#174
HomePageだけの特別編集版 小柳ゆき編
- 光一
- はい,今夜のゲストは小柳ゆきさんです.よろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 小柳
- よろしくお願いします.
- 光一
- 18歳.
- 小柳
- はい.
- 光一
- 拓郎さん,18歳です.
- 吉田
- まあ,18ですから,学校出たばっかりでしょ.
- 小柳
- はい.
- 光一
- そうなんですよね.高校を卒業されたばかりということで.歌が大ヒット.拓郎さん,ご存じですか?
- 吉田
- はい.なぜか小柳ゆきさんはよく見てますね.
- 光一
- ♪あなたのキスを数えましょう〜.
- 吉田
- 僕は,昨日お会いして,意外に小柄な方なのでびっくりしました.もっとまあ,和田アキ子とまではいいませんけども.
- 光一
- 声というか.
- 吉田
- あのパンチという.
- 光一
- 発声量というか.
- 吉田
- もっと大きい人かなと.
- 光一
- 素晴しいですもんね.
- 小柳
- ありがとうございます.
- 光一
- 「あなたのキスを数えましょう」.これ,略すとすごいことになるんです.「あなキス」.こりゃすごい歌だな.ね,拓郎さん.
- 吉田
- 曲によっては略してはいけないものもある.
- 光一
- この曲はいけませんね.まあ,本当にすごい歌唱力なんですけど,なぜそんなにうまいんでしょう?
- 小柳
- んにゃ?
- 光一
- すいません,今の「んにゃ?」っていうのは?
- 小柳
- ごめんなさい.
- 剛
- 「んにゃ?」っていいましたね.
- 吉田
- 今,確かに「んにゃ?」って.
- 剛
- 水前寺清子さんですか?
- 小柳
- 違います.
- 光一
- なんでなんですか?
- 小柳
- 歌ってました,よく.今も歌ってるんですけど,しょっちゅう.
- 光一
- 歌手ですから.
- 小柳
- そうですよね.
- 剛
- プライベートでも歌ってると.
- 小柳
- そうですね.普通にしてる時も,いつも歌ってます.
- 光一
- 何を歌うんですか?
- 小柳
- 歌を.
- 光一
- いや,あの,俳句とか急に歌われて困るからね.
- 剛
- カラオケとかでは,どなたの歌を歌われるんですか?
- 小柳
- 本当に普通に新譜とか歌いますね.
- 光一
- カラオケとか行くんですか?
- 小柳
- 最近あんまり行ってないですけど,行ってました,よく.
- 光一
- 言うたらほんまに去年までは高校生だったわけですよね.どんな高校生でした?
- 小柳
- 本当に普通でしたよ.
- 光一
- 普通って何や?普通ってわかんないじゃないですか.
- 小柳
- 本当に普通の高校生でしたね.
- 光一
- だから,普通って何や?じゃあ,ルーズソックスとか?
- 小柳
- はいてましたよ.
- 光一
- 制服はブレザーでしたか?
- 小柳
- ブレザーです.普通のブレザーに,はいてました.
- 光一
- ルーズソックスを.
- 小柳
- はい.
- 光一
- どうです?拓郎さん.
- 吉田
- 普通じゃない.そのルーズソックスは今どこにあるの?
- 小柳
- 捨てましたね.
- 吉田
- なるほどね.
- 光一
- 最近の高校のね,わからんじゃないですか.どんな状況なんです?
- 小柳
- 普通に勉強して.
- 光一
- だから,普通って何や?ということは,去年まではお仕事なさってなかった?
- 小柳
- してました.デモテープとか作ってるのは,もう高1の時から.
- 光一
- ドキッとした,今.
- 剛
- いやいや,ドキッとせんでええとこや.
- 光一
- 急にそんな呼び捨てでドキッとしたわ.
- 剛
- 高校1年生ですよ.
- 光一
- 高校1年の時からデモテープとか録り始めて.
- 小柳
- はい,録り始めてましたね.
- 光一
- その時は,レッスンというか?
- 小柳
- レッスンというか,デモテープを作ってやっていました.
- 光一
- どうしてもっと早く?
- 小柳
- デビューですか?なんかいろいろやってたんです.いろんな話があったりして.
- 光一
- いろんな話とは?
- 小柳
- なんて言うんでしょう?ジャンルとかあるじゃないですか.それをいろいろ,自分の聴くジャンルとかかが変わってくるじゃないですか.それでどういうのにするっていう話し合いとかもしつつという感じで.
- 光一
- 自分がどういう方向の歌を歌おうと.
- 小柳
- はい.
- 剛
- なるほどね.
- 光一
- それで「よし,決めたぞ!あなキス」という感じで?
- 小柳
- 違いますね.何かいろいろ録って,その中からいいものを選んだという感じですね.
- 光一
- なるほどね.ためてためて,ためてためてドーンと.その頃は,この番組見たことありました?
- 小柳
- あ,ありました,はい.
- 光一
- じゃあ,そんな回数はないということですね.
- 剛
- チョロンチョロンと.
- 光一
- ゲストは誰でしたかね?
- 小柳
- 誰でしたかね?すいません,覚えてないですね.
- 剛
- 獣神サンダーライガーさんじゃないですか?
- 光一
- あ,それ.なるほどね.まあでもやっぱり歌唱力もずば抜けてますから,高校とか行ってても,どうですか?周りから「あんたはすごい,すごい.すごいよ,あんた」.
- 剛
- 「どうなの?あんた」って.
- 光一
- そういうのは?
- 小柳
- なかったですね.
- 光一
- なかった?
- 小柳
- 普通でしたね.
- 光一
- だから普通って何や?
- 小柳
- 普通に友達とカラオケ行って.
- 光一
- CDデビューして,友達からどういうふうに言われます?周りからいろいろ言われるでしょ?
- 小柳
- 言われますね.すごく仲良い友達とかってあんまり言わないんですけど,そんな仲良くない友達とかが言うんですよ.
- 光一
- 親戚増えたりすんねんな.
- 小柳
- うんうん,同じですね.
- 光一
- 今までそんなに友達でもないのになと思ってる人が「なあなあ」って.拓郎さん,どうですか?小柳さんの声を聴いて.
- 吉田
- 声はですね,最初にびっくりしたのは,声がでかい.
- 光一
- いい意味でてしょ?
- 吉田
- 声がでかくないとダメです.僕,ここで番組やってて,いろんな人に会いましたけど,やっぱり演奏してて歌の人に引っ張られるって久しぶりですよね.だから,演奏してて楽しい.後ろを引っ張ってくヴォーカリストってそんないないです.だから,それはすごいです.
- 光一
- このメンバーを引っ張る.すごいよ.
- 剛
- すごいことですよ.
- 吉田
- だって今,みんなカラオケで歌うじゃないですか.だからレコーディングしても,自分のレコーディングしたオケで歌うのはみんな平気なんだけど,生で歌うのってけっこう大変なんですよ.普段聴き慣れてる音じゃないし.それでも引っ張っていくってすごいなと思いますね.
- 光一
- 珍しいですね,拓郎さん.
- 吉田
- いや,すごいと思ったんです,本当に.それで本当に小さい人だと思って,どこからそのパワーがね,出て来るのか.拝見してもすごい痩せてるしね.すごいですよ,声,やっぱり.
- 剛
- アシュラマンが正義超人に心を打たれたみたいな.
- 吉田
- ほう,さっぱりわからないですけど.
- 光一
- ふーん.
- 吉田
- 学校に変な先生とかいませんでした?
- 小柳
- 変な先生ですか?
- 吉田
- なに聞いてるか自分でもよくわからないんだけど.学校にさ,変な先生いなかった?
- 小柳
- そんなこと言ったらね.
- 吉田
- じゃあ,あの先生嫌いだったとかいます?
- 小柳
- いますよ,それは.
- 吉田
- 誰?
- 小柳
- 誰って,それは.
- 光一
- そんなの聞いてどうするんですか?
- 吉田
- 何か間がまたなくなったんで,そういうことでも聞いてみようと.
- 光一
- 音楽の授業とかは?
- 小柳
- 1年生の時に選択でしかなかったんですよ.
- 光一
- 選択で.とってもとらんでも.
- 小柳
- 取りましたけど.
- 光一
- 歌うた?
- 小柳
- 歌あんまなかったですね.
- 光一
- 「魔笛」とか?♪お父さんお父さん〜って.
- 小柳
- ちょっと歌ってないですね.
- 剛
- ♪待ちぼうけ,トゥルル,待ちぼうけ,トゥルル〜っていうのは?
- 小柳
- 歌ってないですね.
- 光一
- おかしい.
- 剛
- おかしいな.じゃあ,ドビュッシーとか勉強したわけですね.
- 光一
- 歌う授業はありましたよね?
- 小柳
- ありましたね.
- 光一
- その時,先生とかは小柳さんに対してなんて?
- 小柳
- あんまり音楽とかの授業の歌ってあんまりうまくないですね.
- 光一
- そんなもんですか?
- 小柳
- 裏声とかきれいな声で発声するの難しいですね.
- 光一
- 拓郎さんは音楽の授業とかは?
- 吉田
- 苦手でしたね.わかんないですよ.だって,習ってることにぜんぜん関心ない.それたぶん,こういう世界にいる人ってそうですね.ほとんど関心ないですよ.だって,輪唱とかやらされるじゃない.どうでもいいじゃん,人の後追っかけて歌うのなんか.
- 光一
- なるほどね.
- 吉田
- あと,ああいうとこで教わるハモとかもさ,僕らがここでやってるのと違うじゃない.
- 光一
- 違いますね.
- 吉田
- あんまり参考にならない.今でも学校って,僕らの時代と同じような歌を教えてるのかな?
- 光一
- どんな歌です?
- 吉田
- ♪春のうららの〜とか,あんなのやってんの?
- 小柳
- やってます.
- 吉田
- まだ?
- 光一
- 時代は変わらないんですよ.
- 吉田
- 同じなんだ.情けないな.
- 光一
- そのへんは変わらない.
- 剛
- 変わらないですね.
- 光一
- では,LOVE LOVEなものにいきたいですけけど.何を撮ってきていただいたんでしょうか?あの,これはどなたですか?
- 小柳
- これはですね,ダンスチームを作ってたんですよ,私が.
- 光一
- ダンスチーム?
- 小柳
- ヴイーナスっていう名前なんですけど,そのメンバーの二人なんですよ.
- 光一
- じゃあ,踊ってたんですか?
- 小柳
- ファンキーです.この子たちが今も続けてる二人なんです.
- 光一
- でも,あんまり踊ってるっていうのは,見たことないような.
- 小柳
- 私,本当は踊れないんですよ.
- 剛
- 曲でやりましょうよ.
- 光一
- ♪あなたのキスを〜.カッコいい.ダンスチームをやってたんだ.
- 小柳
- やってたんですよね.でも本当に短期間すぎてやってないのと同じなんですけど.
- 吉田
- この二人がLOVE LOVEな人なのね.
- 小柳
- そうですね,ヴイーナスでこの子たちはやってるんですよ.
- 光一
- 意外な一面ですね.これはお母さんですか?お母さんガングロじゃない.
- 小柳
- これは灰皿なんですよ.
- 光一
- 灰皿ですか?どこが?
- 小柳
- これ,頭とると灰皿になってるんですよ.顔の部分が.
- 剛
- 煙草すってても落ち着かないですね.
- 光一
- 当然,小柳さんは18ですから置物として使ってるんでしょうけど.
- 小柳
- はい,そうです.
- 光一
- これは購入されたものですか?
- 小柳
- いただいたものです.
- 光一
- これがLOVE LOVEなんですか?
- 小柳
- 可愛いなと思って.大好きなんですよね.
- 光一
- 男か女かわからないですけど.
- 小柳
- 女です.
- 光一
- 女か?
- 小柳
- これの男ものもあるんですよ.これは女版です.
- 吉田
- この人はなんで女の人だってわかるの?
- 小柳
- 胸がちょっとポインってあるんですよ.
- 光一
- そしてこれは?なんや?まずこれは.
- 小柳
- これはいただいたものなんですけど.貯金箱なんですよ.で,貯金箱にお金だけじゃなくて,夢とかもためてねって言われて.
- 光一
- いいね,夢をためる.これ,犬?猫?
- 小柳
- これ,ウサギです.
- 光一
- すいません.だいたいね,わけわからん動物が出た時は,犬か猫言えば当たんねんけどな.はずれたな,見事に.
- 吉田
- もう一回聞いていい?これ,どこがウサギ?
- 小柳
- この上に顔がついてるんです.上向いてるんで.
- 光一
- この中に夢も.置物おおいですね.
- 小柳
- そうですね.
- 光一
- 続いてこれはリュックですか?
- 小柳
- はい.これ,リュックなんですけど,初めて自分でブランドもののバッグを買ったのがこれなんですよ.
- 光一
- お買い物行って.
- 小柳
- はい.
- 光一
- 続いては?
- 剛
- これ,何ですか?
- 小柳
- 手帳なんですよ.面白いんですよ.これ,ラメと液体が入って,押すとピョッと飛び散るんですけど.
- 光一
- どうなるんですか?
- 小柳
- 面白いんですよ.
- 吉田
- 面白いと思えば面白い.それでこれは手帳なんだよ.
- 光一
- やっぱり最近の若い人たちは,一日のあったこと何でも書くって言うじゃないですか.けっこう何でも書くタイプですか?
- 小柳
- いや,書かないタイプですね.
- 光一
- 何を書くんです?
- 小柳
- スケジュールを書くんですけど.
- 光一
- 偉い.
- 剛
- さすがです.
- 光一
- That's good.
- 吉田
- よせよせ,その話は.
- 光一
- 拓郎さんから電話あって留守伝聞いたら「That's good」って.ごめんなさいね.はい,LOVE LOVEなものはこのぐらいにしましょう.俺らのこと変やと思ってるでしょ?
- 小柳
- 思ってないですよ.
- 光一
- 絶対思ってますよ.
- 小柳
- うん.
- 光一
- おもろいですね.小柳さんはおもろい.はい,これいこう.ガチャガチャマシーン.これを回して下さい.いろいろな質問が入ってますので,答えて下さい.
- 小柳
- はい.
- 光一
- 千葉県のミドリさんから質問です.「小柳ゆきさんはダンスが得意だそうですが,そこで小柳ゆきさんとKinKi Kidsのダンス対決をやっていただけませんか?」.
- 小柳
- 本当,勘弁して下さい,それ.
- 光一
- 「小柳さんはパラパラも出来るらしいです」.
- 小柳
- いや,本当,マジで違う.
- 光一
- ダンス対決って言われてもね,何すんねん?こんなんやらんでいいです.俺が許さん.もう一つ.
- 小柳
- はい.
- 光一
- 続いては,横浜市のタムラエミコさんからの質問です.「芸能界で小柳と言えば,ルミ子,トムとビッグネームが続きますが,もし自分で芸名を付けるとしたら,どんなのがご希望でしょうか?KinKi Kidsと拓郎さんも,もし自分で芸名を選べるとしたら,どんな芸名にしますか?」.また何を聞いとんのや?っていうね.自分に芸名付けるとしたら?
- 小柳
- 外人さんの名前がいいな.
- 光一
- 外人さん?フリオ・イグレシアス.
- 剛
- カーマイン・アピス,イングヴェイ・マルムスティーン,チャック・ウィルソン.
- 光一
- デーブ・スペクター.いろいろありますよ.何にしましょう?
- 小柳
- ラリルレロが付くのがいいですね.
- 剛
- じゃあ,ラリ毛.
- 光一
- すいません,ラリ毛ってどこから生えた毛ですか?
- 剛
- 知らんよ.だって本名ナカタですよ.ラリー・ジョンソンとかラリー・バード.NBA選手ですよ.
- 光一
- 拓郎さんはどういう芸名が?
- 吉田
- なんでいきなり僕の芸名なの?小柳ゆきって本名ですか?
- 小柳
- 本名です.
- 吉田
- 芸名とかいう話はなかったんですか?
- 小柳
- ありましたね.
- 吉田
- どんな名前がありました?
- 剛
- 候補みたいのありましたっけ?
- 小柳
- ネーブルゆきって.
- 吉田
- ネーブル?
- 光一
- ネーブル?
- 小柳
- 高貴っていう意味で.これはゆきが出したんじゃないですけど.
- 吉田
- 誰がネーブル?
- 光一
- 小柳ゆきのほうがいい.
- 剛
- 本名のがぜんぜんいいですよ.
- 小柳
- ですよね.
- 光一
- 「ネーブルゆきでいこう」って言われた時,「え?」って思いました?
- 小柳
- キツいですよね.「本当,ダメだわ」って思いました.
- 光一
- まあ,ネーブルゆきという候補があったと.意外でしたね.さあ,それではLOVE LOVEな歌にいきたいと思いますが,ネーブルさんが選んだLOVE LOVEな歌はこちらです.
- 剛
- はい,ネーブルソング.
- 光一
- 「会いたい」.沢田知可子さん.
- 剛
- この歌はええ歌ですよ.
- 小柳
- いいですよね.
- 光一
- これをお選びになったわけは?
- 小柳
- そうとう歌ってたんですよ.
- 光一
- カラオケ屋さんとかでも?
- 剛
- いつも言うやん,おまえ.何でも屋根が付いてたら「屋さん,屋さん」や.
- 光一
- カラオケ屋さんっておかしいか?
- 剛
- カラオケでしょ.だいたい看板も「カラオケ」ってなってるじゃないですか.
- 光一
- もうええわ.僕もこの歌大好きです.
- 剛
- いい歌ですよ.
- 光一
- これ,死んじゃったんですよね,彼が.
- 小柳
- そうですね.
- 剛
- これ,僕も好きですよ.
- 光一
- これを小柳さんがどういうふうに歌ってくれるのか.これもまた楽しみだと思うんで.それではスタンバイよろしくお願いします.
- 小柳
- よろしくお願いします.
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