#082
HomePageだけの特別編集版 草なぎ剛編
- 光一
- 今夜のゲストは,草薙剛さんです.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 草なぎ
- どうも.
- 剛
- さぁ,まずはマスコットから.「このジーパンいくらですか?」という感じのポーズで.
- 光一
- 拓郎さんと髪の毛が同じでは?
- 草なぎ
- 同じ型で作ったんじゃないですか?
- 剛
- ギザギザ具合が.
- 草なぎ
- 手抜きかな?やっぱり.
- 剛
- いやいや,そんなことはないんですけど.
- 光一
- ちょっと織田哲朗さんに似てるなっていう感じもありますけど.
- 剛
- これ,お持ち帰りしていただいて.
- 草なぎ
- いいですね.
- 光一
- というわけでですね,これまでSMAPの皆さんにはですね,木村君に出ていただきました.そして慎吾君に出ていただきました.そして今日は剛君に出ていただきまして.
- 剛
- すいません,「剛君」というか,草薙君と.僕もちょっと反応してしまうんで.
- 光一
- 僕,昔から「剛君」なんですよ.
- 剛
- 僕は「草薙君」って言うんですよ.
- 草なぎ
- あの,「つよポン」でいいよ.
- 光一
- いや,それは.そんなん僕らね,言えないから.
- 剛
- 先輩に「つよポン」ってね.
- 光一
- それは言えない.そのへんは今日はややこしいけども,ご了承下さい.
- 剛
- 俺の場合は「剛」ですよね.
- 光一
- そう.君,剛.
- 剛
- で「剛君」ですよね.
- 草なぎ
- 言い方を変えたらいいじゃないですか.例えばKinKi Kidsの剛だったら「剛」って呼び捨てって感じ.で,僕の場合は「つよし」って.わかりますか?
- 光一
- 微妙ですね.
- 草なぎ
- ダメかな?
- 剛
- それでいきましょうか.
- 草なぎ
- そうですか.どうもこんにちは.
- 光一
- というわけで,こちら拓郎さん.
- 吉田
- はじめまして.
- 草なぎ
- いつも見てます.
- 光一
- 拓郎さんとは?
- 草なぎ
- 初めてではないんですけど.面識はあります.春祭とかで.
- 光一
- あ,あの大きな番組ですね.
- 吉田
- あ,春祭?
- 光一
- 拓郎さんブーブー言ってたんですよ.「僕,帰りたい.僕,帰りたい」って.
- 草なぎ
- 「焼き肉屋行きてぇ」って言ってましたよ.
- 吉田
- ええ,そうです.二度とああいう番組は.
- 光一
- どういう印象を持たれました?初めて会った時っていうのは.
- 草なぎ
- 眼鏡をはずすと可愛い顔をしてるって.
- 光一
- サングラスの奥に可愛い瞳が.可愛い瞳っていうか,女の人のオシリを追ってるんですけどね,拓郎さんの場合は.今日もね,お客さんで女の方たくさんいますけども,密かに拓郎さん見てるからね.
- 剛
- みんな気ぃ付けて下さいね.
- 吉田
- なんで気を付けるんだよ.
- 剛
- ちゃんと守っとかんとね,危ないっスよ,本当.
- 光一
- スカートの方もいらっしゃいますからね.
- 吉田
- こら!
- 光一
- 「こら」っていわれてもね.まあ,というわけでですね,僕たちはSMAPの皆さんのですね,バックにずっと付いてたんですけども.
- 剛
- 付かせてもらいましたけど.
- 光一
- なんか剛が印象に残ってるのが.
- 剛
- 僕,すごく印象に残ってるのがですね,ホテルで草なぎ君がお酒飲みながら.
- 草なぎ
- それは言わないで下さい.
- 剛
- ちょっと「今日もいい仕事したな」って感じでバスローブ着て.
- 光一
- バスローブな.
- 剛
- 最初はテレビとか見とったんですけど,「あのさぁ」って草なぎ君がボソッと言い出して.それから草なぎ君が僕にですね,「もっと堂本剛を出さないと損だろ」っていう話を.
- 草なぎ
- 言わないでくれぇ!
- 光一
- なんでですか?
- 草なぎ
- すげぇ偉そうじゃないですか.
- 剛
- いやいや,そうじゃなくて,僕にとってはすごく「あ,そうか」ってその時から僕,思って.「自分の味を出そう」っていうのを思ったんですよ.それからこんなアホになったんですけども.でも,それがあったから今の僕がいるわけじゃないですか.
- 光一
- そう,これね,よく言ってるんですよ.取材とかでも「その言葉がすごく印象に残った」って.
- 草なぎ
- 基本的に僕,言わないんですよ,人に「ああしろ,こうしろ」って.
- 剛
- ですよね.
- 草なぎ
- だからね,それはすごく恥ずかしいんだよね,言われるとね.特にね,SMAPのメンバーとか見てたら「剛,KinKiの前でそんなに偉そうにしてんのか」とかって思われるのがすごい嫌なのね.でも,言っちゃったのよ,なんか.
- 剛
- いや,そんな偉そうな感じじゃなくて.
- 光一
- 語り口調でね.
- 剛
- 「もうちょっとああしたほうがいいんちゃうの?」っていう.
- 光一
- 優しい先輩って感じでしたよ,あれは.
- 剛
- それで,トークの話とかもして.それで,草なぎ君はみんなが知ってるねんけど,みんなが普段あまり頭に描いてない,ちょっとマニアックなこととか,ちょっとトークで話してて誰々が「何とかカントカ」って例えば湖の名前言ったりとか,山の名前言ったりとか,そういうのをちゃん止めもして,ちゃんと覚えて,それをトークで使えるようにしてるとか.そこまでやらないとトークがウマくならないって.
- 草なぎ
- それはね,多分その時言っただけだと思う,俺.やってない.
- 剛
- 言うてましたよ.
- 草なぎ
- 多分,ちょっと良く思われたかったんだと思う.
- 剛
- 些細なことをちゃんと記憶して,トークで喋った時に絡めるように.
- 草なぎ
- 多分,中居君に言われたことをそのまま剛に言ってると思う.
- 剛
- そうだったんですか?
- 草なぎ
- 多分.
- 光一
- まあ,ためになったわけやからね,僕らもね.
- 草なぎ
- どうもありがとうございます.
- 剛
- いや,こちらこそありがとうございました.
- 光一
- どうですか?剛君から見た僕たちKinKi Kidsっていうのは.まず初対面の時って覚えてます?
- 草なぎ
- 覚えてますよ.光一君はね,キャップ帽をかぶってね,横浜アリーナのコンサートで「彼が堂本」って紹介されて.で,後ろのほうにちっちゃい子がいて,「彼も堂本」って紹介されて.
- 光一
- 覚えてらっしゃいますね.
- 剛
- ありがとうございます.
- 光一
- 今と印象っていうか,KinKi Kidsって見方変わりました?
- 草なぎ
- いろいろ後輩がいるんですけど,V6とかTOKIOとか.なんかね,僕たちSMAPやってて,なんか一番その血が,グルーヴ感とかが近いと思う.
- 光一
- 嬉しすぎる.
- 剛
- 嬉しいですね.ずっとだから,コンサートとか回らせてもらってね.
- 草なぎ
- いちばん長いんじゃないですか?一緒にいたの.
- 光一
- そうですね.
- 剛
- いちばん長いです.
- 草なぎ
- 基本的に僕たち,あんまりそういう後輩の方が付いたりとかしないんですよ.だから,KinKiはいちばん長かったから.
- 剛
- いろんな思い出がありますよね,だから.
- 光一
- そうそう.やっぱね,いちばん勉強になったしね.
- 剛
- 僕らがコンサートやるに当って,いろいろ吸収して.SMAPがやってたことを僕らのステージに活かしてみたりとかして.それに自分たちの意見を混ぜたりとかしてやらせてもらってるんで,すごいいっぱい勉強してますよね.
- 光一
- それはやっぱり勉強になりましたね,ずっとバックに付いてた時は.
- 草なぎ
- 先輩だなぁ,俺.
- 光一
- ええ,もう.
- 剛
- 先輩ですよ.
- 草なぎ
- 今,けっこう初めて実感した.先輩って.
- 光一
- そうですか?
- 草なぎ
- 日頃あまりね,接することないじゃないですか.ありがとう.聞きました?
- 吉田
- ええ,聞きましたよ.
- 草なぎ
- すげぇいい後輩ですよね.
- 吉田
- 素晴しい兄弟愛で.本当に素晴しいですね.
- 光一
- 今ちょっと仕事の話になりましたけども,プライベート的な話にしたいんですが,普段は?あ,今,ドラマやってらっしゃるんですよね.
- 草なぎ
- そうです.
- 光一
- だとやっぱり遊んだりする時間っていうのは?
- 草なぎ
- 買い物とかはしますね,空き時間とかで.
- 光一
- 空き時間で買い物ですか?
- 剛
- 空き時間で?
- 草なぎ
- なんかあの,時間がないとストレスがたまってくるじゃないですか.
- 剛
- そうですね.
- 草なぎ
- だけど食べると太っちゃうじゃないですか.だから買い物しちゃうんですよ.「とりあえず買い物しないと怒られちゃう」っていう感じで買い物して.で,結局そういうものって,けっこう後になってみると「買わなければよかったな」とか多いんで,最近それ気を付けてますね.で,何の話でしたっけ?
- 光一
- プライベートで.
- 剛
- プライベートでドラマで時間がないと.
- 草なぎ
- 買い物の話じゃないですよね.
- 光一
- 何して遊んでらっしゃるのかな?っていう.
- 草なぎ
- 今は遊んでないですね,ほとんど.
- 光一
- メンバーとかと遊んだりは?
- 草なぎ
- いや,電話番号知らないですもん.
- 光一
- 本当ですか?
- 草なぎ
- あのね,知らないんですよ.でね,たまにね,なぜか知らないんですけど,僕は中居君に携帯の番号教えてないのに,かかってくるんですよ.夜中とかに.3時ぐらいですよ.
- 光一
- なんてかかってくるんですか?
- 剛
- たまたま僕がですね,探してる歌があったんですよ.そのことを夜中の「おい剛,あの曲,見つかりそうなんだけど」って中居君から.「どういうフレーズだったっけ ?」って夜中の3時に.教えてないんですけどね.
- 光一
- それはどうしてなんでしょうね?
- 草なぎ
- マネージャーさんから多分聞いたんだと思うんですけど.もう本当にぜんぜんそれぐらいで.
- 光一
- まあでも,メンバーってでもそうやんな.俺も剛も年に一回電話するぐらいで.
- 剛
- 電話番号は知ってますけど,電話しないですね.
- 草なぎ
- ほとんどかけないですよね.仲悪いとかそういうのじゃなくて.
- 光一
- そうなんですよね.
- 剛
- ずっといるから話し切って帰っちゃいますからね.
- 草なぎ
- そうだね.
- 光一
- でも昔っていうか,僕らがバックについてた頃そうだったんですけど,よく慎・剛コンビって言われてたじゃないですか.
- 草なぎ
- なんか慎吾がですね,最近,木村君とすごい仲良くて.それが俺,妬けてくるんスよ.
- 光一
- 妬けんねんや.
- 剛
- 昔でもあれですよね,慎吾君と寮で朝までずっと踊ってたりとかしてましたよね?
- 草なぎ
- そうですよ.そういう思い出をね,あいつ忘れたのかな?っていう.いや,いいんですけど,それは.慎吾も慎吾で,やっぱり大人になっていくじゃないですか.昔は小学生でランドセル背負って来てたぐらいですから,それはいいんですけど.なんかね,最近本当に「木村君,木村君,木村君,木村君,木村君.木村君しか言わないのか!?」っていうね.たまにはちょっと言ってきて欲しいじゃないですか.それはだから僕の中でも慎吾は大人になったんだと.逆に言うと,中居君が寂しいみたいですね.中居君がやっぱり一番お兄ちゃんじゃないですか.要するに慎吾の上は僕なんですけど,その上が中居君じゃないですか.だから,中居君から見ると慎吾も剛もどんどん大人になってきちゃってるっていう感じで.だから,僕の今の気持ちの2倍ぐらい寂しいから3時ぐらいに電話かかってくるんだ.そうだ.
- 光一
- そういうことですよ.
- 剛
- そういうことですよ.だから3時にかけるんですよ.
- 草なぎ
- ということは,俺も3時に慎吾のいえにかけるっていう可能性も?
- 剛
- それも高いわけですよ.
- 草なぎ
- なるほど.それはちょっと我慢しとかないとね.
- 光一
- なんか結論出ましたね.でも,昔よく「慎・剛いいパターンだよ」って言ってませんでした?
- 草なぎ
- そうなんですよ.
- 剛
- 言ってましたよね.
- 草なぎ
- やっぱりメンバーいるじゃないですか.一人じゃないですから,補えない部分ってあるんですよ.そうするとまず上のメンバーからいろいろと,衣装にしても何にしても決めていくみたいで.だから,「慎吾と剛は,まあ,これでいいだろう」って,「まあ」が付くんですよ.他の人は「これでいこう」とか「これでいくしかないだろう」って.で,振り返って「慎吾と剛は,まあ,これでいいだろう」.これが多かったですね.最近はでも,なくなってきました.
- 剛
- 最近は「これでいこう」と.
- 草なぎ
- 慎・剛いいパターンっていうのが.マネージャーさんも俺と慎吾と接する時とかは,ぜんぜんやっぱ違かったですね.車とかも道がわかんなくなると,当時は何人かで一緒に乗って「道がわかんなくなったんですけど,中居さん,どちらが近いですかね?」っていう聞き方なんですけど,俺と慎吾に関しては「ねぇ,道わかんないんだけどさぁ,どれが近道だっけ?」っていう.
- 光一
- やっぱりメンバーの中でも年下だから.
- 草なぎ
- でも,逆にそれがね,なんか好感持ててよかったですけどね,マネージャーさんとかは.
- 光一
- 拓郎さんはですね,そういうグループとかじゃなくて,メンバーはいないわけですけども.僕らメンバー剛がいて,SMAPのみなさんはたくさんいるわけなんですが,拓郎さん,一人っていうのはどうですか?
- 吉田
- 寂しい.
- 光一
- 寂しいですか.
- 吉田
- 一緒にいたいな,みんなと.
- 光一
- 一緒にいたい.
- 吉田
- うん,なんかすごい思う.メチャ寂しい.一緒にいられるっていうだけで,なんか楽しそうだよね.いや,草なぎ君はほら,彼は昨日のリハーサルからずっと見てたら,俺,今,引っ越してるじゃない.でさ,リビングルームが広いと気分いいじゃない.何の話してるかわかんないんだけど,気分いいでしょ.ああいう感じ,彼は.リビングルームで言うと30畳ぐらい.すごい奥行きがあってさ,気持ちいい人だよね,すごく.だから,そういう人と一緒にいられると楽しいだろうなと思って.生まれ変わったらSMAPに.
- 光一
- 生まれ変わったらSMAPに.
- 草なぎ
- ありがとうございます.
- 吉田
- もしくはKinKi.
- 光一
- KinKiやったら歌わなあかんですよ.
- 剛
- ♪ほんまに頼りにしてまっせ〜.
- 吉田
- それはちょっと嫌だね.
- 光一
- さぁ,というわけでですね,このあたりでガチャガチャマシーン・アルファにいきたいと思います.
- 剛
- その前にLOVE LOVEなものに行かな.司会者やろ.
- 光一
- そうそう.LOVE LOVEなもの.
- 剛
- 飛ばすな,段取りを.
- 光一
- はい,こちらのデジタルスチルカメラに撮っていただきました.
- 剛
- お,蕎麦.
- 草なぎ
- 蕎麦は一日一回は必ず食べるんじゃないですかね.
- 剛
- これ,緑山蕎麦ですか?
- 草なぎ
- そうです.スタジオの.このタレをね,汁をもうちょっと改良して欲しいなと思ってるんですよ,今.味がちょっとなんか変なんですよ.
- 光一
- 変なんですか?
- 草なぎ
- 中途半端なんですよ.カツオ風味が入ってるじゃないですか,汁って.それがカツオなのか何の魚なのか.おまえ,カツオじゃないだろ?っていう風味なんですよ.すげぇ中途半端なんですよ.麺は美味しいです.
- 光一
- 拓郎さん,蕎麦はどうです?蕎麦は.
- 吉田
- うどんが好き.
- 剛
- 今日,うどん残してましたね.
- 吉田
- まずい.
- 光一
- 蕎麦派ですか?
- 草なぎ
- 蕎麦ですね.だいたい僕ですね,立ち食い蕎麦とかもよく行くんですが.
- 光一
- 立ち食い蕎麦行くんですか?
- 草なぎ
- 行きます.
- 光一
- 「あ,SMAPだ」とか言われません?
- 草なぎ
- いや,あの,24時間やってるとこあるじゃないですか,駅の前とか.朝早い時に行くからみんな自分のことで精一杯っていう感じで,あんまり.そこでいつも蕎麦とうどんとどっち頼むのかな?って聞いてるんですよ,自分で食べながら.だいたい蕎麦が多いですね.10人に一人ぐらいですね,うどん頼むのって.
- 光一
- 俺はうどん派なんですけどね.
- 剛
- うどんって,なんかちょっと食べたい時のものじゃないですよね.
- 草なぎ
- ちょっとお腹が減ってないと.
- 剛
- ちょっと食っとかなあかんなっていう時は蕎麦が.
- 光一
- 俺,冷やし納豆うどんが好きなんですよね.美味しいですよね.
- 吉田
- うまい.うどんとか蕎麦っていうのは,「うまいもの食いたいな」っていう時には飛んでくね.うまい時,涙出ちゃうんだよ.本当にうまいと思う.ズルズルとかやってると幸せだなぁ.うどん食べに行かない?
- 光一
- じゃあ,この後.
- 剛
- 終わった後,うどん絶対に食べたくないですよ,拓郎さん.多分.
- 吉田
- そうなの?
- 剛
- 拓郎さんが今「うどん食べよう」って言ってて,夜,「焼き肉にしようぜ」とか.
- 吉田
- 冷奴を今食べたくない?今,外,雨降ってるでしょ.こういう時は冷奴.
- 光一
- よくわからないですね.
- 吉田
- どうしてよ?冷奴なの.
- 光一
- 剛あれなんですよ,うどん屋さんかなんかでメニュー見てて「この冷たい奴って何?」って.
- 剛
- まあ,それだけピュアだったんですよ,あの頃は.その頃はすんなり「冷たい奴って何?」って.
- 光一
- それでは続いて.
- 剛
- これはうどんですね.
- 草なぎ
- 蕎麦の付属として,うどんも好きだっていう.飛ばしましょう.
- 光一
- 続いては?
- 草なぎ
- これは僕の携帯電話なんですけど,ストラップがですね,好きなんですよ.座禅を組んでる人形のマスコットが好きなんですよ.お店のストラップなんですけど,あれが何回かとれたことがあるんですよ.死に物狂いで探すぐらい大切.そういうのってありますよね?何でもないものなんだけど,なんかそういう.
- 光一
- 愛用君なんですね.
- 草なぎ
- 光りもしないんですよ.今,光るやつあるじゃないですか.でもただのプラスチックなんですけど,なぜか好きなんですよ.
- 光一
- 可愛いですよね.
- 剛
- あ,クロームハーツ.
- 光一
- これはクロームハーツのブーツなんですか?
- 草なぎ
- これはですね,元々僕が最初にはいてたのが右手のやつなんですよ.最初の買う段階で左のやつが欲しかったんですよ.なんだけどなかったんですよ.だから,とりあえずということで,クロームハーツのついてないものでいいやと思ったんでけすけど,頼んでもおいたんですよ.そしたら「ちょっと時間がかかりますけどいいですか?」って言われたんで,「いいですよ」と.そういうふうにしといたんですよ.それがだいたい去年の終わりぐらいで.で,ずっと右側のブーツをはいてて,つい最近クロームハーツのついたやつがきたんですよ.そしたらもう忘れてんですよ,自分のなかで.で,あれ,40万もするんですよ.後ろに十字がついてて,あとベルトがあるじゃないですか.そこにクロームハーツの金具がついてるだけなんですよ.で,高いのはいいんですけど,そういうのって欲しい時に持ってないと,けっこう忘れちゃうと「あれ?俺,そういうこと言ったんだけどどうしよう?」って.だからもう,LOVE LOVEなものっていうか,LOVE LOVEにならないといけないものっていう.
- 光一
- じゃあ,僕に下さい.
- 草なぎ
- いやぁ,ちょっとそれは.ジーパン買おうと思ったのに,それがダメになっちゃったんですよ,あいつのせいで.でも,LOVE LOVEにならないといけないっていう.
- 光一
- なるほど,それは新しいパターンですね.LOVE LOVEにならないといけないものっていう.でも,やっぱりお洒落ですよね,剛君は.
- 草なぎ
- 好きですね.好きでしょ?
- 剛
- 最近ね,気合い抜きまくってるんですよ,服は.
- 草なぎ
- そういう時ありますね.
- 剛
- 昔は,本当なんかいろいろ凝ってたのに,最近ぜんぜん.
- 光一
- 最近は職人さんが付けてるようなエプロンみたいなのを.
- 草なぎ
- 今朝も付けてましたね.
- 剛
- あれにいろいろいれるんですよ,お菓子とか.
- 光一
- 拓郎さんどうですか?そういう格好.
- 吉田
- いや,俺いいよ.
- 剛
- すごくあれは便利です.
- 光一
- それではガチャガチャマシーンですね.
- 篠原
- 篠原でーす.どうも.盛り上がってますか?剛さん.
- 草なぎ
- 今,ドラマで共演してるんですよ.
- 光一
- そうですね.
- 草なぎ
- 真面目にやらないんですよ.
- 光一
- 見ててわかります.
- 剛
- 真面目にやれよ.
- 篠原
- 本気で言ってるんですか?
- 草なぎ
- 真面目にやらないじゃん.
- 篠原
- やってるじゃないですか,一生懸命.
- 草なぎ
- ト書きにですね,「抱きつく」とかあるんですけど,「そういうのCGにして下さい」とかいうんですよ.
- 剛
- おいおい.
- 篠原
- 「CGで合成にして下さい」って言うんですけど,最近「なんでダメなの?」って監督に怒られて.
- 光一
- 全国のSMAPファンおこるで,そんなの.
- 篠原
- でも,「抱きつく.大接近」とか書いてあるんですよ.出来ないですよね,そんなの.
- 草なぎ
- やれよ.台本に書いてあるんだから.
- 篠原
- いくら台本でも.
- 光一
- 仕事じゃ,おまえ.
- 篠原
- 仕事といっても.
- 草なぎ
- でも,さっきプリプリシノラーで.
- 篠原
- え!?もう帰ります.
- 光一
- なんですか?
- 草なぎ
- さっき楽屋に訪問するやつあるじゃないですか.
- 篠原
- プリプリプリティです.
- 草なぎ
- はい,プリプリプリティ.あれで思い切りブチュっとやってきました.
- 篠原
- ホッペにですよ! ホッペに! 最低なんですよ,ギャグのために.
- 光一
- こいつ,ドラマでも素のまんま出てますもんね.
- 篠原
- 芝居してますよ,篠原ちゃんと.真剣な演技しますよね.
- 草なぎ
- 真剣になる時に,鼻がヒクヒク動くんだけど.
- 篠原
- すいません.だって,なりませんか?
- 剛
- でも,そういう役者さんいますよね.
- 草なぎ
- 普段慣れてないって感じで.動いてるって,マジで.それがね,おかしいんだよ,真剣になると.
- 篠原
- なってましたか?
- 草なぎ
- 少しなる.
- 篠原
- 病気ですかね?どうやったら直るんですか?
- 草なぎ
- それはだからね,慣れていけばいいんじゃないですかね.
- 篠原
- アドバイス下さいよ,今度.恥ずかしいですね.何時見てました?
- 草なぎ
- いや,喋ってれば見るじゃないですか,それで.
- 篠原
- だから篠原が真剣にやると笑ってたんですか?
- 草なぎ
- そう.鼻が.
- 篠原
- 鼻見て笑ってたんですか?この人,嫌な人ですよ,じつは.いい人ぶって.
- 剛
- 鼻ってね,芝居してていちばん見るとこやねん.
- 光一
- そうやね.目を合わすの恥ずかしいやん,芝居する時に.だから鼻見るねん.
- 篠原
- 気を付けますね,篠原も.じゃあ,軽快にはずんで下さいね.リラックスですよ.頑張って下さいね.さよなら.篠原でした.
- 光一
- というわけでですね,今日はもうガチャガチャマシーンはなしにしたいと思います.LOVE LOVEな歌にいきたいんでございますが.LOVE LOVEな歌はなんでございましょうか?
- 草なぎ
- 米倉さんのですね,「Love in the sky」が好きなんですよ.
- 剛
- 「Love in the sky」.
- 光一
- LOVE LOVEオールスターズの米倉さん.
- 草なぎ
- このあいだ,たまたまロケで,SMAPで,「スマ×スマ」の収録でカラオケボックスに行ったんですよ.その時に歌ったんですよ,僕がこの歌を.そしたら「剛,けっこうイケてんじゃん」ってみんな言うんですよ.それをもう真に受けてしまいまして,僕.もう「これしかない」と思って.LOVE LOVE出るんだったらこれ.ちょうど後ろでコーラスやってるし,米倉さんは.こんなばっちりな話ないじゃないかと思って,速攻もう「Love in the skyです」って言ったんですよ,スタッフの人に.それをね,後でメンバーに言ったんですよ.そしたら「おまえ,やめとけ」と.「あの時はあの雰囲気だから良く聞こえたけど,おまえマズいだろ」ってね,言われたんですけど,もうそこまで言い通した以上,もう歌うしかないでしょう.
- 剛
- 「Love in the skyです」って言いましたからね.
- 草なぎ
- LOVE LOVEのスタッフの人にもそこまで言い切っちゃったんで,「振りも自分でやります」って言っちゃったんで.
- 光一
- 振り付けもね.
- 草なぎ
- 振り付けもしました.引っ込みつかなくなっちゃって.
- 光一
- でもね,米倉さんの曲難しいですよね.
- 剛
- すごい難しいですよね.
- 草なぎ
- で,米倉さんと篠原にも振り付けしました.
- 光一
- 一緒に3人で.
- 草なぎ
- 今日,初めて3人で合わせたんですよ.それまで僕がですね,ビデオで.8mmでドラマの現場にLOVE LOVEのスタッフの方が撮りに来てくれまして,全部,僕が説明しました.
- 剛
- けっこうマメにいろいろやっていただいて.
- 光一
- でも,SMAPのメンバー以外と一人で歌番組出るのって初めてなんですよね?
- 草なぎ
- 初めてなんですよ.本当に初めてなんですよ.だって,5人で歌ってれば,ちょっとぐらい変でも大丈夫じゃん.
- 光一
- しかも,初めてなのが,このすごいメンバー.
- 草なぎ
- そうなんですよ.本当にあの,いやぁ,あの,これは参ったなぁ.
- 光一
- それではスタンバイのほうよろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
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