#118
HomePageだけの特別編集版 大原麗子編
- 光一
- はい,改めてご紹介します.今夜のゲストは大原麗子さんです.よろしくお願いします.じつは,僕と大原麗子さんはですね,初対面じゃないんですよ.
- 剛
- ですね.
- 光一
- 6年ぐらい前ですかね.
- 大原
- ね.
- 剛
- 6年前ぐらいに漫画クラブで一緒で.
- 光一
- 悟空とかよく描いてました.
- 剛
- いやいや,ちゃいまんがな.ドラマでね.
- 光一
- 「愛よ眠らないで」というドラマですね.
- 剛
- 中居君の.あれですよね?森高千里さんでしたっけ?お風呂に入りながら歌ってたじゃないですか.
- 光一
- 言うなよ,そういうこと.
- 剛
- はい,その映像どうぞ.
- 光一
- ダァァーー!!
- 剛
- 若いなぁ.
- 光一
- 流れてませんよ.僕が始めてやったドラマなんてぜすけど,当時の僕のこと覚えてます?
- 大原
- 私の息子役だったんですよね.
- 光一
- そうです,はい.
- 大原
- なんかあの,家庭教師の人が好きになっちゃって.
- 光一
- そうそう.思春期な.
- 大原
- その女性の家庭教師の方が,胸がチラッとするとドキドキして.
- 光一
- そうそう.
- 大原
- そういう役だったんですよね.
- 光一
- 朝起きたら風呂場でパンツ洗ってる役.
- 剛
- マジっスか?
- 光一
- ほんま,ほんま.そういう役だったんですよ,拓郎さん.
- 吉田
- それちょっと想像ができないんですけども.
- 光一
- 僕が14歳5歳.
- 吉田
- そんな感じだったの?14歳5歳の頃は.
- 光一
- いや,役中でじゃないですか.
- 剛
- あなたはパンツ洗ったかもしれないですけど,それがこの世にテープとして,作品として残ってるわけじゃないですか.
- 光一
- 残ってますよね.
- 剛
- 僕は,唯一やってしまったのが,教育テレビ出て.「お兄ちゃん」って弟と妹がいるんですけど.
- 光一
- その映像,どうぞ.
- 剛
- みんなでワアッて騒いでるとこで,フレームアウトしつつコケたんですよ.OKになりましたけどね.
- 光一
- ハプニングね.覚えてくれてたんで僕は非常に嬉しかったんですけど.この番組はよくご覧になられたことはあります?
- 大原
- 大好きです.
- 光一
- あらららら.この番組のどのへんが好きなんですか?
- 大原
- みんな.
- 光一
- みんなが楽しそうに音楽を.
- 大原
- そうですね.一体となってて.
- 剛
- ありがとうございます.本当は僕たちみんな兄弟なんですよ.
- 大原
- そうなんですか?
- 光一
- いろんな意味で.
- 剛
- 人類みな兄弟.
- 光一
- ね,拓郎さん.
- 吉田
- そうですね.
- 剛
- まあ,せっかく来ていただいたんで.
- 光一
- そうですね,お人形を.
- 剛
- こちら.
- 大原
- 着物きてるんですね.
- 光一
- やはり和服で.
- 剛
- お持ち帰りぜんぜんOKなんで.
- 大原
- ありがとうございます.
- 剛
- おうちに飾って下さい.
- 光一
- でも,和服のイメージが強い方が多いと思いますが,今日は洋服で来ていただきました.普段はたいていは洋服なんですか?
- 大原
- そうですね.
- 光一
- 拓郎さんが和服に弱いんですよね.
- 大原
- そうなんですか.じゃあ和服着てくればよかった.
- 吉田
- いやいや,もう.
- 光一
- 拓郎さんとは?
- 吉田
- 初めてです.
- 大原
- 初めてなんです.
- 光一
- そうなんですか?ありゃりゃりゃ.
- 吉田
- 「ありゃりゃりゃ」って?
- 光一
- いや,なんか.そうですか.
- 吉田
- いつも遠くから幸せを祈ってるだけだったんですよ.
- 光一
- 拓郎さんはどうですか?今日は大原麗子さんと会われて.
- 吉田
- 大原っていう名字がだいたいですね,僕たちの年代とか僕の時代だと,大原っていう名字を聞いただけでだいたい身体が硬直して,全身硬直を起こし,麗子っていわれた瞬間にだいたい貧血起こして.
- 光一
- それはどういう意味で貧血なんでしょう?
- 吉田
- やっぱり参った.あのね,剛君と僕はどっちかっていうと目が可愛いというのかな.それしか今浮かばなかったんですが.光一君と麗子さんは,涼しいんですよ,目が.
- 剛
- ああ,夏一緒にいたらメチャ涼しい.
- 光一
- そうですか?でも俺,人間湯たんぽって言われてるで.
- 剛
- 例えば僕,今,髪の毛下げてるけど上げるでしょ.上げると眉がガッときてるじゃないですか,手入れをしないアイドルですから.例えばこういう顔で天気の良い日はちょっと暑っぽいやん.光一君,ちょっと上を見上げてくれる?ほら,涼しい.
- 光一
- ちょっと今,髪の毛が暑苦しいんですけどね.
- 吉田
- その涼しい目っていうのあこがれるよね,なんかすごく.
- 剛
- そういう時ありますよね.
- 吉田
- 目が涼しい人って,何考えてるかわかんないとこがあって.
- 光一
- そうですか?
- 剛
- 何かオーラが.
- 吉田
- 共通して二人ともボヤッとしてるでしょ.
- 大原
- ボヤッと?
- 光一
- なんか褒められてるんだかどうなんだか.
- 大原
- ね.
- 吉田
- そのボヤッとした感じがね,羨ましいんですよ.
- 光一
- なんか抽象的だな.
- 剛
- なんか♪ファ〜ソラシド〜みたいな.
- 光一
- まあまあ,話は変わりますけど,乗馬がお好きと聞いたんですけども.
- 大原
- 出来るっていうだけなんです.
- 剛
- すごいですね.
- 光一
- やっぱり時代劇とか?
- 大原
- はじめはそれで乗ったのが初めなんですけど,そんなに好きではないですけど.
- 光一
- 馬好きですか?
- 大原
- 馬は大好きです.
- 光一
- 拓郎さん,馬好きだそうです.
- 吉田
- あのね,僕はべつに馬を年中食ってるわけでもないしね.馬の話が出てくると,僕は必ず引き合いに出されますけども,馬が好きなんです.馬のお尻.馬のお尻を見てるだけで,本当に生きてて良かったなと.すごい奇麗ですよ,馬のお尻.
- 剛
- ということは,拓郎さんがすごくへこんだ時には馬のお尻を見せれば.
- 吉田
- そうです.僕が絶不調の時に馬連れてきて,お尻見せてくれたらバァーッて元気になる.
- 光一
- じゃあ,これからは馬の尻だけの人形を拓郎さんの前に置いて.
- 剛
- 置いとけばけっこうトークも弾むでしょう.
- 吉田
- あのね,いつも馬食ってるわけじゃないんだから,そんなに馬いらないよ.
- 光一
- そうですね.
- 剛
- でもね,馬に乗るということは,非常に難しいことですよね.
- 大原
- 乗ったことありますか?
- 剛
- あります.取材で.
- 光一
- まったく乗れませんでした.
- 剛
- ある意味,信頼関係というか,あるじゃないですか.
- 大原
- 初めて乗った時に,馬がわかっちゃうんですよね.この人は乗れるか乗りないかって.
- 剛
- あれはすごいですよ.
- 吉田
- 反応が違うとかいうことですか?
- 大原
- もうね,ぜんぜん動かないです.
- 剛
- 何かあるんですよね.
- 吉田
- こいつはもう歩いてやってもしょうがないっていう.
- 大原
- ぜんぜん動かないです.馬とお話して,初めに.
- 吉田
- 馬と?
- 大原
- ええ.お話して.馬のお尻がお好きだそうですけど,馬の目って可愛いじゃないですか.ちょっと悲しそうな目が.
- 吉田
- ちょっと泣いてるような.
- 大原
- まつ毛が長くて.
- 吉田
- まつ毛長いですね,馬さんは.
- 光一
- 馬さんは?
- 剛
- 馬さんか?
- 吉田
- いや,さん付けで呼ぶのがいいかなと.
- 光一
- 今,ちょっと時代劇の話が出ましたけど,数々のそういうこなしてきて,こんな失敗してしまったとか,何かあります?時代劇じゃなくても.
- 大原
- 足が痺れちゃったり,吊ったりとか.
- 光一
- ありますか.
- 大原
- 怪我したこともあるし.
- 光一
- どんな怪我を?
- 大原
- 靭帯を切っちゃったんですよ.
- 剛
- 痛い.
- 大原
- 立ち回りで.
- 剛
- 立ち回りって案外あれなんですね,ぼくら普段踊ってますけど,立ち回りになると覚えられないんですよ.
- 大原
- そうですよね.なかなか難しいですね.
- 光一
- 僕も舞台で立ち回りやったんですけども,踊りよりもメチャクチャ疲れるんですよ.
- 剛
- 疲れるし,なんか難しいというか.
- 大原
- そうですよね.
- 剛
- 僕も舞台で立ち回りやったんですけど,なかなか覚えられへんかって.先生にビデオとってもらったんですよね.寮で一人でいろいろやってて,寮のジュニアの子に「何やってんの?」とかいわれて.すごく難しいですね.
- 大原
- 難しいですね.
- 光一
- 怪我もあり.
- 大原
- あと,舞台だったんですけど,相手の方のかつらが取れちゃったことがあります.
- 剛
- それは羽二重状態ですか?
- 大原
- そう,それでもう大事な台詞言わなきゃいけないんかですけど,場内が爆笑になっちゃって.
- 剛
- それはダメですよね.
- 大原
- なかなか復帰できなかったですね.涙が出てきちゃって.
- 剛
- 羽二重ってね,かつらかぶる前に布みたいのするわけですよ.
- 光一
- ツルっパゲみたいに見えますよね.
- 剛
- その上にヅラをかぶって,そこが肌の部分で,肌色塗ったり水色塗ったり,グレーでごまかすんですけど,その状態ですから.もうなんでしょうね?時代劇からSFの世界ですよね.
- 大原
- あ,本当ですね.
- 剛
- そんな感じですよね.
- 光一
- すごい早変わりみたいな.
- 剛
- 人間から宇宙人になってきますからね.
- 大原
- あんまりびっくりしちゃって,汗がバァーッて出ちゃって,お化粧全部取れちゃったんですよ,私.そのぐらい緊張したっていうか,どうしようか?って.
- 光一
- 場内は爆笑だけども.僕もね,あったんですよ.相手がセリがちょっと上がってて,倒れてくるんですけど,その時にかつらがボロッて落ちて.相手の名前がカツヤっていう名前だったんですけどね,「カツヤ」って言う台詞があるんですよ,その後に.カツヤっていうよりかつらでしたからね,びっくりしちゃって.
- 大原
- 本当ね.
- 剛
- ああいう時って,「カツヤやなくてかつらやないか」って心の中で突っ込まへんかったらおもろないねん.そこで止めとけばええねん,無視して.なんで心の中で,例えば共演してて,「何とかかんとかだよ.あ,鼻毛出てる」って.
- 光一
- 心の中で思ってしまうからな.
- 剛
- でもオンエア的には,すごくええ芝居になってたりするんですよね.
- 光一
- 自分で見てみると,あそこでああいうこと考えてたなんだよなって.
- 剛
- 僕はズレただけだったんですよ.ぶたれるシーンなんですけど,パァーンって思い切りアクションしたらサッてかつらがずれて,スッと戻したんですけど.
- 大原
- 戻したんですか.
- 剛
- 戻しました
- 大原
- でも,笑っちゃうでしょ,お客さん.
- 剛
- お客さんはクスクス,クスクスって徐々に,徐々に.
- 光一
- ジワジワと.
- 剛
- そういう時って人間あれですよね,かき消すかのように声が「上様!!」ってなんかね.
- 光一
- そう.
- 大原
- 大きい声でね.
- 剛
- その笑いを自分でも消すためにね,なんか声でかなるんですよね.
- 光一
- それはある.まあ,いろんなハプニングありますけどね.ちょっと今お仕事の話しましたけど,お休みの日はだいたい何をなされてますか?
- 大原
- そうですね,お花に水をあげたり.
- 光一
- お花に向かって喋る人ですか?
- 大原
- 喋ります.
- 剛
- そういう方ですよ.
- 大原
- どうしてわかるの?
- 剛
- 喋りそうじゃないですか.
- 大原
- だって,可愛く咲いたら褒めてあげると,もっと可愛く咲くんですよ.
- 光一
- なんて褒めるんですか?
- 大原
- 「うわぁ,可愛い.ありがとう」とかいろいろ言っちゃうんです.花笑みっていう言葉があるんです.これ言うとみんな変って言われるけど,私が褒めると花が喜んで,ちょっとだけど揺れるの.喜ぶの.
- 光一
- それは吐いた息がかかって揺れるんじゃないですか?
- 剛
- いやいや.
- 大原
- 違うんですよ.
- 剛
- 生き物ですからね.
- 大原
- そう,生き物ですからね.だから,一つのお花にすごく褒めて育てるのと,もう一つのお花にとっても嫌なこと言ったら,ぜんぜん咲き方とか違うって聞きましたよ.
- 剛
- 今度やってみます?光一は花を種から芽が出たら「うわぁ,可愛いなぁ,おまえ」って褒めるんですよ.俺は「何やねん?おまえ」っていっぺん育ててみます?
- 大原
- 多分,違うと思いますよ.
- 光一
- 違いますかね?
- 剛
- おまえのは少女漫画風な花やねん.俺のは4コマ漫画とかに出てくる.
- 光一
- 拓郎さんは花に話しかけますか?
- 吉田
- ええ.
- 光一
- 絶対うそや.
- 剛
- 絶対うそ.
- 吉田
- 毎朝起きると,お花にお水ちゃんをあげて.
- 剛
- お水ちゃんをあげるんですね.
- 吉田
- それでハイビスカスに向かって「Hi!」って.
- 光一
- アメリカンやな.
- 剛
- ハイビスカスやから.
- 吉田
- そこまでにしとこう.
- 剛
- チューリップとかには「奇麗に咲いたね」とか言うけど,でもハイビスカスになると「Greats」って感じになるんですよね.
- 光一
- そういう感じでいかなあかんねや.
- 剛
- 多分そうでしょ.
- 光一
- お花に水をあげて,そして?それで5分もかかんないですよね.
- 大原
- あと,ジャズ聞いたりとか.スタンダードジャズとかCD聞いたりとか,本読んだりとか.あと美容院行ったりとか.
- 光一
- なるほど.さあ,それではLOVE LOVEなものにいきたいと思います.
- 剛
- LOVE LOVEなものいきましょう.何を撮ってきていただいたんでしょうか?
- 光一
- けっこう撮ってきていただいたようで.デジタルスチルカメラです.じゃん.お丸?
- 大原
- え?
- 剛
- 違う,違う.ニワトリ.
- 光一
- これはまたなんか,高そうな置物ですね.
- 大原
- いやいや,高いとかそういうんじゃなくて,ピルケースを集めてた時があって.花とかそういうのが多いんですけど,ニワトリとか珍しかったんで,それで買ったんです,前に.
- 光一
- これは何を入れるんですか?
- 大原
- ピルケースですから,お薬ですね.本当はそうなんですけど,飾ってたり.
- 光一
- 今は何も入ってないんですか?中は.
- 大原
- 入ってません.
- 剛
- たまに歩いたりしないですか?
- 大原
- 卵産みます.
- 剛
- 一ヵ月後ぐらいには,これが10体ぐらいになってて,「あれ?こんな買ったかしら?」みたいな.
- 光一
- ええやん.増えるのはええで.
- 剛
- びっくりですけどね.
- 光一
- ニワトリさん.
- 大原
- 同じですね,これは.
- 光一
- これは横からですね.前から,横から,前から,横から.これは?はい,タヌキさん.
- 剛
- アライグマか?
- 光一
- アライグミか.
- 剛
- すいません,アライグミって何ですか?
- 光一
- いや,ちょっと,ぬいぐるみとアライグマが.
- 剛
- なんか混ざって.
- 光一
- これも同じような感じですよね?
- 大原
- そうですね,はい.
- 光一
- 可愛らしいですね.今度はカエル.カエルもう一匹.これ,撮るの楽しんでません?これは何でございましょう?
- 大原
- これは,母が描いた石にポピーの絵を.石を白く塗って,その上に母がポピーの絵を描いてくれたんです.
- 剛
- これは絵の具というか,そういうもので?
- 大原
- そうですね.
- 剛
- 石に絵を描くって,すごく楽しいですよ.僕,小学校の時やりましたけど.
- 大原
- 何描いたんですか?
- 剛
- だいたい花描きましたけど.
- 光一
- 俺,顔描いたことある.お父さんって.
- 剛
- だいたいお父さんの絵が石でかい.
- 光一
- アップきましたね.
- 剛
- 奇麗に細かく描いてはりますね.
- 光一
- おしべとめしべが.花粉が受粉してね.
- 剛
- 葉緑体まで描いてますね.今,知ってる言葉ぜんぶ言ったから.これは裸子植物ですか?
- 光一
- 光合成してるんですね.
- 剛
- これは花瓶ですか?
- 大原
- はい.
- 剛
- 奇麗ですね,これまた.
- 大原
- すごく小さいんです.すごく大きく映ってますけど.
- 剛
- 一輪とか.
- 大原
- でも,これだけで飾ってるっていうか.
- 光一
- これは黒板消し?
- 大原
- これ,開くんです.
- 光一
- 次に行けばわかると.あ,時計や.
- 大原
- アンティークの七宝の.色がすごく奇麗なんですけどね.
- 光一
- はい,閉じたり開いたり.
- 剛
- 閉めたり.
- 光一
- 閉じたり閉めたりは一緒だ.浮いたり浮かんだりって言うのと一緒や.
- 剛
- でも,よく頭痛痛いとか言うじゃないですか,あなた.
- 光一
- うるさい.4時10分です.2時20分か?どっちですか?
- 大原
- わかんないです,ごめんなさい.
- 吉田
- それさ,何か意味あるわけ?2時と4時の違いは.
- 剛
- 何時に撮ったっていうのは,ファンの人にとっては.そういうのって微妙に気になるとこでしょ.
- 光一
- ありますよ.あの時間,僕は何してたとかね.どうですか?拓郎さん.これまで見てきまして,大原麗子さんのいろいろな小物系が出てきましたけど.
- 吉田
- その「閉じたり閉めたり」でうるさくてね,何が何だかわかんない.
- 光一
- 閉じたり,開いたり.まだあるんです.
- 剛
- きた.
- 光一
- 「REIKO」って書いてあるんですか?
- 大原
- 「to REIKO from HIBARI」って.美空ひばりさんから11年前にいただいたディレクターズチェア.
- 剛
- これはすごいじゃないですか.
- 大原
- 毎日使わせていただいてますけど.
- 光一
- これは,いただいた時,なんでこれを書いてくれたんですか?
- 大原
- あの,浅岡ルリ子さんを通じて,3人で親しくさせていただいてたんですけどね.お食事行ったりとか.送って下すったんですよね.いつもひばりさんは,漢字で美空って書いて,ひばりって平仮名で書くサインが多いんですけど,これは珍しいんじゃないかしら?ローマ字では.
- 光一
- 貴重じゃないですか,これはメチャクチャ.
- 大原
- はい.
- 剛
- かなり貴重やね.
- 光一
- 今,言うたから.1988年10月.
- 剛
- from HIBARI.
- 光一
- 11年前.
- 剛
- これに座ってると落ち着いたりとかってありますよね?
- 大原
- 毎日座ってます.
- 剛
- いいなぁ.
- 光一
- これはすごいや.もう一つあります.
- 剛
- じゃん.
- 光一
- お父さん.
- 剛
- 違う,違う.
- 光一
- 違うか.
- 剛
- あれも躊躇したけど,ボケようかボケんとこうか.この方は,僕がニューヨークで活躍してた時,「もう夢も何もないぜ」って言うてる時に「おい,どうしたんだい?そんな暗い顔して」って声をかけて下さったトニーさんですね.トニーさんは歌がお上手で.って,いつまでやればいいんですか?
- 光一
- すいません.これは?
- 大原
- 甥です.弟の子供でユイちゃんっていう.
- 剛
- ユイちゃん っていうポーズですよね.
- 光一
- 将来はこれに男は悩まさせれるんやろうな.
- 大原
- 男の子なんです.
- 剛
- 可愛い男の子ですね.
- 光一
- 誰もが女やと思うたやろ.女の子かと思いましたよ,僕は.
- 大原
- ちょっとね,女の子に間違われちゃうんですけど.私,さっき甥っ子って言いましたよね?
- 光一
- あ,言いましたよね.
- 剛
- そうですね.
- 光一
- そうだよ.人の話をよく聞けよ.
- 剛
- 本当に,司会者だよ.
- 光一
- 奇麗な顔してますね.
- 剛
- カッコよくなんのやろうな.
- 大原
- ジャニーズ事務所に.
- 光一
- ちょっとなんか漫画に出てきそうな髪形が.ちょっとヒーローっぽいよな.
- 剛
- ちょっとね,ライダー1号みたいな.
- 光一
- さあ,続いてはガチャガチャマシーンにいきたいと思います.これを回していただくと,いろんな質問が入っております.これに答えていだこうかと思います.
- 剛
- 答えに辛かったら答えなくていいです.
- 光一
- ん?この絵はもしや?「突然のお願いで申し訳ありませんが,LOVE LOVE あいしてるってカメラ目線でお願いします」.これはきっとね,こんな絵が描いてあるんです.っていうことは,篠原からのお願いかな.この汚い字からして.言っていただけますか?「LOVE LOVE あいしてる」ってカメラ目線で.
- 大原
- 篠原さんにじゃなくて,カメラにですか?
- 光一
- 1カメさんに.
- 大原
- LOVE LOVE あいしてる.
- 剛
- いい息の抜き方がこの.
- 光一
- たまらんよね.
- 剛
- 女の子,こういう感じ,いいよ.
- 光一
- 篠原ちょっと.
- 剛
- 篠原.
- 光一
- 篠原ちょっと言ってみ.
- 篠原
- はーい.
- 光一
- そんなアップかよ.
- 篠原
- LOVE LOVE あいしてる.どう?どう?どう?どう?
- 剛
- 珍しいな.おまえ,今の良かったよ.
- 光一
- イケてるで.
- 篠原
- うそ?女優派ですか?
- 剛
- もう一回やってみ.
- 光一
- もっと照明の当たるとこで.
- 篠原
- 恥ずかしいですね.
- 剛
- ちょっと,さっきみたいにやってよ.
- 篠原
- 嫌ですよ.じゃあ,剛君やって下さいよ.はい,5秒前,4,3,2,1.
- 剛
- LOVE LOVE あいしてる.
- 光一
- 目線を敢えて送らないと.
- 剛
- 僕の場合は,まずオレンジジュース飲むところから入りますから.
- 篠原
- じゃあもう一回いきますよ.5秒前,4,3,2,1.
- 剛
- LOVE LOVE あいしてる.
- 光一
- でも,思うんですけどね「LOVE LOVE あいしてる」ってそんなカッコつけて言う言葉じゃないですよ.
- 剛
- 「あいしてる」だけでいいと思うんですけどね.
- 篠原
- ありがとうございました,わざわざ受けてくれて.
- 光一
- 篠原,見習ったほうがいいぞ.
- 篠原
- 素敵ですね.もうこんな胸元の開いた服着て大丈夫なんですか?
- 光一
- こういうの着てみれば?
- 篠原
- そんな.
- 光一
- なんか目で殺すテクニックとかってあります?目線の送り方っていうか,カメラの見方っていうか.
- 大原
- いえいえ,何にもないです.
- 篠原
- それは光一君のほうが知ってるんじゃないですか?
- 光一
- いや,俺,カメラ苦手なんだ.
- 剛
- やっとけよ.
- 光一
- ダメだって.
- 篠原
- ドラマとかでやってるじゃないですか.
- 光一
- 俺,拓郎さんのが見たいもん.
- 吉田
- あのね,大原麗子って人の発声はね,違うのよ.だいたいね,少し抜ける,息が.だから,さっきから聞いてると,一個一個息が抜けてる感じがするね.だからね,たぶん「LOVE LOVE あいしてる」って.
- 篠原
- なるほど.勉強になりました.
- 光一
- ありがとうね,篠原.
- 篠原
- ありがとうございました.ではまた,篠原でした.あいしてる.
- 光一
- ああやって照れ隠しなんですよ.さあ,ガチャガチャマシーンはこれくらいにしましょうね.それではLOVE LOVEな歌でございます.大原麗子さんが選びましたLOVE LOVEな歌は,こちらです.美空ひばりさん.先ほども椅子が出てきましたけど.思い出を聞かせていただけますか?
- 大原
- はい.「関東春雨傘」っていう曲をあるところで5〜6年ぐらい前に聞いたんです.昔は知らなかったんですけど,聞いた時に「聞いたことある歌だな,カッコいい歌だな」と思って,歌いたいなと思って.
- 光一
- 僕らも聞いたことあるような感じしましたもんね.その美空ひばりさんの曲を.テレビで歌を歌われるのは?
- 大原
- 5年ぐらい前に.
- 光一
- かなりの久々ということですね.今日は皆さん,必見でございますね.それではスタンバイのほう,よろしくお願いします.
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