#012
HomePageだけの特別編集版 藤あや子編
- 光一
- さあ,それでは今年最初のゲストを紹介しましょう.藤あや子さんです!!
- 藤
- こんばんは.よろしくお願いします.
- 光一
- もう,なんですか,もう.
- 剛
- すごいっスねぇ.
- 光一
- お綺麗ですね.
- 藤
- いやぁ,似合いますね.
- 光一
- いや,なんか,こいつ無理がありますよね.
- 剛
- アホか!? おまえ.何がやねん!?
- 藤
- いや,可愛い可愛い.
- 光一
- もっとね,遊び人ていう感じなのはシノラーなのよ.
- 篠原
- なんですかー!? 見て下さーい!
- 剛
- 君,それ,七五三やね.
- 藤
- 可愛い.
- 篠原
- イェーィ! 楽しいですぅ.
- 光一
- ほんま,何者やねん? 君は.
- 剛
- っていうかね,シノラーも派手なんですけど,もう一人派手な人が.(高中さん)
今 日,ちょっと裏見せてもらえません? 裏.
- 光一
- この前ね,裏,真っ白だったんですけどね.
- 篠原
- スクスクですわ.見てください.素晴しいです!
- 光一
- シノラーが描いてんな.
- 篠原
- シノラーが描きました,徹夜で.素敵!
- 光一
- また徹夜かいな?
- 剛
- カッコよく仕上がりましたね.
- 光一
- まあ,今回はですね,前,拓郎さんが一人だけ着物でしたから,僕たちもちょっと着ようかなと思って.
- 吉田
- ご協力ありがとうございました,どうも.
- 藤
- 素敵ですね.
- 光一
- 今日はもう,藤さんゲストですから.
- 吉田
- いや,もう.
- 剛
- メチャクチャね,今日,テレてますね.
- 光一
- よろしくお願いしますよ.
- 剛
- かなりテレてますね.
- 光一
- はい,というわけで,今日はよろしくお願いします.
- 藤
- よろしくお願いします.
- 吉田
- いや,今日は本当にいい日だね.
- 光一
- まあ,さきほどからですね,もう,あや子さんがですね,「拓郎さんテレちゃって可愛いですね」って言ってらっしゃったんですよ.
藤- 失礼なんですけど,本当に可愛いですね.
- 剛
- やっぱり今年ね,一発目のゲストですから,やっぱり「拓ちゃん」て呼んでもらってね.
- 光一
- そうですね.言っていただけましょうか.
- 剛
- あや子さん,申し訳ないんですけれども,「拓ちゃん」て一言.
- 藤
- よろしいですか? 「拓ちゃん」.(拓郎さんテレまくり)
- 藤
- すいません.
- 光一
- いやいや,どうですか? 気分は.拓郎さん.
- 吉田
- どうしたらいいかわかんない.
- 光一
- わかんないですか.
- 藤
- いや,でもね,私もね,テレビでね,本当にいつも見させていただいて.
- 光一
- ありがとうございます.
- 藤
- 本当に大好きになりました,拓郎さん.本当に可愛らしい方でね.
- 剛
- あ! テレてる!!
- 光一
- もうね,拓郎さんもどうしていいかわからないですから.まああの,あや子さんは今日はお着物ですけれども.
- 剛
- そうですね.
- 光一
- 普段はいったいどういった格好を?
- 藤
- 普段はですね,ぜんぜん違う格好ですね.
- 光一
- ぜんぜん?
- 藤
- 髪の毛も今はアップしてますけれども.
- 光一
- ちょっと赤色がお綺麗で.
- 藤
- ちょっと赤いし.あの,音合わせの時の格好ですか.あんな,髪の毛おろして.ですから,普段はどこを歩いてても,ほとんど私ってわかってくれる人は少ないんですよ.
- 光一
- あ,もう普通に洋服着て,着物じゃなしに?
- 藤
- ええ.もうどこ行ってもぜんぜんバレなくって.
- 剛
- あ,そうですか.
- 藤
- すごく楽ですよ.
- 光一
- まあね,この着物で街歩いてたら,もう一発でわかりますからね.
- 藤
- そうですね.でも,場所によっては,ちょっとこれから出勤かな?って間違えられる場合もありますね.
- 光一
- あ,そうですか.出勤か.なるほどね.まあ早速なんですけども,あや子さんのLOVE LOVEなことについて.
- 藤
- そうですね,あの,最近はドラゴンがすごく好きで.
- 剛
- ドラゴン?
- 藤
- あの,Kinkiのお二人もよくドラゴンのジャンバー.
- 剛
- スカジャンですか?
- 藤
- スカジャン.あれ,大好きで.あの,ここに来る途中にすごい洋服屋さんがあるんですよ.あの,ちょっとした商店街ありますでしょ.あの並びにね,なんか,とても普段は入りそうにない洋服屋さんがあって.で,そこにドラゴンのスカジャンがあって.もう急いでそこで買って.赤と黒と紺と紫.
- 光一
- 赤,黒,紺,紫.そんなに買ったんですか?
- 藤
- まとめて買っちゃったの.
- 剛
- そんな好きなんですか?
- 光一
- 普段あや子さんが?
- 藤
- 着るスカジャン.
- 光一
- え!?
- 藤
- え? なんで?
- 光一
- なんか.
- 剛
- シブいっスね.
- 藤
- なんか問題あります?
- 吉田
- いや,もうそれは.スカジャンでしょ? これはもうね.
- 光一
- なんスか? 「これはもう」?
- 吉田
- いや,スカジャンがいいですよ.
- 光一
- スカジャンがいいですか?
- 吉田
- うん.もう,たくさん買って下さい.
- 藤
- そうですよね.
- 光一
- でも,なんでドラゴンが好きなんですか?
- 藤
- なんでかな? やっぱりあの,たまたま私はレコーディングがシャングリラっていって,やっぱりドラゴンがバァーッて描いてある.
- 光一
- 壁に?
- 藤
- 壁に.そこのドラゴンをいつまナデナデすると,なんか.
- 光一
- ナデナデ.拓郎さんもナデナデしてほしいですよね.
- 吉田
- いや,だから,そのドラゴンをなでるといいことが.
- 藤
- いいことがあるんですよ.
- 吉田
- それですよ.
- 光一
- それですよ?
- 藤
- それですよ.
- 光一
- いいことがあるんですか?
- 藤
- そうなんですよ.
- 剛
- そうなんですか.
- 光一
- それはレコーディングスタジオなんですよね?
- 藤
- スタジオで.
- 光一
- 例えば,なんて言うんですか? レコード出した時に.
- 藤
- そう,すごく順調に売り上げが伸びるとか,いろいろいいことがあるし.なんか,可愛いじゃないですか,ドラゴンて.上昇するっていう感じで.
- 光一
- でも,けっこうよーく見ると恐い顔してますよ.
- 藤
- 恐い顔してますね.私も絵で描いてみたんです,自分で.でも,あれってなんか難しいですね.
- 剛
- それは難しいですよ.
- 光一
- 意外ですけど.
- 藤
- そうですか?
- 剛
- いや,イメージにないですもん.
- 藤
- このあいだもスカジャン着て,ある人のコンサート行ったんですよ.
- 光一
- コンサートへ?
- 藤
- うん.それはタオルがパッと飛び散るっていうコンサートなんですけど.わかんないかな?
- 剛
- タオルが飛び散るって?
- 藤
- いやあの,全員でね,バスタオルをボンッて放り投げてっていう盛り上がるコンサートに行ってきたですよ.
- 光一
- あ,あや子さんが?
- 藤
- 行ってきて.
- 光一
- もう,あや子さんがオリャァ!!って?
- 藤
- だから,そのスカジャンを着て行ったんですけれども,やっぱりぜんぜん,べつにサングラスしなくても,そのまんまでも誰もわかんなくて.私,タオル持ってくの忘れてて.そしたら,となりのリーゼントのお兄ちゃんが,「使いな」って言ってくれて.
- 光一
- 「使いな」.
- 剛
- 「使いな」て.
- 光一
- あや子さんに.
- 藤
- そうそう.「会場に入る前に買うんだよ,こういうもんは」とかって言われちゃって.「あ,は,はい」とか言いながらそれをポンポン投げてたら,ずっと前に飛んでっちゃってタオルどっかいっちゃった.すいませんでした.
- 光一
- いやいや.そうなんですか.そんな活発なことを.
- 藤
- いや,私,普段はすごいんです.
- 剛
- 普段,動きそうにないですよね.
- 藤
- そう?
- 剛
- なんか,家に帰ったら,ちょっとコンセントとかに充電とかしそうじゃありません?
- 光一
- それは君やろ? それ,おまえやがな.
- 剛
- 拓郎さん,なんか無口ですね,今日.
- 吉田
- いや,っていうか,やっぱり僕たちは着物とかそういうのにモロいんですよ.
- 光一
- 拓郎さん着物好きですか?
- 吉田
- いや,好きですよ.
- 光一
- クルクルクルクルクルクルって.
- 吉田
- いやいや.
- 剛
- クルクルクルクルは違うで!! それは違うで.「近う寄れ」や.なんかね,拓郎さんがね,あれですって.スタッフの人になんか,無理なお願いを.
- 吉田
- え?
- 藤
- え?
- 剛
- 無理なお願いというか,なんかいろいろ言うてたらしい.押してることがあるらしいんですよ.
- 吉田
- また変なこと言うんだろ.
- 剛
- いやいや,なんかね,あや子さん関係なんですよ.
- 藤
- え? なんでしょう?
- 吉田
- また変なこと言う.
篠原- イェーィ!! ジャジャジャーン!! ちょっと拓郎さん,構ってくださいよ.
- 吉田
- いや,ちょっと今日はね,君どころじゃないんだよ.
- 篠原
- なんですか!? ちょっと冷たいですわ.
- 光一
- これはお酌?
- 篠原
- お酌です.
- 剛
- いや,拓郎さんがね,なんか「お酌して欲しい,お酌して欲しい」言うてね.
- 篠原
- いやぁ,拓郎さんテレてます.
- 剛
- なんか言うてはったらしいんですわ.
- 光一
- そうですか.
- 篠原
- あらー,羨ましいです.
- 藤
- あ,本当にお酒だ.
- 吉田
- うそ?
- 光一
- あら,お酒ですよ,拓郎さん.
- 篠原
- いやぁ,そうですぅ!!
- 吉田
- おまえ,うるさいなぁ!!
- 藤
- じゃあ,ぜひ拓郎さん.一杯どうぞ.
- 光一
- あらららら.
- 吉田
- ええ!? ちょっとこれ,大丈夫かな?
- 藤
- どうそどうぞ.
- 光一
- いいですね.
- 剛
- 嬉しそうですね.
- 藤
- はい.
- 吉田
- 美味しい.
- 光一
- これは,なんかスタッフにお願いしてたんですか?
- 吉田
- 今日,もうやめよう! もう,飲もう! あ,これ本物だ.
- 光一
- 本物ですよ.水じゃないですよ.
- 吉田
- ちょっとまだこれからなんか.
- 剛
- 拓郎さんなんか「いやぁ,ビールでも飲みながらやりたいね」って言ったじゃないですか.
- 吉田
- 今日あの,新年会あるでしょ.
- 光一
- 収録が全部終わった後に.
- 吉田
- 僕たちはあの,オールスターズのみんなといつも藤さんの話をしてて.
- 藤
- え? そうなんですか?
- 吉田
- お越しいただいたら,そのまま帰さない.新年会まで.そっちがメインだっていう話もあって.もう,みんなすごい期待してるんですよ.
- 藤
- まあ,どうぞもう一杯.
- 吉田
- いや,僕,酔っちゃうから.
- 光一
- いやいや,もう酔っちゃうぐらいがいいじゃないですか.
- 剛
- 拓郎さん嬉しそうですなぁ.
- 吉田
- これ,なんかお店にいるみたいで.ちょっと勘弁してくれますか.
- 光一
- こんな綺麗な方がお店にいたらね.
- 吉田
- そう,本当にね.
- 光一
- そうですよ.
- 吉田
- ちょっと静かにしてよう.
- 光一
- で,あの,なんか最近,異常にLOVE LOVEなものがあるって聞いたんですけども.
- 藤
- まあ,異常にっていうか,みんなでね,カラオケする時に盛り上がるために,コスプレ.
- 光一
- ん?
- 藤
- いろんなその.
- 光一
- コ,コスプレ?
- 藤
- コスプレ.
- 光一
- 看護婦とか?
- 藤
- いやぁ.
- 光一
- そういうことちゃうの?
- 藤
- まあ,そういうことなんですけど.いや,そういう看護婦とかじゃなくて,アニマル系.
- 光一
- アニマル系?
- 藤
- アニマル系.お猿さんとか.
- 光一
- え? あや子さんがそういう猿のかぶりものとか?
- 藤
- 猿のかぶりものとか.
- 剛
- ええ!?
- 光一
- ちょっと今ね,モニターに出ましたけども.
- 藤
- いや,これは可愛いでしょ?
- 光一
- これがあや子さんですか?
- 藤
- これ私.ぜんぜん違和感ないでしょ?
- 剛
- いやいやいや,あんだけ鼻でかかったら違和感ありますわ.
- 光一
- え? これは何故にこういう格好を?
- 藤
- だって普通に歌っても,いつもほら,真面目に歌ってるじゃないですか.ですから,みんなで集まった時は,自分の歌をこういう格好で歌うんですよ.で,レーザーディスクは,自分の着物を着てるプロモーションビデオを流して,その横でこういう格好で歌うんですよ.すると,すごい面白いの.
- 光一
- 面白いんですか? へぇー.こんなことやってらっしゃるんですか?
- 藤
- いや,面白いですよ,これ.今,すごい一番LOVE LOVE.
- 光一
- こういうことをして,カラオケとかでみなさんと飲んだり?
- 藤
- まだいっぱいあるんですよ,なんか.お猿さんとか,あとお相撲さんのあの.
- 光一
- ああ,ありますね.着るやつ.
- 藤
- ええ,ああいうのとか.
- 剛
- ほんまですか?
- 藤
- ええ,面白いの.
- 光一
- そろそろLOVE LOVEな曲について聞きたいんですけども.まあ,その前にちょっと聞きたいことがあるんですよ.
- 藤
- 何でしょう?
- 光一
- あの,初恋などの話をちょっと聞きたいですね.
- 藤
- ああ,初恋ですか? 初恋ねぇ.うーん? 中1くらい.
- 光一
- 中学校1年生.
- 藤
- ええ.遅い? あの,田舎者なんで.私,秋田なんですけども.
- 光一
- 秋田といえば,なんか拓郎さん言ってましたけど,肌が綺麗な人が多いって拓郎さんが言ってました.
- 吉田
- あ,そんなこと言ってた?
- 剛
- 言ってましたよ.
- 光一
- 言ってたじゃないですか.言ってましたよ.
- 剛
- 「もち肌で」まで言うてましたよ.
- 吉田
- あ,そんなこと言ってた?
- 光一
- 言うてました,言うてました.
- 藤
- そう,秋田なんですけども,あの,何しろ田舎なんで,ほら,その,男の子と付き合うとかいうのは,案外うるさいほうで.で,中1の時にカッコいいなっていう先輩がいて,その人は中3だったのかな? で,クリーニング屋さんの息子さんだったのね.で,あの,必ず学校帰りに一緒に帰るくらいが本当にデートで.どっかで,町役場の前で待ち合わせをして,学校帰りにそこでベンチに座って話をして家に帰るみたいな.それが本当にデートって感じで.
- 光一
- ベンチで会って,それで帰って.
- 藤
- で,ほとんど何にも.手をつなぐとか,そういうのなにもないんですよ.で,話をして.クリーニング屋さんの息子さんだから,いい匂いするんですよ,クリーニングの.それがいつも残ってて.で,ある時なんか雨が降ってきまして,その時に,相合傘をして帰ったっていうのが「やっと進歩したな」とか「あ,ちょっと進んだかな」って.
- 剛
- いいっスね.
- 藤
- それが綺麗な初恋.
- 光一
- なるほど.みなさんも見習いましょうね.本当にね.そうですか.
- 藤
- そんな時もありました.
- 光一
- まあ,その時によく聴いてた曲とか.
- 藤
- あ,その時は,それからちょっとしてからかな? 洋楽でベイシティローラーズってすごい流行りまして.それまでは邦楽.もちろん吉田拓郎さんもそうなんですが,フォークソングとかいろんなのを聴いてたんです.たまたまそのロンドンのアイドルグループ,ベイシティローラーズにものすごい夢中になって.タータンチェックがね,そのころタータンチェック旋風って,みんな上から下までタータンチェックの洋服着たりとか,彼らの真似をして.で,私もすごくそのベイシティローラーズに燃えてた時期.ちょ うどその頃かな.懐かしいですね.
- 光一
- その初恋をした頃によく聴いてたんですか?
- 藤
- よく聴いてました.
- 「LOVE LOVEな曲」
- 光一
- さあ,質問のほうにいきたいと思います.「大人の女って感じの藤あや子さんに質問です.男の色気をどこで感じますか?」.
- 藤
- やっぱりあの,シャイなところ.
- 光一
- いごくシャイなところに?
- 剛
- いやいやいや,シャイなところですか?
- 藤
- シャイなところですよ.なんか放っとけなさそうなね.
- 光一
- 可愛らしい感じの?
- 藤
- ええ.なんか,グッときますね.
- 吉田
- いい番組だなぁ.
- 光一
- 今日,なんかいちばん嬉しいんじゃないですか?
- 吉田
- お酒入っちゃったもんね.
- 光一
- どうですか? 拓郎さん.
- 吉田
- いや,本当にね.こんなしみじみしちゃってもしょうがないんだけど,なんか久し振りだな,こんな気分て.
- 篠原
- 拓郎さーん! 汗かいてます? ジュース注いであげます.飲んで下さいね.ドクドクドクドク.あ! こぼしちゃった!! ごめんなさい.はい,拓郎さん,飲んで.
- 光一
- ちょっとな,シノラー,見習おう.
- 篠原
- あら,おほほほほほ.
- 藤
- おほほほほほ.
- 光一
- すいません,あの,汚染されないでください!
- 篠原
- 美味しいですか? 拓郎さん.
- 吉田
- 美味しいよ.すごく美味しい.
- 篠原
- ほら,私も色気だわ.今度から.ウフ.さよならー.
- 藤
- 可愛いね.
- 光一
- すいませんが,汚染されないでお願いしますね.じゃあ,それでは次いきましょうか.「大人の女って感じの藤あや子さんに質問です.藤さんにはお嬢さんがいらっしゃいますが,強いて言うならば,3人のうち誰のお嫁さんにさせますか?」.
- 藤
- 3人の?
- 光一
- 藤さんのお嬢さん.拓郎さん,光一,剛.
- 吉田
- お嬢さんお幾つなんですか?
- 藤
- 今,15.
- 光一
- 15歳?
- 藤
- だから,あんまり年が変らない.
- 剛
- 変らないですね.
- 光一
- そうですね.まあ,年下になるわけですよね.
- 藤
- そうそう.だから,うちの娘は,なんか光一君が好きって.
- 光一
- あ,そうなんですか.
- 藤
- でも,実際ね,きっとあの,お会いしたら迷っちゃうと思う.
- 剛
- いやいや,こんな頭してる奴と迷わないと思いますけどね.
- 藤
- いや,迷っちゃうと思う.可愛いもんね.
- 光一
- 拓郎さんなんかどうですか?
- 藤
- あ,拓郎さんは私とのほうがピッタリでしょうけど.
- 光一
- なるほど.なるほどね.まあでも15歳ですか.
- 藤
- はい.
- 光一
- 犯罪ですねぇ.特に拓郎さんなんかね.
- 吉田
- 何の話してんだよ!? 何の話してんの?
- 藤
- 拓郎さんはお幾つなんですか?
- 吉田
- 僕,50です.
- 藤
- え? そうなんですか?
- 光一
- 若いですよね,拓郎さんは.
- 藤
- 若い.
- 吉田
- いや,50です.
- 藤
- じゃあ,ちょうど15違い.私,35なんですよ.
- 光一
- 何を微笑んでるんですか?
- 吉田
- 幸せじゃない? なんか気分的に.
- 光一
- ええ.
- 吉田
- こういうのはじっくり噛み締めたいわけだよ.
- 光一
- そうですね.わかりました
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