#135
HomePageだけの特別編集版 こぶ茶バンド編
- 光一
- はい,今夜のゲストはこぶ茶バンドの皆さんです.よろしくお願いします.
- 剛
- それでは,さっそくですがお人形から.
- 光一
- 今回のお人形はとてもいいです.
- 剛
- まず,ブーさんからいきます.メチャクチャ似てまっせ.
- 高木
- 楽しみにしてきたんですよ.
- 加藤
- 似てるねえ.
- 仲本
- 可愛い可愛い.
- 加藤
- カミナリ様だと思ってたけど,ぜんぜんイメージ違ったな.でも似てるね.
- 剛
- 続いて仲本さんいきます.これね.
- 光一
- これ,服装がもう体操のね.
- 高木
- こんなにいい男か?
- 剛
- 続いて加藤さんでございますが,本当に美男子ですから.似てますでしょ.
- 光一
- 今回,力いれましたよ,人形.
- 加藤
- この毛がね.
- 剛
- ぜひおうちに持って帰っていただいて飾って下さい.
- 仲本
- ありがとうございます.
- 光一
- そもそも皆さんドリフターズとしてやってるわけですけど,この3人が集まって
こ
ぶ茶バンドを結成して.まず,こぶ茶バンドというの名前の由来というのは?
- 加藤
- 由来はその通りですね.仲本工事.
- 剛
- こ.
- 加藤
- で,高木ブー.
- 光一
- ぶ.
- 加藤
- そして加藤茶.
- 剛
- 茶.
- 光一
- 頭をとって.皆さん3人でやろうと思ったきっかけは?
- 加藤
- きっかけはですね,2ヶ月前に,いかりや長介が死にましてね.
- 仲本
- いやいや,生きてる生きてる.
- 高木
- 生きてるよ.
- 加藤
- まだ生きてるの?
- 剛
- けっこう殺しますよね.
- 光一
- しょっちゅう殺しますよね.
- 加藤
- 年中殺すんだけどね,そのたび長生きするみたいなんだよ.
- 剛
- それが秘訣なんですかね.
- 仲本
- パワーになってるな.
- 光一
- 源や,それが.
- 加藤
- 正直いうと,長介さんもいろいろと忙しい.役者稼業のほうが.
- 光一
- そうですね,ドラマのほうも.
- 加藤
- なんだかここの「踊る大捜査ポンポコリン」とか.
- 仲本
- 違う違う.「大捜査線」.
- 光一
- 大捜査まで言ってるんだったら.
- 剛
- 線だけですからね.なんでポンポコリンになるんですか.
- 加藤
- それで何か賞をいただいたっていうんで.何でももらうんですよ,あいつは.そ
れで志村は志村で,個人的なやつですごい忙しい.で,3人あぶれちゃったわけですよ
.これ,なんか仕事しないと.で,高木さんに聞こうとしたら,高木さん寝てるんで.
で,仲本に相談したわけですね.
- 高木
- 笑い事じゃないんだ.
- 吉田
- 笑い事じゃないって?
- 加藤
- 時々何かいうんで.
- 高木
- いや,大笑いするほどのこっちゃないって.
- 加藤
- 気にしないで下さい.
- 光一
- 今の若いもんっちゅうのは,ドリフターズはコメディアンやと思ってる人が多い
と思うんですよ.
- 加藤
- そうでしょうね.
- 剛
- でしょうね.
- 加藤
- 本当はミュージシャンだったっていう.
- 光一
- れっきとしたバンドですからね.
- 加藤
- もうバリバリの.
- 光一
- だって,唯一ビートルズと共演を.
- 加藤
- 共演っていうか,前座っていうか.あれもな.前座やったのか?俺たちは.
- 吉田
- 僕見ましたよ,テレビで.
- 加藤
- 見たんですか?
- 吉田
- 僕も一学生だったですけども,なんでドリフターズがビートルズと一緒にいるの
かわかんなかったんですよ.
- 加藤
- そうでしょ.だって,俺たちがビートルズの前座をやるっていうことすら,俺た
ちが「なんで?」って.ビートルズの前座をやってくれないかって.
- 吉田
- その頃いっぱい,タイガースとかスパイダースとか.
- 加藤
- いました,いました.
- 吉田
- ドリフターズだけが選ばれたわけですよ.すごいんですよ,これはだから.
- 高木
- すごいですね.
- 加藤
- ただ,すごいんですけども,前座だったのかな?
- 仲本
- あんまり意識ないな.
- 加藤
- 楽屋にビートルズと一緒に入ったわけじゃないんですよ.隔離されてて.
- 吉田
- どっちが?
- 加藤
- 僕たちが.なんか会わせてくれないんですよ,ぜんぜん.
- 光一
- 今の若いもんは,「前座?何したんやろ?コントでもしたんかな?」って勢いか
も
しれないですね.
- 吉田
- いや,演奏をちゃんと.ドリフターズってね,僕はよく見てましたけど,演奏,
本当にお上手なんです,みんな.
- 加藤
- また.
- 吉田
- いや,本当に.加藤さんのドラムなんかね,ちょっと信じられないぐらいウマい
.ドラムソロとかすごいカッコいいです.
- 加藤
- またまた.
- 吉田
- 本当ですよ.
- 加藤
- そんなこといいながら,なんか考えてんじゃないですか?
- 吉田
- 違うって.本当に演奏がうまくて,それで途中にギャグが入って,それがメチャ
面白いわけ.ドラムのスティック持って,叩きながら前のマイクまで遊びにきたり.
- 加藤
- それはハナ肇さんですね.
- 吉田
- ハナ肇さんか.クレイジーキャッツ.
- 加藤
- クレイジーキャッツ.
- 吉田
- 勘違いかな.
- 加藤
- ごっちゃになってるんでしょうね.
- 吉田
- クレイジーキャッツも演奏うまかった.
- 加藤
- うまかったですね.うちは演奏はそんなにうまくなかったですよ.
- 吉田
- でもビートルズと共演だから,すごいですよね.
- 加藤
- すごいっていえばすごいかな.だって,いかりや長介がベース弾いてるんですか
らね.
- 光一
- それがすごいんですか?
- 加藤
- あれはすごいですよ.どう見たってテキ屋でしょ,あの顔は.テキ屋の親父がベ
ース弾くんですからすごいですよね.
- 光一
- わかっていただかないと.
- 加藤
- でも,ドリフターズの演奏したのを見たっていう人はいないだろうな.
- 高木
- いないよね.
- 吉田
- みんなテレビで「全員集合」とかがメインだから.僕らは演奏をよく聞きました
よ.
- 加藤
- 最初の頃はね.だから若い世代はね.
- 光一
- 僕らも知らないですからね.知ってますけども,見てはいない.
- 加藤
- 見てはいないんだ.
- 仲本
- 生まれてなかったかもね.
- 光一
- やっぱり「全員集合」が好きでしたから.
- 加藤
- 「全員集合」は見てました?
- 光一
- 見てました.
- 加藤
- 最後のほう?
- 光一
- そうでしょうね.だから,停電した時とか,すごい覚えてます.
- 加藤
- あれね.
- 仲本
- あったね.
- 光一
- 停電して「どうやって始まるんやろ?」思って.
- 加藤
- あの時は楽しかったですね.懐中電灯もってきて,「今日のゲストは西城秀樹さ
んです」って.
- 剛
- 懐中電灯でゲスト紹介するのもね,すごい話ですよね.
- 加藤
- すごいでしょ.あれ,10分停電したんですよ.普通,10分停電になったら,だい
たい偉い人が飛ばされるんですよね.で,飛ばされなかったのは,あの10分の視聴率が
ものすごかったんです.
- 光一
- なるほどね.
- 加藤
- 暗い中でも声だけがするんですよね.で,いかりやが何かしゃべってんですよ.
「ダメだ,こりゃ」とか.「志村,加藤,何かやれ」って.何かやれったって,真っ暗
の中で出来やしないんですよ.だから,しようがないから懐中電灯持ってきて,ゲスト
紹介して,長さんの顔照らして「わぁ!!」って驚くとか.
- 光一
- どうやって始まるのかなって思ってたら,「8時10分だよ!」って言ったんですよ
.あのへんは覚えてますよね.
- 仲本
- 生の面白さでね.
- 剛
- あの,すいません,ブーさん.ウーロン茶飲むだけで笑いとるのって.
- 加藤
- テレビに出るようになってから30年間,何にもしてこなかったんですね.だから
今ちょっとやると何でもウケるんですよ.
- 高木
- あのね,言わせてもらうけど,俺は一生懸命やってたんだから.
- 光一
- なんか,カミナリ様だ.
- 高木
- 俺のとこが映らなかっただけなんだ.みんなカトちゃんとこいっちゃうから.
- 加藤
- じゃあ,俺が悪いわけ?ごめんね.
- 高木
- みんなカトちゃんのとこ行っちゃうから.カメラって全部いっぺんに映るわけな
いじゃない.4台あったら4台映るわけいかないでしょ,みんなカトちゃんのとこ行っち
ゃう.
- 加藤
- じゃあ,俺が悪かったんだね.
- 高木
- そういうことだよ.
- 加藤
- どうもすいませんでした.
- 高木
- はっきり言わせてもらうけど,今まで黙ってたけど,原因はそうなの.
- 光一
- 面白い.やっぱりなんかチームワークいいっスよね.さあ,LOVE LOVEなものに
い
きたいと思います.
- 剛
- いきましょか.
 - 光一
- 皆さんに撮ってきていただきました.お?これはギターと?
- 高木
- これはギターとウクレレ.
- 光一
- 一緒になってるんですか?
- 高木
- はい.
- 光一
- 変わってますね.
- 高木
- これ,作ったはいいけど,どうやって弾いていいか.教えて下さいよ.
- 吉田
- これは弾きようがないと思うよ.だって,ギターとウクレレでしょ.ギターとギ
ターだったら何か考えようがあるけど,ギターとウクレレじゃあね.片一方ずつしか用
事なさない.
- 高木
- だから僕ね,二人羽織やろうかと思って.
- 吉田
- わざわざこれで?
- 高木
- 出来ないな.
- 光一
- これはどこで購入されたんですか?
- 高木
- 日本のギター屋さんなんですけど,オーダーして.面白半分なんでしょうね.
- 光一
- 自分のことですからね.
- 高木
- 作るほうも,頼まれたい以上はって作ったんですよ.
- 加藤
- 最初から何も考えないで?
- 高木
- そんなことないよ.ウクレレ弾いてギター弾いてやったらカッコいいなと思って
.それを初めて弾いたの.ウクレレ弾いて,次にギター弾こうと思ったら,ウクレレの
ネックが邪魔になってね,ギターのネックが見えなくて.これはそれっきり.どうして
いいかと思って.
- 加藤
- 次いきましょうか.
 - 光一
- はい,じゃあ次です.これは?
- 剛
- レバー?
- 光一
- レバ刺ですか?
- 加藤
- レバ刺ですね.
- 光一
- 今回は,すべて高木さんのということで.
- 加藤
- このレバ刺は何?
- 高木
- 僕は肉人間なんで,レバ刺うまいなと.
- 光一
- 僕,レバ刺ダメなんですよ.内臓系ダメなんですよ.
- 剛
- 疲れた時とか.
- 高木
- 疲れは確かにとれますよね.
- 光一
- 身体にはいいですよね.
- 加藤
- でも高木さん,あんまり食べちゃマズいんじゃないの?
- 高木
- 最近言われてるの,肉,ダメですよって.でもやっぱりね,肉を見ると食べちゃ
う.
- 加藤
- 長生きしないよ.
- 高木
- 気を付けますよ.なるたけ食べないようにしてますけどね.でも,目の前にあっ
たら食べちゃうな.
- 加藤
- あのね,ドリフターズがまだ仲が良かった頃ね.
- 光一
- ということは今は?
- 加藤
- 今も仲良しですよ,少しね.営業に行くじゃないですか,5人で.仕事が終わっ
て
焼き肉を食べに行くんですよ.そうすると,わざと高木さんの前に長介を座らせるんで
すよ.で,長介さんは肉をよく焼いて食べるのが好きなんです.で,高木さんは,生だ
ろうが何だろろが全部食べちゃう.
- 光一
- ということは?
- 加藤
- 俺たち3人はこっちで仲良く.向こうでは長さんが一生懸命焼いてんだけど,焼
て
るそばから全部食っちゃう.それで怒られたんですよ,「てめぇ,俺に焼き肉焼かせる
のか?この野郎!!」って.
- 高木
- いいじゃないのね,美味しく食べてるんだからさ,あの人話が長いじゃない.話
てるうちに食べちゃう.あの人には本当に怒られたもんね.少し肉焼くのやめろってい
われたの,人の話しを聞いてるうちはね.でも,そうはいかないもんね.そのために焼
き肉屋に行って焼き肉食べてるんだから.お話を聞きに来てるわけじゃないんだから.
- 加藤
- まあ,次行きましょうか.
- 光一
- 高木さんって,普通のこと話してるねんけどおもろいですね.
- 加藤
- それが早く出てくれればね,もっと変わったドリフターズになったんじゃないか
と.
- 高木
- だから,それはカトちゃんのせいだって.
- 仲本
- まあまあ.
- 光一
- また話が戻ってもうた.仲裁に入ってますよ,仲本さん.
- 高木
- その時の都合の良いほうに付くからね.
- 光一
- やっぱり「まあまあ」ってなるのは仲本さん?
- 高木
- そう.長さんと喧嘩してる時とか,長さんがいい時はサーっと.俺がいい時はサ
ーっと.
- 仲本
- いい時なんかないじゃん.
- 高木
- たまにあんじゃない.
- 仲本
- あ,そう?
- 加藤
- なんだよ,ずいぶん息が合ってないな.
- 仲本
- じゃあ,次いきましょう.
- 光一
- 見てるだけでおもろいもんな.今,司会したないもん.
- 剛
- 見たいもんな.
- 光一
- 見たい.
- 仲本
- まだあるの?
 - 光一
- エレベーターですか?
- 加藤
- 自分のうちのエレベーターかな?
- 高木
- 我が家の.
- 剛
- 家の中に.
- 高木
- 今となっちゃ廃物ですね.でも最近乗るようになったね.年かな.
- 加藤
- これはいい話なんですよ.高木さんの奥さんが病気になった時に,歩けないじゃ
ないですか.そのためにエレベーターを.
- 仲本
- わざわざね.
- 剛
- 家の中に.
- 高木
- そしたら一回も乗らずに.
- 加藤
- 亡くなったんだよね.
- 高木
- 私が乗ってます.
- 加藤
- だから,エレベーター作らないほうが長生きしたんじゃないかな.
- 仲本
- そうだな.
- 光一
- そんなこと.でも,いい話でしたね.最近,高木さんも乗るようになったと.レ
バーの食い過ぎじゃないですか?
- 高木
- あれは元気でる.
- 剛
- じゃあ,階段にレバー一枚ずつ.
- 加藤
- いいね,それ.
- 剛
- 知らんうちに.
- 高木
- そしたら毎日レバー置いとかなきゃ.誰が置くの?
- 剛
- 僕が置きに行きましょうか.朝昼晩と.
- 高木
- いいですねぇ.
- 加藤
- そしたらいいよ.タレは何にしますかね?
- 剛
- 胡麻だれ.
- 高木
- いいですね.
 - 光一
- まあ,ちょっといい話が聞けちゃいましたね.これはなんですか?
- 高木
- これは篠原と僕が初めて仕事をした時ね,最後に僕にくれたの.僕の顔書いて.
- 光一
- 篠原の絵ですか.
- 高木
- 彼女,漫画の素養があるみたい.
- 光一
- 高木ブーさんは,篠原作詞で,作曲は拓郎さんで最新シングルが今出てますけど
ね.
- 高木
- おかげさまで.
- 加藤
- これはどういうきっかけでそういう話になったんですか?
- 吉田
- 僕はね,レコード会社の方がハワイアンをやりたいからって言われて,僕はハワ
イ好きですよっていったら,詞がないっていうんで,篠原とかよくハワイ一緒に行って
るから,いいかもしんないって.でも彼女,詞を書いたことがあまりなかったから.
- 高木
- そのわりにはすごくよかったですよ.
- 吉田
- だいぶ作り替えたんですよ.
- 篠原
- 篠原でーす.ブーさん,これよく持ってましたね.私,ほとんど忘れてました.
- 剛
- なんでやねん?
- 光一
- 気持ちがこもってない証拠や.
- 剛
- またぜひ一緒に遊んで下さいって書いてるぞ.
- 篠原
- 書きましたよ.
- 高木
- 忘れてるの?
- 篠原
- いえいえ.ブーさんにはこれをきっかけに詞を書かせていただいて.一回でもボ
ツにされまして.覚えてますか?
- 高木
- そこまでは知らない.
- 篠原
- 「アロハモアモア,僕ブーでーす.一緒に踊ろうブー音頭」とかいう詞を書いた
ら「あの,ちょっと」ってボツになって.
- 光一
- 思い出したよ.篠原が詞を書いて俺が曲作ろうってなった時もさ,「俺のロンロ
ンロン毛は並みじゃないのさ」って.
- 剛
- 「ヘイヘイヘイ刺身」って.
- 光一
- でも,最終的には?
- 高木
- いい詞ですね.
- 篠原
- 一生懸命書きました.売れてますか?
- 高木
- おかげさまで売れてますね.
- 篠原
- うそ?
- 剛
- 食い付いたなぁ.
- 高木
- このあいだレコード会社でキャペーンやった時に,そこだけで100枚売れました
ん
でね.
- 加藤
- まだ100枚しか売れてないの?
- 高木
- まあそこでは.いろいろなとこ行けば,100枚ずつ売れるんじゃないかなと.
- 吉田
- 篠原,目がギラギラじゃないか.
- 篠原
- すごいじゃないですか.
- 光一
- 作詞してるからな.
- 吉田
- 憧れの印税生活.
- 篠原
- どうしましょう.これからもいつでも書きますんでボツにしないで下さいね.は
ーい,篠原でしたる
- 加藤
- 拓郎さんもよく曲を.
- 吉田
- 僕,ブーさんがテレビで,カミナリさんとかで歌ってらっしゃるの見てて,ハワ
イアンとか絶対ぴったりだと思ってたんですよ.僕もハワイアンとか好きで,ウクレレ
とか好きなんで,すぐ「裏声とか出したらいいな」とか思っちゃったんですよ.ただ,
最初に篠原の詞を見た時はひっくり返りましたけどね.でも,ロマンチックないい詞に
なりましたね,最終的に.問題は,あいつの印税生活が始まるっていうんで,今,気分
が「作詞家・篠原ともえ」っていう気分でいるんですよ.ちょっとシャクにさわる.
- 加藤
- でも,作曲・吉田拓郎ですからね.
- 吉田
- あ,100枚ですかって,気にしたりして.
- 加藤
- 他にもいろいろ印税もらってるでしょ?
- 吉田
- いやいや,もらってません.
- 加藤
- たんともらってるじゃないですか.
- 吉田
- いやいや,本当に.それで次は?
- 光一
- LOVE LOVEなものはこれくらいに.次は相性度チェックへ行き来たいと思います
.
- 吉田
- これは楽しみだねぇ.
- 光一
- 皆さんのベスト1,ワースト1,相性です.コンピューターで割り出しましたんで
.
- 剛
- たくさんのタレントさんの中から,相性のいい人,悪い人を出しましたんで.
- 光一
- 細かく分析してますんで.それではまず仲本さんから.ベスト1,この方.
- 剛
- 松下由樹さんです.
- 光一
- どうですか.
- 剛
- 奇麗どころですよ.
- 高木
- これはちょっと違うんじゃないの?
- 光一
- 89パーセント.
- 仲本
- すごいね.
- 加藤
- コンピューターが出したの?
- 剛
- ええ.
- 仲本
- これは僕がそうだっていうの?彼女がそうだっていうの?
- 光一
- お互いに相性がいいと.
- 加藤
- 口説いてみたら?
- 仲本
- 話してみる.
- 加藤
- バック転かなんかしながら?
- 吉田
- そんな女優いるわけないじゃん.
- 光一
- 「お互い一見したところぶっきらぼうで,取っ付きにくそうな人ですが,じつは
心の優しい二人.頑固だからひたすら誠意と忍耐が必要ですが,お互いの個性を活かせ
ば最強のカップルになるでしょう」と.
- 仲本
- 「何とかすれば」ばっかりだね.
- 加藤
- お互い頑固だって.
- 光一
- さあ,そしてワースト1はこの方.
- 剛
- 瀬川暎子さん.
- 加藤
- こっちのが合いそうな感じするな.
- 光一
- 「じつは彼女は見かけによらずプライドが高くて頑固.真面目で堅実なタイプが
好みのあなたにとって,ヌルリとした?スリルとロマンに」.
- 加藤
- いいなぁ,ヌルリと.
- 剛
- ヌルリとスリルは違うやろ.
- 光一
- まあまあ.編集点作ろう.「スリルとロマンにあふれた」.
- 剛
- いや,ヌルリとスリルは違うやろ.
- 光一
- 編集点作ったんだから.
- 加藤
- いい相方だね.いい突っ込みだね.
- 剛
- 編集点作ってるんで.
- 仲本
- なるほど.
- 光一
- 「スリルとロマンに」.
- 剛
- いや,ヌルリとスリルは違うやろ.
- 光一
- 違うよ.もういい.ヌルリでいい.「ヌルリとロマンにあふれた恋愛を望む彼女
には翻弄されるだけかも」.
- 仲本
- 強そうだもんね.
- 光一
- さあ,続いて加藤さんいってみましょう,ベスト1はこの方.MAXのミーナさん.
- 剛
- 84パーセントですわ.
- 光一
- 「人なつこそうなのにじつは手の内を見せない,意外に野心家のあなた.しかも
,他の女の人にばかり目がいってしまう,どうしようもないあなた」.
- 吉田
- 「どうしようもないあなた」って加藤さんのこと?
- 加藤
- これ,誰が書いたんだ?
- 光一
- コンピューターですよ.
- 加藤
- だってコンピューターに誰かがインプットしたんだろ?
- 光一
- 全部インプットして割り出した結果が.はい「どうしようもないあなた.そんな
あなたの知的に雰囲気と,さりげなさに参ってしまう彼女がぴったりです.ただ,話好
きな彼女に調子良く乗せられないように注意して下さい」.
- 加藤
- 話好きなんですか.
- 光一
- ワースト1はこの人.
- 剛
- パイレーツの西本はるかさん.
- 光一
- 2パーセント.「気紛れな彼女は,あなたに束縛されることを嫌います.しかも
,
飽きっぽい性格.対抗意識の強いあなたには敵に見えてしまうかも.しつこくしない,
回りくどいことをしない,マンネリ化しない.この三つを守ればうまくいくかも」.
- 仲本
- いいけどな,べつにうまくいかなくても.
- 加藤
- 一回か二回で.
- 高木
- 何を言ってんだ.
- 光一
- 編集点作ったほうがいいですか?
- 加藤
- そうですね.まあ,合わないんですかね.
- 光一
- 一回か二回で.
- 剛
- 何を言うてんねん.
- 仲本
- 編集になっとらんて.
- 光一
- じゃあ,続いて高木ブーさん.ベスト1この方.
- 剛
- アッ子さんです.
- 加藤
- これはいいかもしんない.
- 剛
- 優しい人ですもんね.
- 加藤
- それでグイグイ引っ張ってくれる.
- 光一
- それでいて女性らしい.
- 高木
- 何も出来ねえじゃん,俺.何事も引っ張られっ放しだったら.
- 加藤
- なに言ってんの?また寝てたね?
- 高木
- どうまとめてるの?
- 光一
- 「孤独を感じさせるあなたには,共通の思想や目的をもった人がぴったり.しか
も,意外にも情熱的で奔放な愛に溺れてしまいがちなあなたには,彼女のような彼女で
しか味わえない安らぎと信頼感をもった人がぴったり」.
- 高木
- なるほどね.ちょっと考えないと.
- 光一
- そしてワースト1はこの方.ゼロパーセント.
- 剛
- 山咲さん.
- 光一
- 「彼女に対してあなたが強力に自分で誇れるものをアピールできるものなら望み
はあるかもしれません.あとはオーバーな相性表現,気の利いた贈り物,でもそれはプ
ライドの高いあなたにはちょっと抵抗があるかも」ということですね.
- 剛
- リアクションをでかくしていくわけですか.
- 高木
- 何もなにもんな.
- 光一
- 何をアピールしましょう?
- 高木
- ハワイアンの歌を聞いてもらったって.これは難しいね.
- 加藤
- べつに付き合いなさいっていってるわけじゃないんだから.気の利いたものを贈
るとか.
- 高木
- それはダメだね.あんまり気が利かねえから.
- 加藤
- オーバーな愛情表現もね.
- 吉田
- そんなに深刻にみんなで考えなくても.
- 光一
- まあ,参考にしていただければなと思いますので.それではガチャガチャマシー
ンにいきたいと思います.いろんな質問が入ってます.これを回して下さい.
- 加藤
- これごと?
- 光一
- いましたね,そういう人.
- 加藤
- もしかして薄い毛の人だった?
- 剛
- かもしれませんね.
- 加藤
- はい.
- 光一
- 京都府にお住まいのヤマモトソウタさん,19歳の方からですね.「僕は根っから
のドリフターズファンですが,疑問に思っていたことがあります.大きなたらいが何回
も頭に落ちてきましたよね.背が縮みませんでした?」.
- 加藤
- 縮みましたね.僕は最初はいった時は180センチぐらいあったんですげど.あれ
で
だんだん.今,160センチですね.
- 光一
- すごい縮みようですね.
- 吉田
- 180?
- 加藤
- それと歩いてる間に足が減っちゃったっていうのもあるんですけど.
- 光一
- なんかたらいとか,身体張ってて痛そうですけど,怪我とかなかったですか?
- 加藤
- 怪我っていうのはあんまりなかったな.
- 仲本
- ないね.小さな傷みたいのはあるけど大怪我っていうのはないな.
- 加藤
- 金だらいが正面にぶつかってくれるといいんですけどね.これが打ちどころが悪
いと,前に落ちて顔面を打つんですよ.これはもう二重に痛いんです.ガンッ,バンッ
ってくるんです.これは痛いですね.腹立つし.
- 高木
- 真ん中にぴったり落ちればいいんですけどね,ちょっとズレるでしょ.となりに
来るんです.はじっこが頭が当たるとそれが痛いね.
- 光一
- 角があたると.
- 高木
- たいてい俺のとこにくるんだ.たらいが新しいうちは痛くないんですよ.何回も
使ってボコボコになってくると,クッションが効かなくなると痛い.
- 仲本
- そうだね.
- 加藤
- 今日はよく喋ってるね.
- 光一
- さあ,それではもう一ついきますか.
- 加藤
- はい.
- 光一
- 東京都のイシダマサコさん18歳の方からの質問です.「3人でバンドを組んで,
い
かりやさんは怒ってませんか?」.
- 加藤
- これはわかんないな.会ってないんですよ.会いたくないですね.「なんで誘わ
ねぇんだ」とか言われると「すいません」って.
- 光一
- まあ,勝手にやるなとか,そういう問題ではないですからね.
- 加藤
- もういい年ですもんね,こっちも.向こうも死にそうでしょ.
- 光一
- まあ,それ以上深入りはしないようにしましょう.続いてはLOVE LOVEな歌にい
き
たいと思うんですけど.皆さんのLOVE LOVEに歌はこちらになってますね.ビートルズ
,「イエローサブマリン」.1966年ですか.
- 加藤
- 1966年っていうと,生まれてない?
- 剛
- 生まれてないです.
- 加藤
- そうだよね.そんな前にやってたんだ.
- 光一
- これはなんでまたこの曲を?
- 加藤
- これはまあ,ちょっと陽気な曲がいいかなと.
- 光一
- 前座もしたビートルズですし.
- 加藤
- ちょっと演奏もしてみたいなと.
- 高木
- なんかまたビートルズも3人で再編成して,やっぱり「イエローサブマリン」や
る
んですって.
- 光一
- そうなんですか.
- 高木
- まあ,対抗したわけじゃないけど.
- 仲本
- どっちが?
- 高木
- 向こうが?なんて,こんなこと言ったりなんかして.
- 加藤
- あ,そう.
- 光一
- 加藤さん,高木さんに対して「あ,そう」しか言ってないじゃないですか.
- 加藤
- でも,けっこうね,話こんなにしませんよ.
- 光一
- 今日はすごい喋ってる?
- 高木
- 今日は目が覚めてるからね.
- 光一
- 歌中で寝ちゃうかもしれないですね.
- 仲本
- 時間帯的にね.
- 加藤
- かもしれないな.
- 光一
- というわけで,皆さんも演奏して歌っていただけるということでございます.そ
れではスタンバイよろしくお願いします.
- 剛
- お願いします.
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