#115
HomePageだけの特別編集版 タンポポ編
- 光一
- はい,改めてご紹介しましょう.タンポポの皆さんです.
- 一同
- こんばんは.よろしくお願いします.
- 剛
- それではさっそく,お人形を.
- 矢口
- すごい.
- 光一
- 似とるで,これ.
- 剛
- 石黒さんね,これ.
- 石黒
- メチャメチャ嬉しい.
- 飯田
- あんま似てないね.
- 光一
- メーテルみたいやな,これ.そして飯田さん.これのほうが似てるかな.
- 飯田
- そうかな?似てないよ.こんなに口でかくないよ,圭織.
- 光一
- 怒んなや.
- 剛
- オープニングからキレんなや.
- 飯田
- メチャメチャでかいやん.
- 剛
- これ,矢口さん.
- 矢口
- 可愛い.ちょっと似てる.なんか困ってる.
- 飯田
- っていうかね,ちっちゃい.
- 光一
- やっぱ,ちっちゃいねんな.これ,俺らも変わった思うたら,古いのに戻っただけやねん.さあ,というわけでタンポポの皆さん,モーニング娘。としては来ていただいきましたが,3人では初めてですね.
- 矢口
- そうですね.
- 光一
- タンポポ.
- 剛
- タンポポ.ポポンタね.
- 飯田
- ポポンタ,間抜けじゃないですか.なんかね,よく聞くんですよ.ポンタとか.なんか「タヌキじゃないんだから,ちゃんと呼んでよね」って感じじゃないですか.
- 光一
- タンポポという名前をいただいた時,まあモーニング娘。の名前をいただいた時も聞きましたけども,どうでした?タンポポと聞いて.
- 剛
- 「君ら,今日からタンポポやから」っていうことですね.
- 石黒
- 私は一番はじめ,すごい大人っぽいグループって聞いてたんですよ.それで,「どんなの来るのかな?」って「えっ!?」って一瞬思いました.ちょっと一瞬「どうかな?」と思ったんですけど,奥が深いんですよ,この名前は.
- 光一
- わかりますよ.タンポポというのは,道の隅っこからも生えるって.根っこがすごいぞって.
- 剛
- そういうことやね.
- 石黒
- その通りです.それを聞いて納得しました.
- 光一
- なるほど.でも本当にモーニング娘。の時とは違って,なにか大人っぽさを醸し出してる雰囲気がありますけど.
- 剛
- そうですね.紅も多少濃くなったかなと.
- 矢口
- かなり濃いよね.
- 光一
- 「紅」?女形じゃないんだから.まあ,モーニング娘。のリーダーを決める時に飯田さんが立候補したとお聞きしました.
- 剛
- 立候補したん?
- 飯田
- そう?
- 石黒
- 立候補したじゃん.
- 飯田
- あ,まあ,確かに「やりたい」って.
- 光一
- 自分から立候補して.
- 剛
- TOKIOの城島茂ポジション.
- 光一
- リーダーといえば.
- 剛
- そういうことですよね.ですから,リーダーになったからには,コンサートでもヅラをかぶっていただいたり,いろんなことをしていただかなきゃいけないっていうのは,やっぱりわかってた上での立候補だったんでしょうか?
- 飯田
- べつにそこまで考えてないですけど.
- 光一
- 考えてないんだよ.
- 剛
- 考えてへんと.
- 光一
- 今,モーニング娘。のリーダーって誰ですか?
- 石黒
- モーニングは中澤裕子ちゃん.
- 光一
- 一番年上で.立候補したけども?
- 剛
- 今は?
- 光一
- 立候補して,そのままどうなっちゃったんじゃろかい?
- 飯田
- っていうか,決まってて.モーニング娘。ができて,そしてすぐにつんくさん命令で「中澤がリーダー」って言われて,後から「やりたかったなぁ」って.そういう話.
- 剛
- 後から「私がやりたかったなぁ」と.
- 光一
- リーダーになったらなにしとこう?
- 剛
- 大変でっせ,リーダーはいろいろ.
- 光一
- 大変でっせ.
- 飯田
- でも,なんかリーダーっていうだけでカッコいいじゃないですか.
- 光一
- 俺はリーダーと聞いたら茂君しか思い浮かばへん.
- 剛
- それはごめん.何回言われてもやっぱりリーダーは茂君やから.
- 光一
- タンポポのリーダーは誰でしょう?
- 石黒
- タンポポはいないです.
- 矢口
- いません.
- 光一
- いません?決めよう,決めよう,今日この場で.
- 剛
- 今日決めましょうや.じゃんけんして下さい.
- 矢口
- じゃんけん?
- 飯田
- そんなもんじゃ決められないんですよ.
- 剛
- いや,じゃんけんで決めましょうよ.
- 飯田
- じゃあ,KinKiのリーダーは?
- 剛
- これもね,決まってないからね.
- 飯田
- でも,あるでしょ?二人て意見が別れた時とか,どっちかが勝つとかあるじゃないですか.
- 光一
- それはもう,うまい具合に.
- 剛
- うまい具合に.たいがい引くよ,俺は.
- 光一
- そう,たいていコンサートの進行とか書いてね,剛に見せるでしょ.それで「俺はこっちのがええなぁ」言うたら,「あ,そうか」と思ってもう一回考え直したりね.そういうふうに,うまい具合に出来てるんやね,KinKi Kids.
- 飯田
- じゃあ,二人平等.
- 光一
- そうそう.
- 剛
- 彼は自分の意見を言うタイプなんですよ.僕は言わないタイプなんですよ.
- 飯田
- いいんですか?それで.
- 剛
- それでいいです.これで俺が言うことによって喧嘩になりますからね.
- 飯田
- 辛くないですか?
- 剛
- 人生,山あり谷あり.ラクダの背中みたいなもんでね.
- 飯田
- 少しは聞いてあげたほうがいいと思う.
- 光一
- いや,聞いてる聞いてる.
- 剛
- 俺が言わへんだけだから.
- 矢口
- うちもそうですよ.
- 光一
- そうですか?
- 剛
- どんな感じですか?
- 矢口
- 圭織が言ってる意見は,あんまり否定しないですね.
- 飯田
- そうか?
- 石黒
- そう?
- 矢口
- するかな?
- 光一
- そういう話は楽屋でせえ.
- 剛
- 楽屋トークやから.でも,あれでしょ,リーダーが決めづらいっていうのは,うまいことになってる証拠なんですよ.
- 石黒
- そうなんですね.
- 飯田
- そうだと思います.
- 光一
- 俺らも普段は遊びません,二人で.電話もしません.
- 剛
- これっぽっちも.
- 光一
- 楽屋でも喋らん時は喋りません.ほとんど喋らんな.
- 剛
- 喋りません.
- 石黒
- じゃあ,私たち仲良いかもしれません.電話するし,遊ぶし,楽屋はいつも遊んでます,3人で.
- 矢口
- 矢口遊んだことない.
- 飯田
- なんでそういうこと言うんすか.
- 石黒
- うそつけ.
- 光一
- 矢口さんは遊んだことが?
- 矢口
- 矢口,遊んだことないですよ.
- 飯田
- うそ?3人で買い物行ったじゃん.
- 矢口
- うそ?
- 飯田
- 行ったよ.
- 石黒
- 行ったじゃん.
- 矢口
- 行ってない.いつ?
- 飯田
- 行ったじゃん,原宿.
- 光一
- 原宿行くんか?
- 剛
- 今,いくつやっけ?矢口さん.
- 矢口
- 16です.
- 剛
- 16でしょ.16となると上の人との付き合いっていうのが,非常に難しいでしょ.夜,遊びたくても遊べないみたいな,よくあるね.
- 飯田
- 夜は遊ばないよね,みんな.
- 矢口
- 夜は遊ばない.
- 剛
- そのへんでみんなよりは,遊びに行く回数は少なく.
- 飯田
- そうか?みんな年関係ないですよ,遊ぶのは.
- 光一
- まあ,やっぱり16歳で夜中遊んだら.
- 剛
- あかん,あかん.あかんよ,夜遊んだら.
- 光一
- 拓郎さんは,このトークセットの中ではリーダーなんですからね.
- 吉田
- いや,僕はそういうの嫌いです.
- 光一
- なんでですの?
- 吉田
- リーダーとかってすごい損ですよ.ご飯一緒に食べても,お勘定払うのはリーダーだし.みんなで一人の女の子好きになったら,リーダーは譲らなきゃいけないし.あんまいいことないですよ,リーダーって.
- 飯田
- でも,それはないと思う.
- 吉田
- ないね,はい.
- 光一
- なんか,すべて否定しやがるな.
- 飯田
- いや,確かにリーダーはみんなをまとめる役割だと思うんですけど,でも好きな人出来たら.
- 光一
- そらそうや.
- 剛
- 自分の愛は貫くということやね.
- 吉田
- いや,貫いちゃダメ.譲ろう.
- 剛
- 拓郎さんは譲ると.
- 光一
- 拓郎さんは奪うじゃないですか.
- 吉田
- いやいや,僕はそんな.
- 光一
- おっと,動揺を隠せないぞ.
- 吉田
- 結局あれか,夜,要するに遊びに行けないと,まだ年齢的に.
- 光一
- とくに,女性ですし.
- 吉田
- それはダメだな.早く遊びに行けるようになろう.
- 石黒
- じゃあ,みんなが二十歳代になったら拓郎さんが遊びに連れてってくれます?
- 吉田
- その頃,俺,死んでるかもしれないけど.
- 剛
- 死んだらあきまへんがな.
- 光一
- 石黒さんは二十歳ですよね.
- 石黒
- はい.
- 剛
- 飯田さんが?
- 飯田
- 17です.
- 剛
- 二十歳,17,16.
- 光一
- もうほら,俺たちもね,今でもなんか俺たちがいちばん年下のような気分なんですよ,この世界で.ほんま下やったからね.そうやって年下の人が出てくるっていうのが不思議ですね.
- 剛
- 非常に.
- 光一
- 非常に不思議です.年上に感じたりもするしね.それはないか.
- 剛
- でも,最近大人っぽいですよね.
- 光一
- まあ,いろんなね,うわさをお聞きしました.石黒さんは昔,パンクだったと.
- 石黒
- パンクですか?
- 光一
- うわさをお聞きしました.
- 石黒
- パンクというか,昔バンドをやってたんですよ.
- 光一
- バンド.
- 石黒
- その時にいろいろやってました.
- 光一
- いろいろやってました?
- 石黒
- そうなんです.なんか言うとマズいんですよ.
- 光一
- え?言うとマズい?
- 矢口
- 聞いてないよ.
- 石黒
- うそ?言ったじゃん.
- 剛
- 何担当ぐらいは.
- 石黒
- 歌を歌ってたんですけど,普通に可愛く歌ってたんじゃないんですよ.
- 剛
- 歌詞出てるけど,何歌ってるかわからへんみたいな.
- 石黒
- 限りなくそれに近いんですけど.それで,ほぼ今のメイクに近いようなぐらいにして.
- 光一
- それは何歳ぐらいでした?
- 石黒
- それは高1高2ぐらいです.
- 光一
- そうですか.想像がちょっとつかないですけどね.
- 飯田
- でもね,気が付くとヤンキー座りしてるんですよ.
- 石黒
- それ,関係ないよ.
- 光一
- ヤンキー座り,俺できないからね.
- 石黒
- いますよね,そういう人.
- 矢口
- 矢口もできないです.
- 剛
- 矢口さんはヤンキー座りしたらあかん.
- 矢口
- はい.
- 光一
- ヤンキー座りしたら見えないからね.
- 矢口
- なんでですか?
- 光一
- ごめんなさい.
- 剛
- でも,この人は本当にヤンキー座りしたら後ろにゴロン行きますからね.
- 光一
- 倒れちゃいます.アキレス腱が固いんでしょうね.
- 剛
- 固いんでしょうな.
- 光一
- それで,そのために鼻ピアスをあけて,それが痛むから,いつも家の温度は26度だといううわさを聞きましたが.
- 石黒
- すごい理由.
- 剛
- ほんまに?
- 石黒
- でも,鼻は痛くならないですけど,部屋は26度です.今も26度です.
- 光一
- え?それはずっとかけっ放しっていうことですか?
- 石黒
- そうですね.夜も昼もずっと26度にしてますよ.
- 光一
- デン子ちゃんに怒られますよ.
- 剛
- あなたもかけっぱじゃないですか.
- 光一
- 冬は暖房消しますけど,夏は冷房つけっ放し.
- 剛
- でしょ,あなたも怒られるでしょ,デン子ちゃんに.
- 光一
- いや,友達やから.
- 剛
- 架空の人じゃないですか.26度に保ってると.
- 石黒
- はい.
- 光一
- なんで26度なんでしょう?
- 石黒
- なんででしょう?それがいちばん快適なんですけど,ずっとそうなんですよ.
- 光一
- 26度がいい.
- 石黒
- はい.
- 矢口
- 暑いですよね.26度.矢口22とか23.
- 光一
- 涼しめがいいねんな.
- 飯田
- 人の体温によると思うよ.
- 矢口
- そうか.
- 光一
- 楽屋ですよ.
- 剛
- 何の話や?
- 光一
- そして,飯田さんが松田聖子になりたいらしといといううわさを.
- 剛
- なってもらいましょう.
- 光一
- なってもらいましょう.
- 飯田
- なれるものならなりたいですけどね.
- 光一
- ♪for me〜言うてもらいましょう.
- 剛
- 言うてもらいましょう.
- 飯田
- どうやったらなれるんですかね?
- 剛
- えー.
- 光一
- えー,拓郎さん,どうしましょう?
- 剛
- 松田聖子になりたいんですって.
- 吉田
- 松田聖子になるわけ?
- 光一
- 子供の頃にウルトラマンになりたいみたいな,そんな.
- 吉田
- 松田聖子ね,難しいね,あの人になるには.まあ,いっぱい恋愛して,いっぱい男の人知って.カッコいいよ,あの人は.我が道を行ってるから.
- 剛
- 小麦粉と卵を用意していただいて,それであとは小さじに塩を少々.それでなれると思いますよ.
- 飯田
- なれるんですか?わけわかんないんですけど.
- 光一
- やっとこう.覚えたな,今.
- 飯田
- 卵に小麦粉に,水を少々.
- 石黒
- 塩だってば.
- 剛
- 塩,塩.小さじいっぱいぐらい.
- 飯田
- それは茹でるんですか?
- 剛
- こねて,こねて.
- 飯田
- こねて.
- 剛
- こねまくって.
- 飯田
- こねて,こねて,こねまくって.
- 剛
- こねて,こねて,こねまくって,東京タワーのてっぺんに三日ぐらい干しまして.
- 飯田
- 絶対うそ.
- 剛
- そうすると松田聖子が♪あなたに〜.東京タワーの上で歌ってますから.
- 矢口
- ないない.
- 飯田
- はい,今日は4月1日じゃありません.
- 光一
- エイプリルフールやね.
- 剛
- そういうことかいな.僕はトーク中は嘘つきまくってますからね.
- 飯田
- そうなんですか?それはやめたほうがいいと思います.
- 剛
- いやいや,それをやっていかんと,僕は.
- 飯田
- だって,嘘つくと顔に出る.悪い人の顔になる.
- 剛
- それはトーク中だけで.僕,イタリア人ですよ.
- 飯田
- いけないと思うけど.
- 剛
- まあ,話がうまくまとまっていかないんですけど.
- 光一
- 次いこうか.そして矢口さん.お小遣いが700円とお聞きしましたが.
- 矢口
- 違いますよ.
- 剛
- 今,お幾らぐらい?
- 矢口
- 今,もらってないです.中学の頃は成績が上がると,500円ずつあがってくんです.
- 光一
- 俺,お小遣いもらってなかったな.
- 剛
- 俺ももらってなかったですね.
- 光一
- その時はね,「あれ買うから金ちょうだい」言うて.「そんなんあかん」言われたりね.
- 剛
- 「ああ,ええよ」言ってくれたり.
- 光一
- いろいろでしたけど.今はもらってないんですね?
- 矢口
- もらってないです.
- 光一
- あと,光り物が好きと.
- 矢口
- 好きです.光り物っていうか,メイクなんですけど.普段キラキラ光ってます.
- 光一
- どういう意味やねん?
- 剛
- 目のあたりが光っとるってことですね.
- 矢口
- そういうのが好きになってしまいました.
- 光一
- でも,言われるやろ.「まだメイクは薄いほうがええで」ってみんなに言われるやろ?
- 矢口
- そうですね.あんまりしないほうがいいって言われるんですけど.ちょっと大人に近づきたいんで.
- 光一
- 近付きたい時や.
- 剛
- そういう年ごろですよ.背伸びしてるんですよ.
- 光一
- やっぱりモーニング娘。の時でも,今でもそうですけど,メンバーみんな年上ですよね.そうなると,年上の人を羨ましいとか思うことが?
- 矢口
- ないですね.
- 光一
- あ,ない.
- 剛
- ないみたいやね.
- 光一
- 拓郎さん,背伸びした時期ってあります?
- 吉田
- 背伸び?背伸びは,大人になりたいと思ったことありますよ,高校生の頃とか.早くお酒も思い切り飲みたいし,煙草も喫いたいし,女の子と大っぴらに遊びたいとか思いましたよ.
- 光一
- そうですよね.大っぴらにね.
- 吉田
- 大っぴらに.まあ,今の光一君のようなことですか,大っぴらに.
- 光一
- そう,大っぴらに.
- 吉田
- っていうことは,去年のでは,隠れてっていうことになるのかな?
- 光一
- んん?去年まではぜんぜん味知らなかったからな.さあ,LOVE LOVEなものいきますよ.さあ,何を撮ってきていただいたんでしょう?はい,来た.
- 石黒
- 私のやつから出てきた.
- 剛
- キン消しや!
- 光一
- キン消しだ!出た!!
- 石黒
- そうなんですよ.
- 剛
- キン消しや.
- 光一
- そうや,キン肉マン好きやって言ってたね.
- 石黒
- 好きなんですけど.
- 光一
- キン消しやで,おい.
- 剛
- どこで売ってんの?
- 石黒
- コンビニに入ったんですよ.すごいびっくりしたんでけすけど.これ,しかも復刻盤で,すごいいっぱい種類あるんですけど,とりあえずキン肉マンの買ったんですけど.下の箱に昔盤のほうの隠れキャラが入ってるんです.私はロビンマスクだったんですけど.
- 剛
- ロビン.イギリス出身よ.
- 石黒
- 飲み物ぐらい買いに行こうとおもって,速攻これ買って.
- 剛
- あれはアレクサンドレア・ミート君ですよね.
- 石黒
- そうです.
- 光一
- フルネームで言わんでええがな.これ,買ってもうたんや.
- 石黒
- それで圭織に.
- 飯田
- そう.こういう下らないものばっかりいつも買うんですよ.
- 光一
- おっと,下らないもの.
- 剛
- いや,これはいいもんやぞ.
- 飯田
- だって,飲み物を買いに行くって言って.なのに,「買ってきちゃた!」ってキン消しとか買ってきて.
- 剛
- これはでも,買ったほうがいいね.
- 石黒
- 他のやつはいっぱいあったんですけど,キン肉マンは一個しかなかったの.
- 光一
- えらい.正しい.
- 石黒
- 次行ってなかったら後悔するから.
- 光一
- これ,家ですか?
- 剛
- これすごいな.「屁の突っ張りはいらんですよ」ってね.
- 石黒
- これすごいいいですよ,色塗ってあるし.
- 光一
- キン肉マンだよ.
- 剛
- 下はキン肉マングレート?
- 石黒
- あれは箱なんですけど.
- 剛
- あの中にロビンが眠ってるわけね.
- 石黒
- そうです.昔盤の肌色のやつが入ってるんですよ.
- 光一
- はい,これは?
- 飯田
- 圭織ちゃんのお部屋.可愛くないですか?
- 光一
- なんかこう,統一されてないって言ったら統一されてない.
- 飯田
- そうですかね?普通の棚だったんですけど,生地買って両面で.
- 光一
- あ,わかる,わかる.
- 矢口
- 網目になってるやつ?
- 石黒
- パイプのやつじゃなくて?
- 光一
- 自分で生地買って,貼って.
- 飯田
- そう,貼って.
- 光一
- なんか,これだけ見ると,とっても女の子の奇麗なまとまった部屋っていう感じがしますよ.
- 飯田
- そうなんですよ.あの人形ありますよね,バービーちゃん.
- 矢口
- スパイスガールズ?
- 飯田
- そうそう.あれがもらったんですけど,今,プレミアついて5万円するんですよ.
- 剛
- 人形っていうのはね.
- 光一
- キン消しもプレミア付いてると思うけどな.
- 剛
- 俺,キン消しいっぱい持ってたのにな.
- 光一
- 俺も持ってた.走るバービーって知ってます?
- 石黒
- 自転車乗るやつとかもありましたね,昔.
- 剛
- ウォーキングバービー知ってる?
- 飯田
- 知らないです.
- 石黒
- 持ってるんですか?
- 剛
- ドレス着たバービーが動くの.
- 石黒
- 夜動いてたら恐いですよね.
- 光一
- 動かしてどうすんのやろ?って.
- 剛
- これは貯金箱ですね?
- 飯田
- そうなんです.500円玉貯金をしていて.けっこうたまりません?絶対500円玉は使わないんですよ.だから,これを全部ためたら自分の好きなことに使おうと思って.けっこう無駄遣いが多いから.
- 剛
- こういうのって,案外気付いたらメチャたまってますからね.
- 飯田
- そうなんですよ.だから,頑張って500円玉作ろうと思って.今日も圭織,電車とかに乗る時に,500円玉を出すように買うんですよ.160円でも.
- 光一
- 1060円入れたら900円戻ってくるな.たまにチャリン,チャリン,チャリン,チャリンって「おい!」ってあるね.
- 飯田
- いつもそうやるんだけど,なんでか知らないけど,圭織が並ぶ列は,いつも100円玉しか出てこないし.集めてる時に限って.
- 光一
- 俺,500円玉すぐ使ってまうわ.
- 剛
- 大事にとってまわへん?
- 光一
- 使いやすいから使ってまうな.拓郎さん,こういう小銭で貯金とかってしてます?
- 吉田
- いや,貯金してません.
- 光一
- はい.
- 剛
- サラッといったで.
- 光一
- お?
- 矢口
- これは矢口の.
- 剛
- これまたなんか.
- 光一
- これはちょっと.
- 矢口
- 部屋の壁に貼ってあるんです.
- 光一
- ファンにはたまらんで.
- 矢口
- 中3時代かな.
- 光一
- 中学3年時代に友達と撮って.
- 矢口
- 雪の上に寝そべって撮った写真なんですけど.
- 光一
- いちばん下の左から2番目の人,「えぇと,私は」って感じになってるけど.
- 剛
- 「旦那がよくぶつんですよ」みたいなね.
- 吉田
- ばか野郎.
- 剛
- なってるじゃないですか.
- 光一
- なってるじゃないですか.
- 吉田
- 確かにそうだけど,すごい話だよ.なに見てるの?剛.
- 剛
- 暴力亭主ですよ.
- 光一
- これはぜんぶ学校ですか?
- 矢口
- 学校とか.モーニングの写真とかもあるんですけど.
- 光一
- なるほどね.聞いた話ですけど,韓国かどっか行ったんでしたっけ?
- 矢口
- 上海.
- 光一
- 上海か.上海行った時にヅラが干して,写真撮ったっていう話を聞いたんですけど.
- 石黒
- すごいパンツとヅラが多かったんですよ.
- 矢口
- すごい多かったです.
- 石黒
- しかも,パンツ「誰がはくの?」っていうぐらいすごい巨大サイズだったんですよ.
- 光一
- 上海に行くとカツラが干してあると.滅多に見られないですよ.
- 矢口
- ありました.
- 剛
- 滅多に見られないですよ.僕も上海行きましたけど,ヅラは見なかったですもん.
- 石黒
- あったよね.
- 矢口
- ありました.
- 飯田
- あと,ライター投げられたんですよ.
- 矢口
- 燃えた?
- 光一
- それ多分,ライター投げられたんですね.
- 剛
- 多分な.
- 光一
- 多分な.
- 矢口
- これ,さっき言ってたキラキラ.
- 剛
- じゃあ机,キキララデスクにしたらいいじゃないですか.
- 光一
- すいません,それもマニアックだからね,ちょっとわからへんと思うんですよ.お勉強デスクね.
- 飯田
- でも,圭織もキキララです.
- 石黒
- 私もそうだったよ.
- 矢口
- 矢口セーラームーン.
- 光一
- 最近やな,やっぱり.
- 石黒
- ちょっと時代感じる.
- 剛
- うちのお姉ちゃんキキララデスクやったからね.
- 飯田
- キキララデスクいいですよ.
- 矢口
- すいません,これも矢口の部屋です.
- 光一
- 「くんつ」って?
- 矢口
- つんくさんのうちわなんですけど,カーテンのとこにさして.
- 光一
- 写真多いですよね.写真好き?
- 矢口
- 好きですね.
- 光一
- 俺,嫌いなんだ.撮られるの大っ嫌い.
- 剛
- 記録に残ってるからいいんですよね.何もないもん,俺.
- 光一
- ええな思うんですけど,撮られるの嫌いなんですよ.どんどん行こう.おっと?
- 矢口
- 矢口です.
- 光一
- これもちょっとファンにはたまらんで.
- 剛
- ミッキーマウスのパジャマ.
- 矢口
- これも,じつはちっちゃいんですよ,歯ブラシ.
- 光一
- やっぱり歯ブラシもちっちゃいんや.どんどん行くで.
- 矢口
- これも矢口です.これはストレートアイロンで,これを毎朝30分ぐらいやらないと,家の外に出れないんです.
- 光一
- なんで?
- 矢口
- 髪形は決まってないと出れないんです.
- 光一
- 帽子かぶっちゃえばいいじゃん.
- 矢口
- それでも出れないんです.
- 光一
- 俺,絶対に帽子かぶるけどな.
- 剛
- 俺もかぶるね.
- 光一
- 拓郎さん,朝起きて髪の毛ってどうします?
- 吉田
- 何もしないですよ.話はぜんぜん違うんだけど,上海っていうところは,カツラが干してあるとこ?
- 光一
- 戻ったなぁ.
- 剛
- だいぶ戻ったで.
- 吉田
- 干してあるわけ?カツラが.っていうことは,カツラの人が多いわけ?
- 剛
- っていうことでしょうね.
- 吉田
- それは,使うカツラを干してるわけ?
- 石黒
- きっと普通に使うやつ.普通に道の電線のところとかに洗濯してあって.
- 吉田
- すごい街だね.みんながカツラ干したらどういう街だ?その街は.みんなカツラかい?その街は.
- 剛
- そのうち,観光名所になりそうですね.
- 吉田
- びっくりするだろうね.俺,その街行きたいな,上海.
- 光一
- オープンなんじゃないですか.あ,終わりましたね.さあ,ガチャガチャマシーンです.
- 剛
- ガチャガチャマシーン腰痛.
- 光一
- はい,回して下さいる
- 矢口
- いいですか.
- 光一
- 「アイドルグループタンポポの3人に質問です.アイドルはカメラ目線でウィンクが上手と聞きます.一度見せて下さい」.
- 石黒
- そんなことしないよ.
- 光一
- ちなみに,僕は出来ません.
- 石黒
- ウィンクがですか?どっちもですか?
- 光一
- 痛い顔になってしまう.痛そうでしょ.できないです.
- 矢口
- ウィンクできない.
- 石黒
- できるじゃん.
- 剛
- カメラ目線でちょっとやってきましょうよ
- 光一
- これ,たまらんで.はい,ビデオの用意.
- 矢口
- できません.たまに,片方つぶって,片方白目になるんですよ.なんかちょっと危ないんですよ,矢口のウィンクは.
- 石黒
- それは見せないほうがいいよね.
- 光一
- そして飯田さん.
- 飯田
- 圭織メチャ得意ですよ.いきます.
- 光一
- おいおい.
- 矢口
- すごい.
- 石黒
- 両目じゃん.
- 光一
- 石黒さんいきましょう.
- 石黒
- 待って下さい.
- 光一
- たまらんね.
- 剛
- 光一君は?
- 光一
- やらすなよ.でも俺,どこ見てるかわからん目できるで.いくよ.はい.わからんでしょ?
- 剛
- うまいな,おまえ.僕もやりたい.
- 吉田
- どうなってんの?それ.
- 光一
- もうね,どこにも焦点をあわせないんですよ.
- 吉田
- そんなことできるの?
- 光一
- どんな感じ?できる?
- 剛
- ちょっとやってみようか.これが今見てる目.
- 光一
- どこにも焦点あわせないんですよ.
- 剛
- これは?
- 光一
- ちょっと危ない.
- 剛
- わからん.
- 光一
- 俺,どうなってんのやろ?
- 矢口
- 今みたい感じですよ.
- 剛
- 今近かった?
- 飯田
- なんか剛君は宇宙行っちゃった感じ.
- 光一
- 俺は?
- 飯田
- 光一君は未来に.
- 光一
- 嬉しくなっちゃうね.さあ,もう一個いきましょう.
- 矢口
- はい.
- 光一
- 「タンポポというユニット名はプロデューサーのつんくさんがネーミングしたそうですが,もし自分たちで名前を付けてもいいと言われていたら,今頃どんなユニット名になっていたでしょう?」.そもそも3人の抜擢というのは,どういうところから?それはつんくさんに聞きました?
- 石黒
- この3人が選ばれた理由ですか?
- 矢口
- 声.
- 光一
- 「3人の声が合わさればこんな歌が出来るだろう」というつんくさんの考え?
- 矢口
- 多分.だよね.
- 石黒
- 3人それぞれなんだけど,ハモりとかにして合わせると.
- 光一
- 奇麗だと.
- 石黒
- っていって.
- 光一
- ユニット名,タンポポじゃなくて何にしときましょう?
- 矢口
- でも,つんくさんがいろいろ例を挙げてくれて,そのなかに面白いのがいっぱい.
- 石黒
- 私,すごい気に入ってるのが,「大・中・小」がずっと気に入ってて.
- 矢口
- 大・中・小は良かった.
- 石黒
- すごい気に入ってて.
- 光一
- 大・中・小.
- 剛
- その中に当たる人は,ラーメンマンの格好していただかないと.
- 石黒
- 中なんですけど.
- 剛
- じゃあ,ラーメンマンじゃないですか.
- 石黒
- ラーメンマンで.
- 光一
- 大・中・小.
- 石黒
- まんまなんですよ.
- 光一
- まあ,何言っても俺らKinKi Kidsやからね.はい,もう一つ.
- 矢口
- はい.
- 光一
- 「数々のテレビ番組に出演して,デビュー前の憧れの人ともお会いできたと思いますが,もっとも感動したのはどの方に会った時ですか?」.
- 剛
- 誰でしょう?
- 光一
- 松田聖子さんには?
- 石黒
- 見たよね.
- 飯田
- 会ってないんですよ.髪の毛しか見てないんですよ.
- 剛
- また微妙なとこ見てますよね.
- 飯田
- 通ってった時に髪の毛だけ.
- 光一
- それでも嬉しかった?
- 飯田
- 嬉しかったです.
- 光一
- 松田聖子さんの髪の毛.誰かいますか?この人に会えてって.
- 石黒
- 私はアン・ルイスさんがすごい憧れの女性なんですけど.
- 光一
- 会いました?
- 石黒
- 会いましたっていうか,前を通ったんですけど,息子さんと共演して歌を歌う時だったらしくて,前を通ったんですけど,あまりにも緊張しすぎて,見ることも挨拶することも出来なかったです.
- 光一
- なるほど.ありますよね,そういうの.拓郎さんは誰かいますか?
- 吉田
- 中尾ミエだろ.
- 光一
- 言ってましたね.
- 吉田
- 嫌な予感してたんだ,今.
- 光一
- 拓郎さん,「MASK」のミュージカル来てくれればミエさん会えましたのに.
- 吉田
- いや,僕,とてもじゃないけどそれこそ緊張して,ミエさんの前出ると倒れちゃう,貧血起こして.それぐらい遠い人で,憧れてる人だから.
- 光一
- 来てくれたら,ミエさんがお弁当とかもってきてくれて,それも食えたんですよ.
- 吉田
- いや,もうそんなことはとても恐くて出来ないです.あの人は神様ですよ,僕なんか.
- 光一
- そうですか.
- 剛
- じゃあ,中尾彬さんは?
- 吉田
- だから,違うって.あのね,中尾って人を系で決めないで.いろいろいるんだから.中尾彬と中尾ミエってぜんぜん違うよ.
- 光一
- まったく違いますね.さあ,それではこいつはこのへんにしたいと思います.さあ,それではLOVE LOVEな歌にいきたいと思います.LOVE LOVEな歌はなんでございましょう?
- 飯田
- はい.「世界中の誰よりきっと」.
- 矢口
- 中山美穂さんです.
- 光一
- これはまた,なんでこれをお選びになったんでしょうか?
- 矢口
- みんなで決めたんですけど.意見が一致したんですけど,矢口の場合は,小さい頃にお母さんにしか見えなかったんですよ,中山美穂さん.
- 光一
- 自分のお母さんやと.何か変な刷り込みされたんちゃう?
- 矢口
- 今はぜんぜん似てないんですけど,小さい頃はテレビに中山美穂さんが出てると,「あ,お母さんだ」って.
- 光一
- 何じゃ?そりゃ.すごい思い込みやで.
- 矢口
- はい,そうだと思います.
- 光一
- 俺,ぜひとも「キン肉マン」歌って欲しかったな.
- 石黒
- 出したんですけどね,いちおうね.
- 光一
- 真剣に.
- 石黒
- 今回も「キン肉マン」出しといたんですけど.
- 光一
- やっぱタンポポは大人っぽく.
- 石黒
- そうなんですよ.
- 光一
- 真剣に笑わずリングに.
- 剛
- そうなったら,マジでリングのセット組みますからね.
- 石黒
- 本当ですか?
- 光一
- 組む,組む.
- 剛
- レフェリーの格好して拓郎さんがギター弾きますから.
- 光一
- 当然でしょう.今日は隠し芸で学んだサックスを飯田さんが吹くと.
- 飯田
- そうなんですけどね.緊張とかすると.
- 光一
- 前回はリコーダーでしたもんね.ずいぶんな発展ですね.
- 飯田
- サックスってすぐ音が出せないらしいんですけど,ちょうどサックスがあって吹いてみたいと思って吹いたら音が出たから「じゃあやって」って簡単に言われたんですけど.
- 光一
- そういうノリだったんですね.
- 飯田
- そういうノリだったんですけど,でも,そういう簡単なものじゃなかったです.
- 光一
- 簡単じゃないですね.難しいですね.今日は練習してきてくれたということなんで,それでは歌っていただきたいと思います.スタンバイよろしくお願いします.
- 一同
- よろしくお願いします.
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