#149
HomePageだけの特別編集版 知念里奈編
- 光一
- はい,あらためてご紹介しましょう.今夜のゲスト,知念里奈さんです.よろしくお願いします.
- 知念
- よろしくお願いします.
- 剛
- それではですね,さっそくお人形.これもまた似てますよ.ほら.
- 知念
- へぇー.
- 剛
- すいません,もうちょっと感動してもらっていいですか.
- 知念
- すごいですね.
- 光一
- 「へぇー」って,なんか,昼ドラみたいやで.まあ,これ,お持ち帰り下さい.
- 知念
- いただけるんですか.ありがとうございます.
- 光一
- 知念さんは今,お幾つでしたっけ?
- 知念
- 18です.
- 光一
- どうです?拓郎さん.
- 剛
- 18歳です.
- 吉田
- 僕ね,声出ないんですよ.風邪ひいてるでしょ.
- 光一
- 拓郎さん,飲みすぎなんじゃないですか?
- 吉田
- 今,二人で話してるんだから.
- 光一
- あ,そうですか.
- 吉田
- 僕ね,沖縄って特別な思い出があるんですよ.
- 知念
- どういった?
- 吉田
- 沖縄の人がすごい好きなんですよ.
- 知念
- そうなんですか.
- 吉田
- 僕,鹿児島なんですけど,沖縄の持ってる独特のね,変な声ですけど,今,エキゾチックな感じってのが僕の心を妙にくすぐるんですよ.
- 知念
- そうなんですか.
- 吉田
- 歴史的に言うと,カメラマンの篠山紀信さんの奥さんで,南佐織さんっていう人が大好きで,よく夜遊んだんです.
- 光一
- 拓郎さん,そういう話は後でしてもらえすか?
- 剛
- なんか「拓郎の部屋」みたいですよ.
- 吉田
- そうですか.
- 光一
- 拓郎さんね,ちょっと体調が.
- 吉田
- 沖縄ってなんかそういうイメージが.
- 光一
- またそれかい?
- 吉田
- 沖縄行くでしょ,全日空とかでよく.
- 光一
- もちろん沖縄は.
- 吉田
- そういう場合に沖縄ってなんか独特のエキゾチックな感じがあって.沖縄の人っていうだけで,「ワオ!」って感じない?
- 光一
- 沖縄は「ワオ!」なんですか.
- 吉田
- 沖縄でコンサートやると,終わった後にワオワオ系っていう.
- 光一
- 僕らね,沖縄ではまだやったことないんですよ.
- 知念
- 意外.
- 吉田
- やったほうがいいって.素晴しいよ.終わった後が.
- 光一
- コンサートはどうでもいいんですね?
- 吉田
- 声枯れちゃうよ.素晴しいですよ.
- 知念
- 何をされるんですか?
- 吉田
- みんなで遊びに行って,踊ったり,徹夜でキャンプファイヤーかな.
- 知念
- キャンプファイヤーですか?
- 吉田
- そんなことしない.フォークダンス.
- 知念
- 本当ですか?
- 吉田
- うそうそ.沖縄はね,何かあるね.不思議な魅力が.沖縄の人っていうだけで声かけたくなるっていうか.
- 知念
- ありがたいですね.
- 吉田
- ありがたいですか?それは初耳なんですけど.沖縄のどこなんですか?
- 知念
- 首里です.ご存じですか?
- 吉田
- ええ.
- 知念
- 首里城がもう遊び場でした.
- 光一
- 公園とか行くんですか?
- 剛
- それがオッさんやで.
- 光一
- なんでやねん?
- 吉田
- 公園もその公園しか知らないんでしょ?
- 光一
- 知らん.
- 剛
- オッさん,もしくは小学生ですよ.今の発想は.
- 光一
- そうですか.
- 剛
- ところで沖縄に帰ってますか?最近.
- 知念
- あの,私,ちょっと言いたいことがあるんですけど.
- 光一
- 言っとこう.
- 知念
- 昨日帰ってきたんですよ,沖縄から.お土産をわざわざ買って来たの.それ,ずっとそこに置きっ放しで.
- 光一
- 前室に?
- 剛
- 食べたぞ,それ.
- 知念
- 嘘だ.二つぐらいかなくなってない.食べましたか?黒糖の.
- 剛
- あ,ちょっと洋風のチョコレートクッキーのほう行ってもうた.
- 知念
- あーあ.すごいショックだったよ,それを見て.
- 剛
- なんか「知念さんからのお土産です」って紙が置いてあったのね.それをはさんで黒糖のなんかとクッキーが.「あ,こんないっぱい買って来てくれたんや」って僕はクッキーをいただいて.
- 光一
- クッキーが違ったんや.
- 知念
- 違う.
- 剛
- スタッフが買ったやつですね.
- 知念
- そうですね.
- 光一
- 僕,まんじゅうダメなんですよ.
- 知念
- そうですか.ごめんなさい.
- 剛
- 後で食べるがな,いっぱい.
- 光一
- 後で食べるわ.全部持って帰ろう.
- 剛
- 先に食べたらトーク面白くなくなるもん.楽しみは後にもってってね.
- 知念
- 本当に?
- 光一
- そうや.いいこと言う.食えへんまんじゅうも食うで.知念さんの買ってきたものだったら.
- 剛
- 食べるよ,彼は.沖縄のまんじゅうだけは食うから.
- 知念
- ぜひ.
- 光一
- ゴーヤだろうがなんだろうがね,食べちゃうよ,この野郎.
- 剛
- この野郎って.
- 光一
- 沖縄にはなんで帰ってたんですか?
- 知念
- お仕事だったんですけど.
- 光一
- お仕事で.
- 知念
- 二日ぐらいで.すぐだったんですけど.
- 光一
- やっぱり地元いいですか?
- 知念
- いいですね.
- 光一
- まだ暖かいですか?
- 知念
- ノースリーブだったんですよ.
- 光一
- そんなに暖かい.
- 知念
- 30度とかまだあって.
- 光一
- こっち寒いからね.この季節の変わり目で,僕も拓郎さんもちょっと風邪気味で.
- 剛
- 薬飲みなさいって.
- 光一
- 薬に頼るとな,免疫システムが弱まるねん.
- 剛
- 弱まりますが,いちばん風邪ひくの誰ですか?考えてみて下さい.だいたい僕ね,いつもあなたの風邪もらうんですよ.あなたの風邪か,マネージャーさんの風邪もらうんですよ.それはあなたが薬飲まないからですよ.
- 光一
- そうや.飲めよ.
- 知念
- はい.
- 剛
- いや,「飲めよ」って.ほんまごめんな.
- 知念
- 大丈夫です.
- 剛
- 最近は歌うだけでなく,テレビ番組の司会や,作詞にも挑戦されてるそうですが.デビューして3年?
- 知念
- そうです.
- 光一
- 司会もやってるんですか?
- 知念
- やってるんですかね.
- 剛
- 司会というか,トーク方面やったりするでしょう.
- 知念
- そうですね.
- 剛
- どうですか?そのへんの活動は.
- 光一
- 作詞は好きですか?
- 知念
- 詞は初めて書いたんですけど.
- 光一
- その詞があるんだよ.
- 知念
- いや,いいですよ.
- 光一
- はい,♪アイアイ,アイアイ,アイアイ,アイアイ,お猿さーんだよー〜.ごめんね,中途半端で.
- 吉田
- 剛,なんとかしてくれよ.
- 剛
- ごめんな.ほんま,ごめん.
- 光一
- 俺,もうおかしいわ.これ,ちょっとコピーしてきました.
- 剛
- 感情込めて読めよ.
- 光一
- 「アーイ!」作詞:知念里奈.「一番だけよ」.
- 知念
- え?
- 剛
- これ違うで.
- 光一
- これは台本上の説明か.そうか.ごめんな.
- 剛
- おまえ,誰やねん?
- 光一
- 里奈さんの作詞です.「熱く熱く駆け抜けよう」.
- 知念
- もうやめましょう.恥ずかしい.
- 光一
- いやいや.「涙なんか風がさらってくれるでしょう.世界中で誰より愛し合えたこと.輝いたあの日々をいつまでも,アア!!忘れないで」.
- 剛
- 誰や?
- 光一
- 「土砂降りを振り払ってあなたと二人どうにかここまでやってきたけど,たどり着けなかった.何も見えなかった.人を愛する気持ち,どうにもできなかった.あなたの愛だけ笑って泣いた.今はもう二人が選んだ道,意味のあるものにきっとしたいから」.ええ詞やないの.
- 剛
- いかん,笑ってもうた.今,笑ったらあかんとこなのに.
- 光一
- どうですか?拓郎さん.この詞は.
- 吉田
- 詞もいいけど,あなたも変わった人ですよね.
- 剛
- おまえの読み方がすべてを消してる.
- 光一
- いやいや,違う.この詞は実体験ですか?けっこう寂しい詞じゃないですか.「二人の選んだ道,意味のあるものにしたいから」.別れちゃったんですね.
- 知念
- そうですね.
- 光一
- 詞って本当に面白いですね.
- 知念
- どうしたんですか?
- 光一
- わからん.どうしたんやろう?俺.今日,俺,おかしいわ.聞いとんねん.どういう状況でどういう気持ちで書いたんか.
- 吉田
- 「聞いとんねん」?さっぱりわかんない.
- 剛
- あのね,あなたね,メイン司会なわけですよ.メイン司会がゲストに向かって「聞いとんねん」って何ですか?
- 光一
- 失礼つかまつりました.
- 剛
- おかしいわ.
- 光一
- 謝ったやないか.
- 剛
- 何かパニックしてるぞ.大丈夫か?
- 光一
- ♪パニック,パニック,パニック,慌ててる〜.
- 剛
- そのオッさんギャグやめて下さい.
- 光一
- やっぱり世の中は連想が大切や.
- 剛
- オッさん連想好きじゃないですか.
- 光一
- 頭使わんとボケるからな.だから聞いとんねん.聞いてるんですよ.どんな状況で,どんな気持ちでこの詞を.
- 知念
- そのまんまですね.まあ,別れたんですよ.
- 光一
- オゥ!フゥ!!
- 剛
- おまえ,何人やねん!はっきりしてくれ.イギリス人なんか?アメリカ人なんか?日本人なんか?どう対応していいかわからん.
- 光一
- もう面白くて泣けてくるわ.涙腺が本当にね.
- 知念
- それはこの詞を読んで面白いっていうことですか?
- 光一
- いやいや,違います.いやいや本当,奥さん.これは実体験ですか?
- 知念
- そうですね.
- 光一
- あらこの.拓郎さん,どうしたんですか?
- 吉田
- 剛.
- 剛
- はい.
- 吉田
- 連れて帰れ.
- 剛
- ほんまね,話,進まへんねん.ちゃんと進めて下さいよ.あなたの仕事ですよ.
- 光一
- そうやな.入ってんねん,この世界に.人を愛する気持ちはどうにも出来ないですよ.これは止められません.「あなたの愛だけ笑って泣いた」.これどういう意味や?
- 剛
- だから,笑って泣いたのは,あなたの愛だけだったということですよ.
- 光一
- ああ,そうか.ほんまもう涙出てきた.
- 剛
- あかん,この子は.
- 光一
- 詞が泣けて来るんやな.
- 剛
- はい,ということでね,LOVE LOVEなものいきたいと思います.
- 光一
- うそ?もっとちゃんとアーティスト的な話しようや.
- 知念
- もういいです.
- 剛
- 十分やな.
- 光一
- うそ?
- 知念
- もういい.
- 光一
- 知念さんはアーティスト?アイドル?僕らはアイドルっスよ.
- 知念
- そうなんですか.
- 光一
- バリバリのね.僕は特に白馬に乗ってるから.
- 知念
- そうですよね.
- 光一
- まあ,なんでもええか.LOVE LOVEなもの.猫.これは?
- 剛
- 猫やいうねん.「猫」って言っといて「これは?」ってなんやねん?
- 光一
- いやいや,何猫かなと思ってね.
- 剛
- 「種類は何ですか?」って.
- 光一
- これは何猫で?
- 知念
- メインクーンって言って.
- 光一
- メイクイーン?そりゃじゃがいもやな.今のええボケよ.
- 剛
- もう好きにせいや.
- 光一
- メインクーン.これはちょっとアメリカンショートヘアーにも似てるし.
- 知念
- あらいぐまが入ってるか入ってないかっていう.
- 光一
- 可愛いっスね.
- 知念
- 可愛いでしょ.
- 光一
- 僕ね.猫好きなんスよ.
- 吉田
- 出た.
- 光一
- 本当に猫好きなんですよ.
- 吉田
- その「俺は猫好きなんですよ」っていうのやめてくれよ.3年間ずっと言ってるんだよ.
- 剛
- 何回も聞いてんねん.
- 光一
- 僕は本当に猫が好きでね.
- 剛
- わかり切ってることやねん.
- 光一
- でも,猫アレルギーやから.
- 知念
- 可哀相ですね.
- 光一
- 猫アレルギーないですか?
- 知念
- ないですよ.
- 光一
- 猫好きなんですよ,僕.名前何ていうんですか?
- 知念
- メグちゃん.
- 光一
- うちのお姉やないですか.
- 知念
- そうなんですか.
- 光一
- それは痛いなあ.
- 剛
- ええんちゃうかな.
- 光一
- ちょっと僕,普通になっていい?あまりにもみんなの「馬鹿,馬鹿,馬鹿,馬鹿」っていう視線が僕にきてるんですよ.
- 剛
- もし気持ちいいんならこのまま行っていただいていいですよ.
- 光一
- 僕,猫好きだから.いいな.
- 剛
- 次いきましょうよ.
- 光一
- ずっと見ていたい.
- 剛
- あなたのための写真じゃないんだから.
- 光一
- オスですか?メスですか?
- 知念
- メスです.
- 光一
- でも,猫はオスのが楽やで.
- 剛
- ドラマ撮ってるんですか?
- 光一
- 猫いいよな.猫はいい.
- 剛
- どうしたんや?僕,休んでていいかな?
- 光一
- よくコンビニにキャットフード買いに行くらしいじゃないですか.
- 知念
- なんで知ってるんですか?
- 光一
- そんな,ヘッヘッヘ.
- 剛
- 何やねん?
- 吉田
- おまえ何なんだよ?一体.
- 光一
- そんなことは知ってますよ.
- 剛
- すいません,これまだ一枚目なんですけど.
- 光一
- そうやな.これは?
- 剛
- 綺麗なお母さんですね.
- 光一
- お人形さんみたいじゃないですか.
- 知念
- バービー人形なんですけど.
- 光一
- バービー.走るバービーって知ってます?
- 剛
- ウォーキングバービー知ってるか?
- 知念
- 本当に?
- 光一
- 俺がニューヨークに行った時にですね,ウォーキングバービーって売ってましたよ.ガーッて走るねん.
- 剛
- ラジコンやねん.ピンクのドレス着たバービーが.
- 知念
- うそ?
- 光一
- バービー好きなんですか?
- 知念
- そうですね.
- 光一
- 着せ代えとか.
- 知念
- え,ええ.
- 光一
- 今の笑うとこちゃうぞ.これは何バービーですか?
- 知念
- これは40年記念の.
- 光一
- 40年記念バービー.っていうことは40歳?
- 剛
- オバちゃんバービーや.
- 光一
- オバちゃんや.これは?
- 剛
- これは綺麗なお父さんですね.プリオちゃん.
- 光一
- レオ様?
- 知念
- ええ.大好き.「ロミオとジュリエット」っていう映画を見て好きになって.
- 光一
- なんでタイタニックが沈んだか教えてあげましょうか.でかい船っていうのはね,キールっていうね,境がいっぱい作ってあるんですよ.どこかに穴が開いても壁があるんでそこに水が溜まっても他には水が行かないようキールっていう壁があるんですね.でもタイタニックはですね,ガガガガッて横全部いっちゃったんで,横のキールが全部ガガガガッっていっちゃったんですよ.その壁を初めて作ったのがタイタニックだったんですよ.だから沈まないって言われてて.
- 知念
- 今の船はあるんですか?
- 光一
- ありますよ.
- 剛
- 君もそこ食い付いたね.でもすいません,裏のほうで話していただいていいですか?
- 知念
- 覚えておきます.
- 剛
- まだいっぱいあるんで.
- 光一
- はい.白黒なのにね.
- 剛
- 知念さん,もうどんどん言ってって下さい.
- 知念
- シマウマです.
- 光一
- わかってますよ.馬好きですか?
- 知念
- はい.
- 光一
- 馬好きらしいですよ,拓郎さん.
- 吉田
- いいじゃない,馬が好きでも.シマウマに乗るわけじゃないんだからさ.
- 光一
- シマウマはなんでまた?
- 知念
- これは.眠る薬が入ってるみたいで,匂いで眠れるんですよ.
- 剛
- リラックスする.
- 光一
- アロマテラピー?
- 知念
- みたいなやつですね.
- 光一
- これは?
- 剛
- チビまる子ちゃん.
- 光一
- ♪パッパパラリラ〜.
- 剛
- 思い付いたこと全部言うのやめて下さい.
- 光一
- ちびまる子ちゃんがお好きで?
- 知念
- さくらももこさんも好きで.
- 光一
- 何ですか?これは.
- 知念
- ゴム.
- 剛
- これかい?これをどう僕に広げろと?
- 光一
- これがLOVE LOVEなんですか?
- 知念
- すごい迷ったんですよ.
- 光一
- 科学の勉強みたいな.
- 知念
- ごめんなさいね.でも,すごい考えたんですよ.本当はメグちゃんしかLOVE LOVEじゃないんですけど.でもいっぱい写真撮らないと思って.
- 光一
- いっぱい写真撮っていただいて嬉しいんですけど,大半はカットされるんですよ.
- 知念
- マジで?そのために早起きもしたんだよ.
- 剛
- 大半カットよ.
- 知念
- それで考えた末,これを.
- 剛
- これは?
- 知念
- 最近ジェットスキーが好きで.
- 光一
- ライセンスは?
- 知念
- 持ってない,まだ.
- 光一
- ヘヘッ,持ってねえとよ.
- 知念
- 何級ですか?
- 光一
- 俺,今1級いってる.
- 知念
- うそ?じゃあ海外行けちゃうんだ?
- 光一
- 行けちゃう.
- 知念
- すごいですね.
- 剛
- 教えてもらい,このオッちゃんに.
- 知念
- いいですよね.
- 光一
- ジェットスキーだったら今5級があるから.
- 知念
- そうですよね.頑張ろう.
- 光一
- 取りに行きますか?
- 知念
- ええ,行くつもりで.
- 光一
- 教えますよ.
- 知念
- でも,免許取りに行くんで大丈夫です.ありがとうございます.
- 剛
- 一人でやるって.自分で勉強するって.
- 光一
- いろいろあるんですよ.
- 吉田
- 君は見た目とぜんぜん人が違うね.
- 光一
- 最近僕も,自分で悩んでるんです.「俺はこれでいいのかな?」っていう.お母んにも言われましたもん.「もっとあんたカッコ良くしなはれ」って.
- 剛
- 大丈夫や.大丈夫や.気にすんな.俺がついてる.大丈夫.
- 光一
- いいんかな?まあ,聞きたいことあったら何でも教えますんで.引き波っていうのはね.
- 剛
- もうええやん.
- 知念
- 大丈夫です.
- 剛
- カンペ見て.
- 知念
- じゃあ,相性チェックを.
- 剛
- いや,それはね,ありがとうございます.
- 光一
- はい,相性チェック行かせていただきます.芸能人の男性で相性のいい方ベスト3を選ばせていただきましたんで,参考にしていただければなと.3位この方.
- 剛
- 天野さんですね.
- 光一
- キャイーンの天野さん.「相性度84パーセント.あなたは正義感が強くてアンフェアなことが大嫌いですね?」.
- 知念
- そうですかね.
- 光一
- 「彼の浮気なんてもってのほかでしょう」.
- 知念
- はい,そうです.
- 光一
- 「その点,彼は生真面目で浮気とは無縁.末永く幸せに暮らすことが出来るでしょう」.乾杯!!
- 剛
- 今の流れ非常に良かった.
- 吉田
- 素晴しいね,今の乾杯.
- 光一
- 二人に乾杯.続いてベスト2この方.
- 剛
- はい,輪島功一さん.
- 光一
- もとボクサーでございます.「相性度87パーセント.ベストカップルです.突然ですが,あなたはロマンティックですね?」.
- 知念
- そうですね.
- 光一
- ♪ロマンティックが,フゥ!止まらない〜.「そうでしょう,そうに決まってます.そんなあなたのロマンティック好きを満足させてくれるのが彼です.ボクシングとだんごへのロマンを語る彼に,あなたはイチコロです」.だんご好きなんですか?
- 知念
- 私ですか?はい.もうわかんない.
- 光一
- なんでもええから返事すればいいと思ってるでしょ?いけません,それじゃあ.続いて1位はこの方.
- 剛
- キンキンです.
- 光一
- 愛川欽也さん.
- 剛
- ケロンパの旦那さんです.
- 光一
- 「相性度89パーセント.ケロンパさえいなければ最高の二人になるでしょう.一言で言えばお二人は似たもの同士.確かに年の差とケロンパという大きな壁がありますが,真剣に交際を考えてみてほしいベストな二人なのです.彼も正義感が強くて浮気が嫌いなロマンチストです」.まあ,参考にしていただければ.
- 知念
- 何の参考に?
- 光一
- 恋の参考ですよ.相性チェックですから.妻があっても奪えばよろしい.
- 剛
- 人間中味でね.
- 光一
- 悪い女になればよろしい.
- 知念
- ありがとうございました.
- 光一
- さあ,それではガチャガチャマシーンいきましょう.回して下さい.いろんな質問が入ってます.
- 知念
- はい.
- 光一
- タメガヤナオコさん.タメがヤなお子さん?どこで切ればいいんや?
- 吉田
- ねえ,勘弁してくれよ.
- 剛
- タメガヤさんや.
- 光一
- 今日,俺,冴えてるわ.
- 剛
- 今日,オンエア見たらお前しか映ってへんで.
- 光一
- ごめんなさいね.知念さん映さな.
- 剛
- 知念ちゃん,ぜんぜん喋ってへんな.
- 知念
- ううん.いいの,いいの,もう.
- 光一
- 大人ですね.「勝手にやらせとけば」ってあしらわれた感じですね.
- 剛
- いいって.大丈夫やって.
- 光一
- ええっと,「人ばかりが沖縄では」?何じゃこりゃ.
- 知念
- 違う.
- 剛
- 「沖縄では顔や毛の濃い人ばかりが」や.
- 光一
- そうですか.「沖縄では顔や毛の濃い人ばかりが街中を歩いてるというイメージが私の中にあるのですが,それを見て育ってきた知念さんの好きなタイプの男性は,やっぱりすべてが濃い人なんですか?教えて下さい」.
- 知念
- でも,毛は好きですよ,濃いの.
- 光一
- 毛の濃い人好きですか.胸毛バァーッはえてる人とか?
- 知念
- もうぜんぜん.お腹とかまででも.
- 光一
- じゃあ,♪僕の髪が肩から伸びて〜っていう人はどうですか?
- 知念
- ダメですね.
- 光一
- でも,聞いたところによるとボウズが好きと聞いたんですけど.
- 知念
- はい,大好きですね.
- 剛
- Bro.TOMさんは?
- 知念
- そうなんですよね,Bro.TOMさんボウズにされてね,嬉しかった.
- 光一
- 嬉しいですか?
- 知念
- 好きです.
- 光一
- 高校野球とかは?
- 知念
- 大好き,高校球児.
- 剛
- ボウズだらけやもんな.
- 光一
- もう高校野球なんか見てたらときめいちゃうんだ.
- 知念
- そう.あの時期になるとバスにのって高速道路とかにいるじゃないですか.嬉しかった,みんなボウズで.
- 光一
- 中学校の時とかは,男子はボウズだったんですか?
- 知念
- 違ったんですけど.
- 光一
- ボウズやったら嬉しかったな.ボウズよりどりみどり.
- 知念
- 男らしいですよね.潔さっていう感じがね.
- 光一
- 俺もボウズにしてみたいんだけどな.ドラマとか仕事上でボウズにせなあかんかったらしますよ.
- 剛
- 案外似合いそうな気もするけどな.
- 光一
- 男らしいのが?けっこうマッチョな.
- 知念
- そうですね,大好き.
- 光一
- もう一ついきましょう.
- 知念
- はい.
- 光一
- ああ,今日はぎょうさん喋ったわ.
- 剛
- 君だけな.
- 光一
- クボタさん.女の方ですね.「特に深い意味はないのですが,次の中から必ず一つやらなければならないとしたら,どれを選びますか?1,TOKIOの山口達也さんもびっくり.一週間で5キロやせるダイエット.2,Bro.TOMさんもびっくり.LOVE LOVE オールスターズみんなとセーラー服姿.3,KinKi Kidsもびっくり.拓郎さんと里奈ちゃんの大阪漫才.4,拓郎さんもびっくり.スフィンクスヘアに挑戦」.
- 知念
- スフィンクスヘアって何ですか?
- 光一
- こういう.スフィンクスまたはマッチ棒.どれやります?
- 知念
- 私,制服好きなんですよ.だから制服着たいですね.
- 光一
- まだ18やったらまだまだ.ね?拓郎さん.
- 吉田
- 制服ってそろそろ衣替え終わったかな?
- 剛
- 終わったんちゃいます?
- 吉田
- 冬服,これいいね.
- 光一
- 冬服のほうが?
- 吉田
- 絶対いいね.夏は感じるものがあんまない.
- 光一
- それはどういう違いが?
- 吉田
- 冬服になった瞬間にグイッグイくるものがあるね.やっぱり冬服の重たい感じで,ちょっと暗い感じがいい.
- 光一
- 夏服の薄い感じがいいっていう人もいるんじゃないですか?
- 吉田
- なんかね,冬服のほうがね.
- 光一
- なるほど.ちなみに中学校とかは?
- 知念
- セーラー服だったんですよ.だから,ブレザーにあこがれましたね.
- 光一
- 俺,ブレザーでしたよ.
- 剛
- 俺,両方やな.
- 光一
- 短ブレにしてた人がいましたね.
- 知念
- タンブレ?
- 光一
- ブレザーが短いんですよ.
- 知念
- 何のためにですか?
- 光一
- わかんない.短ランならわかるんですけど.
- 剛
- それはあかんな.
- 光一
- ブレザーにあこがれたと.拓郎さん,ブレザーどうですか?
- 吉田
- ぜんぜんダメ.
- 光一
- 最近多いですけど.
- 知念
- ダメなんですか?
- 吉田
- ごめんね.ブレザーだめなの.でも僕がダメなだけだから.光一君と剛君はブレザー好きでしょ?
- 光一
- べつに.
- 剛
- どっちでも.
- 吉田
- どっちでも?
- 剛
- 真剣に答えてしまいましたけど.
- 吉田
- 僕もまったく違うことを考えながら本気で「ブレザーだめですね」って言ってしまいました.みんな病気みたいだね.
- 剛
- さっきから喉おかしいんですよ.
- 光一
- うがいして下さいね,ちゃんと.
- 知念
- 本当ですよ.
- 吉田
- みんなこれ終わって楽屋に戻ったら,全員で座薬入れようか.
- 剛
- 座薬は入れなくていいです.ところで光一,元に戻ったね.
- 光一
- でしょ.さっきのは作ってんねん.
- 剛
- いや作ってない.ただ短に気持ちいいとこ行ってるねん.
- 光一
- ぜんぶ計算.俺を馬鹿と思うなよ.
- 剛
- 思ってませんけどね.
- 光一
- そうですか.じゃあLOVE LOVEな歌にいきたいと思いますけど.知念里奈さんが選んだLOVE LOVE な歌は,ジャン.
- 剛
- キャロル.
- 光一
- 「ルイジアンナ」.本当ロックンロールな.なんでこれが?
- 知念
- 私の父がすごい好きで.カラオケのパパが歌う十八番なんです.
- 剛
- パパソングや.
- 光一
- イカしたお父さんですね.
- 剛
- どんなお父さん?
- 知念
- メガネで.
- 光一
- 剛のお父さん何歌ってた?
- 剛
- ♪ここに幸あれ白い雲〜.
- 光一
- 絶対知念さんのお父んのがカッコええがな.
- 剛
- この差やな.俺,その時ASKAさんの「始まりはいつも雨」が好きでいつも歌ってたんですよ.その後にすぐ♪ここに幸あれ〜って.もうね,ぜひ聞いていただきたい.
- 光一
- 拓郎さん,ハマってますね.
- 吉田
- 会いたいね,その人に.
- 光一
- 剛のお父さんですよ.俺,父とカラオケ行ったことないですよ.でも,こんな歌を歌うお父さん.
- 吉田
- 皮ジャンかなんか着てるのかな?
- 知念
- 銀行員なんですけどね.
- 吉田
- 皮ジャンでリーゼントで矢沢永吉にあこがれてたんじゃないの?
- 知念
- でも,矢沢永吉さん大好きみたい.
- 光一
- そうですか.というわけで歌っていただくんですけども,僕たちもちょっとギターで参加させていただきます.
- 剛
- 参加させていただきます.
- 光一
- スタンバイよろしくお願いします.
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