#121
HomePageだけの特別編集版 ウルフルズ編
- 光一
- はい,改めてご紹介しましょう.今夜のゲストはウルフルズの皆さんです.よろしくお願いします.
- 一同
- どうも.よろしくお願いします.
- 光一
- 3回目の登場.けっこう多いですね.
- トータス松本
- 僕なんかはハワイ以来ですね.けっこう久し振りなんです.
- 光一
- 1年振りぐらいです.
- トータス松本
- そうそう.1年ちょい振りぐらいですよ.緊張しましたよ,今日は.
- 光一
- なんでですの?
- トータス松本
- いやいや,でもね,やっぱりいい番組だと思う.
- 光一
- ほんまですか?
- 剛
- ありがとうございます.
- トータス松本
- だって,生演奏でしょ.緊張すんねんから.他が生じゃないみたいやけどね.他も生なんやけどね.いちおうほら,バッと決まった曲演奏するわけやから,緊張すんねんから.サンコンなんて,昨日3時まで練習して.これ,ほんまの話.
- 光一
- ほんまですか?
- トータス松本
- 昨日,リハーサルあったでしょ,拓郎さん.
- 吉田
- はい.
- トータス松本
- あの後ね,悔しくてね,スタジオ借り切ってね,3時までスタジオ借り切ったらしいですよ.
- 吉田
- それはすごい.その時間,俺たち何してた?
- 光一
- 僕は寝てました.
- 剛
- 寝てました.
- トータス松本
- 飲んでたんや.
- 吉田
- 違う違う.俺は酒やめたもん.
- トータス松本
- そうなんですか?
- 光一
- あの,チョッパーは出来るようになられました?
- ジョン・B・チョッパー
- まあ,ぼちぼちです.
- 光一
- 前回は,チョッパーが出来ないからジョン・B・チョッパーという名前が付いたと聞きましたんでね.今日は衣装が普通ですやん.
- トータス松本
- 普通ですよ,いつも.
- 光一
- え?いやいやいや.
- トータス松本
- 違かったっけ?
- 光一
- 違いますよ.いつもこんなフリフリの付いたあれとか.
- トータス松本
- それはこの人で.
- ウルフルケイスケ
- まあ,僕ね.
- 光一
- 黄色いすごいスーツとか.
- トータス松本
- 僕的にはね,そろそろこの帽子はやめたほうがええと思うんです.
- 光一
- 人形もかぶってますけどね.
- トータス松本
- 春めいていいでしょ?こういう格好.
- 剛
- いいですね.さわやかで.
- トータス松本
- 春をイメージしてみました.
- 光一
- なんででしょう?なんでカジュアルに?
- トータス松本
- ん?なんでって言われても.じゃあ,なんでスーツ着てるの?じゃあ,そっちから言ってみようか.
- 剛
- 楽屋に入ったらこれがあったんで.
- 光一
- 普通に答えるなよ.
- トータス松本
- じゃあ,光一さんはどうしてですか?
- 光一
- 楽屋にあったから.
- 剛
- 一緒やん.
- トータス松本
- 僕も楽屋にあったんですよ.
- 剛
- という結論に.
- 光一
- 1年間,なんか変な質問ですけど,どうでした?
- トータス松本
- 1年間ね.いや,よかったんちゃうかな.あ,ツアーが大半やったからね.ずっと大半はツアーやったからね.夏ぐらいからずっと去年の年末までツアーに回ってましたからね.
- 光一
- ちょっと休暇を取ったという話を聞きましたが.
- トータス松本
- うん,そのツアーの前に休暇をちょっと取って.
- 光一
- 何してらっしゃったんですか?
- トータス松本
- あ,その後も休暇取ってるわ.休暇ばっかり取ってるわ.2月にも休暇とったわ.
- 光一
- その休暇は何をしてらっしゃるんですか?
- トータス松本
- 何してた?
- 光一
- ウルフルさんは.
- ウルフルケイスケ
- 僕はね,温泉に行きましたよ.
- 光一
- 温泉.
- 剛
- いいですね.
- ウルフルケイスケ
- 一人旅.
- 剛
- 一人旅.
- ウルフルケイスケ
- 理想の温泉ってあるじゃないですか.なんか高倉健さんがおるような.
- 光一
- おるような温泉ね.
- ウルフルケイスケ
- そういうの目指して行きましたよ.それでね,寂れたとこがよくて,寂れた駅で降りて,寂れたとこ行ったら,寂れすぎてた.何もなくて.
- 剛
- あまりにもひどかったと.
- ウルフルケイスケ
- すごい寂しい気持ちになった.
- 光一
- 電車で行くんですか?
- ウルフルケイスケ
- 電車とか車もあるんですけど.
- 光一
- でも,一人だったら寂しくないですか?
- ウルフルケイスケ
- まあ,酒と新聞と.
- 光一
- 渋いですね.トータスさんは?
- トータス松本
- 僕はね,都内でウロウロしてましたよ.家におって油絵描いたりね,してましたよ.
- 光一
- 油絵描かはるんですか?
- トータス松本
- ちょっと最近また描いてるんですよ.
- 光一
- どんな絵を?
- トータス松本
- 自分の顔.
- 剛
- 自画像.
- 光一
- 自分の顔.こういう人形みたいな顔になるんですか?
- トータス松本
- いや,僕が描く僕の顔は,こんな顔やないねんな.
- 光一
- 違うんですか?
- トータス松本
- だから,人にはこういうふうに見えてんのやな.でもね,けっこうね,やっぱり自分の顔がいちばん面白いよ.なんか毎日違うでしょ.鏡見て語りかけたりするでしょ?
- 光一
- しませんよ.
- トータス松本
- するやろ?
- 剛
- そこまでは.
- 光一
- 僕,仕事以外で鏡見ませんもん.
- トータス松本
- いや,するよ.僕,鏡あったら語りかけるけどね.
- 光一
- なんて語りかけるんですか?
- トータス松本
- 「元気か?」とか,なんか普通のこと.他愛もないこと.だから昔ね,初めて独り暮らしした時ね,僕んちは実家はね,7人家族で卓を囲んで飯を食う家だったんですよ.それが一人になったわけです,いきなり.寂しいもんやから,前に鏡立てて,鏡見ながら飯を食ってたな.食ってた,食ってた.食ってたよ,その頃は.
- 剛
- 寂しい.
- トータス松本
- でも,それぐらい寂しかったんかな?やっぱり.でも,自分の顔がね,やっぱり面白い.なんかいろんな意味で.そんなんで自分の顔描いたりね,するのが好きなのね.
- 光一
- 絵を描かはる.サンコンさんは何を?
- サンコンJr.
- 僕はね,ハワイに初めて行きました.
- 光一
- あら.
- 剛
- あら.
- トータス松本
- LOVE LOVEでもないのにね.
- サンコンJr.
- 関係ないやんけ.
- 剛
- ハワイへ.
- サンコンJr.
- 行って.けどね,ハワイに行く日に,成田空港に向かう途中に車で事故して.結局その日,飛行機乗れなかったです.
- 光一
- そうなんですか.
- 剛
- 事故って?
- サンコンJr.
- カツッってこすったぐらいやねんけど,「あかん,警察呼ぶ」って.
- 光一
- 向こうが.
- サンコンJr.
- 「ちょっと旅行が」「いや,警察呼ぶ」.
- 剛
- その日はもうパーになってもうて?
- サンコンJr.
- パーになって.
- ウルフルケイスケ
- 辛いな.
- 剛
- 辛いっスね.
- サンコンJr.
- だから何やねん?っていう話ですね.
- トータス松本
- 3時までドラムの練習するもんな.
- 光一
- それから行ったハワイ,どうでした?
- サンコンJr.
- ハワイね,いや,良かったっスよ.いろいろあるじゃないですか,カウアイやら.いちばん大きいハワイ島っていうところに行ったんですけど.
- 剛
- 何しました?
- サンコンJr.
- ほとんど車運転してたような気がする.
- 光一
- そう,ハワイで車に乗るの気持ちいいんですよ.
- サンコンJr.
- けど,ムチャクチャ恐いっスよね.車線が違うし,なんか道路すごい細いのにハイウェイって書いてて.みんなこんな細い道で120キロぐらいで飛ばしてるから.
- 光一
- ハイウェイただですしね.
- サンコンJr.
- 恐かった.
- 光一
- あと,赤でも右折は一時停止すれば.
- サンコンJr.
- そうそう.
- 光一
- いろいろ違うとこありますけどね.ハワイといえば拓郎さんですよ.ね?拓郎さん.もう一年ちょい経ちました.
- 吉田
- あれからね.あの時,トータスとつんくが,初めてハワイ来たって言ってたんだっけ?関西弁で.
- トータス松本
- そうそう.
- 剛
- マイタイ飲んでね.
- 光一
- マイタイまずかったっスね,あれ.
- トータス松本
- 飲んだね.うわ,思い出した.口の中があの味になってきた.
- 光一
- 思い出しますよね.
- トータス松本
- 思い出すよね.
- 吉田
- あれは哀しい日々でしたね.最後のなんか変なとこ行ってさ,変な踊りさせられたじゃない.最悪だったね,この番組.
- 剛
- 拓郎さんも槍投げましたやん.
- 吉田
- 俺,「ひどい番組に出演してるな」って思ったもん.あれはさんざんだったな.
- トータス松本
- いやいや,でもまあ,良かったじゃないですか.
- 光一
- おもろかったですよ.
- 吉田
- いや,今はそう言えるけど,俺は現場で腹立ったよ.
- 光一
- 「ハワイでこんなことさせるなよ」と.
- 剛
- 潜水艦とかね.
- トータス松本
- でも,母親は喜んでましたよ.
- 吉田
- あれね,家族は喜ぶんだよね.でも,俺たちはすごい辛いじゃない.あんなとこで踊らされてごらんよ.
- トータス松本
- いや,でもそれはハワイっていう場所がけっこう自分をフォローしてくれてましたけどね.
- 吉田
- いや,ハワイってそういうとこじゃないと思うよ.あんなとこで日本人踊っちゃダメだと思うんだ,俺.
- トータス松本
- いや,でも楽しかったんですよ.
- 吉田
- そうか.
- 光一
- まあ,ウルフルズの皆さん,それぞれね,あったということで.
- トータス松本
- いやいや,一人飛んでるよね.
- 光一
- いや,こう言ったらどういう突っ込みを入れてくるかな?って思ってちょっと待ってみたんですけど,何の突っ込みも来なかった.どうしようか思ったもん.
- 剛
- おいてけぼりされた.
- 光一
- 普通に「うんうん」って聞いてるからね.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,そのままでも面白いかと.誰にも後で気付かれずに.「なんか,あの人なんにも言ってなかったよね」とか.
- 光一
- それはそれでおいしいかなと.
- ジョン・B・チョッパー
- それはそれでね.それもありかなと.
- 光一
- 相変わらずですね.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,そんなことないっスよ.
- 光一
- 何してはりました?
- ジョン・B・チョッパー
- 僕ね,オーストラリアに行ってたんです.
- 光一
- あら.
- 剛
- あら.
- ジョン・B・チョッパー
- べつにね,笑わすつもりで言ってるんじゃないんです.いいでしょ?べつにオーストラリア行っても.
- 光一
- いいですよ,いいですよ.悪いなんて言ってないですよ.
- 剛
- 休暇なんですから行きましょう.
- ジョン・B・チョッパー
- だって,新婚さんとかいっぱい行ってるんですもん.
- 光一
- 行きましょう行きましょう.
- ジョン・B・チョッパー
- 僕も行ってもいいですよね.
- 光一
- オーストラリアのどこに?
- ジョン・B・チョッパー
- ゴールドコースト.
- 光一
- シドニーでもなくて,パースでもなくて?
- ジョン・B・チョッパー
- なんかね,右下のへんです.
- 光一
- 右下のへんですか.
- 吉田
- ハワイみたいなとこだよ.観光地で.
- 光一
- 良かったですか?
- ジョン・B・チョッパー
- 良かったですよ.
- 剛
- 行って何しましたん?
- ジョン・B・チョッパー
- 何で笑うんですか?
- 吉田
- いや,ねえ,剛,行って何したかって?
- 剛
- いやいやだから,日本では普段できへんような,せぇへんことを海外で.
- 吉田
- そうか.何したの?
- ジョン・B・チョッパー
- コアラを抱いて.
- 剛
- 普通や.普通や,それ.
- 光一
- コアラ抱いてたんですか?
- 剛
- 確かに日本では抱けませんけど.
- ジョン・B・チョッパー
- 日本でできないんですよ.
- 剛
- それ,ベタじゃないですか?やっぱりちょっと.コアラ抱いて帰ってくるのは.
- 光一
- 普通の観光客ですね.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,普通の観光客ですよ.だって観光しに行ってるんですから.でも良かったです,すごいなんか.
- 光一
- コアラ意外にでかいんですよね.びっくりしますよね.
- ジョン・B・チョッパー
- けっこうしっくりきて.
- 剛
- しっくりきたんや.
- 吉田
- それ珍しい人だよね.コアラ抱いた瞬間に,しっくりいくって.
- 剛
- あんまりね,思わないですけど.
- ジョン・B・チョッパー
- なんか,ベース持ってるよりなんか.
- 剛
- いやいや,それはベース持ってもらわんと.
- ジョン・B・チョッパー
- いやでもね,本当に可愛いんですよ.見たほうがいいですよ.
- 剛
- 確かに可愛い.僕らもね,パースっていうとこ行って.
- 光一
- 抱きましたよね.
- 剛
- あんましっくりとかね,そのへんはなかったですよ.
- 光一
- 意外にでかくてびっくりしたっていう.
- ジョン・B・チョッパー
- 何の感動もないですね.
- 光一
- いやいや,そんなことないですけどね.
- 剛
- カンガルーとか見ました?
- ジョン・B・チョッパー
- カンガルーも見ました.カンガルーにハエがたかってました.
- 光一
- それちょっと,オーストラリアのイメージ崩すじゃないですか.
- 剛
- どんなカンガルーなんですか?それ.
- ジョン・B・チョッパー
- いやいや.僕もピョンピョン跳ねてるもんやと思うじゃないですか.やっぱりイメージ的に.でもね,なんかダラーッとしてましたよ.ハエがビューッ.
- 光一
- おもしろ.
- 剛
- ハエがたかったカンガルーね,それはある意味いいもの見たいうね.滅多に見れないですからね.
- ジョン・B・チョッパー
- 楽しかったです.
- 光一
- さあ,LOVE LOVEなものいきたいと思います.撮ってきていただきました,デジタルスチルカメラ.
- 剛
- これは?
- 光一
- トロフィー?
- ウルフルケイスケ
- これは僕の部屋ですね.
- 光一
- これはウルフルさん.何のトロフィーですか?
- ウルフルケイスケ
- これはですね,アホアホ杯優勝ですね.
- 光一
- アホアホ杯?何ですか?それ.
- ウルフルケイスケ
- あのね,マージャンなんですね,
- 光一
- マージャン.
- ウルフルケイスケ
- マージャンが流行ってて.
- 光一
- 4人いればちょうどいいですよね.
- トータス松本
- そうそう.ツアー中からね,マージャン流行っててね.でも,ツアー終
わってるのに,まだツアースタッフらとたまに集まって「マージャンやろう」ってこと
になって.僕が自腹で作ったんですから,アホアホ杯トロフィー.
- 光一
- あのトロフィーですか?
- トータス松本
- そう.優勝した人がその日持って帰る.それでまた持って来て,次の優
勝に回してくっていう.甲子園の優勝旗みたいな.で,第一回がウルフルケイスケが優
勝したんですよ.
- ウルフルケイスケ
- これね,メチャクチャでかいんですよ.もうね,1メーターぐらい
.
- 光一
- 誰が強いんですか?メンバーの中では.
- トータス松本
- メンバーの中では,そんなに差はないんちゃうかな.
- 光一
- ありありですか?なしなしですか?
- トータス松本
- ありあり.マージャンやるの?
- 光一
- やりますよ.
- トータス松本
- 強い?
- 光一
- いや,イケイケです,僕は.
- トータス松本
- 大きいの狙う?
- 光一
- 狙います.
- トータス松本
- 誰かリーチかけても恐れずに?
- 光一
- 「おらぁ!!」.
- トータス松本
- 「当たってみろ!」みたいな.
- 光一
- そうです.
- トータス松本
- じゃあ,けっこうムラあるほう?
- 光一
- ありますね.
- トータス松本
- アホアホ杯どう?一回.
- 光一
- いいっスね.やりたいですね.なんでアホアホ杯なんですか?
- トータス松本
- なんやようわからん.なんか言いにくいしいいなと思って.
- ウルフルケイスケ
- 優勝すると,ちゃんとあそこに「第二回優勝」って名前がのって.
- 光一
- これでも家に飾るの嫌だな.
- ウルフルケイスケ
- 僕も部屋でね,じつはすごい邪魔なんですよ.
- 光一
- ね.邪魔そうですよ.さあ,続いて.これはちゃんと文字が.
- 剛
- 手書きやん,メチャクチャ.
- トータス松本
- アホアホ杯ね.
- 光一
- 第二回はやったんですか?
- トータス松本
- まだやってない.もうすぐやる.
- 光一
- はよやってほしいんじゃないですか?
- トータス松本
- はよ誰かに持ってって欲しいっていう.
- 光一
- 優勝したないやん,みんな.
- トータス松本
- そうやねん.
- 光一
- さあ,続いて.また?
- 剛
- アップやで.
- 光一
- これ,ちゃんと作ってありますね.注文して?
- トータス松本
- 注文して.てっぺんの女神が東を掲げてんねん.ないかな?送ってみ
て
.ほら,これこれ.
- 光一
- ちょっと光っちゃってますけど,あれ東なんですか?
- トータス松本
- 東やねん.もう一回送ってみて.ほらほら.
- 光一
- 素晴しい.
- トータス松本
- ええやろ?ごっつええねんな.
- ウルフルケイスケ
- でも,こういうトロフィーは世界に一個ですからね.
- 光一
- いいですね.なんでまた東なんでしょ?
- トータス松本
- 東しかなかってんな,トロフィー屋に.
- 光一
- あ,トロフィー屋に東あったんですか.
- トータス松本
- あった.
- 光一
- これを付けてくれと.
- トータス松本
- マージャン用のがあって.
- 光一
- こってますね,「割れ目でポンには負けねぇぞ」って感じですね.
- トータス松本
- そうよ.小さく頑張るわ.
- 光一
- さあ,続いては.亀?これはトータスさん?
- トータス松本
- これは僕じゃない.
- ウルフルケイスケ
- これは僕ですね.僕と松本君ね,両方とこで飼ってて,兄弟亀.
- 剛
- 兄弟亀なんですか?
- ウルフルケイスケ
- 同じ親から.最近やっと冬眠から目覚めて.
- トータス松本
- え?もう目覚めてる?俺んちまだ.
- ウルフルケイスケ
- あ,そう?
- 光一
- 亀は冬眠の時はどうなってるんですか?
- ウルフルケイスケ
- ジーッと.
- 光一
- 隠れてます?
- トータス松本
- 時々なんかやってるけどね,じっとしてるね.半年間ぐらい.
- 光一
- 飯食わないんですか?
- トータス松本
- ぜんぜん食わへん.水もほとんど濁らへん.
- 剛
- おもろいですね.
- トータス松本
- 我を殺してるね.で,5月ぐらいになると,ようやくまた.
- 光一
- なんで亀なんでしょう?
- ウルフルケイスケ
- これね,友達が亀の孵化に成功したんです.
- トータス松本
- そうそう.
- ウルフルケイスケ
- それで,いっぱいの人が亀もらって.でもみんな途中で挫折したり
死んじゃったりして,けっきょく僕と松本君の亀だけ残ってる.10年以上.
- トータス松本
- そうそう,10年以上.
- 光一
- 名前つけてます?
- ウルフルケイスケ
- 僕のカメハメハ.
- トータス松本
- うそつけ.初めて聞いたやんけ.10年付き合ってきて初めて聞いたわ.
- ウルフルケイスケ
- あのね,言えなかった.
- 光一
- 拓郎さん,どうですか?亀は.
- 吉田
- ダメ.僕,爬虫類ダメ.なんかね,考えてそうじゃない.動きが鈍い人ってさ,
じっと見てるとみてるぞって感じで.だからすごいダメ.ヘビとかカメとかぜんぜんダ
メ.
- 光一
- ジョン・Bさん,亀はどうですか?
- ジョン・B・チョッパー
- 亀ですか?いいんじゃないですかね?僕は飼わないですけ
ど
.
- 吉田
- 君さ,来週から僕の変わりにここに座ってるっていうのはどう?すごく面白い
.
俺,見たい.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,拓郎さんと一緒のギャラをもらえるんやったら.
- 光一
- なるほど.
- 剛
- そうですよね.
- 吉田
- 細かいなぁ.
- 光一
- トータスさんのとこの亀はなんていう名前?
- トータス松本
- うちのは,ほんまに名前はないんですよ.恥ずかしがって言わんじゃな
くて.っていうかね,名前つけるほどのものでもないんやな,亀って.呼ぶことがない
し,まず.
- 光一
- 呼んでも応えへん.
- トータス松本
- 呼びがいのない,要するに張り合いないんですよ.
- 吉田
- 亀がさ,名前呼んでプッと振り向いたらびっくりするだろうね.
- トータス松本
- そのほうが嫌ですね.
- 光一
- 雄?雌?
- ウルフルケイスケ
- 不明.
- トータス松本
- 俺は見分けてんな.どっちやったか忘れた.見分けて,「あ,わかった
」って思ってんけど忘れたな.どっちかが多いねんな.
- 光一
- 続いて.
- 剛
- これ,「この人探してます」って感じやな.
- ウルフルケイスケ
- すごいしっくりいってるね.
- トータス松本
- 10年飼ってるみたいな.名前付いてそうな感じやもんな.
- ジョン・B・チョッパー
- これね,エンゲルスっていうんですよ,名前が.
- 光一
- しっくり行ってますわ.
- トータス松本
- この写真って,向こうの人に撮ってもらったの?
- ジョン・B・チョッパー
- そうです,向こうの人に.
- トータス松本
- 写真屋さんみたいのに.だって,後ろ絵やもんな.
- 光一
- ほんまや.
- ジョン・B・チョッパー
- 周りに木が何本か立ってて,そこにコアラが10匹ぐらいおっ
て
.そのお姉ちゃんが持って来るんですよ.これね,僕,2飼い行ったんですよ.一回目
ね,どうも写真写りが悪くてね.
- 光一
- 気にするわけですね.
- ジョン・B・チョッパー
- いや,イメージがあったんですよ.このコアラ抱いてるね.
す
ごいイメージができ上がってて.それで一枚撮りに行った時に,どうも表情とか角度と
か違うなと思って.その日はでも,コアラって一日ちょっとしか働いてくれないんです
よ.
- 光一
- みたいですね.
- トータス松本
- 微妙に微笑んでるもんな.
- 吉田
- これはじゃあ,気に入ってる写真っていうことですか?
- ジョン・B・チョッパー
- 気に入ってますね.
- 吉田
- 自信があるやつね.
- トータス松本
- 焼けてるなぁ,でも.
- 剛
- 焼けてますね.
- 吉田
- これ今,何考えてるの?
- ジョン・B・チョッパー
- そのイメージに近づけよう近づけようと.
- 吉田
- モデルのつもりなんだ.
- ジョン・B・チョッパー
- そうですね.まあ,べつに意味はないんですけど.
- 光一
- イメージを作ってるわけですよ.
- 吉田
- 前もウルフルズの時もさ,ベースの人はこういう人がいいとか話したじゃない.
- トータス松本
- したした.
- 吉田
- スパイダースにもいたし,ストーンズにもいると,こういうベース.こういうミ
ュージシャンもあんまりいないよね.
- 光一
- コアラを抱く男.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,みんなやってるんじゃないですか?
- 吉田
- やったとしてもね,こういう出来上がりにならない.
- トータス松本
- たしかに.
- 光一
- やっぱええ味出してますよね.さあ,続いていきましょう.
- ジョン・B・チョッパー
- これも僕ですよ.
- 剛
- 皮パンが.
- ジョン・B・チョッパー
- これもね,写真写りを.
- 剛
- 皮パンって,もうちょっとバックが渋めの.これ,すごい日曜日じゃないですか
.
- トータス松本
- 洗濯バサミずらーなってるしね.
- ジョン・B・チョッパー
- 僕もこの番組のために,ちょっとでもいいかなと思えるのを
考
えたんです.
- 光一
- で,これは何がLOVE LOVEなんですか?
- ジョン・B・チョッパー
- 最近ね,30にして初めて皮パン買ったんですよ.
- 剛
- 皮パン買うて.
- ジョン・B・チョッパー
- 牛ですよ.
- 光一
- 牛ですか.
- ウルフルケイスケ
- 一緒に皮パンデビューしちゃった.
- 吉田
- これは.こういうほうに吊したほうがよかったのかな?
- 光一
- 普通に床に置いて撮ればいいいじゃないですか.
- ジョン・B・チョッパー
- 僕はもう,このシチュエーションしか思い付かなかった.
- 吉田
- これしか思い付かなかった?最初に浮かんだのがこれなわけね.
- 剛
- よりイメージに近くということですね.
- 光一
- はい,続いて.車.
- サンコンJr.
- これは僕ですね.
- 剛
- これで?
- サンコンJr.
- これで事故ったんですよ.
- 光一
- これで擦ってもうたんですね.
- サンコンJr.
- けどね,昔から,車乗るんやったらこの型って決めてたやつがあって,
やっと念願がかないました.っちゅうことです.
- 光一
- でも擦ってもうた.
- サンコンJr.
- 擦ってもうた.
- 光一
- 傷いきました?
- サンコンJr.
- バンパーだけね.
- ジョン・B・チョッパー
- どこがいいの?形?
- サンコンJr.
- 形.
- 吉田
- この人は,身もフタもない人だねぇ.
- トータス松本
- 聞かないですよね,普通そんなことね.
- 光一
- 車好きですか?
- サンコンJr.
- 運転するの好きですね.
- 光一
- 僕も大好きですよ.
- サンコンJr.
- 音楽メチャクチャでかくしたりとかして.終わってしまった.
- 光一
- 車が趣味.いいですよね.これは?犬?
- 剛
- 猫や.どう見ても猫や.
- トータス松本
- 猫やわな.
- 剛
- メチャまぶしそうですけど.
- 光一
- ほんま,まぶしそう.
- トータス松本
- 味のある顔してるでしょ.これうちの猫なんですけどね.
- 剛
- 名前は?
- トータス松本
- 名前は総司.
- 光一
- ソージ?なんでそんな名前なんですか?
- トータス松本
- 沖田総司の総司.
- 光一
- 可愛いっすね.
- トータス松本
- これね,8キロあるの,体重.
- 光一
- おデブちゃんや.
- トータス松本
- すげえ重いよ.
- 剛
- すごいですよね,8キロいうたら.
- 光一
- デブ猫もまた可愛いんですよね.
- トータス松本
- これはいい感じですよ,こいつ.おもろいっスよ.
- 光一
- おもろいっすか.
- トータス松本
- すごいいい奴.
- 光一
- 悪さしません?
- トータス松本
- するけど,そのなんて言うかな?嫌な悪さはしぃひんね.
- 光一
- 寝てる時とかに上にのっかられて,8キロあったら.
- トータス松本
- すごいよ.息上がるね.でも,よくそれやるんやな.猫好き?二人と
も
.
- 光一
- もう大好きです.でも猫アレルギーなんですよ.
- トータス松本
- どうなるの?猫アレルギーとかって.くしゃみが出るの?
- 光一
- くしゃみと,目がかゆくなって.でもすげえ好きなんですよ.さわりたくてさわ
りたくてしょうがないんですよね.
- トータス松本
- それ,花粉症みたいに注射で直らへんの?
- 光一
- 直るんですかね?大好きなんですよ,猫.
- トータス松本
- そうかそうか.
- 光一
- 猫が大好きなんですよ.
- 剛
- 聞いとる.誰もが「ああ,そうか」思ったよ.
- トータス松本
- そのコーラ,酒入ってんとちゃう?
- 光一
- ただのコーラですよ.好きやで.
- 剛
- わかってるよ.
- 光一
- 拓郎さんは猫が好きじゃないんですよね.
- 吉田
- 僕は猫はもうね,本当に嫌い.もうこれだけは絶対ダメ.猫はどんなに,すげえ
可愛い女の子でも,猫つれてたら嫌いになる.
- 光一
- なんでそんなに猫嫌いですか?
- 吉田
- 猫ね,図々しい,態度が.
- 剛
- 単独行動生物ですからね.
- 吉田
- 前にも話したけどさ,車なんかで本当に目の前に道路かなんかに寝そべってる猫
がいて,日向ぼっことかしてるわけ,道路暖かいから.車でプップッて鳴らしても絶対
どかないよ,猫って.ジーッと「なんだ?馬鹿」みたいな感じで.降りてって「しっ
」ってやらないと.それでもなかなか.あれがね.
- 光一
- それが可愛いんじゃないですか.
- 吉田
- あれがものすごい侮辱されたような気がするよ.あそこが嫌なの.犬だと「キャ
ンキャン」って逃げてくけど.
- トータス松本
- だけど,そういう人をナメきった態度がいいんじゃないですか,猫は.
- 吉田
- 俺ね,ダメ.ナメ切られると腹立つの.
- ジョン・B・チョッパー
- プライド高いですね.
- 吉田
- 高い?それぐらいでプライド高いの?俺.そしたら俺のプライドって猫相手に
してるようなもんだから,大したことないじゃない.
- 光一
- 俺,この写真,1時間ぐらいずっと見とけますわ.
- トータス松本
- いいでしょ,これ.
- 光一
- メチャ可愛いですよ.俺,猫好きなんですよ.
- トータス松本
- わかってる.
- 剛
- だいぶわかってる.
- 光一
- またこれ.
- 剛
- ガラ悪そう.
- 光一
- アホ面ですね.
- トータス松本
- うちのアホ猫なんです.
- 光一
- 目つき悪いっスね.
- 吉田
- こういうの許せないんだよ.これ,プライド傷つかない?
- ジョン・B・チョッパー
- いやいや,普通はもっとおおらかに「可愛いな」って.
- 吉田
- これを?これは明かに挑戦してるだろ?
- ジョン・B・チョッパー
- でもブライドが高いというより,対等に見てるんですかね?
拓郎さんは.
- 吉田
- 猫と?じゃあ,プライドないじゃない.これすごい目だなぁ.
- 光一
- これ,名前はなんて?
- トータス松本
- これ,ドロシー.女の子.
- 光一
- これは雑種ですか?
- トータス松本
- 超雑種.
- 光一
- ちょっとアメショー的な.
- トータス松本
- ぜんぜんそんなことないよ.汚い柄やで.虎猫の普通の.
- 光一
- 俺,猫好きなんですよ.
- トータス松本
- わかった,わかった.覚えとくわ.
- 光一
- さあ,ということで,LOVE LOVEなものはこれぐらいにしたいと思います.続い
て
はガチャガチャマシーン.ドンッ.じゃあウルフルさんに回していただきましょう.質
問が入っております.
- トータス松本
- 光一君だんだん壊れて来たね.
- 光一
- そうですか?最近よく言われるんですよ.してやったりだな.
- トータス松本
- なんや?それ.
- 光一
- 「今では忙しいスケジュールが続いているウルフルズの皆さんに質問です.それ
でも昔は貧乏な生活をされていたそうですが,あの時には戻りたくない,という時代が
あったら教えて下さい」.
- トータス松本
- うーん?
- 光一
- あったら教えて下さい.
- トータス松本
- あるやろな.
- 光一
- まあ,ようある話ですけど,「こんなバイトした」とか.
- 剛
- 「あのバイトはちょっとしんどかった」みたいな.
- ウルフルケイスケ
- でもね,その時はそれなりに楽しんでましたよ.ビデオ屋でバイト
してて,たまたまファンの子が来たんですよ.僕の名札に「見習い中」って書いてあっ
て,ちょっと.
- 光一
- 恥ずかしいですよね.
- ウルフルケイスケ
- でも,それなりに楽しんでましたよ.
- 光一
- それはそれで.何かありますか?
- サンコンJr.
- その頃はみんなバイトしてて,僕はハンバーガーショップの夜間清掃員
で.
- 光一
- ヤカン?
- 剛
- 夜間.
- 光一
- 夜ね.
- サンコンJr.
- それ,けっこうきつかったよ.
- 剛
- 何時〜何時なんですか?
- サンコンJr.
- 12時から朝の6時.
- 剛
- きついっスね.
- サンコンJr.
- レコーディングしてて,「すいません,今日バイトなんで」ってレコー
ディングの途中にバイト行ったりとかしてたりして.
- 光一
- そんな時代があったんですね.
- トータス松本
- あとね,レコード売ったわ,けっこう.レコードとかCDをね,中古屋も
ってってよう売ったわ.「なんぼなります?」いう感じで売ってたわ.だから,「あの
レコード聞きたいな」と思ってみたら,あれへんっていうのがあるねん.「あ,売っと
るわ,あの時に」っていうのがあんねん,けっこう.
- 光一
- ジョン・Bさんあります?
- ジョン・B・チョッパー
- 僕もバイトしてて.僕,警備員.よく道路で工事中の時に.
- 剛
- 赤いの振って.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,良かったですよ.
- 剛
- 雨の日とか,寒い日って大変そうじゃないですか.
- 光一
- ずっと立ってなあかんし.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,最近もなんかね,バイトとかしたいなと思いますね.
た
いがい昼からじゃないですか,僕らって.スタジオとか.昼までね,喫茶店の厨房とか
.
- 剛
- また違ったベースさばきも生まれるかもしれませんね.
- ジョン・B・チョッパー
- まあ,そのへんにしときましょう.
- 光一
- そんな時代もあった皆さん.もう一ついきたいと思います.回して下さい.
- ウルフルケイスケ
- はい.
- 光一
- 「ロックバンドの中で,きっと唯一メンバー間の仲の良いバンドということでは
定評のあるウルフルズの皆さんに質問です.せっかくなので,ここで思いっ切りメンバ
ーの悪口を面と向かって言ってみましょうよ」.すごい質問だ.
- トータス松本
- 質問じゃないがな.悪口ね.でもね,僕が思うにね,僕に対する悪口が
一番あると思うよね.みんな持ってると思うね,僕に言いたいことっていうのがね.
- 光一
- そうですか?
- トータス松本
- それ言われたら,僕たぶん泣くけどね.
- 剛
- へこんでね.
- トータス松本
- へこむやろうね.
- 光一
- まあ,悪口っていうか,「こいつのここは直して欲しい」みたいなとこあります
?
仕事面でも私生活面でも.
- トータス松本
- でも,ちっちゃいことよ,そんなんは.ちっちゃいちっちゃいことが気
になるようになってくんのやろな.
- 光一
- 例えば何でしょう?
- トータス松本
- 例えばほら,マジックあるやん.サインとかすぐせなあかん時いっぱい
あるんですよ.あるでしょ?色紙がいっぱい置いてあって.でね,このジョン・B・チ
ョッパーはキャップをしない,マジックに.書き終わった後で.だから,僕が「書こう
かな」と思ったらキャップが開いてて,すでに.「あ,開いてるわ」ってもう書けない
.そういうこととかね.
- 光一
- 細か.
- トータス松本
- でもなんかね,言うのも何か,言うほどでもないような気がして.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,最近閉めてるでしょ?
- トータス松本
- 閉めてる閉めてる.直ったね.
- 光一
- なんで閉めんかったんですか?
- ジョン・B・チョッパー
- どうでしょうね?乾燥させようとかは思ってないですよ.
- 光一
- 思う人いない,いない.
- ジョン・B・チョッパー
- 多分そういう習慣がなかったんでしょうね.それは母親のせ
い
やと思います.
- 光一
- そんな母親のせいにしたらあかんじゃないですか.
- ジョン・B・チョッパー
- まあ,いちばん多分ね,だらしないからね.
- 光一
- 逆にジョン・Bさん何かありますか?
- ジョン・B・チョッパー
- 僕ですか?それはサンコンでしょ,やっぱり.
- 光一
- サンコンさん,何でしょう?
- ジョン・B・チョッパー
- やっぱり高い車乗ってますからね.
- サンコンJr.
- ちょっと待ってぇや.
- ジョン・B・チョッパー
- あんなん乗らんでもね.
- 光一
- そんなええやないですか.
- トータス松本
- 車ぐらいね.
- 剛
- 自分の乗りたいの乗って.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,いちばん年下じゃないですか.
- サンコンJr.
- 身分をわきまえろと?
- ジョン・B・チョッパー
- やっぱり上下関係.
- 光一
- ご自分も買ったらええやないですか.
- ジョン・B・チョッパー
- そうですね.でも,今,買おうと思ってるんですよ.ほんま
で
すよ.まあ,サンコンのそういうとこかな.
- 光一
- そこをムカつかれてもね,趣味の世界ですから.サンコンさんは何かありますか
?
- サンコンJr.
- 僕ね,しょっちゅうじゃないですけど,スタジオで煙草たくさんすうじ
ゃないですか.ウルフルケイスケがギュッって消した後って,だいたいニョロニョロっ
て.
- トータス松本
- ああ,そうそう.
- サンコンJr.
- 消え切ってないんですよ.それをいつも「言ったほうがええのかな?」
っ
て思うねんけど,「こんなことで言う俺も俺やな」みたいな感じで.
- トータス松本
- そうです.俺ら几帳面やな.わりと携帯灰皿とか持ち歩いて.
- ウルフルケイスケ
- 気ぃ付けますわ.
- サンコンJr.
- 消し方がね,たぶん半分に折って消すから全部消えないんですよ.ちゃ
んとジュッと消したら消えますよ.
- トータス松本
- それか,火ダネをね,一回ね,ちょん切らなあかんねん.ちょん切って
押さえんとおかんよね.
- 光一
- 煙草の火の消し方講座.ウルフルさんは何かありますか?
- ウルフルケイスケ
- 僕もジョン・B・チョッパーですね.あのね,僕の頭すぐ小突くん
で
すよ.
- ジョン・B・チョッパー
- でも,あれは愛情表現っていうやつで.
- ウルフルケイスケ
- あとね,これもジョン・B・チョッパーになんですけどね.僕が昔
,
旅行に行ったことがあって,そこのモンキーセンターでね,僕の写真入りの絵皿を作っ
てきて,それをお土産であげたんですよ.もう粗末な扱いで,家に行ったら.
- ジョン・B・チョッパー
- そのお皿に写真が写ってるんですよ,猿持った.
- 光一
- 自分も持ってはるやないですか.
- ジョン・B・チョッパー
- そんなん僕の家にあって何に使います?だから僕,電子レン
ジの横に置いてて,開けた時に「熱!!」っという時にそこに落とすんです.
- 剛
- 受け皿というか.
- トータス松本
- それで充分だとおもう,俺も.その皿の用途はそれで充分だと思う.
- ジョン・B・チョッパー
- そんなもんでしょ?
- トータス松本
- そんなもん,そんなもん.
- 光一
- たしかに困りますね.
- 剛
- 皿やろ.使い道迷うがな.
- トータス松本
- 今度だから,ケイやんが家に来た時に,それで飯出したったらええわ.
オムライスかなんか.そしたらケイやんが「見たことある皿かな?」と思って食ってる
と,自分の顔が最後に出てくる.嫌な気分で.
- ジョン・B・チョッパー
- カレーとか.
- トータス松本
- そうやってもてなしたったらええねん.
- ジョン・B・チョッパー
- 僕は言われる筋合いないです.
- 光一
- おもろいグループやわ.はい,じゃあガチャガチャマシーンはこのへんにしたい
と思います.良かったんじゃないですか?言いたいこと言えて.
- トータス松本
- 初めて聞くことっていっぱいあるんですよ.番組のおかげで.
- 光一
- いいことですね.さあ,次はLOVE LOVEな歌いきましょう.じゃん.
- トータス松本
- これですね.憂歌団.「胸が痛い」っていう曲ですね.
- 光一
- なんでまたこの曲が?
- トータス松本
- これやっぱり憂歌団っていう大阪出身のブルースバンドっていうかね,
すごい真似しづらい味わいをもったバンドとして,やっぱりすごい尊敬してるんですね
.僕ら,前回,前々回と,わりと明るい曲をやったんで,今回ちょっと渋いかもしれへ
んけど,ぜひ歌ってみたいなと思って.
- 光一
- 渋い曲ですよね.これをウルフルズさんが歌うとどうなるのか,見ていただきた
いと思います.それではスタンバイよろしくお願いします.
- 一同
- よろしくお願いします.
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