#185
HomePageだけの特別編集版 THE YELLOW MONKEY編
- 光一
- はい,今夜のゲストはTHE YELLOW MONKEYの皆さんです.よろしくお願いします.
- 一同
- こんばんは.
- 光一
- バンドで頭から参加していただた皆さんにいつも聞いてるんでけすけども,「好きになってく愛してく」,演奏していただいて,いかがたったでしょうか?
- 英昭
- 複雑な曲ですね.
- 光一
- 複雑ですかね?
- 英昭
- ちょっと変わってるように感じましたけどね.
- 廣瀬
- でも,覚えちゃうとけっこう楽しめる.
- 英二
- そうだね.
- 吉井
- ちょうどテープもらった時に,僕ね,横浜かな?海見に行ったんですよ.往復6時間かかったけど.ずっと車の中で聞いてたの.すごいいいですね,曲が.
- 光一
- マジっスか?
- 吉井
- プログレの域に.だって,一番と二番ぜんぜん違うじゃないですか.
- 廣瀬
- 違うんだよね.
- 光一
- そうですね.
- 吉井
- 覚えられなくて事故りそうになったもん.
- 光一
- 覚えにくかったですか,やっぱり.
- 吉井
- だけどハマってくよね.
- 廣瀬
- そうそう.覚えちゃうと.
- 光一
- ありがとうございます.曲がいいと.だからさん,こんなお褒めの言葉をいただきましたけど.
- 吉田
- これ,ガムテープがね,背中に.
- 剛
- 何の話ですか.
- 吉井
- それでね,横浜から帰りに東京に来た時に渋滞してて,「今日も一日終わっちっゃたな」って夕日が出てきてね,そしたら今度,歌詞が響いてきたんだよね.
- 光一
- ありがとうございます.そんなもう本当にすいません.
- 吉井
- 急に笑ったね.
- 剛
- 代官山で書いたんですよ.オープンカフェで書きましたよ.
- 光一
- でも,吉井さんの詞もかなり印象的ですけど.
- 剛
- 僕「球根」大好きなんですよ.
- 吉井
- あれだけオリコン1位になったんですけどね.もともと地味な曲なんですけど.
- 剛
- かなり渋いっスよ.
- 光一
- 剛は初対面?
- 剛
- ちゃんとお話するのは初めてですね.
- 光一
- 拓郎さんは?
- 吉田
- 初めて.
- 光一
- 拓郎さんの横には昔の拓郎さんのような方がいらっしゃるんですけど.
- 廣瀬
- いい感じでしょ?
- 光一
- ちょっと火薬を多くつけすぎたマッチ棒のような.
- 剛
- 吉田拓郎風ですよ.
- 光一
- 僕はTHE YELLOW MONKEYの皆さんとは何度かお会いさせていただいたとあるんですけど,吉井さん曰く,僕をマブダチと言ってくれてるらしいと.
- 吉井
- うん,僕だけ言ってるみたいですけど.
- 光一
- いえ,そんなことは.嬉しいです.
- 剛
- やめたほうがいいですよ.
- 光一
- なんでやねん?
- 剛
- 夜中に七輪でカニ焼てる奴ですから.
- 吉井
- うそ?
- 剛
- 一人で.
- 吉井
- カニミソ好き?
- 光一
- カニミソ好きっスよ.
- 吉井
- 好き?カニミソ好きだよね.カニミソだよ.
- 廣瀬
- 吉井和哉はね,カニオヤジと言われて.北海道行くとカニしか食わない.
- 光一
- カニお好きですか?
- 吉井
- 身は嫌いなんだけど,カニミソは好き.
- 廣瀬
- 食べ方ヘタだと説教されますからね.
- 光一
- それほどのカニ通.
- 吉井
- カニミソいいね.
- 光一
- なんでまたマブダチとおっしゃってくれてるんでしょう?僕は嬉しいですけど.
- 吉井
- 木村拓哉君がね,僕のシャツをもってるんですよ.
- 光一
- ぜんぜん僕の話と関係ないじゃないですか。
- 剛
- この後シャツが配られると?
- 光一
- なんでやねん?
- 剛
- 吉井さんが下さると.
- 吉井
- そうそう.
- 光一
- そうなんですか?ありがとうございます.
- 剛
- あのシャツを着ていただきたいですね.
- 光一
- 廣瀬さんの?僕ね,ハマるよ.
- 剛
- 夏のコンサートでソロ踊ってほしいな.
- 光一
- もらえるものは何でも.ありがとうございます.服装とか髪形は,皆さんこだわるんですかね?吉井さん髪の毛ばっさり切ってしまいましたけど.
- 吉井
- こだわってんのかね?これしか出来ないんですよ.デビューして10年ぐらい経つんですけど,ずっとこれなんですよ.
- 英二
- この3人は特に.
- 吉井
- こいつのヅラなんてぜんぜん変わらない.
- 廣瀬
- これ,三つ目.
- 光一
- 剛もコロコロ変える.
- 剛
- 最近やっと君もな.
- 吉井
- でもね,髪形いっぱい変えるのはね.
- 剛
- 浮気っぽい.
- 光一
- 浮気性って言いますよね.
- 吉井
- そう?
- 剛
- いや,僕はもう一直線ですよ.
- 吉井
- 拓郎さんみたいに髪形変えない人は一途な.
- 光一
- そうですね,拓郎さんね.カヨさんがいらっしゃいます.カヨ!
- 吉田
- 君が呼んでどうすんだよ.
- 吉井
- 誰です?
- 光一
- 拓郎さんの奥さんです.
- 吉田
- いやさ,話はぜんぜん違うんだけど,考えてみたら人の嫁さんをテレビでカヨって呼ぶの君ぐらいだよ.
- 光一
- 僕らぐらいですね.
- 吉田
- すげえ話だなぁ.
- 光一
- 本名で言ってしまってるわけですからね.
- 吉田
- すごい話だな.
- 光一
- ありがとうございます.
- 吉田
- 何が「ありがとうございます」なの?なんかさ,関係ない話していい?夏っていいね.
- 光一
- なんスか?それ.あ,客席でしょ?
- 吉田
- 客席いいね.なんかメチャはしゃいじゃうな,気分が.
- 光一
- 僕ね,たぶん拓郎さんの目がどこに行ってるか,だいたい想像つきますよ.
- 吉田
- そうですか.
- 剛
- 僕もわかります.
- 吉田
- そうですか.
- 吉井
- あ,それでか.
- 光一
- なんかウキウキなんですよ.だいたい男性ゲストの時はムスッとしてるんですけど,今日なんか笑顔なんですよね.
- 吉田
- なんか良くない?夏って.
- 光一
- そうですか.
- 廣瀬
- とっても.
- 吉田
- なんかいいよね.
- 光一
- 話戻しますけど,髪型もそうですけど,名前のほうも.なんか吉井さんはロビンと.
- 剛
- それはロビンマスクから?
- 吉井
- 違う.見たよ,なんかフィギュアの.19が出た時かな?
- 光一
- フィギュア好きですから.
- 剛
- 好きなんですよ.
- 吉井
- 俺も好き.俺はでも知らないようなやつだと思う.
- 剛
- 何集めてらっしゃるんですか?
- 吉井
- ガシャポンなんですけど,新コーナーになるとついやっちゃうくちっていうか.まあ,ロビンね.
- 光一
- そして廣瀬さんがヒーセ.
- 廣瀬
- そうです.これはもう,小学校の時からのあだ名だかせ,べつに外人とかじゃなくて.
- 吉井
- 外人でもヒーセっていないよ.
- 光一
- そして菊地さん,お兄さんのほうがエマ.
- 英昭
- はい.これはね,前にやってたバンドがけっこう女っぽいバンドだったんで.ちょっとやらしい女の子っぽい名前つけようと思って.
- 光一
- エマちゃん.
- 剛
- エマちゃん.
- 光一
- そして弟さんのほうがアニー.弟なのにアニー.
- 英二
- ややこしいですね.今思い出したんですけど,女の子の名前なんですよ.一緒にバンドやってたんで.
- 剛
- ♪トゥモロウ,トゥモロウ〜ですよ.
- 光一
- 拓郎さんがTHE YELLOW MONKEYのメンバーだったら何ていう名前にしましょう?
- 吉田
- なんかさ,そういう暇つぶしみたいなことやめてくれる?
- 剛
- だいたいヨッシーとかなりがちですよね.
- 吉井
- 俺も吉井だから.
- 剛
- ヨッシーって言われた時期も.
- 吉井
- ありますよ.
- 光一
- よ.吉田拓郎.
- 吉田
- だから,暇つぶしはやめてくれって.
- 光一
- じゃあ,ヨダローで.
- 吉井
- 外人じゃないじゃん.
- 吉田
- 俺たちは何をやってんの?
- 剛
- トーキングですよ.
- 光一
- 菊地さんはご兄弟ですが,どうですか?兄弟で同じバンドのメンバーでっていうのは.やりづらくないですか?
- 英昭
- お二人は名字一緒なんですよね?
- 光一
- 名字は一緒でも,まったく血はつながってないですから.
- 英昭
- 本当に一緒なんですか?
- 吉井
- 嘘ついてどうすんの?
- 剛
- 免許証も堂本ですよ.おまえ免許たしかタジマ.
- 光一
- タジマ光一っていそうだね.
- 剛
- いますよ,たぶん.
- 光一
- よく「兄弟ですか?」って聞かれましたもんですけど.
- 剛
- 最近なくなりましたけどね.
- 光一
- どうですか?生まれた時から一緒にいる人がメンバーで.
- 吉田
- そんな質問あるかい?
- 光一
- なんでですの?
- 剛
- やりやすい面とやりづらい面とあると思うんですよ.
- 英二
- っていうかね,もうバンド始めて15年ぐらいずっと一緒なんですよ.これが当り前になっちゃってるから,いないバンドってほとんど経験したことない.較べられない.
- 光一
- 自分にとって当り前と.
- 英二
- 強いて言えば本当の身内ですからね.
- 吉井
- どうせ他人だよ,俺たちは.
- 剛
- そこで怒らない.
- 光一
- 怒ってるよ.どうですか?廣瀬さん.
- 廣瀬
- そういうことはね,プロなんだから.
- 吉井
- 俺たちは親戚同士ってことになってんですよ.
- 廣瀬
- そうそう.
- 吉井
- 俺の叔父ってことで.
- 廣瀬
- そうそう.おふくろさんの弟なんだよね.
- 吉井
- そうそう.
- 廣瀬
- ラジオでさんざん兄弟の話するじゃないですか.で,こいつが「俺たちだって血がつながってる.この人は俺の叔父なんだ」っていうと「叔父さんだったんですか!?」って盛り上がるじゃないですか.
- 吉田
- おふくろの弟?
- 廣瀬
- っていう設定なんですよ.
- 吉田
- それすごいな.
- 吉井
- でも実際おふくろのお姉さんに似てるんです.だから大丈夫.
- 光一
- 仲の良い感じですね.1989年に皆さん結成されて,11年?
- 廣瀬
- そうですね.
- 光一
- そのころからずっとロックを?
- 吉井
- はい.音楽性もあんま変わんないですね.
- 光一
- もともと吉井さんが音楽に目覚めたのは何をきっかけに?
- 吉井
- 普通に歌謡曲から入って,中学校でロック聞いて,キッスとか.
- 光一
- チラッと聞いたところによると,所さんで開眼したと.
- 吉井
- 所さんはね,ラジオでね,知り合って.静岡に住んでたから,静岡って夜中テレビやってないんですよ,夜中12時過ぎると.そうすると,友達ってラジオしかないじゃん.
- 光一
- 所さんのラジオ聞いて.
- 吉井
- カッコ良かったんですよ,もっともっと.とんがってて.今もいいですけど,もっととんがってヤバい感じだった.なんだけど,あの柔らかい感じを出して,実際は柔らかくないとだめっていう感じ.実際はとがってる感じ.そこがカッコ良かったんだよね.だから目指そうかなと思って.
- 光一
- ぜんぜん今は違いますね.
- 吉井
- 見た目は今は,わりかし丸い人なつこい感じで,中はじつは腹黒い.
- 光一
- 自分で自分のこと腹黒い言うてどうするんですか.まあ,皆さんこの世界はゴールなんてないと思うんですが,まあ,目指してる場所っていうか.
- 吉井
- けっこういろいろ達成したんだよね.
- 英昭
- そうですね.
- 廣瀬
- アマチュアのころの夢とかね.
- 光一
- アマチュアのころの夢はどんなもんだったですか?
- 廣瀬
- 例えば外国のロックバンドが来ると武道館やるじゃないですか.だからやっぱり「俺たちも武道館やりたいよ」とか.
- 光一
- 武道館.
- 廣瀬
- あと例えば「日本全国でコンサートやりたいよ」とか.
- 吉井
- ところが今,ドームなんだよね,外タレ来ると.
- 廣瀬
- 時代が変わっちゃいましたね.
- 吉井
- ドームはね,やってみたいけど.やったことあります?
- 光一
- はい,あります.
- 吉井
- すごい.
- 剛
- 僕ら真ん中にステージがドーンとなっちゃうんですよ.
- 光一
- 圧倒されますね.皆さん今,ツアーの本数かなり多いとお聞きしましたけど.
- 吉井
- わりとでも.
- 廣瀬
- 2年ぐらい前とかはすごかったですけど.
- 光一
- だいたい何本ぐらい?
- 廣瀬
- 1年がかりで113本やりましたからね.
- 光一
- 113本.1年の3分の1やってるわけですから.拓郎さんはどうでした?
- 吉田
- いや,一番多い時でも80本ぐらい,年間で.今は20本ぐらいですね,ツアー大変だよね.
- 廣瀬
- 大変ですよ.
- 光一
- 聞いた話ですけど,吉井さんと菊地さん兄はライヴ中すごい絡みをすると聞きましたが.
- 吉井
- まあ最初はね,好きでやってたんですけど.20代だったし.
- 英昭
- 若かったもんね.
- 吉井
- 若かったもんね.
- 廣瀬
- ちょっとヒビ入ったね.
- 吉井
- ちょっとね.
- 光一
- 最近ヒビが?
- 吉井
- ライヴでけっこう盛り上がって,そういうロックが好きだから真似事でやってたんだけど,だんだん本気になって.
- 剛
- 本気?
- 光一
- 本気になったんですか?
- 吉井
- ちゃんと身体が反応するんだよね.
- 光一
- ヤバいっスよ.どんな絡みするわけですか?
- 吉井
- ギターに行くわけですよ,最初は.エスカレートしてギターの下に.
- 光一
- マジっスか過激ですね.
- 吉井
- まあでも,当て振りですよ.
- 廣瀬
- なんの当て振り?
- 吉井
- もう最近はやらないよ.
- 光一
- 昔,俺らも中居君にようやられたな.
- 剛
- やられましたね.
- 光一
- SMAPのバックで踊ってた時に中居君が後ろでフィッと.
- 吉井
- いるんだよね,お尻とか見てると浣腸するやつ.
- 光一
- 俺,剛のケツ見ると触ってしまいますもん.
- 吉井
- あるよね,そういうの.
- 光一
- おまえもよう触るな.
- 剛
- おまえのが絶対に回数的には多い.俺のがたいぶもみしだかれてる.
- 光一
- でも,おまえのがテクニシャンや.
- 吉井
- テクニシャンの顔してるよね.
- 剛
- 僕,テクニシャンですか?
- 吉井
- 30超えたら相当なテクニシャンになってるよ.
- 光一
- やらしいよ.
- 吉井
- 昔,ミズハラヒロシっていう人がいてね,すごい色気のある男性がいてね,その人に似てるの.
- 剛
- 色気あるんですか?
- 吉井
- すごい色気ある.
- 光一
- 色気男.
- 剛
- 色気キャラ?
- 吉井
- いや,自分でわかってるはず.
- 剛
- 僕がですか?どういう部分で?
- 吉井
- 自然に出てくるんだよね.今回の新曲あるじゃん,バラード.
- 剛
- 「もう君以外愛せない」.
- 吉井
- ひさびさのキューンとくるラブバラード.形だけのキューンじゃないんだよ.なんかヤバい感じがするんだよね.いい意味ですよ.
- 光一
- ありがとうございます.
- 剛
- ヤバくいこ.ちょっと悪キャラ.
- 吉井
- 普通でいいんだよ.普通で充分ヤバい.
- 光一
- THE YELLOW MONKEYの皆さんも色っぽいというか.
- 吉井
- 僕らわざとらしいっスから.
- 光一
- そんなことないですよ.
- 吉井
- わざとフェロモンだから.ロック界の叶姉妹だからね.
- 吉田
- 叶姉妹?
- 光一
- そんなことないですよ.さあ,それではここでLOVE LOVEなものいきたいと思います.
- 剛
- いきましょう.
- 吉井
- 足だ.
- 英昭
- 手だよ.
- 光一
- 指輪でございますけど,エマって書いてますよ.
- 英昭
- もらったんですよ,ファンの人に.気に入ってんですよ.
- 光一
- ファンの方からもらって.
- 吉井
- 優しいね.
- 英昭
- こんなのないじゃないですか,世の中に.
- 光一
- ファンにとってはたまらんっスよ.
- 廣瀬
- シルバーで作ってあるんですね.
- 英昭
- そう,たぶんね.
- 光一
- ファンを大事にしておるなという.
- 剛
- 一面を垣間見たわけです.
- 光一
- 拓郎さん,ファンの方からいただいたものって何かあります?
- 吉田
- 僕はいただかないですから.だから何もないです.
- 剛
- 話,終わってもうた.
- 光一
- 終わってもうた.ありがとうございます.これは?
- 吉井
- 僕なんですけど,クイズ番組でもらった真珠のネックレスですね.うそうそ.これは本物の真珠なんですけど,イギリスのハルっていう港町で買ったんですけど.僕が好きなギタリストの故郷で,そこで買った真珠なんですよ.それを今回の新曲の歌詞をなんとか頑張って書きたくて,これまいて書いたの.パールっていう曲.
- 光一
- そういうところから自分で.
- 吉井
- 「力ちょうだい.頼む!」って神頼み.
- 光一
- そういう詞の書き方しはるのカッコええな.
- 吉井
- 真珠パワーありますからね.
- 光一
- 歌詞を書く時ってどんな紙に?
- 吉井
- 無印良品のわら半紙のノート.
- 剛
- 僕もノートなんですよ.この人はホテルのメモ用紙.やめようや.俺がノート買うたろか?
- 光一
- いいです,いいです.
- 吉井
- 剛君のノートは線引いてある?
- 剛
- 引いてないです.
- 吉井
- 無地だよね.
- 剛
- 真っ白なやつ.
- 吉井
- 書けないでしょ,線引いてると.
- 剛
- 書けないです.
- 吉井
- 「書きなさい」って言われてるみたいでね.
- 剛
- 本当になぐり書きみたいな感じで.
- 吉井
- 「馬鹿やろう」「おまえこそ」みたいな.
- 光一
- そういう歌おもろいですね.さあ,そして.
- 廣瀬
- 横になっちっゃたね.これは私のコレクションの一部で.でかいサングラスが昔から大好きで.例えば古着屋さんに行っちゃ買い.外国にやっちゃ買いしてるうちにすごい量がたまってしまって.そのなかでも最近好きかなっていうのがこの11個ですね.
- 光一
- 剛はこういうでかいのかけても似合うんですけど,僕ひどいっスよ.すごい似合わないですよ.
- 吉井
- そんなことないって.
- 光一
- いや,本当に.
- 剛
- 思い込みが激しい.
- 光一
- 「どうしたん?おまえ」って感じになるんです.
- 廣瀬
- いやいや,最初は俺も「どうしたん?おまえ」だったですよ.だけど,かけてるうちに「俺かな,やっぱり」みたいな感じになってきちゃって.
- 吉井
- 慣れなのかな,あれは.
- 廣瀬
- それで買いに行ったりしても,だんだんやってるうちに調子に乗ってくるっていうか.「お?これ買い.お?これ買い」ってやってると,店員も「こいつはカモだ」と,どんどん売れつけられる.で,値切る.
- 光一
- どんどん買っちゃうほうですか?
- 廣瀬
- そんなことはないですけど.
- 光一
- 似合う人すごいうらやましい.
- 吉井
- 大丈夫って.あとでくれるから,一個.
- 光一
- 本当ですか?
- 剛
- あの左から2番目の.山城新伍の.
- 光一
- あれつけたら「チョメチョメ」いいたくなるがな.
- 吉井
- 山城新伍さんなれるかな.
- 剛
- 「チョメチョメチョメチョメ」.
- 吉井
- でもセクシー系じゃん.
- 光一
- サングラスでしたが,続いては.
- 剛
- ネプチューン.前来ていただきましたよね.
- 吉井
- オールナイトニッポンに出てもらった時だ.
- 光一
- お台場ですね.ネプチューンの皆さんとは?
- 吉井
- よくね,ラジオに呼んで下さって.僕らも大ファンなんです.まだ売れないころから目をつけてて.
- 光一
- ラジオでも.
- 吉井
- 私生活で遊んだことないんですけどね.
- 光一
- そうなんですか?
- 吉井
- 僕らね,業界人の友達一人もいないですよ.
- 光一
- え?
- 吉井
- 君とはマブダチだけど.だけどいないの,他に.あとは研ナオコさんぐらい.
- 光一
- なんでですか?
- 吉井
- 友達になります?
- 剛
- いいっスよ.
- 光一
- いやいや.そうやない.
- 吉井
- 普段テレビに出てて.
- 光一
- 友達になるかって聞かれてんねん.
- 剛
- 僕らはヘタクソです.近寄って行くのがヘタクソなんですよ.
- 吉井
- 向こうもこないでしょ.
- 剛
- 来ないですね.
- 吉井
- 何でだろう?
- 光一
- たしかにTHE YELLOW MONKEYの皆さん近寄り難いかなと.僕も最近,他の番組でも挨拶させていただいて,こんなに気さくな楽しい方たちなんだとびっくりしましたよ.
- 剛
- やっぱりお話してでないと.
- 光一
- 人間わからんからね.
- 剛
- 黙って立ってらっしゃると皆さん大きいじゃないですか.
- 吉井
- みんなそう言うんだよね.大きいと話しかけづらいか?
- 光一
- 威圧感あるんですよね.
- 吉井
- 道を聞く時,交番のお巡りさんが大きかったら聞きづらいか?
- 光一
- それはまた別な.
- 吉井
- なんかみんな来てくれないんだよね.
- 光一
- やっぱりそのキラキラが.
- 廣瀬
- 俺か?原因は.
- 吉井
- 刺されたらいたそうだしね.
- 廣瀬
- 俺?
- 吉井
- そうだよ.俺も話しかけづらかったもん.
- 廣瀬
- うそ?
- 英昭
- そうだね.
- 廣瀬
- でも小学校の時とか中学校の時とか,クラスの人気者ですよ.
- 吉井
- それは今のルックスじゃないからだよ.
- 廣瀬
- そうか.
- 光一
- やっぱりオーラがあるんですかね.拓郎さんどうですか?THE YELLOW MONKEYの皆さん初対面ですけど.
- 吉田
- 本当に珍しくみんな背が高いですよね.みんなちっちゃい人いたりするんだけどね.
- 吉井
- 拓郎さんも大きいですよね.
- 吉田
- 背の高い人って,ちょっと怖く見えるかな,やっぱりね.でもそのお巡りさんって面白かったな.たしかに大きなお巡りさんだと話しかけにくいよね.
- 剛
- 聞きやすいですね.
- 光一
- 僕ら二人そろってちっちゃいの揃いましたからね.まあ,ネプチューンの皆さんと仲が良いと.もう一枚あるわけですね.吉井さんごっつ笑ってますよ.
- 廣瀬
- 最近あの顔多いな.
- 吉井
- パターンが少なくなってた.
- 剛
- 夏っぽい感じで.
- 光一
- 菊地さんご兄弟は?
- 吉井
- 早番.だいたいこの親戚コンビが夜遅い.
- 光一
- じゃあ,兄弟は早番で.
- 吉井
- 叶姉妹は早いんです.
- 英二
- 姉妹じゃないし.
- 光一
- そうですね.はい,そして.
- 剛
- ゴーグルに海パンですね.
- 英二
- 海パンです.なんで海パンって言うんでしょうね?
- 吉井
- いいから.
- 英二
- ツアー先で,「たまにはプールで撮影しよう」とかいって,たまに泳いだりするんで,スタッフの人に買ってきてもらったんですよ.せっかくだからいいやつ買って来いって,これゴーグルも海パンもグッチなんですよ.なかなかいないでしょ,そんな海パン.それでその日撮影してアルバムに使われてるんですけど,その写真は.なんか気に入っちゃって,地方行く時は家ならずもってってるんですけど.
- 光一
- グッチを直にフィットさせるわけですね.ゴーグルも普段サングラスとして活用していただければ.
- 英二
- いいですよね.ライヴとかでカッコいいですよね.
- 吉井
- カッコよくねえよ.
- 剛
- 野外の雨降りの時とかいいんじゃないですかね.
- 光一
- 海パンは皆さんブーメランはかないですか?
- 吉井
- ブーメランって何?これ?
- 剛
- それ違います.それ,秀樹です.
- 光一
- こういうやつです.
- 吉井
- あ,さっきのやつです.
- 剛
- ボクサーパンツタイプ.
- 廣瀬
- 僕は一回買いましたね.
- 光一
- ブーメランはきました?
- 廣瀬
- はきましたね.帽子かぶって髪の毛全部押し込んで,ゴーグルしてブーメラン.
- 光一
- カッコええ.
- 吉井
- 初心者マークみたいになってたと思うよ.グッチか.いいな.スピード買っちゃったからな.今年から泳ぎたいな,ミレニアムサマーだし.プール憧れるんですよ,流れるプールみたいな.
- 光一
- もう行けないんちゃいます?
- 吉井
- 行けないけど,さっきのヒーセみたいに,帽子とゴーグルでつけ髭つけたら完璧にわからない.
- 光一
- 俺らもわからんかな?
- 剛
- わからんとちゃうか?
- 吉井
- みんなで集団で行っちゃえばいいんじゃないですか.まさかいると思わない.
- 剛
- 37人ぐらいで.
- 光一
- それもいい手かもしれませんね.それではこのへんでガチャガチャマシーンです.回していただきたいと思います.いろいろ質問入ってますんで.
- 吉井
- ただだ.
- 光一
- ただですよ,もちろん.愛媛県のアマノカズコさんからの質問です.「以前,吉井さんはプロデュースするなら男の子がいいと言っていましたが,もしKinKiの二人をプロデュースするとしたらどんなふうにしますか?どんな衣装で歌わせたいですか?ぜひ聞かせて下さい」.
- 吉井
- これはけっこうマジで考えちゃいますね.
- 光一
- 僕らをプロデュースするとしたら.
- 吉井
- バンドしかやってないんで,他の人はなかなか.男のアーティストがプロデュースすると女の人が多いじゃないですか.
- 剛
- そうですね.
- 吉井
- 僕は前々から今どきいないだろっていうぐらいプロデュースしたかった.ガラス細工のように育てて.それで壊れそうな歌を歌わせる.KinKi Kidsだったら白い服着せますね.
- 光一
- とすると,激しい歌というよりも?
- 吉井
- トロトロのバラードです.トロトロ.ターゲットは主婦!
- 光一
- マダムで.
- 吉井
- 団地が騒然となるぐらい.
- 光一
- 団地がね.
- 吉井
- 各部屋で流れる感じ.
- 光一
- じゃあTHE YELLOW MONKEYの皆さんのサウンドとはぜんぜん.
- 吉井
- トロトロです.目がキラキラしてない?
- 剛
- よく言われるんですよ.
- 吉井
- あと,光一君の秋吉久美子に近い何とも言えない攻撃的な感じ.ふたりのマッチングでもってトロトロのバラードで出したいな.
- 光一
- ありがとうございます.じゃあ,もう一個.
- 吉井
- またただで.
- 剛
- 毎回ただです.
- 光一
- 兵庫県のオカダメグミさんからの質問です.「長年THE YELLOW MONKEYのファンだった話ですが,ここ最近,ジャニーズにハマりまくりの毎日を送っています」.
- 吉井
- ♪君だけに,ああ君だけに〜.
- 光一
- 少年隊や.
- 吉井
- 同い年なんだ,俺.まあいいや,はい,どうぞ.
- 光一
- 「このままではTHE YELLOW MONKEYのことを忘れてしまいそうです.私がTHE YELLOW MONKEYに戻ってこれるように,若さでは負けちゃうけど,これだけはジャニーズに負けないとこを教えて下さい」.
- 吉井
- ジャニーズファン多いんですよ,THE YELLOW MONKEY.
- 光一
- そうなんですか?
- 吉井
- たぶん,楽曲がね,昔のジャニーズっぽいんだと思う.
- 英昭
- それはあるかな.
- 光一
- ♪ハッとして〜.
- 吉井
- もうちょっと前.それこそフォーリーブスさんとか.「離れるな」っていう曲があるんだけど,それが♪泣かないで泣かないで〜に.
- 光一
- ああ,「ガラスの十代」.
- 吉井
- 「パクッてる,俺」みたいな.パクッてないんだけど似てるんだ.だから帰ってこい.
- 光一
- でも,ぜひ両方応援していただければ.
- 吉井
- ジャニーズってさ,30代越えたら入れてくれないの?
- 光一
- 今までに例としてないですね.
- 吉井
- そうか.ダメだって.
- 英二
- ヒーセなんだ.
- 廣瀬
- 俺だったのか?でも,面白い路線かもしれないね.踊って.
- 吉井
- 踊りうまいんだよ.
- 英昭
- バック転とかしたりするもんね.
- 廣瀬
- 年甲斐もなくね.
- 吉井
- 後ろで踊る人もみんなオジさんなの.ジャニーズシニアみたいな.
- 光一
- すごいですよね.
- 剛
- ちょっと見てみたいですね.
- 光一
- 面白いですよね.さあ,それではガチャガチャマシーンこのぐらいにしたいと思います.それではLOVE LOVEな歌にいきたいと思います.
- 剛
- はい,こちらです.
- 光一
- ジュリー.
- 剛
- ジュリー.
- 光一
- 「追憶」.
- 吉井
- 沢田さんはジャニーズじゃないけど,この頃の甘い.不幸な歌なんだ,だってタイトル「追憶」だもん.
- 光一
- これはまたね,吉井さんの声にぴったんこな感じですけど.
- 吉井
- だといいんですけど.
- 光一
- 昨日のリハーサル,LOVE LOVEオールスターズより2時間も早く入って特訓したということですが.
- 吉井
- ヒーセとか踊りがあったんでね.
- 光一
- 今日はこの曲で踊っていただけるんですか?
- 廣瀬
- なかなかね.これで踊るのもけっこうなものだと思いますけどね.
- 光一
- それではムーディーに歌っていただきましょう.よろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
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