#066
HomePageだけの特別編集版 松本明子編
dt>光一- はい,改めて紹介します.今夜のゲストは松本明子さんです.よろしくお願いします.
- 松本
- こんばんは,よろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 松本
- なんか豪華ですね.いい感じですね.
- 光一
- そうですよ.もうアッコさんとはね,もう何度も僕たちは.
- 松本
- そうですね,ずっと番組を.
- 剛
- もうアッコと剛の仲で.
- 松本
- そないフレンドリーな.
- 剛
- それは違いますけど.
- 光一
- それよりかおまえ,頭えらいことになってるがな.もうぜんぜんちゃうもん,ほら.
- 松本
- ツヨちゃん,それ,どうしたの?
- 光一
- 俺もちょっとちゃうけどな.
- 剛
- おまえも違う.
- 光一
- どうでもいいんですけど,これ,並びなんでなんですか?
 - 松本
- そう,並びなんか,テレビで見てる時と違うような気がするんですけど.
- 剛
- 並びはね,今日は「これがいい」って言われて.
- 松本
- 拓郎さんが?
- 光一
- 拓郎さんが.
- 剛
- 「今日はこれだよ」って.
- 松本
- 拓郎さん,どうして?
- 光一
- 「僕は今日は,こっちを見て話したいんだ」って.
- 松本
- どうして?いつも逆ですよね?
- 吉田
- もうほら,番組も長くやってくると,マンネリしてきますから.当然ここに剛君が座るって思って来る人がいるんです.そういうのに,「思い通りにはならないぞ!」っていう.
- 剛
- 「おまえらの思い通りにはさせへんぞ」っていう.
- 光一
- あ,そういうことなんですか.
- 松本
- 客への裏切りだったわけですか?
- 吉田
- いやいや,「君たちの言う通りにはならないんだよ」っていうことなんですけども,座ってみて気が付いたことは,話しにくいです,こっち.
- 光一
- おかしいですよね.変な感じ.
- 剛
- すごいね,話しにくいんですよ.
- 吉田
- ええ,おかしいです.変りましょうか?
- 光一
- いえ,いいですよ,もう.
- 剛
- いいですよ.まあ,いいじゃないですか,今日はこれで.
- 光一
- まあ,拓郎さんとアッコさんは,もう会ったことは?
- 松本
- いや,二度目ましててぐらいだと思いますけど.
- 光一
- 二度目まして?
- 剛
- なんですか?その二度目ましてって.
- 松本
- いや,もう私にとって拓郎さんは神様ですよ,本当に.
- 光一
- あ,やっぱりそうですよね.神様.フォークのプリンス.
- 松本
- フォークの神様ですね.
- 光一
- なんかお兄さんがすごく拓郎さんのファンで.
- 剛
- 大ファンだと.
- 松本
- そうなんですよ.10歳年が離れてる兄貴なんですけども.
- 剛
- すごい離れてますね.
- 光一
- 10歳だと,もう50歳ぐらいですか?
- 松本
- 私,40になるじゃないですか,それ.
- 光一
- どうも,失礼を.
- 松本
- 昭和31年生まれっていう.
- 吉田
- 今40歳ぐらい?
- 松本
- はい.
- 光一
- もう拓郎さん世代.
- 松本
- 拓郎さん世代なんですよね.で,私が初めてレコードというものを見たのが,やっぱり兄の影響なんですけども,吉田拓郎さんのアルバムだったんですよね.
- 光一
- じゃあ,もうアッコさんも拓郎さんの曲をかなり聴いて?
- 松本
- 子供ながらに聴きましたね.
- 光一
- ちっちゃい頃に育った感じですか?
- 松本
- ええ.みんな同じ髪形してるんですよね,その当時の高校生.
- 光一
- あ,スフィンクスね.あ,スフィンクスあるんですか?
- 剛
- なんですか?
- 松本
- 今日ね,ちょっと家からレコード持ってきたんですよ.
- 剛
- 拓郎さん,絵になってますけど.
- 光一
- 絵になってる,拓郎さん.これはまだスフィンクスちょい前ぐらいですかね.
- 松本
- スフィンクス?ちょっと待って下さい.そのスフィンクスって?
- 光一
- いや,こういう.
- 剛
- モジャモジャの.知りません?ちょっとカールがかってた.光一のもっと細かい版.
- 光一
- で,マッチ棒になっていくんですけど.
- 剛
- そして火がついて,今の拓郎さんの.
- 松本
- Kinkiさん,ちょっと巨匠にそんなマッチ棒とか言っちゃって.いいんですか?拓郎さん.
- 吉田
- ええ,もう最近は自分でマッチ棒だと思ってますから.
- 光一
- ね,拓郎さん.
- 吉田
- はい.
- 光一
- 僕ね,拓郎さんの歌で素晴しい歌を見つけたんですよ.
- 松本
- 何ですか?
- 吉田
- また変なことを言う.
- 光一
- 「ひらひら」っていう歌あるじゃないですか.
- 吉田
- ええ,ありますよ.
- 光一
- ♪ちょいとマッチを擦りゃあ火傷をしそうな〜.あれはやっぱり自分の頭を擦るから火傷をするんですか?ボッ! 「あちぃ!!」みたいな.それで♪おまえもひらひら〜じゃなくて,♪おまえもふわふわ〜にしたほうがいいんじゃないですかね,あの歌.
- 吉田
- それは鋭いですね.
- 光一
- 聴いてて思ったんですよ,僕.
- 吉田
- 僕,その頃からマッチ棒だったんですね.
- 光一
- やっぱり意識してたのかな.
- 剛
- 意識してたんでしょうね.
- 吉田
- 最近本当にね,マッチ棒とか見ると愛しいっていうか.
- 剛
- なんか擦れない自分がいたり.
- 吉田
- ええ,擦れない自分が.
- 光一
- なるほど.
- 松本
- いや,それぐらい神様なんですよ,存在が.うちの兄貴の世代は,みんな高校生,全員長髪で.
- 剛
- じゃあ,今の木村君現象ですね.
- 松本
- そうですね.
- 光一
- あ,やっぱり拓哉じゃなくて拓郎からきたんですかね,まずは.
- 剛
- 拓の付く人は,なんかあるんですよ.
- 松本
- 拓がらみの人は,みんな.
- 吉田
- そうですか?
- 剛
- 拓族っていうのがやっぱりあるんでしょうね.
- 松本
- 拓郎さん,今,鼻鳴りましたよ.ムチャクチャでかい音.
- 剛
- 巨匠が鼻鳴らしましたよ,今.
- 吉田
- いやぁ,俺ってでもタクゾーじゃなかったっけ?
- 剛
- いや,本名は.僕が思ってるのは,吉田タクゾーじゃないかなって.
- 吉田
- タクゾーなんですよ.
- 松本
- うちの兄貴も松本タクなんですよ.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 松本
- 拓がらみなんですよ.それが自慢で.拓郎さんと同じだっていうので.
- 吉田
- これ,すごい話しにくい,この席.
- 光一
- 話しにくいですか?
- 剛
- 拓郎さんが「これにしよう」言うたんじゃないですか.
- 松本
- そうですよ.
- 吉田
- もう次回からやめましょう.
- 光一
- 次回から.
- 松本
- それで,教育上良くないと.
- 光一
- 髪の毛長髪で.
- 松本
- で,ギターなんて高校生が弾いてたら不良になるって言われてた,当時.
 - 光一
- ギターが不良ですか?
- 吉田
- あ,はい.
- 松本
- うちの父親なんかは.
- 剛
- あんないいものないじゃないですか.
- 松本
- 今から考えられないですよね.
- 光一
- そうですね.
- 松本
- 学生が楽器持つと不良になる,教育上良くない,フォークは聴くな,そういう時代があったような気がして.私は5歳ぐらいでしたけど.
- 剛
- そういう現象があったんですね.
- 松本
- それで,うちの父親が兄貴の長い長髪の髪を,台所で包丁で剃いだんですよ.それが鮮烈に印象に残ってまして.
- 吉田
- 包丁で?
- 松本
- 包丁で.
- 剛
- ショックやね,それ.
- 松本
- 髪をガーッ持って,親父が.包丁でガーッ.「不良になりやがって!!」.
- 光一
- それすごいですね.
- 剛
- それ,ショックやな.
- 松本
- そういう時代だったですよ.昭和40年代っていうか.
- 光一
- どうでしょう?拓郎さん.楽器を持てば不良になるっていうのは.
- 吉田
- まあ,音楽は不良がやるもんだっていう時があったんですよ.
- 光一
- あ,そういう時がありました?
- 吉田
- だから,何をやってもダメな奴が音楽をやるっていう.
- 松本
- なんでそう?
- 光一
- 今とはね,ぜんぜん違うけどね.
- 吉田
- だいたいね,クラスとかでもね,アブれてる奴が音楽やってた.何にも人気もなくて,女の子にも何にもモテなくて,頭も悪くてっていうのが,だいたい楽器もってて.
- 光一
- あ,じゃあ,拓郎さんそうだったんですか?
- 吉田
- はい,そうですよ.
- 松本
- ストレートだなぁ.毒舌だなぁ,光ちゃん.
- 剛
- 本当,ストレートなんですよ.速球,速球で.
- 松本
- ストレートですね.
- 光一
- いや,でもね,今となっては時代が違いますからね.
- 吉田
- そうですね.
- 光一
- なんか楽器,どんな人でも今持ってますしね.
- 松本
- そうですね.
- 剛
- 楽器やってますね,今.
- 光一
- そうですね.
- 松本
- えらいまあ,本当に拓郎さんブームでしたね.もうすごかったですね.
- 光一
- じゃあ,今日はけっこう緊張なさってますか?
- 松本
- もう足が地に付いてない.地に足が付いてない.尊敬してます.
- 吉田
- いえ,もうすいませんです.
- 松本
- 感動です.
- 吉田
- いや,申し訳ございません.
- 光一
- 一度あの,食事に行くと良いかもしれませんね.
- 松本
- え?どういう感じなんですか?
- 剛
- ぜんぜん違いますよ.
- 光一
- ぜんぜん違いますよ,本当に.
- 松本
- え?拓郎さん,どういう方なんです?
- 剛
- まず,襖は開けずに破って入ります.
- 光一
- 「おらぁ!!」.
- 松本
- え?どうして?
- 剛
- ドカーン! バリバリバリッ!! って入って.で,座敷かなんか座って,「おい,これ,床に足入れられねぇじゃねぇか」って言って,バァーンて床をまず砕きますよね.
- 松本
- え?そんなハードタッチなの?
- 光一
- そういう時代もあったんじゃないですか.
- 剛
- 今はいごい普通に.「ああ,早くモヤシ食べたい,モヤシ」って.
- 光一
- モヤシね.
- 剛
- 「お姉さんビール! はい,モヤシ早く持ってきてね」.
- 松本
- すごい可愛いじゃないですか.
- 剛
- ええ,すごい可愛い.で,昨日モヤシ食べてて,「ああ,幸せだなぁ.美味しいなぁ」って食べてましたけどね,拓郎さん.
- 吉田
- 昨日ちょっと焼き肉食べに行ったんですよ,3人で.それで,モヤシが美味しかったんですよ.
- 剛
- モヤシがね,ずっと「食べたい食べたい」って,6時間ぐらい「食べたい食べたい」って言うてました.
- 光一
- その前,一緒にラジオやってたんですよ.その時から食べたいって.
- 松本
- モヤシフリーク?
- 剛
- 「俺はモヤシがあれば生きていけるんだ」って言うてはりましたけど.
- 光一
- 言うてましたね.
- 吉田
- だいたいね,モヤシとかマッチ棒とか,それ系の.
- 松本
- それ系が好きなんですか?
- 剛
- 先がちょっと.
- 吉田
- ポワンと先っぽになんか付いた感じかな.それが好きでね.
- 剛
- 愛しいと.
- 吉田
- 愛しいね.
- 光一
- なるほど.じゃあ,塩沢トキさんとか.
- 吉田
- 違うでしょ.
- 松本
- 塩沢トキさん?
- 剛
- トキさんはちょっとなぁ.
- 松本
- モヤシと言うかね.
- 光一
- 武道館みたいな感じですけどね.
- 松本
- だって,パパぐらい?KinKiさんから.
- 剛
- 近いは近いですね.
- 光一
- 僕は拓郎さんはパパ以上かもしれません.
- 松本
- パパ以上?
- 剛
- っていうことは,お爺ちゃん?
- 光一
- そこまではいかへんけどね.
- 松本
- 拓郎さんはどういう感じなんですか?KinKiのお二人っていうのは.
- 吉田
- 先輩です.
- 剛
- なんでですか?後輩ですよ,僕ら.
- 吉田
- いつもなんか,すごいお説教されたりとか.もう本当にね,うるさいですよ,母親のように.
- 剛
- 相談してくるのは拓郎さんじゃないですか.
- 吉田
- いや,食事中でもね,本当にね,「あれ食え,これ食え」ね,うるさいの.
- 松本
- 小姑みたいに?
- 吉田
- そう,それから栄養の.
- 剛
- 昨日,モヤシしか食べてないんですよ.モヤシなんか栄養ないじゃないですか.ちゃんと緑の野菜を食べな.
- 吉田
- 焼き肉屋の話ですけども,自分で焼いて食べたいでしょ,焼き肉って.
- 松本
- それは自分で焼いてね.
- 吉田
- 剛君てね,人の皿にすぐのっけるんですよ.
- 剛
- いや,ちょっと気遣いじゃないですか.
- 吉田
- 「すごい優しいな」と思いながらも,時々,自分で焼きたくなるんですよ.
- 剛
- 「食べたいかな」と思って.
- 松本
- それは剛君が気を遣って.
- 吉田
- 本当に二人ともね,僕よか大人なんですよ.だから,いつもなんか僕が相談を.「ちょっと光一君,相談あるんだけど」って.
- 光一
- 電話かかってくるんですよ.
- 吉田
- それで聞いてくれて,「それはやめなさい」とか.
- 光一
- いや,でも本当ね,楽しいですよ.
- 剛
- 楽しいですよ,なんか.
- 松本
- いい関係ですね.
- 吉田
- いや,関係はありませんよ,ぜんぜん.
- 松本
- いやいや,なんかね,本当にいい雰囲気ですよね.
- 光一
- 本当,いい雰囲気なんですよ.
- 剛
- まあ,今日はあれですね,アッコさんいつも他の番組で見てるとね,なんかかもっとテンション高いじゃないですか.
- 松本
- そうですか?
- 剛
- 声も高いですけど.今日は,ちょっと歌手として?
- 松本
- もう本当に昨日はね,眠れなかったんですよ.
- 剛
- 遠足の前みたいな.
- 松本
- うん,「LOVELOVEあいしてる」に出られるっていうんで.もちろん拓郎さんにも会えるっていうので.本当にこの世界にいて良かったなぁって思いましたね,しみじみと.
- 光一
- でも僕,アッコさんが歌手だって知ったの最近なんですよ.
- 剛
- おいおい.
- 松本
- おい! おい!
- 光一
- 申し訳ないんですけど.
- 剛
- 遅いなぁ,君.
- 光一
- で,なんかある番組で歌ってるのを見て,「あ,この人ウマいなぁ」って思ったらアッコさんだったんですよね.びっくりしちゃいました,僕.
- 剛
- 失礼やなぁ,それ.
- 光一
- いやいや,本当にびっくりしましたね.
- 剛
- でも,アッコさん本当に歌ウマいですよね.
- 松本
- いえ,とんでもないです,もう.
 - 剛
- 綺麗な声で.
- 松本
- 綺麗な声?
- 剛
- ほんま,すごい綺麗な声ですよね.
- 松本
- アイドルでデビューしたんですよ,拓郎さん,私.いちおう.
- 吉田
- ええ,よく存じ上げてます.
- 光一
- 何年前にデビューを?
- 松本
- 15年前です.
- 剛
- っていうことは,僕らが3歳,4歳の頃ですね.
- 松本
- 3つぐらいですか.
- 光一
- ええ.
- 松本
- それが売れませんでねぇ.
- 光一
- そんな,自分で言うてどうするですか.
- 松本
- それでもう,こんなお笑いに.
- 吉田
- こんな?
- 松本
- こんな感じになっちゃったんですが.
- 吉田
- いや,本当に素敵です.
- 光一
- でも,現在も歌手活動はしてらっしゃいますよね.
- 松本
- ええ,もう曲をこの度出させていただきまして.
- 光一
- まあでも,アッコさんの少女時代っていうのは,どんな感じでした?
- 剛
- 少女時代か.
- 光一
- あんまり想像が付かないね.
- 剛
- アッコさんて,けっこう家に帰ったら静かなタイプなんじゃないですか?僕はそう思いますけどね.
- 光一
- かなり女性らしい生活なんじゃないかなって思いますが.
- 松本
- ああ,落差が激しいかもしれないですね.
- 剛
- 静かに本読んでたりとか,家に帰って.テレビボーッと見てたりとか.
- 松本
- テレビ見ながら独り言が多いですね.
- 光一
- どういう独り言を言うんですか?
- 剛
- 例えば中山秀さん出てきたら,「あ,秀ちゃん元気?」とか,そういう?
- 松本
- でも,「ああ,今日は拓郎さん元気そうだ」とか,「ツヨちゃん,そんなこと言って」とか突っ込みを入れてるタイプ.
- 剛
- あ,そうなんですか.
- 松本
- あ,そういえば,こんな写真を持ってきたんですよ.
- 剛
- なんですか?それは.あ,やらしい.またかわいらしい顔して,この左の人.
- 松本
- 拓郎さん.お茶目でしょ.
- 光一
- 見えますか?出ましたね.
- 吉田
- これ,俺か?
- 光一
- そうですよ.
- 剛
- 拓郎さんですよ.
- 光一
- '93年.
- 剛
- 今と眼鏡がちょっと違いますね,タイプ的に.
- 光一
- '93年っていうことは,5年前?
- 松本
- ですね.ふいになんか廊下でお会いして,すかさず「写真撮って下さい」ってお願しまして.
- 吉田
- あ,そうですか.これ,何でしょうね?
- 松本
- 何でしょうね?
- 光一
- 覚えてはいないと.
- 松本
- ええ.で,サインもいただいて.
- 剛
- でも,これはすごいいい記念ですよね.拓郎さんが一番びっくりしてらっしゃいますけど.
- 吉田
- これ,僕でしょ?
- 剛
- 偽物ちゃいますよ,拓郎さんですよ,これ.
- 吉田
- いや,本当にいい奴だなと思って.
- 剛
- けっこう昔から,お兄さんのあれもあって,接点っていうかね,そういうのはあるんでしょうね.今回こうやって出て.
- 松本
- あの,とにかくテレビというか,芸能界には憧れてましたね,子供の頃から.
- 光一
- そうですか.ちっちゃい頃から.
- 松本
- ええ.
- 光一
- でも,やっぱり歌手として歌いたいとか,そういう?
- 剛
- 最初,芝居とかいろいろあるじゃないですか,歌とか.
- 松本
- ジャンルがね.
- 剛
- 歌でした?
- 松本
- 歌でしたね.
- 光一
- 歌.で,何歳でデビューされたんですか?
- 松本
- 17歳です.
- 光一
- で,もう「私はアイドルよ」って?
- 剛
- もうフリフのドレスを着て.
- 松本
- だと思ったんですけれどもね.現実はやっぱりそうとう違いましたね.
- 光一
- あ,そうですか.
- 松本
- で,デビューした1年先輩が明菜ちゃん,伊代ちゃん,シブがき隊,堀ちえみちゃん,秀美ちゃん,速見優ちゃんっていう時代で.その翌年が野村義男さんとかっていう時代だったんですけれども.
- 光一
- そうですか.
- 松本
- その前年度のデビューのパワーが大きくてですね.
- 光一
- すごいメンバー揃ってますよね.
- 剛
- すごいですよね.
- 光一
- その少女時代っていうのは,どんな恋愛してました?
- 松本
- 少女時代?あ,初めて東京に出てきて好きになった方が,オカマだったですね.
- 光一
- オカマ?
- 剛
- オカマやった?それ,ショッキングな恋愛ですね.
- 松本
- ショックでしたね.すごく憧れてて,その方のおうちを突き止めて待ち伏せしに行こうと.
- 剛
- 待ち伏せして.
- 光一
- 今で言うストーカーみたいな.
- 松本
- ストーカーみたいな感じですよ.で,まあ,お部屋の電気がついてるんですね.
まあ,夕方ぐらいだったですかね.いるのに電話しても居留守をされるという.「おかしいな?」ということでずっと待ってたんですけれど,中から男性と肩を組んで出てきたんですよ.
- 光一
- それは拓郎さんみたいに酔ってたんじゃないですか?「剛ぃ」みたいな.
- 剛
- 僕もこのあいだ抱き締められましたからね.
- 松本
- それはショックでしたね.
- 光一
- オカマちゃんだったと.
- 松本
- 男性を好きになることが出来る方だったんですね.
- 剛
- そういう人ってカッコいいんですよね.
- 光一
- そういう人に限って.
- 剛
- 男から見てカッコいいと思いますよ,僕は.綺麗な顔の人が多いじゃないですか.
- 松本
- ええ.
- 剛
- 「この人カッコええなぁ」って思ったら.
- 光一
- なんでその時に拓郎さんのアップいくんだろうね?
- 剛
- ね,なんか意味深な.ズームしたからね,今.
- 光一
- 非常に気になった.スイッチャーさん.
- 松本
- そういうのありましたですね.
- 剛
- それは印象深いでしょうね,やっぱりね.
- 光一
- なんか他あります?
- 剛
- 辛い思いをしたのとかないですか?
- 松本
- あとは,恥ずかしいんですけど,やっぱりミュージシャンに弱いんですね,お笑いってね.
- 光一
- ミュージシャンに?
- 松本
- ね?
- 吉田
- いやいや,知りませんよ.
- 松本
- そうなんですよね.
- 剛
- ギターを弾いてる姿とか,歌ってる姿を見ていると,ちょっと何か走るものがある?
- 松本
- そうなんですよね.
- 光一
- そういうミュージシャンにポッと.
- 松本
- ミュージシャン系はよく追っかけてましたですね.
- 光一
- そうですか.
- 剛
- カッコいいですもんね.
- 松本
- カッコいいですもん.
- 光一
- でも,そういうの親にバレると親に怒られたり?
- 松本
- してましたね.
- 光一
- そうですか.
- 松本
- あ,一気に飲みましたね.
- 剛
- いつも本当にね,一気に飲むんですよ.
- 吉田
- 人を犬みたいに.
- 光一
- あ,じゃあ,このへんでLOVELOVEなものにいきたいと思います.
- 松本
- はい.
- 剛
- 見せてもらいましょう.今日はたくさんね,撮ってきていただいたみたいで.
- 光一
- さあ,きました.
- 剛
- これは?
- 松本
- これは今,ちょっとドラマをやってまして.
- 剛
- ドラマやってらっしゃいますよね.
- 松本
- 子役の子供さんに遊んでもらって.
- 剛
- もうちょっと子役さん,いい写真使ってあげたほうが良かったんじゃないですか?
- 光一
- ちょっと目が半開きや.
- 松本
- 半開きで恐いタッチになってますね.
- 剛
- ちょっとどこ向いてるかわかんない.
- 光一
- アッコさん,かなりいい感じに撮れてますね.
- 松本
- 失礼いたしました.
- 光一
- これはリハーサルかなんか?
- 松本
- リハーサルですね.
- 光一
- 順調ですか?撮影のほう.
- 松本
- はい,ありがとうございます.
- 光一
- 何を笑ってるんですか?
 - 吉田
- いや,なんか.
- 松本
- 目が半開きになってますからね.
- 吉田
- いや,可愛いね.
- 剛
- オンエア見て多分,枕を濡らすんじゃないですか,この子.「お母さん,もう私いや! あんな写真使われたら,もう生きていかれへん」みたいな.
- 松本
- 言われますね.
- 光一
- はい,じゃあ続いては.
- 松本
- これは原田龍二さん.
- 剛
- これは原田さんがちょっと渋い感じなんですけど,アッコさんなんかアイ〜ン.
- 光一
- かなりアイ〜ンですね.
- 剛
- 志村けんさんのアイ〜ンっていうのが.これはちょっとアイ〜ン入ってますよ.
- 光一
- これは何をやってるんですか?
- 松本
- ちょっと猪木さんチックにやってみたんですけどね.
- 剛
- 多分,原田さんは「ちょっと猪木かな?」みたいな.でもなんかアッコさんはやっぱりアイ〜ンですね.志村けんさんバージョンのアイ〜ンですよね.
- 松本
- アイ〜ン.
- 剛
- ポイント高いですよね.
- 松本
- 猪木の真似してましたよね?
- 剛
- 猪木はこれぐらいなんですよ.
- 松本
- 拓郎さんやって.
- 吉田
- いや,僕はいいですよ.
- 剛
- でも,アイ〜ンはこう.かなりしゃくれるんですよね.
- 光一
- なんか,とっても現場の雰囲気良さそうですね.
- 剛
- 良さそうですね.
- 光一
- あ,これは僕らも何度も.
- 剛
- この子はね,よくね,一緒に仕事してた時に付いてきてたワンちゃんですよね.
- 光一
- すごいいい子ですよね.チョコチョコチョコチョコして.
- 松本
- というプードルを飼ってるんですけども.
- 吉田
- 君ら一緒に番組やってたんだっけ?
- 松本
- そうです.
- 吉田
- あの最悪の番組.
- 松本
- あ,最悪っておっしゃいましたね.
- 剛
- 最悪というか,まあね,あれも.
- 光一
- 拓郎さんが「ひゃぁ!!」ってびっくりしてたやつですよね.
- 吉田
- そうか.
- 松本
- そうそう,拓郎さん出てくれたんですよね.
- 剛
- ハワイの時に.
- 吉田
- 出てませんよ,出てませんよ.
- 松本
- もう大爆笑でしたよ.拓郎さんのあの驚き方.
- 光一
- 今,すごい根に持ってるんですよ.
- 剛
- いつくるか,いつくるかって毎回聞いてるんですよ.
- 光一
- 今度またハワイ行った時に来るんちゃうか?って.
- 吉田
- またやるんですか?何か3人で.
- 剛
- いや,僕らは聞いてません.
- 光一
- 僕らは聞いてません.
- 吉田
- また.
- 光一
- 聞いてないですよね,アッコさん.
- 松本
- ええ,聞いてないですよね.
- 剛
- 僕らは本当に聞いてないですよ.
- 吉田
- 君らメチャクチャ嘘つきだからね.
- 剛
- いやいや,そんなことないですよ.
- 光一
- 本当に聞いてません.この犬はなんて名前です?
- 松本
- えぇと,加藤茶のチャです.
- 剛
- 普通にチャでいいんじゃないですか?
- 松本
- あ,チャでいいんですか.
- 剛
- CHARさんのチャのほうがカッコいいですよ.
- 松本
- じゃあ,CHARさんのチャで.
- 光一
- チャーじゃなくてチャ?
- 松本
- チャ.
- 剛
- チャーじゃなくて,チャ.可愛いですよね.
- 光一
- 可愛いですよね.
- 松本
- ご迷惑かけてもう.
- 光一
- 嬉ションします?
- 松本
- 嬉ションします.
- 光一
- 嬉ションしますか?
- 松本
- 嬉ションしますね.
- 剛
- うちの犬と一緒ですわ.
- 松本
- します?
- 剛
- 最近ね,このあいだ会ったのよ.ぜんぜんせぇへんね.
- 光一
- あ,ほんまに.
- 松本
- 拓郎さんは飼ってるんですか?犬.
- 吉田
- いや,僕は犬飼いません.
- 松本
- 嫌い?
- 吉田
- いえいえ,もう大好きですけど.なんかそういう嬉ションとか面倒臭そうですよね.
- 剛
- まあね,躾するまでがね,動物って大変ですからね.
- 光一
- 拓郎さんは嬉ションしますか?
- 剛
- ギター弾いてる途中に「今日なんか嬉しいな」シャーって.「おい,みんな,洪水だ!」みたいな,そういうのないですかね?
- 吉田
- 俺ね,この番組やめたい.もうね,メチャクチャなんだもん.俺だってさ,マッチ棒に,スフィンクスに,それでゲイに走って,それでさ,なに?嬉ション?俺,やんなっちゃうんだ.
- 松本
- 何を言ってんですか.愛情表現じゃないですか.
- 光一
- そうですよ.
- 吉田
- じゃあ,嬉ションしますよ.
- 剛
- いやいや,しちゃダメですよ.そなくていいんですよ.
- 光一
- 拓郎さんがいなくなったらこの番組なくなっちゃいますから.
- 剛
- 終わっちゃいますから.チャ.
- 光一
- チャちゃん.
- 松本
- はい,チャ.
- 剛
- あ,飯島さん.
- 松本
- 飯島直子ちゃんですね.
- 光一
- 御結婚なさって.
- 松本
- そうですよ.奥様になられて.
- 光一
- 「先を越された」みたいのはありますか?
- 松本
- ね,もう先に嫁っちゃいました.あの,直子ちゃんがよろしくお伝え下さいと.
- 吉田
- 僕ね,マウイ島でお見受けしましたよ,お二人でお忍びのところを.
- 松本
- おっと.
- 吉田
- 同じホテルでしたから.
- 松本
- それは結婚前?
- 吉田
- 前ですね.
- 松本
- あらららら.
- 光一
- 拓郎さん,それはカヨちゃんと?
- 吉田
- ええ.
- 光一
- なんで笑うんですか?
- 吉田
- いやいや,そうですよ.それで「あ,あの人たちだ」ってうちの人が言ったから,「どれどれ?」って言ったら,本当にあの人たちでしたよ.「あ,本当だったんだ」
とかって,けっこう僕らミーハーに後ろ追っかけちっゃたけど.
- 剛
- 吉田拓郎が?
- 吉田
- はい.
- 剛
- あの吉田拓郎が追っかけたんですね?
- 吉田
- ええ,そっと.
- 剛
- 巨匠が?
- 吉田
- ええ,わりとそっと追っかけたんですよ.
- 松本
- その姿見たい.
- 剛
- 巨匠が追っかけたんですね.
- 松本
- 巨匠.
- 吉田
- ね,素敵なお二人で.
- 松本
- ね.
- 剛
- すごいいい人ですよね.
- 松本
- ええ.
- 剛
- お母さん思いのね.
- 光一
- 24時間テレビとかでね.
- 剛
- そうそう,お世話になりましたからね,僕ら.
- 光一
- すごい本当にいい方でした.
- 松本
- いい方ですね.
- 光一
- さあ,続いては.
- 剛
- すいませんアッコさん,目はつぶってらっしゃるんですか?あれ.
- 松本
- すいません.
- 剛
- みんなイケてない.
- 光一
- みんなイケてないね,顔ね.
- 松本
- ぜんぜんイケてないですね.
- 剛
- なんかすごい中途半端な.中山さんも何を指差してるかわかりませんからね.
- 松本
- 以前ね,拓郎さんのラジオやってるところに,番組ごとお邪魔したんです.
- 吉田
- はい.
- 光一
- その時なんですか?これ.
- 吉田
- え?違いますよ.
- 剛
- 違うやろ.
- 松本
- 「DAISUKI!」でお邪魔したことがあって.
- 吉田
- ありがとうございました.
- 剛
- 見栄晴さん,もうちょっと横顔じゃなくて正面から撮ってあげたら.
- 光一
- これ,誰一人として目が開いてないですよ.
- 剛
- みんな自分の世界ですよね.
- 松本
- ぜんぜんシャッターチャンス悪々ですね.
- 光一
- 見栄晴さん開いてんのかもしれんねんけど,ちょっとわからないですよね.でも,これね.
- 剛
- このメンバーいつも見てて,いい雰囲気ですよね.
- 光一
- 楽しそうですよね.
- 松本
- 遊んでるみたいですね,いつもね.
- 剛
- いや,でもすごいいい雰囲気出てますよね.
- 吉田
- この番組,面白いよね,「DAISUKI!」って.本当に素敵な番組で.
- 剛
- 最後の,僕,あれやりたいんですよ.「大好き」.
- 光一
- あれね.
- 剛
- 一回ぐらいオッさんメイクかなんかしてやりたいですね.
- 光一
- 「ダイスケ」とか言って.
- 剛
- やりたい.
- 光一
- ちょっと言ってみたいね,あれね.
- 剛
- でも,あれに拓郎さん出てきたらどうなるんでしょうね?
- 吉田
- 「DAISUKI!」の?
- 光一
- カッコいいなぁ.
- 松本
- 見たいなぁ.
- 光一
- 見たいなぁ.
- 松本
- 新しいですよね,それね.
- 剛
- これはちょっと秘蔵VTRになりますよね.
- 光一
- 今まで女性ばっかりですからね.
- 松本
- 振り返りざまね.
- 剛
- 振り返りざまね.
- 光一
- ちょっと風を当ててもいいかしれませんね.
- 剛
- 振り返りざまに風当てて,Eのコードをジャーンって鳴らしてから「大好き」ですよね.
- 吉田
- だから,俺ボロボロだってば,本当に.
 - 松本
- そこで嬉ションでバァーッとね,キメていただいて.
- 光一
- それがキメですよね.
- 松本
- キメですよ.
- 吉田
- 俺ね,この番組降りるよ.なんで俺が嬉ション.嬉ションが定着したらどうすんだよ?
- 篠原
- 嬉ションして下さい.
- 光一
- いや,「して下さい」じゃなしに.
- 松本
- ともちゃん.
- 篠原
- 今日は拓郎さん,ガブガブいきますね.
- 光一
- シノラーとアッコさんは?
- 松本
- もういつも.
- 篠原
- 何度も.「ドッキリ」の時もご一緒に.
- 松本
- そうですよ.
- 篠原
- そうですよ.篠原も一緒に騙されました.寝起きに.
- 松本
- そう.拓郎さん,シノちゃんの寝起きに行ったんですよ,Kinkiさんが.
- 篠原
- そうなんですよ.
- 光一
- 拓郎さん,このあいだ見ました?
- 吉田
- ええ,見ました.篠原の.
- 松本
- すごい格好.なに?パジャマ?なに?
- 篠原
- お猿さんの服を着てたんですよ,たまたま.
- 光一
- だって,あの時「恥ずかしいから」っつってかぶってんだけど,かぶったほうが恥ずかしいと思うんだよね,あの猿.
- 剛
- あれは恥ずかしいる
- 篠原
- 恥ずかしくないですよ.あれはもう気持ちいいんです,あれで寝ると.
- 剛
- マスクして.
- 松本
- マスクして寝てたんです.
- 篠原
- マスクして普通寝ますよね.
- 剛
- 寝ぇへんよ.
- 篠原
- 苦しくて気持ちいいんですよ.
- 剛
- いや,苦しくて起きるって,普通.
- 光一
- 苦しくて気持ちいいの?どうです?拓郎さん.それ.
- 篠原
- 苦しくて「うっ,ううぅ」ってなりながら眠りに.静かに.なんか快感を感じながら寝ることが出来るんですよ.
- 吉田
- 快感?
- 篠原
- ええ.息苦しくて寝るっていうのはどうですか?
- 吉田
- いや,それはわかんないなぁ.
- 篠原
- 一回マスクして寝るといいですよ.
- 吉田
- おまえ変態か?
- 篠原
- なんでですか!?拓郎さんに言われたくないですよ.さっき拓郎さん,篠原のおしりを両手で触ってきたんですよ.
- 篠原
- はい,もっと言ってあげて下さいよ.拓郎さんはスケベですぅ.
- 光一
- 本当?
- 篠原
- そうですよ.しかも階段の段を利用して下から.拓郎さんはそんな人ですよ,アッコさん.巨匠は.
- 松本
- 巨匠,そんな方だったんですか?
- 篠原
- そうですよ,そうですよ.「人間なんて」です.
- 松本
- 「人間なんて」,まさに.
- 剛
- もうそんな頃から予告してるんですね.
- 松本
- それはいけないですよ.
- 吉田
- 俺さ,ボロボロじゃない?なんかすごい.
- 篠原
- 気を付けて下さいね.拓郎さんのマメ知識でした.さよなら〜.
- 光一
- ぜんぜん拓郎さん,大丈夫ですよ.
- 剛
- 大丈夫です,大丈夫です.ミュージシャンがおしり触ったってぜんぜん大丈夫です.
- 光一
- ぜんぜん大丈夫です.
- 松本
- 拓郎さんてエッチなんですか?
- 剛
- まあね,男はみんな基本的にはエッチですよ.僕もエッチですからね.
- 光一
- 俺なんかエロエロやで.
- 剛
- な.ほんまにエッチですよ.
- 光一
- ね,拓郎さん.
- 吉田
- ええ,そう思いますよ.もうこれは本当のことを言うと,かなり二人とも.
- 剛
- エッチです.
- 光一
- LOVELOVEオールスターズで一番エッチなの誰ですか?
- 剛
- 誰でしょう?
- 松本
- 誰ですか?高中さんはムッツリ………,あ,言っちゃった.
- 光一
- いらっしゃいますよ.
- 松本
- 嘘です,嘘です.
- 剛
- 健さんはどうなんですか?どうなんでしょう?誰が一番.
- 吉田
- そんなこと僕どうでもいいよ.
- 剛
- そうですね.いろいろ皆さんありますもんね.
- 光一
- 拓郎さんの口からは言えないと.
- 吉田
- いや,まあ,ええ,みんなすごい紳士です.
- 剛
- 男はみんなエッチですよ.
- 光一
- 男はみんな紳士ということですね.
- 剛
- はい,よろしく.
- 松本
- あ,これはもう.
- 剛
- あ,これはね.
- 光一
- もう楽しそうに.
- 剛
- 楽しそう.
- 光一
- あんなに笑って.
- 剛
- 見栄晴さん,歯,ガーッ出てますね.
- 光一
- これは?
- 松本
- これは家族ですね.
- 光一
- 家族?
- 剛
- なんか長閑なお寿司.
- 松本
- 両脇が両親で,左から2番目がタク.兄でございます.
- 剛
- あ,お兄ちゃん.ちょっと今の拓郎さん意識してますかね?あれ.
- 光一
- あるある.
- 剛
- ね.ちょっと気持ちね,かじってみようかな,みたいな.
- 松本
- それで姪っ子と甥っ子ですけれども.
- 剛
- あのお寿司がすごいファミリー的でいいですね.
- 松本
- ファミリーセット.
- 剛
- いいですね,なんか家族の.
- 吉田
- これ,お父さん何を着てるの?
- 松本
- これは何ですかね?
- 剛
- いや,シャツじゃないですか?
- 吉田
- いいシャツだなぁ.
- 剛
- お父さんっていうシャツですよね.
- 光一
- アッコさんて,趣味は節約だとか.
- 松本
- はい,節約です.もらう,拾う,ただ,を信条に生きております.
- 光一
- もらう,拾う,ただ?
- 松本
- はい.
- 剛
- 拾うは.もらう,ただはいいと思うんですけど.
- 松本
- よく拾いました,私.
- 光一
- 何を拾うんですか?例えば.
- 松本
- タンスとか.
- 光一
- それは使えるものありますからね.
- 剛
- 僕が小学校の時に秘密基地作ってる時の感覚ですかね?
- 松本
- なんですか?秘密基地って.
- 剛
- 裏山とかにいらんタンスとか机とか全部持ってって基地ほ作るんです.で,敵も誰も来なくて面白くないんですけど.
- 光一
- 敵が来るわけないな.
- 松本
- その感じわかります.
- 剛
- ヤンキーとかが「おう,おら」とか来たら,手製のパチンコとかでドングリかなんか.
- 光一
- 秘密基地からね.
- 剛
- ピチン,ピチンみたいなね.そういうの憧れててんけど,犬ぐらいしか来ませんでしたね.
- 光一
- そういう感覚なんですかね?それは違うかと思うけどね.
- 松本
- やりませんでしたか?
- 吉田
- いや,基地なんか作りませんよ.
- 剛
- え!?
- 吉田
- え?誰か攻めて来るから?
- 松本
- そういうもんじゃなくて,自分の居場所っていうか.光一君は作りませんでした?
- 光一
- 俺もちょっとやりました.
- 松本
- やりますよね.
- 剛
- やりますよ,秘密基地は.この中で秘密基地作ったことのある人?
- 光一
- いるいる.メチャおるで.
- 剛
- こんだけ秘密基地マニアがいるわけですよ.
- 吉田
- そんなに基地があってどうすんだよ?
- 剛
- 自分なりの秘密基地を.
- 吉田
- 俺,そういう秘密,嫌なんだ.で,なんか隠すわけ?そこにいろんなもの.
- 剛
- いろいろ持ち込んで,そこでなんでしょうね?部屋で本読むのって面白くないじゃないですか.
- 吉田
- ああ,そこ行って.
- 剛
- なんか森とか入って,そこで本読んでたりとか.
- 吉田
- 剛ってそういう人だもんね,なんかね.陰にこもるっていうかね.
- 剛
- けっこうね,ちっちゃい頃やりましたよ.
- 吉田
- 秘密のね.
- 剛
- 秘密の.
- 松本
- 場所を作って.
- 光一
- で,松本さんの特技がヨッコイショ.
- 剛
- 特技ヨッコイショ?
- 松本
- え?ヨイショ.
- 剛
- ヨイショ.光一さん,光一さん.
- 松本
- 光一さん.
- 剛
- あのね,今,すごいこと間違えてる.僕がじゃあ,君の目を見て話してあげるから.いいか,よーく聞けよ.
- 吉田
- なんだと思ったんだろうね?
- 剛
- ヨッコイショというのは,例えば座る時に「ヨッコイショ」.
- 光一
- それは,俺がよう言うやつやな.
- 剛
- ね.ヨイショ.持ち上げる.「あ,いい服ですねぇ,これ」.これがヨイショ.ヨッコイショとヨイショを間違えると,えらい特技になっさるから.そんなの特技でもなんでもないからね,ヨッコイショは.誰でもいとも簡単に出来る.
- 光一
- そんなのわかってるがな.
- 剛
- 「特技はヨッコイショ」って,「ヨッコイショって何かな?」って僕思いましたもん.ヨイショね.
- 光一
- で,特技はヨッコラショ.
- 剛
- いやいや,ちょっと変えただけやがな.
- 光一
- ヨイショ.
- 松本
- ヨイショね.
- 光一
- でもさ,「ヨイショ」って言うやん.
- 剛
- 「ヨイショ」っていうけど,でもそのヨイショの前に特技っていうものが付いてると,やっぱりそっちりヨイショになるでしょ.
- 光一
- まあな.特技:ヨイショ.
- 剛
- 特技がヨイショっていうのもすごいですけどね.
- 松本
- いや,普通にもう目上の方にはいろいろ.
- 剛
- アッコさんは気を遣う人なんですよね,いろいろ.
- 光一
- それはでもわかる,わかる.
- 松本
- で,袖口に入ってくっていうか,スルスルっと.
- 光一
- じゃあ,なんかええことしてる時は,ただヨイショしてるだけっていう?
- 松本
- ヤバいですね,それ.
- 光一
- そういう意味じゃないですね.
- 松本
- ええ.
- 光一
- 変った特技と趣味をお持ちで面白いですね.
- 剛
- ヨイショですか.
- 光一
- 他にまだありますか?
- 剛
- これはお兄ちゃんアップじゃないですか.
- 松本
- 兄でございます.
- 光一
- タクさん.
- 剛
- タクアップ.
- 光一
- これは拓郎さんに憧れて.
- 松本
- 憧れてましたですね.
- 剛
- まだアップ.
- 光一
- まだアップ.
- 吉田
- なんだ?こりゃ.
- 剛
- なんでこんな?必要以上に寄らなくても.これは最後歯なの穴とか,耳のあぶみ骨まで?
- 光一
- 最後はタクさんのドアップで.
- 剛
- じゃあ,ここでガチャガチャマシーン.
- 光一
- 今日はこっちか.
- 松本
- 大丈夫?
- 光一
- 腰が痛くて,本当にもう.あ,今のがヨッコイショ.
- 剛
- ちゃんと把握したほうがええ.
- 光一
- じゃあ,これを回していただけばですね,質問がいろいろ入ってます.
- 松本
- 嫌だなぁ,なんか.ドキドキしますね.
- 光一
- 「工事現場用ヘルメットをかぶらせたら日本一の女性も松本明子さんに質問です.今までの仕事で一番嫌だった仕事き何ですか?」.
- 松本
- 一番嫌だった仕事?
- 剛
- いろいろね,やってらっしゃいますよね.
- 光一
- ありますか?
- 松本
- ありますね.あの,やっぱり海外でね,私ね,泊まったことないんですよね.
- 光一
- 日帰りばっかりですか?
- 松本
- ニューヨーク日帰り.
- 光一
- え!?
- 松本
- ロンドン日帰り.
- 光一
- ニューヨーク日帰りって,行き来に26時間ぐらいかかるじゃないですか.
- 松本
- そうですよね.イスラエル野宿とか,そういうのばっかりなんですよ,私.
- 剛
- え!?イスラエル野宿は滅多に.
- 光一
- ということは,飛行機に乗ってる時間のが長いっていうことですよね?
- 松本
- そうですよね.
- 剛
- ですよね.
- 松本
- そうなんですよ.
- 吉田
- イスラエル野宿?
- 松本
- ええ,イスラエル野宿.
- 剛
- バラエティで?
- 松本
- バラエティで.
- 光一
- キツいですね.
- 剛
- イスラエル野宿はね.
- 松本
- ね.海外の見ず知らずの人のんちとか,ガソリンスタンドで野宿とか.
- 光一
- 落ち着かないですよね,そんなの行ったって.恐いだけですね.
- 松本
- 辛いですね.
- 剛
- 寝れないですね,なんか安心してね.海外とかでホテルでないと.
- 松本
- あの,野宿とかは?
- 吉田
- いや,僕は野宿とかはしませんよ.僕はそういう旅はしません.なに言ってんですかね.
- 光一
- 拓郎さんが野宿してたら嫌やけどね.
- 剛
- そうやな.どうする?六本木交差点とかで野宿してたら.「おぉ,剛」「え?拓郎さん?」みたいな.
- 光一
- ベロンベロンになって倒れてるっていうのはあるかもしれないけどね.
- 剛
- なるほどね.でも拓郎さんちゃんと家には帰りますもんね.
- 吉田
- はい,うち帰りますよ,ちゃんと.
- 剛
- ちゃんと帰りますから,拓郎さんは.
- 光一
- 「僕ちゃん帰る」って言って帰るんです.
- 松本
- そんな可愛くなっちゃうんですか?
- 光一
- ええ,そうですよ.
- 剛
- もう可愛らしいです.
- 松本
- お茶目になっちゃうんですか?
- 剛
- ええ,お茶目に.
- 光一
- 昨日も「さぁ,帰ろう」.
- 剛
- もう本当に可愛らしい拓郎さんが見れるんです.
- 光一
- 本当に楽しいですもん,一緒にいて.
- 剛
- すごい楽しいですよ.
- 松本
- でも本当,本来はシャイな方ですよね?
- 剛
- すごいシャイな方です.
- 光一
- だから,今も照れて照れて.
- 剛
- お客さんが回りから見てるっていう状態が,拓郎さんにはすごい苦手なんですよ.僕らもそうですけど.
- 光一
- 僕らもこの雰囲気けっこう苦手なんですけどね.
- 剛
- 囲まれてるのって苦手なんですよ.なんか族に狩られそうな.
- 光一
- だってこれ,ほんまになんかね.
- 剛
- だって,これ考えたらすごい光景ですよ.
- 松本
- そうですよね.
- 光一
- 監のなかにいる動物です.
- 松本
- 360度見られてるわけですもんね.
- 剛
- たくさんの人間からこんだけ見られて,カメラさんには鼻の穴まで見られて.
- 光一
- なんか猿山を見にきたお客さんみたいな.
- 剛
- そんな感じやね.
- 松本
- 動物園状態ですよね.
- 剛
- そういう感じですよね.
- 松本
- そういうことですよね.
- 吉田
- 本当そうですね.
- 剛
- けっこうね,緊張しますよね.
- 光一
- いつまで経っても慣れないですけどね.じゃあ,もう一つだけ.
- 松本
- はい.
- 光一
- 「KinkiKids同様,10代の頃は寮生活を経験したという松本明子さんに質問です.当時,ダンセイパイの……」.
- 剛
- おまえさ,なんでいつもそこで引っかかるの?
- 光一
- 大先輩.
- 剛
- 大先輩.
- 光一
- いつも俺「ダンセイパイ」って言っちゃうのな.
- 松本
- ダンセイパイ?
- 光一
- 「大先輩の小柳ルミ子さんの衣装を勝手に売りさばいて小遣い稼ぎをしていたという噂がありますが本当ですか?」.すごい.
- 松本
- ……本当です.
- 光一
- え!?
- 剛
- すごいなぁ.じゃあ,僕らがマッチさんの衣装とか売ってるようなもんですよね.
- 光一
- そうそう,ほんまそうやで.
- 剛
- 「これじゃあギンギラギンが踊れねぇよ!」って,そういう状況ですよね.それに
あ
ったちゃんと衣装があるわけですから.その歌をちょうど歌ってる時にそれを売っちゃ
うと,その歌は歌えない.「ボックス踏めねぇよ!」って,そういう状況ですよね.勝
手に売っちゃうんですか?
- 松本
- どうなんですか?ジャニーズの寮って,みんなね,下着とかゴッチャになるじ
ゃ
ないですか,洗濯すると.
- 光一
- 僕は自分でちゃんとしてますから.
- 松本
- 名前書いてるんですか?パンツに.
- 剛
- 僕はそういうの気にしないんで,岡田のパンツもみんな誰のでもパンツはいてます.
- 光一
- 僕はそれが嫌だから,自分で全部やってました.
- 剛
- 岡田とかも俺のパンツをはいてます.今日は岡田のパンツです.
- 松本
- あ,そういうのもあり?ぜんぜんOK?
- 光一
- 絶対に嫌ですね.
- 剛
- 僕はぜんぜん大丈夫なんで.
- 松本
- 絶対に嫌?光ちゃんは.
- 光一
- 嫌です,ええ.
- 剛
- ぜんぜん大丈夫です.
- 光一
- 寮ですか?
- 松本
- 寮生活でしたよ.私,渡辺プロダクションの研修寮といいますかですね,タレン
ト寮がありまして.第一期生がですね,小柳ルミ子さんで,あいざきしんやさんとか,
リリーズとか,キャンディーズとか,トライアングルとか,みんな進んでいくんですけ
れども.みんなまあ,うちは寮に入るというのが,あんまりタレントさんは好んでなか
ったみたいですね.お金がなすから寮で生活してるんだっていう.「独り暮らし出来る
ぐらいの月給をもらって,寮を巣立っていくんだ」っていうのがステイタスみたいな.
私ね,7年ぐらいいましたですね.居すぎちゃったです.
- 光一
- え?それは?
- 剛
- 7年?
- 松本
- 給料上がらなくて.ずっといたんです,主みたいに.
- 光一
- ああ,俺らも主みたいな人いたしね.
- 剛
- いたね.
- 光一
- いたいた.
- 松本
- いました?
- 剛
- いましたよ.
- 松本
- で,お小遣い欲しさに,国立にあったんですけれども.
- 光一
- 衣装を売りさばいて.
- 松本
- ええ,売りに.
- 光一
- どこに売りに行くんですか?
- 松本
- 駅前で.
- 光一
- 駅前.
- 剛
- 堂々と.
- 光一
- 「小柳ルミ子の衣装だよ」.
- 松本
- 「いいのあるよ」っていうことで.
- 剛
- どういう方が?男性がやっぱり?
- 松本
- 買っていってましたよ.あの,当時の一橋大学の学生さんとか.国立の.
- 光一
- だいたい幾らぐらいで?
- 松本
- 本当に800円とか1200円とか.
- 光一
- 800円なんて,そんなんで衣装作れませんよ.
- 剛
- 衣装でもね,軽く10万とかいっちゃうやつもありますもんね.
- 光一
- あるある.
- 松本
- 売ってましたですね.
- 剛
- そうなんですか.でも,美川さんぐらいの衣装は売れないですよね.あんだけでかかったら,どこでどう出そうかなって.駅前に出したら駅前のシャッター閉めたようなもんですしね.
- 光一
- 美川さんは普通やろ.
- 剛
- いや,紅白とかでかいがな,メチャクチャ.小林さんとか.
- 光一
- あの人はね.
- 剛
- どこで部品A,B,C,みたいな.
- 光一
- もうセットやからね.
- 剛
- そうそう.
- 松本
- 拓郎さんは団体生活とかは?
- 吉田
- 僕,苦手ですからダメです.
- 松本
- ダメなんですか?
- 吉田
- ええ,嫌いなんです,一緒にいるの,みんなと.
- 剛
- 楽しいですよね,でも寮生活.
- 松本
- 例えば,昔の嬬恋なんかの野外で大きなコンサートやるって時に合宿したりとか,メンバー連れてとか.
- 吉田
- みんな合宿してもらいますけどもね,僕は当日だけ行って.
- 松本
- あら?
- 吉田
- で,すぐ終わったら帰るんです.
- 光一
- 一人がお好きなんですよね.
- 松本
- みんなで洗濯したりとか.
- 吉田
- あ,僕,洗濯は上手ですよ.僕,料理はダメだけど,洗濯はすごい綺麗に.綺麗にって,何だかよくわかんないけど.
- 光一
- お片付けは?
- 剛
- 片付けは武部さんが?
- 光一
- 武部さんが?
- 吉田
- ええ,武部さんが片付けてくれますね.何の話してるかわかんないでしょ.
- 松本
- 団体生活,じゃあ寮生活なんてもっての他ですか?
- 吉田
- 多分ね,団体生活を乱す奴のNo.1ですね,僕なんかは.だから絶対に行かないほうがいいと思います,団体生活には僕は.迷惑をかけてしまうから.
- 松本
- 修学旅行とかは?
- 吉田
- 大好きなんですけど.
- 松本
- え?
- 剛
- 難しいですね.
- 光一
- 拓郎さん今,高校生に戻りたいんですよね?
- 吉田
- うん.
- 松本
- 今?
- 剛
- 戻りたいって.
- 吉田
- ええ.昨日もKinkiの二人と話したんですけども,修学旅行したいんですよ,もう一回.
- 松本
- 修学旅行いいですよね.
- 光一
- で,バスガイドとか,なんかそういう.
- 剛
- バスガイドが森高さん.
- 吉田
- うん.
- 剛
- ですよね?
- 吉田
- うん.
- 光一
- そういう雰囲気をもう一回味わいたいって.
- 松本
- 行ってないんですか?拓郎さん.
- 吉田
- 行ったんですけど,その時はなんか学生時代だったから,あんまりそういう思い入れはなかったけど.今はすごい高校に戻りたい,すごく.高校に行きたいんですよ.
テーマ今年は高校生にどうやったらなれるか.
- 剛
- あ,じゃあ僕,卒業しますから代わりに行きます?
- 吉田
- ね.学生服とか着たいよね,すごく.
- 剛
- あ,じゃあ僕のブレザーを.ちょっとちっちゃいかもしれないですけど.
- 吉田
- 行きたい行きたい.学校行きたい.
- 光一
- 変ってますよね.
- 松本
- 拓郎さんの高校生時代って?
- 吉田
- もう最低だった.
- 松本
- どんなだったんです?
- 吉田
- つまんなくってさ.すごいね,男女交際とかを校長先生が薦める学校で.
- 松本
- え?
- 剛
- 薦める学校なんですか?
- 吉田
- ものすごい発展的な.朝礼とかってあるでしょ.あれでね「何年何組のナントカと,何年何組のナニ子はウマくいってるかい?」とかっていう校長なんですよ.
- 松本
- すごいフレンドリーじゃないですか.
- 吉田
- そういうすごい素敵な学校に行ってるのに,ぜんぜんダメだったの.
- 剛
- うちはそういうのは全部ダメですよ.
- 吉田
- で,もうそういう話に恵まれなくて,すごい残念なの.
- 光一
- じゃあ今,後悔してるわけですね.今,もしこの知能で高校生だったら.
- 吉田
- バリバリだね.
- 剛
- バリバリ.
- 光一
- そうですか.それじゃあガチャガチャマシーンはこのへんにしましょう.それで
はLOVELOVEな歌なんですけども,今日はどんな歌を?
- 剛
- 今日は何を?
- 松本
- 松任谷由美さんの曲でございます.
- 光一
- 松任谷由美さん.
- 松本
- はい.
- 光一
- 「土曜日は大嫌い」.
- 松本
- 昭和62年.
- 光一
- 62年.
- 松本
- 10年ぐらい前ですか.
- 剛
- そうですね,10年前ですね.
- 松本
- はい,ちょうどフジテレビの「ひょうきん族」のエンディングテーマになった曲なんですけれども.
- 光一
- どうやらそれに松本さん出てたって.
- 剛
- 出てたってちょっと聞いたんですけど.
- 松本
- 出てたんですね.アイドルで失敗しまして,「ひょうきん族」に出させていただいてたんですよ,当時.
- 光一
- そうなんですか.
- 松本
- その時の松任谷由美さんの曲ですね,「土曜日は大嫌い」.
- 光一
- やっぱりちょっと心に残るものがあったわけですよね.
- 松本
- 「ひょうきん族」とかって?
- 剛
- 見てましたね.タケちゃんマンとか,パーデンネンとか,アミダばばぁとか,いろぃろ見てましたよ.ホタテマンも.
- 光一
- 「土曜日は大嫌い」.
- 松本
- 土曜日,好きでした?
- 光一
- 僕,大好きでした,土曜日.
- 松本
- 好きでした?
- 剛
- 小学校の時は好きでした.
- 光一
- 小学校の時は.今は何とも思わないですけど.
- 剛
- 今,曜日感覚あんまりないんで.
- 光一
- だから,土曜日って学校行ってる人にとっては,「明日休みだ」っていう感覚じゃないですか.だから「夜更かししてもいいや」っていう気になれるんで,すごい好きでしたよ.
- 松本
- 日曜日の夜って憂鬱ですよね.
- 光一
- 憂鬱ですね.
- 剛
- 「明日,学校かよ」みたいな.
- 松本
- 「また一週間あるで,学校」っていう.
- 光一
- 本当そうですね.
- 松本
- そうですよね,拓郎さん.
- 吉田
- いや,僕は学校に行きたいからそんなことは.
- 松本
- 拓郎さん,学校ちゃんと行ってたんですか?
- 吉田
- うん.もう一回行きたい.
- 光一
- じゃあ,その松任谷由美さんの「土曜日は大嫌い」.スタンバイよろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 松本
- よろしくお願いします.
(C) FujiTelevision Network,Inc. All rights reserved.
|