#017
HomePageだけの特別編集版 THE BIG BAND!!編
 - 光一
- はい,改めて紹介します.今日のゲストはThe BIG BANDの皆さんです.よろしく お願いします.
- 一同
- どうも,よろしくお願いします.
- 光一
- まああの,最初にもちょっと触れましたけども,皆さんね,ドレッドがあって, 緑があって,赤があって.
- 剛
- いや,緑は帽子ですやん.
- 光一
- そうですね。The BIG BANDの皆さんは,どういった集まりなんですか?
- DRAGON
- えぇと,まあなんか,勝手に集まって.
- マチダ
- アハハハハ.
- 光一
- 笑いますねぇ.
- マチダ
- ごめん.俺,すぐ笑っちゃうらしいんだよね.
- 光一
- いや,いいんですけど.
- DRAGON
- あの,人選ミスだと思います.
- 光一
- あの,勝手に集まったっていうのは?
- DRAGON
- 最初は3人でやってたんですよ.僕と,今いなくなっちゃったメンバーと3人で 始めたんですけど.そこに壱成とか,あと前に武田真治君とか.あと,こういう人.
- マチダ
- アハハハハ.
- 光一
- なんか,タイミング悪く笑うオヤジみたいですね.
- マチダ
- よく言われるんだよね.そんなにタイミング悪いのかな?
- 光一
- 飲み屋で笑ってるオヤジみたい.
- マチダ
- なんか,ガキの頃からよく言われるんだよね.「なんだよ? その笑いは」っ て.
- 光一
- で,知り合ったきっかけとかは?
- DRAGON
- あの,ライヴをやってて.西麻布にYELLOWっていうクラブがあるんですけど, そこでやってたところに壱成とか真治が遊びにたまたま来てて.「いやぁ,僕らもじつ は楽器できるんですよ」なんて話してて.で,「ちょっとバンドやりたいんですよね」 なんて話してたから,「じゃあ,遊びにくれば?」なんていうので.で,遊びに来たら 「けっこうやるねぇ」なんて.
- 光一
- 壱成さんなんかは,僕たちから見たら俳優,芝居をやってる人みたいに見えるん ですけど,音楽はいつ頃から?
- いしだ
- えぇと,バンドはその前からやってたんですけど.で,このバンド,最初ライ ヴやってるの見て,「こんな人たちだな」って思って.
- マチダ
- ハハハハハッ.ごめん.
- 光一
- いや,ぜんぜんいいんですけどね.
- いしだ
- で,まあ,ついつい引き込まれてしまって.
- 光一
- そうですか.
- DRAGON
- 5年ぐらい前かな? 5年ぐらい前だから,16とか7ぐらいの頃に.だから,僕,知らなかったんですよ,真治も壱成も.で,可愛らしい子だったから.僕,可愛い子好きなんで.
- マチダ
- アハハハハッ.
- DRAGON
- 可愛い子,たまんないじゃないですか.
- 光一
- それ,ヤバいっスよ.
- DRAGON
- それもそうですけど,けっこうね,ひたむきな感じでね.「なんかいい子だな」って.でね,けっこうレゲエとかすごい好きでね,話が合っちゃって.
- 光一
- でも,見た感じだと,けっこう壱成さんは静かな感じ,クールな感じがしますけど.
- DRAGON
- 僕らも静かですよ.
- いしだ
- いやも,そんなことないですよ.僕,一人ですよ,静かなの.
- マチダ
- 静かにしとこ.
- DRAGON
- いちおう,バンドでは一番年上なんですよ.
- マチダ
- はーい.
- 剛
- え? そうなんですか?
- 光一
- けっこうなんか年齢層のある.
- DRAGON
- 年齢がけっこうバラバラなんですよ.
- マチダ
- 10違うから,壱成と.
- 光一
- 10違う?
- 剛
- あ,10歳も.
- マチダ
- 俺,今年で32だから.
- 光一
- あ,もう30?
- DRAGON
- ね? ね? ね? もっと言って,もっと.
- マチダ
- ごめん.
- DRAGON
- だって,休みの日とか,砂場とかで遊んでるんですよ.
- マチダ
- いいじゃないか.
- 光一
- 砂場で?
- DRAGON
- そうそう.子供と一緒になって.
- 剛
- その頭で砂場ですか.
- マチダ
- いやぁ,もう,よく馴染むよ.
- 光一
- 馴染みます? ああ,じゃあ,シノラーが大きくなったらこういう感じかな?
- マチダ
- ヤバいよ,そりゃ.
- 光一
- あの子もなんか,砂場で遊んでそうやない.
- 剛
- 遊んでるんちゃうか?
- DRAGON
- そういう集まりなんですよ.
- 光一
- でも,楽しそうでいいですよね,なんか.
- DRAGON
- そうですね.べつになんかメンバーどこからどこまでって決めてるわけじゃなくて,たまたまジャムでセッションやってて,そういうバンドだったんですよ.それで,イベントの中でみんなで楽しくやろう,みたいのが始まりだから.で,ずっと5年ぐらいやってて,たまたまレコード会社の人がね,来て.騙されましたね.
- 光一
- 騙されました?
- DRAGON
- 「好きにやっていいから」「もう何でもいい」とか言ってるくせに,ガンガン 仕事いれるんだよね.ぜんぜん好きじゃないよね,なんかね.
- マチダ
- 俺,でも楽しいよ.ハハハハハ.
- 剛
- 楽しそうですねぇ.
- 光一
- 楽しそうですよね.拓郎さんはThe BIG BANDの皆さんの曲は?
- 吉田
- いや,もう初めてです.
- 光一
- 今日,体面するの初めて.
- 吉田
- すごい楽しいです.
- DRAGON
- すいません,脇にそらしてすいません.
- 吉田
- いや,本当に.ジャマイカにこういう人いるよね.
- 剛
- そうですね.
- 光一
- いるんですか?
- 吉田
- うん.あの,もう顔見ると笑ってる人.
- マチダ
- あ,俺のことですか?
- 光一
- でも,いいですよね,なんか.こっちまで明るい気分になるじゃないですか.
- 吉田
- なんか,クサってる時でも明るくなっちゃうからいいね.
- 光一
- いいですよね.
- 吉田
- それと,彼,すごく声が大きいでしょ.
- マチダ
- すいません.
- 吉田
- すごくいい.
- 光一
- なんか,一家に一台欲しいですよね.
- 吉田
- すごい大切なキャラクターですよね.
- 光一
- すごい心が和みますよ.
- DRAGON
- 本当? 本当?
- 光一
- ええ,本当に.
DRAGON- Kinki Kids入れてもいいですよ.
- 光一
- なんか,楽しい気分になってきますもん.
- 吉田
- 笑う前に「ブ」が付いたりするんですよ.
- 光一
- ブワッハッハッですからね.
- 吉田
- 絶対いい人だと思う.
- 剛
- 頭に「ブ」が付く人はいい人なんですね.なるほどね.
- 光一
- 普段,どんな話をされてます? 皆さんと.
- DRAGON
- あんまりね,社会的な話とかしないんですよ.
- 光一
- まあ,そうですね.僕らもあれですもん,「何を話してんの?」とかいわれても,べつになに話してるわけじゃないですもんね.まあ.DRAGONさんの今LOVE LOVEなもの とか何かあります?
- DRAGON
- LOVE LOVEなもの?
- 光一
- もの,こと,何でもいいですけど.
- DRAGON
- やっぱりバンドで音楽やってるのが一番LOVE LOVEなんですよ.僕ら友達少ないんで.
- 光一
- そうですか?
- 剛
- なんか多そうですけどね.
- DRAGON
- 浅く広くなんですよ.音楽で知り合ったこいつらだけで.失敗したな,なんて思ったりして.
- 光一
- そうですか? 楽しそうですけどね.
- DRAGON
- 一番LOVE LOVEです.
- 光一
- 僕らなんか,浅く浅くやもんな.
- 剛
- 浅く………え?
- 光一
- もういい.
- 剛
- まあまあね.
- 光一
- The BIG BANDとしてやってることがLOVE LOVE.
- DRAGON
- まあ,一番LOVE LOVEですね.
- 光一
- いいですね.
- DRAGON
- 本当に,わりと遊びとかもみんな一緒なんですよ,いつも.そっちのが多いっていうか.みんなでドライブ行ったのゲームやったり.もう36時間ぐらい一緒にいますよ.
- 光一
- 36時間? なんでまた36時間なんですか?
- マチダ
- 気がついたら36時間だった.
- DRAGON
- 24時間じゃ物足りない.
- 剛
- 短い.
- 光一
- いいですね.喧嘩とかないですか? まあ,年齢離れてますからね.
- DRAGON
- そうですね.
- 剛
- 喧嘩になると不利ですよね.引っ張られやすいじゃないですか.
- DRAGON
- 喧嘩はしないね,そう言われてみれば.
- 剛
- 年が離れると喧嘩しないですよね.
- 光一
- やっぱりそうですよね.
- DRAGON
- 音楽のことではね,ほとんど喧嘩しないです.
- 剛
- 普段は?
- DRAGON
- お菓子の取り合いとかで喧嘩する.
- 光一
- 可愛いですね,なんか皆さん.
- DRAGON
- けっこうね,サンドウィッチとか食べてるとね.だいたい5個ぐらい入ってるんです,サンドウィッチ.6人だから一人あぶれる.だいたいあぶれる人決まってるんですけど.
- 剛
- 卵食べたい人もいれば.
- DRAGON
- そうそう.しかも,しつこいですよ.
- 光一
- 食い物はね.
- DRAGON
- そういうのではね,けっこう喧嘩するけど.でも,音楽ではしないね.
- 剛
- それはいいことですね.
- 光一
- まあ,先ほどから何回もファッションの話になりますけど,なんかデザインかなんかしてらっしゃるんですよね?
- DRAGON
- 僕だけなんですけどね,オシャレな人は.よくThe BIG BANDって取り上げられるんですよ.でも,オシャレなのは僕だけなんですよ.特にマチダなんてね,パンツはいてないんですよ.
- 光一
- え? ノーパン?
- 剛
- ノーパンジーパン?
- マチダ
- ノーパンジーパン.
- DRAGON
- パンツはいてない人にファッション語られたくないでしょ,だって.
- 光一
- え? それはなんではかないんですか?
- マチダ
- いや,べつになんではくのかな? と思って.
- 光一
- 僕らなんかブリーフ派なんですよ.
- 剛
- ブリーフなんですよ.
- 光一
- 僕ら踊りますやん.トランクスやとね,踊るとこっちまで踊るんですよ.
- DRAGON
- そうだよね.
- 剛
- それがね,一番しゃくにさわるんですよ.
- マチダ
- しゃくにさわるの?
- 剛
- 「おまえはなんで踊んねや?」って.
- 光一
- じっとしてろっていう.
- DRAGON
- マチダの場合,踊りっぱなしですから.
- 光一
- パンツは,はかなくて平気ですか? 気持ち悪くないですか? なんか.
- マチダ
- 気持ち悪くない.
- 光一
- そうですか?
- DRAGON
- 頭くるな,チクショー.
- 光一
- こんな話になって申し訳ないんですけども,トイレ行くじゃないですか.チャックあげるじゃないですか.その時に「痛ぇ!」ってことありません?
- マチダ
- あるある.よくあるよ.
- 光一
- 嫌ですやん,そんな.
- マチダ
- まあ,たまにはしょうがないかな,みたいな.
- 光一
- パンツ持ってないんですか?
- マチダ
- うん.一個持ってるけど.
- DRAGON
- それは,みんなで洋服とか買いに行った時に,「あ,カッコいい皮パンがあるな.はいてみなよ」とかいって,その時に発覚したんだけどね,パンツはいてないって .
- 光一
- あ,脱いだら.
- DRAGON
- そのまま皮パンはこうとしてるわけよ,商品を.
- 光一
- それ,困っちゃいますね.
- DRAGON
- 僕ね,そういうお店とかで働いてたことあるから,それはちょっとね.買うならいいけどね.絶対,買いそうにないから.でも,はきたいみたいでさ,3本も4本もはくの.
- 光一
- それ買う人もいるんですからね.
- DRAGON
- で,「パンツはいたほうがいいよ」って言ったら,持ち歩いてる,それ以来.
- 光一
- はく時は自分の一枚はいて.
- マチダ
- そうそう,DRAGONに怒られるから.
- 光一
- もちろん壱成さんは,はいてますよね?
- いしだ
- 僕は,はいてます.
- 光一
- どっち派ですか?
- いしだ
- 僕はトランクス派ですね.どっちかっていうと.
- 光一
- あ,トランクスですか.
- マチダ
- 可愛いのはいてるよね.
- いしだ
- いつ見たの?
- マチダ
- よく見るじゃん.
- いしだ
- そうだよね.俺もマッチのよく見るよ.
- DRAGON
- 見たくないのにさ,おしりとか出してるんだもん.嫌んなるよな.
- 光一
- でも,けっこう男ってそういうもんですよね.
- DRAGON
- 本当?
- 光一
- けっこうそうですよ.
- マチダ
- 余裕だよね.
- DRAGON
- うちのバンド,こいつだけじゃないんですよ,もう一人いるの.さらに.ドラ ムの奴もパンツはかない.アフロも.
- 光一
- 変わってますね.
- マチダ
- 変わってんのかな?
- 光一
- 変わってますよ.どうですか? 拓郎さん.パンツはかないって.
- DRAGON
- 拓郎さんはどっち派なんですかね? ちょっと聞きたいですね.
- 剛
- 拓郎さんはブリーフですか?
- 吉田
- いや,僕,トランクスです.
マチダ- あ,俺,ふんどしは持ってるよ.絹のふんどし.
- 光一
- 怪しいですね.
- マチダ
- ふんどし好きなんだ.
- 光一
- それはなぜ?
- マチダ
- なんかね,和ものがね,好きなの.
- 光一
- 和ものが好き?
- マチダ
- だからね,屋形船とかでバイトしてことあんの.
- 吉田
- あ,本当に? 屋形船のバイトって何すんの?
- マチダ
- あのね,天ぷら揚げたり.
- 吉田
- ああ.
- マチダ
- あと,船頭の手伝い.
- 吉田
- ああ,本当に.すごい.
- マチダ
- で,なんか,その時に着てたのが和ものだったから.なんかそれから.もとも とね,俺,千葉出身なんだけど,祭りとか好きでね.
- 光一
- あ,だからそんな笑い方になってしまったんですね.
- マチダ
- ハハハッ! そうなのかな?
- 光一
- なんか,時代劇とかに出てきそうじゃないですか.
- マチダ
- ハハハハッ.
- 光一
- ほら,いますって.絶対いますって.
- DRAGON
- でも,こんなにウケるね,マッチ.笑い一つでね.
- 光一
- いや,インパクトありますよ.
- マチダ
- あ,そう.ありがとうございます.
- DRAGON
- ライヴでも使ってこうかと思いますよ.
- 剛
- それはいいですよ.
- マチダ
- 笑うだけなの? 俺.
- 吉田
- 一小節に一回ぐらいは.
- 光一
- 歌の中でね.
- マチダ
- いいよ.
- 剛
- イントロ「アハハハハッ」から.それいきましょう.
- マチダ
- でもね,うちらのね,最初のCDでね,なんか俺がコンソールのマイクの前でゲラゲラ笑ってたら,ヘッドホンで自分の声が聞こえて笑ってたら,それをそのまま使った曲があるの.
- 剛
- イントロ,ピアノからチャランランて,「バラードかな?」って思ったら「アッハ ハハハハッ」っていう.
- 光一
- 笑ってばっかやん! 歌ちゃうやんか.
- 剛
- AメロいってBメロいって,サビかな思ったら「アッハハハハッ」.サビ笑いでいきましょうか.
- マチダ
- 面白い,面白い.やろう.
- DRAGON
- どこでやんの?
- 光一
- 歌ちゃうやん.誰か作曲なさるんですか?
- DRAGON
- 作曲はね,みんなでやるんですよ.本当にこういう笑い入れたりとかしながら .こういう感じでね,みんなで飯とか食ってるじゃないですか.
- 光一
- 何気に話してて.
- DRAGON
- 何気に作って.
- 光一
- そういうとこカッコええなぁ.
- 剛
- カッコええなぁ.
- DRAGON
- 本当?
- 光一
- カッコいいですよ.
- 剛
- 僕ら,そんな会話ないですもん.「おまえ,天ぷら大きいなぁ」とか.
- 光一
- そうやなぁ.
- 剛
- 「それ,美味しい? ちょっとちょうだいよ」.ちょっと仕事の話とかだと「俺, あそこでボケるから,突っ込んで」とかそんな話ですからね.
- 光一
- なんか違うもんな.
- DRAGON
- でも,けっこう普通だよね.曲作りに関してはみんなでやってるんですよ,作 詞とかも.「ああでもない」「こうでもない」,それで出来たのがこのあいだの「Who' s gone?」っていう.
- 光一
- そうですよね.壱成さんのLOVE LOVEなものは?
- いしだ
- 何だろう? 動かない車.
- 光一
- なるほどね.
- いしだ
- 古い車.でも,免許がなくて.免許持ってたんですよ,最初は.
- 光一
- 免停なんですか?
- いしだ
- 免停じゃないんです.忘れてて,なくなっちゃったんですよ.
- マチダ
- 書き換えしなかったの.
- DRAGON
- 書き換え,知らなかったの,こいつ.
- 光一
- それ,痛いっスねぇ.
- いしだ
- それで,書き換えに「まだ間に合いますか?」って行ったんですよ.そしたら 「いや,ダメだね.仮免の試験受けてって,今日」って言われて.
- 光一
- それで今は?
- いしだ
- 車乗れないんです.
- DRAGON
- 主に電車移動.
- いしだ
- 徒歩移動,電車移動,チャリンコ移動.
- 光一
- そんなんえらいことになりません?
- いしだ
- ぜんぜん大丈夫です.チャリンコで.
- 光一
- で,その動かない車っていうのは,動かせない? 動かない?
- いしだ
- 動かなくなっちゃいましたね,とうとう.
- マチダ
- そうなんだ? ビートル?
- いしだ
- うん.
- マチダ
- 可哀想じゃん.動かそうね.
- いしだ
- うん.
- 光一
- 古い車.
- いしだ
- ええ.
- 光一
- でも,動かないと,あってもしょうがないですよね.
- いしだ
- でも,とてもとてもLOVE LOVEなんです.
- 光一
- あるだけで.
- いしだ
- はい.
- 光一
- 車が好きなんですか?
- いしだ
- はい.
- マチダ
- 可愛いもんね,あれ.
- 光一
- 他に何かLOVE LOVEなものは? ことでもなんでもいいですけど.
- いしだ
- 他にですか?
- 光一
- 例えばバンドで楽器なんかはやっないんですか?
- いしだ
- 楽器やってますよ,キーボードを.
- 光一
- キーボード.キーボードも古かったり?
- いしだ
- キーボードも古いです.なんでも古いものばっかです.
- 光一
- 古いものが好き.
- いしだ
- ええ.
- 光一
- それはなんでですかね?
- いしだ
- なんででしょうね? なんか安心するんですよ.
- 光一
- じつは何歳ですか?
- いしだ
- いや,まだ若いんですけど.
- 光一
- 古いものが落ち着く感じ.
- マチダ
- 暖かいよね.
- DRAGON
- だから,最新機器とか使いこなせない,だいたい.もうすごい単純なやつしか ダメみたいで.
- 光一
- あ,いろいろついてるやつは.
- DRAGON
- そう.なんかゴニョゴニョいっぱいついてるやつは使えない,車でも.こいつんち遊びに行っても,豪華なステレオあっても,使うのはもう決まってるから.ボタン押すのはPLAY/STOP.あとの機能,一切いらない.車もだから,そういう感じ.
- 光一
- 車乗ったら,ワイパー動かそう思ったらトランク,ガーン開いたり.そういうタ イプですか?
- いしだ
- それはないです.
- 光一
- 拓郎さん,古いものなんかどうですかね? 楽器でも古いものは高かったりしますもんね.
- 吉田
- そうだね.
- 光一
- 拓郎さんも古いもの使ったりします?
- 吉田
- ええ.古いものも好きです.
- 光一
- そうですか.マチダさんはLOVE LOVEなものは?
マチダ- そうだなぁ,俺もだいたいね,楽器とか.俺もね,車,今,壊れてて.俺のはね,日本車なんだけど,「部品がないよ」って言われちゃって.
- 光一
- それはやっぱり古い車?
- マチダ
- 53,4年.10年以上前になるのかな.
- 光一
- じゃあ,部品取り寄せ?
- マチダ
- 「自分で探してきて」って言われて.
- 光一
- それ,参っちゃいますね.
- マチダ
- だから,車屋さんに置きっぱなしなの.3台目なんだけど,誰も知らないよう なね.スバルレックスっていうやつの旧型のやつなんだけど.小さいんだけど4ドアで. 後ろにエンジンがあって後ろのタイヤが回るんだけど,普通の車となんか違うコーナリ ングをするのね.ムニューッ,ムニューッって.スピード出ないんだけど,乗っててね ,楽しいんだ.
- DRAGON
- すごいちっちゃくてね,女の子とかが乗ってたような車なの.それからガチャッて下りてきて「ブハハハハ」だもんね.
- マチダ
- それを直してあげたいなと思って.その車すごい好き.
- 光一
- 楽器とかも古かったら壊れません?
- いしだ
- けっこうしょっちゅう.
- 光一
- それは直せます?
- いしだ
- チョコチョコ.俺の楽器って,けっこう単純明快なんですよ.なか開けたら木 で出来てたりして.なんかすごい簡単なんで.ボンドで直しちゃったり.
- 光一
- 自分でじゃあ?
- いしだ
- みんなに手伝ってもらったりして.
- 光一
- そうですか.さあ,それではこのへんでLOVE LOVEなことも聞いたところですし.秘密兵器.
- マチダ
- ガチャガチャ?
- 光一
- ガチャガチャマシーン・アルファいきたいと思います.
- マチダ
- 10円いれるの?
- 剛
- いえ,入れないです,これは.入れてるとちょっとね.
- 光一
- ただでございます.じゃあ,DRAGONさんに回していただきましょう.
- DRAGON
- はい.ああ,懐かしい.
- マチダ
- いいなぁ.
- 光一
- 回したいですか?
- マチダ
- 回したい.
- DRAGON
- ああ,楽しい.
- マチダ
- ずるいじゃん.
- 光一
- さあ,それではいきましょう.「遊び人で知られるThe BIG BANDに質問です.どう見ても普通の仕事は出来ませんっていう感じの皆さんですが……」.
- DRAGON
- 失礼だなぁ.
- 光一
- 失礼ですね,これ.誰が考えたんですかね? 「でも,こんな仕事だったら転職してもいいなと思う職業を押しえて下さい」.
- マチダ
- 俺ね,昨日ね,テレビ見たんだけどね,秘境のね,温泉.秘湯っていうの? あそこの人たちが跡継ぎがいないとかね,すごいやってたの.俺たち温泉好きだからさ,温泉で働けたらけっこうLOVE LOVEかもしんないな.
- 光一
- 温泉つかってても笑ってそうですよね.
- マチダ
- もうね,笑うっていうかね,「ふーん」て.
- 光一
- やっぱりオヤジ入ってますよ.
- DRAGON
- 温泉の話だけど,マチダ信じられないよ.宿とお風呂が離れてるとこってあるじゃないですか.で,お風呂みんなで入るじゃないですか.入ってたら「なんか写真撮りてぇなぁ」とかいって,「カメラ買ってくるわ」とか言って,裸で200mぐらい歩いて.タオルも持たないでスッポンポンのままさ,宿のとこまで行ってさ,いろんな人とすれ違うんですよ.
- 光一
- 「カメラ下さい」?
- DRAGON
- 「カメラ下さい」とか言って.そこの旅館のオヤジに怒られてるの「あんたね!!」って.
- 光一
- それ,捕まりますよ.
- マチダ
- 昨日,そのオヤジ出てたよ.
- DRAGON
- マジで? それは跡継ぎにしてもらえないだろう.
- 光一
- 断わられちゃうかもしれませんね.
- マチダ
- いい湯だったんだよ,でも.
- いしだ
- すごい良かった.
- 光一
- 皆さんで温泉行ったりするんですか?
- いしだ
- ええ.しょっちゅう行くんです.
- マチダ
- 大好き.
- DRAGON
- 温泉場でライヴとかやりたいよね.
- マチダ
- やりたいね.
- DRAGON
- 温泉ライヴ.
- マチダ
- みんな風呂につかってライヴやりたい.ここが湯船っていうのどう?
- DRAGON
- それはいいよ.
- マチダ
- で,裸で♪ババンババンバンバン〜.
- 光一
- どうですか? 拓郎さん,それは.
- 吉田
- すごいね.
- 光一
- すごい嫌なのかいいのか.
- 吉田
- それはすごいでしょ,お風呂だったらね.
- 光一
- 楽器が壊れちゃいますよね.
- 吉田
- いや,もう,でもお風呂でっていうのはいいアイデアだな.
- 剛
- 気持ち良さそうですよね.
- 吉田
- なんか,お風呂ってほら,もう開けっ広げでしょ.隠し事がないわけから,それ はすごいことだと思うよね.もう,おぞましいっていう感じするよね.
- マチダ
- アハハハハッ!!
- 光一
- 見てるお客さんもね,お風呂入ってるといいですよね.
- マチダ
- そうそう,そこも全部湯船.
- DRAGON
- やりたいですね.
- 光一
- 転職,何かないですか?
- DRAGON
- 僕は動物園の飼育員.
- マチダ
- サラリーマンだもんね.
- DRAGON
- もう,今サラリーマンなんですよ,普通の.
- 光一
- あ,そうなんですか?
- DRAGON
- 朝10時に会社行って,タイムカード押して.
- マチダ
- ボーナスもらってるもんね.
- DRAGON
- 家に帰って飯か風呂か,どっちも用意されてないんですよ.
- 光一
- あ,ないんですか.
- DRAGON
- でも,動物好きだから.
- 光一
- 動物園の飼育員.
- DRAGON
- そうですね.犬とか猫とか好きなんですよ.
- 光一
- そうですか.壱成さんは?
- いしだ
- 僕は墓掘りやってみたいですね.
- 剛
- え? 墓掘りっていうと?
- いしだ
- 墓を掘って.
- マチダ
- お墓でしょ.
- いしだ
- 昔やってたんですよ.
- 光一
- お墓掘ってどうするんですか?
- いしだ
- なんか古いお墓を掘って新しくする.
- 光一
- ああ,ああ.なんか怪しいことをしてるのかと.
- いしだ
- 何か盗むとかそういうんじゃないですよ.それで,山の空気が気持ち良かったから.
- 光一
- 転職するんだったら墓掘り.
- いしだ
- はい.
- 光一
- なんか地味ですね.
- いしだ
- 人知れずやってみたいです.
- 光一
- さあ,次いきたいと思います.「遊び人で知られるThe BIG BANDに質問です.今 だから懺悔してしまう,恥ずかしい過去,意外な経歴を教えて下さい」.
- マチダ
- 俺,何が恥ずかしいかわかんねぇなぁ.
- DRAGON
- 生き方そのものが恥ずかしいね.
- 光一
- 恥ずかしいことなさそうですよね.
- マチダ
- ないんですよ,僕.恥ずかしいことがほとんど.
- 光一
- いいですね.俺なんか上がりしょうで恥ずかしがり屋ですからね.
- マチダ
- そうなの?
- 光一
- ええ.ダメなんですよ.
- 剛
- Kinki Kidsはそうですよ.
- 光一
- だから俺はカラオケ屋では恥ずかしいから歌わない.だから,歌うとしてもちょ っとふざけふうにアニメ系.恥ずかしい経歴なんかないですかね? まあ意外な経歴と いいますと,昔墓掘りをやったって,意外な経歴ですよね.
- DRAGON
- 確か,拓郎さんて俳優やってましたよね?
- 吉田
- いえいえ,そんなことないです.
- 光一
- え!? そうなんですか?
- DRAGON
- 俺ね,中学ぐらい,高校かな? 映画見に行って.拓郎さん映画,カッコいい よ.
- 光一
- え? どういう役を?
- DRAGON
- 幕末のね,武田鉄矢さんが坂本竜馬で.あれはどっちでしたっけ? 長州の高杉晋作の.
- 吉田
- いや,だから,ちょっと.
- DRAGON
- カッコいいですよ.
- 吉田
- そういうことがあったなと.
- DRAGON
- 見てないの?
- 光一
- 見てないですよ.
- DRAGON
- 「教えてハワイ」っていうのも発見しちゃって.
- 光一
- 拓郎さん,意外にいろんなことやってますよね.
- 吉田
- 本当ね.その「浪人」から「教えてハワイ」っていうのが可愛いよな.妙に違う なぁ.
- 光一
- じゃあ,次いきましょうか.「遊び人で知られるThe BIG BANDに質問です.皆さ んそういうルックスが強烈な方々なのですが」,これ,ちょっと書いたの誰?
- DRAGON
- 確かにね,強烈な人いますからね.
- 光一
- 「このルックスのおかげで経験した笑える話,メチャ美味しかった話を教えて下 さい」.けっこうね,マチダさんなんかも何も笑わず歩いてたら,けっこう怖く見られ ません?
- マチダ
- 笑いながら歩いてる人ってそんないないだろ.でも,よくね,「怖い人じゃな い?」って言われてるみたいよ.
- 光一
- それで苦い経験とかありますかね?
- マチダ
- ないなぁ.
- 光一
- 逆に美味しかった話でも.
- マチダ
- 美味しいこともぜんぜんない.何にもない.あんまりね,ガキの頃からこの髪 形じゃなくても怖く見られてたみたい.だから,転校とかしててもね,2,3日は話かけ てくんなかった.
- DRAGON
- 淋しい子だったんだね.
- 光一
- でも,DRAGONさんも普通にしてたら怖く.
- DRAGON
- 僕ね,この髪形にしてけっこう長いんですよ.5,6年ぐらい前からドレッドに してて.タクシー止まらなかったですよ.乗っけてくれなかったんですよ.けっこうく るじゃないですか.目の前で顔見てビューンていっちゃうんです.
- 光一
- タクシーの運転手さん,バブルの時期だとね,もう.
- DRAGON
- けっこう止まってくんないんですよ.ハザードでしてんですよ.女の人だと思 ってんですよ,遠くから見ると.パッパッパッ,ピューッですよ.走って追っかけたこ とありますけどね.
- 光一
- それでも逃げちゃいます?
- DRAGON
- すごい速さ.そんな怖いかなって.最近はもう大丈夫.最近はオジさんでも「 お? ドレッドだね」なんて.「なんか,そういうことやってる人? 顔,覚えとこう」 なんつって.
- マチダ
- ドレッドなんて知ってるんだ.
- DRAGON
- 知ってる,知ってる.
- マチダ
- すごいね.
- 光一
- 壱成さんは?
- いしだ
- 俺は彼らほどは強烈ではないので,ないですね.
- 光一
- 例えば,女の子がバーッときちゃったりとかは? ないです?
- いしだ
- はい.
- 剛
- 僕,よくもみあげさわられましたよ.僕,今けっこう,相当マッスルなんで,今だったらヒジの一発ぐらい入れますけど.昔はもうとりあえずガーッと四方八方に固まるわけですよ,「あ,今さわられた.誰や? 誰や?」と思っても,いっぱい顔があるから誰かわからないんですよ.
- DRAGON
- チラッとさわるわけ?
- 剛
- もう,グーッですよ.痛っ!!
- DRAGON
- それは失礼ですよね.
- 剛
- 「なんでそんなにつかむねん?」っていう.
- 光一
- 俺はおしりが多いです.あと,なんでか知らんけど「髪の毛さわらして」って.
- マチダ
- それはよくある.
- DRAGON
- それは一緒みたい.近いのかな,なんか.
- 光一
- 近いですかね? 僕.
- 剛
- 鼻の形似てますね.
- DRAGON
- 怒られるよ,そんなこと言うと.
- 剛
- 似てる,似てる.
- DRAGON
- すごい嬉しくなってきちゃった.俺,今度からKinki Kidsって言っていい?
- 剛
- いいですよ,ぜんぜん.
- DRAGON
- うそでーす.
- 光一
- さあ,じゃあ,ラストいきましょうか.
- マチダ
- 回させて.
- DRAGON
- いいよ.
- マチダ
- イェーィ!!
- 光一
- ごっつ嬉しそうや.はい,「遊び人で知られるThe BIG BANDに質問です.私たち にとってはカルチャーショックっていう感じの皆さんですが,あなたにとってカルチャ ーショックを教えて下さい」.
- マチダ
- あ,俺ね,壱成が「タイ行ってくれば?」って.これまで外行ったことなかったんだけど.で,タイに行ったらね,それこそさっき言ったけど,みんなニコニコ.プー ケットに行ったんだけどさ.
- 光一
- みんな笑ってるんですか.
- マチダ
- なんか,いい顔してんだよね,すごく.
- DRAGON
- それは,あなた笑われてたんじゃないの?
- マチダ
- 俺のこと笑ってたのかな? なんか知んないけど,「なんでこいつら,こんなとこにいるのにそんないい顔しちゃって.参っちゃうなぁ」と思ってね.それがすごいショックだった.
- DRAGON
- 多分,タイの人もショックだったと思うよ.
- マチダ
- そうかな?
- DRAGON
- だいぶショックだったと思う.
- マチダ
- でも,すごいいい顔してたよ.それまではね,外行ってもそんなに変わんねぇ だろうな,日本とって思ってたんだけど,それが俺にとってはね,ショックだった,や っぱり.
- 光一
- 何かありますか?
- いしだ
- 俺は2年ぐらい前にマッチとアフロが入ってきた時に,みんなで海に行ったんですよ.で,車2台で行って,僕は後ろのほうの車に乗って,前のほう見てたんです.で ,前のほうにマッチが乗ってて,いきなり人がいっぱい歩いてるとこで,おしりバーッ て出して.
- マチダ
- あったね,そう言えばね.窓からケツ出してたんだよな,俺な.
- いしだ
- あったでしょ.それがもう,何よりショックでしたね.
- マチダ
- あの,海が見えたから急になんか気持ち良くなっちゃって.
- 光一
- ああ,解放感で.
- マチダ
- うみー!! みたいな.
- 光一
- そういうことって俺たちあるかな?
- 剛
- ないよ.
- 光一
- ないわな.なんかあったとしても,車からアンパンマンのお面とかかぶって「ア ンパンマーン」とか.
- DRAGON
- 可愛い.
- 剛
- 僕,ドラえもんのお面かぶって,赤信号で横がタクシーで,「僕,ドラえもんでーす」ってずっと言ってたんですよ.そして,ちょっと走ってたらサイレンが聞こえて.「止まりなさい,そこの車,止まりなさい」.止まって,「君,何なんだね?」「ドラ えもんでーす」.すごい怒られましたけどね.「君,芸能人なんだろ」って言われてね .
- 光一
- バレとんねやんていう.
- 剛
- 「はい,そうです」「そんな,夢,壊しちゃダメだぞ」って.
- 光一
- それぐらいかな.
- 剛
- それぐらいですね.
- 光一
- DRAGONさん,何かありますか?
- DRAGON
- 僕はこの人たちと会ったこと自体がすでに.
- 光一
- 人生間違えたような言い方されてますね,さっきから.
- DRAGON
- 僕,本当,普通にやってきたんですよ,人生ね.
- 光一
- でも,なんか楽しそうですけどね.
- DRAGON
- 楽しいです.
- 光一
- はい.それではこれはこのへんにしましょう.
- 篠原
- ジャジャジャーン!! 篠原ですぅ.お茶がなくなっちいました.はーい,DRAGON さーん.
- DRAGON
- 僕,じつはね,篠原がデビューする前から知ってたんですよ.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- DRAGON
- こういうテクノ少女がデビューするって.僕はあの,スーパーラヴァーズって いうブランドにいるんですけど,「売れそうもない子なんだけど,服貸してやってくれ 」って言われて.「本当に売れそうにねぇなぁ」と思ってね.
- 光一
- あ,スタイリストの方が篠原ともえというタレントでっていうふうに借りに着たんですか.
- DRAGON
- もう,とうてい売れそうにない.
- 篠原
- そんなことないですぅ.もうめっきり.
- 光一
- それが彼女.
- 篠原
- そうです.
- マチダ
- なんでシノラーっていうの?
- 篠原
- え? 知らないんですか? シノラーの同じ格好する女の子がシノラーなんです.
- DRAGON
- いるの?
- 篠原
- たまに.9丁目はすごいです.
- DRAGON
- どこの9丁目?
- 篠原
- すごいんです.ウジャウジャ同じ子がいっぱいいるんです.すごくないです?
- DRAGON
- 嫌なとこだね.
- マチダ
- 行きたくないね.
- 篠原
- ワクワクします.ワンダーです.
- 光一
- でも,マチダさんと合いそうですけどね.
- マチダ
- パンツはいてない?
- 篠原
- なに言うんですか!? シノラーびっくりしちゃいましたよ.よからぬですよ.
- マチダ
- パンツはいてるうちは,まだまだ一緒には遊びたくないな.
- 篠原
- なにを言ってるんですか?
- DRAGON
- パンツは何派ですか?
- 篠原
- キャー!! よくないですよ.どうしましょう? 想像しちゃった! キャー!!
- 光一
- なんやねん?
- DRAGON
- 絶対ブリーフだろうな.
- 光一
- でも,女性ですから.さあ,それではですね,そろそろLOVE LOVEな歌のほうを お聞きしたいんですが.何かありますかね? 昔から好きな歌でも何でもいいですけど.
- DRAGON
- やっぱりずっと,壱成とかもそうなんだけど,レゲエが好きで.まだバンドで はCDにしてないんですけど,よくライヴではやったりしてるんですよ.
- いしだ
- 僕もレゲエが好きなんですけど,まあ,古いロックとか.
- 光一
- また古いのが好きなんですね.
- いしだ
- そうですね.どうしても.
- 光一
- マチダさんは?
- マチダ
- 俺はね,基本的に童謡が好きだな.
- 光一
- 似合いますね.
- 剛
- 似合いますよ.
- 光一
- それ,ライヴでやったら絶対ウケると思いますけどね.
- DRAGON
- じつはマチダコーナーっていうのがあってね.
- 光一
- 楽しそうですね.
- DRAGON
- いきなり出てきて,「赤いスイートピー」とか歌うんですよ.
- 剛
- ああ,すごい見たい,ライヴ.
- マチダ
- 面白いですかね? そういうの.
- 剛
- 大好きですよ,そういうの.
- 光一
- 面白いですよ.
- マチダ
- 基本的にね,ポカポカしてるのが好き.
- 光一
- 暖かい感じの.
- マチダ
- ほら,童謡って意味もわかんないけど,なんかフンフーン!! って感じになる じゃん.そういう感覚がすごい好き.
- 剛
- 常にフンフーン!! っていう感じでいたいと.
- 光一
- 拓郎さん童謡どうですかね?
- 吉田
- 童謡いいですね.
- DRAGON
- 単純なものが好きなんですよ.レゲエもそうだけど,童謡もそうだけど,単純 なものがすごい好きですね.シンプルで.
- 吉田
- 童謡ってレゲエでやるとカッコいいかも.
- マチダ
- あ,そうかもしれない.
- 吉田
- ああいう同じようなフレーズ繰り返すのって,すごく気持ちいいからさ.今日は 彼らと一緒にやってても,気持ちいいよ,うしろにいるだけで.
- 光一
- そうですか.それではですね,The BIG BANDの皆さん共通で何か好きな曲があれば.
- DRAGON
- そうですね,ボブ・マーレーの曲とかすごい好きで.僕らのなかでも当り前だし,一般的にもね,当り前の曲なんですけど.まあ,LOVE LOVEということなんで「ONE LOVE」という曲をちょっとやろうと.
- 光一
- 今日ここでやっていただくと.
- DRAGON
- そうですね.
- 光一
- はいねじゃあ,スタンバイのほうを.
- 剛
- よろしくお願いします.
(C) FujiTelevision Network,Inc. All rights reserved.
|