#116
HomePageだけの特別編集版 キャイーン編
- 光一
- はい,今夜のゲストはキャイーンのお二人です.
- ウド
- こんばんは,よろしくお願いいたします.どうも,よろしくお願いします.
- 光一
- どこをどう間違えてキャイーンのお二人が来てしまったんでしょうか?
- ウド
- とんでもない.
- 光一
- いや,すいません,「とんでもない」って言葉噛み合ってないですよ.
- 天野
- もう間違っちゃいました.
- ウド
- ごめん.本当,光ちゃんごめん.
- 天野
- 光ちゃんって,「光ちゃん」って呼ぶぐらいの仲良なの?
- 剛
- そんな仲じゃないじゃないですか.
- ウド
- ツヨッチごめん.
- 天野
- 一回も聞いたことないぞ.
- 光一
- ツヨッチって.
- ウド
- 光ちゃん,ツヨッチ,拓ボン.
- 光一
- 拓ボン?
- 剛
- 拓ボンはいかん.
- 光一
- ちょっと黙ってて下さい.さあ,人形,人形.
- 剛
- 今回ね,ぼくたちもニューバージョンになりました.まず拓郎さん.シブいっスよ.しかもポケットにギター入ってる.そして,光一さんはやはり王子様だということで,こういうポーズをとらせていただきました.
- 天野
- 目,輝いてんな.
- 剛
- で,私のほうは,これね,ほんまメチャ欲しいねんけど,メチャメチャカッコええで.カッコいい.
- 光一
- いいな.さあ,そしてゲストのお二人の.
- 剛
- あ,今日ゲスト,人形ないです.
- ウド
- おい!
- 天野
- ないのかい?
- ウド
- ないのかい!?
- 剛
- ありますよ.
- 光一
- リアクションでかいっスね.
- 天野
- ごめんね.
- 剛
- まず天野さん.似てるでしょ.
- 天野
- とびっきりキュートじゃない.喧嘩弱そう.
- 剛
- そしてウドさんいきますよ.
- ウド
- 可愛い.
- 天野
- 毛がフサフサしてるじゃない.
- ウド
- ぼくのだけ本当だ.
- 光一
- 特別ですよ,特別.
- 剛
- 今まで初めてですよ,こういう素材使ってるの.
- ウド
- ありがとうございます.ちょっとナデナデしてもいいですか?気持ちいいよ,天野君.
- 天野
- どうすりゃいいんだ?俺は.
- 光一
- こちらに.これ,持って帰って下さいね.
- ウド
- いいんですか?5個ももらって.
- 天野
- 5個じゃなくて.
- 光一
- 仲良さそう.ほんまに仲良いんすか?
- 天野
- 仲良いですよ,うちは.
- 剛
- 芸人さんやったらよくね,片一方静かで,片一方よう喋る人みたいに別れたりするじゃないですか.
- 天野
- 楽屋もね,二つ用意されてる時は,ウドが必ず俺の部屋に来るね.二人は別々なの?
- 光一
- 楽屋は一緒ですけど,例えば地方でコンサートで行きますよね.そうしたら必ず違う部屋ですね.
- ウド
- なんでですか?
- 光一
- ホテルは違う部屋ですよ.
- ウド
- どうしてもそういう業者のね,嫌がらせがありますよね.
- 天野
- べつに業者は関係ねぇだろ.嫌がらせって何だ?
- ウド
- 制作サイドはどうしてもそうしたがるんですよね.
- 天野
- 別けたがるわけ?
- 光一
- ホテルとかはどうですか?一緒の部屋とか.
- 天野
- なる時もある.
- 剛
- 嫌じゃないですか?
- 天野
- それで,俺が風呂に入ってる間に,普通の和室みたいな旅館だと布団が近づいてるのよ,ウドが勝手に布団近づけてるの.
- ウド
- シャワー浴びてる間に,ツツツっと.何回もパンパンパンって.
- 光一
- ホモだちだ.
- ウド
- ホモだちなんですよ.
- 天野
- えらい直球でくるね.
- 剛
- ストレートやね.
- ウド
- まだでも一回もないです.
- 天野
- これからあるみたいに言うな.
- ウド
- これからないみたいに言うな.
- 光一
- 拓郎さんはキャイーンのお二人とは?
- 吉田
- 初めてです.はじめまして.
- 天野
- はじめまして.
- ウド
- はじめまして.
- 光一
- キャイーンのお二人は知ってますか?
- ウド
- もちろんですよ.
- 吉田
- よくテレビで見てます.
- ウド
- ありがとうございます.
- 天野
- ありがとうございます.
- ウド
- 日本の音楽界を変えた方ですよね.
- 吉田
- いえ,知りませんよ.
- ウド
- ♪人間なんてララララララララ,人間なんてララララララララ,人間なんてララララララララ〜.
- 天野
- いつまで歌うんだよ?
- ウド
- それがいいんですよね,拓郎さん.♪人間なんてララララララ〜.
- 剛
- もうええから.
- 光一
- 拓郎さん,キャイーンのお二人の決めポーズ知ってます?
- 吉田
- 知りません.
- 剛
- ちょっとこれ,やっといたほうがいいんじゃないですか?
- ウド
- これ,体にもいいんですよ.
- 天野
- 健康にも.
- 吉田
- それ,僕がやるんですか?
- 光一
- やりましょうよ,拓郎さん.
- 天野
- 非常にサングラス越しの目が怖い目になってますね.
- 光一
- 拓郎さん,やっときましょ.
- 吉田
- 嫌だ.
- 天野
- どうもありがとうございました.
- ウド
- やっぱりね,基本的人権をね,尊重しなきゃいけないんで.
- 天野
- そんな重大な話なの?これ.
- ウド
- すいません,いったんCMです.
- 天野
- おい!
- 剛
- なんでやねん?
- 天野
- 司会みたいになってるぞ.おまえ中心のニュース番組みたいになってるぞ.
- ウド
- とんでもない.えぇ,都知事選の結果が出た模様です.
- 剛
- 何を言うとんの?
- 天野
- まだ始まってないよ.
- 剛
- 何も話してないからね.
- 光一
- ちょっとあの,キャイーンのお二人の小耳に挟んだ話をしたいんですが.ウドさんは,ピンクの車に乗っていると.
- 剛
- 聞きましたよ.でかい車らしいじゃないですか.
- ウド
- そうなんですよ.どうしてもピンクが好きでですね,アメ車とかにあこがれて.あっちの「グローイングアップ」とか映画ありますよね.モテるやつと,何てことないやつと,チビでデブでメガネでハゲって,いわゆるこういうタイプの.
- 天野
- おい.
- ウド
- そういう3人組の映画があるんですけどね,そういうのにあこがれて.
- 天野
- すごいでかいピンクのキャデラック.
- 剛
- すごいっスよね.
- 光一
- なんでピンクなんですか?あ,わかった,うちのレコード会社のカラーをパクったっていう?
- ウド
- あ,ジャニーズエンタテイメント.
- 天野
- なんでいちいち宣伝みたいにするわけ?カメラ眼線で.
- ウド
- ピンクが好きで,もともと.
- 光一
- 男性でピンクが好きって珍しいですね.
- ウド
- 前にね,付き合ってた彼女からピンクの車をもらったんですよ.
- 光一
- ピンクの車をですか?
- 天野
- Vシネマで共演したマイちゃんっていうんですけどね.
- ウド
- そうなんです.それがもともときっかけで.それで,僕がよく行く大人の社交場があるんですよね.大人の遊園地とか言われてるところなんですけど.そこのタオルが全部ピンクなんですよ.内装も全部ピンクで.そこに通うたびに「ピンクって落ち着くな」と.「俺,ピンクいいな」と.個としは風水学的にピンクがラッキーカラーっていうことで,それでピンクにしたんですけどね.
- 天野
- 占いとか好きなのよ.新宿の母とか,一人で一時間ぐらい並んで.そしたら男だけでは見れないとわかって,寂しそうに帰ってきたんですけど.
- 光一
- 占い信じますか?
- ウド
- 信じますよ.もう今年,滅亡しますよ.
- 剛
- せぇへんよ.
- ウド
- いや,するする.しない派?
- 剛
- まあ,してもどっちでもいい話です.
- 光一
- しません.じゃあ7の月どうするんですか?
- ウド
- 天野君とちょっと海外に逃亡します.
- 天野
- 海外逃亡しても一緒だよ.
- 剛
- 地球やから.
- ウド
- なるべく西へ西へね.
- 剛
- なんでやねん?
- ウド
- そして東へ.
- 天野
- どっちなの?
- 光一
- それ,ミスチルの歌やん.
- ウド
- そうなんですよ.出来ればこのメンバーで.
- 光一
- なんでやねん?
- 天野
- 西へ西へ?
- 剛
- 行きませんよ.
- 光一
- 拓郎さん,占いみたいのは信じます?
- 吉田
- ぜんぜん信じません.
- 光一
- ノストラダムスの予言も信じない.
- 天野
- 僕と同じですね.
- 剛
- なんか,カッシーニでしたっけ?
- 光一
- 衛星かなんか.
- 剛
- 惑星の遠心力みたいなのを利用して回ってる人工衛星.
- 光一
- あれがぶつかるっていう説も.
- 剛
- 大気圏に入るとプルトニウムがバッてなってどうのこうのっていう話もあるんですけど.そういうのじゃなくて魔界から?
- ウド
- とんでもない.大王が降ってくる.
- 天野
- 見てぇなぁ,大王.どんな感じなの?大王は.
- ウド
- 大王が「ウオオ!!」って.
- 天野
- どんな悪いことするわけ?大王は.
- ウド
- 万引きしたりね.
- 天野
- えらいプチな大王やな.
- 剛
- もうちょっと破壊とかないんですか?
- 光一
- そんなんで滅亡しませんもん.
- ウド
- いや,一概に言えないですけどね.
- 光一
- 友達なんですか?
- ウド
- 大王,友達ですよ,いつも.
- 剛
- じゃあ,ちょっとプッシュしてやめろと.
- 天野
- おまえがコンタクト取れば.
- ウド
- あいつがいったん怒ったら,もう言うこと聞かないから.俺でも止められないから.
- 天野
- 一回なに?怒ったことあるわけ?
- ウド
- 怒ったよ.
- 天野
- どうなったの?それは.
- ウド
- ボコボコにやられちゃって.
- 天野
- おまえ個人がボコボコにやられたの?
- ウド
- あいつの頭は火の玉小僧だから.
- 天野
- 小僧じゃねぇか,大王じゃなくて.
- ウド
- そう.
- 剛
- すいません,何か打ち合わせしてきました?
- ウド
- とんでもない.
- 剛
- 絶妙な絡みですね.
- 天野
- 自然に.
- 光一
- 天野さんは占いとかは信じないんですか?
- 天野
- あんまり信じないですね.
- ウド
- 否定派なんでよね.
- 天野
- なんでそんな寂しそうに言うの?ちょっとね,曖昧なこと言うでしょ,占いって.「いい時もあれば,暗く考える時もあるでしょう」って.誰だってそうだもんね.
- 剛
- 人生そうですからね.
- 天野
- 大まかなんだよ.
- ウド
- そう言われてみればそうだよね.
- 天野
- 「明日,あなたは何時何分にどこどこで何かあります」みたいなことを言われればさ.
- 剛
- それが当たると信じようかと思いますけどね.
- ウド
- それならスケジュールも組みやすいね.なるほどね,占いって当てになんないね.
- 光一
- なんや?それ.まあ,今日はたいてい男性ゲストの場合は,けっこう拓郎さん絡んでくるんですけど.今日はまったく絡んできません.
- ウド
- やっぱりね,かなり意識してるんでしょうね.
- 剛
- 何をやねん?
- 天野
- ジャンルがかぶるから?
- ウド
- ええ.
- 剛
- ジャンルかぶってんのや?
- 光一
- かぶってんの?
- 天野
- デビュー当時,似てるイメージがあるからね.
- 剛
- ぜんぜんかぶってへん.
- ウド
- けっこう俺らもゲリラで鍛えた頃だからね.
- 天野
- でもね,テレビで拓郎さんが「細川直美さんが好きだ」っておっしゃってたの見てね,僕と趣味が似てるなって.
- 吉田
- 僕は,何でも好き.
- ウド
- 何でも好きなんですね.
- 光一
- 女性の話が出ましたが,ウドさんの好きな女性のタイプを聞きましょうか.
- 剛
- 教えて下さい.
- ウド
- 僕はね,例えばご飯食べてる時に,「こぼしちゃってしょうがないわね,早く食べなさい.あ,学校行くの?はいはい.ハンカチは?」って.
- 天野
- お母さんじゃねえか.
- ウド
- お母さんですよ.
- 天野
- お母さんみたいな人がいいの?
- 剛
- 甘えられる人?
- ウド
- そうなんですよ.尻を叩いてくれる人がね.男ってやっぱり結局は母から生まれたものだし.
- 剛
- まあ,女は母になる存在ですからね.
- 光一
- 天野さんは?
- 天野
- 僕はね,ずっと言ってるんですけど,太った人が好きなんですよ,ずっとね.それで気になる人が好きですね.「この人,将来どうなるんだろう?」とか.例えばなんて言うんですか?「この人はこういうふうになって,こういうふうな子供を産んで,こういうような生活してくんだろうな」って読めるとダメなんですよ.「なんでそんな悪いことすんだ?」みたいなね.そういうような人が好きなんですよね.ちょっと悪女みたいな.
- 剛
- じゃあ例えば,すごく太ってるのに,汗かきながらハンバーグ食べてる人とか?
- 天野
- キュートだね,そうとう.
- ウド
- 本当かよ?でも,朗報ですよね.
- 天野
- だからよく,男が集まって,「あれはちょっとヤバいな」とかっていうのがすごく気になるんだよね.
- ウド
- 絶対かぶらないんですよ.
- 天野
- 「ヤバいな」ってその時は合わせてるけど,「そうでもねえぞ」っていう.「意外にイケんじゃねえか?」みたいなね,そういう探究心が旺盛なんだね.
- 光一
- どうですか?拓郎さん.このお二人の女性の好みは.
- 吉田
- そうでしょうね.お母さんみたいな人も好きだし.
- 天野
- 拓郎さんの好みは?
- 吉田
- 僕は何でも好きなんです.僕はお尻をさわらせてくれれば誰でも好きです.
- ウド
- おーい!!!
- 光一
- うるさい,うるさい.
- 天野
- そんな反応するところかよ?
- ウド
- いや,男だねぇ.どうですか?お客さん.
- 剛
- なんでやねん?
- ウド
- やっぱりね,これだけガチンコに言ってもらえると嬉しいよね.
- 天野
- なんでおまえがケツ出そうとしてんだよ.
- ウド
- 芸能界何があるかわかんないですから.もしよかったら.
- 天野
- 拓郎さんにさわってもらったらいいんじゃない?
- 吉田
- なに言ってんの?
- ウド
- 僕,本当にお尻やわらかいんです.
- 光一
- 本当だ.柔らかい.
- ウド
- 嬉しい.男が男に惚れるってやつですね.
- 吉田
- 嬉しい?
- ウド
- 嬉しいですよ.
- 吉田
- おかしいよ,それ.
- 光一
- おかしい,おかしい.
- ウド
- さすがだなぁ.
- 光一
- さすがって何が?ようわかりませんわ.さあ,LOVE LOVEなものいきますよ.今日もこのデジタルスチルカメラで撮ってきていただきました.じゃん.何じゃ?こりゃ.
- 天野
- これね,僕んちにある大画面のスクリーンです.80インチぐらいで,これに映画を映して見てるんですよ.
- 剛
- すごいですね.
- 天野
- これいいですよ.
- 光一
- 映画好きなんですか?
- 天野
- 映画も好きで,ゲームも好きなんですけど,映して.
- ウド
- すごい迫力なんでしょ?
- 天野
- 大迫力で,スピーカーも8個ぐらい付けて見てるんですよ.
- ウド
- ちょっとした映画館ですよね.
- 天野
- 借りてるのはアニメなんですけどね.あんまり音関係ないけど.
- ウド
- 天野君,これいつも思ってたんですけど,僕も何回か見せてもらったことあるんですけど,これ,部屋が暗くなるからいいんでしょ?
- 天野
- そうなんですよ.つける時に部屋を暗くしないといけないから,みんなで見る時は部屋が暗くなってね,いいムードになるわけですよ,女の子と.
- ウド
- 素晴しいですよ.ちょっとした映画館じゃ何にも出来ないもんね.
- 天野
- おまえ,どんな私生活なんだよ?
- 光一
- いいムードをこれで作って楽しんでるわけや.なるほど.これは?CDいっぱいですか?
- 天野
- CDと,ゲームと,DVDと山積みにされてるんですよ.KinKiのやつもありますよ.
- 剛
- マジっスか?やめて下さいよ.
- 天野
- なんで?いつも聞いてる.
- 剛
- それはちょっと勘弁.
- 天野
- カラオケでも歌うんだもん,二人で.
- 剛
- なに歌いました?
- 天野
- 「ジェットコースターロマンス」.
- ウド
- ♪風は〜.
- 剛
- 「波は」やねん.
- 光一
- 「波は」やねん.
- 剛
- 詞,間違うとるやん.
- 天野
- 適当なのよ,いつも.
- ウド
- ジェットコースターが,かつてこれだけ注目されたことないよね.
- 剛
- なんでやねん?
- 天野
- ジェットコースター盛り上げるための歌だったわけ?あれ.違うだろ.
- ウド
- いい歌だよね.
- 光一
- なんでKinKi Kidsもってるんですか?買ったんですか?
- 天野
- 買った,買った.
- 光一
- マジっスか?
- 天野
- カラオケで歌うから.ちょうど二人の歌詞がないのよ.H2Oとかガム以来だから,二人のデュオは.誰も知らないみたいだけど.
- 光一
- すいません,ありがとうございます.これは?
- 天野
- これまたね,おもちゃだらけなんですよ,僕の部屋が.
- 剛
- すごい.
- 天野
- あっちは80インチのスクリーンで,こっち側はぜんぶおもちゃなの.
- ウド
- ショップよりも品揃え豊富ですね.
- 天野
- みんな気持ち悪がりますけどね.
- 剛
- いいじゃないですか.
- 光一
- 剛もフィギュア系すごい集めてるんです.
- 天野
- なに?
- 剛
- 僕は,今デビルマンをだいたい中心に集めてます.
- 天野
- あれわかる?亀のジンメンのファーストモデル.
- 剛
- お母さんの顔があるやつですよね.
- 天野
- そうそう.
- 光一
- キン肉万太郎とか.
- 天野
- 万太郎もってるの?
- 剛
- もってるよ.
- 天野
- プレイボーイだけで唯一くれるやつ.あれ,応募したんだけど,あたんなかった.
- ウド
- なんかコネはなかったのかよ?
- 天野
- ぜんぜん.キン消しもってるよ,俺.
- 剛
- 今出てるやつ?
- 天野
- 昔の.
- 剛
- いっぱいもってたんですよ,僕.
- ウド
- だって,本当に大好きなフィギュアを,ロケ行っても合間に30分の休みがあると,「おもちゃ屋行ってくる」って.帰ってくると日曜日のお父さんみたいに両手にばっと持って.あんな両手に買い物する人見たことないけどな,最近.
- 光一
- でもいいですね,そういう趣味.拓郎さん,どうですか?こういうフィギュア系は.
- 吉田
- 楽しいね.
- ウド
- レアだよ,これ.
- 天野
- 拓郎さんは集めてるものとかないんですか?
- 吉田
- いや,何もないです.
- 天野
- はい.
- 光一
- さあ,続いては.
- 天野
- これ,自慢のラオウ.
- 剛
- あ,ラオウや.コクオウに乗ってるんですか?
- 天野
- コクオウ号に乗ってる.これね,SMAPの香取君にもあげてね.
- 剛
- どこに売ってるんですか?
- 天野
- フィギュアショップとか.本気で行ってるから,子供たち嫌な顔してる.
- 剛
- すごい.
- 光一
- 今,この二人しかわかってへん.
- 天野
- なんで?ラオウ知らない?
- 剛
- 僕ね,普通に立ってるやつは持ってるんです.
- 天野
- あれもね,赤と青とかあるんだって.
- 剛
- マジですか?
- 光一
- 君らマニアックやなぁ.
- ウド
- 人形に心奪われてますね.
- 光一
- 天野さんのおうちには行ったことあるんですか?
- ウド
- あります.前はよく冷蔵庫の余りものとかでよく作ってくれたんですよ,ラーメンとかいろいろ.
- 天野
- 僕,料理もするんですよ.
- 光一
- いいですね.
- ウド
- すごい出来た人なんですよ.
- 光一
- なにを自慢してんですか,相方を.
- 剛
- 相方自慢や.
- 光一
- これはさっきの?
- 剛
- カッコいい.
- 天野
- 地震があるとたいへんなの,ぜんぶ倒れちゃって.
- 剛
- たいへんですよね.
- 光一
- へぇー.
- 天野
- すごい興味がないのが伝わってくるね.
- 光一
- ウドさんはぜんぜん興味ないんですか?
- ウド
- 僕は観音様とかですね.
- 天野
- 仏像じゃねえか.
- 光一
- じゃあ,江角さんと気が合うかも.
- ウド
- 僕ね,買ったんですよ,水晶の観音様とか.
- 天野
- 占いとか好きだから,頭の良くなる石とか,そんなのばっかもってるの.
- ウド
- 5万円が2万5千円で売ってたんですよ.
- 光一
- その時点でだまされてるわ.
- 剛
- 2万5千円なんですよ,本当は.
- ウド
- とんでもない.家に帰って裏見てみたらひびが入ってて.
- 天野
- だまされてるじゃないか.
- 光一
- これは?
- 天野
- もうみんな腹いっぱいになってきたでしょ.ナウシカとね,ラピュタと,もののけと,トトロ.あと,別のテレビ曲からもってきちゃった「もののけ姫」の宣伝のやつ.
- ウド
- もってくるなよ.
- 光一
- すごいですね,本当に.
- 天野
- もういいでしょ.
- 光一
- あ,ロボコン.
- 天野
- 今,新シリーズやってる.初めて食いついた.
- 光一
- ロボコン好き.
- 天野
- ロビンちゃんもいるんですよ.島田歌穂さんですよ.
- 剛
- 全部売ったら相当な額ですよ.
- 天野
- 他に金使わないのよ.
- 光一
- こういうことばっかり.
- 天野
- 外にも行かないしね.
- 光一
- 今まで天野さんのしか出てこないんですけど.
- 天野
- そうなんですけど.きましたよ.
- 光一
- 深田恭子さん.
- ウド
- 僕のLOVE LOVEなんです.
- 剛
- すいません,誰も食いついてないんですけど.
- ウド
- LOVE LOVEなものっていうから,今いちばんはまってる深田恭子ちゃん.
- 天野
- メチャメチャ好き.こいつ,好きな人にはあんまり自分から行けないんだけど,深田恭子ちゃんとたまにスタジオで会う時は,自分から話しかけに行くのよ.
- ウド
- でもね,話す内容が「この前ボム読みました.特集で書いてあったのが,大貧民が好きなんですよね.8時間とか写真の間にやっちゃって,けっこう強くて」とか,そういう話ばっかりなのよ.
- 天野
- ぜんぶ本で得た情報喋っちゃうのよ.
- 剛
- 怖いっすよ.
- 天野
- 二人は共演とかないの?
- 光一
- ないっスね.
- ウド
- 会いたいよね.
- 光一
- 拓郎さん,どうですか?深田恭子さん.知ってます?
- 吉田
- はい,このあいだテレビ一緒に.
- ウド
- テレビ一緒に?なにしたんですか?
- 剛
- 食いついた食いついた.すいません,ゲストが食いついてどうするんですか?
- 天野
- 興味深い発言があったから.
- 光一
- あ,「食わず嫌い」の.
- ウド
- まさか食べてるところを?
- 天野
- それは見るだろうな,あのコーナーだから.
- ウド
- こうしちゃいられない.
- 剛
- なんで脱ぐねん?
- 天野
- えらい小さな事件を大きくしようとしてるな.
- ウド
- 羨ましいなぁ.
- 吉田
- 君,話大きいね.
- ウド
- 大好きなんですよ,本当に.
- 光一
- そんなにLOVE LOVEなんですか.
- ウド
- テレカも買ったんですよ.
- 天野
- テレカも買ったの,自分で.
- ウド
- これは第二制作にあったポスターなんですよ.
- 天野
- もってきちゃったんじゃないか.
- 光一
- 写真集は?
- ウド
- 買いましたよ.買ってね,この前ロケバスに忘れちゃったんですよ.
- 剛
- なんでやねん?
- 天野
- タレントで写真集買って.
- ウド
- このあいだ,池袋で握手会だったんだよ.
- 天野
- 行きたかったのかよ?
- ウド
- 5千人だって.本当にあれな,仕事なけりゃ.
- 天野
- 怖いわ.
- 光一
- さあ,次.ギター.
- 剛
- ガット.
- 光一
- ガットギターなんですか?
- ウド
- これ,ガットってやつ.これね,年代物だね.僕のギター.
- 剛
- たいへんですよね,「ウリナリ」でエレキもやったり.
- ウド
- あらやだ,注目してる?
- 剛
- 注目はしてないんですけど.
- 天野
- たいへんだなって思ってるぐらいだよね.
- 光一
- このギター.ネックが太くないですか?
- ウド
- そうなんです.だから,ちょっと初心者に向いてないと思う.
- 天野
- おまえ,バリバリの初心者じゃねぇか.
- ウド
- 本当に.やっと拓郎さんクラスで弾けるかなって.6弦あるからね.
- 剛
- 全部ギターは6弦ですよ.
- 光一
- 練習してるんですか?
- ウド
- 練習してます,今.
- 光一
- 今日はすごいミュージシャンたくさんいますし.
- 天野
- ギターだけでシングルを出したのよ.
- ウド
- そうなんですよ.
- 天野
- 今もう売ってるんだけど,「真心」っていう曲.
- 光一
- ちょっと歌って下さいよ.
- ウド
- えぇと,♪真心一つ〜.
- 天野
- いや,歌入ってないのよ.ギターで入ってるから.
- ウド
- ちょっと頼むよ.
- 天野
- おまえも歌うなよ.
- ウド
- いわゆるインストゥルメンタルってやつですね.
- 光一
- ご自分で弾いたんですか?
- ウド
- 弾きました.
- 光一
- すごいですね.
- ウド
- けっこうCDがいい出来でね,「こんなうまかったかな?」って思ったんですけどね.俺が弾いてますよ,正真正銘.
- 天野
- 必死で言うと怪しいじゃねぇか.
- ウド
- とんでもない.いつもギター講座見てましたもん.
- 光一
- 今日は誰かに教わって.
- 剛
- わからんことあったら,すぐ教えてくれますよ.
- ウド
- 本当ですか?
- 光一
- 拓郎さんにじゃあ,今わからんこと聞いときますか.
- ウド
- はい.拓郎さん,ギターって,なんでギターって言うんですかね?
- 天野
- えらいところから始まるな.
- 剛
- そんなん調べればわかるでしょ.
- 光一
- 「あのコードが押さえられないんです」とかないんですか?
- ウド
- 俺ね,コードはね,あんまり使わないんですよ.
- 天野
- 何使ってるの?
- ウド
- この手一本できたからね.
- 剛
- リードギター.
- ウド
- コードじゃなくて,1フレ2フレなのよ.
- 光一
- ソロなんですか?
- ウド
- オタマジャクシを一個ずつ弾いてくんですよ.
- 天野
- ずいぶん馬鹿な覚え方だね.
- ウド
- コードは難しいよ.やっぱりアコースティックのほうがいいですかね?
- 吉田
- 何でもいいと思いますよ.それからさっき見てたら,形はすごいきれいで.
- 剛
- 褒められてますよ.
- ウド
- ありがとうございます.これがプロの眼だよ,プロの耳,プロの頭.
- 吉田
- まあ,これから楽しみじゃん,いろいろね.
- ウド
- そうなんですよ.ほら,前向きだろ?
- 天野
- まとめてくれたみたいですね.
- ウド
- 食いつくな.
- 天野
- 何だよ?これ.
- ウド
- トイレ.これね,フタあけるべきか迷ったのよ.
- 天野
- それで何か変わるわけ?
- ウド
- 閉鎖感があるんですよ.
- 剛
- こっちは解放感があるわけですね.
- ウド
- そのかわり,なかに何にもないから,ミステリアスな部分が何にもないわけでしょ.これ,フタが閉まってれば,「おい,入ってるのかい?」って.
- 光一
- ウドさんは,ここで用を足してるわけですね.
- 天野
- ながいのよ,トイレ.
- ウド
- 大好きなんですよ.
- 天野
- 20分ぐらい入ってるのよ.
- 光一
- 何やってるんですか?
- ウド
- あんなこと,こんなこと,どんなこと.
- 天野
- なにやってんだよ?
- ウド
- 本当,落ち着くんですよ.
- 天野
- それで遅刻したりするんだもん.みんなが一生懸命探したり.
- ウド
- 僕ね,例えば場所変わって現場につくと,したくなるんですよ.
- 天野
- 着くとすぐトイレ入って,カラカラカラカラ,カラカラカラカラ,カラカラカラカラ,何回引いてんだ?っていうぐらいね.
- ウド
- 一定のリズムで,一定の長さですからね.トイレ好きじゃないですか?
- 光一
- 確かに落ち着く場所ですよね.
- ウド
- 本当,これがなかったら僕は限界ですね.
- 剛
- っていうか,みんな限界だと思いますよ.
- ウド
- でもね,トイレットペーパーが常に1ロール,2ロール,3ロール,インディアンっていう感じで.
- 剛
- なんでやねん?
- ウド
- 上の棚にあるとすごい嬉しいわけですよ.
- 光一
- 資源は大切に.
- 天野
- トイレも詰まらせるのよ,何回もふくから.それで,詰まっちゃって,いつもスッポンやってるんだよ.「こんなん流しゃいいんだよ」って一回俺が流したら,ボワーッて水があふれて.
- 光一
- どうしようもないですね.
- ウド
- 人間って無力だね.あれは負けちゃった.
- 剛
- 負けたんや.
- 光一
- これはゴルフ?
- ウド
- ちょっとね,今ハマっちゃってるんですよね.
- 天野
- 似合わねぇ.
- ウド
- ゴルフやります?
- 光一
- やらないです.
- ウド
- 残念だなぁ.ゴルフやりますか?
- 吉田
- やらないです.
- ウド
- ゴルフやります?
- 天野
- 誰に確認するんだ.
- ウド
- やっと僕ね,人に言える趣味を作ろうと思って.
- 天野
- 趣味がないのよ,ほとんど.
- 光一
- 俺もそうですよ.
- ウド
- 僕も何か人に言えるやつを.あ,いいんですか?
- 光一
- 次いっちゃいました.
- 天野
- これは何?
- ウド
- 僕の一番のLOVE LOVEなもの.可愛いでしょ.
- 天野
- 馬鹿じゃねえの?
- 光一
- LOVE LOVE ですか?
- ウド
- LOVE LOVEですね.この人追いかけてもう9年.
- 天野
- 眼が寄っちゃってますけどね.
- ウド
- ボリュームあるね.
- 天野
- 12キロ太っちゃったからね.
- 光一
- そんな太ったんですか?
- ウド
- 昔,本当にやせてて,頬もこけてて.
- 天野
- 今の岡村君ぐらいですよ.やせてて.
- 光一
- なんで太っちゃったんでしょう?
- ウド
- 自分で料理作るから,いっぱい食べるじゃないですか.
- 天野
- そう,自分でカキフライとか揚げる時に,揚げてちょっと味見するじゃない.それで全部なくなっちゃった時あったな,味見で.皿に盛らないで.
- 光一
- 出来立ておいしいですからね.
- ウド
- 結局40個食べちゃったって.
- 天野
- そう.
- ウド
- よく当たらないよね.当たりあるだろ,一個ぐらい.
- 光一
- 拓郎さん受けてる.
- 吉田
- やっぱり面白いね.40個ぐらい食べたら,一個ぐらい当たるだろうってのは.それは面白いな.
- 天野
- やっと一つだけ.
- 光一
- ヒットが.
- ウド
- ついてないんだよ.
- 天野
- もういいよ.
- 光一
- また出できた.
- ウド
- 鋭い眼光.
- 光一
- 何を思ってこのポーズを?
- 天野
- 今度,ドラマが決まりましたからってマネージャーに言われて,ちょっとキザっぽくやってたらおまえの写真だった.
- 光一
- さあ,ガチャガチャマシーンいきたいと思います.これ,回して下さい.質問が入ってます.
- ウド
- はい.
- 光一
- 「お互いのことを,背中のホクロの数まで知ってるというキャイーンのお二人に質問です.相方が結婚する女性は,どんな女性がいいと思いますか?」.さっきちょっと出ましたけど,あくまでも理想ですよね.
- 天野
- 僕がウドちゃんの選ぶとしたら,ウドちゃんはお母さんみたいな人が好きなんで,今までの過去の女性のなかから,48歳の占い師とね.
- ウド
- とんでもない.
- 天野
- びっくりしましたよ.
- ウド
- 天野君,これ放送なんだよ.ちょっとやめてくれよ.
- 天野
- その人がね,前世占いをやってくれたの.俺は商売人みたいなあれで,ウドちゃんの前世はカバなんだって.
- 光一
- カバ.赤い汗かいてるわけや.
- 天野
- カバって,人じゃなかったんですよ.
- 吉田
- それはね,その占い師はおかしい.それは占いじゃないよ.
- 天野
- 見たまんま言っちゃったんじゃないかと思って.
- 光一
- 逆にウドさんは,天野さんにはどんな女性が?
- ウド
- 天野君は,結婚しません!!
- 剛
- 何を言うとんねん?
- 天野
- 俺はするよ.させてくれよ.
- ウド
- したいのか?どうしてもかい?そんなにしたいんだったら俺を倒してから行け!!
- 天野
- 意味わかんねぇ.
- ウド
- 僕は天野君に幸せになって欲しいんですよ.たぶん,天野君は自分の心に正直にならなきゃいけないんですよ.
- 天野
- なんだよ?それ.
- 光一
- ごっつ受けてる.どうしたんですか?拓郎さん.
- 吉田
- メチャメチャおかしいね.「俺を倒してから行け」って.
- 天野
- 遅いなぁ.一歩先に行ってますよ.でも,2個あったからな.
- 光一
- どっちが先に結婚しますかね?
- ウド
- 僕です.
- 天野
- ずっと結婚したいって言ってるからね.
- 光一
- 深田恭子さんが「結婚したい」って言ってきたら?
- ウド
- ちょっと.
- 天野
- なに考えてんだよ?
- ウド
- もっと冷静になって考えて欲しいわけ.
- 天野
- 絶対に即イエスだよ,おまえ.
- ウド
- そんな軽はずみな女は嫌いです.
- 天野
- カッコいい.髪形も斜めってるしね.
- ウド
- これ,GLAYのJIROを意識して.
- 剛
- ぜんぜん違う.
- 天野
- ぜんぜん違う.
- ウド
- でもね,本当に結婚したいけど,本当に縁ですからね.運とタイミングと何でしょう.なんとかもし機会があったら.
- 天野
- 本当にでも結婚するって言ってたよ,見つかったら.
- ウド
- 即しますね.その時は本当によろしくお願いしますね.
- 光一
- 何でやねん?さあ,もう一ついきたいと思います.
- ウド
- よーし.
- 光一
- 「お互いのことを,背中のホクロの数まで知ってるというキャイーンのお二人に質問です.そんな仲のよい二人でも,お互いのここだけは許せないということをここでぶつけ合って下さい」.ありますか?
- ウド
- 天野君にはありますね.屁.屁が臭い.はっきり言って,ここでしたらみんな非難しなきゃいけないですよ.非常口確認しとかなきゃいけないんですよ.
- 天野
- 本当,びっくりしますよ.
- ウド
- ぜんぜんLOVE LOVE あいせなくなっちゃう.
- 天野
- LOVE LOVE あいせない.
- ウド
- 9年間で,ぜんぜん飽きがこない.ちょっとね,覚醒作用がありますよ.
- 光一
- なんでそんなに臭いんですか?
- 天野
- 油ものとか食うしね.ヨーグルトが一番好きなんですよ.
- ウド
- 大好き.
- 天野
- 風呂あがりに.東京駅とか,外でオナラしても,普通に歩いてる人が.事件にならなくてよかったよ.エレベーターでした時も,警備員さんが走って逃げてった.
- 光一
- そんな臭いんだ.
- 天野
- 密室殺人.金田一君に解決してもらわないと.
- 光一
- どうでしょう?拓郎さん.
- 吉田
- あのな.
- 天野
- 嫌ですよね,それは.必ずこいつは,俺が「した」っていうとかいで,「ちょっと天野君,風気味なんじゃないの?」って.医者よりわかる.
- ウド
- 毎日毎日かいでるからね.それでかいで裏切ったことがないんだよ.「今日は臭くないかな?あ,臭くねえや」っていうことはないんですね.必ず臭い.一歩先行く臭さ.
- 天野
- 期待を裏切らないタイプだから.
- ウド
- 犬なんかどうなるんだろうね?
- 天野
- 鼻おかしくなっちゃって.本当にね.マネージャーとかも,あんまり臭いから怒り始めちゃって.車の中でしたら,無言で窓がビーッて.
- 剛
- 屁で怒られるのって悲しいですよね.
- 天野
- 僕も28だけどね.
- 剛
- 自然現象じゃないですか.
- ウド
- でも,あれじゃ草木も枯れるわ.
- 天野
- ちょっとごまかしたい時もあるんだけど,ごまかせないんだよね.色がなくてよったよ,屁に.
- 光一
- 逆に天野さんからウドさんの.
- 天野
- どうだろうな?
- ウド
- あったらでいいよ.
- 天野
- まず遅刻はひどいよね.毎回ね,なんで遅れるんだろうと思うと,起きないんだよ,ぜんぜん.殴っても起きないし.新幹線に乗ってる時に,車掌さんが「ウドさん大丈夫ですか?」って,死んでると思っちゃったの.本当,起きない.
- 光一
- 病的に寝る人いますよね.TOKIOの長瀬がそうですもん.寝たら起きないですもん.
- 天野
- 香取君もぜんぜん起きないよ.
- ウド
- 俺がチューしても起きないんだもん.
- 天野
- チューしてんの?おまえ.
- ウド
- 白雪姫じゃないんだね.
- 天野
- やかましい.
- 光一
- 拓郎さんはすぐ起きます?
- 吉田
- 早い.寝起きすごいいいんですよ.
- 光一
- だいたい何時に寝て,何時に起きます?
- 吉田
- 12時半ごろ寝て,6時頃起きるかな.
- ウド
- 早い.
- 天野
- なにやるんですか?
- 吉田
- パッと起きて,パッと顔洗って,歯を磨いて,それで朝を迎える.で,家族が起きるのをじっと待つ.みんなが起きた頃に「お腹が空いた」って言って,何か食べさせてもらって,それで食べたらお腹いっぱいになると幸せだから,また寝ようかなと.
- ウド
- また寝ちゃうんですか.
- 天野
- 素敵だなぁ.
- 吉田
- 素敵じゃないよ.でね,遅刻した時もね,いろいろ言い訳を考えてくるのよ.一回,パンツ一丁で自分で縄で縛って,「追い剥ぎに合った」とか言って来た時あったの.次の時は包帯巻いて,「車に轢かれちとゃってさ」って.轢かれてすぐ包帯巻いてる状況もないじゃない.そんな言い訳考えてるから長いのよ.
- 光一
- そんなセッティングしてる暇があるんやったら,はよ行きましょうよ.
- ウド
- そうなんだよ.
- 光一
- さあ,それではLOVE LOVEな歌.キャイーンのお二人,ちょっと意外でした.じゃん.オフコース.
- 天野
- みんな知ってますか?
- 光一
- 「秋の気配」.これなんでLOVE LOVEな歌なんですか?
- 天野
- 最近ね,オフコースはもちろん僕の兄貴とかが聴いてて,最近ね,槇原敬之さんがカヴァーしたんですよ.それが車でかかったらウドが「この歌いいね」ってずっと歌うようになって.だから,ウドがけっこう最近好きな曲でカラオケで必ず.
- 光一
- これをウドさんが歌ってるって想像つかないですね.
- 天野
- けっこうね,寂しい歌とか歌うのよ.
- ウド
- 僕ね,すごい本当に今,愛する人が一人いれば何もいらないっていう状況なんです.だから,こういう歌にすごい影響受けちゃうんですね.
- 天野
- カッコいい.ふざけんなよ.
- 光一
- しかも今日はウドさんギター持参で.
- ウド
- それほどでもない.本当にね,ちょっとこういう歌を聴くとね,自分を投影しちゃうんですよね.こういう秋の気配を感じられたらっていう.
- 光一
- 本当ですか?
- 天野
- すごい熱唱するよ.適当なのよ,でも歌詞が.
- ウド
- ♪風は〜.
- 剛
- 「波は」ですよ.
- ウド
- ♪波も〜.
- 天野
- 風も波も.
- 光一
- じゃあ,ちょっとこれ楽しみですね.オフコースの「秋の気配」.キャイーンさんに歌っていただきます.スタンバイよろしくお願いします.
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