#043
HomePageだけの特別編集版 杏里編
- 杏里
- もうね,私がデビューして20年近く,18年,19年かな?だから,その頃から知ってるんだけど,話し出来なかったんですよね.
- 光一
- それはなんで?
- 杏里
- 会っても,なんかやっぱり先輩だし,社長なんで,やっぱり身分がすごく高かった…….
- 吉田
- 今は身分低いんですか?
- 杏里
- いや,そんなことない.高いですけど,今も.でも,昔っていうか,今でもけっこう先輩・後輩ってやっぱりあるんで.ぜんぜんそんな変なとこはないんですけど,やっぱり気が引いちゃうっていうか.
- 光一
- やっぱり20年経つと変わります?
- 杏里
- うーん?だんだん年が近くなってきたっていうか,感覚が近くなってきた感じが
しますよね.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 杏里
- 去年ぐらいから少しずつ食事みんなでしたり,ちょっとお酒を飲みに行ったりって感じでパーティーやったりね.それでお話ししていただけるようになったんですけど.
- 光一
- 拓郎さんはどうですか?杏里さんを20年ぐらいずっと見てるわけですよね.
- 吉田
- あの,素晴しい女性が多いじゃないですか,最近はね,いろいろと若い人も含めて.そういうのを引っ張っていくお姉さんですよね.カッコいいですもんね.
- 光一
- かなりもう,セクシ〜!! って感じですよね.
- 吉田
- ……この人,今日おかしい.
- 剛
- いやいやいや.僕なんかあれですよ,昔,漫画で主題歌とか歌ってらっしゃったじゃないですか.昔,聴いてよう歌ってましたもん.
- 光一
- そうですね.
- 杏里
- 「CAT'SEYE」歌ってたんですけど,アニメのテーマソング.幾つぐらいだったのかな?14年前だったらしいから,小学生?
- 光一
- 14年前は4歳ですよ.
- 杏里
- 本当?知ってた?それで.
- 剛
- 英語の部分がまだわからなくて,♪見つめるCAT'SEYE マジックシャシャシャラ,シャラ〜って.
- 光一
- あるね,それはね.
- 杏里
- わかる.
- 剛
- 子供の頃はそう歌ってましたね.今はもうわかりますけどね.
- 光一
- そうやね.
- 杏里
- でも,ちゃんとメロディ覚えているのが嬉しいですね.
- 剛
- バリバリ.僕,ずっと見てたんですよ.
- 光一
- 俺ね,あの番組ね,あれはいやらしい番組と思って見られへんかった.
- 剛
- 衣装がね.
- 杏里
- 私はあのアニメは,あんまり見たことないんだけど,すごくセクシーですよね.
- 光一
- だから,親の前では見れなかったね.
- 剛
- あ,そう?俺,あんなんバリバリに見てたけどね.「まいっちんぐマチ子先生」は見られへんかったけど.
- 光一
- あれは見られへんよな.
- 剛
- あれはちょっと僕,あれやったけど.
- 光一
- あれキツいよな.
- 剛
- 「CAT'SEYE」はぜんぜん見てましたね.
- 光一
- あ,そう.
- 剛
- あの後,すごい好きで,幼稚園の頃ずっと歌ってましたもん,僕.
- 吉田
- 彼女はね,お酒が強いんです.
- 杏里
- よく言われますけど.
- 光一
- 強い?
- 剛
- 強いんですか?
- 吉田
- 強いんです.それはね,強くてへべれけになっちゃうのは嫌な奴なんだけど,そんな女は.「なによ!!」とか言う奴は,それは嫌な奴なんだけど.それが明るいわけ,ずっと.例えばだからね,男の人なんかが,もう僕なんかが12時頃眠たくなって「ヘニャ〜」とかなってても,「元気出して下さいよ!!」とかいう感じで,「もう一杯飲みましょうよ!!」とかすごい明るいわけ.それで元気にならなきゃいけないような気がするでしょ.それで無理に元気になって身体壊すんですよ,最後は.
- 杏里
- でも,暗いお酒って嫌ですよね.
- 吉田
- いや,君は明るいですよ.
- 杏里
- やっぱり明るく.
- 吉田
- 本当に明るいですよ.L.Aとかハワイの影響でね.まあ,言ってみりゃ脳天気っていうの?
- 杏里
- そうですかね?
- 吉田
- とにかく明るい.
- 光一
- O型ですか?
- 杏里
- いや,A型ですけど.うち,でも両親がAとBだから,全部入ってるんじゃないかな,多分.
- 光一
- そうなんですか.
- 吉田
- お宅でもね,自分ちでよくホームパーティー開いてる人が多いんですよ.だいたいね,仮装パーティーが多いんですよ.
- 杏里
- ああ,風船つけて.
- 吉田
- あっちこっちメイクしたり風船つけたりして,もう見たくないような姿でパーティー.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 杏里
- 風船が好きだから,よくパーティーの時とかは風船を置くんですよ.で,なんかみんな適当に酔っ払い始めると,首に風船つけて.
- 吉田
- 高中なんかよく.
- 杏里
- 高中さんとかね.
- 吉田
- とんでもない格好して.
- 杏里
- あと,お歯黒とかね.海苔があると歯に.
- 吉田
- けっこう行きたくない場所ですよね.
- 杏里
- 諮^持ってこなかった.
- 吉田
- よく考えるとお歯黒なんてね.
- 杏里
- けっこう野放し状態でしたよね.
- 光一
- 今日は,この後は飲みに行ったりしないんですか?
- 吉田
- それはもう杏里さん次第じゃないですか.
- 杏里
- え?拓郎さん次第で.
- 吉田
- 僕,ちょっと体調悪い,今日.
- 光一
- なんか逃げてるみたいな感じですよ.
- 杏里
- でもなんか,今日なんかメンバーみんな「飲みに行きましょう」っていってましたよね.どうするんでしょうね.
- 吉田
- あ,そう?いや,僕まだ聞いてない.
- 篠原
- はーい! ジュース!! 拓郎さん,今日はジュース早飲み大会ですね.
- 吉田
- これさ,ずっと俺思うんだけど,これジュースか?アイスティーとか?
- 篠原
- いや,篠原,中身は知らないんですよ.
- 吉田
- でも,これ見てジュースとは思えないじゃない.
- 篠原
- お茶です,これ.え?何か違うものがよければ,また登場しますけど.何がいいですか?
- 吉田
- いや,これでいいんだけど,「ジュースです」っていつも持ってくるんだけど.まあ,どうでもいいんだけどね.
- 篠原
- そんな,かまってくれて嬉しいですよ.ね,杏里さん.
- 光一
- シノラーはね,あれなんですよ,本当に初対面,一回会っただけなのにもう親友ですから.
- 篠原
- そうですよ.だって,さっき手を振り合う仲になってしまいましたからね,杏里さんとは.もうめっきり.
- 光一
- 誰だって手を振るやろ.
- 篠原
- そんな!?そうでもないですよね.
- 杏里
- う,うん.
- 篠原
- ほら,これでいい関係に.
- 光一
- 杏里さんもね,友達は多いって聞くんですけど.
- 杏里
- ワッツアップシスターズっていうグループっていうか,6人親友がいて.
- 篠原
- あ,じゃあ篠原もその中に.
- 杏里
- 入りますか?
- 篠原
- ぜひ.ぜひ一緒にゲームをしましょう.
- 杏里
- OK.
- 篠原
- はい,ぜひ.ね,拓郎さん.
- 吉田
- そうですね.
- 篠原
- そうですね.元気出して下さい,そんなに落ち込まず.皆さん仲良く5人組みで.ありがとうございます.ジュースがなくなったらいつでも,飲んで下さい.ありがとうございます.
- 杏里
- お茶ですね,どうやら.
- 吉田
- ねえねえ,おまえ,声枯らしてるな.
- 篠原
- なんでですか?
- 吉田
- 声枯れてるな.
- 篠原
- 違うんです.プリプリプリティでいつも声枯らしちゃうんですよ,頑張りすぎて.それで歌まで歌えなくなっちゃうんですよね.
- 吉田
- 本当にガラガラだね.
- 篠原
- 心配ですか?そんな.
- 杏里
- だんだんハスキーになってきた.
- 篠原
- 本当ですか?色っぽいですね.
- 杏里
- 色っぽいかもね.
- 篠原
- アッハ〜ン,ありがとうございます.
- 光一
- 「アッハ〜ン」て?
- 篠原
- 篠原でした.
- 杏里
- バイバイ.元気ですよね.
- 光一
- お酒呑むとあんなふうになるんですか?
- 杏里
- 私はね,あそこまでならないですよね.
- 光一
- あれとは,また違いますか.
- 吉田
- 近い,近い.近い.
- 光一
- え?近いんですか?
- 吉田
- アッハ〜ン系だよ.
- 杏里
- それはないですよ.
- 光一
- アッハ〜ンですか?
- 吉田
- ウッフ〜ンかな?
- 杏里
- いや,それもない.いや,絶対それはない.
- 吉田
- 明るいよ,明るい.
- 杏里
- けっこうバァって感じで.
- 光一
- ああ,そうなんですか.それでは,LOVELOVEなものにいきましょう.デジタルスチルカメラで.
- 杏里
- これ,すごいですよね.いろいろ撮ってきたんですけど.けっこういろんなイルカものを集めてるんですけど.ドルフィンリングとか.
- 光一
- イルカの会話って知ってます?
- 杏里
- あ,知らない.
- 光一
- 国語で習ったんです.
- 杏里
- え?本当?教えて.どういう会話?
- 剛
- 水中で会話するんですよ.
- 吉田
- 本当?
- 光一
- 教科書載ってたよな.
- 剛
- 載った,載った.
- 光一
- やっぱり世代が同じやな.
- 吉田
- あ,そう.
- 杏里
- これはドルフィンリングで今日もつけてるんですけど.
- 光一
- あ,今日もつけてるんですか.なるほど.
- 杏里
- よくわかりませんね,これ.
- 光一
- ちょっと寄り過ぎちゃいましたね.
- 杏里
- これは,イルカの.
- 剛
- びっくりした.誰かのケツかと思った.
- 光一
- ほんまや.
- 剛
- 杏里さんケツ?思いました,今.びっくりしましたよ.
- 吉田
- こっち向けてね.
- 杏里
- ね.本当だ.
- 光一
- びっくりした.
- 杏里
- これはホンジュラスっていうとこにプロモーションビデオを昔,4年ぐらい前に撮りに行って.で,イルカと一緒に泳いだんですけど.で,その時に一緒に泳いだイルカなんですけど.コパーンっていうのかな.コパーンとジジっていう名前のイルカがいまして.この子はコパーンっていう雌のイルカなんですけど.ちょっとこれ,見にくいですよね.
- 光一
- イルカちゃんなんですよね.
- 杏里
- イルカに見えないですよね.
- 吉田
- ぜんぜん見えないね.
- 杏里
- 見えないですよね.
- 光一
- 以上ですか?
- 杏里
- 以上です.
- 光一
- なるほど.ありがとうございます.
- 剛
- ありがとうございます.
- 光一
- こうして見ると,すごいお友達多そうですよね,やっぱり.
- 杏里
- そうですね,よく集まってますね.ご飯食べに行ったり.
- 光一
- いいですね.なんでなんでしょうね?それは.お友達できるコツっていうのは.
- 杏里
- なんでだろう?やっぱりみんな淋しがり屋なんなじゃないかな.拓郎さんは多いですよね,友達ね.
- 吉田
- いや,そんな.僕は,すごく友達少なくて.だから唯一,夜遅くなると光一君と剛君に電話で話して,「淋しいね」って.
- 光一
- たまに電話あるんですよ.
- 吉田
- いつも「淋しいね,僕たち」って言いながら寝るんですよ.
- 杏里
- それは淋しいですね.
- 光一
- 友達多いみたいですよね.
- 杏里
- でも,友達はいいですよね.
- 光一
- そうですよね.
- 剛
- 友達,力なってくれますからね.
- 光一
- なんで出来ひんのやろな?
- 杏里
- 忙しすぎるだけとか.
- 光一
- そうなんですかね?
- 杏里
- でも,これからどんどん出来ると思いますよ.
- 光一
- そうですか?
- 剛
- これからですかね?
- 光一
- ならいいんですけどもね.じゃあ,このへんでガチャガチャマシーン・アルファいきましょう.これを回して下さい.いろんな質問が入っております.
- 杏里
- はい.なんでしょうね.
- 光一
- さあ,なんでしょうか.はい,「聴くと思わず夏を思い出す杏里さんですが,夏と言えば恐い話.コンサートで各地を回っていて,え!?うっそ〜!?というような恐い体験をしたことありますか?あれば教えて下さい」.恐い話.
- 剛
- 聞きたいですね,恐い話.
- 光一
- 聞きたいですね.
- 杏里
- 恐い話.けっこういろいろい経験してるんですよ,私.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 剛
- 霊感強いほうなんですか?
- 杏里
- うん,どうなんでしょう?あんまり今でも信じないんですけど.ただ,なんか嫌な経験っていうか,そういうのありましたよね.金縛りとか.あの,大阪にある有名なホテルがあって,まあ,そこによくメンバーと泊まってたんですよ.で,ある時,そこの11階かなんかに泊まったんだけど,朝方までみんなで飲んでて.朝方の4時ぐらいに部屋に入って寝ようと思ったら金縛りにあって.で,パッと目を開けたら私のベッドの上にウェディングドレス,ピンクのウェディングドレスを着た女の人が立ってたんですよ.で,そのウェディングドレス着てた女の人の後ろに,今度はタキシードを着た男の人が立ってて.それはもう恐ろしかった.あの,夢じゃなくて,あれは本当にほとんど現実に近い状態.ほとんど頭は冷めてましたから.後で,次の日かな?お掃除のオバさんがいたんでね,ちょっと変な経験したことをお掃除のオバさんに話ししたら,「いや,じつは,ここの同じ階でウェディングドレス着た女性,新婚さんが飛び降り自殺をした」っていうのを教えてくれたんですけど.私はぜんぜんそういうのを知らないでそこに泊まったんですよ.
- 光一
- 新婚でなんで飛び降りるんやろね?
- 杏里
- ね.それがなんか本当に不思議だなって思って.
- 剛
- ほんまそうやな.なんでやろな?
- 杏里
- 女性のほうがそこで亡くなったっていうのを聞いたんです.嫌な話しですね,こういう話しはなんか.でも実際にあった.
- 光一
- この暑い日ですから.拓郎さん,そういう経験はないですか?
- 吉田
- シンガポールでですね,ホテルですけどね,カニ味噌食いに行ったんですよ.
- 剛
- その時点で恐くないんですけど.
- 吉田
- あ,その時点で恐くない?
- 光一
- 恐くないですね.
- 剛
- カニ味噌って?
- 吉田
- カニ味噌ってあるじゃない.
- 剛
- はい,カニ味噌.
- 吉田
- それもさ,向こうのって大きいわけ,カニが.味噌いっぱい詰まってて,ニンニクたっぷりですごい美味しいわけ.で,あるお酒飲むところで,お酒飲みながら,向こうのビールとか飲みながらさ,カニ味噌食べてて.もうメチャメチャ美味しいんだけど,すごい酔ってたから持って帰ってホテルでも食べたいと思ったわけ.で,「すいません,テイクアウトしたい」って言って,カニ味噌3つぐらいテイクアウトして.で,もうベロベロだったんでホテル戻って,シンガポールの.部屋に持って帰ったところまで記憶があるんですよ.で,朝,目が覚めたらカニ味噌の中で目が覚めたんですよ.こうベッド中にカニ味噌がブワァーってあって,その中で.俺ね,目が覚めた時にウンコの中で寝てる思って.
- 光一
- それは恐いっスわ.
- 吉田
- 恐かった.俺ね,とうとう俺もキレたと思ってね.ウンコの中で寝てると思ったことあるんですよ.それ,すごい恐かった.
- 杏里
- それ恐いですね.
- 光一
- それは恐い体験ですね.
- 吉田
- カニ味噌,気を付けたほうがいいですよ,カニ味噌.
- 剛
- カニ味噌はね.
- 吉田
- 臭い.
- 杏里
- でも美味しいですよね.
- 吉田
- 美味しいんだけど,朝はね,気持ち悪いよ.ベッドで寝覚めがカニ味噌っていうのは.
- 光一
- 嫌ですね.
- 剛
- 嫌ですね,そんな目覚めね.
- 杏里
- それはちょっと恐いですよね.
- 光一
- 恐い話でした.じゃあ,もう一ついきましょう.
- 杏里
- はい.
- 光一
- さて,いきます.「お酒で楽しむことが上手な杏里さんに質問です.あの頃,私も若かったわ,と赤面してしまうような,お酒での失敗を教えて下さい」.先ほども強いとおっしゃってましたけども.
- 杏里
- お酒での失敗は,あんまりないんですよ.けっこうお酒飲んでも,酔うことは酔うんですけど,けっこう理性はちゃんとしてるんで.
- 光一
- ちゃんと記憶は?
- 杏里
- 記憶はあるんですよ.で,二日酔いもあんまりないし,ほとんど記憶があるんで.
- 光一
- じゃあ,もう本当に強いんですね.
- 杏里
- 周りが失敗することが多いですね.うちのバンドとか.
- 光一
- 拓郎さんとか?
- 杏里
- 拓郎さんはどうなんですかね?
- 吉田
- いや,もう本当に失敗ばっかりです,はい.
- 光一
- カニ味噌といいね.
- 吉田
- でも,お酒を飲んで乱れたりしないっていうのは,つまんないよね,僕から見ると.
- 杏里
- そうみたいですね.
- 吉田
- もっと記憶が無くなって欲しいんだけどさ.
- 杏里
- 記憶はね,失ったこと一回もなくて.
- 吉田
- それはよくないんだ.記憶をなくして,それで俺たちが何をしたかわかんないような状態ってのが.「何かあったのかなぁ?」っていう感じにしないといけないんだけど,全部覚えてるんでしょ?
- 杏里
- 全部覚えてるんですよ.
- 吉田
- うかつなこと出来ないじゃん,ほら.酔ってる時.
- 杏里
- そう.だからきっとみんなでいいお酒飲めるんでしょうね,多分.
- 吉田
- よくないよ.
- 杏里
- そうですか?
- 吉田
- 一緒にカニ味噌の中で突っ伏そうよ.
- 杏里
- じゃあ,今度そのうち.
- 吉田
- そうか.絶対に酔わないんだ.
- 杏里
- 酔わないですね.だから,ツアーに行くと私がバァッと飲みますよね.飲んでバンドがほとんどみんなつぶれちゃうんで.
- 吉田
- そうなんだ.
- 杏里
- で,つぶれない時は,二次会っていうか最後みんなホテル帰りますよね.で,まだ飲みたいからバンドの部屋一人ずつノックして.で,みんな飲んで一人一人みんなつぶれちゃう.
- 吉田
- 地獄だよ.
- 光一
- 世話をするんですか?その酔っ払っちゃった人の.
- 杏里
- 世話はしないですね.勝手に帰しますね.
- 光一
- そこで世話するんやったらわかりますけどね.
- 杏里
- でも,次の日,けっこうみんなしんどそうですよね,やっぱり.
- 光一
- 拓郎さんもしんどそうにリハやることありますもんね.今日は元気でしたけど.
- 吉田
- ええ,もう連日つらいですね.いやでも,そういう女の人と一緒にいたら死ぬね,みんな男たちは.
- 杏里
- うん.
- 吉田
- 「なんか気があるのかな?」って.酔っ払ってほら,男って気持ちが大きくなるから,「あ,杏里,俺に気があるのかな?」って思ってるとぜんぜんしらふなんでしょ?
- 杏里
- そう.
- 吉田
- 酔ってるだけじゃない,こっちは.
- 杏里
- そう.本当にそう.けっこうだから観察してますけどね.
- 吉田
- 話しになんないってことだね.
- 杏里
- 飲みましょうね,だって.
- 吉田
- もう一切,君とは飲まない.
- 光一
- さあ,続いてはですね,LOVE LOVEな歌です.
- 杏里
- はい.今日ちょっと家から持ってきたんですけど.ザ・ワイルドワンズの「思い出の渚」っていうのがあるんですけど.小学生,中学生の時によく聴いてました.
- 光一
- 「思い出の渚」.
- 剛
- 「思い出の渚」.
- 杏里
- うちにカラオケがあって,で,よくうちの兄たちと両親とみんなで歌ってたんですよ.いちばん上の兄がワイルドワンズが大好きで.
- 光一
- これ,古いですよね.
- 杏里
- そうですね.かなり.
- 光一
- レコードですもんね.
- 杏里
- レコードですよね.
- 光一
- 何年前ぐらいですか?
- 杏里
- 何年前でしょうね?えぇと,もう25〜6年ぐらい前になるのかな?計算したことないけど.
- 剛
- 25〜6年前.
- 杏里
- 名曲ですよね,本当に.
- 吉田
- ともかく日本の歴史に残る何本とない素晴しい曲.
- 光一
- 僕も聴いたことありましたもん.
- 吉田
- 絶対にある.
- 光一
- ありますよね.
- 吉田
- どんなちっちゃい子でも.
- 杏里
- 知ってると思う.
- 吉田
- 時代が変わっても,これはね,必ず.
- 杏里
- そうですね.毎年,夏になるとね,必ずこの曲が流れますもんね.
- 吉田
- もう本当すごい.
- 光一
- 夏,好きですか?
- 杏里
- なんで夏こんなに好きなのかわかんないですけど.
- 光一
- 夏っぽいですよね,かなり.
- 杏里
- そうですか?
- 光一
- もうかなりの夏ですよね.
- 杏里
- どういう意味なんでしょう?
- 剛
- 今の,みんな絶対おかしいと思った.
- 杏里
- うん.
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