ゲストとのLOVE LOVEなトーク#032


HomePageだけの特別編集版
GLAY

光一
はい,改めて紹介しましょう.今夜のゲストはGLAYの皆さんです.よろしくお願いします.
よろしくお願いします.
TAKURO
よろしくお願いします.
TERU
よろしくお願いします.
光一
あの,さっそく質問なんですけど,TAKUROさんとTERUさんは本名なんですか?
TERU
本名です.
光一
本名ですか.今日はさっきも言いましたけど,拓郎さんが二人いるんで.
吉田
素晴しいですよね.
光一
どうも,どう呼ぼうか.
吉田
多分ね,一生に一度もないよね.こんな拓郎が二人いるなんていうのは.
そうですね.
光一
何て呼ぼうかなって,ちょっと迷っちゃって.
吉田
俺,「拓ちゃん」.
光一
拓ちゃんでいいですか?
吉田
みんなが今,彼のことを「きゃー!! TAKURO!!」って言ってるから.俺じゃないのはわかったから.だから拓ちゃんでいい.「拓ちゃん」って言われたら僕が返事して,「TAKUROさん」って呼ばれたら彼が返事するの,今日は.
はい,わかりました.そうしましょう.
光一
出身地は?
TERU
北海道の函館.
光一
皆さん函館? PHOTO
TERU
みんなそうですね,メンバー全員.
TAKURO
全員そうです.
光一
北海道ですか.
やっぱり魚介類とか見て「お?ちょっとこれ,いい曲書けそう」とか?
TAKURO
いや,でも,東京に来た時に,「ああ,魚介類に関してはぜんぜん違うな」と.
光一
あ,やっぱり違います?
TAKURO
それはいちばん思いましたよ.
やっぱりあれですか?毎日イクラとかウニとかカニとか?
光一
それはないやろ.
TAKURO
すごい誤解を持ってらっしゃるような気が……….
違いますかね?
TAKURO
いや,もう,イクラ丼とかウニ丼なんて,東京へ来るまで食べたことがなかった.
光一
あ,そうなんですか!?
え!?そうなんですか!?
TERU
それは大袈裟ですけどもね.
光一
そうですよね.
大袈裟やね.
TAKURO
家庭環境の違いで.
光一
あ,そうなんですか.
TAKURO
お金持ちだったの.
TERUさんはたまに?
TERU
いや,お金持ちっていうわけじゃないんですけどね.たまに.あの,自分たちで鮭を釣りに行ったりしてたんで.
カッコいいっスねぇ.
光一
釣りに行くんですか?
TERU
それで,ちゃんと子を持ってる鮭がいたら,それをさばいて.
光一
さっきね,剛が思ってたのは,関西人が毎日タコ焼き食ってると思ってるのと一緒やね.
TAKURO
うん,そうそう.
あのね,どうも奈良人が鹿を飼ってるっていう.これはね,ちょっと全国の皆さんに言いたいんですけれども.奈良人が一件に一頭は絶対に鹿を飼ってるとおっしゃった僕の友達がいるんでね.それはやっぱりね,大変ですから.
光一
まあな,鹿はな.
「毎日鹿と寝るの?」って言われた時は,それはちょっと危ないですからね.
光一
怒られますわな.
まあ,そういう感覚ですかね.
光一
でも,あの,なんて言うんですかね?北海道から東京に来て,何か困ったこととかってあります?これが違ってって.
TAKURO
やっぱり独り暮らしをこっちで初めて始めたんですよ.だからそれで,それこそ公共料金の払いに行き方とかも全部いちから学んでったんだけども.よくアルバイトから帰ってきたら,公共料金の3つぐらい止まってる時がありましたよ.水道も止まって,電気もガスも止まってて. PHOTO
光一
電話とかも止まっちゃって?
TAKURO
電話はね,もう当り前のように止まってたから,あんまり気にしなかった.
光一
あ,そうですか.電話止まると恥ずかしいですよね.
TAKURO
そう.で,メンバーはみんなそういうアルバイトで生計を立てていたので,もう電話止まるのなんか当り前じゃないですか.だからね,練習がある時は,電報をよく打ってた.
光一
電報ですか!?
電報!?
TAKURO
「何月何日にどこどこのスタジオでリハーサルあり.至急連絡くれたし」とか書いて.
光一
お洒落ですねぇ.
カッコええなぁ,電報で.
TAKURO
もう,そうしないと家もすごい遠かったから,伝えに行く術がなくてそういうので.
花柄かなんかのやつが送られてきて?
TAKURO
そうそう.なんか♪ピロリロリロ〜とか.
光一
開くと鳴ったり.
TAKURO
そういうのはちょっと高いんで.
光一
やっぱりそういうのが送られてきたり?
TERU
いや,俺はなかったけどもね.
TAKURO
TERUんちは大丈夫だったんですけど.
TERU
うちはもう,ちゃんと働いて.食うだけの金は持ってましたけど..
光一
まあ,あとパソコンがホビーだと.
TERU
そうですね.ほとんど毎日やってます.
光一
毎日やってます?
TERU
どんなに遅く帰ってもやってますね.1時2時過ぎても帰ってからはすぐ電源入れて.
光一
どういうことをやってるんですか?
TERU
今は3Dのアニメーションをやってるんです,自分で.
光一
3Dのアニメーション?
TERU
あとはインターネットで,エッチなページ開いて.
光一
ああ,なるほどね.ここのスタッフでもやってる方いるみたいですよ.あれってでも,金かかるんですよね?
TERU
だけど,普通電話料金と一緒です.
光一
あ,そうなんですか.拓郎さんもインターネットやってますよね.
吉田
はい. PHOTO
光一
そういうエッチなページは?
吉田
あ,大好きですね.いや,だからね,要するに音楽やってたり,詞書いてたり,曲作ってたりする人って,僕は違うかもしれないけど,けっこう寂しがり屋で照れ屋が多いんですよ.だからやっぱりね,ああいう世界に入っちゃいやすいのね.なんか一人でジーッとしてて,あっと言う間に2時間ぐらい時間経っちゃってね.「あれ?もう朝だ」って感じなわけ.一人でこそこそなんかいろんなことやって.ちっとも身にならないんだけど,なんかそうやってると幸せ感じちゃったりするのね.だからほら,メールっていうのがあるじゃない.ああいうのはさ,普通手紙なんかやりとりする仲じゃないのに,普段だったら絶対手紙なんか書かない奴が,メールになってからすごく頻繁に朝晩メールくれたりとか.で,すごい恥ずかしいようなこととかでも,平気で言えちゃう.
光一
ああ,電話では言えないことでも.
吉田
だからね,けっこうまあ,どっちかっていえば暗い世界ですよね.大好きですけど,僕たち.
光一
まあね,この番組も「LOVELOVEあいしてる」のホームページもありますから.見たことってあります?
TERU
以前,「LOVE LOVE」じゃないのかな?
吉田
篠原ともえの?
TERU
ですね.
光一
シノラーのホームページね.
TERU
あれ見ましたけどね.
光一
どうでした?
TERU
すごく明るくて.
光一
明るくて?
TERU
性格そのままのような,そういうホームページでしたけども.
光一
なるほど.
TERU
結局あれですよね,自分で情報を発信しなきゃホームページ作る理由がないというか.発信するものがなきゃ,なんか作っても意味が無いなと思いはじめて.俺もなんかホームページ作ろうと思ったんですけどね,何を言えばいいんだろう?って.音楽で言いたいことは言ってるし,みたいな気持ちがあって.
光一
あ,音楽で言いたいことは言ってると,歌いながら.カッコいいですねぇ.
カッコいいな.言うてみたいな,そんなこと.
光一
な.
な.「ネタで言いたいことは言ってますから」.
光一
カッコよくないなぁ.
あんまカッコよくないかもね.そんなんいいいですね.
光一
TAKUROさんはインターネットは?
TAKURO
やりますね.コンピューターは僕ほとんどインターネット専門で他のことはほとんどやらないですね,グラフィックとか.でも,何に使ってるかっていうと,案外使い道なくって.それこそエッチなやつっていっても,まだまだ改善の余地がぜんぜんあったりして,それだったらまだ色の付いたビデオ見たほうが早いっていうような,そういうのがあったりするから.あんまりインターネットじゃ見ないですけど.あとはそれこそGLAYのファンの子たちのやってるホームページを見て,「あ,自分たちはこういうふうに思われてるんだ」っていうようなことを改めて確認したり.
光一
なるほど.そういうのもあるんですね.
TAKURO
そのぐらいですね. PHOTO
光一
お互いにメールでやりとりとかは?
TERU
電話のが早いんだよね.
TAKURO
一回ね,ツアー行って,全員が携帯用のコンピューターを持ってって,メールのチェックとかやるんですけど,ずっとツアー続いてくると,メンバーとも会いたくなくなるの,夜も.普段は毎日飲みに行ったりとかするんだけど,ツアーなんか行くと,本当に四六時中一緒だから嫌だったのね.そしたらね,となりの部屋にギターのHISASHIがいて,ずっと彼はコンピューターが好きでやってるんだけど,しばらくして俺がメールのチェックをしてると,「何時何分,TAKUROへ.暇だ.遊びに来て」って.
光一
ああ,なんかいいですねぇ.
TAKURO
それ,隣の部屋だったような気がするなぁと思って,「付いたよ」とか.そういうつまんない使い方とかもしてたりとかして.
光一
でも,なんかいいですなぁ.暖かい感じがして.
いいですなぁ.
光一
他にLOVE LOVEなものとか何かあります?
TAKURO
他にですか?
光一
ええ.
TAKURO
何だろう?
光一
まあ,デジカメに撮ってきてもらってると思うんですが,それを見て.
TERU
オープニングからすごいの出ると思うんですが.
光一
おお!?
おお!?50ですか?
光一
ダックスですか?これ.
TERU
これはうちのギター,もう一人のHISASHIのほうが持ってるんで,それを借りて乗ってたんですけど.
光一
これは原付ですよね?
TERU
はい.
光一
意外ですね,こういうの乗ってるとは.
TERU
次に行くと,びっくりするんですけどね.
TAKURO
俺です.
みんなで乗り回してるんですね.
TAKURO
しかも,これ,自転車みたいにちゃんと漕ぐと.
TERU
次いきますか.
TAKURO
あ,これは僕が集めてる宇宙人グッズです.
光一
これ,何ですか?マスクですか?
TAKURO
あの,貯金箱なんですよ,三つの顔は.
光一
どこから入れるんですか?
TAKURO
後頭部のつむじのあたりから.
こんなん置いてたら来ません?
TAKURO
今のとこ大丈夫です.
今のとこ大丈夫ですか?
光一
UFOとか信じます?
TAKURO
信じますね.UFOもお化けもわりと信じます.
TERU
ツアー中とか,やっぱりそういうの信じちゃうと困りますね.
光一
会ったことあります?
TERU
いや,よく夜走りでバスで走るんですよ.それも田舎街の山の中を走ったりすると,空見ると星がすごい近いんですよね.「今なら来るぞ!!」って呼んだりするんですけどね.
光一
呼ぶんですか?どういうふうに呼ぶんですか?
TERU
なんか気を溜めて. PHOTO
光一
気を溜めて?
TAKURO
彼だけですから.念のために.
光一
変わってますね.それじゃあ続いてガチャガチャマシーン・アルファにいきたいと思います.じゃあ,これをTERUさんに回していただいて.
TERU
100円いいんですか?
光一
大丈夫ですよ.
タダなんで.
TERU
はい.
光一
さあ,いきます.「今ではビッグネームになったGLAYさんですが,会えて嬉しかった有名人は誰ですか?」.
TERU
会えて嬉しかった人?
光一
もう今はね,GLAYの皆さんに会ったらね,嬉しいと思いますけど.
TERU
あ,俺,飯島直子さんはすごく印象的でしたね.
あ,飯島さん.
光一
飯島直子さん.
TERU
はい.
光一
それは昔から?
TERU
いろいろテレビをずっと見てて,すごく優しそうな人で.それで実際に会ったら本当に思ってた通りの人で.
光一
あ,そうですか.
感激?
TERU
はい,感激でしたね.
「TERU,感激!!」.こんな感じですね.
TERU
そうですね.
光一
TAKUROさんは?
TAKURO
そうですね,矢野顕子さんかな?
光一
矢野顕子さん.
TAKURO
はい.昔からすごいファンだったので.前にテレビ番組で御一緒した時に,一緒に写真を撮らせていただいたことがありますね.
光一
あ,そうなんですか.拓ちゃんは?
吉田
僕,会えて嬉しかったのは安室奈美恵かな.
光一
まあ,第一回目にね,ゲストで来ていただきましたけど.けっこう意外なところが出てきたね.
そうですね.
TAKURO
今でも有名な方に会うとバクバクしますけどね,心臓が.ぜんぜん慣れないですね.
光一
あ,慣れませんか.
TAKURO
ぜんぜん慣れないです.テレビの収録なんか終った帰りの器材車の中はもう,話題騒然ですよ.
光一
あ,そうですか?「なんとか見た!?」とかいって.
TAKURO
「ちっちゃいねぇ」なんて言って.武田鉄矢さんの時も嬉しかったですね.
あ,武田さん.
TAKURO
俺の,泣いたら大好き三大俳優さんがいて,柴田恭平さんと水谷豊さんと武田鉄矢さんが泣くシーンて,俺も泣いちゃうんですよ.もうダメですね.
光一
なんか,GLAYのイメージ違ったなぁ,俺.
TAKURO
そうなんですよ.泣かれると弱いですね.
「わくわく動物ランド」を見て泣くタイプですか?
TAKURO
いや,大丈夫です.動物と子供は大丈夫なんですよ.
あ,そうなんですか.
TAKURO
でも,あの3人が泣くとダメ.
なんか泣いてしまう?
TAKURO
なんかもらい泣きしてしまう.
光一
なんかあるんでしょうね.あ,なるほど.「GLAYの中の夜の帝王は誰ですか?」.
TAKURO
夜の帝王?誰でしょうね?…………俺か?
光一
なんかTERUさんの目が…….
TAKURO
いや,夜の帝王かもしれませんが,でも俺,ぜんぜんいい帝王ですよ.
光一
いい帝王?
TAKURO
あのね,催し物好きのパーティー好きなんですよ.だからね,幹事役を,もう自ら進んで立候補して.で,例えば打ち上げなんかあったりするとセッティングしたり,誰かの誕生日だとかセッティングしたりして.もう3ヶ月ぐらい前から,その夜のためだけに生きてるっていうね.
吉田
すっげぇわかる!!
TAKURO
わかりますか!?
吉田
やっぱり拓郎だよ.
光一
おお!! 拓郎同士で.
吉田
拓郎ってね,そういう人なの.
そうなんですか?
吉田
ずいぶん前からね,準備したくなるの,気分的に.盛り上がっててね,セッティングするんだよね.
TAKURO
相手の喜ぶ顔とか想像しちゃったりすると,もう一人でニヤニヤして.
光一
いい人ですねぇ.
吉田
ある程度,病気だよね.これはどっかで.血液型何ですか?
TAKURO
Oです.
吉田
あ,Oですか.血液型関係ないね.やっぱり名前だ,これは.本当にそういうの好きなの.なんかいいね.ほら,人がセッティングするのって,すごい不愉快でしょ?なんか物足りないなぁって.
TAKURO
そうですね,なんか「ツメが甘い!!」とか.
吉田
そうそう,そうそう.そうなんですよ.
TAKURO
「それじゃあ腹八分だ」って.
吉田
そうそう,ちょっと不満残りますよね,人のセッティング.
TAKURO
自分の誕生日パーティーも自分でやりたいぐらいですもんね.
吉田
うん,そうそう.まさにそう.
光一
そうですか.
吉田
だから,疲れるタイプだよね,これは自分で.
光一
几帳面なんですかね?
TAKURO
そうでもないんですけど.
光一
じゃあ,ガチャガチャマシーン・アルファはこのへんにしましょう.さあ,続いてはですね,GLAYの皆さんのLOVELOVEな歌について.
TERU
はい.歌はですね,俺たちが中学・高校時代からずっとですね,憧れていたBOOWYというバンドがありまして.そのなかの「B・BLUE」という曲なんですけど.ちょうど11年前の曲になると思うんですけども.
TAKURO
11年前?
TERU
'86年.
TAKURO
あ,本当?お幾つぐらいですか?
光一
7歳ですね.
ピカピカの1年生ですわ.
TERU
俺たちはだいたい15か?
TAKURO
15か.
光一
中学生,高校生ぐらいですね.
TERU
ちょっと不良を気取る連中のカバンには,「BOOWY」って.
光一
ありましたね,なんか.時計とかもごっついのありましたもんね.
TERU
車の後ろにも「BOOWY」ってステッカー貼ったりして.
TAKURO
そういうのが函館ではBOOWY旋風が吹き荒れてたんです.
光一
で,今日は皆さんBOOWYの「B・BLUE」という歌を,それでは歌っていただきたいと思います.
よろしくお願いします.
一同
よろしくお願いします‥



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