#061
HomePageだけの特別編集版 ウルフルズ編
- 光一
- はい,今夜のゲストはウルフルズの皆さんでございます.よろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 一同
- こんばんは.
- 光一
- どうも,トーマスさん,御無沙汰しております.
- トータス松本
- どうも,どうも.
- 光一
- 本当にもう,堂島です.
- トータス松本
- あ,どうも.まだ覚えててん? どうもすいませんね,あの時は.
- 光一
- しかし,やっぱり相変わらず派手でございますね.
- トータス松本
- いやいや,そう?
- 光一
- リハーサルからこの衣装だったじゃないですか.
- トータス松本
- いやいや,あ,そうやねんな.
- 剛
- 僕なんか,リハーサル,タオル巻いてやってますよ.
- トータス松本
- いや,だって,リハの前に「着替える時間がない」とかって言われて.
- 光一
- 僕,メチャ眠い思うたら,「うわ! まぶしい」って.リハーサルからもう.
- 剛
- テンション,バァーン上がってましたからね.
- トータス松本
- いや,そんなことないわ.
- 剛
- すごいですよね.
- トータス松本
- そんなことないじゃないですか.
- 光一
- 僕ら地味ですもんね,こうして見ると.
- トータス松本
- いやいや,カッコいい.
 - ウルフルケイスケ
- そんなことないよ.
- トータス松本
- カッコいいね.
- 剛
- そうですかね?
- トータス松本
- うん.さっきの普段着よりずっといい.
- 光一
- それはいちおう衣装なんでね.
- トータス松本
- いや,普段着もよかった,すごい.
- 光一
- そうですか?
- トータス松本
- ピシッとジャージで.あ,でも皮ジャンやったな.でも,普段着よりいいよ.でも,普段着もいい.
- 光一
- 普段着,どんな格好されます?
- 剛
- 普段着は,やっぱりあれですか? 煙突つけて,車輪つけて.
- 光一
- なんでぇな?
- トータス松本
- なんでやねん? いや,普段着はもう,普通,普通.
- 剛
- どんな感じで?
- トータス松本
- だから,さっきの二人みたいな.
- 光一
- 普段,こういう衣装みたいのはないですよね?
- トータス松本
- 普段はこういうのはない.
- 剛
- 家に帰ってこれだったら,ちょっとびっくりしますよね.
- 光一
- 恐い,恐い.
- トータス松本
- でも,普段着にこういうの着ていたいねんけど,本当は.
- 光一
- 着ていたいですか?
- トータス松本
- 着ていたいと思うねんけどね.
- 剛
- すごいお似合いですよ,皆さん.その派手な衣装が.
- ウルフルケイスケ
- そうですか? ありがとうございます.
- 剛
- けっこう衣装に負けたりするじゃないですか,派手なやつ着ると.
- トータス松本
- でも,「負けた」って思う時もあるよ.
- 剛
- 「こいつには負けた」?
- トータス松本
- 着て,「負けた」とか思う時もあるし.
- 光一
- トータスさんて,けっこう顔が派手なほうじゃないですか.
- トータス松本
- 僕,顔が派手やねんな.
- 光一
- ジョン・B・チョッパーさんとかね,あんまり派手じゃないじゃないですか.
- ジョン・B・チョッパー
- 僕は,かなり無理がありますよ.
- 剛
- 失礼や! おまえ.
- 光一
- 自分でも無理やと思うてるんですか?
- ジョン・B・チョッパー
- いや,無理はあるけど,いちおうウルフルズやしなぁと思って.
- 光一
- あ,いちおうウルフルズやからと.
- トータス松本
- あ,そうなの? おまえ.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,そんなこともないですけど.まあ,ちょっと背伸びするのも青春かなと.
- 光一
- 青春や.ああ,なるほどね.まあ,ジョン・B・チョッパーさんは,前回はちょっと参加できなかったんですが.
- ジョン・B・チョッパー
- すいませんでした.
- 光一
- いえいえ.今回は.
- 剛
- 楽しんで帰っていただきたいです.
- ジョン・B・チョッパー
- なんとか生き延びてます.
- 剛
- なんとか生き延びて.
- 光一
- まあ,あの,皆さんもご存じかと思いますが,ウルフルズをプロデュースしているのは,吉田健さんで.
- 剛
- 健さんですよね.
- トータス松本
- そうそう,そうそう.
- 剛
- で,健さんを選んだ理由というか,何かあるらしいじゃないですか.
- トータス松本
- あのね,恐い人がいいと思って.
- 光一
- なんでそれは恐い人がいいんですか?
- トータス松本
- いや,なんて言うかな? やっぱり現場がダレるからね.
- 剛
- 引き締めてくれる,引き締め役を?
- トータス松本
- そうそう.レコーディングでなんか,なんか「恐い人がいいな」ってなんか思ったんやな.
- 光一
- 敢えて恐い人のほうが.
- 剛
- 引き締まると.
- トータス松本
- そうそう.なんかね,メンバーだけでやってるとね,なんかそのうち雑誌とか読んでたりとかして.なんか,すごいダラダラしてしまうねんな.それもいいのかもわからへんよ.そういうのも.でも,時々は「こらっ!」っていうような人が.
- 剛
- 人がいないと.
- 光一
- やっぱり「こらぁ!」言います?
- トータス松本
- いや,言わへんよ.ぜんぜん言わへん.
- 光一
- 言わないんですか.
- 剛
- すごい優しい人ですよね.
- トータス松本
- そうなんですよ.ぜんぜん僕ら,当てがはずれたっていうかね.
- 剛
- 恐く見えるけども,ちょっと外したなと.
- トータス松本
- 失敗.
- 光一
- え!? 失敗ですか?
- 剛
- 健さん,失敗やて,失敗.
- トータス松本
- いや,失敗じゃないですよ.後で怒られるんや,俺.
- 光一
- 拓郎さん,どうなんですかね? やっぱり健さんは,現場をバシッとしてくれるような方ですかね?
- 吉田
- ええ,そうですよ.
- 光一
- そうですかね.
- 吉田
- すごい現場をバシッと.すごい人ですよ.
- 光一
- すごい人ですか.
- 吉田
- みんなよく知ってるじゃないですか,すごい人だとね.
- トータス松本
- そうですね.
- 剛
- そうですよね.
- トータス松本
- すごい人ですよ.優しい? いつも健さんは.
- 剛
- 優しいですよ.
- 光一
- すごい優しいですよ.
- トータス松本
- Kinkiにはすごい優しいの?
- 剛
- すごい優しいですね.で,ちょっと音が違うと,「ここはこうでこうで」って,細かく教えてくれて.
- 光一
- 優しく教えてくださいますよ.
- トータス松本
- すごい褒めてるよ,いつも.なんか二人のこと.
- 光一
- ほんまですか?
- 剛
- 嬉しいなぁ.健さん,愛してるで.
- 光一
- ほんまに嬉しいですね.
- 剛
- カメラ眼線で「愛してるで」.
- トータス松本
- 息子とかいってもおかしくない年やねんもんな.
- 光一
- そうなりますね.
- トータス松本
- 健さんからしても.僕とかちょっと無理あんねんけど,まだ.
- ウルフルケイスケ
- そうやね.
- トータス松本
- お父さんみたいな感じする? そうでもない?
- 剛
- みなさんね,お父さんの時もあって,なんかタメ感覚の時もあるんですよね.すごいだから,騒いでる時はタメ感覚ですね.でも,仕事してる時はやっぱり輝いてますよ.
- 光一
- 先輩やなと.
- トータス松本
- なるほどね.
- 剛
- まあ,そういう恐い人ということで健さんを選んだけれど.
- トータス松本
- あんま恐くないんで.
- 剛
- あの人は優しかったと.
- トータス松本
- どうも恐いイメージがあってね.本人もそれをけっこういつも言ってるね.なんか「なんで恐いイメージがあんのかな?」と.
- 剛
- 大きいですしね.
- トータス松本
- そうそう,大きい.
- 光一
- でかい.
- トータス松本
- 大きいのもあると思う,すごい.
- 剛
- 僕も真顔でいると,「なに怒ってるの?」って言われる顔なんですよ.
- トータス松本
- ああ,そうか,そうか.どこかな? 口かな? 口が怒ってる感じがする.
- 剛
- 口でしょうね.
- トータス松本
- 口がすごい怒ってる感じがするよね.
- 剛
- これが普通の顔なんですよ.
- トータス松本
- 怒ってる,怒ってる.
- 光一
- 富士山口なんですよ.
- トータス松本
- 怒ってる,すごい.
- 剛
- こうしてたらええのかな?
- 光一
- それやったら大丈夫.やっぱりね,なんかね,ジョン・B・チョッパーさんとか,申し訳なさそうな顔してて.
- 剛
- そうやね.
- ジョン・B・チョッパー
- そうやね.
- 剛
- なんかね,口から「すいません」っていう.
- ジョン・B・チョッパー
- 俺,どうしたらいいんでしょうね?
- 剛
- ちょっとアイラインとか入れてみましょうか? カッと.で,眉毛のちょっとカッと抜いて.
- ジョン・B・チョッパー
- 拓郎さんもそうしたほうがいいと思います?
- 吉田
- 僕ね,歴史的にね,すげぇバンドってね,必ず一人ね,「どっから連れてきたんだ?」っていうのが.
- ジョン・B・チョッパー
- じゃあ,やっぱりいいんじゃないですか.このままでいいんじゃないですか.
- 吉田
- 必ずね,すごいバンドって昔からね,いる.それは,すごくその人がだんだんね,10年ぐらいやってくると,その人がかなり全体の中で,いなきゃいけない存在なわけよ.まあ,ローリング・ストーンズでしうとビル・ワイマンでよね,だから.「何なんだ? おまえは」っていう感じの.
 - 剛
- カッコいいですね.
- 吉田
- だからそれはね,すごいバンドだよ,だいたい.
- ジョン・B・チョッパー
- じゃあ,僕のおかげですやん.
- 吉田
- もう,大事,大事.
- 光一
- なるほど.
- 吉田
- だから,今はトータスたちはまだ気が付いてないけど,これから気が付くと思うね.
- 剛
- なるほどね.
- 吉田
- この大きさに.
- ジョン・B・チョッパー
- やっぱりいいこと言ってくれますよ.
- 吉田
- これから絶対,大変なことになるよ.
- ジョン・B・チョッパー
- あ,そうですか.
- 吉田
- もうみんな君の影,踏めないもん.絶対,間違いない.
- 光一
- でも,ジョン・B・チョッパーさん,名前はなんか,かなり激しい名前じゃないですか.これは,由来はあるんですか? バイクのチョッパーとか,そんなんじゃないですよね?
- ジョン・B・チョッパー
- いやいや.それはいちおうベースのチョッパーっていうわざがあるんですよ.♪ブン,バー,ブン,バー〜っていう.
- 剛
- その,♪ブン,バー,ブン,バー〜,もう一回聞かせてもらっていいですか?
- ジョン・B・チョッパー
- ♪ボン,ババ,ボン,バー〜.
- 光一
- ミュージシャン,ミュージシャン.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,でもそれ出来ないんですよ.
- 光一
- 出来ないんですか?
- 剛
- 出来へんのや?
- 吉田
- な.すげぇだろ.すげぇんだよ.すごいの.
- ジョン・B・チョッパー
- もう僕のこと,なんにも言わんといて下さい.
- トータス松本
- ジョン・B・チョッパーっていう名前は,僕がつけたんです.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- トータス松本
- 願いを込めてね.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,昔飼ってた犬の名前からきてるんですよ.
- 剛
- ジョン・B?
- ジョン・B・チョッパー
- ジョンっていう.
- トータス松本
- そうそう.ジョン.
- 吉田
- 平凡だよね.
- ジョン・B・チョッパー
- そうですね.
- 光一
- そのチョッパーっていうわざっていうのですかね.どういった感じの?
- ジョン・B・チョッパー
- あのね,♪ブン,バー,ブン,バー〜って.それにアレンジが
加わると♪ブン,ババ,ブン,バー.ブン,ババ,ブン,バー〜.
- 光一
- アレンジが加わるとね.
- 剛
- なるほどね.それが出来ないんですか.
- ジョン・B・チョッパー
- 出来ないですね.
- 光一
- 出来なかったら,やっぱり曲に制限が出てきちゃうんじゃないですか?
- トータス松本
- いや,まあ,幸いそういう曲はないんで.
- 剛
- あ,そうなんですか?
- トータス松本
- そういうのが要るような曲がないんでね.
- 剛
- 普段はどういう感じのベースを?
- ジョン・B・チョッパー
- 普段は,♪ボン,ボボーン〜.
- 剛
- そういうのをやってらっしゃると.
- 光一
- まあでも,ウルフルズの皆さんの曲って,すごいなんか元気になるじゃないですか.
- 剛
- 元気ですよね.ガァーッて落ちるような曲ないじゃないですか.
- トータス松本
- まあ,なくはないんやけどね.わりと楽しい曲が多いよね.
- 光一
- 何を想像しながら作ったりします? 歌とか.
- トータス松本
- やっぱりジョン・B・チョッパーのこととか.
- 光一
- ああ,なるほど.
- 剛
- 思い出しながら.
- トータス松本
- そうそう.
- ジョン・B・チョッパー
- よう言いますねぇ.ほんまか?
- トータス松本
- ほんまやがな.
- 剛
- ということは,あれですか? いろいろ歌あるじゃないですか,「ガッツだぜ」とか「それが答えだ」とか.それが全部問いかけてるんですか?
- トータス松本
- 黒田が付くわけ,全部.「ジョン・B,ガッツだぜ」.
- 剛
- 「ガッツやぞ,ジョン・B」と.
- トータス松本
- 「ジョン・B,それが答えだ」.「ジョン・B,しあわせですか?」.
- 剛
- 全部問いかけでいってると.
- トータス松本
- そうそう.
- 光一
- なるほど.
- 剛
- じゃあ,もうすごいかけがえのない存在ですね.
- ジョン・B・チョッパー
- もうそろそろね,倒れますよ,また.
- 剛
- 点滴打たんとね.
- ジョン・B・チョッパー
- 点滴打ったことあります?
- 剛
- ありますよ.
- ジョン・B・チョッパー
- 僕もあるんですよ.
- 剛
- どうでした? 点滴の初体験の時は.
- ジョン・B・チョッパー
- なんかね,すごいいい感じやった.
- 剛
- 気持ちいいでしょ,点滴ってね.
- ジョン・B・チョッパー
- その話は置いときましょう.
- 光一
- でも,拓郎さんも点滴とかしますもんね.
- 吉田
- よくしますよ,点滴はね.この人.
- 光一
- ちょっと似合い過ぎますよね.
- 剛
- 似合いますよね.
- 吉田
- なんか,すごい点滴が似合う人っていうのは,あんまりいないよね.
- 剛
- レントゲンとかで並んでても,すごい似合いますよね.水色で,ふちが白いレントゲンのやつとかね,バリウム飲んでる姿とか.
- ジョン・B・チョッパー
- バリウムもありますよ.2回あります.
- 光一
- 2回もあるんですか?
- 剛
- バリウム僕まだないんですよ.
- ジョン・B・チョッパー
- 僕,バリウムの一本よう飲まんかって,怒られましたもん.
- 剛
- 「ちゃんと飲んでくれんと撮られへんやないか!」と.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,「もう飲めません」言うて.
- 剛
- なんか忘年会の後輩みたいな.「いや,もう飲めません」「飲め,おまえ!」「いや,ほんま勘弁して下さい.僕,弱いんです」みたいなね.
- 光一
- なんか,ほんま全部もってかれとんなぁ.
- 剛
- いや,でも,病院はじゃあ,けっこう行ってるほうですか?
- 光一
- まだそれ振るか.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,でも意外にね,大きな病気はしないんですよ.
- 剛
- あ,ちょっと疲れで.血液検査なんかは?
- 吉田
- おまえ,しつこいねぇ.
- ジョン・B・チョッパー
- その話,引っ張るねぇ.
- 剛
- ちょっと聞きたいですよね.腕,ゴムで縛られて.
- ジョン・B・チョッパー
- そうです,そうです.
- 剛
- やりました?
- ジョン・B・チョッパー
- やります,やります.
- 剛
- 初体験の時はどういう?
- ジョン・B・チョッパー
- 点滴ですか?
- 剛
- 血液検査の.血とられるやつ.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,あれもべつに私生活の一部というか.
- 光一
- なるほどね.
- 剛
- スケジュールに入ってると.
- ジョン・B・チョッパー
- あれですよ,ベース弾くより自然に手が出ます.
- 剛
- なるほどね.
- トータス松本
- ウルフルケイスケは献血マニアですよ.
- 光一
- あ,献血マニア.
- 剛
- 献血好きですか?
- 光一
- 血とられるのが好きなんですか?
- ウルフルケイスケ
- いや,なんかね,すごいええ気分になる.
- 剛
- あ,「ええことした」と.
- ウルフルケイスケ
- それでしかもジュースもらえるし.
- 剛
- ちょっと得することもあるし.
- ウルフルケイスケ
- すごい行きますよ.
- 光一
- 行くんですか.
- ウルフルケイスケ
- 家に赤十字のボールペンとかいっぱいある.ひきだしに.
- 光一
- なんか,いい人たちですね.
- 剛
- いい人たちですね,ウルフルズって.
- 光一
- メチャメチャいい人たち.
- 剛
- 溢れ出てますよね,いい人っていうのがね.
- 光一
- はい,じゃあ,このへんでLOVE LOVEなものいきましょうか.デジタルスチルカメラで.
- 剛
- 今回も撮ってきていただいて.
- トータス松本
- 撮りました.
- 剛
- 漫画.「空手バカ一代」.
- サンコンJr
- これ,僕なんですけどね.
- 剛
- サンコンさん.
- サンコンJr
- 最近ね,すごいハマってて.
- 剛
- これに?
 - サンコンJr
- そう.なんかKinkiのお二人も最近漫画がすごい好きって聞いたけど.
- 剛
- 漫画はけっこういろんなの読みましたね.
- サンコンJr
- なに読みました?
- 剛
- 「修羅の門」っていうのがあるんですけど,それは格闘系のやつなんですよ.いろんなプロレスとかボクシングとか,いろんな奴が戦うんですけど.それとかあと「バキ」っていう.
- サンコンJr
- 「バキ」?
- 剛
- あと,「ドラゴンヘッド」っていうの面白いですね.
- トータス松本
- 「ドラゴンヘッド」知ってる,知ってる.
- 剛
- 今やってますよね,「ドラゴンヘッド」.
- トータス松本
- 面白いね,あれ.
- 剛
- あれも面白いですよね.けっこう漫画みてますよ.これはずっと読んで?
- サンコンJr
- そう.最近買ったんですよ,昔の漫画やねんけど.
- 剛
- ガァーッと買って.
- サンコンJr
- そうそう.もう全刊集めて.
- 剛
- 「ドラゴンボール」やったら,竜が繋がってて.
- サンコンJr
- そうやね.
- 剛
- ピッコロの手だけ出てたりとかするんですよね.
- トータス松本
- 1巻と2巻だけ,なんで帯が付いてるの?
- 光一
- ほんまや.
- サンコンJr
- なんか1巻と2巻だけ帯ついてたんよ.一同 そのまんまや!
- 光一
- 言い返しただけや.
- 剛
- トーク,絡んでないじゃないですか.まんまでしたよね,今ね.
- 光一
- いつもメンバーの中ってこんな感じなんですか?
- サンコンJr
- 俺はもう,ずっとこんな感じ.
- 光一
- ええ感じですよね.
- トータス松本
- でも,こんなの今さら読む?って感じするよなぁ.
- サンコンJr
- いや,メチャメチャおもろいって.
- トータス松本
- それはおもろいと思うけど.
- 剛
- もめてる.
- 光一
- 仲悪いんですか?
- トータス松本
- あんまり.
- サンコンJr
- そうやな.
- トータス松本
- 行こうか.あ,またや.おまえの漫画はもうええっちゅうねん.
- 剛
- 誰ですか? ベスパは.
- ジョン・B・チョッパー
- これね,僕なんですけど.
- トータス松本
- 何がおかしいの?
- 剛
- いや,看護婦色じゃないですか.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,そんなね,笑われるように買ったんじゃないんです.だってね,イタリアのバイクなんですよ.
- 光一
- そうですよね,ベスパはそうですね.
- 剛
- 混合オイルして.
- 光一
- 混合オイルとか面倒臭くないですか?
- トータス松本
- よく知ってるねぇ.
- ジョン・B・チョッパー
- よく知ってますね.
- 剛
- これ,クラッチ重いですか?
- ジョン・B・チョッパー
- これは混合オイルじゃないんですよ.
- 剛
- これは主に何処に行く時に?
- ジョン・B・チョッパー
- いや,近所.
- 剛
- これで近所をフラフラと.
- ジョン・B・チョッパー
- まだ買ったばかりやから.
- 剛
- 買ってどれぐらいですか?
- ジョン・B・チョッパー
- 買って,まだ1ヶ月も経ってない.
- 剛
- じゃあ,つい最近ですね,本当に.バイク好き?
- ジョン・B・チョッパー
- いやいや.
- トータス松本
- 「いやいや」?
- ジョン・B・チョッパー
- そんなほどではないですけど.
- 剛
- 「なんか買ってみようかな」と?
- ジョン・B・チョッパー
- っていうか,ロックかなと思って.
- 剛
- ベスパがロックやと.
- 光一
- ロックならアメリカンとか乗っていただきたいですけどね.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,やっぱり無理があるじゃないですか.無理にも限度があるから.
- 剛
- でも,僕としては,モンキーとかダックス乗ってほしいですね.
- ジョン・B・チョッパー
- いいですね.
- トータス松本
- 渋すぎやろ.
- 剛
- バンバンとか.
- ジョン・B・チョッパー
- よく知ってますね.
- 剛
- バンバン似合うと思いますけどね.
- トータス松本
- バイク好きなんや? 二人とも.
- 剛
- けっこう本とか読んだりしてますけど.
- トータス松本
- よく知ってるなぁ.
- ジョン・B・チョッパー
- じゃあ,今度ツーリング.
- 剛
- 僕,まだ免許持ってないんで.取ったらぜひツーリング行きましょうか.
- ジョン・B・チョッパー
- じゃあ,僕,後ろのっけてあげますよ.
- 剛
- ほんまですか? じゃあ,後で電話番号.
- ジョン・B・チョッパー
- ええ.
- 剛
- 空いてる日に.
- ジョン・B・チョッパー
- 原宿行きましょうよ.
- 剛
- カップル中の原宿を行きましょうか.
- 光一
- 今,ベスパがLOVE LOVEと.次いきましょうか.
- 剛
- ジャイアンツ.
- 光一
- これは,背番号2番ということは,松本さんですね.
- ウルフルケイスケ
- あ,よう知ってますねぇ.
- 光一
- 僕は巨人ファンですから.
- ウルフルケイスケ
- あのね,青井イナズマ,松本匡史.
- 光一
- 足速いですよね.
- ウルフルケイスケ
- 今,二軍監督かなんかなんだよね.
- 光一
- そうなんです.
- ウルフルケイスケ
- それのサインとユニフォーム.
- トータス松本
- よく知ってるなぁ.なんでもよう知ってるなぁ.
- 光一
- いや,そんなことないですよ.
- 剛
- こいつね,しょーもないこと知ってるんですよ.
- 光一
- しょーもないこと知ってるんですよ.
- 剛
- あの,新幹線は.
- 光一
- もうええっちゅうねん.
- 剛
- なんでガタンゴトン,ガタンゴトン言わないのか.それは線路が斜めだから.そういう.
- トータス松本
- あ,そうなん?
- 光一
- これ,この番組で何回説明したかな?
- 剛
- そういうしょーもないこと知ってるんですよ.
- トータス松本
- どういうこと?
- 光一
- あの,普通の電車っていうのは.
- 剛
- 語り出したで.
- 光一
- 線路があるじゃないですか.線路の繋ぎ目がちょっと間が空いてるんですよ.気温が暖かいと膨張するんで,伸びてもええようにちょっと空いてるんですよ.
- トータス松本
- そうそう.そこまで俺も知ってる.
- 光一
- で,新幹線っていうのは,斜めにカットされてるんですよ.だから,こうやって重なってればガタンゴトンならないじゃないですか.これ斜めだったら伸びても平気なんですよ.
- トータス松本
- なるほど.なんでほな全部そんなせぇへんのかな? 全部の線路そうしたらガタガタいわへんよな.
- 剛
- 気持ちいいですね.
- トータス松本
- 気持ちええよなぁ.それ,言うてみて,今度.
- 光一
- 調べときますわ.
- 剛
- ちょっと調べとかんとね.
- 光一
- 巨人ファン?
- ウルフルケイスケ
- いや,僕ね,阪神ファンなんですよ.
- 光一
- ええ!? うそ?
- 剛
- どっちなんですか?
- ウルフルケイスケ
- すいません.
- 剛
- ぜんぜんちゃうやつ持ってきてません? 阪神ファンでなんで?
- ウルフルケイスケ
- いやね,松本匡史のファンなんですよ.
- 光一
- ああ,なるほど.
- ウルフルケイスケ
- だから,基本的には阪神ファンで,アンチ巨人なんですよ.だけど,松本選手はいいんです.
- 光一
- 変ってるなぁ.
- 剛
- そういうのありますけどね.好きなチームがあって,「でも違うチームのこいつはすごいよな」っていう.そういう感覚ですよね.
- ウルフルケイスケ
- そうですね.
- トータス松本
- もう昔から巨人ファン?
- 光一
- 僕,昔から巨人ファンですね.
- トータス松本
- 歴代で誰が一番好き? っていったら誰?
- 光一
- まあ,原さんが一番好きでしたけど.
- ウルフルケイスケ
- 僕はね,田淵.知ってます?
- 光一
- 知ってます.
 - ウルフルケイスケ
- 田淵さんが歴代で一番好き.
- 光一
- それきまた渋いとこいきましたね.
- ウルフルケイスケ
- そのサインも持ってるんで,今度また.
- 剛
- 次はね,違う人のサインで.
- 光一
- じゃあ,続いて.
- 剛
- これは?
- トータス松本
- これね,ジュークボックスですよ.僕,買いました.
- 光一
- ジュークボックスっていうのは,CDのジュークボックスとかじゃなくてちゃんとした?
- トータス松本
- アナログのドーナツ盤.EP.100枚200曲.
- 剛
- すごいですね.
- 光一
- これはどちらで? 日本で買ったんですか?
- トータス松本
- これね,沖縄にあんねんて,一杯.
- 光一
- 沖縄.
- トータス松本
- 当時ね,これ,1959年製.ほんで,ウーリッツァーっていうドイツの会社が作ってんねんけど,年間ね,3000台から5000台しか作らへんねんけど,その3分の2は日本に来てて,沖縄にあんねんて.で,もう全部朽ち果ててるんですよ.錆び錆びの,横の板とかヒョボヒョボの,メチャメチャな状態のやつをマニアの人が手塩にかけて磨いて,メッキ入れ直して奇麗にして.それでマニアの人の間で楽しんでるっていうのを「分けて」って頼んで.「譲って下さ〜い!」って頼んで.前から欲しくて.
- 剛
- いいですね,家にこういうやつね.
- トータス松本
- 面白いよね.もうなんかね,レコードが中でね,ドーナツ盤いっぱい入ってるのが,A-3とか押したらグァーッと回るのよ,カラカラカラカラッて.それで1枚だけチョイスされてバーァンと出てくんねん,縦に.そしたらそこに歯ブラシみたいのが付いてて,針の先を歯ブラシでシャッとするのよ.そっからジワッと針が乗るの,レコードに.その一連の動きがね,メチャメチャ可愛い.
- 剛
- 可愛らしい.
- トータス松本
- 小さい頃とかって,ゲームセンターとかで見た覚えある? ジュークボックス.
- 剛
- ゲーセンには.
- 光一
- 僕らって,もうボウリング場とかにある映像も出るようなやつですよね.
- トータス松本
- あ,そうか.
- 光一
- 拓郎さんなんか,これはもう.
- 吉田
- これはもう青春.これで女の子とお酒飲んでる時なんか,必ず「なに聴く?」とか言って.「私,あれが聴きたい」「わかった」って100円入れて.で,お金を入れた順番にかかってくれるわけ,曲が.途中で割り込まれると腹立ってくるんだよ.だから,何回も自分の好きな曲をお金入れて聴いて.で,あの前で踊ったりしてた,女の子と.あれ,すごい青春.
- 剛
- 青春ですね,それ.
- ウルフルケイスケ
- 松本君もな,家で前で踊ったら?
- トータス松本
- 俺,踊るよ.踊る.僕らの頃まではまだあったんだけどね,温泉とか行ったりしたら.小学生の頃とかはあったけどね.
- 吉田
- あれね,妙に低音が出て気持ちいいんだよ.
- トータス松本
- そうそう.
- 吉田
- ドゥーンとなってすごい気持ちいい.
- トータス松本
- なんか,今のそういうステレオの音とかとは,基本的に音が違う.
- 吉田
- これあると,必ず,ついお金入れてかけたくなる.
- トータス松本
- そう.だから僕ね,フリー状態にしてなくて,いちいちお金入れるようにしてるんです.
- 吉田
- それがいいよね,お金入れるのが.
- トータス松本
- お金入れるほうがいいですよね.
- 吉田
- うん.お金入れないとつまんない.
- 光一
- お金入れるのがいいんですか?
- トータス松本
- そう,お金入れるのがなんか楽しいよな.
- 剛
- 渋くて.
- トータス松本
- で,いちおうそういうふうに,なんかお金入れなくてもフリーでかかる状態になるスイッチもあんねんけど,わざわざ金入れるほうのスイッチにして,設定も 100円で3曲にして.それでやってる.
- 光一
- やっぱり老後考えて溜めとかなあかんって?
- トータス松本
- そんな小銭貯金ちゃうねんから.小銭貯金はこの人やねんから.
- 剛
- 小銭貯金してるんですか?
- ジョン・B・チョッパー
- 小銭貯金とあれですよ,献血はNo.1ですよ.
- 光一
- 小銭貯金してるんですか?
- ジョン・B・チョッパー
- これね,他の番組でも言ったんで,あんまり言いたくないんですけど.いちおう,壷に毎日出た小銭をね,溜めて.それが一杯になると銀行に持っていって,お札に代えるとまあびっくり.
- 光一
- まあびっくり.「こんなに溜まったぞ」と.
- ジョン・B・チョッパー
- そうそう.
- 剛
- なるほどね.それはありますよね.
- 光一
- なんかいいですね.はい,じゃあ,続いていきましょうか.
- トータス松本
- もうないかな?
- 剛
- 誰ですか? これは.健さん.
- 光一
- これは誰が撮ったんでしょう?
- 剛
- 一生懸命譜面持って,指揮してますね.
- 光一
- リハーサル中かなんかですね.
- トータス松本
- 昨日かもしれんで,これ.
- 光一
- 昨日ですかね?
- 建
- こらっ!! (篠原ともえちゃんの代わりに,今日は健さんがお茶のおかわりを)
- 剛
- なんで?
- 光一
- 何を持ってるんです?
- 建
- いやぁ,恥ずかしい,俺.だって,やれって言うんだもん.
- トータス松本
- お盆もってるで,自分で.
- 建
- はい,拓郎さん,どうぞ.お茶ですよ.みなさん盛り上がってますか?
- 剛
- 盛り上がってますよ.
- 光一
- 健さんもようやるわ.
- 建
- しあわせですか? おまえな,こんなとこで喋ってないで練習しろよ!! ベースはだいたい人気ないんだからね,もっとポップに行かないと.
- ジョン・B・チョッパー
- あ,はい.
- 建
- 失礼しました.
- 剛
- あんな大きい身体に小さいお盆がね,よかったですけど.
- 光一
- 普段からあんな感じですか? ウルフルズの中でリハーサルやってる時も.
- トータス松本
- うん.とりあえず元気やな,いつも.
- 光一
- いいですね.
- トータス松本
- タフやねんな.
- 光一
- 続いてはガチャガチャマシーン・アルファでございます.今日はね,人数すごいからね.じゃあ,これをトーマスさんに.
- トータス松本
- これは100円入れなくていいねんな.
- 光一
- いいですよ.さて,「バイト時代から続いている仲の良さでは定評があるウルフルズの皆さんに提案です.おまえ,そろそろこのへんのこと考えたほうがええんちゃうか? というメンバーへのアドバイスをこの場を借りて言ってみてもらえますか?」.やっぱり今までやってきて,「おまえ,このへんちょっと考えたほうがええやろ」っていう.例えばね,「もっとちゃんと楽器弾け」とか.そういうの何でもいいんですよ.
- ウルフルケイスケ
- でも,僕,自分で自分自身に思いますよ.
- 光一
- 自分に?
- ウルフルケイスケ
- もっと落ち着いていけと.つい最近も僕ね,3回連続で車のキーを差したままロックして.JAFに電話して来てもらって開けてもろうたんですけど,毎回「もっと落ち着け」と.
- トータス松本
- それは俺も思うな.あと,サンコンにあるな,俺は.おまえ,移動の時は遅刻するなと.
- 剛
- 遅刻されるんですか?
- サンコンJr
- よく遅刻するんですよ.
- トータス松本
- 新幹線とか乗り遅れるんですよ.
- 光一
- 乗り遅れるんですか.
- サンコンJr
- 遅刻したらあかん時に限ってね,絶対遅刻しますね.すいません.
- 光一
- なんでなんでしょう?
- トータス松本
- 寝とるねん.
- サンコンJr
- まんまやねん.
- 剛
- 遅刻ってでも,すごい焦りますよね.
- サンコンJr
- 焦るね.
- トータス松本
- 焦るねんな.
- サンコンJr
- もう一人で乗ってる新幹線の中とか,絶対に寝られへんもん.
- 剛
- もうドキドキですよね.
- サンコンJr
- もうバッコンバッコン.
- ウルフルケイスケ
- 僕がなんかスタッフに聞いたら,パァー煙草喫うてるって.
- サンコンJr
- そんなこと.いやいや.
- 光一
- 「いつ着くんやろな」みたいな.
- トータス松本
- 言うたろう,言うたろう思うねんけど,来たらね,言われへんとこがあるな.まあだから,この場で言おう.
- サンコンJr
- けっこう言われてますよ.しょっちゅう.
- 剛
- 「移動の時は遅刻はするな」と.
- 光一
- ジョン・B・チョッパーさん,誰かにないですか?
- ジョン・B・チョッパー
- あ,僕はもう影が薄いんで,ないです.
- 剛
- 控えめですね.
- 光一
- 誰にもないんですか?
- ジョン・B・チョッパー
- ええ.僕もうついていきますから.
- 光一
- 本当になんか.
- 剛
- 中和されていいグループですね.
- 光一
- じゃあ,もう一ついきましょうか.
- トータス松本
- はい.
- 光一
- さて,「そろそろ結婚1年を迎えるトータスさんですが,この1年で知った夫婦生活の奥の深さと,はかなさ,喜び,切なさとは何ですか?」.
- トータス松本
- 結婚1年.1年経ってないんやっけな?
- 光一
- そろそろって書いてありますけどね.
- サンコンJr
- いや,経ってるよ.
- トータス松本
- 96年ちゃうかったっけな? 結婚したのって.
- サンコンJr
- そうそう.
- トータス松本
- 1年半ぐらい経ってるなぁ.うーん?
- ジョン・B・チョッパー
- そうですねぇ.
- 光一
- いきなりやなぁ.
- 剛
- ボケられるんですか? けっこう控えめな方だったんで.
- 光一
- けっこう狙ったボケも出来んねんや.
- 剛
- 今びっくりしました.新たな一面をね.
- 光一
- なるほどね.
- ジョン・B・チョッパー
- やっぱりやめときます.
- 剛
- 面白いですね.
- トータス松本
- 何やったっけ?
- 光一
- 結婚されて.
- 剛
- 切なさと,喜びとかもあるでしょうし.
- 光一
- 奥の深さ,はかなさ,喜び,切なさ.やっぱり詞に表われてるんですかね? そういうのは.
- トータス松本
- あんまりね,変れへんねんな.変らないですよね,僕は.
- 剛
- 変らへん?
- トータス松本
- ただね,なんかね,体型がね,自分がね,すごいだらしなくなってきた気がして.
- 光一
- オッさん体型に?
- トータス松本
- うん.で,「こらあかん」と思って.
- 光一
- やっぱり帰ったら,ちゃんと奥さんが御飯作ってくれてて.
- トータス松本
- まあでも,それも仕事がこんなやから毎日っていうわけにも.だから,なんかもう「俺,夜食,食わんから,一切なにも買ってきて置いとかんといてくれ」とか頼んどいたりとかするな.
- 光一
- でも,なんかオッちゃん体型に?
- トータス松本
- いや,なんか焦って昔のズボンとか,全部片っ端からはいてみんねんや.ほんならはけんねんな.だから多分,体重とかは変ってないけど,何となく醸し出されるオッさんっていう.オッさんって身体が言うてんのやろな.
- 剛
- たるみが出てきたというか.
- トータス松本
- 頭はそんなつもりなくても,身体が「いや,オッさんやから」って言ってて.だから身体鍛えて.
- 光一
- あ,鍛えてるんですか.
 - トータス松本
- 引き締めてやってんねんな,今.
- 光一
- 拓郎さん,そのへんは?
- 吉田
- これから自然に痩せるようになるよ.
- 光一
- 拓郎さんメチャメチャ食いますもんね.
- 吉田
- うん.
- 剛
- 昨日,オムライスとお好み焼と焼ソバ食うてましたやん.
- 吉田
- だって,昨日しんどかったもん,リハーサル.ね.
- 剛
- 長時間でしたからね.
- 吉田
- 地獄だよ,昨日は.地獄で,すげぇ疲れてるのにうちに帰ったらカミさんがいるわけでしょ.痩せるに決まってるじゃない.
- 光一
- それはどういうことなんですか?
- トータス松本
- それはどういうことなんや?
- 吉田
- 痩せるって,これから.
- 光一
- 痩せるんですか?
- 吉田
- 最初のうちはちょっとムックリしてくるかもしれないけど,すぐ痩せる.もう大変.
- 光一
- そうですか?
- トータス松本
- じゃあ,心配しなくていいんですね?
- 吉田
- 心配しなくて大丈夫,大丈夫.
- トータス松本
- よしっ.良かった.
- 吉田
- 男ってほら,馬鹿だって言ったじゃない,ラジオでこのあいだ.
- トータス松本
- 言いましたね.
- 吉田
- 馬鹿なんだ,本当に.
- トータス松本
- 男って馬鹿ですね,本当に.
- 光一
- なんかね,やっぱり結婚した人にしかわからんトークですね.
- 剛
- 大人の会話ですね.
- 光一
- じゃあ,もう一ついきましょう.
- トータス松本
- はい.
- 光一
- 「毎回毎回,ミュージックビデオで独自の世界を考案しているウルフルズの皆さんに質問です.じつはミュージシャン以外で狙ってる位置があったりするんですか?」.
- トータス松本
- ミュージシャン以外でやりたいと思ってること?
- 剛
- 「これ,ちょっとやってみたろかな」と.
- 光一
- 「ミュージシャン落ちぶれたら,次はこれ行っといたろ」って.
- サンコンJr
- 落ちぶれたらね.
- トータス松本
- 落ちぶれたとしたら,あのね,もう落ちぶれたんやったらやっぱり俺は,布団のセールスマンになる.
- 光一
- 布団のセールスマン?
- トータス松本
- うん.
- 剛
- 布団? なぜ布団?
- トータス松本
- やっぱり布団がなんかいいなって.布団ってそんなに売れへんやん.
- 剛
- 売れないですよね.
- トータス松本
- 布団なんか毎日買うもんじゃないし.
- 光一
- 一回買っちゃえばだいたい.
- トータス松本
- 家にだいたい何セットかあったら,友達も泊まれるしっていう.そんなにたくさん売れないものを,俺は絶対売ってやるっていう.
- 光一
- でも,やっぱりそんな気持ちがあったらね,さっき僕,落ちぶれるなんていいましたけど,そんなことはぜったい有り得ないですよね.
- トータス松本
- でも,もし落ちぶれたら,僕,布団のセールスマンになって,皆さんの家に行きますから.
- 剛
- 今,「早く」って言った人がいましたね.
- 光一
- 「早く」って,あかんがな,そんなの.
- 剛
- ダメですよ,そんなん言うたら.誰か言いませんけど,見てましたよ,僕.
- トータス松本
- ケイやん焼肉屋やんな.
- ウルフルケイスケ
- いや,僕はね,焼肉屋か,それかギター教室.
- 剛
- ギター教室やってほしいですね.
- ウルフルケイスケ
- 入り口に「ガッツだぜのウルフルズの元ギタリスト,ウルフルケイスケ」って書いて,ギター教室.
- 剛
- いいっスね,それね.それで近所のお子さんが来て.
- ウルフルケイスケ
- 集めて,昔のビデオとか見せたりしながら.
- 光一
- 「これ,俺」とか.
- 剛
- 「この後ろのほうのベースのが,ちょっとよく病院行っとったんやけど」みたいな,そういう.
- ウルフルケイスケ
- そうです.
- トータス松本
- 考えてるなぁ,それなぁ.そこまではっきりしてるとは思わへんかった.
- 剛
- けっこう計画が練られてて.ギター教室.サンコンさんは?
- サンコンJr
- 僕はね,昔,プロレスラーになりたかったんですよ.
- 光一
- プロレスラーに.
- 剛
- えらい差がありますね.レスラーとミュージシャン.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,でも,今でも諦めてないんです,彼は.
- サンコンJr
- いや,諦めてるって.
- 剛
- あれですね,入場の時に自分でドラム叩いて.初めてですよね,そういうの.
- 光一
- ドラムを叩けるプロレスラー.
- サンコンJr
- おれへん,おれへん.
- 剛
- やってる時にパチンと叩かれながら.
- トータス松本
- でも,べつに挑戦出来んねんで,今でも.もともとの質問は「他に狙ってること」やから,だからやったらええねん.
- サンコンJr
- あ,今から? プロレスラー兼バンドマン.
- トータス松本
- それもK1とかよ.
- 剛
- アーネスト・ホーストと闘ったり.
- サンコンJr
- 殺されるやろうな.
- トータス松本
- いや,だから鍛えてな,そう簡単に死なんように.
- ウルフルケイスケ
- いや,でもサンコンてそっちのが向いてるかもしらんで.
- サンコンJr
- 譜面とかないしね,あっちは.
- ジョン・B・チョッパー
- 俺,見に行くよ.
- 剛
- 見に行くんや?
- サンコンJr
- 応援してくれる?
- 剛
- 何か違うことしないんですか? 見に行くんですか? 差し入れかなんか持ってって.
- トータス松本
- じゃあ,おまえに布団売るわ,俺.
- 剛
- 会場の前で寝れるようにね.ちゃんとええ席取れるように.それでいいじゃないですか.それで入場曲を作曲して,ドラムを叩きながら.
- サンコンJr
- 入場して.
- 剛
- そして,見てる.「頑張れ!」っていうね.計画はないですか? 違うことしたいっていうのは.
- 光一
- 「これ,狙ってるぞ」っていうのは.
- 剛
- 「昔,これやりたかったなぁ」っていうのは.
- ジョン・B・チョッパー
- べつにね.もしバンドやめるんやったらね,ふすま屋さんとかがいいかなと.
- 光一
- ふすま屋さん?
- 剛
- ふすまの紙とか貼ってるんですか?
- ジョン・B・チョッパー
- 何も喋らんと.
- 剛
- 天気のいいお昼時やのに,シャーッと.
- 光一
- 職人ですね.
- 剛
- 喋ったらあかんのですか?
- 光一
- 集中せな.
- 剛
- そうですね.ちょっとの狂いでやっぱり紙がね,ええ感じで貼れませんからね.
- 光一
- なるほどね.
- ジョン・B・チョッパー
- それぐらいですか.
- 光一
- じゃあ,これはこのへんにしときましょう.続いてはLOVE LOVEな歌なんですが.何でしょう?
- 吉田
- すげぇ馬鹿馬鹿しい話した後さ,演奏する気にならないね,もう.
- トータス松本
- 今日はね,「ロコモーション」という歌をね.
- 光一
- 懐かしいじゃないですか.
- トータス松本
- これはね,グランド・ファンク・レイルロードっていうバンドなんですけど,その前にリトル・エバっていうね,女の人が歌って大ヒット.で,日本にも上陸して,日本語盤も出回って.伊藤ゆかりさんが歌った日本語盤の歌詞で今日は僕が挑戦.
- 光一
- これはもう,誰でも知ってる.
- 剛
- 知ってますよね.
- トータス松本
- 知ってるね.
- 剛
- 僕らでもぜんぜか知ってますもんね.
- 光一
- なんでまたこれがLOVE LOVEなんですか?
- トータス松本
- やっぱりね,まあ前回も「ヤングマン」やったし.
- ウルフルケイスケ
- これもあれやな,ジュークボックスに.
- トータス松本
- そう.僕,このレコード同じの持ってて,ジュークボックスに入ってるよ.
- 光一
- あ,入ってるんですか.
- トータス松本
- ジャケットにね,「衝撃」っていう.
- 剛
- なんで「衝撃」なんでしょうね? なんかよくわからないですよね.
- トータス松本
- こういうセンスがやっぱり.
- 剛
- いいですよね.僕もそれが気になったんですよ.
- 光一
- 白黒やのに.
- トータス松本
- そうそう.
- 剛
- ごっつ目立つように赤になってますよね,それ.
- トータス松本
- まあでも,見るだけで楽しいやん.だからね,楽しい曲がやっぱりやりたくてね,今回も.
- 剛
- なるほど.
- 光一
- じゃあ,僕らも今日.
- 剛
- 参加させていただきます.
- トータス松本
- よろしく.
- 光一
- それでは皆さんスタンバイを.
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