#052
HomePageだけの特別編集版 持田香織編
- 光一
- はい,今夜のゲストはEvery Little Thingの持田香織さんです.
- 持田
- よろしくお願いします.
- 光一
- よろしくお願いします.さっそくで申し訳ないんですけども,僕の印象としては,「なんか宇宙人みたいな人だなぁ」っていうあれがあるんですよ.なんかあの,言葉しゃべらんと「ピッ,ポッ,パッ」とか言うてそうじゃないですか.
- 剛
- 君,失礼やぞ.いきなりおまえね.
- 持田
- いや,けっこう言われます.
- 光一
- あ,言われますか?
- 剛
- けっこう言われるんですか?
- 光一
- あんまりもりを言うてんのは,あんまり見たことないんですけど.歌ってるところばっかりで.
- 持田
- 喋ります,ちゃんと.
- 光一
- あ,ええ,わかります.ほんまに「ピッ,ポッ,パッ」言うてたら恐いですからね.
- 剛
- それは会話できないんで,ちょっとね,番組にならないです.
- 光一
- 関西人じゃないですよね?
- 持田
- 違います.東京人.
- 光一
- なんかちょっと,何となく喋り方のトーンっていうか,関西人っぽいですね.
- 剛
- っぽいですね.
- 持田
- そうですか?
 - 光一
- そうですね,けっこうおっとり?
- 持田
- えぇと,興奮すると早くなる感じ.
- 光一
- 興奮すると?
- 持田
- ええ.
- 剛
- 興奮すると早くなるんですか?
- 持田
- 早口になる.
- 光一
- どんなでしょうね.
- 剛
- どんななんでしょうね.
- 光一
- まあ,あの,Every Little Thingのメンバーの皆さん,3人ですよね?
- 持田
- そうです.
- 光一
- で,いちばん最年少で,ヴォーカルをやっていまして.すごい年が離れてますよね.
- 持田
- そうですね.
- 剛
- 何歳離れてますか?一番上の方とは.
- 持田
- 一番上は29.
- 光一
- 29.だいたい10歳.
- 持田
- そうですね,10歳.で,もう一人が28.
- 光一
- 28.
- 剛
- なんか困ることってないですか?
- 持田
- 困ることですか?
- 剛
- 年が離れすぎてて.
- 持田
- 昔の話とかされちゃうとわかんないですね.
- 剛
- それはありますよね.
- 持田
- 音楽の話とかも,けっこう違ってくる.
- 光一
- あ,そうですか.
- 剛
- そうですよね,昔と.
- 光一
- なんかこう………,やめとこう.
- 剛
- 何ですのん?まあ,言い出したことは言うとかな.
- 光一
- いや,なんでもないです.
- 吉田
- 彼女のね,僕,けっこう好きですよ,ヴォーカル.ものすごい声が気持ちいい声ですよね.
- 光一
- けっこう通ったような声ですよね.
- 持田
- ありがとうございます.
- 吉田
- なんかちょっとあまりない気持ちいい声でね.聴いてるとなんか,幸せなヴォーカルですよね.
- 持田
- ありがとうございます.
- 光一
- 幸せなヴォーカル.
- 吉田
- すごいなぁと思って聞いてたんですよ.
- 光一
- 珍しいですね,拓郎さんがそうやって人を褒めるの.
- 吉田
- そんなことないですよ.僕,いつも褒めてるよ.いつも褒めてるんじゃマズいけど.何を言ってるんでしょうね.
- 光一
- 僕,あの拍が好きなんですよ.♪せいだよ〜って言ってるところがなんか好きなんですよ.
- 吉田
- 君,変ってるよね.
- 光一
- ちょっと今日,マニアックですね.
- 剛
- もう,♪みたいな〜ね.
- 光一
- あれですか?今もう20歳なんですよね?
- 持田
- えぇと,来年ですね.
- 光一
- え?まだ今19ですか?
- 持田
- はい,19で.来年の3月で.早生まれなんです.
- 光一
- 俺と一個しか変らないんですもんね.
- 持田
- そうですね.
- 光一
- 思えないですね.
- 剛
- 俺も早生まれやから2個なんですね.
- 光一
- まあ,学年的に言うと2個ですね.思えないですね,なんか.
- 剛
- すごい上に見えますよね.
- 持田
- 見えますか?
- 光一
- なんか僕,ほんま23〜4あたりかな?思うてましたから.
- 持田
- あ,本当に?
- 光一
- いえ,べつに老けてるとか,そんなんちゃいますよ.
- 剛
- 大人っぽいなぁっていう.
- 持田
- でも,童顔なんですけどね.
- 光一
- あ,童顔ですね.どっちやねんな?でもなんか,なんて言うんですかね?芸能界で活躍してる人,みんな同じぐらいの年でも,みんな僕,年上に見えるんですよ.
- 剛
- みんな大人っぽいですよね.
- 光一
- どう思います?拓郎さん.
- 吉田
- はい?
- 光一
- なんかみんな大人っぽくないですか?
 - 吉田
- みんな大人っぽくて,みんな綺麗ですね.
- 光一
- ですよね.
- 吉田
- 本当に.
- 光一
- まあ,シノラーを別として.
- 吉田
- いや,シノラーも最近は,本当に綺麗です.
- 光一
- 最近はちょっとあれですけど.
- 吉田
- みんな綺麗だし,可愛いですね,最近の女の子たちは.男の人も綺麗ですね,最近.
- 光一
- 男の人も?
- 剛
- このあいだ拓郎さんメチャクチャ面白かったんですけど.エレキ買いに行ったでしょ.そしたらね,拓郎さんがポッと座ったギター屋さんの椅子の横に♪Meltylove〜の看板が,SHAZNAの♪Meltylove〜って言うてるところの看板が置いてあったんですよ.そんなら拓郎さん,「ああ,いい女だなぁ」.ちょっとSHAZNAにポッとしてた拓郎さんがね.
- 光一
- 拓郎さん,あれ,男ですよ.
- 吉田
- そうらしいですね.
- 剛
- あれ,実際に会うとメチャでかい人ですから.
- 吉田
- あ,大男なの?
- 剛
- 大男なんです.
- 光一
- 180ぐらい.
- 吉田
- 最低なやつだ,そんなやつ.
- 剛
- ちょっと聞き逃さなかったです.
- 吉田
- いや,タイプだったんですよ.
- 剛
- 「お?可愛いなぁ」とか.
- 光一
- 男性ですからね,あれは.
- 吉田
- あ,そうですか.気を付けないといけませんね.
- 光一
- まあ,今ちょっと年の話になりましたけど,年がメンバーの中でも離れてて,けっこうライヴとかやった打ち上げとか,そういうのでお酒がまだ飲めないじゃないですか.
- 持田
- そうですね.
- 光一
- そういう時とか,一人で寂しくないですか?メンバーは飲めるのにっていう感じで.
- 持田
- どっか行っちゃうじゃないですか,男の人って,夜.
- 光一
- どっか行っちゃうんですか?
- 吉田
- 男の人は?
- 持田
- 行っちゃいますよね?
- 吉田
- 知りません.
- 光一
- やっぱり地方に行くと?
- 持田
- 地方に行くと.
- 吉田
- どっか行っちゃうんですか?
- 持田
- 夜中に.
- 吉田
- ほぉ.
- 剛
- 「ほぉ」って.
- 光一
- まあ拓郎さんは,いつも都内でも六本木や銀座や.
- 吉田
- 違う,違う.もう僕は部屋で.旅先だとずっと本を読んで.
- 持田
- すごく楽しそうに出かけるんですよ.
- 吉田
- 嬉しそうに?ああ,ああ.
- 持田
- ええ.どこに行くんですか?
- 吉田
- どこに行くんでしょうね?
- 光一
- まあ,拓郎さん曰く,天国らしいですよ.
- 剛
- 天国へ行くらしいですね.
- 吉田
- 二人で行っちゃうんですか?
- 持田
- 二人で行きますね.
- 吉田
- じゃあ香織さん置いて.
- 持田
- はい.
- 光一
- 寂しいですね.
- 持田
- 電話をするんですよ,いるかな?と思って.いないですね.
- 光一
- いないですか.「来い」とか言われません?
- 持田
- 言われないです.
- 光一
- 言わないですか?
- 持田
- うん.帰そうとする.
- 光一
- 嫌われてるんちゃいます?
- 持田
- 嫌われてるのかな?
- 光一
- それはないと思いますけど.まあでも,20にもうすぐなることですし.
- 持田
- そうですね.
- 光一
- それではこのへんでLOVELOVEなものにいきましょうか.
- 剛
- そうですね,撮ってきていただいた.
- 持田
- はい.
- 光一
- じゃあ,こちらのデジタルスチルカメラに撮っていただいたんで.ジャーン.
- 持田
- これはですね,姉夫婦なんですよ.
- 光一
- あ,お姉さん.お姉さん夫婦.
 - 剛
- で,あのバナナは意味があるんでしょうかね?
- 持田
- いや,好きらしいんで.
- 剛
- あ,好きやと.旦那さんが好きやってね.
- 持田
- で,お腹に赤ちゃんがいて,1月に産まれるんで,それがすごい楽しみ.
- 剛
- いいですね.おめでたい話ですね.
- 光一
- そうですか.おめでとうございます,本当に.
- 持田
- はい,ありがとうございます.
- 光一
- もう姉さんもLOVELOVEですか?
- 持田
- はい,そうですね.
- 光一
- バナナもLOVELOVEやと.さあ,続いていきましょうか.
- 持田
- はい.
- 光一
- これ,何ですか?
- 剛
- 座布団ですか?
- 持田
- これ,枕です.
- 剛
- あ,枕.
- 光一
- でっかい枕ですね.
- 剛
- えらいふざけた枕ですよね.
- 持田
- 可愛いですよね.
- 光一
- これ,何ですか?
- 持田
- これはですね,千葉マリンスタジアムでライヴをやった時に,お友達のえみりちゃんが.
- 光一
- くれたんですか?
- 持田
- くれたんです.
- 剛
- なんか,「さあ,僕のお腹に飛び込んでおいで」そんな感じですよね.
- 光一
- 続いていきましょうか.
- 持田
- はい.
- 光一
- これはギターですね.
- 剛
- ギター.
- 持田
- 最近やってみようかなって思って.
- 剛
- 最近ギターを?
- 持田
- はい.
- 剛
- 始めてどれぐらいですか?
- 篠原
- 篠原ともえの試してみようのコーナー!! イェーィ!! さあ,どれだけ弾けるのか試してみよう! デンデケデケデケデンデンデン.ジャーン,ここに篠原のギターがあります.あ,お金が落ちちゃいました.
- 剛
- 銭持ってくるな,銭を.
- 篠原
- ここにギターがあります.さぁ,存分に.
- 光一
- これ,シノラーの?
- 篠原
- 篠原のでーす.ぜひ.
- 光一
- ちょっとシノラーのギター,ちょっと臭いんですけど.
- 篠原
- なにを言うんですか!
- 光一
- 嘘ですよ.
- 持田
- え?これ?
- 光一
- なにすんの?
- 篠原
- これは持田さんのギターですか?
- 持田
- そうです,はい.
- 篠原
- じゃあ,これ,篠原のギターなので存分に弾いて下さい.
- 持田
- いや,まだ弾けないですよ.
- 篠原
- あぁら,意味なしですぅ.
- 光一
- ぜんぜん弾けないんですか?
- 持田
- Fが押さえられない.
- 光一
- 拓郎さん,Fですって.もう拓郎さんに教わったらいいんじゃないですか?
- 吉田
- いや,Fは,女の人は押さえなくていいんです.
- 持田
- いいんですか?
- 光一
- そうなんですか?
- 吉田
- いや,いいんです.女の人はDm7(Fのパラレルマイナー)っていうやつで大丈夫です.
- 光一
- Dm7.
- 吉田
- こうやって.(持田さんに教えながら)これだけでいい.
- 持田
- あ,いいんですか?
- 篠原
- あ,なんかいい感じじゃないですか.
- 光一
- いい絵ですねぇ.
- 吉田
- これでFだと思えばいい.男の人はちゃんとね.
- 篠原
- 妙に優しいですよね.
- 光一
- Dm7でごまかすと.
- 篠原
- さあ,弾いてみましょう.
- 持田
- こうですか?♪プレイ〜
 - 篠原
- 不吉な音が出ましたよ.
- 持田
- こうですか?
- 吉田
- そうそう.ここも,1弦も押さえてね.
- 持田
- あ,2こ一緒に.
- 篠原
- あ,篠原,もう一こ使命があるんです.拓郎君の….あ,「拓郎君」だって.
- 光一
- おぉい!!
- 剛
- ちょっと待てぇ!!
- 光一
- 「拓郎君」!?
- 篠原
- 光一君です.ごめんなさい.ごめんなさい! 何を言ってるんでしょう!?私ったら.恥ずかしいわ.ごめんなさい.ついうつつなことを.あのですね,光一さんのですね,ジュースをよけるんです.なぜならばですね,これがさっきからカメラのほうで鼻の穴に刺さったように映ってですね,「ちょっと篠原,あれはマズいから直してきて」って頼まれました.
- 光一
- あ,本当に.ありがとう.Fでつまずいてる?
- 持田
- はい.
- 光一
- F以外なら?例えばGとか.
- 持田
- G.こうですか?
- 光一
- 素晴しいじゃないですか.
- 篠原
- 弾けてらっしゃるじゃないですか.
- 光一
- 拓郎さん,なんか教えてあげて下さいよ.
- 吉田
- ギターをですか?
- 光一
- ええ.
- 吉田
- 僕,そんな畏れ多いことは.
- 光一
- いやいや.
- 吉田
- 僕,女の人に楽器教えるの苦手ですよ.
- 光一
- なんでですか?
- 吉田
- いや,なんか.
- 篠原
- 「ここはこうで」とかやりそうじゃないですか.
- 吉田
- しないって.
- 篠原
- そうですか?
- 吉田
- あ,するかな?
- 篠原
- ああ! やっぱりですね.こんなもんでした.楽しげですか?
- 吉田
- 女の人にギター教えると,やっぱり手とかさわんなくちゃいけなくなっちゃうでしょ.それは畏れ多いことなんですよ.
- 光一
- 畏れ多い?
- 吉田
- ええ.よほどの関係になってからでないと.
- 剛
- よほどの?
- 吉田
- だから,僕の部屋で教えてあげるね.
- 篠原
- 恐いですね.気を付けて下さい.じゃあ,女の人を口説く時,こんな音楽を僕は弾きますよっていう曲を.じゃあ,持田さんが今ここで二人きりでいいムードだったとします.
- 剛
- じゃあ,ちょっと俺,はけとくわな.
- 篠原
- いいムードで,今日は草原の広がるとこで.
- 吉田
- 草原?
- 剛
- どんなとこや?
- 篠原
- この持田さんを口説くとしたら,僕はこんな歌を歌います.どうぞ.
- 光一
- 前振り長いなぁ.♪俺のロンロンロン毛は並じゃないのさHEY!HEY!HEY!刺身〜.
- 篠原
- やったぁ! すごいです!! ドキッとしましたか?
- 持田
- ドキドキです.
- 篠原
- あぁらぁ,いけない関係ですねぇ.
- 光一
- 作詞:篠原ともえね.
- 篠原
- そうなんですよ.
- 光一
- さあ,それではこのへんでガチャガチャマシーン・アルファに行きたいと思います.これは,回していただくとですね,いろんな質問が入っております.これはけっこう失礼な質問なんですけども,答えていただきたいなと.
- 剛
- 答えたくなかったら答えなくていいんで.
- 光一
- 回して下さい.はい,ありがとうございます.なんや?これ.「目の面積÷顔の面積=顔の中で目が占める割合が非常に大きい,簡単に言うと目が大きい」.
- 剛
- 最初からそう言うてくれ.長い長い.
- 光一
- 「持田香織さんに質問です.自分でも気に入っている身体のパーツと,気に入らない身体のパーツを教えて下さい」.確かにね,目,大きいですもんね.
- 持田
- 目は出てるんですよ.
- 剛
- 出てるんですか?
- 持田
- はい,ちょっと出気味で.
- 光一
- 横から見ると?
- 持田
- はい,そうですね.
- 光一
- でも,目の大きい人は,それがただ目立つだけなんじゃないですか?きっと.
- 持田
- 寝てる時もだいぶ開きますよ.
- 光一
- 寝ててだいぶ開くんですか?
- 持田
- 閉まんなくて.
- 光一
- でかすぎて閉まらんのとちゃいます.
- 剛
- 閉まらんのや.
- 持田
- だいぶ.よく話しかけてるみたいなんですけど,みんな.寝てる時に.
- 光一
- 寝てる時に目がちょっと開いてる?
- 持田
- もうね,ほとんど起きてる状態に近いです.で,ちゃんと黒目もあるんだって.
- 光一
- それはあの,呪われてるんちゃいます?いや,僕,聞いたことあんねんけど,半目開けて寝てる人って呪われてるらしいですよ.
 - 持田
- そうなんですか?
- 剛
- あんまりね,良くないらしいですよ.身体が疲れてるかなんかで.
- 持田
- あ,じゃあ,閉まり切らなくてとかじゃないの?
- 光一
- あ,でも普通に目をつぶることとか出来ますもんね.
- 持田
- はい.
- 光一
- 出来なかったら恐いですね.
- 剛
- えらいことですね.
- 光一
- 気に入ってないパーツあります?嫌いなところは?
- 持田
- 嫌いなところは,けっこういっぱいありますね.鼻も嫌いだし.
- 光一
- あ,そうですか?それはなんで?
- 持田
- テニス部でやってた時に,友達がワァーッてはしゃいで,ガンッ! ってぶつけられて.鼻骨が出ちゃったんですよ.
- 光一
- まるでアラン・プロストのように.
- 持田
- 鷲鼻になっちゃったんですよ.
- 剛
- おれ,鷲鼻にすごい憧れるんですけどね.
- 持田
- そうですか?
- 剛
- カッコよくない?鷲鼻.
- 光一
- うん.いいと思いますけど,僕も.べつにそんな.
- 剛
- 外人みたいな.「Oh! Hey!」みたいな.
- 光一
- 鼻が気に入らないと.
- 持田
- そうですね.
- 光一
- さて「なんと,ダウンタウンの松本さんにナンパされたという経験を持つ持田さんに質問です.今まで何度となく街でナンパされてきたとは思いますが,なんじゃ?これ,というような変なナンパをされたことはありますか?」.
- 持田
- 「なんじゃ?これ」?ナンパ?ナンパあんまりされないです.
- 剛
- されそうですけどね.
- 持田
- それないです.
- 光一
- 街歩かないんですかね,あんまり.
- 持田
- 歩ってるんですけどね.
- 剛
- 歩ってるんですね.
- 持田
- あの,けっこう勧誘とかは多いですね.
- 剛
- 勧誘?
- 光一
- 何の勧誘?
- 持田
- 勧誘っていうか,なんかクラブのとか.
- 剛
- 「働かないか?」とか.
- 持田
- 「働かない?」って.
- 光一
- なんか噂によると,ほんま噂ですよ.あの,LOVELOVEオールスターズのいわぶち君が電話番号を聞いてうるさかった,みたいなことを聞いたんですが.
- 剛
- で,恐くて逃げたという噂が.
- 持田
- え?何の噂ですか?
- 光一
- ちょっとヒョロッと聞いたんですよ.
- 剛
- ヒョロッていうのもちょっとね.
- 持田
- ううん,ぜんぜん.
- 光一
- あ,ぜんぜんですか.
- 持田
- はい.
- 光一
- なんだ,つまんないなぁ.
- 剛
- 「ここで真相が明らかに!」みたいなね.
- 光一
- 何にもなかったんですか.
- 持田
- お友達ですけど.
- 光一
- あ,そうなんですか.やっぱり.やるねぇ,いわぶち君もねぇ.どうです?拓郎さん.
- 吉田
- あ,いわぶちですか.いやぁ,けっこうナンパっぽいですね.なんか噂は多いですね,彼はね.だからけっこう暴れてるんじゃないですか,あちこちで.なんか抑えが効かないタイプみたいですよ.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 吉田
- ええ,どうも抑えが効いてないみたいですね,わりと.だから,ついバァーンといっちゃうタイプ.
- 光一
- ああ,なるほど.
- 吉田
- 本能のおもむくがままに生きてるという.気を付けましょう.
- 光一
- そうですね.まぁ,ナンパはね.さあ,それではこいつはこのへんにしましょう.はい,続いてはLOVELOVEな曲,LOVELOVEな歌にいきたいと思います.
- 持田
- はい.えぇと,スピッツの「はちみつ」.
- 光一
- スピッツの「はちみつ」.
- 持田
- はい.
- 光一
- あれですね,いつもはレコードとかね,古い感じがするんですけど,今度はCDで.これはなんでまた?
- 持田
- これはあの,すごい好きだった子と一緒にライヴを観に行って,これを聴く度に胸がドキドキ.
- 光一
- あらららら.
- 剛
- いい思い出ですよ.
- 光一
- いい思い出ですね,それ.どうです?拓郎さん.吉
田 いいですよね.恋人とライヴね.
- 光一
- 好きな方とライヴ観に行って,その曲を一緒に聴いて.
- 剛
- いいですよね.
- 光一
- もうその曲を聴く度にドキドキやと.
- 吉田
- いや,そういうもんでしょ.ないんですか?そういう体験.
- 光一
- …………?
- 剛
- ……………?
- 光一
- うーん?ないですね.
- 吉田
- やっぱりあれだよ,異性と,異性とっていうか,恋人と二人きりでコンサートとか映画とか行くのって,すっごい幸せ.
- 光一
- 行ったことないですもん.
- 吉田
- ないの?
- 剛
- 映画って行ってみたいんですよね.
- 吉田
- 映画行くとなんかすごいよ.それでもう,すごく感動的な映画とか観たりすると,二人で,なんか一緒になって天国に行ってような気持ちになるよ.
- 剛
- 二人きりの世界じゃないですか.映画ってけっこう夢ですね.
- 吉田
- すっごい幸せ.
- 光一
- ああ,そうですか.
- 吉田
- うん.別れたくない,その日は.
- 光一
- なるほど,なるほど.
- 剛
- 離れたくないんですね.
- 吉田
- 離れたくない.朝が来なきゃいいのにって思うぐらい.
- 剛
- カッコええなぁ.
- 光一
- なんかなぁ,そういうあれないですね.もうこの「はちみつ」を聴くと,なんとなくドキドキしてしまう.
- 持田
- はい,そうですね.
- 光一
- いいですねぇ.それでは歌っていただきましょう.よろしくお願いします.
- 持田
- はい,よろしくお願いします.
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