#089
HomePageだけの特別編集版 L'Arc〜en〜Ciel編
- 光一
はい,今夜のゲストはL'Arc〜en〜Cielの皆さんです.こんばんは,よろしくお願いします.
- 一同
- よろしくお願いします.
- 光一
- さて,今日はですね,4人皆さん男性で,今日は男だらけのトーク大会になるわけですけどね.
- 剛
- それ,どんな前振りなんですか?それ.
- 光一
- え?
- 剛
- なんか,もうちょっとなんて言うんですかね?
- 光一
- さあ,人形いこう.
- 剛
- いやいや,なんかもっとあるでしょ.
- 光一
- 人形いこう言うてんねん.
- 剛
- 今日は男だらけのって.
- 光一
- 人形は?
- 剛
- しゃーないな.
- 光一
- もう定番になりましたね.
- 剛
- お母ちゃん一生懸命作ったんよ,これ.はい,これ.kenさん,はい.
- 光一
- カッコいいですよね.
- ken
- ヒゲがちゃんと描いてますね,これ.
- 光一
- ヒゲの感じがちゃんと.
- ken
- 剃ったら良かったな.
- 光一
- これがkenさんですね.
- 剛
- そしてこれがtetsuさんね.「はい,僕,tetsuです」.
- 光一
- はい,これtetsuさん.ベースをね,ちゃんと持って.続いては?
- 剛
- 「yukihiroです」.
- 光一
- yukihiroさん.ドラムもね.続いて最後は?
- 剛
- 「はい,hydeです」.カッコええな,みんな.
- 光一
- 今はhydeさんね,金髪になってますけど,人形は真っ黒で.
- 剛
- これ,家に帰ってペンで塗ってもらっても大丈夫ですから.
- 光一
- かなりなびいてますけど.
- 剛
- これ,みんな一個ずつお持ち帰り下さい.
- 一同
- ありがとうございます。
- 剛
- さあ,男だらけのトーク大会.
- 光一
- もう聞かれ疲れたわっていうぐらい聞かれてると思うんですけども,初歩的な質問ですいません.L'Arc〜en〜Ciel.この意味はいったい何なんでしょうか?
- hyde
- 意味はですね,フランス語ででしてね,これが.虹という意味なんですよね.
- 剛
- はい,レインボー.
- hyde
- なんかL'Arcが橋っていう意味で,Cielが空っていう意味で,空にかかる橋で.
- 光一
- 綺麗ですね.
- 剛
- 僕らKinKi Kidsやからね.
- 光一
- な.
- 剛
- ぜんぜんちゃうな.
- 光一
- L'Arc〜en〜Ciel.
- 剛
- 「L'Arc〜en〜Ciel,意味は?」「虹」でしょ.僕ら近畿地方だからKinKi Kids.
- 光一
- L'Arc〜en〜Cielに,〜っていうのが入ってるじゃないですか.
- hyde
- 入ってますね.
- 光一
- あれはなんでですか?
- hyde
- なんでですか?
- yukihiro
- なんでですかね?
- 剛
- あれは誰が入れたんですか?〜っていうのは.
- tetsu
- なんかね,デザイン上.
- 光一
- デザイン上.L'Arc〜en〜Cielの意味はわかりましたけど,本名っていうか,名前,皆さんの名前なんですけども.まあ,hydeさん以外はわかるんですよ.
- ken
- 日本っぽいですもんね.俺もわからんのですよ.
- 剛
- kenさん自身もわからない?
- ken
- わからない.
- 光一
- 「ハイドゥ!」っていう意味でもないってわかってるんです.
- 剛
- 虹とかぜんぜんかかってないですもんね.
- 光一
- 虹を馬で.
- 剛
- 白馬のペガサスですね.
- 光一
- hydeさんのhydeっていうのは,どこから来たんですか?
- hyde
- 僕もですね,ええ年になってですね,「はじめまして,hydeです」って言うのがね,すごい恥ずかしいんですけど.でもね,もう後に引けないっていうんですか?もう意地で「hydeです」って.
- ken
- でもさ,デビューしたら本名を名乗ろうって言ってなかった?
- hyde
- 最初はね,そういうつもりやったんですけど,なんかタイミングを逃していくうちに,どんどん後には引けなくなっていって,もう絶対言わん.
- 光一
- hydeになってしまったわけですね.
- hyde
- まあ,ちょっと本名からもじってるんですけどね.秘密.
- 光一
- 気になるわ.
- 剛
- イドさんとか?なんかいそうじゃないですか.
- 光一
- かもしれませんね.それは秘密で.まあ,皆さんも,3枚もシングルをいっぺんに出されて,全部チャートインして.どうですか?拓郎さん,そのへんは.いっぺんに3枚出すんですよ.
- 吉田
- まあ,単純に言うと,羨ましい.
- 光一
- 何が羨ましいんですか?
- 吉田
- 体験がないだけに,どういう気分なんだろうな?とは思うけどね.
- 光一
- そうですね.そんないっぺんに出すっていうのはね.
- 剛
- 大変ですよね,けっこうね.
- 光一
- どうですか?3枚出して,それでチャートイン,上位のほうにきてるっていうのは.
- hyde
- 最初はですね,そんなに売れると思ってないっていうかね.出す地点で「そんな売れへんやろな」と思ってたから,そんな力いれるつもりはなかったです.
- ken
- なかったね.
- hyde
- で,なんかやっていくうちにだんだん拍車がかかっていって,「売らな,売らな」って.
- 剛
- なるほどね.
- ken
- 中にはね,変拍子の曲とかもあったから,そんなのチャート入るわけないやんと思ってたから,なんかおかしいですね.
- 光一
- 今日はやりますよ,「浸食」も.かなりの変拍子で.僕も歌,入られへん.
- 剛
- 難しいですね,あの歌.
- ken
- 最初,練習してる時もムチャクチャでしたよ.
- 光一
- あ,そうなんですか.ご自分たちでもムチャクチャだったんですか?
- ken
- 最初はだから,もうね,テンポわかんないから,みんなで曲を覚えるんじなくて,拍子を覚えてるんですよ.1234,123.1234,12345,とか.
- 光一
- 僕,入られませんもん.
- ken
- で,その数字が言えるだけで弾けてる気になってましたからね,最初.
- 光一
- なるほどね.
- 剛
- 僕なんか,昨日帰ってテープかけて,リンゴ,ウサギにしよう思うたけど出来へんかったもんね.なんか不細工なウサギになってね.
- 光一
- でも,一回慣れると.
- 剛
- 慣れるとね.難しいんですよ,だから.
- 光一
- 歌いますけど.拓郎さん,あの曲どうですか?
- 吉田
- いや,僕は一回聞いただけでリタイアしました.「あ,これは出来ない」って.
- 光一
- 拓郎さん,できないですか?
- 吉田
- とても,とても.ものすごい難しい.「よく出来るな」って思うぐらいでね.さっきリハーサルで光一君の聞いてて,ボロボロでしたよ.
- 光一
- ええ.歌,入られませんもん,あれ.
- 剛
- 難しい.
- 光一
- 「どこで入るのやろう?」っていう.
- 吉田
- 番組始まって以来ですね.
- 光一
- そうですね.「紅」以来かな.
- 剛
- 「紅」以来ですね,藤あや子さんの.
- 吉田
- 「紅」も難しかったですね.あれは,みんなで歌う歌じゃないからね.
- 光一
- そうですね.まあ今,「浸食」の話ですけども,「浸食」の曲は誰がお作りになって?
- ken
- はい.
- 光一
- あ,kenさんが.
- 剛
- これはどのように作ったんですか?
- 光一
- まあ,剛はパンツ一丁でなんとなくギター弾いて作ったという曲もあるんですけど.
- ken
- 俺もあれですね,露出度が多いほうがよく作れますね.っていうのも,なんかね,家に帰ってきて,上着ガーッ脱いで,すぐパンイチになるんですね.
- 光一
- パンイチに.
- ken
- で,パンイチになってゴロゴロし始めて,そのうちに出来てきて.で,服を着ることを考えると,日常に戻っちゃうんですね.そこで野性を残しといて作ると,いい具合に出来てっていう.あと,お風呂上がりに髪の毛濡れたボショボショのままキーボードさわって作るとか.
- 光一
- なるほどね.
- ken
- で,そこで髪の毛を乾かしてると野性がなくなるから.
- 剛
- なるほどね.
- 光一
- じゃあ,剛もまんざら間違いではなかったわけや.
- 剛
- 間違いやないね.パンツ一丁でね.
- 光一
- なるほど.そういう格好で作ってるっていうのは,メンバーの方は知ってました?
- tetsu
- 初めて聞きましたね.
- 光一
- この曲が初めてkenさんから「この曲やろう」って出来た時,みなさんどうだったんですか?
- tetsu
- どうだったっけ?
- ken
- なんか,俺は寂しい反応だったです,けっこう.持ってったら,普通は弾き語り出来る曲じゃないですか,4/4拍子で.で,説明してもずっと変拍子だから,わかんないんですよ.伝わらないんですよ,俺の意図が.俺が裸で考えたイマジネーションが伝わらないんですよ.その場でみんなにも裸になって欲しいんだけど,伝わんなくて.で,最初の初日は,みんなクエスチョンマークが目で見えるぐらい見えたまま家に帰って.で,次の日に来て合わせたらばっちりだったのかな.2日目が良かった.1日目は「ボツかな?」と思って.「GODZILLA」の話が来てて,「GODZILLA」のサントラに入るっていう話で作ってたんですけど,「GODZILLA,なしかな?」ってちょっと.
- 光一
- じゃあ,この曲を聴く時は,みんな裸になろう.
- 剛
- そうやね.
- 光一
- お客もみんな.
- 剛
- 客もみんなね,パンツでね.
- 光一
- 拓郎さんも喜ぶし.
- 剛
- 本当にね.
- 光一
- 拓郎さんは,どうやって曲作るんですか?
- 吉田
- 僕は洋服着て.
- 光一
- 洋服着て.
- 吉田
- 僕は裸に自信ないですから,洋服着て.
- 光一
- 自信ないんですか?
- 吉田
- ええ,裸すごく自信ないですよ.自信あるんですか?
- 光一
- いや,ないですよ.
- 吉田
- そんなことをここでさ,裸に自信があるかないかを語るの?
- 剛
- なんの話を?
- 光一
- 拓郎さんが振ってるんじゃないですか.
- 吉田
- いや,いちおう僕は裸に自信を持ってないんですよ.どうですか?裸に自信は.君,目,つぶらだよね.今日,リハーサルみててね,久し振りで可愛い男の子だなっていう.ほら,前にさ,でかい男で痛い目に会ってから.なんかね,わりとそんな大柄じゃなくて,いいなっていう.裸,自信ない?
- 光一
- 拓郎さん言うてると怪しいですよ.
- hyde
- 僕,でもね,高校の時に家の近くにね,「拓郎」っていう喫茶店があって.大阪の難波にあるんですけど.
- 吉田
- 字,同じ字?
- hyde
- 同じ字で,店の中はぜんぶポスターだらけ.
- 光一
- 拓郎さんのポスターだらけなんですか?
- hyde
- そうそう.
- 吉田
- それは喫茶店ですか?
- hyde
- 喫茶店.知りません?
- 吉田
- ええ,知りません.
- hyde
- 知ってるのかと.
- 吉田
- 今度,連れてっ下さい.
- hyde
- はい.
- 光一
- 拓郎さんはそれに関わってないんですね?
- 吉田
- 関わってなですよ,喫茶店.
- 光一
- 拓郎さん,皆さんに何か聞きたいことないですか?
- 吉田
- いや,まあほら,みんな綺麗な男の子たちだから.女の子たちってほら,みんなキャーキャー言ってるじゃない.だから,聞いちゃいけないかなと思うんだけど,なんかほら,女の子好き?
- 光一
- 突然やな,それ.
- 剛
- ふいに来るね.
- 光一
- メチャメチャふいやで,今の.いちおう前振りはあったつもりやと思うねんけど,急やったなぁ.
- 吉田
- どういうのがいい?
- 剛
- じゃあ,それぞれ女の人のタイプを聞いていきましょうよ.
- 吉田
- それ,いいね.hydeさんから.
- hyde
- 僕は面食いですね.
- 吉田
- あ,面食い?
- hyde
- はい.
- 剛
- なんか,「ここがこうやないとあかん」とかないですか?「目はもっとこうや」とか.
- hyde
- うーん?美人.
- 剛
- 美人.
- 光一
- 美人さん.
- hyde
- で,細いほうが好き.
- 剛
- ぽっちゃりよりは,細いほうが好き.
- hyde
- うん.
- 光一
- 拓郎さんはどうですか?
- 吉田
- いや,僕,まあ,その時々の.ぽちゃっ,もいいかな.
- 光一
- ぽちゃもいい.
- 吉田
- ギスギスっていうのも時々会いたくなるじゃない.
- 光一
- ギスギス?
- 吉田
- 抱きしめると折れそうな身体っていうのを,ぎゅっと抱いてみたいって思わない?時々.特に夏の熱い時はさ.なに聞いてんだよ?俺.
- 剛
- 拓郎さん,おしりなんかは?
- 吉田
- え?
- 剛
- おしりなんかは?
- 吉田
- 女の人の?パァーン!!っていう.
- 光一
- 毎回それやな.やっぱパァーンやねん.
- 剛
- パァーンいうおしりが.
- 光一
- じゃあ,順番にいきましょうか.どういうタイプがよろしいですか?
- yukihiro
- 僕は可愛い人が好きですね.
- 光一
- どういうふうに可愛いのが?まあ,顔ですか?
- yukihiro
- 顔ですね.
- 光一
- それはそうですね.僕もかなりの面食いですからね.
- 剛
- 僕はストライクゾーン広いですからね.
- 光一
- 俺も広いですよ.広いですか?ストライクゾーンは.
- yukihiro
- いや,周りからは狭いって言われるけど.
- 光一
- けっこうこのタイプだっていうのは,決まっている感じがあるんですかね?
- yukihiro
- 僕は可愛いと思ってる人なんですけど,周りの人は,その人は綺麗なほうって.けっこう意見がいつも反対なんですよね.
- 光一
- そうですね.その人の感覚ですからね.
- 剛
- まあな.
- 光一
- 自分はこの人を「メチャ可愛いやん」思ってても,剛がみたら「不細工やな」みたいのね,あり得ますからね.
- 剛
- 「なんであいつ,あんなの好きになってるなぁ」っていうのありますからね.
- 光一
- だから,面食いや言うてても,自分の感覚やからね.
- 剛
- そうやな.
- 光一
- どうですか?
- tetsu
- 僕は頭のいい人が好きですね.
- 剛
- 頭のいい人.
- 光一
- 俺と一緒ですね.べつに教養とか,そんなんじゃないですよね.
- tetsu
- じゃなくて.
- 光一
- 一緒ですね.
- 剛
- 頭ええ人ね.
- 光一
- 拓郎さんのようにパァーン!!としたのはどうですか?
- 剛
- ケツがパァーンしてる女が拓郎さんはいいっていうんですよ.
- tetsu
- ……………?
- 光一
- みんなパァーン!!ってなんやろ?って感じでしょうね.kenさんは?
- ken
- 僕はですね,色白で,二重で,ちょっと盗み癖があるような感じ.
- 光一
- え?
- 剛
- ちょっと待って下さい.それは,もし自分が財布おいてますよね,それを盗むっていうことですか?
- ken
- 俺の盗むのはなしで.
- 剛
- 1500円が1000円になってたりとか.
- ken
- 逆に俺の1000円を他のとこから1500円にしてくれるような感じの.
- 光一
- それ,変わってますね.
- ken
- それぐらいのがパンチが効いてていいかなって.
- 剛
- じゃあ,食事行きますよね,一緒に.まあ,ナイフとフォークで食べたりして,美味しかったなぁ言うて.で,帰りに道歩いてたら,ナイフだして「持ってきちゃった」とか?
- 光一
- 危ない,危ない.
- ken
- なんか灰皿とかね,可愛いからついつい.
- 剛
- 確かに店に行ったら,「この灰皿欲しいな」とか,そういう小物系を欲しくなる時あるじゃないですか.
- ken
- そうそう.そこの時に,勇気を振り絞れる人.
- 光一
- 変わってますね.
- ken
- それかアイコンタクトで,「俺がこうやっとくから取れ」っていうのが出来るか.
- 剛
- 出来る人.
- 光一
- あまり真似はしないようによろしくお願いしたいんですけど.
- 剛
- 難しいですね.
- 光一
- 拓郎さん,どうですか?初めて聞いたんですけど.
- 吉田
- 今のそれはすごいね.女の子に盗みを働かせるっていうのは.それはいいですね.それは新しい技ですね.
- 光一
- 新しい技.
- 吉田
- 「これを取ってこい」ってね.そういう女が好きだっていうんでしょ?すごいですね.
- 光一
- さあ,それではこのへんでLOVE LOVEなものにいきたいと思います.皆さんにこのデジタルスチルメラで撮ってきていただきました.
- 剛
- いっぱい撮ってきていただいたんでしようかね.
- 光一
- まず,いきなりトイレが出てきましたけど.
- 剛
- これまたあれですね,流してちょっと経って,もう止まるかな?ぐらいの水の揺れですよね,これ.これ,なんでなんでしょう?
- 光一
- これはどなたなんでしょう?
- ken
- 僕が.
- 光一
- kenさんが.
- ken
- 最近好きなんですよ,洗ってくれるやつ.下から.それで,ここのトイレも二つ並んでるんですけど,付いてるのと付いてないのとあるんですよ.
- 光一
- ありますね.
- ken
- で,付いてるほうが埋ってると,チッって.
- 剛
- 付いてるのと付いてないのがあるんですか?
- 光一
- あるんですよ.いちばん奥が付いてるんですよね.
- ken
- そうそう.
- 剛
- これってなんか,俺,ダメなんですよ.なんか笑うてまうねん.座ってるやん,ピピッて出るやん.それがおかしいねん.
- 光一
- あかんねんや.
- 剛
- 確かにね,慣れれば気持ちいいんでしょうけど,その動きの動作が僕のツボにハマってるんですよね.おまえ,どっから出てきとんのや?って.そういうの考える僕もおかしいんですけどね.
- 光一
- kenさん以外でもこれお好きな方は?
- hyde
- 俺,好きです.
- 剛
- 確かにね,綺麗に洗わないと声も出ないですからね.
- hyde
- その機会が付いてない部屋が空いてなかったら,僕,待ちますからね.
- 光一
- そうですか.
- 剛
- それほど求めてるわけですね.ここまで好かれたらいいでしょうね.
- 光一
- やり甲斐もある.さあ,続いては.これ,なんでしょう?
- ken
- これ,クイニーアマン.
- 光一
- え?
- 剛
- クイニーアマン?
- 光一
- なんですか?それ.
- ken
- 俺もね,昨日初めて知ったんですけど,ベルギーワッフルに続く若者の流行りの食い物らしいんですけどね.
- 剛
- クイニーアマン?
- ken
- 割りに合わん…….しょーもな.
- 剛
- 自分で突っ込んでも,
- ken
- これね,クロワッサンが平べったくなったのに,甘い汁が付いてる.
- 光一
- 一見,お好み焼きかなんかに見えますけどね.
- 剛
- タコ焼きかと思いましたけどね.
- ken
- 大きさ的にはこんなもんなんですけどね.
- 光一
- 初めてみましたね.さあ,続いて.なんなんですか?
- 剛
- 誰ですか?スイカを撮った人は.
- 光一
- hydeさん.
- hyde
- いや,最近ね,スイカ好きでね.
- 剛
- 暑いですからね.
- hyde
- 僕ね,そんなに今までね,スイカそんなに食べてなかったんですけど,このあいだツアー先でバーベキューしたんですけど,その時にスイカ出たんですけど,すごい美味しくて.
- yukihiro
- 美味しかったよね.
- hyde
- そんで僕,それから東京に帰ってきてから,もう毎日と言っていいぐらい.こんな美味しいもんやったんかって.
- 光一
- これ,丸ごと買ってるわけですもんね.
- hyde
- そうですね.
- 剛
- 昔,Qちゃんみたいにピューッって出来へんかな?ってやれらへんかった?
- 光一
- おまえ,マニアックやなぁ.俺はわかんねんけどな.Qちゃん一口でガブッ食べて,タネ,ピューッって出すからね.
- 剛
- やったけど出来へんね.
- 光一
- 拓郎さん,スイカは?
- 吉田
- スイカ大好き.スイカ好きだよ,俺は.スイカは目がない.もう,冬でもスイカ食べたい.
- 剛
- スイカは,塩かける派,塩かけない派ってわかれるじゃないですか.
- 吉田
- 黄色いスイカはかけない.何を大きな声で言ってんだろう.
- 剛
- 黄色いのはかけないんですか?
- 吉田
- うん.赤いのはね,ちょっと塩かけて,少し白いのが浮いてる感じが,もう可愛い.
- 光一
- 可愛い?
- 剛
- 可愛い?
- 吉田
- 食べるだけじゃなくて,愛でてあげたい.可愛いじゃん,スイカ.あの形.
- 光一
- なんかパァーン!!って感じですもんね.
- 剛
- 確かにね.
- 光一
- パァーン!って言ってる感じしません?
- 剛
- 言うてるね.
- 光一
- 言うてる,言うてる.
- 吉田
- スイカ好き?いいね.
- 光一
- 共通点が.
- 剛
- 共通点が生まれましたね.
- 光一
- hydeさんは塩かけますか?
- hyde
- 僕,かけないです.
- 光一
- 僕もかけないです.
- 剛
- 僕もかけないです.かけられます?kenさんとか.
- ken
- かけないですね.
- 剛
- tetsuさんは?
- tetsu
- かけないですね.
- 剛
- yukihiroさんは?
- yukihiro
- かけますね.
- 光一
- みんなわかれるよね.
- 剛
- うちの親父,バンバンかけるからな.
- 光一
- あんま親父のこと聞いてもね.
- 剛
- そうやね.夜中にうちの親父トークしてもね.
- 光一
- 俺は好きやけどね.じゃあ,続いては.
- 剛
- 何でしょう?これ.これは誰ですか?
- yukihiro
- 僕ですね.
- 剛
- yukihiroさん,これは何ですか?
- yukihiro
- エアガン.
- 剛
- エアガン.
- 光一
- でも,けっこう付いてますよ,なんかいろいろ.
- yukihiro
- 上と下に付いてるのは,レーザーサイトなんですよ.
- 剛
- 狙いが定めやすいようにっていうか?
- 光一
- これ,自分で改造したとか,そんな感じなんですか?
- yukihiro
- 最初,上だけ付いてるが売ってて,下にくっ付いてるのは自分で後から付けたんですけど.
- 光一
- 二つつけるとどうなるんですか?
- yukihiro
- 上のが構えて,レーザーサイトやると,そこにレーザーサイトが映るんですよ.だから,構えたら,相手にはレーザーが当ってないんですよ.でも,自分はどこ狙ってるかわかる.
- 光一
- なるほど.
- yukihiro
- で,下のはそのままレーザーが.
- 剛
- あれですよね?手も一緒に付いてる部品じゃないですよね?
- 光一
- 違う,違う,違う.
- 剛
- yukihiroさんの手ですね,あれね.
- yukihiro
- そうですね.
- 光一
- そらそうや.
- 剛
- エアガン.俺もハマった時あったからね,メチャメチャ.おもろいな,これ.
- 光一
- 続いては.
- 剛
- ん?ギター.
- 光一
- これは?
- 剛
- tetsuさん.
- 光一
- 骸骨さん.
- tetsu
- これは,骸骨,彫ってあるんですよ.絵ではなく.
- 剛
- ボディにガーッ彫って.
- 光一
- まさか自分で彫ったわけじゃないですよね?
- tetsu
- じゃないんですけど.なんかね,日本に8本ぐらいしかないらしいんですけど.
- 剛
- そうなんですか.
- tetsu
- ええ.最後の1本を借りてきて.
- 光一
- 借りた?
- tetsu
- 今日,僕,普段はベースやってるんですけど,今日はギターやらせてもらうんです.で,あれを借りてきて.
- 光一
- じゃあ,自分の持ち物ではないんですね.
- tetsu
- けども,欲しいなぁって.
- 光一
- もしかしたら買うかもしれない?
- tetsu
- そうですね.
- 光一
- すごいですね.剛が持ったら似合うやろな.
- 剛
- これ,僕がもったら笑われそうですもん.
- 光一
- うん.KinKi Kidsが持ったら笑われる.
- 剛
- KinKi Kids持てませんよ.
- 光一
- 「何やってんの?」.
- 剛
- 「アホちゃうの?」って.
- 光一
- L'Arc〜en〜Cielやからやねん.
- 剛
- 僕ら,骸骨ってイメージないですもん,なんか.ロックの人って,なんかそういうイメージってあるやん.僕らぜんぜんね.
- 光一
- 拓郎さん,どうですか?こういうの持ったら.
- 剛
- 拓郎さん,あれ持って.
- 吉田
- 僕もちょっと骸骨系は.ごめん,話,聞いてなかったかな?今.
- 光一
- 聞いてなかったんですか.また出てきたで.
- 剛
- あんまり光り当らんのよ.可愛そうなことにね.
- 光一
- まだまだ撮ってるで.
- 剛
- 何個便器撮ってるんですか?これ.
- 光一
- これはもう静かになったトイレやね.
- 剛
- お休み中トイレ.
- 光一
- まだまだくるで.これ,出てきてるもん.
- 剛
- 登場したね,やっと.
- 光一
- でも,これ,座らんであれ出すと,ピューッってかかりません?
- ken
- 昔,友達の家でやりましたね,それ.使ったことなくて,なんのボタンかな?と思って押したらウィーンって.なんか出て来たって思ったら,こっちに照準が合ってるんですよ.目が合ってる感じできて,ヤバいと.
- 光一
- かかるんですよね,これ.
- ken
- かかったけど,その時,友達にはかかったと言えなくて.今,初めて言いましたけどね.
- 剛
- けっこう勢いありますからね.うちのお婆ちゃん,天井濡らしましたから,これで.「剛,なんか出てきた」「どうした?お婆ちゃん」って行ったら水バーッ出てて.「なにやってんねん?お婆ちゃん」って.
- 光一
- まあ,ここから出る水は綺麗な水かもしれんけど,でもなんかかかりたくないですよね.
- 吉田
- 確かにね.
- ken
- 洗うじゃないですか.洗ってる時にもよおした時が不安なんですよ.
- 剛
- 洗ってる時にレッツゴーしたら.
- ken
- もしくは,誰かがレッツゴーしてたかもしれない.
- 剛
- なるほど.
- ken
- それが俺に戻ってきたら嫌だなっていう.ちょっとそれは,これを信じて.
- 剛
- これは綺麗なべっぴんさんですよね.
- 光一
- この時はかかりませんでした?大丈夫でしたか?
- ken
- これはね,大丈夫でしたね.撮ってきてもらいましたから.
- 光一
- はい,じゃあ,LOVELOVEなものはこのへんにしたいと思います.それではガチャガチャマシーンにいきたいと思います.
- 篠原
- どっこいしょ.お茶出しかかりです.kenさん,飲み盛りですから.はい,おかわり.
- ken
- ありがちゅう.
- 篠原
- どうぞ.そして拓郎さんも.hydeさん,よろしいですか?
- hyde
- 大丈夫.
- 光一
- シノラー,どうなのよ?
- 剛
- どうなんよ?シノラー.
- 篠原
- hydeさんですか?カッコいいですよね.まつ毛が長いんですよ.
- hyde
- ありがとう.
- 篠原
- どうですか?こんな女の人がいたら,拓郎さんたまんないですよね.
- 吉田
- いや,俺は男でもいいんだ.
- 篠原
- え?男でもいいんですか?
- hyde
- そうですか?
- 篠原
- なんか,いい関係になってますよ.大丈夫なんですか?
- 光一
- 篠原と会ったのは初めてですよね?
- ken
- いや,あのね,何の縁かね,レコード会社が一緒でね.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 篠原
- 昔からの長ーい付き合いなんですよね.
- ken
- いや,そうでもない.
- 篠原
- あれ?仲良しですよ.ずいぶん前から擦れ違ったりしてましたよね.
- 光一
- そんな擦れ違ってもな.
- ken
- 挨拶しにくいんですよね.素のシノラーを見ると.
- 篠原
- え?そんな.内緒ですよ,素のシノラーは.
- 剛
- もう,素のシノラー恐いからね.
- 光一
- 恐いからね.
- 篠原
- 違うじゃないです.
- 剛
- 「おい!水」って.
- ken
- 煙草喫ってカーッ.
- 篠原
- 喫ってないですよ.嘘つかないでください.
- 剛
- 恐い,恐い.
- 篠原
- 普通ですよ.
- 剛
- 気を付けたほうがええで,廊下歩くとき.
- 篠原
- どういうふうにですか?
- 剛
- もっとおしとやかに歩いたほうがええよ.
- 光一
- ちょっと首が出た感じで歩いてますからね.
- 篠原
- 違います.
- 剛
- メチャ恐い.殴られるんちゃうか思う.
- 篠原
- 今度からちゃんと背筋伸ばして歩きますから.では,いつでも飲みたかったら言って下さい,hydeさん.さよなら.
- 光一
- ちょっとhydeさんに気があるようですね.
- 剛
- 気があるみたいですね.スキップしてますね.
- 光一
- さあ,ガチャガチャマシーン・アルファです.回していただくと,いろいろな質問が入ってますんで.
- ken
- 回していいんですか?
- 剛
- 回して下さい.
- 光一
- 「今では日本を代表するバンドに成長したL'Arc〜en〜Cielの皆さんに質問です.それでも一度は名前を間違えられたりしたことがあると思いますが,今まででいちばん失礼な間違われ方ってありますか?」.
- 剛
- なんかあるでしょうか?
- 光一
- グループ名にしろ,名前にしろ.
- ken
- 個人でも?
- 光一
- ええ.
- ken
- 俺はね,インタビュー受けてる時にね,ずっと俺のことを「タツさん」って呼ぶ人がいて.
- 光一
- タツさん?
- ken
- そう.喋ってて,俺の目をカーッ見ながら「タツさん」っていうから,tetsuと間違えてるのかな?って.でも,tetsuには「tetsuさん」って言ってて,誰やろう?って.それ以来,その人とは,相性悪いですね.今でも顔合わすんですけど.
- 光一
- どっからタツさん出てきたんやろな?
- 剛
- たまにでも,本当にたまですけど,光一,剛を間違える人いるからね.
- 光一
- 今でもやっぱりたまにいるやね.
- 剛
- 苗字一緒やからね.
- 光一
- 他はなんかありますか?
- hyde
- 間違いではないんですけど.僕,hydeって言うんですけど.
- 光一
- もちろんそれは.
- hyde
- あのね,昔,tetsuちゃんが僕のことを「ドイハっちゃん,ドイハっちゃん」って.
- 光一
- ドイハっちゃん?
- hyde
- ハイドを入れ替えてドイハっちゃんってよう言われてたんですけど,それがなんか「本名はドイハチロウにしようか?」っていうことで,その場は冗談でやってたんですけど,なんかそれがファンの人たちが本名だと信じ切ってしまって.なんかね,「本名はどうもドイハチロウらしいで」って.
- 光一
- カッコ悪いな,なんか.
- 剛
- ドイハチロウって.
- 光一
- いまどきちょっとハチロウはな.
- 剛
- ドイまではいきましょう.ハチロウね.それはちょっとね.
- 光一
- 他にありますか?
- 剛
- これはキツかったなぁっていう間違いは.
- tetsu
- あんまないですね.
- 光一
- 拓郎さん,なんかあるんですか?
- 吉田
- いや,この人がドイハチロウだったら俺は倒れるね.もしね,もし本名が本当にドイハチロウだったら,もうどうしていいかわからないね.
- 光一
- まあ,秘密ですからね.はい,じゃあ,もう一つ出して下さい.
- ken
- はい.
- 光一
- 「くだらない質問ですいません.いつかなくなるとは思っていましたが,とうとうなくなりつつあるhydeさんの眉毛は,今後どうなってゆくのでしょうか?」.
- hyde
- ばっちりありますよ.プロモーションビデオでね,剃ったんですよ.ツルツルに.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- hyde
- それでだと思いますけど,もうだいぶ生えてきて.
- 光一
- なんで剃ってしまったんですか?
- hyde
- なんか不思議になりたかったんです.
- 光一
- 不思議に?
- hyde
- なんか浮世離れした感じにしたくて,眉毛剃ったらそうなるかなって.
- ken
- プロモーションビデオの時はそれでいいんですけどね,私生活までね,なに考えてるかわかんなくて.笑ってるのか怒ってるのかわかんないんですよ.で,ずっとツアー中だったんですけど,テンション下がるわ,この眉毛って思って.
- 光一
- 眉毛でテンション下がってまうねん.
- hyde
- 僕もね,朝になると忘れてるんです,そのことを.それで,朝,歯磨く時に鏡を見るたびに,ああ!って.何日か続きました.
- 剛
- なるほどね.普段あんま気にせぇへんな.
- 光一
- 剛君,かなりキツい.凛々しい.拓郎さん,眉毛は?
- 吉田
- 僕は自然に脱毛してますから,今は.
- 光一
- 自然に脱毛してるんですか?
- 吉田
- 放っといてもだんだん少なくなってるなっていうのがありますからね.あと,薄くなってくると,朝,歯を磨いてる時,やっぱり朝なんだけど,鏡にどうしても自分の顔って映るじゃん.毎朝辛いな,最近.
- 光一
- 辛いですか.
- 吉田
- また薄くなったな,みたいのが.
- 光一
- なんもコメントしようがないもんな,俺らな.じゃあ,ガチャガチャもう一個だけ.
- ken
- はい.
- 光一
- 「誰もが知ってて,でもそう言えば案外謎ばっかりのバンド,ラルクの皆さんに質問です.これだけは明かしたくないけど,この際だからチクってしまえというような,他のメンバーの意外な裏側を暴露して下さい」.この際だから暴露や.
- 剛
- 「こいつのお父んは宇宙人なんですよ」.そういうチクりネタ.
- 光一
- 「ヤカン集めてます」とか,そういう.
- 一同
- ……………….
- 光一
- みんな口を閉じてますよ.
- 剛
- どうしたんですか?なんかないんですか?お互いなんか.「こいつ,こういうとこあんねん」とか.
- 光一
- 絆の強いバンドですね.
- 剛
- なんかないですかね?
- ken
- ちょっと待って下さい.
- 剛
- わかりました.はい,休憩です.
- 一同
- (相談中)
- 光一
- おっと,なんか親密な.
- 剛
- ここで僕がしょーもない話しますけど.甲子園のね,インタビューあるじゃないですか.もうちょっと観客と絡んだほうがいいね,インタビューの人.「どうですか?今日の何々高校は」「いや本当,頑張って欲しいですね」「以上です」「おい!以上かい?」.早いねん,全部が全部.あれ,もうちょっと絡んだほうがええよな.
- ken
- ごめん.ないです.
- 光一
- え?
- 剛
- ないんかいな?
- 光一
- あんだけね.
- 剛
- 一ネタあったのに.
- 光一
- ないんですか?やっぱり絆の固いバンドですわ.はい,それではこれはこのへんにしときましょう.それではLOVELOVEな歌にいきたいと思います.
- 剛
- 何でしょう?
- hyde
- 僕はですね,80年代の音楽が大好きでですね.それで,その中で僕の青春といえば80年代.80年代といえば青春.で,その中で僕の好きな音楽の中から,このへんが歌えたらいいなと思うんで選びました.
- 光一
- これですね.WHAM!の「CARELESS WHISPER」.これ,僕も好きな曲なんですよ.
- 剛
- これは,もう有名ですよね.
- 光一
- おまえ,知ってるか?
- 剛
- 知ってた.
- 光一
- 僕も好きなんですよ.80年代の青春を.拓郎さん,この曲はどうですか?
- 吉田
- 最高ですね.
- 光一
- 最高ですよね.それではこれを歌っていただきたいと思います.スタンバイよろしくお願いします.
(C) FujiTelevision Network,Inc. All rights reserved.
|