#064
HomePageだけの特別編集版 少年隊編
- 光一
- こうしてまあ,仕事でチョコチョコとは会ったことはあったんですけど,こうやって番組で御一緒するのは,初めてでございますね.
- 東山
- ね,初めてだね.
- 光一
- すごくなんか不思議な感じが.
- 剛
- いや,もうね,朝から,朝からっていうか昨日からですよ.
- 光一
- ね,緊張してね.
- 剛
- 緊張して僕,昨日,4時半まで起きてましたもん.
- 東山
- それはテレビゲームかなんかやってたんだろ?本当は.
- 剛
- いえいえ,本当に寝れなくて,4時半まで.
- 東山
- なんで?
- 剛
- テープかけて歌の練習したりとかしてて.で,なかなか一向に眠れなくてですね.
- 東山
- なかなか一向に寝れなんかった?
- 光一
- 改まってるね,今日.
- 剛
- 今日はもうね,ちょっと賢くいっとかなあかんと思うて.
- 光一
- どうですか?こうやって後輩と一緒に出るっていうのは.
- 東山
- いや,けっこう楽しみでしたよ.
- 光一
- あ,本当ですか.
- 剛
- ありがとうございます.
- 東山
- 特にね,やっぱりKinkiっていうことがね.ずいぶん下じゃないですか,僕らから見たら.13歳下かな?
- 光一
- そうですね.僕,19歳なんで.
- 錦織
- あんまり言わないでよ,東.見てる人わかんないんだから.「二つか三つ違うのかな?」って思ってるだけなんだから.
- 光一
- 芸能界に入ってどれぐらいになります?
- 東山
- 芸能界に入って?3人でグループ結成してからは,もう30……じゃないや.
- 光一
- 結成30年?
- 植草
- 30年やったらすごいじゃないの.
- 東山
- いや,16年?
- 光一
- 結成16年っていうことは,僕たちが3歳の頃ですね.
- 剛
- そうですよ.
- 植草
- ちょっと待って.15ぐらいからやってるから,16年か.
- 東山
- そう.足し算大丈夫か?
- 光一
- 僕が3歳の頃に,もう少年隊として.
- 剛
- 七五三行ってた時ですよね.
- 光一
- 本当にもうジュニアなんか,本当に10歳とか11歳とかいるんで,生まれる前からもうやってらっしゃったんですよね.
- 東山
- うん.でも,そんなこと言ったらね,拓郎さんはどうなっちゃうの?
- 光一
- 拓郎さんは結成何年ですか?
- 剛
- 結成て?
- 吉田
- さっきパスポート書かされてさ,そこに書いてあったんだよね.「何年今の職業に就いてるか」って言われて,わかんなかったですよ.27〜8.
- 剛
- すごいですね,17〜8年.
- 吉田
- そういう話,つまんないね.
- 光一
- そうですか?まあ本当に僕らなんかは,少年隊の皆さんの歌なんかね,けっこうコンサートでやらせていただいたり,テレビでもやらせていただいたりしてるんですけど.後輩が自分たちの歌を歌うっていうのはどう思います?
- 東山
- いや,嬉しいですよ.
- 光一
- そうですか?
- 錦織
- っていうか,俺たちが歌う歌がなくなっちゃうなと思って.どんどんなくなっちゃうんだ.
- 光一
- 例えば僕たちのファンがですね,僕たちが歌った曲を少年隊の皆さんがオリジナルで歌うじゃないですか.そしたら「あ,Kinkiの歌を歌ってる」って少年隊の皆さんが思われちゃうかもしれないんですよ.
- 東山
- いや,もうすでに思われてる.
- 錦織
- 思われてる.
- 剛
- ちっちゃい人とかね,やっぱり.
- 東山
- いや,でもね,やっぱりKinkiのファンの人とかが歌ってくれたりすると,僕らとしても嬉しいです,やっぱり.
- 光一
- そうですか.ありがとうございます.
- 剛
- ありがとうございます.
- 東山
- またね,同じ踊りをやってくれるとね,自分で見れない分,また自分を反映してるというか,見れるんですごく嬉しいしね.
- 錦織
- まあ,それ以上に僕は,もっと自分で歌いたけどね.
- 光一
- そうですね,まあ本当に.
- 錦織
- なかなかだから今までさ,歌番組もそんなに出なかったから.やっぱりああいう出方して,マイク持って歌うって緊張するよね,やっぱりテレビはね.
- 光一
- あ,緊張されます?
- 錦織
- うん.
- 光一
- コンサートを最近またやったじゃないですか.
- 錦織
- それはでも一緒にね,ジャニーズ祭の時に.
- 光一
- 一緒にやらせていただいたんですけど.
- 剛
- 僕ら少年隊さんのコンサートを見てる時は,いちばん前でね.
- 光一
- いちばん前で見させていただいたんですけど.
- 東山
- うん,赤坂と.太一と見てくれてね.5人そろうと,なんかね,こっちもね.
- 錦織
- そう,やってるほうも緊張するんだよね.
- 光一
- やっぱり緊張するんですか?
- 東山
- うん,なんかね,変な意識はあるね.だから,その時に植草はチャック開けたままで踊ってたんだよ.
- 光一
- そうなんですよ.
- 植草
- あれ,光一が教えてくれたんだっけ?
- 光一
- あの,最初,多分,TOKIOの太一君が気付いたんですよ.
- 剛
- 太一君.
- 植草
- それで,そこらへんでゲラゲラ笑ってるのよ.だから,「そんなに俺たちのコンサートって面白いのかな?」って自分では思ってたんだけど,なんか様子が違うから「どうしたの?」って聞いたら,「チャック開けっぱなしですよ」って.
- 光一
- もうすごい「仮面舞踏会」とかメチャクチャかっこ良かったですよ.
- 剛
- メチャクチャかっこよくて,バーンと終わってMCに入って.
- 光一
- MCに入ったら,なんか「あれ?開いてるわ」思いまして.
- 植草
- じゃあ,俺ずっと開けっぱなしで踊ってたんだね.
- 剛
- っていうことですよね.けっこうあれ長かったですよね.
- 光一
- 長かった.
- 植草
- けっこう長かった.
- 剛
- あの衣装になって長かったですものね.
- 植草
- だから,延々10分ぐらいは踊ってたね.
- 剛
- 10分ぐらいは開いたまんまですよね.
- 植草
- 開いたり閉じたり,開いたり閉じたり.
- 剛
- もう回転ですよね,ずっと.
- 植草
- 途中,モザイクが入っちゃったかもしれない.
- 光一
- あれですか?植草君だけじゃなくて,チャック開いてたことって.
- 錦織
- あるある.
- 東山
- ある.
- 光一
- ありますか?あ,やっぱりみんなあるんですね.
- 剛
- みんなあるね.
- 光一
- 安心です,僕も.
- 剛
- でも光一は,MCがだいたい僕らのコンサート2回入れてるんですけども,1回目も2回目も開けてたんですよ.
- 東山
- 好きなの?開けるのが.
- 光一
- まあ,やっぱりあの,ファンサービスと言いますか.やっぱり僕,隠しきれない.
- 剛
- 一回注意したのにもかかわらず,2回目開けてるってすごいことですよね.
- 錦織
- もうそんだけしょっちゅう開けてたことがあるっていうことは,1回ぐらい出てたこともあるだろ?「こんにちは! 皆さん!!」みたいな感じで.
- 光一
- いや,でも噂はありました.僕らが光GENJIのバックやってた時ですかね.それで,僕らなんかボクシングやらされたんですよ.で,ボクシングのパンツ一丁でやってたんですよ.そしたら,その隙間からなんか見えてたらしいですね.
- 剛
- っていう噂が.
- 光一
- 噂がちょっと.
- 東山
- そういうなんかコンサートの失敗談とかってある?
- 剛
- 光一はいっぱいあるんですよ.
- 光一
- ステージからモロに落ちたり.
- 東山
- なんか逆の感じするけどな,なんか.
- 剛
- そうなんですけど,光一はけっこう.
- 光一
- けっこう僕,「うらぁ!!」ってタイプなんです.
- 東山
- え?
- 錦織
- 殴っちゃうの?人をすぐ.
- 光一
- いや,そういうことじゃないんですけど.
- 東山
- 勢いでガーッといくタイプね.
- 光一
- ぶっ飛んじゃうっていいますか,もうコンサートに夢中って言いますか.
- 東山
- なるほどね.
- 光一
- だから,ロックでクァーッ前出ていったら,そのままズドーン落ちたり.
- 剛
- なんか振り間違えてもあんまり気付かないで,そのままやるんですよ.
- 光一
- いや,それはごまかしてやな.
- 植草
- なんか俺と通じるものがあるかもしれない.
- 剛
- だから,困るんですよ.バァーッて踊ってて「あれ?間違ってるぞ」と思うから,「じゃあ,僕もそれに合わせようか」ってそれに合わすんですけど.
- 東山
- でも,まだ二人だから,一人また違う振りやっても,「それはそういう振りなのか」って思うでしょ.僕ら3人の場合は,やっぱり一人あれだと目立つんだよ.二人が同じだから.
- 剛
- 二人が同じで,一人が間違えてると.
- 光一
- そうですよね.
- 植草
- 一人って俺みたいな言い方するけど,おまえそれやめろよ,それ.
- 錦織
- たまに俺と東がね,偶然二人いっぺんに間違う時もあるんだ.そうすると,植草が合ってるんだけど,でも,見てるお客さん暖かいから,間違ったのは植草だと思ってて.
- 光一
- いつからそういうキャラクターになっちゃったんですかね?
- 植草
- 誰?俺?もう結成当初からだね.もういきなり最初から.いきなり最初に俊ちゃんとマッチのコンサートで俺たちバックで踊ったことがあるんだけども,その時に振りの中でね,オープニングでいきなりバック転をやるっていうのがあったの.まだ俺出来なかったの.で,「どうしよう?もういいや,ぶっつけ本番で.出来なくてもいいや」と思って,毎回いつも頭から刺さってたもん.「もういいや.やっちゃえ!」ガーンって.けっこうそれで笑われてて,かなりみんなの笑いものになってたんですよ.
- 東山
- だから植草の頭さわると,平らになってる.
- 植草
- その当時のが残ってて.
- 錦織
- 何回もガンガンぶつけてるでょ.それからぶっつけ本番って言葉が流行って.
- 光一
- なるほど.
- 植草
- だから,衣装の早替えなんかもあるじゃない,俺たち.けっこう伝統の早替えがね.
- 剛
- ありますよね.
- 植草
- あれでもね,一番最初に初めてその早替えのズボンをはかされた時があったの.で,3人着替えてて,3人終わったらすぐにトシちゃんのを俺がやりに行かなきゃいけなかったわけよ.
- 光一
- あ,手伝いに.
- 植草
- 手伝いに.トシちゃんのズボンを脱がさなきゃいけなかった.その時に,脱げなかったんだ,俺.
- 東山
- ちょっと前に行ってやってあげなさいよ.
- 植草
- まずトシちゃんがここで踊ってるでしょ.
- 東山
- まず植草は,自分のズボンを脱がなきゃいけないの.
- 植草
- 俺たちは後ろで,引っ張ったけど,まず脱げない.「どうしよう?」.そしたらとっさに考えることは,普通に脱ごうと思うじゃない.
- 剛
- そうですよね.
- 植草
- で,そうやって脱ごうと思うんだけど,靴はいてるからズボンが脱げないんだよ.で,もう足首のとこにズボンが引っ掛かったままの状態で,「いけね.トシちゃんに怒られる」って思った.で,このまま「どうしよう?どうしよう?」なにしろ脱がしに行かなきゃいけない.「脱がさないと怒られる」と思ったから,その格好のまま.
- 剛
- あれ緊張しますよね.
- 光一
- やっぱりハプニングいろいろあるんですね.
- 東山
- 拓郎さんも何かありますか?
- 吉田
- いや,みんなジャニーズ?
- 光一
- そうですよ.
- 剛
- ジャニーズです,いちおう.拓郎さん,なんか失敗談ないですか?
- 吉田
- いや,僕はぜんぜんないです.完璧ですから.
- 光一
- 完璧.
- 吉田
- ええ.
- 剛
- ♪下駄を鳴らして〜って来て,チャック開いてたりとかってないですか?
- 吉田
- チャックはステージじゃなくて,普段が多いですよね.
- 光一
- 普段から開けてるんですか.まあでも,剛なんかもぜんぜんバック転出来ないんですよ.
- 東山
- 今でも?
- 剛
- 出来ないです.
- 光一
- だから,僕とジュニアの子がクロスでバック転するんですけど,その真ん中で剛がジャンプしてるんですよ.
- 東山
- 同じ.
- 剛
- いや,でも,そういう役目もやっぱり必要なんです.
- 東山
- そうそう,本当にね.
- 剛
- 相方を立てるという意味で.
- 光一
- 立ててんのか?ただ出来へんだけやろ.
- 植草
- 俺,それ今度使わせてもらうわ.相方を立てる.
- 剛
- 立てるんです.僕がやっぱり出来ちゃうと,なんかなんて言うんですかね?やっぱり常に相方思いで立ててすかんと.
- 光一
- 植草さんはお二人を立ててるんですか?
- 植草
- いつも立ててるんです.で,俺が失敗しちゃうんだ.で,立てすぎちゃってワンテンポずれちゃうんだね.
- 錦織
- ワンテンポならね.ワンテンポずれるぐらいならまだいいよ.最近はね,1曲ずれてるこがあるから.
- 植草
- いや,よく効果音とかあるじゃん,ドーン! とかいう.ああいう音が出ると,俺,弱いのよ.
- 剛
- 僕もあれ,絶対に心臓に悪いですよね.
- 植草
- 悪い.あれとか音が出ちゃうと,振りとか全部飛んじゃうわけ.で,前に「ヒットスタジオ」っていう番組に出た時も,一番最初に音が始まる前にドーン!! っていうのがあったわけ.その瞬間にパッと忘れちゃって,二人はもう踊ってるわけ.あ,ジャニーズ全員で踊ってたんだ,あの時.あの時,光GENJIとか後ろでみんなで踊ってる時に.で,俺だけドーン!! で忘れちゃったもんだから,ずっと二人オープニングで踊ってるのに,俺だけ立って手拍子してたことがあったね.
- 剛
- あれはね.
- 光一
- いろいろやっぱりハプニングはありますよね.
- 剛
- ありますよね.
- 光一
- 昔あの,拓郎さんの髪形なんかは,すごくマッチ棒みたいな時期があったんですけども,昔,錦織さんもちょっとマッチ棒の時ありませんでした?
- 東山
- 錦はいろんな頭してるよね.
- 錦織
- 僕,マッチ棒っていうか,どっちかっていうと耳かきのかかないほう.わかる?
- 光一
- フワフワのほうですね.
- 錦織
- そうそう.あれだったのね.
- 光一
- 「じれったいね」かなんか,そういう時期でしたかね.
- 錦織
- そうね.あの頃,自分でセットの仕方も知らないのに,ただパーマかければいいと思ってたからね.
- 植草
- 錦がいちばん髪形変ってるよね.いろんな髪形してるから.
- 剛
- そうですよね,錦織さんは.
- 錦織
- 舞台やるとね.
- 光一
- やっぱり黒人になったり白人になったり.
- 錦織
- アフロヘアやったりとかしましたからね.ただあの,時代劇だけは地毛で出来なかったね.
- 剛
- それは普段もハゲてるとやっぱりダメですもんね.
- 錦織
- みっともないよね.よっぽど襟足長くないと.
- 光一
- まあ,僕たちもKinkiKidsっていう名前,Kidsですから「子供たち」っていう意味があるんですけども,少年隊の皆さんも「少年」隊じゃないですか.まあ,あの,いつまで少年隊なんでしょう?
- 東山
- ずっとでしょ.
- 光一
- あ,これはもうずっと.
- 東山
- うん.
- 光一
- 素晴しいですね.
- 東山
- やっぱり少年イコール真っ白.まだ染まってない.まあだから初心忘るべからずという意味がこの中には含まれているんですよ.
- 植草
- 本当かよ?
- 東山
- 今,思い付いたんですけど.
- 植草
- 俺は初めて聞いたよ,そんなこと.
- 光一
- でも,なんか僕らからしたら少年隊っていうのは,ただそういう少年っていう意味じゃなくて,一つのグループとして固まったものがあるんで,違和感はぜんぜんないですけどね.
- 東山
- だから本当ね,よく言うんですけど,ビーチボーイズがいたりとかね,かしまし娘がいたりとかするじゃないですか.少年隊でずっとやってても.
- 剛
- あ,拓郎さんヒットですね.ヒットしました.
- 光一
- かなりヒットしましたね.
- 東山
- けっこうこういうことってね,真面目な顔で言うとね,みんな「ほお」って聞くんだけどね.
- 光一
- まああの,よくグループ名でその「少年」とかをとってグループ名にしちゃったりすることあるじゃないですか.
- 錦織
- 「少年」とっちゃったら,俺たちただの「隊」だよ.無責任なこと言わないでよ.久し振りにこういう番組出たんだから.
- 剛
- 魚になっちゃいますね.
- 植草
- 「隊」じゃおかしいな,それ.
- 光一
- 僕らもKinkiになるわけですから,魚同士ですね.
- 東山
- そうだな.
- 剛
- そうですね.魚介類じゃないですか.
- 東山
- 「シーフード」っていうグループ作ろうか.
- 光一
- いいですね.
- 剛
- いいですね,なんかそれね.
- 錦織
- 5人組で?
- 東山
- シーフード.
- 光一
- まあ,僕らもいつまでもKinkiKidsでね.
- 剛
- そうですね.50になってもKinkiKidsでやっていこうかなと.
- 光一
- そうやね.
- 東山
- 頑張りましょう.では,次はLOVELOVEなものを.
- 光一
- LOVELOVEなものいきますか.
- 剛
- 進行までしていただいてありがとうございます.
- 光一
- デジタルスチルカメラで.
- 剛
- いろんなものを撮ってきい下さったって聞いてるんですけれども.
- 錦織
- このカメラ,僕がうちで使ってるのと同じやつ.
- 光一
- あ,そうなんですか?
- 剛
- あ,そうなんですか?
- 光一
- Panasonicです.
- 錦織
- 僕はもうPanasonicのばっかりなんです.
- 植草
- 誰も聞いてない,誰も聞いてない.
- 光一
- そうやって何かもらおうとしてません?
- 錦織
- もう電気製品全部.ラジカセからカメラから洗濯機,冷蔵庫.
- 光一
- ないと思うんですけどね.こちらは?
- 剛
- 釣の?
- 植草
- ルアー.
- 光一
- これはどなたの?
- 植草
- 僕はバス釣りやってるんですよ.
- 光一
- あ,植草さんが.
- 植草
- で,バス釣りでこういうルアーを使ってやるんで,僕,好きなんでね,こういうの集めたりするのも.
- 光一
- ルアー集めが?
- 植草
- ルアー集めすることも楽しいし,また釣りに行くことも楽しい,みたいな.
- 光一
- どのへんに行くんですか?釣りは.
- 植草
- 僕は霞ヶ浦っていうところなんですけど.
- 光一
- 霞ヶ浦.海釣り?川釣り?
- 植草
- 霞ヶ浦だから,湖ですね.
- 光一
- 湖釣り.
- 植草
- びっくりしちゃったなぁ.
- 剛
- すいません.
- 錦織
- もうルアーでは,これ以上話しがふくらみませんね.いいですね?次にいきましょう.
- 光一
- これ,何ですか?
- 剛
- このお風呂セットは何なんでしょうか?
- 錦織
- あのね,これは僕,先日知り合いにもらったんですよ.
- 光一
- 「錦織一清」って書いてますね.
- 錦織
- はい,焼き印が押してあるんじゃないですかね.僕,お風呂好きなんでね,お風呂セット.特に椅子が好きでね.
- 光一
- 椅子が?拓郎さん,なにウケてんですか?
- 錦織
- あの椅子,普通の椅子じゃないですか.
- 光一
- 普通ですよね.
- 植草
- 何か意味あり気なんだよ,椅子好きだとかさ.
- 錦織
- だいたいほら,ジャニーズ事務所のタレントは,みんなシャワーを立った状態で浴びるかなって思われてるんですよ.僕ね,意外とああいうのね,座ってね,地味に.それを知ってる方はよくくれるんですよね.で,プラスティックの洗面器がダメで.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 錦織
- どうしても置いた時にカポーンっていう音がしないと.
- 光一
- いいですね.
- 剛
- なるほどね.
- 錦織
- どっちかっていうと.わざわざアコースティックなやつをね.
- 光一
- アコースティック.
- 剛
- エレキじゃなくアコースティック.
- 光一
- なるほど.これは錦織さん宅のお風呂ですか?
- 錦織
- あ,これは違うんです.これは,このあいだの宝塚劇場の時に贈り物してくれた方がいたんで,宝塚歌劇の劇場のお風呂で撮らせてもらったんですけど.
- 光一
- そうですか,お風呂好き.
- 剛
- お風呂いいですよね.
- 光一
- 僕も好きですね.
- 剛
- グレープフルーツの皮を入れて入ると,またこれがいいんですよ.
- 錦織
- グレープフルーツの皮?
- 光一
- あ,そう?
- 東山
- 俺は柚なんだけどね.
- 剛
- あ,柚ですか.リラックスするんですよね,ああいう皮を入れると.
- 錦織
- バスタブは何?うちはね,Panasonic.もうお風呂セットで話は広がらないですか?
- 剛
- そうですね,次に.
- 光一
- あ,これは!?
- 東山
- あの植草のほうがよっぽど変.
- 光一
- 僕,ちょっと気になることがあるんですけど,「ニシキオ・リー」になってますよ.
- 錦織
- あ,これは僕のペンネーム.
- 光一
- ペンネームなんですか?
- 錦織
- 曲とか作った時の.まだ世の中にはその曲は出てないんだけどね.
- 光一
- これは?
- 錦織
- 僕,ブルース・リー好きなんで.
- 剛
- ジークンドーですよね.
- 錦織
- はい,ジークンドーのほうもやってるんですけども.まあ,これも知ってる方いるんでしょうね.
- 光一
- 武術.ちょっと剛,教わったら?
- 剛
- そうですね.何かありますかね?
- 光一
- なんか教わることってあります?
- 東山
- 絶対なんかやるよ.
- 錦織
- だからあの,これは護身にも役に立つと思うんですけど.例えばじゃあ,僕のを手を,僕が歩いてるとして,手を引っ張って.多分,女性でやられる人いると思うんですけど,ちょっと引っ張ってみて.これ,護身にはいいと思うよ.歩いたら引っ張って下さい.つかまれたら,「助けてー!!」.
- 剛
- ありがとうございます.それはそうですよね.
- 錦織
- 道場ではね,こんな練習ばっかりやってるから.もう道場にいる人たち,みんな「助けて!!」って言ってるから,周り通る人は,「あそこ何やってるんだろう?」って.
- 光一
- それ,武術ですかね?
- 東山
- やっぱり反射神経とか関係してくるだろうから.
- 錦織
- 普通,つかまれるとウッて.
- 剛
- 喉,締まっちゃう時ありますからね.発声の練習からいって.
- 錦織
- ええ.僕もまだ日が浅いんで.
- 光一
- それ,すごい武術ですね.
- 剛
- いちばん有効でしょうね.
- 光一
- 有効,有効.なるほど.
- 剛
- 大事なことですから.
- 光一
- そうですね.
- 錦織
- もう辛くなってきましたね.
- 光一
- じゃあ,続いていきましょう.
- 剛
- これはスノボ?
- 植草
- スノボ.
- 光一
- スノーボード.
- 植草
- 僕,やってるんですよ.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 植草
- で,やっとちょっとワン・エイティーとかね,出来るようになったんでね.
- 光一
- すごいですね.
- 錦織
- それはすごいですね.じゃあ,次いきましょう.
- 光一
- いっちゃうんですか?
- 錦織
- まだやります?
- 植草
- もういいよ.もういい,もういい.どうぞ.
- 錦織
- いいですよ,なんか.
- 植草
- いいですよ,次.
- 剛
- ワン・エイティーすごいですよね.
- 植草
- スノーボードね,まあそんなもんですわ.次いきましょう.
- 錦織
- 「そんなもんですわ」って.
- 東山
- どこの人だよ?
- 光一
- こちらは,カミング・センチュリーの3人と.これも宝塚劇場ですね.
- 錦織
- そうですね.カミセンの3人もいたんですけど,カミセンのほうがいいって.
- 光一
- なんでですの?
- 錦織
- カミセンの人たちは,あんまり会う機会がなくて.このあいだの宝塚劇場の時にね.
- 東山
- 植草,バスローブが黄色ってすごいね.
- 植草
- 黄色,嫌いなんですけどね.
- 東山
- 腕組んじっゃてるのがすごいね.
- 植草
- オヤジみたいだね.
- 光一
- あ,僕でございます.
- 錦織
- これは打ち上げですね.
- 剛
- 一番右の人,誰ですか?
- 錦織
- 多分,道具さんが酔っ払って.
- 剛
- いえいえ,錦織さんですよね?
- 東山
- あれはなに?錦,「助けて!」って言ってんの?
- 錦織
- そうそう.
- 光一
- これも打ち上げで.
- 剛
- 打ち上げて撮りまして.
- 光一
- 宝塚劇場ファイナルの時の.この時なんか東山さん,腕を怪我されたかなんか.
- 東山
- で,病院行ってちょうどいなかったんですけどね.
- 光一
- そうなんですけどね.
- 東山
- ぜんぜん大丈夫でした.
- 光一
- 大丈夫でした.
- 東山
- 何てことなかった.びっくりしちゃった,自分で.
- 光一
- なら良かったんですけど.これは?
- 東山
- これはね,足指元気君っていうね.
- 光一
- 足指元気君?
- 東山
- 僕が愛用して.これはもう,一日一回はやらないと,僕はダメになるんですよ.
- 光一
- 東山さんが?
- 錦織
- これ,どうやって使うの?
- 東山
- 足の指に全部入れて広げて.僕は外反拇指なんですよ,すごい.
- 剛
- 広げて,家ではいて?
- 東山
- ずっとあれで.だから,友達来るとびっくりするね,だいたいね.「いらっしゃい」とか行くと,足が広がっちゃったまんまだから.
- 光一
- なんか東山さんなんかね,もう家でもバシッとしてそうな.
- 錦織
- 家だとほら,ピンヒールだから外反拇指.
- 東山
- それとやっぱり踊りをやってるとね,どうても疲れるんでね,広げてリラックスして.まあ,次の日のために広げて.
- 光一
- なるほど.
- 剛
- なるほど,すごいですね.あ,ミッキーの椅子.
- 光一
- これは,ミッキーマウスのソファ?これは東山さんの家で?
- 東山
- そうですね.剛は遊びに来てくれたことがあるんですけどね.
- 剛
- はい,一回.カッコいいですよ.松茸御飯を御馳走して下さったんですけど.
- 錦織
- え?東,あれに座って松茸御飯食べたの?
- 剛
- あれに座られて,「おい剛,松茸御飯ちゃんと食べろよ」って指示をいろいろ出していただきまして.それで僕はいただいたんですけども.
- 東山
- 僕はミッキーマウスっていうのは大好きで.
- 光一
- あ,好きなんですか.
- 剛
- すごいですよね,これ.
- 東山
- やっぱりエンターテイメントとしては最高のスターだし.だから,そういうとこから学ぶとこが多いんですよ.
- 光一
- ミッキーマウスから学ぶ.やっぱり東山さんの動きはミッキーマウスから来てるんですか?
- 東山
- そうなんですよ.だから,次,もしテレビで僕のこと見かけた時には,髪の毛を耳の形にふくらませてね,ミッキーみたいにしようかなって.
- 光一
- そういえば,東山さんに家具をいただく約束をしたんですが,まだちょっと待って下さい.いずれいただきに行きますんで.
- 植草
- これ?
- 光一
- いや,これじゃないですけども.
- 東山
- 剛にはね.
- 剛
- 僕,たくさんいただきました.
- 植草
- これもらえばいいじゃん,これ.この椅子.
- 光一
- これはやっぱり東山さんミッキーマウスがお好きで.
- 植草
- いや,東は太っ腹だからくれるよ.
- 東山
- ……うん.
- 光一
- その「うん」ってなんか.
- 東山
- うん,いいだろ?
- 剛
- 可愛いですね.
- 光一
- これは?
- 東山
- 僕は映画のポスターが好きでね.
- 光一
- これはオードリー・ヘップバーンですね.
- 東山
- 「パリの恋人」っていうやつで.昔の,その当時のポスターをしばらく凝ってね,集めてたんですよ.この後,何枚か出てくんですけど.
- 錦織
- そろそろ東んちの風呂桶が出る番ですね.
- 東山
- これは「風とともに去りぬ」.
- 光一
- なんかすごいアートなお宅ですね.
- 東山
- うん,そうなの.
- 植草
- 言い切っちゃうところがすごいよね,東ね.
- 光一
- これはなんですか?
- 東山
- これは時計なんですけどね.
- 光一
- 時計ですか?これ.
- 東山
- LOVELOVEなものでしょ.自分が気に入ってる時計.
- 植草
- これはどういう時計なの?
- 剛
- いろいろ人間が動いてるんですよね.
- 東山
- いろいろ働いて動いて.
- 錦織
- これ,ちゃんと時間がわかる時計なんですか?
- 東山
- もちろん.
- 光一
- じゃないと時計じゃないですよね.
- 剛
- わかんないと意味ないじゃないですか.
- 錦織
- わかる?だってこれ.
- 剛
- 4時36分ぐらいですか?
- 東山
- いや,7時35分だね.
- 光一
- ぜんぜんちゃうがね,君.
- 錦織
- 俺,1時5分に見えるんだけど.
- 光一
- これ,すごいですね.
- 東山
- これがきっかけで「マスク」というミュージカルが出来たんだよ.
- 光一
- あ,少年隊の皆さんがやってらした.
- 東山
- そう.僕がベネツィア行った時に,このマスクともう一つ錦が使ってたマスクを二つ買ってきたのよ.それで,一個をジャニーさんにプレゼントして.そしたら「これを使おう」ということになって.
- 光一
- あ,ジャニーさんちにありました,ありました.
- 剛
- ありました.
- 東山
- それで錦が使って.あれは,俺が自腹切って買ってきたやつなんだ,本当は.
- 光一
- みんなさわってボロボロになってましたよ,でも.
- 東山
- そう.だから,これだけは一個ね,その時の思い出にとってありますね.
- 剛
- 綺麗に残ってますね.
- 光一
- すごいですね,これは.
- 東山
- ね,アートなお宅でしょ.
- 剛
- すごいアートですね.
- 光一
- アートなお宅ですね.
- 錦織
- あれを裏返すと洗面器になってるっていうことはないよね?
- 東山
- 僕の洗面器は,ちょっと錦のとは違います.
- 錦織
- そういうことじゃないよね.
- 光一
- なんかいろいろ骨董品が.
- 東山
- 骨董品じゃないのよ,これ.これは灰皿.
- 光一
- 灰皿ですか.
- 東山
- しばらくなんか,そういうものを集めるのが好きでね.
- 錦織
- キラキラしたものばっかり東のうちに行ったらあるね.なんか六本木の怪しい店みたい.部屋の中どうなってるんだろう?って.
- 東山
- ミッキーマウスがあったりね.
- 植草
- いろんな部屋があるの?その趣味に合わせた部屋が.
- 東山
- そう.
- 植草
- すごい部屋だね.
- 錦織
- 東の部屋,まだ滝はないでしょ?
- 光一
- 滝があったらすごいです.
- 剛
- 滝があったらすごいですね.
- 東山
- いや,作ろうかなと思ったんだけどね.
- 植草
- あ,すごいな.
- 東山
- これは,ダリっていう人がいて.
- 錦織
- ダリ(誰)?
- 植草
- やめろよ.
- 東山
- ダリっていう人がいてね,その人が作ったやつを.
- 植草
- これはバラバラになるんだよね?確かね.この後ろの石のやつ.
- 東山
- あ,あれはくっ付けちゃいました,でも.
- 植草
- くっ付けちゃったんだ.俺,一回あれ取っちゃったことあるんだよね,でも.行った時に.
- 東山
- 「やめろよ」って.植草が取るからバラバラになっちゃうんだ.で,「これは次に来られた時に大変だ」と思って,全部セメダインでくっ付けちゃった.
- 植草
- なに?これ.
- 東山
- これはピエロ.
- 光一
- これは誰かがピエロになってるんですか?
- 東山
- ううん.これはこういう置物が.
- 植草
- これ大きいの?けっこう.
- 東山
- 40〜50cmぐらいかな.
- 光一
- あ,そんなもんなんですか.
- 錦織
- 俺もミッキーマウスのソファぐらいでかいのかと思った.東が「おい,松茸御飯食ってけ」って,あれに座って言ったら剛が向かいに座ってて「はい」って返事したのかと思った.違うんだ.
- 光一
- なんか,ほんまにいろいろたくさん.
- 東山
- 今度,遊びにこいよ,光一.
- 光一
- あ,ぜひ呼んで下さい.
- 植草
- なんで俺は呼んでくれないんだよ?
- 錦織
- バラバラにするからだよ.
- 植草
- あ,そうかそうか.
- 光一
- あ,すごいですね.本当すごいですね.
- 錦織
- これはあれでしょ?もちろん北島三郎さんちでしょ?これはまさか東んちじゃないと思うよ.
- 東山
- いや,俺んちなんだ.
- 錦織
- あ,東んちなの?
- 光一
- すごいですね.
- 植草
- どういう家なんだろうなぁ?
- 東山
- こういうのが好きなんだ,俺ね.
- 植草
- わかんないよ.だって,なんか趣味がバラバラじゃない,なんか一個一個.一個一個とるといいんだけど,全部かき集めると「どういう家なんだろう?」って.
- 東山
- まあ,一回見においでよ.
- 植草
- あ,行くわ行くわ.
- 東山
- けっこう面白いよ.
- 光一
- 少年隊の皆さん,3人で遊びに行ったりすることは,今はないんですか?
- 植草
- ないね.
- 東山
- あんまりないね.
- 光一
- ないですか.昔は?
- 植草
- 昔もないね.
- 光一
- ないですか.まあ,僕らもないからね.
- 錦織
- っていうか,こっそり植草がうちに物を盗みに来ることはあるけど.東んちのがいいだろ.おまえ東んち行けよ.
- 植草
- 錦んちには行ったことはあるんだけどね,東んちは行ったことないんだ,俺.ね?
- 東山
- うん,ないね.
- 植草
- でも,崩しに行った時があったけど.
- 光一
- 今でも喧嘩ってされます?
- 錦織
- するよ.
- 光一
- します?
- 東山
- いや,俺はしてるつもりはないんだけどね.
- 錦織
- 今,俺と植草,喧嘩中.今,仕事 だから喋ってるけど,今,喧嘩中.ちょっと許せないこと一個あってね.
- 光一
- 気になりますね.
- 植草
- あ,これもすごいですね.どういう家?これは何ですか.
- 東山
- これはね,僕,午年なんですよ.
- 光一
- 拓郎さん,かなりヒットですよ.
- 剛
- 笑ってるねぇ.
- 光一
- どうしたんですか?拓郎さん.
- 東山
- 何かおかしかったかな?俺.
- 光一
- どうしたんですか?拓郎さん.
- 吉田
- もう俺いらない.
- 光一
- もういらないんですか?
- 吉田
- もう十分だよ,これ.
- 東山
- 次,なんだっけな?
- 光一
- なんでいきなりこれなんですか?
- 東山
- いや,ファンの方がくれるじゃん,こういうの.
- 植草
- おまえなんかさ,バラバラだぞ,本当に.なぁ.これだけ浮いてない?
- 東山
- うん.だからね,隅のほうに置いてあるから.
- 錦織
- こうなると,そろそろ桶が出てくる頃だ.
- 光一
- 風呂桶が.
- 錦織
- そろそろ出てくるぞ.そろそろ掛け軸とか.期待しちゃおうぜ.
- 光一
- これは?
- 錦織
- 東,東,魚座だったっけ?
- 光一
- 違いますよ,これは植草さんの.拓郎さん,席に戻って下さいよ.
- 篠原
- どっこいしょ.はい,どうぞ.喉が乾いていませんか?
- 東山
- これ,もったいないからさ,30分だと.
- 光一
- もったいないですね,本当に.
- 東山
- 2時間のスペシャル番組で放送しようよ.
- 光一
- 本当そうですよね.
- 錦織
- 東んちからやろう,東んちから.
- 光一
- 東山さんの家から中継で.
- 剛
- いいですね,それね.東山さん宅から生中継で.
- 東山
- いいねぇ.
- 篠原
- 皆さん喉は乾いていませんか?
- 錦織
- まだある.
- 篠原
- まだありますか.冷たくしないで下さい.ね,東山さん.
- 東山
- うん.
- 篠原
- もうドキドキです.
- 光一
- なんや?おまえ.目がちょっと違うぞ.
- 篠原
- そんなことないですよ.東山さん,何かあったらいつでも言って下さい.
- 東山
- ありがとう.
- 篠原
- いつでもいいですからね.錦織さんなにか.
- 錦織
- あ,まだある.
- 篠原
- はい,わかりました.篠原でした.また会いましょうね.
- 光一
- もちろんシノラーとは初めて?
- 東山
- うん,初めて.
- 光一
- どうです?
- 東山
- いや,僕ね,好きだったの.
- 篠原
- え?なんですか!?お呼びになりましたか?
- 錦織
- だって,東んちにありそうな感じするからね.
- 植草
- あるある.あるわ.
- 光一
- そうですね.
- 吉田
- そうか.
- 篠原
- なんですか?そんなものみたいに.
- 剛
- 玄関開けて,すぐ横の棚とかのそのあたりですね.
- 光一
- それはありそうやね.
- 東山
- いや,欲しいな,でもね.
- 篠原
- あ,もういつでもお側にいますよ.あ,いい関係になってしまいましたね.はい,いつでも呼んで下さいね,篠原でした.
- 光一
- はい,どうも.さあ,それではこのへんでガチャガチャマシーンに行きますか.この中にいろんな質問が入ってるんですよ.これにお答えいただきたいと思います.
- 東山
- もう俺んちはどうなってんだ?とかいう質問はないよね?
- 光一
- あ,もうないと思います.
- 剛
- これをじゃあ,回していただけますか?
- 東山
- 俺から?
- 光一
- はい.さあ,どんな質問が入ってるんでしょうかね.「一生アイドル宣言をして欲しい少年隊の3人に質問です.アイドルって気持ちいいと思った最高の経験を教えて下さい」.
- 東山
- やっぱりステージに立ってる時かな.
- 光一
- そうですよね.本当に少年隊の皆さんのステージなんかになると,アイドルじゃなくて,やっぱりすごいですよね.
- 東山
- 「キャー」と言われるよりも,自分が自信のある踊りとか,作ってきたものとかを見てもらった時に,シーンとなる瞬間があるんだけど,そういうのがあった時には,ものすごくね.
- 光一
- 僕たちもね,見に行った時,もう見惚れてましたからね.
- 剛
- 見ちゃいますよね,ずっと.
- 光一
- キャーって言うよりもカーッと見ちゃんですけどね.かなり勉強させていただいて.そういう時が一番ね,「やっぱりやってて良かったな」って思う瞬間だね.
- 光一
- やっぱり錦織さんなんかも,もう歌で♪あぁ〜歌ってますからね.
- 錦織
- 引っ張って引っ張ってね,カッコよく登場して,10分20分ガンガン歌で引っ張って,MCで喋りだした時が一番気持ちいい.
- 光一
- やっぱり錦織さんはMCが.
- 剛
- MCが一番.
- 錦織
- 「この仕事やってて良かったな」とか思っちゃう感じ.
- 光一
- すごいですよね.すごいMC長いですもんね.
- 錦織
- 長いよね,長い.
- 剛
- 多分,ジャニーズ事務所でいちばん長いMCを.
- 光一
- そう思いますね.
- 剛
- Kinkiは多分2番目ぐらいなんですけど.
- 東山
- 僕ら1時間反から2時間ぐらい喋ってる時あるからね.
- 剛
- それはでも,すごいですよね.
- 光一
- 「さあ,それでは次に歌にいきましょうか」って言ったら「ええ!?」って言われたことがあるって聞いたんことがあるですけど.
- 剛
- それももなんか失礼ですよね.
- 植草
- 歌2曲ぐらいで終わったことあるもん.うそうそ.だけどね,本当,2時間でも3時間でも錦そのまま放っとくと喋っちゃうよ.
- 光一
- じゃあ,今でも放っといたら喋ってくれるんですかね?
- 東山
- もう喋る喋る.
- 錦織
- 俺,放っときゃ喋るみたいな,そんななんかさ.俺,そんなオモチャみたいってことは,ひょっとしたら俺も東んちにあるようなキャラクターってこと?
- 光一
- 本当でも,トーク面白くて.
- 剛
- すごいよな.
- 錦織
- 植草の聞いた?
- 光一
- あ.
- 植草
- 今,忘れてた?
- 光一
- いえいえ,そんなことないですよ.
- 植草
- 俺は,やっぱり.
- 光一
- 「ストライプブルー」踊ってる時?
- 植草
- やっぱり幕が上がる時と,幕が下がる時が一番なんか感動するよね.なんか真面目な答えでごめんなさい.
- 東山
- 幕が上がる時と,幕が下がる時.何にもしてないじゃん,じゃあ.
- 錦織
- みんな知らないかもしれないけど,緞帳が降りて,緞帳の裏側に僕らはわかってるけど,「火の用心」っていう字が降りてくると「ああ,気持ちいい」って思うんだよ.
- 光一
- そうですね,「火の用心」.
- 植草
- 始まりってやっぱり緊張するし,終わる時もやっぱり緊張するでしょ.
- 光一
- そうですね.
- 植草
- あの時の快感ってすごくやっぱりあるよね.
- 光一
- その緊張感が.
- 植草
- そうそう.
- 光一
- 拓郎さんなんかはどういう時が?
- 吉田
- 僕,今がすごい楽しい.
- 光一
- 今聞いてるだけで?
- 吉田
- すっげぇ面白い,今日.
- 光一
- そうですか.じゃあ,続いてもう一つだけいきましょう.もう一度回していただけますか?
- 東山
- 俺が?今度は植草に回してもらうよ.
- 光一
- じゃあ植草さん.
- 植草
- なんで俺に振るの?
- 東山
- いやいや.
- 光一
- さあ何が出てきますか.「まだまだブイブイ言わせてやるはずなんじゃないかな?の少年隊の3人に質問です」.
- 東山
- ブイブイって何なの?
- 光一
- よくわかんないですけど.「そろそろ身を固めようかなと思う瞬間と,いやまだまだ気ままにいくっつーのって思う瞬間をそれぞれ教えて下さい」.
- 剛
- なんでそんなに喋り口調なんですかね?
- 光一
- 書いてるからね.
- 東山
- 身を固める?
- 光一
- 身を固めようかなと.どういうことなんでしょうかね?これは.
- 東山
- 結婚ってことかな?
- 錦織
- 踊っててロボットダンスに入る4小節ぐらい前から,そろそろ固まるぞと.
- 剛
- なるほど,そうですよね.4小節前はだいたいブレイクして,そっから入っていきま
すからね.その瞬間が.じゃあ,気ままに.
- 光一
- 気ままにいくっていう.
- 吉田
- なに喋ってんだよ?3人とも.
- 錦織
- 気ままに行くぞっていう時は,7分から8分大ダンスメドレーが終わった後の「ブギウギキャット」.
- 剛
- 「ブギウギキャット」はやっぱり気ままにいきますもんね.
- 光一
- これは僕たちも歌わさせていただいてますからね.
- 錦織
- あれは気ままにいくだろ.
- 剛
- ええ.あれ,すごい盛り上がりますよね,お客さん.
- 光一
- 野村義男さんが作曲でしたったけ?
- 剛
- ですよね?
- 光一
- そうですよね?確か.
- 東山
- あれは違うね.「日本よいとこ摩訶不思議」.
- 光一
- あ,そうですね.あれは本当にかなり盛り上がる曲ですからね.
- 剛
- ファンの子も大好きな曲ですよね.
- 東山
- それがまあ,気ままに.
- 光一
- ちょっとよくわかんない質問だったですけど.はい,じゃあこのへんでこいつは下ろしまして,このへんでLOVE LOVEな歌のほうに行きたいと思います.ということで,少年隊の皆さんのLOVE LOVEな歌は?
- 東山
- じゃん.
- 光一
- キャンディーズ,「やさしい悪魔」.3人なだけに.\
- 錦織
- そうですね.僕がね,すごく今日嬉しいんですけど,拓郎さんのすごくファンなんですよ.僕,初めて小学校2年生の時だったんですけど,姉貴が一人いるんですけど,姉貴が昔の「ともだち」っていう拓郎さんのアルバムがあって,それを買ってきたんですよ.僕も姉貴の影響でそれを聞いた時に,なんか僕,内容も難しかったんでちょっとわからないんですけど,なんかダーンって電撃が走ったの.今までもちろん他の歌謡曲は聞いてたけど,なんかすごい「この人はメッセージを歌ってる」って.
- 光一
- 拓郎さんの曲は.
- 錦織
- うん.それで歌がすごい好きになって.で,なんでジャニーズ事務所に履歴書送っちゃったんだろう?
- 光一
- どうしてでしょうね?
- 東山
- 今なんか,しんみりいい感じだったのにね.
- 錦織
- ちょっと辿ったらちょっとおかしくなっちゃった.でも,すごく嬉しかった.で,「やさしい悪魔」も拓郎さんが作られた曲で.
- 光一
- そうですね.
- 錦織
- キャンディーズも僕らね,デビュー前の10代の頃ね,キャンディーズと同じ先生に歌も習ったことあるんですよ.オオヌキ先生っていう先生いたんですけど,指導していただいたこともあるんで.
- 光一
- そうですか.今日は3人ということで,振り付きで皆さんやっていただくと.
- 錦織
- 衣装は勘弁して下さい.
- 光一
- これはちょっとね.
- 剛
- やっぱりちょっとこれは違いますからね.少年隊っていう感じじゃないですからね.
- 光一
- まあ,僕たちもギターで参加させていただきますんで.それではスタンバイよろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
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