#081
HomePageだけの特別編集版 織田裕二編
 - 光一
- はい,改めまして今夜のゲストは織田裕二さんです.よろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 織田
- よろしくお願いします.
- 光一
- 織田さんは,僕らも初対面ですけど,今日はよろしくお願いします.拓郎さんも?
- 織田
- ええ,そうなんです.
- 光一
- 拓郎さんも初対面ですか?
- 吉田
- ええ.
- 剛
- 織田さんとは,僕ら他の歌番組とかでたまに御一緒させらてもらったりはしてるんですけどね.
- 光一
- そうですね.さっそくで申し訳ないんですけど,さっそく質問コーナーということで.べつにコーナーじゃないんですけど,織田さんは今現在ドラマやってらっしゃいますよね.
- 織田
- はい,やってます.
- 光一
- そのドラマをやりながら音楽のほうもやってると思うんですけども,今日もこの後ドラマでえらい時間までやってると.
- 織田
- そうですね.この後,となり行って29時まで.
- 剛
- 朝の?
- 織田
- 5時ですね.
- 光一
- だいたい29時なんて,そんな時間は存在しないんですからね.
- 織田
- このあいだね,なんかあったのは,朝の5時に始まって,終わるのが30何時とかね.なんだっけかな?
- 光一
- なんでそんな時間になったんでしょう?
- 織田
- いや,あのね,みんなけっこう忙しいみたいで.
- 光一
- けっこう撮って出しっていうか.
- 織田
- それとまあ,いろいろロケが多いんで,それで時間食っちゃうんですよね.
- 剛
- 今,雨に悩まされません?
- 織田
- そうですね.
- 光一
- 雨ね.
- 剛
- 僕もドラマ撮ってるんですけど,どんどん雨でけつのほうけつのほう持ってかれるんですよ,スケジュールが.
- 光一
- 大変ですね.
- 剛
- 30何時って,そんな経験ないですよ.
- 織田
- なんかね,「8時に始まりますけども,前の日が朝の9時までかかります」みたいな.なんか一回変なステージが出たらしくて.
- 剛
- いちばん嫌なんが,スケジュールの黒板あるじゃないですか.あれに例えば5時とか入りますよね.入って,「5時〜」って.この「〜」っていう線しか引いてないんですよ.
- 光一
- そうそう,そうそう.
- 剛
- で,「5時〜」ってなってるんで,な時なんか定かじゃないんですよね.
- 光一
- 「終わり時間ないやん」みたいなね.
- 剛
- あれ困るよな.
- 光一
- たまにありますけどね.
- 織田
- 吉田さんとか,ドラマとか見ないんですか?
- 吉田
- ドラマですか?うちの奥さんとかお母さんはよく見てますよ.織田さんのすごい狂気的なファンですよ.
- 織田
- ありがとうございます.
- 光一
- 僕もね,「東京ラブストーリー」とか好きでね.もうほんまに.僕はサウンドトラックとか買っちゃいましたもん.それぐらい好きだったんですよ.
- 剛
- あれ,なんか女心を意識した.「僕も恋したいなぁ」みたいな,なんか.
- 光一
- ちょっと女性を意識しだした子供にもうけた.
- 剛
- あれね,すごい年齢層,多分広かったですよ.僕,小学校ぐらいやもんな,あれな.5〜6年ぐらいやったけど,それでも話題はそれやったからね.
- 光一
- すごい見てましたけどね.そうやってドラマもやりつつ音楽もやってるじゃないですか.自分としては本命はどっちだっていうのあります?
- 織田
- うーん?やっぱり今日みたいにこうやってすごいメンバーで歌えるっていうと,もうドギトキっていうか,かなり嬉しいですよね.またちょっと新鮮っていうか,ぜんせん違って.どっちが好きって,僕,両方好きで両方やってるんですけど.
- 光一
- 僕らもそうですね.でも,織田さんの芸能界入りのきっかけは何でしょう?バンドをやってた?
- 織田
- ええ,高校時代にちょっとバンドやって.で,その時はまだ僕はギターがメインで.
- 剛
- それはアコースティックなのか電気ギターなのか,どっちなんですか?
- 織田
- 電気ギターです.
- 剛
- 電気ギターですか.光一は今,太鼓をね.
- 光一
- 僕は太鼓をやってるんですけどね.
- 剛
- 僕,電気ギターやってて.まあ,カッコよくいうとエレキギターっていうんですけどね.
- 織田
- それがきっかけになって.
- 光一
- デビュー曲が何でしたっけ?
- 織田
- 「湘南爆走族」っていう.
- 光一
- リーゼントしてたんですか?やっぱり織田さんも.
- 織田
- ぜんぜんやってないです.
- 光一
- やってないんですか?
- 織田
- あ,プライベートっていうことでしょ?
- 光一
- いやいや,違いますよ.
- 剛
- お仕事で.
- 織田
- 映画の時はね.いや,今,俺,プライベートでやってたのかなって.周りの日とはね,けっこうみんなやってる人だったんですよ,元々.
- 剛
- そういう元々そういうことをやってる人の中に,やっぱり経験の少ない自分が入って行った時って,ギャップを埋めるっていうんですかね.
- 織田
- 僕なんか,まあ神奈川で生まれ育ったんですけど,その当時ってリーゼントあんまり流行ってなかったんですよ.で,原作ももう10年以上前のかなんかで.それで,そうやってるとあんまりモテなかったんですよ.もうちゃんラフなというか,そっちのほうが主流だったですね.
- 光一
- そこを敢えて.
- 織田
- うん.だから,けっこう恥ずかしかったですよ.3色に,赤と金髪と黒とで.
- 光一
- CCBみたいな.
- 剛
- いやいや,それまた違うな.
- 光一
- 拓郎さんはプライベートではそういうことは?
- 吉田
- いや,僕は一生ないです.僕は真面目な好青年で.
- 織田
- バンカラだったんじゃないですか?
- 吉田
- いえいえ,世間でも評判の坊ちゃんで.
- 織田
- そうなんですか?僕,なんか♪げたを鳴らして〜って.
- 吉田
- あれ,嘘.うそうそ.
- 織田
- なんかそういうイメージが.
 - 吉田
- 嘘うそ.全部うそです.評判の近所でも.
- 織田
- 坊ちゃんだったんですか?
- 吉田
- 育ちのいい良家の子息ですよ.
- 光一
- 唇が震えてるんですけど.まああの,よくこの番組では女性の話になるとかなり盛り上がるんですけど,LOVE LOVEオールスターズの皆さんと.けっこう織田さんって見た感じでは,ちょっと硬派な方なのかな?って思うんですけど,そのへんどうです?
- 織田
- ずっと中学生ぐらい,高1ぐらいまでは坊主頭でスポ刈り好きで.で,野球やったりラグビーやったりてテニスやったりって,そればっかやってて.その頃は,多少そうだったかもしれないです.男子高だったし.で,まあ中学ぐらいとか,それぐらいになると目覚めてくるじゃないですか.で,そっからはね,やっぱりモテたいから中学時代にパーマかけたり,髪の毛伸ばしはじめて.
- 光一
- まるで拓ちゃんような?
- 剛
- まあ,拓郎さんも伸ばして.
- 織田
- いやいや,そこまでは伸ばせないですけど.ただ普通にパーマあてたりして.その後,部活で短くしましたけど.一回なんかか失敗して.よく外人さんの写真とかで,短めでパーマあててるのカッコいいな,なんてのがあったんですよ.それで美容院に行って「これ,やって下さい」っていったらパンチパーマになっちゃって.
- 剛
- キツいなぁ.パンチパーマ.
- 織田
- ぜんぜん違ったんですよね,黒い髪の毛だと.それでうわぁとか思って.
- 剛
- それ,周りの反響はどうだったんですか?
- 織田
- その時に好きだった子がいて,告白したんですよ.やっぱり「え?」っていう顔して,見事にフラレました.
- 光一
- 次の日から「パンチ」とか呼ばれませんでした?「パンチ」ならまだしも,「パンチョ」とか.
- 織田
- けっこうだから,失敗とかそういうのは多いですよ.怪我したり.今でもしょっちゅう切ったり貼ったりしてますけど.
- 光一
- そうですか.剛はいろいろ変えるけどな,特に失敗ってないな.
- 剛
- いや,でもね,チョロチョロありますよ.失敗してこそ人間強くなる.あのね,でもね,一回パーマあてたんですけど,帰って頭洗って自分なりにセットしたんですけど,それでもなんか違うんですよ.
- 光一
- 俺はあんまり気になんなかったけどね.
- 剛
- 人それそれですよね.
- 光一
- 俺もパーマあてた時ね.
- 剛
- 俺は違和感なかったんですけど,周りけっこうね.多分イメージが強いのよ.「堂本光一はこう」っていう.
- 光一
- で,ちなみに織田さんの好きなタイプの女性を聞きたいんですけど.
- 織田
- タイプですか?
- 光一
- いいですか?聞いて.
- 剛
- 理想の女性.
- 織田
- タイプってありますか?
- 吉田
- はい?
- 剛
- 例えば,すごい気を遣うとか.
- 織田
- あんまり気を遣われすぎても肩凝っちゃいますよね.好きなタイプってある?
- 光一
- じゃあ,こだわりってありますか?
- 織田
- ないって言えばないのかな.
- 光一
- そうですか.僕なんかは足フェチなんですけど.剛は眼鏡フェチなんですけど.
- 織田
- 眼鏡してる子が好きなの?
- 光一
- 誰とは言いませんが,包帯とか好きな方もいらっしゃいますし.
- 織田
- 包帯?
- 剛
- 眼帯フェチの人も.
- 光一
- そういうのないですか?
- 織田
- そういう意味では,至って普通かもしれないけですけど.
- 剛
- なんか「女の人のこういうのに弱いよな」っていう.
- 織田
- うーん?なんだろう?
- 光一
- 人妻がいいとか.
- 織田
- いや,人妻は.それは一人のほうがいいですよ.
- 光一
- そういうのないですか?
- 織田
- 人妻がいいんですか?
- 剛
- いや,知り合いで人妻好きな.
- 光一
- ゲストがいたんですけど.
- 織田
- 特にね,今まで付き合った子とか考えても,そんなにみんなバラバラっていうか.タイプってあります?
 - 吉田
- 僕ですか?
- 光一
- 拓郎さんもあやふやで言わないんですよね.
- 吉田
- いや,あやふやじゃないよ.鼻声だなぁ.いや,だからさ,性格とかさ,そういうんじゃなくて,僕なんかはですよ,っていうか僕はですけども,僕はやっぱりパァーン!!っていう感じ.
- 光一
- またそれだ.よくわかんない.
- 剛
- それもわかりましたけども.
- 吉田
- 突つくとポワンっていう.
- 剛
- おいおい,おかしいで!
- 光一
- おかしい!
- 剛
- おかしくなった!
- 織田
- ポワンがダメなんですか?
- 吉田
- いや,ポヨヨン.
- 織田
- あ,ポヨヨン.何となくわかる.
- 吉田
- で,なんかパァーン!!
- 織田
- ああ,わかるわかる.
- 吉田
- ピシッ!!
- 織田
- はいはい.
- 剛
- 「ピシッ!!」ってなんや?
- 吉田
- だって,タイプを言えっていうから.
- 織田
- でも,わかる.そういう意味じゃあるかもしれない.フニョっとしてるの嫌ですね.ウニョっとしてるのとか.
- 吉田
- そうそう,そうそう.
- 光一
- すごく抽象的な話ですね.
- 織田
- でも,すごいよくわかります.
- 吉田
- でしょ?
- 光一
- 擬音しか言うてへんねんで.
- 剛
- ポヨン,パァーン,ピシッしか言うてへんからね.
- 吉田
- あとほら,シャキン!かな.
- 織田
- グォーッ!とかはどうですか?
- 吉田
- まだ会ったことないです.
- 光一
- よくわからんトークや.
- 剛
- 難しいなぁ.
- 織田
- なんかでも,僕はすごくよくわかりましたけど.
- 剛
- 通じるもんあるんやなぁ.
- 吉田
- わからない人はわからないでいいよね.
- 織田
- いいですね.
- 光一
- さあ,それではLOVE LOVEなものにいきたいと思います.
- 織田
- これは,また今度映画をやったりスペシャルドラマになるんですけど,「踊る大捜査線」っていう.あれの小道具ですね.見つけたんでちょっと撮ってきたんですけど.
- 光一
- 映画をやるんですか?
- 織田
- 今やってるドラマ「恋はあせらず」が終わった後すぐ入るんですけど.
- 光一
- メチャクチャ大忙しですね.
- 織田
- それがね,すごいんですよ.もう本当にセットが.このセット,こういうスタジオだと建たない,すごいでかいセットで.そういうとこで.なんかね,映画はなんかすごいことをやるって言ってましたよ.
- 剛
- あ,ギター.
- 織田
- これは家にギターが適当に置いてあるんですけど,そのうちの一本で.なんとなく好きで.
- 光一
- 自分で作ったりしはるんですか?
- 織田
- ギターをですか?でもね,最初に高校時代に買ったギターって,買って1ヶ月もしないうちに全部バラして.で,まず「Player」っていう音楽雑誌があったんですよ.で,そこに「君も色を塗り変えよう」とかって特集があって.すかさず缶スプレーとかいっぱい買ってきて.最初は渋いサンバーストのギターだったんですけど,それすぐ飽きちゃってすぐ塗り変えて.で,もう彫刻刀でガンガン削って,ハムバッキングっていう2段のマイクに変えてみたりして.
- 光一
- 自分で改造して?
- 織田
- そう.でも,まだコード一つも知らない.
- 光一
- 作ってんねんけど,まだコード知らない.
- 織田
- どっちかっていうとものを作るのがすごい好きで.木を削ったりするの好きなんで.木とか皮とか,自然の加工できるものはすごい好きですね.
- 光一
- 日曜大工みたいな?
- 織田
- 日曜大工っていうんじゃないけど,天然の肌触りみたいのが好きですね.
- 光一
- 天然の肌触り.じゃあ,きっとナマ足がお好きなんじゃないかなと.
- 剛
- 天然やからね.
- 光一
- まあ,自分で曲のほうは作ったり?
- 織田
- しますします.
- 光一
- ライヴも?
 - 織田
- ライヴも詞とか曲とか書いて.このギターも使いましたね,そう言えば.
- 光一
- ライヴ,なんか失敗談みたいのないですか?
- 織田
- 失敗談ですか?いや,もう失敗してる時は舞い上がっちゃってるから,ぜんぜん忘れちゃうんですよね.
- 光一
- 僕はチャック開いてたりとかはよくあるんですよ.
- 織田
- 僕もたまにはありますけどね.よくはないですね.
- 剛
- よくある人なんですよ.
- 光一
- 僕,よくある人なんですよ.
- 織田
- けっこうそういうのはしっかりしてるかな.抜けてる時はかなり抜けてるんですけど.
- 光一
- 初めてやったライヴって高校の時ですか?
- 織田
- 高校2年の時ですね.デップスっていう髪につける整髪料からとった名前のバンドだったんですけど.
- 光一
- パキンパキンにして?
- 織田
- いやいや,そんなことないです.リーゼントだと思ってるでしょ?
- 光一
- ちょっと想像つかないんですけどね.
- 織田
- 友達はけっこういましたけどね.
- 光一
- 拓郎さんが初めてやったライヴって覚えてます?
- 吉田
- いえ,ぜんぜん覚えてません.
- 光一
- 覚えてないんですか?
- 吉田
- 僕は,ぜんぶ忘れるんです.いけませんでしたか?じゃあ覚えてます.人の言いなりですから.じゃあ覚えてました.素敵なステージでした.
- 織田
- でも,後でファンの人に「あの曲とあの曲を間違えましたね,今日も」みたいな.そういうのないですか?
- 吉田
- ええ.
- 織田
- けっこう歌詞を間違えるんですよ.
- 吉田
- ライヴとかであんまり一生懸命やらないほうがいいんじゃないでしょうかね.
- 織田
- なんでですか?
- 吉田
- いや,なんか面倒臭いじゃないですか.
- 光一
- メチャクチャや.
- 織田
- 楽しくないですか?
- 吉田
- なんか終わった後の楽しみとかばっかり考えてれば,あっという間に終わって.
- 光一
- それを自分もノリノリにやって終わったから,その後が楽しいんじゃないですか?
- 吉田
- それはお客さんだけノッてればいいんで,僕は一緒にノリたくない.
- 光一
- こういう考え方もあると.
- 吉田
- いや,ないと思うよ.
- 織田
- でもね,自分が一生懸命ライヴやって,「今日は良かっただろ」と思って自分が舞い上がってる時は,けっこう後でスタッフに「今日は最悪だったね」って言われたり.で,逆にこっちが「いまいちノリ切れてなくて大丈夫かな?」っていうぐらいの時のほうが「今日,良かったよ」って.そうういうのあるかもしれない.本当は両方気持ちいい時が最高なんですけど.
- 光一
- そうですね.さあ,続いては.
- 織田
- これは車のステアリングとシフトノブとグローブです.
- 光一
- お車が好きで?
- 織田
- そうですね.ラリーが好きで,オフロードが.それで,3年ぐらい前かな?オーストラリアでキャンベララリーっていうのがあって,その時に使ったものなんですけど.
- 光一
- 実際走って.ラリーっていうのは,チームを持つものなんですか?
- 織田
- 僕は元々あるチームの人に便乗してというか,教わって.それでずっと日本で習ってて,それで海外のそういうのに出ようっていって.
- 光一
- いいですね.
- 織田
- けっこう小さい頃からラリーが好きっていうか.
- 光一
- ラリーって何日間もやるわけですよね?
- 織田
- そうですね,けっこう土にまみれて.
- 光一
- 砂漠みたいなとこをずっと.
- 織田
- 多分みんなわかんないと思うけど,ラリーとラリーレードって二つ大きく分けるとあって.で,ラリーレードっていうのは,いわゆるパリ=ダカみたいな,すごい20日ぐらいかけてとか,長距離の道なきところを行くみたいなやつで.すごい簡単な言い方だけど.で,ラリーってWRCとかわかんないよね?道があっち土のところを.たまに映像見たりしません?あっちです.割と普通の車っぽいやつで.
- 光一
- じゃあ,もう完全にテクニックが必要なレースですね.
- 織田
- どっちのレースもそうですけどね,それでミスると「さよなら」って.
- 光一
- 気をつけて下さいね.
- 織田
- はい.
- 光一
- ライセンスかなんか要るんですか?こういうのは.
- 織田
- 要ります.その時は国際の.
- 光一
- 国際A,B?
- 織田
- いや,レース除外っていって,それ持ってれば全てのラリー出れるんで.
- 光一
- すごいですね,仕事しながら.これはさっき見たやつですね.それではガチャガチャマシーン・アルファにいきたいと思います.これを回していただくと,いろんな質問が入ってますから,これに答えていただこうと.回していただけますか?
- 織田
- はい.
- 光一
- さて.「絶対に女性にフラレたことなんてないだろう織田裕二さんに質問です」.
 - 織田
- そんなことないです.
- 光一
- 「ひょっとしてフラレた経験なんてありますか?」という質問なんですが.
- 織田
- ええ,もう,先ほどのとおり,何度もあります.
- 光一
- あるんですか?
- 織田
- あります.え?フラレたことないんですか?
- 剛
- あります.
- 織田
- それはね,そんなことは.こっちはいいなと思ってもね,相手はダメっていうのはけっこうありますからね.
- 光一
- それは追う質ですか?追わないですか?
- 織田
- うーん?
- 光一
- 時と場合によるかもしれないですけど,何の納得もいかなくてフラレてしまった.向こうが例えば浮気した.「私,もう浮気しちゃったから,ごめんね」って.
- 織田
- 相手が浮気したの?
- 光一
- 話を変えましょう.「私,好きな人が出来たの」って言われてしまいました.
- 織田
- じゃあ,しょうがないよね.
- 光一
- 俺と一緒ですね.俺もそう.
- 織田
- だけど,それでも好きだったらまた追っかけるかもしれないね.
- 剛
- どうしても好きやったら.
- 光一
- 拓郎さんはどうですか?
- 吉田
- だから,僕以外の人が好きだっていわれた時でしょ?それは嫌ですよ.
- 織田
- 悲しいですよね.
- 吉田
- それはもう寝れない.僕,広島から東京に出て来る時にね,もう広島に帰らないって思って出てきたんで,出る前の晩に呼び出したの,女の子を.それで前からずっと好きで,その彼女には恋人がいて,一晩だけ自由にしたかったわけ.もうせめて一晩.東京に来てもう会えないと思ってるから.本当は何度も帰るつもりでいたんだけど.それを延々深夜までやってる喫茶店で,「ずっと帰ってこれないし,東京行ってこのままのたれ死んじゃうから君と会うのも最後なんで,恋人がいるのはわかってるけど,気持ちだけはわかってもらいたい」って延々言ってるうちに,僕,酔っちゃって.最初はすごい綺麗なこと言ってたんだけど,だんだんいやらしいこと言ってて.
- 織田
- なんですか?それ.
- 吉田
- 「何とかしてくれ」っていう.でも,そういう感じになるよね.だから,やっぱり嫉妬しちゃう.妬きモチ焼くと,すごいなんか男ってほら,単純だから妬きモチ焼くと血が上っちゃうね.なんでみんな静かになってんだろうね.
- 光一
- いや,なんか拓郎さん久々に語ってくれたなという.「東京ラブストーリー」みたいな,あんな恋ってしたことあります?
- 織田
- どんな恋だったっけ?
- 光一
- 聞かんかったことにしよう.もう一つお願いします.
- 織田
- はい.
- 光一
- 「結婚しない大物男優ぶっちぎりナンバーワンの織田裕二さんに質問です.結婚するならこんな人.三大条件を教えて下さい」.
- 織田
- 結婚するならですか?まず,飯を作れる.やっぱり御飯と味噌汁と納豆は.他も出して欲しいけど.
- 光一
- 料理が出来る.
- 織田
- そうですね.飯は作って欲しいですね.僕は作れないんで,ぜんぜん.あと何だろう?綺麗好きな人がいい.
- 光一
- 武部さんのような?
- 織田
- そうですね.あの人は男だけど.僕はけっこう綺麗好きなんだけど,ゴチャゴチャと仕事でしてしまうんで.だからそれをちゃんとしてくれるほうがいいですね.
- 光一
- もう一つ挙がりますか?強いて容姿を言うならば.
- 織田
- 容姿ですか?
- 光一
- 容姿って気になります?
- 織田
- 容姿はべつに.それは気にならないことはないだろうけど.でも,容姿そのものはどうでも.まあ,結婚する前にすでに付き合う時に容姿ってあるわけじゃないですか.それですきだからっていうのもあるだろうし.
- 光一
- 中身を大切にしているみたいですけど.
- 織田
- だってさ,表面なんて10年も20年も一緒にいたらすぐ変わっちゃうじゃない.
- 光一
- もう一つだけいきたいと思います.
- 織田
- はい.
- 光一
- 「爽やか男優ぶっちぎりナンバーワンの織田裕二さんに質問です.ズバリ,女性を見る時どこを見ますか?」.
- 織田
- 全部かな?
- 光一
- 僕はまず顔を見ますね.
- 織田
- まあそうですね,顔見ますし,その後,手も見るし.
- 光一
- 拓郎さん手はどうですか?
- 吉田
- 手,大事ですね.
- 織田
- 手はやっぱりね,俺なんかけっこう切ったりして汚いじゃないですか.あと,足も見るし.足はね,本当に綺麗な女の人の足って少ないじゃないですか.
- 光一
- 拓郎さん,なに笑ってんですか?
- 吉田
- いや,ずいぶんはっきりものを言う人だなと思って.
- 光一
- 淡々とはっきりおっしゃるんですよね.
- 織田
- いや,なんか足の指のすごい綺麗な人ってなかなかいないでしょ.
- 光一
- それまたずいぶんマニアックな.
- 織田
- っていうかさ,足が綺麗な人はけっこういるけど,外反拇指みたいになってたり.
- 剛
- そんな言葉を聞くとは.
- 光一
- まあ,いろいろありますよ.さあ,LOVE LOVEな歌にいきたいと思いますが,LOVE LOVEな歌は何でございましょう?
- 織田
- えぇと,これ.ジョージ・ベンソンの「タイアーラブアラウンド」っていう歌が入ってるんですけど,僕が小学6年生か中1ぐらいの時にCMで流れてて.その時にムチャクチャ気に入っちゃって,なんか走ったんですよ,身体の中を.とにかくこれがいいと思って,レコード屋さんに「ジョージ・ベンソン下さい」っていったら,よくわからないうちに別のアルバムをわたされたんですよ.そしたら入ってなかったんです,その曲が.それは傷つけて返品きかなくしちゃったんで,お金ないじゃいですか,また溜めて.で,「入ってなかったんだけど」って,お店の人が片っ端からジョージ・ベンソンを店内で聞かせてくれて.それで入ってるのがあったんですけど,それが2枚組なんですよ.高いんですよ,ちょっと.それで足らなくて,また溜めて.それまですごい時間かかったんで,手に入れるまでに.で,これが好きになって,それから洋楽聴くようになって.
- 光一
- で,好きな曲は何なんですか?
- 織田
- 歌う歌はこれじゃないです.「失恋レストラン」.
- 光一
- 清水健太郎さんの「失恋レストラン」.
- 織田
- この歌がなんかね,なんかひっかかってるんですよ.
- 光一
- 何かひっかかってるんですか?
- 織田
- メロディなのか歌詞なのか歌なのか,とにかくひっかかってこの歌が好きで.
- 吉田
- ベンソンは何だったの?
- 光一
- ジョージ・ベンソンも好きよっていう.
- 剛
- 「失恋レストラン」.
- 光一
- 気持ち良く今日はこの歌を歌っていただきたいなと思いますので,スタンバイよろしくお願いします.
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