#171
HomePageだけの特別編集版 小林幸子編
- 光一
- はい,改めてご紹介します.今夜のゲストは小林幸子さんでございます.よろしくお願いします.緊張しております.
- 小林
- どうして?
- 剛
- やっぱりその衣装でだいぶ緊張します.
- 小林
- ちょっと幅とっちゃってる?
- 光一
- いやいや.
- 剛
- やっぱりオーラがね.
- 光一
- 今日の衣装のコンセプトは?
- 小林
- ええ,あの,モスラです.
- 光一
- 何をおっしゃいますか,そんなゴージャスな.
- 剛
- お花みたいですね.
- 光一
- お花に包まれたサッちゃん.
- 小林
- 嬉しいな,サッちゃんって.
- 光一
- いえいえ,何てお呼びしたらいいのかなと.「小林さん」だと近所の人みたいだし。
- 小林
- 吉田とか小林って多いですよね.
- 吉田
- すいませんでした.
- 光一
- なんとお呼びすればいいでしょう?
- 小林
- サッちゃんって言って下さいましまし.
- 光一
- あら.
- 剛
- サッちゃんで.
- 小林
- 本当に子供の時から♪サッちゃんはね〜って歌ありましたでしょ.だから自分でサッちゃんって.
- 光一
- そうですか.じゃあ,拓ちゃん,サッちゃん,光ちゃん,剛ちゃんで.どうですか?この番組,ご覧になったことは?
- 小林
- 拝見しております.すごいですね,熱気が.
- 光一
- 猿山みたいですよね.
- 剛
- 餌を与えないで下さい状態ですね.
- 光一
- どうです?
- 小林
- 若い子ばっかりね.そうじゃない人も中にはいますけどね.ごめんなさいね.
- 光一
- やっぱり違いますか?お客さんの層というか.
- 小林
- 基本的に演歌ですから,ぜんぜん違いますね.生足の人いっぱいいますもの.
- 光一
- それを楽しみに拓郎さんはここにいるわけです.
- 小林
- そうなんだ.
- 吉田
- そうですね.シーズン的にもこれからは客席がメインになりますからね.ちょっとこの冬の間は寂しい思いをしてましたが.これからノースリーブとかいいですね.ぜひ皆さん,ノースリーブで.
- 小林
- ノースリーブのどこが感じるんです?
- 吉田
- ノーなところが.
- 光一
- まんまやないですか.というわけでサッちゃんは,芸能生活37年目を迎えるとお聞きしましたけど.これは拓郎さんよりも?
- 吉田
- あ,もうぜんぜん.僕だって学生の頃,小林さんが大ヒット歌う前に,民謡とかお歌いになったりとか見てました.
- 小林
- ありがとうございます.私も拓郎さんの歌よく歌ってました.
- 光一
- 拓郎さんのデビュー当時のことはご存じですか?
- 小林
- テレビでもちろん拝見してました.
- 光一
- とりあえず,拓郎さんのデビューのキャッチフレーズが,「荒れた大地に太いホースで水をまく」ってあったらしいですけど.
- 小林
- やっぱり破天荒というか,やんちゃっていうイメージありましたね.でも,やんちゃな人って素敵じゃないですか.
- 光一
- そうですか?
- 小林
- 子供のまんま大きくなっちゃったみたいな,そういう男の子いいですよね.少年の心をずっと忘れないような.
- 吉田
- まあ,よく言えば.悪く言えばぜんぜん成長してないっていう.
- 光一
- 今,丸36年長かったですか?
- 小林
- このぐらいが36年かと思えば通過点ですけど.ただ,長さで言えば東京オリンピックがあった年にデビューしたんですよ.だから,テレビがその頃もちろんモノクロでしたけど,東京オリンピックをカラーテレビで見ようっていうキャッチフレーズだったぐらい.だから,どのぐらい昔かわかりますよね.私,デビューした時子役で.勝新太郎さんの「座頭市」に子役で出て.
- 光一
- 最初は歌じゃなかったんですか?
- 小林
- 最初は歌だったの.同時に子役としても.三木のり平さんの娘の役とか,ほとんど亡くなっちゃった方ばかりですけど.三木のり平さん知ってる?
- 光一
- 名前はわかりますけどね,実際はちょっと.僕らが生まれる16年前ですね.
- 小林
- ああ,そうか.言わなきゃよかった.
- 光一
- やっぱり小林さんといえば.
- 小林
- サッちゃん.
- 光一
- あ,サッちゃんといえば,衣装がゴージャスで.これはいつ頃から?
- 小林
- それは紅白で.初めて出た時のほうが冷静に歌えたんですね.二回三回って回数重ねるたびに自分で何を歌ってるんだかわかんないぐらい緊張して.家に帰ってビデオで確かめないとちゃんと歌ったかわかんないぐらい.それでどうしようと思って,すこし衣装を派手にしてみようかなっていう.それが発端だったんですよ.そうするとお客さんがスッと衣装を見てくれる瞬間に,自分の気持ちとしては冷静な気持ちで歌えたんですね.それからどんどんエスカレートして.それで,猿之助さんのスーパー歌舞伎を見て,本当に素晴しいパフォーマンスに刺激を受けて,猿之助さんのコスチュームのプロデュースされてる皆さんを紹介していただいてあんなになっちゃって.そのうちだんだん動けなくなっちゃって.衣装に入るようになっちゃって.
- 光一
- 衣装に入るってすごいですよね.やっぱり演歌界としてはショッキングだったんですかね?演歌といえば,イメージ的には着物でってあるんですけど.
- 小林
- 基本的には私の中で,自分も楽しんでお客さんにも楽しんでいただいてっていうのがずっとあって.パフォーマンスとして一年の最後の日は喜んでもらいたいなって.元気になってもらいたいって思うのね.そしてパワーを自分ももらって.
- 光一
- 拓郎さんもどうですか?着ません?
- 吉田
- まあでもあの,そういう想像を絶する衣装っていうのは,やっぱり通常の感覚で見てないから,とりあえず元気出るよね.「幾らしたんだろう?」って思うだけでも励みになるしね.
- 光一
- 拓郎さんはそこが気になるわけですね.
- 吉田
- 当日の出演料の数倍超える衣装で行くっていうのは,けっこう歌手として勇気あるよね.
- 小林
- 「どうしてそこまでやるの?」ってよく言われるんだけど.
- 吉田
- 事務所なんかも「よしましょうよ」って言うでしょうにね.
- 小林
- あ,私,自分の事務所なんで.
- 吉田
- そうすると自分で言うしかないんですね.
- 小林
- でも,そういう歌い手がね,一人ぐらいいてもいいと思うし.
- 吉田
- あれ,ちなみに最高金額幾らぐらいです?
- 小林
- みんなお金のこと聞くの.
- 光一
- まあ,聞かれるでしょうね.
- 小林
- でも,よく発表される金額は,面白おかしく皆さんが書いてくれてるだけで,あれはぜんぜんそんなことないんですけど.ただ,記事とかそういうものよりも,何にお金がかかるかっていうと搬入搬出のトラックとか,そういう機械関係の.
- 光一
- だって,衣装運ぶのにクレーンですよ.
- 小林
- 私,自前でね,クレーン.
- 光一
- 持ってるんですか?マジっスか?
- 小林
- 12トントラックと.こんなの持ってる歌い手いないって言われたんだけど.
- 光一
- すごいですね.何なら僕,フォークリフトの資格もってるんで運びますよ.
- 剛
- リーダーも一緒に.
- 光一
- リーダーはクレーン持ってますからね.
- 小林
- すごいことになっちゃうね.
- 光一
- 運びますよ.光栄ですよ.だいたいどれぐらいからデザインとか決めるんですか?
- 小林
- だいたい構想1年,制作半年.
- 光一
- ということは,毎年終わると考えるわけですね.
- 小林
- そうですね.曲がどの曲かとか,出れる出れないは別としてね.一応考えておくというか.
- 光一
- じゃあ,今年のは?
- 小林
- うっ.
- 光一
- あるわけですね.
- 小林
- いちおうは考えてて.もちろん選ばれないことも想定して,それでも「本当はこれを着るつもりだったんです」っていうことでみんなに見てもらうっていう.
- 吉田
- それはもう二度と着ないんですか?
- 小林
- ううん,舞台で.年間で3ヶ月やってるんですね,東京と大阪と博多で.そこで皆さんに見てもらってるんですけどね.
- 光一
- 収納場所も大変ですもんね.これもよく聞かれると思いますけど.
- 小林
- 洋服ダンスにも入らないし.だから倉庫借りてる.
- 剛
- すごいですね.
- 吉田
- これだけ衣装の大きさとか収納場所が問題になる人って珍しいね.
- 光一
- 今年のはどんな雰囲気なんですか?
- 小林
- 例えば重量制限とか高さ制限があるんで,どんどん途中で変わってくっていうか.
- 剛
- すごいですね.
- 光一
- 重量制限があるって.さあ,それではLOVE LOVEなものにいきたいと思います.小林さんは何を撮ってきて下さったんでしょうか.お?ミニ?
- 剛
- ローバー.
- 小林
- そうなんです.前から欲しいと思ってたんですけど.
- 光一
- ご自分で運転なさって?
- 小林
- します.小さいでしょ.安全という意味ではちょっとっていうんで,みんなに反対されて.それでも欲しくて.
- 剛
- 可愛いですね.
- 小林
- 可愛いですよ.
- 光一
- 可愛いですね.あ.
- 剛
- ニャンニャン.
- 光一
- 猫はいいっス.
- 小林
- 可愛いでしょ.名前聞いて聞いて.
- 光一
- 名前何ですか?
- 小林
- 本当はすごい名前なんですけど,やめちゃって,お兄ちゃん.
- 光一
- お兄ちゃん?なんでです?
- 小林
- 最初にすごい名前を.ルイ13世トトロネギトロって名前にしたんですよ.長いんでやめてお兄ちゃんにしちゃった.
- 光一
- 僕ね,猫大好きなんですよ.
- 小林
- 犬派ですか?
- 吉田
- いや,もう犬も猫も好きな人が来ると光一は「猫が好きだ猫が好きだ」って.本当に猫好きなんですよ.
- 光一
- 僕ね,猫が好きなんですよ.
- 小林
- わかる.可愛いもんね.
- 光一
- 猫はいいっスよね.
- 小林
- どんなのが?うちのはヒマラヤン.
- 光一
- 僕,いたって普通っていうか,アメリカンショートヘアとかも好きですけど.猫はいい.この子の目はいいね.
- 小林
- 本当はヒマラヤンって長毛なんですけどカットして.
- 光一
- そうですよね.
- 剛
- ちょっと休憩入りましょうか.
- 吉田
- そうだな.
- 光一
- こういうカットあるんですか?ヒマラヤンに.
- 小林
- サマーカット.
- 光一
- でも可愛いですね.
- 小林
- 尻尾なんてネギ坊主みたいになってて.
- 吉田
- 剛,焼き肉屋おさえとけ.
- 剛
- わかりました.
- 小林
- 犬の好きな人が集まって話をすると地球とか環境問題とか,そういう規模が大きい話になるの,犬はね.でも猫好きはね,どんなに話しても自分の猫の自慢だけ.
- 光一
- なるほど.
- 吉田
- 剛,ナムルとタン塩で.
- 剛
- ナムルとタン塩ですね.
- 小林
- それで人の話を聞いてない.自分の猫の話しかしないの.
- 光一
- 犬はそういった話するけども.
- 剛
- 拓郎さん,休憩しましょうか?
- 吉田
- そうだね.とりあえず休憩する?
- 剛
- とりあえず休憩.
- 吉田
- 焼き肉の話しよう.(剛君と拓郎さん退場)
- 小林
- ちょっと,そんな.あれ?
- 光一
- あれ?参ったね,サッちゃん.これからどうしようか.猫はいいね.
- 小林
- みんないなくなったから,猫の話ずっとしようね.
- 光一
- そうですね.でも,この子何か意思を持った目をしてますね.
- 小林
- そう.
- 光一
- 本当に帰っちゃった.僕,本当に猫好きなんですよ.
- 小林
- 猫のどういうとこ好き?
- 光一
- 猫はね,みんなほら,犬のが寄ってきて可愛いとか言うじゃないですか.そんなことないんですよ.猫もちゃんと意思を.(剛君と拓郎さん入場)
- 小林
- 帰ってきた.
- 光一
- 何をしとんねん?
- 吉田
- こんばんは,吉田拓郎です.
- 剛
- 堂本剛です.
- 小林
- よろしくお願いします.
- 吉田
- 何のお話をされてたんですか?
- 光一
- いやぁ,猫は可愛い.
- 吉田
- 剛,ナムル.
- 光一
- 猫はいいなぁ.猫はね,人間の気持ちわかってくれる.
- 小林
- わかる,わかるよね.
- 光一
- だから,自分が寂しいなと思った時に来てくれる.
- 小林
- そうそう.
- 光一
- お兄ちゃん.
- 小林
- この子そうよ.
- 吉田
- 写真,変えよう.
- 光一
- あ.これは?クサヤ?
- 小林
- 好きなの.
- 吉田
- 光一,クサヤ好きだっていうなら覚悟して言えよ.
- 光一
- 僕ね,クサヤはいいね.
- 剛
- この人は本当に暇さえあればクサヤ,クサヤって.
- 光一
- 勝手に決めるな.
- 吉田
- 堂本光一って暇さえあればクサヤ食ってるわけ?
- 剛
- ツアーとか,海外行く時も.
- 光一
- もう,舞台のそでで焼いてますからね.
- 小林
- あれは焼いたら臭いよ.でも,これは瓶詰めになってるけど.
- 光一
- あんまり食ったことないんですけど.でも美味しいっていいますね.
- 小林
- お酒のおつまみには一番いい.
- 光一
- 拓郎さん好きですか?
- 吉田
- 日本酒が好きな人はクサヤ好きですね.
- 光一
- 拓郎さんは?
- 吉田
- 僕は日本酒がダメなんで.
- 小林
- ダメなんですか?
- 吉田
- 日本酒だと違う酔い方するんです.ナハハハっていう.
- 光一
- そういう酔い方するんですか?
- 吉田
- 俺,変わってて.ビールとか飲むと明るいんだけど,日本酒とか飲むとエヘヘヘっていう.
- 光一
- ぜひ今度見たいですね.
- 吉田
- なんか,全身のタガがはずれるっていう.自分がニュルニュル人間になった気がする.
- 小林
- 日本酒は美味しいからすぐ酔うんでしょうね.
- 吉田
- 非常にフニャフニャしてます.
- 光一
- まあでも,普通に酔っても相当タチ悪いですけどね.
- 剛
- タチ悪いですよ.
- 吉田
- そうですか.
- 光一
- いやいや,うそですよ.
- 小林
- どのぐらい飲むんですか?
- 吉田
- 本当に飲まないですよ.ちょっとビールをコップで半分ぐらい飲んだら「ああ,今日は幸せだな」とかって.
- 光一
- 拓郎さんはけっこう爽やかな酔い方しますよ.
- 吉田
- 爽やかなんですけど,度が過ぎると「剛君,おんぶしてくれ」っていう.
- 光一
- 「キスしよう」とかいってきますし.
- 小林
- 本当に?
- 吉田
- 今度もクサヤ食ってキスするか?
- 小林
- それはやめたほうが.でも,日本酒とか焼酎にはすごくいいですよ.
- 光一
- さて,続いて.これは?
- 剛
- 頭に?
- 小林
- ヘッドドレスっていうんですけど.
- 光一
- ご自宅に?
- 小林
- ええ,これは置けますから.
- 剛
- 本当,こういう衣装ってこういう仕事しないと着けれないですからね.僕,こういうの着けたら本当に嬉しくなるんですよ.
- 小林
- そうでしょ.着けると人間が変わっていくような気がしますよね.
- 光一
- ステージでやれや.
- 剛
- やろか.
- 小林
- もし良かったら,今度うちに来て付けてみても.
- 光一
- 傷付けたら大変ですから.さあ,というわけでLOVE LOVEなものはこのへんにしてガチャガチャマシーンにいきたいと思います,回して下さい.
- 小林
- はい.
- 光一
- 奈良県にお住まいの.
- 剛
- はいはい.
- 光一
- 奈良に反応するんです.奈良県にお住まいのサオリさんからの質問です.「小林幸子さんはいつも奇麗な衣装を着ていらっしゃいますが,普段家ではどんな格好をしてくつろいでいるのですか?」.はい,気になるところよ.
- 小林
- どんな格好してると思う?
- 光一
- どんな格好なんでしょうね?
- 剛
- 演歌を歌ってらっしゃる方とか,非常に想像がつきにくいですね.
- 光一
- そうやねんな.
- 剛
- おまえはいつもリボンの騎士みたいに格好しとるからな.
- 光一
- そうそう,かぼちゃみたいなになってて,白いスパッツはいて.
- 小林
- そんな.私,スウェットの上下.
- 光一
- 想像つかないですね.
- 小林
- ただね,色はね,淡い色にしないと猫の毛が付くのよ.
- 光一
- 猫がね.でも,外出した時に猫の毛がついてると「ああ,これはお兄ちゃんの毛だ」って.
- 小林
- そうそう.猫のヒゲが落ちると「可愛い」って.
- 光一
- ヒゲも可愛いんですよね.でも僕,猫アレルギーなんですよ.すごい好きなんですけどね.拓郎さんは家でどんな格好です?
- 吉田
- 家で普通にしてちゃいけないの?
- 剛
- シースルーの?
- 吉田
- そうだね.わりと乳首が見えるような.
- 剛
- その「わりと」って何ですか?
- 吉田
- 見えるかなって.そんなとこ突っ込むなよ.
- 光一
- 奥さんは?
- 吉田
- 普通ですよ.
- 光一
- もう一個回して下さい.
- 小林
- はい.
- 光一
- 新潟県の.
- 小林
- あ,新潟県出身なんです.
- 光一
- みんな地元に反応するね.ヤギヨウコさんからの質問です.「酸いも甘いもわかる年頃になった小林幸子さんに質問です.男に必要な三大要素って何でしょう?」.
- 剛
- これ聞いときましよう.
- 小林
- 男?
- 光一
- 男に必要な.男はこうでなくちゃって.先ほど子供の心を持ってって言ってましたけど,それも一つかもしれませんけど.
- 小林
- そうね,やんちゃなね.それと仕事に対しての自分の自信ね.それとあとはね,お金の切り方.何ていったらいいんですかね?きれいなお金の使い方っていうか.
- 吉田
- 例えばで言うと,先日,僕がKinKi Kidsの二人と焼き肉を食べに行った時に,「これは割り勘だぞ」って言った時に,「今,持ち合わせがありません」って君らが言ったから,僕は立て替えとくよって出して,それをパッと返してくれた君たち.
- 光一
- あ,まだ返してないですね.忘れてた.
- 剛
- まだ返してないですね.
- 吉田
- そういうお金の切り方がいいと.
- 剛
- なるほど.
- 光一
- 拓郎さん,言ってくれないんだもん.
- 剛
- それは言いましょうよ.
- 小林
- そうじゃなくて,ご馳走になるんだったらご馳走になる.その代わり,「ここは全部俺が持つんだ」って言ったら必ず持つ.そういう男の人のお金の切り方って大事だと思うな.
- 吉田
- あれ,持つ.
- 光一
- いやいや,あれは違いますよ.「好きになってく愛してく」が1位になったからって.
- 吉田
- そう.
- 小林
- それは素敵じゃないですか.
- 吉田
- そう,初の印税でご飯食べようって.おごっていただける.やっほーって感じでしたね.
- 光一
- だから,それは僕たちが出しますから.
- 吉田
- じゃあ,今日ね.
- 光一
- はい.
- 剛
- いいですよ.
- 小林
- やっぱり男は包容力かな.
- 光一
- 仕事に対する自信,拓郎さんどうですか?
- 吉田
- 僕,みんなにすがって生きてますから,自信はないです.
- 光一
- もう一ついきたいと思います.
- 小林
- はい.
- 光一
- 岡山県のシミズカズミさんからの質問です.「大人の女,小林幸子さんに質問です.子供の頃の小林幸子さんはどんな子供だったんですか?」.
- 小林
- このまんま,こんな子供.
- 光一
- まんまですか?
- 小林
- うちね,新潟で肉屋だったんですよ.母がお惣菜のコロッケとかトンカツとか揚げてる後ろ姿を見てて,「いらっしゃいませ!」「どうも!」って,そんな子供でした.
- 光一
- 元気な.
- 小林
- 元気な.
- 光一
- 拓郎さんは?
- 吉田
- 本当に病弱な.学校も半分ぐらいしか行かない.うちで暗く寝てる子供でした.人見知りで.小児喘息で.そんな話をさせるなよ.
- 光一
- すいません.じゃあ,元気な.
- 小林
- うん.多分変わってないんだと思う.
- 光一
- 自分じゃ意識しませんよね.はい,どうもありがとうございました.ガチャガチャマシーンはこのへんにして,LOVE LOVEな歌にいきたいと思います.小林さんが,サッちゃんがお選びになったのは意外でございました.こちらになっております.
- 小林
- 「さくらの時」.
- 光一
- AIKOさん.
- 小林
- ラジオで聞いてていい曲だなと思ってて.うちのスタッフとかも大好きだっていう人ばかりなんで,機会があったら一回歌わせてもらおうかなと思って.初めて歌うんで,正直言って自信がないんですけど.だから,篠原ちゃんにね,ちょっと一緒に.
- 光一
- やめたほうがええんちゃいます?
- 剛
- やめたほうがいい思います.
- 小林
- どうして?
- 光一
- 俺は小林さん見たいな.でも,篠原と小林さんのペアっていうのも面白いですね.
- 小林
- こういう歌を歌うことないじゃないですか.
- 光一
- どういう雰囲気になるか想像つかないとこもあるんですけど.
- 篠原
- 頑張りましょうね.見てて下さい.もう仲良しですから.
- 光一
- あの仲良しに惑わされないで下さいね.こいつ,一目見ただけで仲良しだと思ってますから.
- 篠原
- そんなことないですよね?
- 小林
- え,ええ.
- 篠原
- 困ってる困ってる.打ち合わせと違う.
- 光一
- 打ち合わせしとるんかい.それでは歌っていただきますけど,どんな感じになるんでしょうか.
- 篠原
- お楽しみに.
- 光一
- それではスタンバイよろしくお願いします.
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