#177
HomePageだけの特別編集版 五木ひろし編
- 光一
- はい,今夜のゲストは五木ひろしさんです.よろしくお願いします.
- 五木
- よろしくお願いします.
- 光一
- 五木さんはデビュー35周年を迎えたんですね?
- 五木
- 昨年デビュー35周年です.五木ひろしとして30年.
- 光一
- 名前をそうやって?
- 五木
- ええ,幾つか変えたんですよ.
- 光一
- 僕らは五木ひろしさんとしか.
- 五木
- 知らないのが当り前です,売れなかったんですから.
- 剛
- 五木ひろしさんの前は,ラオウ?
- 五木
- 違う違う.
- 光一
- ああ,あのな.
- 五木
- いや,松山まさるっていう名前が最初でね.それから一条栄一,それから三谷研.
- 光一
- そんなにいっぱいあるんですか?
- 五木
- それで五木ひろしになって,そこから30年.
- 光一
- やっぱり五木さんは五木さんっていう感じですよね.
- 剛
- 僕の前の芸名は,ファイティング剛だったんですよ.
- 光一
- それファイティング原田さんや.わかんないでしょ.俺わかるよ.
- 剛
- 写真入れといて,ファイティング原田さんの.
- 光一
- あの,拓郎さんとは初対面なんですよね?
- 吉田
- はじめまして.
- 剛
- 意外や意外.
- 五木
- お話するのは初めてですよ,直接.ただ,出会いはあったと思うんですけど.ちょっと擦れ違うとか.
- 剛
- 僕らもそうなんですよね.
- 五木
- そうですね.
- 剛
- 歌番組とかでお会いする機会はあるんですけど,こうやってお話するのは.
- 光一
- よろしくお願いします.お互いに持ってるイメージとか聞いてみたいんですけど.五木さんは拓郎さんのイメージは?
- 五木
- 同世代ですからね.
- 光一
- 年齢的には同じですか?
- 五木
- 僕より確か一個ぐらい上で.
- 吉田
- そうですね,二つぐらい上ですね.
- 五木
- そりはもうフォークのそれこそ大歌手として尊敬してましたし.たくさん歌も歌いましたし.
- 光一
- 五木さんも.
- 五木
- 拓郎さんの歌は.それで,かなり前になりますけど,曲も作ったりしてもらいましたしね.アルバムの中の一曲なんですけど,その時にもレコーディングには来ていただけなかったんで.放ったらかしで作りっ放しでね.
- 光一
- 放ったらかしですか.
- 五木
- でも,拓郎さんのイメージだなと思って喜んで歌ってというのがあって.今日こうしてね,初めて話が出来るという.
- 光一
- それは意外ですね,そういう接点があったって.拓郎さんは五木さんのイメージというのは?
- 吉田
- やっぱり僕はテレビでいつも五木さんを拝見してる立場ですから,だから,遠い人で,なんか楽しそうにお歌いになってて.僕なんか苦痛に歪んでる顔で歌ってるんですけど五木さんは楽しそうで.ああいう形って好きだなっていう.よくほらテレビとか見てると,五木さんの物真似する人多いじゃないですか.
- 光一
- よく見ますね.
- 吉田
- なんか斜めになってる感じとか.
- 光一
- ファイティング拓郎ですね.
- 五木
- いや,もともとね,歌ってる時のあれはファイティングポーズなんですよ,あれは.あれから自然と.以前キックボクシングの事務所にいたりしましてね.それでキックを遊びで一生懸命やってるうちに,いつの間にかこういう形が出来たんです.だから原点はファイティングポーズなんです.
- 光一
- ファイティングひろしじゃないですか.
- 五木
- そうそう.まさに.
- 剛
- ファイティング五木じゃないですか.
- 光一
- それは初めて聞きましたね.拓郎さん的に歌う時のポーズとかないんですか?
- 吉田
- 僕ないんですよ.
- 五木
- ギター弾いてますからね.
- 剛
- 子供をあやすかのように.
- 五木
- それはコマーシャルでしょ.
- 剛
- ベースでね.
- 光一
- 俺らあるのんか?
- 吉田
- 君らあるじゃないですか.白い馬に乗ってるような.
- 光一
- まあまあ,まあね.
- 吉田
- あと客席に向かって.
- 光一
- 手の振り方ですね.
- 剛
- 俺はこうやって手を振りますけど.
- 五木
- それ,美空ひばりさんもやってました.それはジャニーズの歴史ですね.
- 光一
- 五木さんは,コンサートとかでお客さんと何かあります?ステージ上で.
- 五木
- というよりは,自分で気持ちを込めてグーッとやるっていうのしかないですね.
- 光一
- 拓郎さんはスタンドマイク以外で歌うっていうことはないんですか?
- 吉田
- ええ,僕,ハンドマイクってとても歌えないです.カラオケとかでみんな歌ってるじゃないですか.ぜんぜんああいうのダメです.ものすごく前に倒れそうになる.
- 光一
- 僕らの先輩の錦織さんも嫌いだって言ってました.踊る時にバランス悪いからって.五木さんはスポーツが大好きだと.
- 五木
- ええ,大好きです.
- 光一
- マラソンが.
- 五木
- だからマラソンっていうわけじゃないですけど.
- 光一
- 五木さんの名がついたマラソン大会があると聞いたんですけど.
- 五木
- 福井の美浜町という待ちなんですけど,僕の出身地が.そこで美浜五木ひろしマラソンってずっとやってましたね.今年で12回ですね.
- 光一
- 五木ひろしマラソン.それはどれぐらい続いてるんですか?
- 五木
- 12年.
- 剛
- 今言いましたよ.本当ね,聞いてるようでこうなんですよ.
- 五木
- 今のでよくわかりました.
- 光一
- 違う違う.聞いてるっちゅうねん.視聴者の人に.
- 五木
- わかりやすくね.
- 剛
- いや,五木さんの12回でっていうので.
- 光一
- 年に2回やってるかもしれないやろ.
- 五木
- なるほどね.
- 剛
- それはちょっと.
- 光一
- オリンピックみたいに4年に一回かもしれません.
- 五木
- なるほど.
- 吉田
- 屁理屈のオッさんみたいな人だね.
- 剛
- 「一年に何回なんですか?」って聞けばいい.
- 五木
- もめないようにお願いします.大したことじゃないんで.とりあえず12年やりました.
- 光一
- 12年.それは五木さんも?
- 五木
- フルマラソンじゃなくてね,長いのでも20キロ.
- 光一
- 20キロは長いですよ.
- 五木
- 10キロ,5キロぐらいの分けてやったんですけど.一昨年から2キロの親子マラソンっていうのを企画に入れて.
- 光一
- 2キロもきついっスよ.
- 五木
- 小学校3年生以上の子供と走るという.それで僕の長男と一緒に走って.僕は2キロしか走ってないですけど.
- 光一
- なんかモーニング娘。も走ったと.
- 五木
- 今年はね.なんか違うとこでマラソンがあって.
- 光一
- 映画も撮ってたみたいですね.
- 五木
- それで年齢制限で上の二人が走れなかったんですね.
- 光一
- そのマラソンには出れなかったと.
- 五木
- じゃあうちでということで.年齢制限がありませんから.それで来てもらって走ったんです,一緒に.
- 光一
- そうなんですか.拓郎さん,どうですか?マラソンは.
- 吉田
- 僕は運動が得意じゃないんです.僕はマラソンに限らずね,例えばサーフィンとかスキーとかさ.例えばサーフィンだったらサーフボードを持って沖まで行って,あっという間に戻ってきて,また苦労して沖へ行くでしょ.スキーも高いとこまでわざわざ登ってってあっという間に降りてきて.この報われなさっていうの?
- 光一
- それは僕も同じ考えなんですよ.
- 吉田
- ご褒美がないんだよね.
- 光一
- 自由感がない.
- 剛
- 楽しいですよ.
- 五木
- それは僕,このあいだディズニーランド行きましてね,2時間並んだんですよ.それでやっと子供たちと乗って5分ですよ.
- 吉田
- でしょ.
- 五木
- その時は確かにそう思いましたよ.
- 光一
- 僕も昔,4時間並びましたよ.
- 五木
- でも,それが楽しいんでしょうけどね.2時間並んで2時間乗ったりね,2時間かけて上から降りてきたら大変でしょ.だから,瞬間,短かったけど良かったなっていう.
- 吉田
- あと,美味しいラーメン屋とか,すげえ一生懸命並んで食べるの5〜6分で終わるじゃない.それ,すごく報われない.
- 五木
- それはお腹が報われますよ.
- 吉田
- 例えば30分並んだとすると,30分並んだほどうまいと思えなくなっちゃうんです.
- 剛
- 並んでる人にせかされてる気がして.
- 吉田
- そういうラーメン屋に限ってオヤジがうるさいでしょ.なんの話してるかわからなくなりましたけど.
- 光一
- マラソンです.
- 吉田
- ぜんぜん話違うね.
- 五木
- だから,走っても報われないんだったら.
- 吉田
- そんな長い間走らなくても.
- 光一
- そこでモーニング娘。のメンバーとお会いなさって,その後のコンサートで「LOVEマシーン」を五木さんが歌ったと聞いたんですけど.
- 五木
- その前にもう歌ってたんですけど.
- 光一
- 五木さんが「LOVEマシーン」?
- 五木
- わりとね,例えばディナーショーとかある時に,けっこう人の歌を歌うんですよ.その時々の,その年の代表的な歌とかね.「LOVEマシーン」の時はエレキギター持ってやりましたけどね.
- 光一
- ちょっと聞いてみたいですね.
- 五木
- KinKi Kidsの「FLOWER」も歌いましたよ.
- 剛
- ありがとうございます.
- 光一
- マジっスか?ありがとうございます.
- 五木
- ジャンルを超えて,その年の大ヒット曲とかはね.
- 剛
- それはすごく嬉しいですね.
- 光一
- 歌っていてただけるとは.五木さんはハワイも大好きと.
- 五木
- 好きですね.
- 光一
- 別荘もあるんですよね?
- 五木
- 一応あるんですけど.夏にけっこう時間とってね,みんなで行くんですけど.
- 剛
- ちょっとじゃあ,僕たちも行ったほうがいいですかね.
- 光一
- ね.
- 五木
- ぜひ来て下さいよ.
- 光一
- 拓郎さん,行きましょうか.
- 吉田
- もし別荘をお貸しいただけるんだったら.
- 剛
- そこまで図々しく言ってませんよ.
- 五木
- いえいえ,どうぞどうぞ.
- 吉田
- 撮影を兼ねて番組で行くのいいじゃないですかね.今,制作費も非常に厳しい折りですからね.
- 五木
- そんな,夢と現実と.好きでしょ?
- 吉田
- 大好きですね.
- 五木
- 空気がね.
- 剛
- カラッとしてていいですね.
- 光一
- 毎年行かれるんですか?
- 五木
- 2回は.
- 光一
- 拓郎さんも行きますよね?
- 吉田
- 行きます.もう今,気持ちはハワイ.ハワイの話をし始めると,頭の中はハワイに飛んでるから.
- 五木
- もうハワイアンが鳴ってるでしょ?
- 吉田
- もう水着の女の子がワァッと歩いてて,ずっと尾行してる感じですよ.
- 光一
- それですか,拓郎さんは.でもハワイはね,行こう.スペシャルゲスト五木さんで,LOVE LOVEでハワイに.
- 五木
- いいですね.
- 光一
- 去年はオーストラリアに.
- 五木
- あ,オンエアで見ました.
- 剛
- ありがとうございます.
- 光一
- 今年はどこに行くんだろうと.
- 剛
- 今年は奈良っていう候補もあったんですけどね.
- 光一
- それはやめとこう.さあ,LOVE LOVEなものです.
- 剛
- おう!
- 光一
- ハムスター.
- 五木
- ハムスターでね,ゴマピーっていう名前なんです.
- 光一
- ゴマピー.
- 五木
- 去年,長男の誕生日の時に買って.
- 光一
- 五木さんは,本当にお子さんを大切にしてらっしゃると聞きました.
- 五木
- まあ,子は宝っていいますけど.そういう気持ちはわからないでしょうけど.
- 光一
- まあ,僕らも子供みたいですから.
- 五木
- 本当に子は宝ですよ.
- 光一
- 娘さんもいらっしゃるんですよね?
- 五木
- そうです,男,男,女.
- 光一
- 何歳ですか?
- 五木
- 上が11歳,次男が7歳,下が5歳.
- 光一
- 娘さんがお嫁に行くの想像するとどうですか?
- 五木
- まだ先ですけどね.
- 光一
- すぐですよ.
- 吉田
- それ光一,おまえが言うの変だよ,二十歳でさ.
- 剛
- あの,結婚して娘を送った後のお父さんみたいなセリフですよ.
- 五木
- ただ僕,遅い子なもんですから,嫁に出す時に自分が元気でいれるかどうかっていうのが心配なんですよ.
- 光一
- 大丈夫ですよ.
- 五木
- 普通,僕らの年代は,もう子供が成人してたりするんですよ.本当に孫の顔みたりっていう人もいるぐらいですから.それがまだ5歳ですから,ちょうど孫と子供の間ぐらいの.そのへんがね,嫁に出すその年齢まで僕が元気か.
- 光一
- そっちのほうが心配なんですね.
- 五木
- 元気でいたいなと.元気で泣きたいなと.そして元気で相手の男をちょっと邪魔したいなとかね.
- 光一
- 邪魔したいですか.
- 剛
- そうなりますよね,ちょっと邪魔したいですよね.
- 光一
- 「娘はいない!」.
- 吉田
- だからおまえ,それはおかしいって.
- 剛
- すごい自分勝手ですけど,僕も男の子だったらそんなにとやかく言わず育てようと思うんですよ.でも女の子が出てきたらね.
- 光一
- 出て来る?ねえねえどっから出てくんの?
- 剛
- それはお父さんの口からはちょっと.
- 五木
- 誰の口から言うの?
- 剛
- お母さんの口から.
- 光一
- お母さん,どっから出てくるの?
- 吉田
- 恥ずかしくて言えないよ.
- 剛
- それで彼氏とか家に連れてきた日には,これはちょっとどうしようかなと考えるんですよ.それで名前も名乗らず,挨拶もなかったら,これはかなりブチ切れますよね.
- 五木
- まだまだ先の話ですよ.
- 光一
- まあ,ゴマピー.ゴマピーは芸するんですか?
- 五木
- 芸はしませんけど,なんとなくわかるみたいですね.僕は犬が好きで,シェパード飼ってたんですけど,このあいだ死んじゃったんですよ.それで今ゴマピーしかいないんですけど.
- 光一
- 犬好き?
- 五木
- 大の犬好きです.
- 剛
- 犬はいいですよね.僕,今ミニチュアダックスを飼ってるんですけど.昨日もね,ちょっと聞いてくれる?
- 光一
- もうええよ,犬話は.
- 五木
- まだ犬との別れはないんでしょ?
- 剛
- まだないんです.だからその別れのことを考えると.だから,彼がいなくなったら,僕どうしようかなと.
- 五木
- 本当にそう.僕も一人だったらどうしようかと思った.でも動物はいいですよ.
- 剛
- いいですよ.
- 光一
- そういえば,拓郎さんと五木さんの共通点といえば,拓郎さん女優好きですから.
- 剛
- 女優研究員ですから.
- 吉田
- それさ,たまたま職業が女優だったけど,女優好きなわけじゃないと思うんだけど.
- 五木
- 僕もたまたまですよ.
- 光一
- 拓郎さんはそうでしょ?
- 剛
- 女優研究員ですから.
- 吉田
- 研究なんかしてないよ,僕は.いや,だからさ,話は違うんだけど,ケンシロウ君とかは剛君のお風呂上がりとかうっとりした感じで待っててくれるわけでしょ.うち,奥さんいますけど,僕がシャワー浴びて出てきて見事なスッポンポンでいても見向きもしませんよ.
- 剛
- うちは不思議そうにしてますよ.普段ズボンとかはいてるわけですけど,風呂上がりだけ何か違うぞと.
- 光一
- 五木さんは風呂上がりにフルチンで出てくることはないですよね?
- 五木
- ありますよ.
- 光一
- ありますか?
- 五木
- 家族しかいないのに,なんで隠したり遠慮したりするんですか.
- 剛
- そんなもんですか?
- 五木
- それはにぎやかですよ.
- 吉田
- 剛,「そんなもんですか」っていうのは,例えば家族がいたらどうなの?
- 光一
- パンツは脱衣所ではいて出て来るのかなと.
- 五木
- そういう時もありますけどね.そのままの時もありますし.
- 光一
- そうですよね.さあ,じゃあ次行きましょう.ギターが出てきました.
- 五木
- 僕は楽器が好きで,ギターが特に名がいんですけど.その中でもガットギターとフォークギターと使うんですけど,このフォークギターはマーチンという.すごい宝物なんですよ.これを譲り受けたのが,チェリッシュの松崎君から譲ってもらって.その時,そんないい楽器だってわかんなかんったんです.それで使ってくうちにいい音するなと思って.それで人からすごいいいギターなんだっていわれて.
- 光一
- いつぐらいからギターは?
- 五木
- 自分の歌の伴奏程度だったら小学校の.
- 光一
- そんなに.
- 五木
- もちろんムチャクチャですけど.
- 光一
- ギターだこが出来てる.
- 五木
- アコースティックコンサートずっとやってるんですよ.
- 光一
- 「ひろしとギター」というアルバムもあるぐらいですもんね.
- 五木
- 弾き語りも大好きで.演歌もフォークも何もかも.
- 光一
- ギターとかお好きで,フォークもお好きで,なんで演歌の道に?ぜんぜん違うジャンルですよね.
- 五木
- 僕が歌を好きになった時の歌が,さっきのひばりさんじゃないですけど,あの時代でしたから.ずっとそれを聞いていて,それがその流行歌のメインだったですから,その時代は.ただギターを弾いて演歌も弾いてフォークも弾いて,弾いてることが楽しいですね.
- 光一
- ギターだけじゃなくて,すごいいっぱい楽器できると聞きましたけど.
- 五木
- ギター始めると,じゃあピアノもやってみようとか,管楽器もやってみようってフルート吹いてみたりサックス吹いてみたり,あと三味線も弾いてみたり.
- 光一
- 三味線も.
- 五木
- いろいろやってくうちにね,部屋中楽器だらけになっちゃったっていう.
- 光一
- すごいですね.
- 五木
- そういうのが好きなもんで.だからべつに誰に言われたわけでなくて,自然とそういうのが好きでやってるんですけどね.
- 光一
- さあ,続いては.
- 剛
- 卓球?これはおうちに?
- 五木
- 僕は,最初に入ったクラブが卓球部だったんですよ.
- 光一
- オニギリ山作ってたわけですね.
- 五木
- それでやってたんですけど,ぜんぜんやらせてくれないんですよ,ずっと玉拾いばっかりで.それが嫌だからすぐやめたんですよ.それでとなりでテニスやってたんで,ここならすぐかと思っテニス部行ったら,そこにいれてくれてずっとテニスやってたんですけど.
- 光一
- 好奇心旺盛なんですね.
- 五木
- いや,やる以上は楽しみたいし,頑張りたいじゃないですか.それからスポーツやってますけど,僕のスポーツの原点は卓球で,なおかつ今,卓球ブームでしょ.
- 光一
- 若者に流行っているという.
- 五木
- 昔は温泉なんか行ったりすると.
- 吉田
- 浴衣着ながら.
- 五木
- 横にマッサージ機があってね.
- 吉田
- そうそう.
- 五木
- ここは僕の衣装部屋だったんですけど,子供たちと遊ぶために違うとこへ移してプレイルームみたいの作って.それで角が危ないんで,当たってもいいように角を.
- 光一
- お子さん思いですね.
- 剛
- 卓球は本当にいいスポーツですよね.
- 光一
- こいつオーストラリアでずっとやってましたから.僕はちょっとゲームを.
- 剛
- ポンいうてましたけどね.
- 光一
- 僕も卓球部だたんですよ,小学校の時.
- 五木
- 卓球からテニスになって,そのテニスが今のゴルフには合ってたんですよ.
- 剛
- テニスとゴルフって.
- 五木
- 合うんですよ.ラケットとテニスが.
- 光一
- 俺,野球やってたんで.
- 五木
- 野球は似てるけど,ちょっと違うんですよ.
- 光一
- どうしても手首が返っちゃうんですよ.拓郎さん,卓球は?
- 吉田
- いや,僕は報われない感じが.
- 光一
- 拓郎さんスポーツは全般報われないじゃないですか.
- 吉田
- 卓球はラリーが不思議でしょうがない.
- 剛
- 今度やりましょうよ.
- 吉田
- いや,いいよ.僕は映画の「フォレスト・ガンプ」で卓球のシーンがあって,あれはびくりしたな.ラリーのすごいのに.オリンピックとか見ても信じられないな.
- 五木
- あれは卓球台からかなり離れないとあのラリーはできないですね.
- 光一
- でも,家に卓球台って.
- 剛
- 楽しいですね.
- 光一
- それではLOVELOVEなものはこのくらいにしたいと思います.それではLOVELOVEな歌に行きたいと思います.五木さんがお選びになった歌はこちら.
- 五木
- さっきのギターなんかと合い通じるものがあって,よくステージで歌った思い出の歌です.
- 光一
- 井上陽水さんの「心もよう」.
- 剛
- 「もう7時半?」みたいな.
- 五木
- ちょっと寝グセのようなね.これは拓郎さんなんかも名曲いっぱい持ってますけど,これも名作ですよね.
- 吉田
- 確かに寝起きのような方ですよね.
- 五木
- いや,僕ね,拓郎さんともそうでしたけど,彼とも一度も会ってないです.
- 光一
- そうなんですか.
- 剛
- お会いしてそうな感じですけどね.
- 光一
- この曲をやるということなんですけど,拓郎さんももちろん演奏でさ参加していただいて,僕らも今日は参加させていただきます.
- 五木
- ぜひお願いします.
- 光一
- ではスタンバイよろしくお願いします.
- 五木
- よろしくお願いします.
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