか.
- 光一
- 教えましょうか?
- 金城
- あ,ぜひ.
- 光一
- こうやるんです.
- 金城
- はい.
- 光一
- さあ,続いて.
- 玉城
- 私ばっかり.
- 光一
- これは電話ですね.
- 玉城
- はい,私,長電話も好きなんですよ.それで,電話を写したんですけど.
- 光一
- お二人で電話することはあるんですか?
- 金城
- 二人で?やらない.
- 玉城
- ないですね.この人,電話大嫌いなんですよ.
- 光一
- 電話嫌いなんですか.
- 金城
- だって,顔見えないと話しできないですよ.顔見えないのに話やるんですよね?みんな.私もしますけど,でも長らく話できないですね.
- 光一
- そうですか.
- 金城
- そうですね.
- 光一
- 長電話好きなんですか?
- 玉城
- 好きなんです.
- 光一
- 対照的ですね.
- 玉城
- そう,ぜんぶ対照的なんです,私たち.
- 金城
- ぜんぶ違います.
- 玉城
- 性格も何もかも.
- 光一
- だからかみ合うんでしょうね.
- 玉城
- かみ合ってないんですけどね.
- 光一
- でしょうね.そして.
- 玉城
- 梅干し.これね,じつは今日,持ってきたんですけど.沖縄のお菓子なんですよ.食べたことありますか?
- 光一
- お菓子なんですか?
- 玉城
- 梅干し好きなんですよ.
- 剛
- 俺も梅干し好きですよ.
- 玉城
- でも,甘いんですよ.
- 篠原
- ジャジャジャーン.いただいちゃいました.開けてみましよう.はい.
- 光一
- これ,タネはいってるんですか?
- 玉城
- はいってるんですよ.だからしゃぶるかかじるか.
- 光一
- 俺,いいわ.拓郎さんは?
- 吉田
- 見てるだけで唾液がね.
- 篠原
- 美味しいですよ.
- 剛
- 甘いやん,これ.
- 篠原
- 甘酸っぱい.どうですか?
- 吉田
- 美味しいじゃない.これ,沖縄にしかないの?
- 玉城
- こういう味付けじゃなっかたら売ってるんですけど.
- 光一
- 篠原,ちょっとタネを出すのを.
- 篠原
- もってきます.
- 光一
- こいつね,コンサート中に梅干し食べるんですよ.
- 剛
- 喉痛いから.っていうかね,ゲロゲロ病なんですよ.緊張すると胃が弱いから.
- 篠原
- 持ってきました.美味しかったですか?
- 金城
- 美味しかったです.
- 篠原
- こっそり出して下さい.
- 剛
- これ,慣れれば美味しいんやろうな?
- 光一
- 見た目がいかん.
- 玉城
- みんな嫌がりますね.
- 篠原
- 置いときましょうか?
- 光一
- つながりとか考えて.
- 篠原
- はい,持ってきます.篠原でした.
- 光一
- 梅干し君.
- 剛
- 梅干しね.
- 光一
- 続いては.
- 剛
- スマイリー.
- 光一
- スマイリーだけ?
- 剛
- なんかないんですか?他に.今こってることとか,興味あることとか.消防署以外でですよ.
- 金城
- そうですね.
- 光一
- 東京はどうですか?
- 金城
- 東京は人がいっぱいいますね.
- 光一
- それはいますわ.好きですか?
- 金城
- 最近はね,ちょっと馴染みました.
- 光一
- お友達も出来ました?
- 剛
- なんか不便なこととかないですか?
- 金城
- 不便なことは,最初はやっぱり電車乗れなかったんですよ.だから,感覚で切符買って.どこ行くかわからないんですけど.
- 剛
- 感覚で?
- 光一
- 感覚で切符買うんや.
- 金城
- わからないですからね.
- 光一
- 「これでいいや」みたいな.
- 金城
- 「これがいいな」みたいな.
- 光一
- どこ行きました?それで.
- 金城
- 新宿.
- 光一
- 新宿ちゃんと着きました?
- 金城
- 着きました.で,新宿から出られないんですよ,駅から.
- 剛
- でかいからね,新宿ね.
- 金城
- で,切符,地面の中に走ってるやつあるじゃないですか.
- 玉城
- 地下鉄.
- 金城
- 地下鉄.あれに乗りたかったんですけど,上の切符を使って地下鉄に入れないんですよね.
- 光一
- それはそうやね.
- 剛
- 地下鉄は乗りました?
- 金城
- 乗りました.
- 剛
- どうでした?乗り心地は.
- 金城
- やっぱり真っ暗でした.
- 光一
- 沖縄は地下鉄ないんですよね.電車自体ないんですよね?
- 金城
- そう.いいやつだと思います.
- 光一
- いい奴なんだ.電車,いい奴なんだ.それではこれはこのへんにしたいと思います.ガチャガチャマシーン・アルファでございます.これを回していただくと,いろいろな質問がはいっておりますので,それに答えていただこうと.
- 玉城
- はい.
- 光一
- 「仕事でもプライベートでも仲が良いコンビといえばKinKi KidsとKiroroぐらいしかいませんが,そんな仲が良いKiroroのお二人に質問です.それでも相手に一つだけ小言をいうとしたら,何をいいますか?」.「これだけは言っておきたい」「おまえのここがこうなんや」とか.
- 剛
- 「ちょっとあかんで,おい」って.
- 光一
- なんでもいいですよ.
- 玉城
- えぇとね,相手をしてほしい.
- 光一
- 相手をしてほしい?
- 玉城
- あのね,この人,何でも一人で行動しちゃうんですよ,マイペースで.トロいんですけど.私はすごくうるさいんですけど,寂しがり屋なんですね.で,今,独り暮しをしてるんですけど,会いに行こうと思っても,もういないんですよ,電話をしても.買い物とか散歩とか好きなんで.だから,たまには相手をして欲しいなと.
- 光一
- 相手をして欲しいそうですよ.
- 金城
- あら,寂しがり屋さん?
- 光一
- ほんま,コンビですか?
- 金城
- そうですね.
- 光一
- お散歩とかも行くんですか?
- 金城
- 私は一人であちこち行きます.
- 光一
- なにしに行くんですか?
- 金城
- 外を歩く.
- 光一
- 歩くのが好きなんですか?
- 金城
- そうですね.散歩が好きです.
- 光一
- なんかありますか?
- 剛
- 一言いうことが.
- 光一
- 玉城さんに一言.
- 金城
- この顔そのままでいて欲しいなと.
- 玉城
- どういうことですか?小言なんでしょ?
- 光一
- どういうことなんですか?
- 金城
- 可愛いから.
- 玉城
- それ,小言じゃないよ.
- 金城
- 本当?小さな声で?
- 玉城
- 違う.
- 剛
- ちゃう,ちゃう,ちゃう.
- 光一
- そういう意味違う.
- 玉城
- 何を言いたかったのかな?
- 金城
- 千春面白いよっていいたかったんです.
- 光一
- っていうか君も面白い.
- 剛
- 面白いよ.
- 金城
- 私ですか?いや,そんな.この人も面白いですよ.
- 光一
- どうですか?拓郎さん.このお二人は.
- 吉田
- わからん.
- 光一
- わからないですか.もう一ついこうと思います.
- 玉城
- はい.
- 光一
- 「どうも,大きなお世話な質問ですいません.失礼を承知で聞きますが,Kiroroのお二人は,いかようなファーストキスを体験したのでしょうか?」.
- 剛
- ファーストキス.
- 光一
- スタッフが考えだ質問なんですよ.どうですか?玉城さんは.
- 玉城
- 私はですね,公園で.
- 光一
- 公園で.
- 玉城
- シチュエーションはいいんですよ.
- 光一
- いいですね.
- 剛
- 公園で,時間帯というか.
- 玉城
- 放課後.
- 剛
- またドラマが生まれる,これ.
- 玉城
- 部活が終ってからですね.
- 剛
- 部活終った放課後,公園行って.
- 光一
- そこまで聞くんですか?
- 剛
- それで,どんな感じで?
- 玉城
- 滑り台の後ろで.
- 剛
- ハシゴというか?
- 玉城
- 横です.かげになってるところがあって.
- 光一
- いいですね.金城さんは?
- 金城
- 砂場.
- 光一
- 砂場っていうことは,公園ですよね?
- 金城
- そうです.幼稚園です.
- 玉城
- 可愛いですね.
- 金城
- 可愛いですよ.
- 光一
- 幼稚園の時に.
- 金城
- はい,砂場で.
- 光一
- 覚えてますか?
- 金城
- 男の子の顔がね,すごい三角だったんですよ.すごい覚えてるんです.
- 剛
- 知らんがな.それで,角で手を切ったとか,そういうことなんですか?
- 金城
- そこまで鋭くなかったです.
- 剛
- そらそうや.
- 光一
- 拓郎さんのファーストキスはどうですか?
- 剛
- いくつぐらい?どこで?何時何分?
- 光一
- どのような?
- 吉田
- 砂場.女の子の顔が三角だった.
- 金城
- 一緒ですね.
- 剛
- なんでや?
- 吉田
- それでちょっとホッペタ切って.ものすごい三角でさ,ピチッと切っちゃった.
- 金城
- 本当?
- 吉田
- 幼稚園の頃かな.
- 金城
- そうですか.
- 吉田
- 君も三角だったの?男の子.
- 金城
- はい.
- 吉田
- なんて名前?
- 金城
- いいかな?
- 光一
- 大丈夫ですよ.
- 金城
- ユウジ君.
- 吉田
- ユウジ君,三角頭.
- 金城
- 幼稚園の時ね.
- 吉田
- 今は四角いかもしれないね.
- 金城
- 今はどうでしょうね?丸いかな?
- 吉田
- ユウジ君,三角が直ったら電話下さい.
- 光一
- じゃあ,もう一つだけいきたいと思いますので,回して下さい.
- 玉城
- はい.
- 光一
- 「沖縄の青い空,青い海,白い雲.今年の夏はそんな懐かしい故郷にぜんぜん帰れないわ,プンプン,ってきっと思ってるお二人に質問です.明日いきなりお休みですって言われたらどうします?」.
- 玉城
- 帰りますね.帰りましたもん,金城さん.一日しか休みないのに.
- 金城
- 帰るつもりじゃなかったんですけど,気付いたら電車乗ってたんですよ.
- 光一
- 電車乗って羽田まで?
- 金城
- 羽田までいって,チケット買って帰っちゃいました.
- 玉城
- 置いてかれたんです,私.だから寂しくてね.
- 光一
- 先ほど言ってたようにね.
- 玉城
- そうですね.
- 光一
- なんで帰ろうと思ったんですか?
- 金城
- やっぱり盛り上がったら帰る.お友達から電話とかもらうと,盛り上がって帰っちゃいました.帰るつもりじゃなかったんですけどね.
- 光一
- 身体が先走ってた?
- 金城
- そう.もうチケット持ってたんです,手に.千春から電話があって,「今,沖縄だよ」って言ったら一緒に買い物に行きたかったらしくて.
- 光一
- 行動派ですね.
- 玉城
- 恐いもの知らずですからね.
- 金城
- 知ってますよ.やっぱり夜はね,外人さんとかに連れてかれてしまうから,一緒に行かない様にとかいわれますね.
- 光一
- それは普通,言われるやろな.何してますか?お休みですって言われたら.
- 玉城
- 私は友達に連絡しまくりますね.
- 剛
- 「遊ぼうや」って.
- 玉城
- 開いてる人に会いに行く.
- 光一
- ぜんぜんお休みなんかないんじゃないですか?
- 剛
- 今どうですか?おやすみっていうのは.
- 玉城
- ありますよ.
- 剛
- けっこう定期的に?
- 玉城
- そうですね.今,レコーディング中なんですよ.だから,その前日とか,体調を整えるために.
- 光一
- そうですよね.拓郎さんはお休みあったら何します?
- 吉田
- 六本木行く.
- 光一
- そして?
- 吉田
- うち帰る.
- 光一
- 六本木は何するんですか?
- 吉田
- お休みを楽しみに.変なこと聞かないで下さいよ.マモル君,止めてあげて.
- 光一
- はい,じゃあ,これはこのへんにしましょう.それではLOVE LOVEな歌にいきたいと思います.LOVE LOVEな歌は何でございましょう?
- 玉城
- DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」っていう曲なんですけど.
- 光一
- 「LOVE LOVE LOVE」.
- 剛
- ええ歌です,これ.
- 光一
- 先ほど「LOVE LOVE LOVE」っていう番組とおっしゃいましたけど,違いますんで.これは歌ですので.
- 金城
- そうですね.すいません.
- 光一
- これはどちらが?お好きなんですか?
- 玉城
- 私が好きなんですけど.高校生の時に二人で初めてコピーした曲なんですね.最初で最後.ずっとオリジナルの曲しかやったことがなかったんですが,それで選びました.
- 光一
- 最初で最後のコピーした曲だと.金城さん,この歌どうですか?
- 金城
- いい歌ですよ,すごく.
- 剛
- なんか,映画始まる前とかに喋ったらええ感じかもしれませんね.
- 金城
- 私ですか?
- 剛
- 「さあ,今日はダイ・ハードいいですよ」みたいなね.
- 光一
- いいかもしれん.
- 剛
- 終った時に「いやぁ,よかったですね」って.
- 光一
- 感情こもってるんだかこもってないんだかわからんところが.それではスタンバイよろしくお願いします.
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