#065
HomePageだけの特別編集版 F-BLOOD編
- 光一
- はい,今夜のゲストはF-BLOODのお二人です.
- 剛
- はい,どうも.よろしくお願いします.
- 光一
- まあ,F-BLOODのお二人は,兄弟.
- フミヤ
- 兄弟ですね.
- 尚之
- 兄弟ですね.
- 剛
- すごい普通のとこから入っていくんですね.
- 光一
- そうよ.
- 剛
- はい,兄弟ですよね.
- 光一
- 以前,フミヤさんお一人で一度.
- フミヤ
- そうですね.
- 剛
- 来ていただいてます.
- 光一
- お二人では初めてで.
 - 剛
- はじめまして.
- 尚之
- はじめまして.
- 光一
- どうも,はじめまして.Kinkiです.
- 尚之
- 浅草で見たことあるんですよ.
- 光一
- え!?
- 尚之
- ロケ中に.
- 光一
- あ.
- 剛
- 最悪のとこ見られてますよ.
- 光一
- テンションのロケですか?
- 尚之
- 番組中だと思うんですけど,「あ,Kinkiだ」と思ってて.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 尚之
- 若い女の子いっぱいワァって言ってて.
- 剛
- いや,ぜんぜんもうオッちゃんとオバちゃんの中を.
- 光一
- ええ,そういう人しかいないところに.なんでそんなオッちゃんオバちゃんしかいないようなところにいたんですか?
- フミヤ
- オッちゃんだから.
- 尚之
- 確かにオッちゃんなんですけど.ほら,なんでしたっけ?あれ.タオル.あそこ行ったでしょ.
- 剛
- 行きました.
- 光一
- 手拭.
- 尚之
- 買いに行ってたの.
- 光一
- 手拭を買いに行ってたんですか?
- 尚之
- そう.行こうとしたらロケやってたの,だから.
- 剛
- あ,そうなんですか.
- フミヤ
- なんのために手拭を?
- 尚之
- いや,祭だから.
- 光一
- 祭だから手拭を買いに行ったら.
- 尚之
- そうなんです.
- 剛
- すごい恥ずかしいとこ見られてますね.
- 光一
- ほんまやね.そうですか.まあ,そもそもF-BLOODのお二人は,兄弟で二人でやろうっていうきっかけは,いったい何だったんですか?
- フミヤ
- いや,きっかけもないままに始まったね,なんか.最初はなんか福岡でイベントがあって,その時に二人でちょっとライヴやって.そのイベントタイトルがF-BLOODっていうタイトルで.それでそのまま.
- 剛
- そのまま名前にしちゃえと.
- フミヤ
- 名前にしちゃえって.
- 光一
- Fの血ですか.
- フミヤ
- そうですね.F血.
- 剛
- D-BLOODになるんですね,僕ら.
- フミヤ
- 君ら兄弟やないやん.
- 光一
- 僕ら兄弟違うからね.
- 剛
- でも,いちおう堂本の血じゃないですか.
- 光一
- まあな.僕やったら兄弟,まあ姉しかいないんですけども,兄弟でやるっていうのは,ちょっと考えられないですけども.
- フミヤ
- 幾つ離れた?
- 光一
- 3つしか離れてないんですけども.剛は.
- 剛
- 僕,6歳です.
- 光一
- 剛も姉で.
- 剛
- 俺,べつにいいけどね.
- 光一
- 何やる?姉と.
- 剛
- だから逆に,ZEROみたいな逆.
- 光一
- ZERO.
- 剛
- だから,僕がヴォーカルで,お姉ちゃんが三味線.
- 光一
- そのあたりをやっとこうと.
- 剛
- やってもらって.
- 光一
- でも,兄弟ってちょっと僕は.そんな仕事場までなんか一緒にいたくないなっていうのはあるんですけど,どうですか?
- 剛
- どうですか?そのへんは.
- 尚之
- バンド時代から一緒だったからね.
- フミヤ
- 一緒だからね.
- 剛
- そうですよね.
- フミヤ
- 何の違和感もなく.
- 剛
- 最初がそういうチェッカーズとして.
- フミヤ
- もうずっと,考えたら生まれた時から今まで,同じ環境にいるもんね.
- 剛
- 一緒ですよね.
- 光一
- なるほど.でも,とすると,まあ「兄弟だからちょっとやりにくいなぁ」っていう面とかも特には?
- フミヤ
- ないんだな,これが.何にも.あのね,緊張感が無さすぎる.
- 剛
- ちょっと安心する部分がある?
- フミヤ
- なんか例えばね,歌番組の生番組とかあるでしょ.ちょっと本番前とか,二人ともあんまり顔を見合わせずにとかってあるでしょ,ちょっと.
- 光一
- たまにありますね.
- フミヤ
- まったくないのよ.ポカーンみたいな.そういう感じで.
- 光一
- 信頼し合ってるんですかね.
- フミヤ
- 信頼も最近は出てきたね,お互いに.
- 尚之
- まあ,昔から.昔からっていうか.
- フミヤ
- 俺のほうがあんまり信頼されてなかったかもしれないね.
- 光一
- そうですか.拓郎さんどうですか?兄弟ともしも何か.
- 吉田
- いや,僕は兄貴と一緒になんか生きられないね.
- 剛
- 生きられない?
- 吉田
- とてもじゃない,あんな奴.
- 光一
- お兄さんと一緒には.
- フミヤ
- 奴扱いだ.
- 吉田
- やっぱさ,兄弟ってほら,いろいろ生きる道違うじゃない,何となく.だから,それが音楽とかをやれるっていうのは,理想形だよね,どっちかっていうと一つの.普通,無理だよ.女の趣味も違うし.
- フミヤ
- だいたい途中で道が違ってきますよね.
- 吉田
- どっちかっていうとね.だいたい弟のほうが兄貴と一緒にやりたがらないっていうのあるんじゃない?兄貴はやろうって言っても.だから,珍しい弟なんじゃないかな.
- 光一
- そのへんどうでしょう?
- 剛
- お兄ちゃん思いの.
- 尚之
- っていうか,僕が曲を書いて,(兄貴が)詞を書いたりするから.
- 吉田
- いや,一緒になんか嫌だ.
- 光一
- 曲を書いて,詞を書くという,その分担は?
- フミヤ
- これも自然になんか出来てたね.あと,子供の頃から,あんまりパシリとかで使ったこともないんで.
- 剛
- あ,そうなんですか.
- 光一
- お幾つ離れてるんですか?
- フミヤ
- 二つです.「おまえ,ベビースターラーメン買ってこいよ」とか,そういうことは.
- 剛
- ベビースターラーメン.
- フミヤ
- 「チロルチョコ買ってこい」とか,そういうことは,あんまり言ったことがないよね,ガキの頃から.
- 吉田
- 兄貴をけっこう尊敬してるの?
- 尚之
- わりとやっぱり影響された部分ってあります.
- 吉田
- それはすごいよね.俺なんて兄貴絶対に尊敬しないもんね.
- 尚之
- なんかやっぱり影響されたっていうのが.けっこういろんな面で.
- 光一
- なんか,すごいええ兄弟ですね.
- 剛
- いい兄弟ですね.
- 吉田
- すごい.
- フミヤ
- 親の教育が良かったのかな.なんでもだいたい,ステレオとか,レコードも,テレビとかも,こたつも,もう全部僕の部屋にあったから.だから,だいたい帰るとこいつは俺の部屋にいて,勝手にレコード聴いてるとか,勝手にギター弾いてるとか.
- 吉田
- ああ,兄貴のことすげえ好きなんだ.
- フミヤ
- その言われ方は初めてだなぁ.
- 剛
- どうなんですか?普段なんか喧嘩とかないんですか?兄弟で.
- 尚之
- 説教されますよ,よく.
- 光一
- 今でも?
- 尚之
- 今でも例えば,すごい怠け者だから「おまえちょっとは考えろ」って,そういう.
- フミヤ
- あと,親が.お袋が商売やってて,親父が国鉄職員だったから,親父もそんなに毎日帰ってくる職業じゃないから.それで放ったらかされてるから,もう結局は二人で遊ぶしかしょうがないっていう.子供の頃から何ごとも.
- 光一
- そうですか.
- フミヤ
- 飯も「何かあんたら二人で作って食べときなさい」とか,そういう感じだったから.
- 光一
- なんかええ感じですね.
- 剛
- ね.
- 光一
- 僕らが二人組みですから,けっこう同じ楽屋とかにいたとしても,べつに喋らない時は,まったく喋らないです.まあ,そんなような感じですか?やっぱり楽屋とかでは.
- フミヤ
- 他人じゃないから,喋らない沈黙も気にならないのよ.2時間喋らなかったら,べつに喋らなかったっていうだけで.
- 光一
- やっぱりそうなんですね.二人組みってそうですよね.僕らもそうやしな.
- 剛
- 本当ね,電話とかしないんですよ.電話番号も知ってて,教えてるんですけど.
- フミヤ
- ああ,しないだろうね.
- 剛
- ぜんぜんしないんですよ.
- 光一
- このあいだ一回したな.
- 剛
- このあいだそれでね,僕,テスト勉強を夜中の何時やかわからんけどやってたんですよ.
- 光一
- 2時ぐらいかな.
- 剛
- 2時ぐらいですかね.勉強してたんですよ.そんで何とか何とかっていろいろ覚えてたら電話鳴って.「はい,もしもし」とか言ったら「あ,もしもし剛.俺やけど.あのさ,ゲームのアイテムどこにあんのかな?」.
- 光一
- ちょっと聞きたくて電話したんですけど.
- 剛
- 「多分,こうこうこうで,このへんに俺あったと思うんやけど」「あ,そう.ありがとう.それじゃあ」.
- 光一
- そんで,切って探したけどなかったんですよ.参っちゃいましたよね,本当に.
- 剛
- びっくりしたわ.テスト中に相方から電話きて.
- フミヤ
- 顔,赤くなったんじゃないの?電話しながら.
- 剛
- なんか変な感じですよ,電話で話すのって.
- 光一
- 変な感じやな.本当に年に一回かけるかかけないか.
- 剛
- 「あいつが電話かけて来たで」みたいな.
- フミヤ
- 記録しとかなね.録音すれば良かったのに,それ.
- 光一
- 本当,そんな感じですよね.例えばチェッカーズ時代からお二人一緒だったわけですけども,同じ人を好きになっちゃったりとか,そういうことってありました?
- フミヤ
- タイプは違うんだよね.
- 尚之
- なんか違いますよ,やっぱり.でも,なんか「あの子可愛いね」っていうのは,やっぱり一緒だったりした場合もあるかもしれないけど.でも,取り合いみたいのはないよ.
- フミヤ
- タイプはね,若い頃は違ったね.
- 光一
- 違いました?
- フミヤ
- うん.
- 光一
- 相談とかってされますか?お二人で.
- 尚之
- あんまりしないね.そういうことしなかったね.
- フミヤ
- しないね.何だろう?そういうのはないな.
- 尚之
- うん,あんまりない.「じつはさ」っていうのはない.
- フミヤ
- そんなこと言われたら,よっぽど何かやったのかと思うよね.なんか取り返しのつかないような.
- 光一
- なんか兄弟でやってるって,ちょっと僕たちも想像できないところありますけど.まあ,フミヤさん,V6に曲を書いたじゃないですか.
- フミヤ
- そうですね.
 - 剛
- V6,「ジェネレーションギャップ」.
- 光一
- 昔っていうのは,チェッカーズの頃はアイドルとして.
- フミヤ
- ええ,バリバリのアイドル.
- 光一
- バリバリのアイドルでチェッカーズやってまして.そしてまあ,チェッカーズがいた頃にもジャニーズ事務所やってたわけじゃないですか.それでけっこうライバル心ってあったらしいですけど.
- フミヤ
- ありましたよ.僕らの頃はたのきんトリオが全盛の頃で.あとシブがき隊もいたし.ちょうどさっきバックで弾いてたヨっちゃんは同期だよね.同期か1年先輩.
- 尚之
- The Goodbyeでね.
- 光一
- けっこう「ちくしょう」みたいな?
- フミヤ
- いや,そういうのはなかったけど.例えば歌番組とかで,お客さんが入る歌番組とかあると,なんかファン同士はバリバリのライバル意識で.そういうのはありましたね.当時はね,まだね,はっぴがあったの.はっぴ制度.
- 光一
- ああ,なるほど.
- 剛
- はっぴか.はいはい.
- 尚之
- だから,一目瞭然なの.
- フミヤ
- もう誰のファンかわかるの.俊ちゃんのファンはね,確か赤いサテンのはっぴだったの.マッチがね,ブルーだったかな?
- 尚之
- ブルー,ブルー.
- フミヤ
- でね,シブがき隊は黄色かな?そういう感じで着てたからすぐわかるの.
- 光一
- 「あれは誰々のファンだ」って.
- フミヤ
- だから,はっぴ制度をぶち壊したアイドルは俺たちだったのね.一番最初に.
- 剛
- 「はっぴなんて脱ぎ捨てろ!!」.
- 光一
- そんなロックじゃなかったでしょ.そこまでバリバリのロックじゃなかったでしょ.
- 剛
- いや,そんな感じじゃないですか.
- フミヤ
- 俺なんかのファンはね,好き勝手にチェックの服を着てきたのよ.
- 剛
- そうですよね.で,みんなフミヤさんの頭を真似したりとか.そういう人たち多かったですよね.
- フミヤ
- だからね,けっこうバラけてたのよ,最初から.
- 光一
- なるほど.そうやって昔はけっこう,ちょっとまあ,対立っていうほどでもないですけれども.
- フミヤ
- 対立っていうほどでもないけど.
- 光一
- まあ,そういうのもあって.まあ,今は僕たちの事務所から「曲を書いてくれないか?」っていうことを言ってきたわけじゃないですか.
- フミヤ
- うん,そうだね.
- 光一
- それってどうでした?
- フミヤ
- あれは俺の中ではね,ベルリンの壁が壊れたような気持ちがあったね.
- 光一
- ベルリンの壁が壊れた.
- 剛
- そんな偉大な壁がバコーンと潰れて.
- フミヤ
- 「かなり時間はかかったけど,倒れたぞ!」みたいな.
- 光一
- それはすごいですね.
- フミヤ
- お互いにね,そこの壁が.そういう感じが.
- 剛
- 見えない壁があったんですね.
- フミヤ
- なんか時間が経つとそういうことになるんだなっていう.
- 剛
- すごいですよね,なんかね.
- 光一
- それは,壊れて気持ちとしては嬉しかったっていう気持ちに行くんですかね?
- フミヤ
- そうですね,やっぱりね.単純に.
- 剛
- 拓郎さん,最近,壁とか破れたことは?
- 吉田
- もう最初から壁ないです.
- 光一
- ないですか.
- 吉田
- 壁とれて良かったね.壁,嫌だもんね.
- 剛
- そうですよね.見えない壁って嫌ですよね.
- 光一
- でも,じつはまだLOVE LOVEのメンバーに壁があったり?
- 吉田
- なに言ってんの?
- 剛
- 僕は,一昨日ぐらいですか,壁を破りました.拓郎さんとの.
- 吉田
- なに言ってんの?
- 光一
- なに?それ.怪しいことちゃうの?
- 剛
- いやいや,拓郎さんが壁を破って「あのさ,剛」ってプライベートな話を.
- 光一
- あ,プライベートな話をね.
- 剛
- 「あ,そうなんですか」っていう話をね.
- 光一
- 拓郎さんが剛に相談ごとを.
- 剛
- ね,いろいろ話しましたよね,あの時は.
- 吉田
- 覚えてない,何にも.
- 光一
- 絶対にテレビでは言えないようなね,ことですからね.
- 剛
- かなり抱きしめられたんです.
- フミヤ
- かなり抱きしめられた?
- 剛
- いや,本当に.
- フミヤ
- それで壁を破られた?
- 光一
- でも,俺と剛もかなり壊れてるものがあるんやろな.二人,仕事でチューもしたしな.
- 剛
- したな.
- 吉田
- おまえ,そういう壁の話じゃないだろ.
- 剛
- そうなんですけれども.いろんな壁がやっぱりあるじゃないですか.
- 光一
- そうですね.じゃあ,続いてはLOVE LOVEなものにいきたいと思います.デジタルスチルカメラでございますが.
- 剛
- あ,オリンピック.
- フミヤ
- 長野に行ってきたんですよ.
- 尚之
- 行ってきました.
- 光一
- 長野オリンピックの開会式ですか?
- フミヤ
- そうですね.
- 光一
- お相撲さんが出てきたやつですね.
- 剛
- これは?
- 光一
- 優雅ですね.
- 剛
- いいですね.
- フミヤ
- 着いた瞬間は,ここから始まるんですよ,じつは.
- 光一
- これは長野の温泉?
- 吉田
- すごいなんかのどかな顔してない?
- 光一
- いいですね.楽しそうですね.
- 剛
- いい顔されてますね.
- 吉田
- 本当に幸せそうだね.
 - フミヤ
- 着いた瞬間でしたね.
- 尚之
- たまりませんね.
- フミヤ
- 露天から.
- 光一
- フミヤさんは,入らなかったんですか?
- フミヤ
- いや,入りましたよ,一緒に.僕は撮ってるほうでしたからね.
- 光一
- そしたらあの笑顔が.
- フミヤ
- そうそう.
- 光一
- いいですね.あ,そして旗ですね.
- フミヤ
- あ,俺ね,バッジ集めたんですよ,向こうで.
- 光一
- あ,長野オリンピック関係の?
- フミヤ
- 五輪関係のね,バッジ集めるのがみんなで流行ってて.
- 尚之
- 交換し合うっていう.
- フミヤ
- 交換と合うの.コミュニケーションを取る一環で.
- 光一
- Kinki Kidsバッジいります?
- フミヤ
- あ,ちょうだい,でも.
- 剛
- あ,じゃあ,今度なんかの形で.あんまりええもんちゃいますけどね.
- 光一
- ええもんちゃいますけどね.ファンの子がようカバンとかにつけてるような.
- 剛
- あ,何ですか?これ.
- フミヤ
- これは部屋でうなだれてる.
- 光一
- ちょっと飲んで?
- フミヤ
- そうですね.
- 剛
- でも,家に帰って,あれは気持ちいいですよね.あの状態.
- 尚之
- 脱がずに.
- 剛
- 脱ぐとなんか淋しいんですよ.あの状態が気持ちいいんですよね.
- 光一
- わかるわかる.あ,兄弟で.
- 剛
- すいません,すいません,これはちょっとF-BLOODじゃないじゃないですか.
- 光一
- これ,いいんですか?
- フミヤ
- いや,これはね,やっぱり世界的イベントであるオリンピックの前夜祭を,俺たちも祝ってた.世界と一緒に.
- 剛
- これ,あれですか?フミヤさんが裏注ぎしてるんですか?
- フミヤ
- いや,これ違う.これね,かぎだね.
- 光一
- かぎか.
- 剛
- 器用なことしてるなと思って.
- 光一
- これはもう,けっこう飲んで?
- フミヤ
- これはもう寝る寸前っていう感じかな.
- 尚之
- 4時5時だね.
- フミヤ
- 4時5時だったと思うね.
- 光一
- 二人兄弟で飲むっていうことはあります?
- 尚之
- 年中.
- 光一
- 年中ですね.
- 尚之
- こうやって仕事終わって,飯食いに行って.
- フミヤ
- 終わったらもう,「今日はどこに行く?」みたいな.晩酌系.
- 剛
- いいですね.
- 尚之
- 不思議ですね.
- 吉田
- すごい不思議.
- 光一
- 拓郎さん,兄弟で飲みに行くってどうです?
- 吉田
- いや,今,後ろの人もう一回見たいなぁ.
- 光一
- いいっスね,この写真.
- 剛
- いいなぁ.
- 光一
- これいいですね.お二人ともお酒は好きなんですか?
- フミヤ
- 飲むね.
- 尚之
- もういいです.変えて下さい.
- 光一
- いや,これいいですよ.このままインテリアとして置いときたいです.
- フミヤ
- ね.床の間に飾るとかね.
- 剛
- 飾りたいですね.
- フミヤ
- 以上.
- 剛
- 兄弟でそうやって飲みに行ったり食べに行ったりしょっちゅうしてて,お酒なんかはやっぱり強いほうなんですか?
- フミヤ
- 強いね.
- 剛
- ガブガブ二人とも?
- フミヤ
- 尚之のほうがぜんぜん強いけど,俺も弱いほうじゃないね.
- 光一
- 酔ったらどうなっちゃいますか?
- フミヤ
- 喋るね,とりあえずね.
- 尚之
- 喋りますね.
- フミヤ
- 喋る.喋りまくる.
- 剛
- 何か褒めるとか,いろいろあるじゃないですか,パターンって.
- フミヤ
- いろんなパターンで,気が付きゃ宇宙まで行ってたこともよくあります,話が.
- 光一
- でもありますよね.
- フミヤ
- 「宇宙とはなんぞや?」.
- 光一
- でも,飲んでなくても俺,そういう話しますから.
- 剛
- そういう話しますよ.「UFOはタイムマシンや」とか.
- 光一
- そういう話で盛り上がってね.
- 剛
- いろいろそういう話をするんですけど.
- 光一
- 面白いですよね.
- フミヤ
- 女体の神秘から宇宙までっていう.
- 光一
- 女体の神秘ですか.どうですか?その神秘は,拓郎さん.
- 吉田
- いい話だなぁ.そういう時,兄弟に入りたい.女体の神秘関係.いいよね.とめどないだろうね,話してると.
- フミヤ
- とめどないですね.
- 光一
- 拓郎さんが最近ちょっとお酒飲むと,やっぱり相談ごとにはしりますね.
- 剛
- はしりますね.
- 吉田
- 最近,悩みが多いんですよ.
- フミヤ
- 拓郎さんが相談するわけ?
- 光一
- そうなんですよ.
- 吉田
- 僕ね,二人に相談するの,いつも.それでいい意見をもらって,その通りにすると,けっこういいことあるの.
- フミヤ
- なるほどね.
- 剛
- いろいろ.
- 吉田
- もうオヤジみたいだよ,俺,本当に今.二人いっぱい意見してくれる.「そういうとこあきまへんな」とか言われて.
- 剛
- でも昨日,焼き肉行ったんですよ,拓郎さんと.で,すごい可愛かったのはですね,エプロンってあるじゃないですか,焼き肉屋さんの.「すいません,失礼します」って拓郎さんにかけてる女の人がいて.それで,店員さんなんですけど,みんな一人一人こうやって結んでいくんですよ.で,それをそのまま,なすがままの拓郎さんが「すいません,すいません.ありがとうございます」って言ってる拓郎さんがすごい可愛かったです.
 - 光一
- その後,食い終わって「ちょっと取ってくれる?」って笑顔だったのもまた可愛かったですけどね.
- 剛
- 自分でほどきなって.
- フミヤ
- 普通,そういう時は自分で取るよね.
- 剛
- すごい可愛かったですよね.
- 光一
- 手ほどきを受けたかったんでしょうね.
- 吉田
- え?あれってみんなしない?こうやってなんか.
- フミヤ
- なんか幼児プレイとか好きなんじゃないですか?バブバブとかって.
- 吉田
- バブバブ?
- フミヤ
- バブバブ系.
- 光一
- ヤバいっスね.
- 吉田
- 気持ち良さそうですね.
- 剛
- そうじゃなくて.
- 光一
- はい,それではこのへんでガチャガチャマシーン・アルファでございます.これはまあ,この前と同じように回していただければ,いろんな質問が.
- フミヤ
- これは二人で一個?
- 光一
- そうですね.「近年稀に見る,世間によく知られた肉親ユニットF-BLOODのお二人に質問です.兄弟だから知っている,お互いの今だから言えるヤバいかもしれないあんな話こんな話を暴露して下さい」.
- 剛
- ヤバい話を暴露して下さい.
- 光一
- まあ,兄弟だけが知っている,みたいな.何かありますか?
- フミヤ
- まあ,いろいろあるけどね.
- 光一
- 今だから言えるっていう.
- 剛
- 今だから言えることありますか?「あの時あいつ,こんなことしててさ」みたいな.
- 光一
- もちろんチェッカーズ時代でもいいですよ.
- フミヤ
- どれ言おうかな?って感じなんだけど.
- 剛
- そんなにあるんですね.
- フミヤ
- いや,ラインがあるじゃない.言える範囲と言えない範囲と.何だろうね?
- 光一
- どうでしょう?
- フミヤ
- じゃんけんで先に言って,その,程度で.
- 尚之
- え?俺,何もないような気もするけど.べつに隠してることはないし.
- 光一
- なんかお兄さんをやっぱり立てますね.
- 尚之
- いや,本当にないんですよ.
- 剛
- すごいさっきから美しい絵ですよね.
- 光一
- そうですね.美しいんですよ.
- フミヤ
- なんかね,もう言えないようなことしかないもん.
- 尚之
- それしかないから.「お願いします.カットして下さい」っていうぐらいしかないですよ.
- 光一
- まあ,例えばお酒飲んでえらいことになったとか.
- フミヤ
- 酒飲んで,全部スられたとかっていうのはあるもんね,そういうのは.
- 光一
- お財布スられちゃった.スッたんじゃなくて?
- 剛
- スられてしまったと.
- フミヤ
- 酒飲んで,相手のことはよくわからんね.酒飲んで,女性にビンタされたことはあったね,俺は.
- 光一
- え,フミヤさんの顔をバチーン! と?
- 尚之
- あ,そう?
- フミヤ
- うん.
- 光一
- 何たる人でしょうね.
- フミヤ
- でもね,きっと何もしてないんだよね.後から聞いたらね,ただ俺にムカついたっていうだけだったって.どうだろうね?急すぎるな.
- 剛
- どっちかが寝てる間に寝屁したとか.そんな些細なことで.「あの時兄ちゃん鼻毛出てたじゃないか!」とか,そういう些細なことでいいんですよ.
- フミヤ
- 些細なことねぇ.
- 剛
- なんかライヴ中ハプニングとかないですか?
- フミヤ
- ライヴ中のハプニングねぇ.
- 光一
- 俺なんかしょっちゅうチャック開けてたり.
- 尚之
- あ,俺一回ね,サックス吹いててソロだったんですよ.で,ピーンとピンがきて,それで風邪ひいてて,鼻水がダラァーッと出て.で,両手ふさがってるから,どうしょうも出来ないっていう.
- 光一
- どうしようもないですよね.
- 剛
- 鼻水をとるかサックスをとるか.「うーん?俺はどっちを取るねん!?」みたいな.
- 尚之
- そう.
- フミヤ
- フレーズか鼻水かだ.
- 尚之
- そう.
- 剛
- それ辛いですよね.
- 光一
- それ辛いですね.僕らもカーッてターンして回って,風邪ひいてる時に鼻水がビョーンって出る時あるんですけども.
- フミヤ
- プラーンって.
- 光一
- 「まあ,汗と見せかけちゃえばいっか」みたいなね.
- 剛
- 泣いてるシーンって困らへん?
- 光一
- あ,鼻から出ちっゃてね.
- 剛
- 泣くシーンとか.
- フミヤ
- 鼻から出るもんね.
- 剛
- 芝居で泣いてたら「なんかおかしいぞ?」っていうのあるじゃないですか.
- 光一
- それは感動を呼ぶと思うけどね,それはそれで.
- 剛
- いや,でも汚いで,やっぱ.
- 光一
- アングルによってやな.
- フミヤ
- そうね.
- 剛
- 鼻水ってけっこうくせもんやね.
- 光一
- くせもん,くせもん.さあ,じゃあもう一ついきましょう.
- フミヤ
- はい.
- 光一
- さあ,なんでしょうか.「今世紀最後のモテモテ兄弟ユニットF-BLOODのお二人に質問です.兄弟だから悔しかった,兄貴やまたは弟が,すげえ可愛い子を家に連れてきたという経験をここで暴露して下さい」.ありますか?そういうの.
- フミヤ
- すげえ悔しかったのは何だろうな?あんまりね,あのね,ジェラシーが湧かないっていうかね,お互いに.
- 光一
- そうですか.
- フミヤ
- なんかね,何だろうな?
- 尚之
- でも,(兄貴は)モテますからね.
- フミヤ
- そんなおまえ,ふざけんな! おまえ.よく言うよ,本当に.
- 尚之
- あんまりね,やっぱり.そういう意味では好みが違うんだろうね.
- フミヤ
- そうね.だいたい尚之が女の子をナンパしてるとこに遭遇すると,となりに座ったりすると歯がゆくなるもんね.
- 光一
- 歯がゆくですか?
- フミヤ
- 黙って飲んでるだけだから,「おまう,もうちょい何か喋れよ!」とか,「それじゃあ墜ちないだろ」とかね.
- 光一
- クールに決めてるわけですね.
- 尚之
- クールとかそういう問題じゃないんだけど.
- フミヤ
- そのうちうつらうつらしてきて,「ほら,みろ」みたいな.
- 光一
- べつにクールに決めてるわけじゃないんですね.
- 尚之
- ないんですよ.自分を崩すために勢い付けて,そこからいこうっていう.
- フミヤ
- そしたら勢い付きすぎるっていう.
- 尚之
- 付きすぎて寝てしまうっていうぐらいまでいってしまう.
- 光一
- 昨日は拓郎さん,一口ビール飲んで「はい,酔った!」って言ってましたけどね.「僕ちゃん酔ったよ!」っておっしゃってましたけど.
- 剛
- 言うてはりましたね.
- 光一
- 昨日は酔いたかったんですか?拓郎さん.
- 吉田
- いや,違う.でもあれだね,兄貴のほうがやっぱりモテるな,男の兄弟って.
- 光一
- 兄弟ってそうなんですか?
- 吉田
- やっぱり兄貴ね,すげえ最低の兄貴だけど,メチャクチャモテるんだよね.頭くるぐらい.それでいつもすげぇ綺麗な女の子連れてきてて,俺,ずっと嫉妬してたもん.兄貴のその女欲しかった,いっぱい.
- 光一
- じゃあ,ぜんぜん拓郎さん兄弟と違いますよね,雰囲気が.
- 吉田
- 兄貴ってやっぱりモテるんじゃないかな?弟よか.何か知らないけど.
- 剛
- 俺の友達とかもいましたけど,やっぱお兄ちゃんすごいモテてもしたね.で,弟は後ろ回し蹴りの練習台に.
- 光一
- お兄さんのね.
- 剛
- 「おまえ,どうしてん?その傷」「いや,昨日さ」ってヤンキーの兄弟なんですけど.帰り道とかも年がら年中やられてて.ソバットの練習.ああいうのって弟は大変なんやなって思って.
- 吉田
- 弟ね.弟それであれでしょ,だいたい残り物とかさ,お古とかさ,そういう感じになっちゃうから,どうしても.兄貴はどんどん使い捨てるもんね,いろんなものを.
- フミヤ
- 確かに飽きやすいですね.ものに対して.
- 光一
- でも,弟でそういうふうに損っていうか,そういうのありますか?
- 剛
- なんか「弟で損だった」「お兄ちゃんで損だった」ってありますか?
- 光一
- 例えば「メチャ僕の好きな食い物をお兄ちゃんが」とか.
- 剛
- すごい例えですね.子供みたいな.
- 光一
- そういうのありました?
- 尚之
- うーん?あんまりなかったかもしれない.やっぱり平等にっていうか.
- 光一
- そうですか.
- 尚之
- でも,お古はずっと着てましたけどね.でも,いつの間にか着れなくなっちゃったんですよ.
- フミヤ
- 越された.でも,こいつなんか女の子と遊び行く時なんて,たいがい俺の服着て行ってたもん.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- フミヤ
- 「どれにしようかな?」とか言って.
- 尚之
- それがね,着れなくなったから.
- 光一
- 逆にもらうほうに?
- フミヤ
- それもないな.
- 光一
- なんか非常に美しいね,さっきからね.
- 剛
- ね.うちもお姉ちゃんの服着たりしますよ.そんなスカートとかはきませんけど.
- フミヤ
- 下着だろ?
- 剛
- いやいや,下着はいてたらちょっとヤバいですよね.
- 光一
- 「今日なに着けよっかな」みたいな.
- 剛
- それはちょっと違いますけど,コートとか.あとお姉ちゃんが俺の靴はいたりとか.で,お姉ちゃんが身長153なんですよ.ガンダムみたいになっちゃうんですよ,足だけぽっと出て.すごいんですよ,ガシーン,ガシーン,「行ってきます」みたいな.
- 光一
- おまえが姉ちゃんの服着たらちっちゃいやろ.
- 剛
- 俺,なで肩で.けっこうおまえ張ってるやん.なで肩やからスッと入るんですよ.
- 光一
- そうですか.じゃあ,もう一つ.「若貴兄弟と,仲の良い兄弟日本一の座を争っているF-BLOODのお二人に質問です.でも,本当はこいつのここが許せないというところはありますか?」.
- フミヤ
- ああ,それがないんだよね.
- 光一
- 本当にないんですか?
- 剛
- いいですね.
- フミヤ
- ないね.
- 剛
- 「もうちょっとここをこうしろや」とか.
- 光一
- ずっと一緒にいたら,なんか生活のリズムが違うじゃないですか.
- フミヤ
- 昔はね,ちょっと前までね,風邪ひいても絶対に薬飲まなかったね.
- 光一
- あ,俺みたいですね.
- フミヤ
- 「身体の中で直す」っていう.
- 光一
- 俺と一緒ですよ.
- フミヤ
- でも,一緒に仕事したりすると,はたから言わせるとすげえ迷惑なのよ.
- 光一
- うつりますからね.
- フミヤ
- 確実にうつるから.
- 剛
- そうですね.
- 光一
- 僕も今ちょっとかなり鼻声ですけど.
- フミヤ
- で,グシュグシュで来るの.で,「薬ぐらい飲めよ」って言っても「いや,薬は嫌い」とか言って.最近ようやく飲むようになったね.
- 尚之
- そう,飲むようになった.
- フミヤ
- 「おまえ,人が迷惑するんだからやめてくれ」って.
- 光一
- なるほどね.でもなんか些細ですね,非常に.拓郎さんに僕の風邪うつっちゃったんですよね.
- 剛
- 俺もうつったで.マネージャーもうつったで.
- 光一
- 全部,俺?
- 剛
- うん.全部おまえやから.
- 光一
- 流行りの先端.
- 剛
- おまえが「風邪ひいたなぁ」って来て,「風邪ひいたんか」って.
- 吉田
- ねえ,兄弟ってさ.
- 光一
- なんですか?突然.
- 剛
- 今,壁を破りましたね.
- 吉田
- 兄貴のほうが健康とかって頑丈じゃない?弟のが弱いよね.
- フミヤ
- 弱い,弱い.
- 吉田
- あれってさ,先に生まれた奴が栄養もってっちゃってんのかな?
- フミヤ
- あれは多分,先に生まれたほうはしっかり母乳で育てるんですよ.
- 吉田
- そうだよね,絶対そうなんだ.
- フミヤ
- それでやっぱり次男は,大変だから半分ぐらい粉ミルクでいっちゃうんですよ.
- 尚之
- 適当なんですよ,だから次男坊っていうのは.
- 吉田
- そうなんだよね.
- 尚之
- 頭も絶壁やしね.
- 光一
- 僕も絶壁ですから.
- 尚之
- 適当に育てられてるっていう気がしますよ.
- 吉田
- 絶対そうだと思う.
- フミヤ
- かなりアバウトになるのは間違いない.
- 吉田
- 絶対に兄貴のほうに全部愛情がいっちゃってるよね.だから,健康は本当に兄貴が強いな,やっぱり.
- フミヤ
- 免疫がすごいできるんじゃないですか?多分.母乳で.
- 光一
- そんなもんなんですね.
- 剛
- そういうのあんねんな.
- 光一
- ここでちょっとあれなんですけど,さきほどプリプリプリティで.
- 剛
- そうですよ,そうですよ.
- 光一
- スノーボードをなんか.F-BLOODの.
 - 剛
- F-BLOODスノーボード.
- 篠原
- ジャジャジャジャーン.見たいですか?
- 光一
- これはすごいよね.
- 剛
- 見せて.サイン入りの.
- 篠原
- 持ってきました.これが幻のF-ブラスノボです.見て下さい.
- 剛
- カッコいいなぁ.
- 篠原
- これ,何でしたっけ?やまびこじゃなくて.
- フミヤ
- 鷲だって言っただろ.
- 剛
- やまびこは「ヤッホー」やないか.
- フミヤ
- やまびこを絵で書くってかなり新しいな.どういう表現になるんだろう?
- 剛
- 難しいですね.
- 篠原
- デザインなさったんですって.
- フミヤ
- いや,デザインは僕らしてないですけど.
- 篠原
- あ,してないんですか?適当に言っちゃった.しかもサイン入り.
- 光一
- これはこの世に何枚ぐらい?
- フミヤ
- 50枚ぐらいしかない思う.
- 剛
- 50枚?これをプリプリプリティで.
- 篠原
- いただいちゃったんですよ.テレビの視聴者の皆さんに.いいですよね,これ.これ,欲しいですか?剛君.
- 剛
- 欲しい.
- 篠原
- 本当ですか?応募して下さい.
- 剛
- なんて書けばいいのかな?
- 篠原
- プリプリプリティのF-ブラ係.多分,当たんないと思いますけど.
- 光一
- 倍率は高いで,これは.
- 篠原
- 高いですよね,これ.
- フミヤ
- 値段的にはわかんないけど,価値的には50枚しかないから.
- 篠原
- これ,もらっちゃっていいんですもんね.
- 光一
- 月曜日消印のF-BLOOD係まで.
- 篠原
- F-BLOOD係までぜひ.
- 剛
- これはみんな,すぐ書いて送らんとね.
- 光一
- これはね,なかなか当たらん.これは視聴者には1枚?
- 篠原
- 1枚だけです.他にもあと100円とトローチ.
- 剛
- なんで100円?
- フミヤ
- 「100円やるから帰れ」って言って.
- 篠原
- 初めて言われました,そんなこと.ショックです.
- 剛
- それが100円なんですね.
- 光一
- なるほど.
- 篠原
- これ,皆さんもぜひ応募して下さい.はーい.以上,宣伝でした.
- 光一
- これはすごいや.
- 篠原
- ちゃんと倉庫に持っていきますからね.
- フミヤ
- 手,気を付けてね.エッジ危ないから.
- 光一
- じゃあ,僕らも後でいただくっちゅうことで.
- フミヤ
- ねえ,二人スノボやるの?ところで.
- 剛
- あのね,時間がなくてあんまり行かないんですけど.でも仕事で行ったりとかはするんですよ.たまにやりますね.
- 光一
- スノボやられるんですか?
- フミヤ
- 2回ぐらいやったかな.
- 光一
- 2回ぐらい.
- 剛
- 俺らも2回ぐらいですね.
- フミヤ
- 2日間やったけどね.
- 光一
- 難しいですよね.
- フミヤ
- ボコボコだったね.漫画みたいだったもん.「トムとジェリー」みたいだった.バンッ! ドンッ! ディン! ビャン! みたいな.ホヨヨヨヨ〜みたいな.本当,笑ったもん,自分で.
- 剛
- そういうスノーボードって,滑ってる時プレッシャー感じません?みんなが「おい,フミヤだよ」って感じで見てるのに,「おお,みんな見てるな,おい」みたいな.
- フミヤ
- あれね,スキーとかスノボっていうのはね,芸能人が一番できるスポーツだね.バレないもん.リフトでとなり同士で座ってもバレないよ,多分.
- 光一
- 帽子かぶってゴーグルして.
- 剛
- あ,そうか.
- フミヤ
- バレないよ.
- 光一
- バレへんな.
- 剛
- 今度やりに行こうか.
- 光一
- 拓郎さんどうですか?LOVE LOVEオールスターズで.
- 剛
- スノボ.
- 光一
- 拓郎さんもシャーッ.
- 剛
- ♪ぜんぶ抱きしめて〜みたいな.
- 光一
- みんな楽器もって.健さんもベース持って.
- フミヤ
- ドラムはどうすんの?ドラムは.
- 剛
- ドラムはこのままシャーッて.
- フミヤ
- でもね,多分ね,カウントで1,2,ドンデン,ドンデンって,ほとんどが残ってない状態だと思うよ,多分.
- 光一
- そうですね.でも,楽しそうやんね.
- 剛
- ね.面白そうですね.
- 光一
- 面白ですね.じゃあ,これは終わりましょう.さあ,続いてはLOVE LOVEな歌なんですけども.
- 剛
- LOVE LOVEな歌は,今日は?
- フミヤ
- 今日はですね,青春時代の思いでの歌を.Coolsなんですけどね.これ多分ね,年代的に言ったらね,多分,Kinkiのファンのお父さんお母さんたちぐらいの時代じゃないかと思う.
- 光一
- そうですか.
- 剛
- 恐い人たちですね.
- 光一
- たまにいかつい.
- 剛
- 「おいみんな! のってるかい!?」みたいな.
- フミヤ
- この真ん中の人ね,館ひろしさんなんです.
- 剛
- あ,そうなんですか.
- 光一
- 館ひろしさんて歌われてたんですか?
- フミヤ
- リーダーだった.
- 光一
- 歌を歌ってるの知ってた?
- 剛
- 今でも歌ってはるって.
- フミヤ
- これはでも再発されたやつで,再発されてないやつだったら,横に岩城晃一さんも載ってたよね.
- 尚之
- そうだね.
- 光一
- これはなぜLOVE LOVEな?
- フミヤ
- これを聴くと中学生とかの頃を思い出す.だから,今回これをやることに決まってリハーサルに行ったでしょ.一回もテープ聴かなかったもんね.普通,聴くじゃない.
- 光一
- そうですね.
- フミヤ
- 何にも聴かなかったもんね.
- 剛
- 完璧に覚えてるっていう感じですか?
- フミヤ
- なんか染み着いたかんじがある.中学生の頃,初めて買ったりしたレコードかもね.
- 光一
- やっぱりCoolsはチェッカーズに影響を与えたものはあったんですか?
- フミヤ
- 与えたでしょうね.チェッカーズのやってる音楽はすでに違ってたけど,元を正せばこのへんから出てる感じがするね.
- 光一
- このCools,今日はなんていう歌を?
- フミヤ
- 代表曲で「シンデレラ」.
- 光一
- 「シンデレラ」.
- フミヤ
- 近田春男さんの作詞作曲.知らなかったよね,当時は.
- 光一
- これは50年代の?
- フミヤ
- いや,えぇとね,これは70年代の終わりか.
- 尚之
- 70年代の終わり.
- 光一
- その頃の原宿?
- フミヤ
- 原宿にたむろしてたグループがいて.バイクがガーッとハーレー止ってて.それで座ってリーゼントに櫛入れて.「おいらたちよぉ」とか言いながら,「なんとかじゃん」とか言いながら.その不良グループというか,連中が集まったのがCoolsっていう.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- フミヤ
- 今の渋カジの集まりのような感覚だな,多分当時は.
- 光一
- 館さんもじゃあ,そうだったんですか?
- フミヤ
- 館さんもそうだったと思うよ.
- 剛
- 原宿で館さんがウンコ座りして?
- フミヤ
- ウンコ座りしないんだよね.
- 剛
- どうなんですか?バイクのシートとかに座ってるんですか?
- フミヤ
- バイクのシートとか.
- 光一
- バイクのタンクの上に足のっけて,こういう状態ですか.
- フミヤ
- そう,そういう状態.
- 光一
- 恐いね.
- 剛
- カッコええなぁ.
- フミヤ
- そうとう衝撃的なぐらいカッコ良かったね.
- 尚之
- うん.
- 光一
- じゃあ,その「シンデレラ」ですけど,今日は僕たちもエレキギターで.
- フミヤ
- 大丈夫かな?
- 剛
- よろしくお願いします.
- 光一
- 初参加ですね,エレキでは.参加させていただきます.それではスタンバイよろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
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