#026
HomePageだけの特別編集版 和田アキ子編
- 光一
- さあ,それでは今日のゲストを紹介しましょう.今日のゲストは和田アキ子さんです!! どうぞよろしくお願いします.
- 和田
- どうもこんばんは.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 和田
- よろしくお願いします.
- 光一
- アッ子さんとは,まあ僕たちもね,なんか会ったことあるようでないようで.会ったことあるようで.
- 和田
- だから,会ってないことではないのよね.
- 光一
- そうですよね.
- 和田
- 会ってんけど,どこで会った言われたら困んねんな.
- 光一
- そうですよね.
- 剛
- どっかでお会いはしてるんですけどね.
- 和田
- うちもそう思うねんけどね.なんつったってね,もうね,悪いけどね,剛ちょっと違うけどね,光一ちょっと手,見せて.ほら,お揃いなんだぜ.
- 剛
- 俺,なんもつけてない.
- 和田
- 俺たち,マブダチなんだぜ.
光一- マブ.
- 篠原
- あげましょうか?
- 剛
- いやいや.
- 篠原
- あげますぅ.
- 剛
- これでもうマブですかね?
- 和田
- これでまあね.この番組だけ付けとこ.
- 光一
- わかりました.
- 剛
- これ,帰って付けててもしゃーないですからね.
- 和田
- しゃーない,しゃーない.ほんなもん,風呂入る時,邪魔なってしゃーない.
- 光一
- そうですよね.シノラーはアッ子さんに会ったことは?
- 篠原
- もう,めっきり仲が.
- 剛
- いつもやねん.
- 光一
- 毎回,誰でもそうやん,君は.
- 篠原
- 本当,本当ですよね.
- 和田
- なんつったってほら,永谷園のマブダチなのよ.
- 篠原
- そうなんですよ.永谷園ファミリーなんです.トッピーと麻婆豆腐.
- 光一
- ファミリーなんや?
- 剛
- 鼻の下,汗かいてるよ.
- 篠原
- ごめんなさい.あぁ,もう恥ずかしいですぅ.
- 光一
- 拓郎さんはアッ子さんとにお会いしたことは?
- 吉田
- ええ,もう.
- 和田
- あのね,前,番組でね,一回見てたらね,私に一回も会ったことないって拓郎ちゃん言うたんでしょ?
- 光一
- はい.
- 和田
- しょっちゅう会うてるんですよ.
- 光一
- あ,そうなんですか?
- 和田
- 私と美容院,一緒なんですよ.
- 剛
- なんですって?
- 光一
- 美容院,一緒なんですか?
- 和田
- 何回も会うてんのにね.
- 光一
- あ,そういえば,ちょっと似たようなカットですよね.
- 剛
- あ,これはちょっと似たようなカッティングで.
- 光一
- いい感じじゃないですか.
- 和田
- だから,私が切り過ぎるとこうなるんですよ.
- 光一
- なるほどね.
- 和田
- でね,六本木のね,と,あるレストランで.
- 吉田
- 違うって.
- 和田
- 違うって?
- 吉田
- 僕じゃない!
- 和田
- 「僕じゃない」って,あなたでしょ.六本木のね………,聞きたい?
- 剛
- ええ.メチャクチャ聞きたい.
- 光一
- 後で聞きましょうか?
- 和田
- 後でね.
- 光一
- はい,ということで楽しみにしてて下さい.30分間よろしくお願いします.
- 剛
- お願いします.
- 和田
- お願いします.
- 「ゲストとのトーク」
- 光一
- はい,それでは改めて紹介します.今日のゲストは和田アキ子さんです.
- 和田
- どうも.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 和田
- よろしくお願いします.
- 光一
- まあ,さきほどの話の続きなんですけども.あのね,散髪屋が一緒だって.
- 和田
- 散髪屋って言わないで.
- 光一
- ああ,ごめんなさい.
- 和田
- 美容院て言って.私,べつにね,散髪屋には行ってないのよ.今はほら,男性も美容院多いでしょ.
- 光一
- そうですね,僕もそうです.
- 和田
- いつも一緒なのよ.いつもっていうか,私が行く時ね.私がだいたい2週間に1回カットしに行くんですけど.
- 剛
- 2週間に1回.どのぐらいで?
- 吉田
- 僕は1ヶ月に1回ぐらいです.
- 和田
- で,だいたいこんな感じなんですよ.で,美容院て,人の顔あんまり見たら失礼でしょ.だけど,壁越しに見える時あるじゃない.「ああ,拓郎さんだ」って思って,なんか雑誌読んだりしてんの.読んでないんだけど,人に何か言われるの嫌なんじゃないの?
- 光一
- ああ,そうですね.
- 和田
- 読んだふりしてんのよ.で,私が「じゃあ,お先」って言うと,顔も見ないで「うん」.生意気なやっちゃなって.
- 光一
- あ,そうなんですか.美容院でしょっちゅう拓郎さんとアッ子さんは会ったことが.
- 和田
- 私はあるんですよ.
- 吉田
- いや,僕も.
- 和田
- いや,だから,それなら番組出たら,「芸能界長いけど,会ったことない」とかって.
- 吉田
- だから,こういう場所でぜんぜん会ってないなぁと.
- 和田
- そういう言い方じゃなかったみたいよ.だから,お仕事は初めてですよ.いや,だから,さっきの話でね,六本木に有名な…….
- 光一
- ああ,六本木に有名な.
- 剛
- 有名なね.
- 和田
- レストランがあるんですよ.で,そこへ私はマネージャーと行きました.そうすっと,かまやつさん御存じ?ムッシュ.かまやつひろしさん.
- 光一
- はい.
- 和田
- で,かまやつさんと先に会ったの.「ああ,アッ子ちゃん,ちょっと来ない?」って言うから,「え?何ですか?」って.「いや,今,いい集まりなのよ」って行ったら,なんとこの拓郎ちゃんと井上陽水.
- 光一
- おお!
- 和田
- ね.で,ムッシュ.素敵じゃない男ばっかりで.
- 光一
- そこで飲んでたわけですね.
- 和田
- そう.それで私はさ,「男っていいよね,ああやって,ぜんぜん隔たりなく今輝いてる人が話してるのっていいよね.ムッシュいいですよ」って言ったら「気にしないでいいよ,おいでよ」って.私は「何の話をしてんですか?」「いや,ちょっと」.黙ってんのよ.ね?
- 剛
- え?じゃあ,会ってるんですね.
- 和田
- この吉田拓郎,井上陽水よ.この二人がなに話してたと思う?
- 光一
- え?何ですか?
- 和田
- 「長男やから,墓をどこに建てるか?」や.
- 光一
- ええ!?
- 剛
- ええ!?
- 和田
- 大磯かどっか二宮いうとこ住んでて,いろいろと大変やと.ぜんぜんそれ聞いてからさ,酒,マズうなってさ.
- 光一
- え?なんでそんな話してたんですか?
- 吉田
- いや,けっこうそういう話しかしてないですよ.
- 剛
- 音楽的な話するんじゃなくて?
- 吉田
- いや,だから老後のこととか,そういうことばっかり話して.
- 光一
- ええ?そうなんですか?もう墓を?
- 和田
- ギター持ってカッコよく歌ってよ,片や陽水ちゃんは「ありがとう」言うてんのに,死ぬこと考えてんねん,もう.
- 光一
- 「やっぱ墓石はギターの形にしよう」とか?
- 和田
- それカッコいいね.どうですか?
- 吉田
- いや,まだ墓石.ほら,お葬式とか墓参りとかって,来て欲しくないですよね,なんか.
- 剛
- そうですか?
- 吉田
- うん.あんまり賑やかに来て欲しくない.
- 光一
- それはまあ,なんかわかるような気しますね.
- 剛
- まあ,賑やかにされたら困りますけども.
- 和田
- でも普通,結婚式とか行くよりは,そういうのに顔出したほうが喜ぶって言いますよね.
- 吉田
- あ,葬式とか.
- 和田
- 本当にお通夜とか.
- 吉田
- そうですか.
- 剛
- なんか暗くなっていきますけど.どんどん暗くなってっちゃうんですけど.
- 光一
- そうですね.
- 和田
- いや,だから,知ってるっていうことですよ.
- 光一
- 会ったことあるんですね.
- 剛
- 会ったことあるんじゃないですか.
- 和田
- そう,あるの.
- 吉田
- あるんですよ.何度もお会いしてるんです.はい,そうです.
- 和田
- お仕事は初めてです.
- 光一
- お仕事は初めて.
- 和田
- そうですよね?確か.
- 吉田
- はい.
- 光一
- じゃあ,アッ子さんも多分,すごく芸能界長いと思うんですけども.
- 和田
- いや,そうでもないですよ.
光一- 拓郎さんどっちが長いんですか?
- 和田
- 拓郎さんのほうが先輩でしょ.
- 吉田
- いや,違います.僕はもう和田さんテレビで田舎にいる頃から.
- 和田
- また,なんか.
- 吉田
- 本当ですよ.
- 和田
- そんなことはないですよ.
- 吉田
- いや,本当です.
- 和田
- 私だって,LP聴いた思い出があるもん.♪浴衣の君はススキのかんざし〜なんて.ええ男やなぁ思うてさ.もう一個あと,「リンゴ」っていう歌がいいんですよね.半分大きいほうをあげる.「ええなぁ.こんな男と知り合いたいな」って思って私が聴いてたんだから,先輩のはずですよ.
- 吉田
- いや,僕はぜんぜん違います.
- 光一
- なんでそんな否定するんですか?
- 吉田
- いや,僕,本当にテレビで見てたんですから,和田さんを.
- 光一
- え?何年になります?アッ子さんは.
- 吉田
- え?デストロイヤーのあれって?
- 和田
- 「うわさのチャンネル」?
- 吉田
- うん.
- 和田
- じゃあ,ゴッド姉ちゃんですか?
- 吉田
- そう,あれってどれぐらいですか?
- 和田
- あれはもう20何年前だろう?デビューして29年.今年10月で30周年.
- 剛
- 30周年.
- 吉田
- すごいですね.
- 剛
- おめでたいことですね.
- 和田
- もっと長いでしょ?
- 吉田
- そんなことないです.僕はずいぶん年とってから東京きたんですよ.
- 光一
- 拓郎さん何年になるんですか?芸能界.
- 吉田
- いや,考えてないんですよ.
- 剛
- 考えてない?
- 吉田
- 東京へ来てからどんぐらい経った?って言われたら30年ぐらいかなとか言えるんだけど.いつぐらいからこんなふうになってるのかってのを考えてないんですよ.だから,よく芸能界何周年記念コンサートとかパーティーとかいうのも,ぜんぜん何のことかさっぱりわからないですよね.
- 和田
- でも,自分わかんなくても,周り言いますけどね,そういうの.
- 吉田
- そう.だから,僕,自分のことよく覚えてないんですよ.あの,なんかよくわからない.
- 光一
- そうですか.
- 和田
- あんまり話す人と話さない人の差が激しいんじゃないですか?
- 吉田
- 僕がですか?はい.僕なりに,僕なりなんです.一生懸命.
- 和田
- ようやってられるなぁ.
- 光一
- いえいえ.でも,拓郎さん楽屋とかだとベラベラ喋るんですよ.
- 和田
- そうでしょ?
- 剛
- メチャクチャ喋らはるんですよ.
- 和田
- あれですかね,フォークシンガーとかテレビ出ないとかって一時期あったじゃないですか.
- 吉田
- はい.
- 和田
- 歌番組で曲をカットされるから,長いあいだ歌いたいとかあって.そういうのもあって,テレビが苦手とか?
- 吉田
- そうです.
- 光一
- なんか,怖くなって帰っちゃったらしいですからね,テレビ局から.
- 和田
- え!?
- 吉田
- 僕,よくあの,降りたり帰ったりしてるんです.
- 和田
- それ,自慢することじゃないと思うんだけど.
- 吉田
- そうですね.だけど,なんかそうやってたなと思うんですよね.
- 和田
- でも,Kinkiとはどうして?
- 吉田
- 最後の御奉公.
- 和田
- 誰に?
- 吉田
- テレビに.
- 和田
- これが最後なんですか?
- 吉田
- 最後にしたいんですよ,もう本当に.
- 和田
- じゃあ,ずっと続けないとね.
- 吉田
- そうですか.
- 和田
- だって,私も最初,Kinkiと拓郎さんやるっていった時,どういう番組になんのかな?って思って.
- 吉田
- みんな最初の3ヶ月ぐらいって.今,何ヶ月ですかね?聞いてもしょうがないか.
- 和田
- 知りませんよ,私は.最初それでね,見たんですよ.危なっかしくて見てらんないの.
- 吉田
- そうですよね.
- 和田
- Kinkiが一生懸命喋るんだけど,拓郎さん,なんかっつうと.
- 光一
- そうですね.今になってもそうですね.
- 和田
- でしょ.
- 吉田
- わかんないんですよ,でも本当に.例えば最初ね,安室奈美恵さんていう人が.
- 剛
- つんくさんと.
- 吉田
- もうそこから絶句しちゃったんですよ,僕.
- 和田
- 安室奈美恵,知らないですか?
- 吉田
- いや,テレビではよく僕は.見るのは好きなんですよ.だから,テレビの番組とかよく見てるから,テレビで僕が一方的にお茶の間から見て「ああ,可愛いな」とか思ってるだけで.で,こんなとこでお会いするって.
- 和田
- こんなとこってどんなとこ?みんなとこに来てるんでから,私だって.
- 吉田
- そうですよね.で,ここでお会いするって考えたこともなかったから,横に座られたりすると何が何だかさっぱりわからない.
- 光一
- 拓郎さんも緊張したんですか?
- 吉田
- 僕,いつも緊張してますよ.
- 光一
- まあ,そうですけどね.
- 和田
- どんな人がいらしてもですか?
- 吉田
- ええ,もう大変です.
- 和田
- そうなんですか.
- 吉田
- 今日も,もう大変です.
- 和田
- 今日も?
- 光一
- 拓郎さん,すごい女性が苦手なんで.今日もやっぱりダメですか?
- 吉田
- ダメですよ.とにかく女の人とか.そういう人たちと,人がいっぱいいる目の前で,なんで俺が話さなきゃいけないんだろうとか思うじゃないですか.
- 和田
- 自分の仕事じゃないですか.
- 光一
- そうですね.
- 吉田
- そういう意識がないみたいですね.
- 光一
- でも,今日は女性ゲストですけども,いつもの女性ゲストの時よりも喋ってると思うんですけどね.
- 吉田
- 和田さんだってね,僕はだからほら,さっき言ったようにテレビとかブラウン管を通じてこっちから一方的に思い入れてるじゃないですか,僕たちは.お会いしてないから.で,思い入れてる僕の中でいいんですよ,すごく.だから,「お酒飲みに行きたいな」とか,そういうこと言わないほうがいいっていう人もいっぱいいるんだけど.
- 和田
- よく調べてるみたいですね.
- 吉田
- うかつに言うなって話もあるんですけど.
- 和田
- 誰ですか?それを言ったのは.私,本当に言っときますけど,暴れたこともなければ,管まいたこともないです,本当に.
- 吉田
- ね.
- 和田
- これはないです.それで,あと1分でうちに着くよっていう時に寝ちゃったりする
だけで.お店で寝たり暴れたりはない.
- 光一
- あ,じゃあ,そんな酒癖は悪くない.
- 和田
- 絶対ないよ.とにかくエレベーター乗るとか,うちに着いたってわかった時に寝ちゃって起きないとか.
- 光一
- ああ,落ち着いたと思ったら.
- 和田
- 「もう大丈夫.これで誰の目にも付かないでこれで大丈夫」と思うと.
- 光一
- いや,家の前は付くと思いますけどね.
- 和田
- いや,マンションだからさ,もうわかんないじゃん.そうするとマネージャーなんか「嘘寝してる」って言うんだけど.もう,あとここだけ通り過ぎればいいっていう時に寝ちゃうらしいの,どうも.そういうこととか,あと,昔はよく電話したけどね,やっぱり.
- 光一
- 電話ですか?
- 和田
- うん,夜中にね.「寝てる?」っつって.寝てるっつうの.今はそんなないよ.
- 光一
- どのくらいお飲みになるんですか?
- 剛
- けっこう飲まれるんですよね?
- 和田
- 好きですね.
- 光一
- 好きですか.でも,お酒飲んでるのに,ぜんぜん太ってないですし.
- 和田
- あ,私,太るとか痩せるとかぜんぜん気にしてない.もう皺になろうがシミになろうが,ぜんぜん気にしてないの.
- 光一
- 逆に気にしないと,やっぱ出ないもんですよね.
- 和田
- で,そんな体操とかもやったことないし.ジムは今,腰が痛いんでね,腰痛で行ってますけど,何もしてない.
- 光一
- 食って食ってぜんぜん太るの気にしなかったら,上にきちゃったんですかね?…………すいません.ごめんなさい.本当,失礼を.
- 和田
- いや,そうかもしれない.
- 光一
- すいません,本当に.はぁ.ちょっとね.さあ,それではですね,アッ子さんのLOVELOVEなものについて聞こうかな.
- 和田
- 私ね,LOVELOVEいっぱいあるんですよ,私.
- 光一
- いっぱいあるんですか?
- 和田
- うん,いろんな意味で.みんな好きだし,物も人もね.だけどまあ,あの,自分の今いちばん興味のあること,LOVELOVEなもの.まずはこれですね.競馬です.
- 光一
- 競馬?
- 和田
- 馬券.
- 剛
- 馬券が出てきましたね.
- 和田
- これね,まだね,いいほうです.全部これハズレ馬券ですよ.
- 光一
- え?ちょっと待って下さいよ.1,10,100,1000,10000.5万,3万賭けたり,そういう馬券がいっぱいありますね.
- 和田
- そうなんですよ.これがね,本当にね,ほら.
- 光一
- こ,この金額は…….
- 剛
- ええぇぇ!?
- 和田
- これね,本当はこういうの見せちゃいけないんですけどね,もう本当にね,好きなんですよ,競馬が.
- 光一
- 競馬が.
- 和田
- 馬はあんまり好きじゃないんですよ.ゼッケンがついてればいいんですよ,私.だから,べつに馬じゃなくても,犬でも猫でもいいの,ゼッケンついて走ってくれれば.
- 光一
- ああ,なるほど.
- 和田
- それで倍率が出ればね.
- 吉田
- 倍率が出れば.
- 光一
- 競艇は?
- 和田
- 競艇は行かないんですよ.
- 光一
- 生き物のほうがいいんですね.
- 和田
- 競馬がね,周りにする人が多くて.で,土曜日と日曜日に生放送やっててね,間が空いちゃったりして.最初はね,千円とかでね,負けても悔しかったの.で,騎手の友達が多いんですよ,武豊君とか.で,「どう?」って聞いたら「今度,頑張ります」って言うじゃない.すっとほら,信用しちゃってさ,もう「よし!!」ってもうね,楽して儲けようと思うのよ.「これで勝てば仕事行かなくてもいいんだ.休みにしよう」なんて.武君よく騙すんだよ,私を.もう私が買った時は武君こないし,買わないとくるんですよ.一回,武君が乗ってる馬,私がかついで走ろうかと思ったぐらい.
- 剛
- そっちのが速いんちゃうかと.
- 和田
- 本当にそのほうが速いわ.「どかんかい!」とかって言いながらさ,馬に.
- 光一
- あれは24万合計で賭けてるわけですよね?
- 剛
- すごいなぁ.
- 光一
- あれは勝ったんですか?
- 和田
- もちろんこれはハズレ馬券ですから.
- 光一
- ええ!?これハズレ?
- 和田
- いや,あんまりここんとこつかないから,いくら負けてるかつけようと.で,ノートに今ね,書いてるんですよ.で,いつか徳光さんみたいに万馬券を当てたいっていう.
- 光一
- 万馬券とか当ったことって?
- 和田
- ないです,ないです.
光一- ないですか.ちっちゃいのは?
- 和田
- ちっちゃいのもないですね.当っても損してるの.わかる?
- 光一
- ああ,他のにもいっぱい賭けてるから.
- 和田
- そうそう.いっぱい買うから.競馬やられます?
- 吉田
- やりません.
- 和田
- ギャンブルは?
- 吉田
- ダメです.
- 和田
- あ,そうですか.あのね,こんなもんばっかりじゃないんですよ.
- 光一
- 出てきましてね,デジタルスチルカメラでね,いろいろ撮ってきていただいて.
- 和田
- LOVELOVEがあるんです.私のLOVELOVE.これです.
- 光一
- おぉっと,これは……….
- 剛
- 高田純次さんですよね?
- 和田
- 純ちゃんね,私,大好きなんですよ.
- 剛
- 面白い人ですよね.
- 光一
- 僕らも別の番組にお世話になって.
- 和田
- 明るいでしょ.
- 光一
- ええ.
- 和田
- で,純ちゃんがね,テレビでだした時,夫婦役で一緒にドラマやったの.その時からずっと付き合ってんだけど,このあいだ「LOVELOVEに出る」って言ったらさ,「ぜひ撮りましょう」って言ってね.
- 光一
- これ,どこなんですか?
- 和田
- これね,違うテレビ局なんだけど,「二人とも恍惚の表情しよう」って言って.本当はね,手の位置がちょっと微妙なとこにあるんですよ,本当はお互いに.
- 光一
- あ!
- 和田
- それはちょっとね,いくらなんでも放送できない.でも,高田の顔のほうが放送できないな.これ.
- 光一
- ちょっとすごいですね.
- 剛
- なかなかキツいものありますね.
- 和田
- 次いきましょう.どんどんあるんですよ.これがそうです.
- 光一
- これが引いた映像.
- 和田
- こんなことね.これ,言っくけど,一滴も飲んでないよ.
- 剛
- 一滴も飲んでない?
- 和田
- 飲んでない.このまんまね,LOVELOVEだから.いかがですか?こんな写真.
- 吉田
- 最高ですね,これ.
- 和田
- 最高でしょ.飲まずにやったんです.
- 吉田
- これ,すごいなぁ.
- 和田
- すごいでしょ.
- 光一
- よく出来ますね,飲まずに.
- 和田
- これね,近所のお好み焼き屋のオッさん.
- 光一
- これもまたLOVELOVEだと.
- 和田
- LOVELOVEでね,良くしてもらってるんですよ.大阪時代からね.で,次はね,これね,私,ファンクラブとか後援会ないんですよ.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 和田
- で,ぜんぜんどういう人がファンかわかんないの.ほら,腰痛で入院してたでしょ,そしたらファンの人が私設応援弾なんだけど,垂れ幕も全部書いてくれて.で,おめでたいの鯛,あれも刺繍してくれて,すっごく嬉しくて.この人たちは一般の人です.
- 光一
- それは嬉しいですね.
- 和田
- でも,あのね,一般の人ですから言ってもしょうがないんですけど,画面から映って右から二人目いるでしょ.あの子なんか今,結婚してんだけどね,私のファンになった時はまだ中学生だったの.で,登校拒否してた子なの.で,私のとこまで追っかけできてたから「応援してくれるんなら,ちゃんと学校行かなきゃダメ」って.みんなそういう人は多いんですけど.これ,すごく嬉しかったんです.
- 光一
- それはちょっといい話ですね.
- 和田
- あの,後ろに一人だけ男のオジちゃんいるでしょ.
- 光一
- いますね.
- 和田
- あれはね,うちのマネージャーのお父さんなの.
- 光一
- マネージャーのお父さん.
- 和田
- 嬉しかったの.なんか私設でね,やってくれて.あんまりファンいないんですけど.次.
- 光一
- あ,古館さん.
- 和田
- これね,イッちゃんとね,今あの,他局で番組やってて.で,横にね,チョコっと写真立て.誰だと思う?
- 光一
- え?誰だろう?
- 剛
- 古館さんのお父さんとか,そういうネタじゃないですよね?
- 和田
- 違う違う,違う違う.すごい人ですよ.
- 吉田
- 高倉健さん.
- 和田
- そう,高倉健さん.大好きなのよ,私.で,一緒に写す人あんまりいないんで,一緒に写させてもらって.あと,これね,私の一番のLOVELOVEなの.
- 光一
- アッ子さんの隠し子?
- 和田
- そう.私ね,あの,里親してたんだけど,その子がもう大きくなっちゃって,中学卒業して.これはマネージャーの子供で5歳なんだけど,太一っていうの.この子がちっちゃい時,おしめも全部変えてさ.お風呂一緒に入れて,今も.この子が大きくなって物心ついた時に,煙草喫いながらこの子の前でブルース歌えたら最高だなってのが私の夢なの.
- 光一
- この子の前で.
- 和田
- うん.で,なんか私に「アンティ」って呼ばせてんのね.「アンティ」って,お金借りに来たら最高だなっていう.私の今,宝.
- 光一
- 宝.
- 和田
- うん,自分,子供いないからさ.
- 光一
- 自分の子供のように思ってるんですね.
- 和田
- もう,前歯がなくて大変なの.あれ,私が割ったの.なんてね.
- 剛
- なんでやねん!?
- 光一
- それはあきません.
- 和田
- これはほら,峰ちゃんと一緒に.峰ちゃんも一緒に可愛がってくれてさ.なんでも写真撮る時,どうしてピースなんだろうね?峰ちゃんにも良くしてもらってんだ.まだあったかな?これはもう,私の神様.知らないかな?
- 剛
- え?
- 和田
- 知らない?
- 剛
- すごい人ですよね?
- 和田
- すごい人.これはね,私の神様でね,レイ・チャールズっていうの.
- 光一
- あ,聞いたことあります.
- 和田
- 聞いたことある?これはね,本当に私の心の神様で,毎年彼に会って鋭気をもらうっていうかね.
- 光一
- 毎年?
- 和田
- 毎年.私がアメリカ行ったり,向こうが日本に来た時も会いに行って.私は中学の時に彼の歌を初めて聴いて,もう震えがきたの.それで,要するにあの,目が御不自由でね,それで英語もよくわかんないし.で,ましてや黒人で.その時もキング・オブ・ブルースって君臨してたけど,未だに現役で.もう私の中の本当に神様.
- 光一
- 神様.すごい写真ですね.そうですか.さあ,それではですね,続いてはこちらでございます.
- 剛
- ガチャガチャマシーン.
- 光一
- ガチャガチャマシーンにいきましょう.
- 和田
- これがよくわかんないんだな.
- 剛
- これ,もういろんな.
- 和田
- 名前が変わってね.
- 光一
- ええ,変わってますね,名前.
- 篠原
- ジュースあげますぅ.はい.ね,拓郎さん.あ,なんか,いつもより接近してませんか?なんか.そんな気がします.篠原のとこきてくださぁい.いいですねぇ.ジュースおなくなりになりませんか?
- 和田
- 何を言ってんの?
- 光一
- 敬語なんだかなんだか.
- 和田
- 何だかわかんない.
- 篠原
- ゴクゴク飲んで下さいね.
- 和田
- ゴクゴク飲んでるよ.
- 篠原
- あ,美味しいですか?
- 和田
- うん,美味しい.
- 篠原
- あ,なくなりましたね.いつでも呼んで下さいね.はーい,拓郎さんでした.
- 光一
- 違う違う.さぁ,いきましょうか,ガチャガチャマシーンです.いきましょう.
- 剛
- すいませんが回していただいて.
- 光一
- 失礼なこと書いてるんで,すいませんけど.
- 和田
- 失礼なこと書いてるの?
- 剛
- 書いてる時多いんですよ.
- 光一
- 決して僕たちじゃないですからね.「芸能界を支配する女王様として,世間で評判の和田アキ子さんに質問です」.
- 和田
- そんなことないよ.
- 光一
- 「将来,その地位を譲ってもいいと思う女性タレントはいますか?」.
- 和田
- どんな地位なの?だから.わかんないけど.
- 剛
- なんでしょうかね?周りの印象みたいなのが,すごい人で,いっぱい芸能界のお友達がいてとか,そんないろんなとにかくすごい人なんだなっていう.
- 光一
- そうですね.もう「和田アキ子」って聞いて,わからない人はいないじゃないですか.
- 和田
- まあ,好き嫌いは別にしてね.でもね,本当にね,デビューした時に先輩に御飯をご馳走になったりしてすごい嬉しかったから,お金なかったし.だから,自分があるうちは御飯とか飲むぐらいは,みんなと一緒に行ったほうがいいなと思ってんの.だから,よくあの「ゴッド姉ちゃん」って言われるのはしょうがないけど,あとはね,自分がそんな怖いと思ってないから,自分で.「なんて優しい人だろう」って思ってるから.
- 光一
- いや,僕もね,アッ子さんね,すごく女性らしい方だと思いますよ.
- 和田
- またぁ.
- 光一
- いや,本当に.なんか怖いもの苦手ですよね.
- 和田
- そうそう.
- 光一
- そういうの見てると.
- 和田
- 私,本当に原宿にね,Kinkiと一緒にプリクラやろうかと思ったよ.
- 光一
- でも,本当に僕はそう思いますね.
- 和田
- そう?ありがとう.
- 光一
- いえいえ.
- 和田
- だから,この地位っていうのがよくわかんない.
- 光一
- そうですね.ちょっと.
- 剛
- 周りがなんか,あれですよね.
- 和田
- 大きいから.ほら,今までそんな大きい女で芸能界にあんまいなかったし.で,そこへもってきて声が低いでしょ,ローヴォイスで.そういうのもいなかったから,それでなんか特別に見られてるんじゃないかな?そうでもない?
- 光一
- いや,やっぱ人柄ですよね.それぞれの個性でね.
- 和田
- 地位はあんまり感じたことない.
- 光一
- そうですね.じゃあ,もう一ついきましょう.
- 和田
- はい.
- 光一
- はい,「シラフでも無敵なのに,お酒が入ったら地上最強の女性になると世間で評判の和田アキ子さんに質問です.そんな和田さんをお酒の席で困らせた人っていますか?」.
- 和田
- その困らせるもいろいろあるけどね.あの,やっぱり豹変する人いますよね.変わっちゃう人.
- 光一
- あ,いますか.
- 和田
- います.あの,まあでも,お酒飲んだ時だから,私はいいと思うんだけれども,やっぱり変わる人いますよ.
- 光一
- います.
- 剛
- 今までいちばん見たなかで,「もうやめて」っていうのなかったですか?
- 和田
- 「やめて」っていう人?
- 剛
- ええ,「それだけは勘弁してくれ」っていう.
- 和田
- あ,よく脱いだりする人はいるけど.
- 光一
- アッ子さん脱がないんですか?
- 和田
- 脱がない,脱がない.そこだけはしっかりしてんのよ.
- 光一
- そうですか.
- 和田
- 脱がないし,どんなに酔っ払っても化粧は落とさない.
- 光一
- そうなんですか.
- 和田
- そこだけはしっかりしてるのよ.だけど,みんな一般の人とあんまり飲まないから.関係者ばっかりだから,その時酔って何かしても,あんまり気になんない.「ま,いっか」っていうのはあるけど,あんまりないですよね,許せますよね,酒飲んだ時の.
- 光一
- でも,拓郎さんも変わるほうじゃないですか?
吉田- え?僕は普通.やっぱり陽水さんなんかすごいですよ.
- 和田
- そうなんですか?
- 吉田
- あの人は,陽水さんはすぐあげるんですよ.バッて平気で.
- 和田
- ものをあげるんじゃなくて?
- 吉田
- バッと.「ちょっとトイレ」とか言って,スッと消えて,バッと戻して帰ってきて.また近づいて飲むんですけど,すごい臭い.
- 光一
- そうなんですか.
- 和田
- あの,人のあげた後の匂いって,異常ですもんね,あれ.
- 和田
- 自分のでも嫌なのに,人のは特に嫌.
- 光一
- それはそうですよね.
- 和田
- そんなに変わります?
- 吉田
- いや,陽水さんはすごいですよ.
- 光一
- LOVELOVEオールスターズではいません?
- 吉田
- 吉田健でしょ.
- 光一
- そうですか.
- 和田
- 誰ですか?
- 光一
- 吉田健さん.ベースの.
- 和田
- はいはい.
- 光一
- そうなんですか?
- 吉田
- 吉田健………,うん.あんまり言えなんだいけど.僕も変わるから,彼も変わる.いちばん変わるのは三浦さんていう,あの振り付けしてる.
- 光一
- 三浦先生.
- 和田
- 振り付けの三浦ちゃん?
- 光一
- 三浦先生.
- 和田
- 変わる?
- 吉田
- いや,僕びっくりしましたよ.初めてなんかすごく,新宿でね,よく飲んだくれてるっていう噂を聞いたから,一度も飲んだことないから,「じゃあ先生,いきましょうか」とか言って,新宿じゃなくて六本木行ったんですよ.そしたら新宿の雰囲気になってしまって,もうボロボロだったですよ,あの人.見ててなんか.
- 和田
- あの三浦ちゃん?
- 剛
- らしいですよ.
- 吉田
- 流さないでよ,また.
- 和田
- あ,そう.
- 吉田
- もう,すごい酒癖悪い.
- 和田
- あ,そうですか.
- 吉田
- すごい悪いです.
- 和田
- 飲んだけど,おとなしかったけどなぁ.
- 吉田
- あ,それ,和田さんだからだ.僕はすごい,びっくりしました.
- 和田
- でも,業界同士だと,そんなに参ったなぁと思っても,そんなに表に言わないよ.
- 吉田
- そう.関係ない人から肩組まれると嫌だよね.見ず知らずの人だと.
- 和田
- それだとちょっとあるけど.
- 光一
- 知ってる人ですからね.
- 和田
- そうそう.誰か止めるし.だから,あんまり一般の人に迷惑かけるようなところで飲まないし.
- 吉田
- 和田さん絶対にお酒飲んでても,周り気になってますよね.
- 和田
- そうなんです.
- 吉田
- 絶対そうですよね.
- 和田
- で,みんなが楽しそうにしてればいいの.だから,例えばうちでパーティーなんかする時でも,例えばKinkiだけだといつも会うじゃない.ぜんぜんもう別々に座らせて,そこにぜんぜん違う人を入れたりとか.
- 光一
- 周りに気を配って.
- 和田
- で,みんなで楽しくやるのが好きなの.
- 光一
- それは楽しそうですよね.
- 和田
- それで,先輩も後輩もなし.一緒に飲んだり食べたりしてる時は先輩も後輩もなし.ただ,食べる時に「いただきます」とかさ,言えばそれでいい,みたいな.
- 光一
- それはもう,すごく周りに気を遣って.
- 和田
- だから,ジャニーズ系けっこう,うちでメシ食ったの多いんだよ.
- 光一
- そうなんですか.
- 和田
- みんな大きくなって.
- 光一
- さあ,それではもう一ついきましょう.
- 和田
- はいはい.
- 光一
- これはすごいですよ.
- 和田
- なになに?なに?
- 光一
- 「ズバリ,3人のなかでタイプは誰ですか?」.
- 剛
- これ,3人いつも,これ出た時は恒例なんですけれども,目をつぶりまして,3人が.それでアッ子さんに.
- 和田
- 前にさ,番組出る時,だいたいチェックすんのよ,どういう番組か.前は2人だけだったじゃない.いつから拓郎さん入ったの?
- 剛
- 2人の時もあったんですど,3人の時もありましたよね.
- 光一
- そうそう.
- 和田
- これ難しい.みんな困るでしょ.
- 光一
- 困りますね,みんな.僕ら見てないんで.
- 和田
- いや,見ても見なくても.そんなね.男が来た時はないの?
- 剛
- ないです.
- 和田
- 女だけ.
- 光一
- そうです.
- 和田
- 困ったねぁ.
- 剛
- じゃあ,自分ら目つぶりますから,肩かどっかはたいて下さいよ.
- 和田
- ちょっと待って,ちょっと待って.酒,飲まれへんやろ?
- 光一
- まだ18ですから.
- 剛
- 飲めないっスよ.
- 和田
- そうやろ.お金もあんまりないやろ?
- 剛
- ええ.
- 和田
- 早よ帰らなあかんやろ?
- 光一
- そうですね.
- 和田
- 朝,早いやろ?
- 光一
- ええ.
- 和田
- 休み少ないやろ?
- 光一
- 少ないです.そんな,タイプですから.
- 剛
- タイプ.
- 光一
- そんな奥深く考えんといてくださいよ.
- 和田
- いや,この年になると慎重にいかなあかんねん.困ったなぁ.
- 光一
- じゃあ,誰か3人のなかの肩を叩いてください.
- 剛
- 肩を叩いて下さい.
- 光一
- 拓郎さんにも目を伏せていただいて.
- 和田
- ちょっと待ってね.拓郎さんて何かあっても怒れへん?
- 光一
- ぜんぜん大丈夫です.
- 剛
- すごくいい人です.
- 和田
- 怒りません?
- 吉田
- ええ.
- 光一
- じゃあ,拓郎さん,目を伏せていただいて.
- 和田
- タイプねぇ.
- 光一
- それでは,どうぞ肩を.
- 和田
- 難しいなぁ.私ね,肩大きいねん.(3人同時に肩に触れる)わかった?ものすご肩幅広いからなぁ.
- 光一
- もう今やられたんですか?
- 和田
- やったよ,今.内緒.
- 光一
- そうですか.さあ,もう一つだけいきましょう.
- 剛
- ラスト.
- 光一
- さあ,これ,最後でございます.
- 和田
- けっこうドキドキするね,これ.
- 光一
- さあいきましょう.「パンチの効いた歌唱力と言えば和田アキ子さんですが,その和田さんから見て最近シビれてしまったカッコいいシンガーは誰ですか?」.
- 和田
- ああ,ミスチルとかいいと思ったんだけどね.私でもね,華原は歌がウマくなった,高音がすごい伸びるようになったなと思う.
- 光一
- すごいですね.
- 和田
- で,今バンド系で好きなのはウルフルズ.あの単純なバンドで.今日もなんでこの番組すごく楽しみかっていうと,生でしょ.今ほら,機械で音を出したり.生バンドってあんまりないですよね.
- 吉田
- そうですね.
- 和田
- だから,本当に手作りっていう感じが好きなの.
- 光一
- そうですね.
- 和田
- だから,そういう意味では,ウルフルズなんかも自分たちの音楽をやってるから.昔,大阪でね,不良やりながらバンドやってた時,ああいう感じだったの.リズムだけで.だから,ウルフルズとかが好きかな.でもね,音楽的に好きなのは,陽水ちゃんとか拓郎さんとか桑田君は好き.女ではドリカムの吉田が好き.わりと聴く.聴くのは.あとはあんまり聴かないけど.
- 光一
- そうですか.
- 和田
- だって,出してないでしょ?
- 光一
- 出してないんですよ.
- 和田
- 出したら聴きますよ.
- 光一
- よろしくお願いします.はい,それではガチャガチャマシーンはこのへんいにしたいと思います.
- 篠原
- はーい,アッ子さんのお茶がだんだんなくなったきましたよ.どうぞ.あ,やっぱりここの関係はただならぬですよ,なんか.篠原も入れてくださぁーい.はーい.今日はアッ子さんにプレゼントがあるんですよ.腕パッチンですぅ.ね,これ,お揃いなんですよ,みなさんと.
- 和田
- 本当?入る?でも,手に.
- 篠原
- 入ります.いきますよ,1,2,3.ブシュ.アアァァー!! 嬉しいですね.こら,もうピッタリです御洋服に.嬉しいですぅ.
- 和田
- お洋服! 御洋服着てどうすんだ?
- 篠原
- ごめんなさーい.はーい.あ,もう大切に使って下さいね.
- 和田
- おまえが言うことじゃないでしょ.
- 篠原
- ごめんなさーい.
- 和田
- 私が「大切にします」って言うんだろ.
- 篠原
- 嬉しいですぅ.ありがとうございました.
- 和田
- 喋りながら足広げるのやめな.
- 篠原
- そんなことないですよね.色っぽいですよね.いやん.ハロー,はーい.また来ますぅ.さよなら.篠原でした.
- 光一
- さあ,それではですね,アッ子さんのLOVELOVEな歌について.
- 和田
- これね,LOVELOVEな歌っつってね,本当はバラードにしたかったんですけどね.最近,自分の出してるCDがバラードっぽいの多いんですよ,「Mother」とかね.だからね,1970年代の初期.だから,さっき言ったように,バンドさんが生の音で出してるのがすごい好きだったの.で,当時ね,チェイスっていうバンドがいてね,トランペットの音がすごいカッコ良かったの.で,「あ,カッコいい.歌いたい」って思った時に,エッチな歌なのよ.要するに,「僕は君が好きで,朝まで君を離さない.朝まで一緒にいてくれ」みたいな「LOVELOVEしよう」みたいな歌なのよ.で,これを女が歌ったらカッコいいなと思って.
- 光一
- そのエッチな歌を,あえて女が.
- 和田
- そうそう.で,なんか今日は拓郎さんのとこのバンドで歌わせていただけるっていうから,ものすごく興奮して.
- 光一
- もうすごいバンドですから.
- 和田
- もう,とにかく生バンドが好きなの.もうミスっても音が違っても,生の音.人間の雰囲気わかるでしょ?機会だと,どうやってもほら,ごまかせるし.
- 光一
- しかも,このバンドはすごいメンバーですからね.はいねそれでは歌っていただきましょう.
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