#111
HomePageだけの特別編集版 広末涼子編
- 光一
- はい,今夜のゲストは広末涼子さんです.よろしくお願いします.
- 広末
- よろしくお願いします.
- 光一
- さっそくお人形出そう.
- 剛
- さっそくお人形ちゃんを.
- 光一
- 今日はなんかゴージャスな.
- 剛
- ゴージャスでっせ.飛んでますからね.
- 広末
- ああ!すごい.え?これ,毎回ゲストの方に作ってるんですか?
- 光一
- そうですよ.
- 剛
- そうですよ.
- 光一
- あれ?この前に来ていただいた時はなかったでしたっけ?
- 広末
- ありましたっけ?なかったですね.
- 光一
- なかったんだよ.
- 剛
- これ,お持ち帰り,テイクアウトOKなんで.
- 光一
- これ,ちゃんと毛糸で.
- 広末
- すごい.ありがとうございます.
- 剛
- 大変でしたよ.
- 光一
- おまえが作ったんかい?
- 剛
- 水色,ピンク.
- 光一
- おまえが作ってへん.
- 剛
- 水色,ピンク,緑,いや水色,いや,緑.水色,ピンク,緑,水色.
- 光一
- あ,今日から初の全国ツアーが始まったということで.
- 広末
- はい.
- 光一
- どうでした?今日は.
- 剛
- どうでした?
- 光一
- 聞くで,聞くで.
- 剛
- 非常に盛り上がったでしょ?
- 光一
- 武道館でね.
- 広末
- そうですね.
- 光一
- 2月6日,今日は.
- 剛
- もう「涼子!」「涼子!」.
- 広末
- そうですね.
- 光一
- 今日の「ぜんぶ抱きしめて」も,違う雰囲気でしたからね.「涼子!!」.
- 広末
- すごかったですね.振り付いてるんですか?「全部だきしめて」って.初めて見たんですけど.
- 光一
- あれはBro.TOMさんが仕掛けてましたけど.
- 広末
- あ,そうなんだ.
- 光一
- まあ,僕らもファーストコンサートは武道館だったんですけど.
- 剛
- そうですね.
- 広末
- そうなんだ.
- 光一
- それと,あとは名古屋レインボーホールと大阪城ホール行くんですよね.
- 広末
- はい,行きます.
- 光一
- そこも僕ら,しょっちゅう行ってるんですよ.
- 広末
- じゃあ,経験者にちょっと聞いとかないと.
- 剛
- 行ってるというより,住んでますよね,僕の場合は.屋根の上で.
- 光一
- ……….大阪城ホールのうどんがうまい.
- 剛
- そうそう,うどんがね.
- 広末
- ホールの中にあるんですか?
- 光一
- 食堂があるんですけど,言うたら持ってきてくれるんですよ.
- 剛
- 「きつねうどんに肉入れて下さい」っていうわがままもききますから.
- 広末
- 肉うどんとミックスだ.
- 剛
- 美味しいっスよ.
- 光一
- これがまたうまい.
- 広末
- じゃあ,頼みたいと思います.
- 剛
- まあ,もし良かったら上にいますんで.
- 光一
- 住んでますから.拓郎さん,初のコンサートはどこで?
- 吉田
- 名古屋中小企業会館.最初から武道館?
- 光一
- 僕らそうでした.
- 剛
- しかも,急ですよ,僕ら.
- 光一
- 急でしたね.
- 剛
- 「3週間後ぐらいにやるからね」って言われて.
- 光一
- 「いや,待ってくれ,俺らオリジナルの曲ないがな」っていう.だから,♪にっちもさっちもどうにもブルドッグ.ワォ!〜とか言ってたよな.
- 剛
- やりましたよ.衣装も間に合わせですよ.「あれ?これ内海?」って.
- 光一
- 先輩のやんって.そんな感じでした.
- 広末
- でも,踊りも何もかもで大変ですね.私はもう,歌って.
- 剛
- いや,踊ってもらいますよ.
- 広末
- え?
- 光一
- なんで君が決めとんねん?
- 剛
- いや,踊ってもらいますよ.
- 広末
- あの,いちばん最初に出た時に教えていただいたんですよね.ともえちゃんと二人で「恋の罠しかけましょ」っていう歌うたう時に.その時に踊りを教えてもらったんですよね,ともえちゃんと二人で,剛さんが教えてくれて.そうなんですよ.
- 剛
- そうそう,教えたよね.
- 光一
- え?
- 広末
- なんかコンサートで使わないといけないワザありますか?
- 光一
- あ,ツイスト教えた教えた.何かあるかな?新しいの.
- 剛
- そうやな,新しいのね,そういわれると思ってね,僕も考えてきてるわけですよ.
- 光一
- 考えてきた?
- 剛
- これはね,バラードの時に使って欲しいですね.
- 光一
- バラードの時に使う?
- 剛
- あんまり普通のちょっと激しい感じのポップで動いてても意味ないですから.
- 広末
- バラードちょうどスタンドなんで,手が自由だし.
- 剛
- スタンドですから,こういう感じの.
- 光一
- ちょっと待ってくれ.それ,少年隊.それ,「湾岸スキーヤー」.
- 広末
- 今,私,「パッパッパラッパ,パールライス」かと思っちゃった.
- 光一
- なんでやねん? なにを言うてんねん?
- 剛
- ちゃうがな.
- 広末
- ありますよね?
- 剛
- いやいや,スタンドマイクこういうのもありですけど.まあまあ,そういう.
- 広末
- そうですね.動きにバリエーションがないので,私の場合.
- 剛
- まあ,けっこう僕ら振りに助けられてるとこありますけども.
- 光一
- まあ,そうやな,歌と本当に聴かせるコンサートになるんでしょうね,広末さんのコンサートって.
- 広末
- そうですね.でも,ノリノリで,息切れちゃってまずいですね.忘れちゃいますよね.忘れちゃいませんか?思ったより,リハーサルとかより大きく動いちゃったり走っちゃったりとか.
- 光一
- 僕だから,一回だけステージから落ちたことあります.
- 剛
- 落ちたね.
- 光一
- ロックで前出てったら,スコーンとすっ転びましたから.
- 剛
- 相方消えて,僕のソロコンサートになりましたからね.
- 光一
- びっくりしました.お客さんいたから助かったけどね.そのへんの人,痛かったやろな思いますわ.
- 剛
- でも,嬉しかったんじゃないですか,キャッチして.
- 広末
- ダイブとかしますもんね.でも,武道館ってダイブ禁止なんですって.
- 剛
- いや,広末さんはダイブしないほうがいいんじゃないですか.多分もみくちゃになって帰ってきますよ.
- 光一
- すごいことになってしまいますわね.
- 広末
- そうですね.
- 剛
- でもあれでしょうね,僕らは電気が消えると「キャー!!」って感じですけど,電気が消えると「ウオオッ!!」っていう感じじゃないですかね?
- 広末
- でも,バラードとかでも,間に「涼子!!」とか入るとすごいものがありますよね.
- 剛
- やっぱりファンの人もタイミング狙っていかないと.
- 広末
- そうなんですよね.
- 剛
- 本人が気持ちええなって歌ってる時に「涼子!!」って入ると,これちょっとね,半音下がったり.ちょっとやっぱり気になるでしょ.
- 広末
- ありますね.
- 剛
- よく僕らが踊ってると「剛君,チャック,チャック,チャック」って.それはびっくりしますけどね.それで助けられることありますけど.
- 光一
- 助けられるからな.チャックあいてるっていうハプニングも.
- 剛
- 僕らしょっちゅうですから.チャックあけてなんぼのグループですからね.
- 光一
- チャックあけてなんぼ.えぇ,曲を,アルバムの曲,広末さんが詞を書いて,曲を篠原が作ったという.
- 広末
- はい.
- 剛
- これ,今,聴けるんですか?聴けません?
- 広末
- これ,ともえちゃんの声なんです.
- 剛
- これ,やめたほうがええですわ.
- 光一
- 詞はええねんけどな.
- 篠原
- いい曲じゃないですか.
- 剛
- メロディがなんか腰動きそうなメロディですよね.
- 篠原
- なんでそんな悪口ばっかり言うんですか.ちゃんと褒めて下さいよ.
- 光一
- どうだったんですか?これ.詞と曲はどっちが先に出来たんですか?
- 広末
- 幾つか詞を書いてて,それをともえちゃんに見せて,その世界感で好きなの選んでもらって,それに曲付けてくれて.ともえちゃんが選んでくれたのは,けっこうお互いに大人と子供の境目で,なんか一般に言われる大人的ないろいろなものに規制された大人になりたくないみたいな詞で.ちょっとヘビーだったんですけど.
- 光一
- ちょっと「The Night Before Your Birthday」に似た感じで.
- 広末
- それから,きっとバラードがくるだろうなと思ってたんですね.そしたらメチャメチャポップな明るい曲がきて,メチャメチャ意外で.
- 光一
- そういう曲に逆に明るいのを付けると.
- 篠原
- そうなんですよ.
- 光一
- シノラー,曲作る時,何で作るの?
- 篠原
- 鼻唄.
- 光一
- ちょっと待って.俺らなんかね,曲作ったら,ちゃんとギターで弾いて録ったやつを渡してアレンジしてもらうねんけど,♪フンフンフン〜って?
- 篠原
- ♪フフンフン〜あ,できた,これでいこう,ガチャ,OK.これですよ.
- 光一
- じゃあ,その鼻歌は広末さん聴きました?
- 広末
- 鼻唄も入ってたし,機械のガチャガチャ音してましたね.
- 光一
- それ多分,録音.
- 篠原
- ちゃんと鼻唄でやった後に,「あれ?このコードなんだろうな?こっちかな?」って探して,それで後から合わせて.
- 広末
- 大変だったんですね.
- 剛
- 鼻唄の中に鼻水入ってなかったですか?
- 篠原
- 入ってないですよ.
- 剛
- 「ジュルジュル」みたいな.
- 篠原
- 入ってないです.いっぱい詞も書いてくれて.けっこう広末ちゃんって前向きな感じがするじゃないですか,すごい詞が暗いの.びっくりしちゃった.
- 広末
- 暗くないですよ.
- 篠原
- だって,なんか「部屋の隅で足を抱えて私一人」みたいな.ちょっと大丈夫かなって思って.
- 光一
- だって,ちょっとプロフィール見たら「ロウソク好き」って書いてたからね,それは寂しいわ.
- 広末
- ロウソクって,それはアロマとか,キャンドルは.
- 剛
- それはお風呂に立てて,そのロウソクだけの明りを見つめてとか?
- 篠原
- 大丈夫ですか?広末ちゃん.
- 広末
- いや,でも火遊びが好きなんですね.
- 剛
- あかん,あかん,あかん.そんなアイドルあかん.
- 篠原
- ダメです,そんなこと言っちゃ.
- 広末
- 小さい頃から,火とかすごい好きで.夜とか.
- 光一
- 寝小便するで.
- 広末
- 前髪焼いちっゃたことありますけど.でもね,こういう遊びがあります.ロウソクのロウが溶けていくじゃないですか.それに指を突っ込むんですね.
- 光一
- 熱い,熱い.そんな.
- 篠原
- 大丈夫ですか?
- 広末
- 熱いんですけど,でも,従姉妹のお兄ちゃんとか,家庭教師のお兄ちゃんなんですけど,火遊び大好きで,試験の間とかに,試験勉強の間とかに,どっちが指の形を作れるかとかやるんですよ.ロウ,すぐ渇くじゃないですか.うまくいくと,指の形にロウがね,抜けるんです.
- 剛
- なにをしてるんですか?
- 篠原
- そんなことして遊んでるんですか?
- 剛
- 試験勉強していただかないと.勉強中にそんな指の型抜きしてどないするんです?スペアかなんか作るんですか?
- 光一
- そんなん欲しい人いっぱいおるで.
- 剛
- いっぱいおるけどな.
- 広末
- ロウソク好きですね.詞はそうですかね?
- 篠原
- とっても暗かったです.
- 光一
- 拓郎さん,シノラーがそうやって曲を作ってるってどうなんですか?
- 吉田
- そうですね.鼻唄で楽器なしで作れるんですから,天才的な.
- 篠原
- 嬉しい.ありがとうございます.
- 光一
- もうね,今,拓郎さん,ロウソクに参ってます.
- 剛
- 違う道歩いてるからね,今.
- 吉田
- 子供の頃からロウソクと火が好き?
- 広末
- はい.
- 吉田
- それは危ないよ.それは大人になったらロウソクはやめてもらいたいな.
- 広末
- そうですか?
- 剛
- 今,ちょっと違う道を.
- 光一
- さっきメチャ喜んでたんですよ,楽屋で.
- 吉田
- ロウソクってね,ロウソクを垂らすこと?
- 広末
- 垂らさないです.
- 吉田
- お父さん呼んで来て,垂らしたりしないでしょ?
- 広末
- しないです.火が好きなんですよ.
- 吉田
- それ嫌だな.
- 篠原
- もう言わないほうがいいよ,これ以上.
- 広末
- マッチでも遊べます.
- 剛
- 近藤さんですか?
- 篠原
- 近藤マッチです.
- 光一
- え?マッチさん?それか昔の拓郎さんかどっちか.
- 篠原
- それはマッチ棒です.
- 広末
- マッチの箱あるじゃないですか.
- 剛
- 箱ね.
- 広末
- マッチ棒の箱にマッチを立てるんですね.
- 剛
- え?近藤さんをですか?
- 篠原
- それ近藤マッチです.
- 光一
- もうええわ.
- 広末
- マッチ棒です.マッチ棒立てて,これをシュッと飛ばすんですよ.
- 剛
- どれを飛ばすんですか?
- 広末
- マッチ棒の箱にマッチを立ててシュッてやると飛ぶんですよ.
- 光一
- はい,飛んだ.
- 広末
- それで,火もつかないといけないんですよ,ついでに.で,誰が一番飛ぶか.
- 光一
- 何をやっとんねん?ほんまに.燃えるわ.
- 篠原
- ダメです,そんなことやっちゃ.
- 剛
- それ,ちゃんとコンクリートの上とかでやってます?
- 広末
- あ,渋スタがちょっと危なかったですね.
- 光一
- 良い子は真似しないようにね.まあ,シノラーと作ったということで,聴きたい人は買わなね.
- 篠原
- もう武道館で歌ってくれるんでしょ?武道館,明日篠原行くんですよ.ぜひ歌ってくれますよね?
- 広末
- 歌わないですね.
- 篠原
- なんで歌ってくれないんですか?
- 剛
- それはやめたほうがいい.
- 広末
- まだみんな聴いてないから.
- 篠原
- まだ内緒なんですね.
- 広末
- そうですね.
- 篠原
- じゃあ篠原,明日武道館行きますので,楽しみにしてます.篠原でした.
- 剛
- なるほどね.
- 光一
- 詞も書いてるわけですよ.
- 剛
- いいことですよね,詞を書くということは.その時の自分の精神状態ってわかりますからね,詞を書くと.
- 光一
- 暗い詞が多いですか?
- 篠原
- そんなことないですよ.明るい詞は,もう「大好き」でいっぱいって感じじゃないですか.広末ソングで思い切り「嬉しい楽しい」は歌ってるから,自分で書くのはあんまり.変わり映えがしなくて,あんまり書かないかもしれないですね.ですけど,日記が続かなかったんですね.
- 剛
- え?錦織さんですか?
- 光一
- 今日,いろいろ出てくるな,先輩が.
- 広末
- 日記を書いたほうがいいって言われたんですけど.
- 光一
- え?ニッキを書くって?
- 剛
- ニッキはどうやって書くんでしょう?けっこう難しいですから.
- 広末
- 他に何か言い方ありましたっけ?日記ですね.
- 光一
- ごめんな.わかってるで.
- 剛
- 日記帳ですね.
- 光一
- 日の記しやな.
- 広末
- でも,続かなかったんです.でも,詞は強制されて毎日書かなくていいし.私なんて締切もないし.だからすごい楽しく勝手に書かせてもらってますね.
- 光一
- でもね,ちょっと唐突ですけど,大学お受かりになったということで.
- 広末
- 唐突ですね.
- 光一
- 本当におめでとうございます.
- 広末
- ありがとうございます.
- 光一
- そっから盛り上げようと思ったんですけどね.そんな受験勉強してる間にも詞を書いてると.ほら,うまいやろ.
- 剛
- うまいうまい.
- 光一
- それがね,ちょっと今すごいなと思ったんです,僕は.
- 広末
- そう,だからちょうど受験前にともえちゃんの曲が.曲もすごい悩んで,やっと上がって,試験前にもらっちゃったんで,なかなか詞をはめる余裕がなくって,さんざんあおられて,あおられて.「まだですか?まだですか?」って.
- 光一
- 大変ハードやで.
- 広末
- でも,すごい気分転換になりますね.
- 剛
- ぜんぜん違うことですからね.
- 光一
- 拓郎さんどうです?曲とかそういうの「はよ作ってくれ」とかありました?
- 吉田
- いつも言われますけども,出来ないものは出来ませんから.
- 光一
- なるほど.
- 吉田
- 「なるほど」って.
- 光一
- 拓郎さん,「出来ねぇもんは出来ねぇんだよ」って.
- 吉田
- その「出来ねぇんだよ」とは言えないと思いますけど,出来ないものは出来ません.
- 光一
- 「出来ねぇんだよ」.
- 吉田
- いや,違う違う.「出来ねぇんだよ」じゃなくて,「出来ません」.でもね,日記みたいなのかくのが好きな人とかって,けっこう自分のロウソクの世界みたいの持った人です.
- 光一
- またそっちつなげようと.
- 吉田
- ロウソク好きですか?
- 光一
- 僕の部屋にもありますよ.
- 吉田
- 夜とかロウソクをつけてロマンチックな気分になりたい人っているじゃない,電気があるのに.わざわざホテルの泊まることが決まってると,わざわざロウソク持ってって.夜はロウソクで.ロマンチックだと思うんでとょ,キャンドルライトとかああいう感じが.
- 広末
- どっちの光が好きですか?白い蛍光灯のライトと.
- 光一
- 僕は間接照明やね.
- 広末
- でも冷たい感じがしませんか?
- 光一
- 間接照明?そうかいね?
- 剛
- 僕は僕自身が光ってるんで.あんまり蛍光灯は.
- 光一
- いらないもんね.蛍光灯好きですか?
- 剛
- それもなんか.
- 光一
- また俺も変なこと聞いてんな.よし,いいぞ.俺が発揮してきた.
- 広末
- あ,天然っていうのは狙いなんですか?
- 剛
- いやいや,狙いじゃない,狙いじゃない.
- 光一
- 聞かんとって.狙いやけど,ぽくしてんの.
- 剛
- 狙いじゃないから.今言って「あ,自分今,おもろいこと言うてんちゃうか?」って気付いてんから.この人は絶対に天然ですから.間違いなく.
- 広末
- いいですね.
- 光一
- 蛍光灯好きですか?
- 広末
- うーん?光りは好きですね.ごめんなさい.あのだから,ホテルとか入ると全部電気つけます.ホテルの光りって暗いでしょ.
- 吉田
- 暗いですよね.
- 広末
- 嫌いなんですよ.
- 剛
- 気味悪いですね.
- 光一
- 光り好き,ロウソク好き.
- 広末
- でもやっぱり昼間の部屋が好きです.窓あけてそれだけでいいのが.
- 剛
- それいいですね.
- 吉田
- 豆電球.なに言ってんだ?俺は.豆電球って可愛くない?
- 広末
- 可愛いです.大好きです.
- 吉田
- 豆電球って可愛いよね.ちっちゃいので,色がいっぱい付いてるとさ.豆電球って可愛いよね.
- 広末
- 私,家にすごい可愛いのがあるんですよ.それはガラスで氷みたいに見えて,真四角で,そのなかに電球が一個入ってるんですよ.すごい可愛いんですよ.氷のなかにライトが入ってるみたいで.
- 光一
- それ多分,氷のなかに電気が入ってる感じなんやろな.多分.
- 剛
- まあ,わからへんけど.
- 光一
- 俺が見てへんけど,思ったところ.もうええわ.おまえんちあれや,星空ロマンあるやん.
- 剛
- あるよ,星空ロマン.知ってる?星空ロマン.あのね,すごい孤独な照明やけどね,スイッチ入れるでしょ,そんならね牡羊座とか,そういう照明が天井に浮かぶわけですよ.
- 広末
- ありますね.
- 剛
- それで牡羊座を自分のベッドの上に映して,それで眠るんですよ.
- 光一
- 寂しい.
- 剛
- 寂しいやろ.
- 光一
- なんでみんなそんな寂しいんですか?不思議やな.
- 剛
- しゃーないがな.星空ロマンやもん.
- 光一
- ロマンやからな.
- 剛
- そうそう.でもあれ,もう電池切れてなくなったから.
- 光一
- 照明はな,楽しいな,そう言われてみると.さあ,広末さんのLOVE LOVEなものいこう.
- 剛
- これはお父さん?
- 光一
- またそれかい?
- 剛
- お父さん電車好きですか?
- 光一
- お父さん電車好きですね.
- 剛
- トーマス好きですね.
- 広末
- トーマス好きですね.可愛くて,毎日帰るのが楽しみです.もうすぐ2歳になります.
- 剛
- 2歳いうたら,ちょうど羽が生えてくる時期ですよね.
- 広末
- 言葉もだいぶ喋れるようになって.
- 光一
- なんて言います?言葉.
- 広末
- 私のこと「こ」って呼ぶんですけど.
- 光一
- 「こ」?
- 広末
- 「りょう」が言えなくって.
- 光一
- 涼子の「こ」.
- 広末
- 「こ」「こ」って言って大変ですね.大忙しなんですけど.トイレとかも自分で行けるようになったし.
- 光一
- これほんま,誰っスか?
- 広末
- あ,ユーリって言うんです.ユーリッチ.
- 剛
- ユーリッチ?
- 光一
- ユーリッチ?
- 剛
- リーボックみたいですね.
- 広末
- ユウキって言うんですけど,ワールドカップの時にフランスの選手でユーリッチっていう人がいたみたいで,「ユーキッキ行きます,ユーキッキ行きます」って言うんで,ウユキがいるんだと思って,ユーキッキって呼ぼうと思ったらユーリッチだったんですよ.それからもう,うちではユーリッチ.今もう楽しくてしょうがないですね.トイレに行くんですけど,一人では出来ないんですね.だから,連れてかれるんですよ,「チー,チー」って言って.で,ズボン脱がせてあげて,座らせてあげると自分でチー出来るんですけど.
- 光一
- たまらんやろうね.ね,拓郎さん.これがでかくなったらね.
- 剛
- いや,10何歳にもなって連れられてたら嫌ですよ.2歳やからええやないですか.
- 光一
- メチャ自慢やないですか,そんな.
- 剛
- いや,自慢という言葉もまだ知らない.
- 光一
- まあな.
- 広末
- そう,今どこにでもついてきたくて.だから,仕事で出かける時に玄関から出ると大泣きするんで隠れて行ったりするんですけど.トイレ行く時とか大変ですね.
- 光一
- で,これは誰なんですか?
- 剛
- そのユーリッチ君は.
- 光一
- 誰やねん?隠し子かい?
- 広末
- あ,従姉妹のお姉ちゃんの子供なんですよ.
- 光一
- やっとわかったで.
- 広末
- 甥っ子よりもちょっと遠いですけど.
- 光一
- これが可愛いと.だんだん生意気になってくるで,きっと.「パーンチ!」「キーック!」とかいって.
- 剛
- 本気で蹴るからね,子供は.
- 光一
- 加減知らんからね.まあ,可愛いでしょうね.アップも可愛いじゃないですか.何か食うてるんですか?これは.
- 広末
- 肥満児への道のまっしぐらですね.食べてばっかり.甘い物大好き.
- 光一
- いいじゃないですか,上に行くかも知れんし.
- 剛
- 身長に.
- 広末
- あのね,だからケーキとか見ると奇声を発するんですね.
- 光一
- 奇声?
- 広末
- まだ2歳弱なのに,ケーキを見ると「キャー!!」って言うんですよ.
- 光一
- そうとう嬉しいがな.
- 剛
- そうとうケーキがね.
- 広末
- 大好き.
- 光一
- あらら?これは?
- 広末
- 今,チューを教えて出来るようになったんですよ.
- 剛
- いや,チュー教えたらあかんがな.そんなマセた子.
- 光一
- あらら.
- 広末
- あのね,チュー最初は,私しばらく会えなくって,チューが出来るようになったって聞いて,「じゃあバイバイ,ユーリッチ,チューは?」って言ったら,最初に手を出されたんですね.で,何なのかな?って思ったら,「バイバイ,チュッ」ってやるじゃないですか.それ真似して投げキッスを集めに行くようになったんですよ.
- 光一
- 集めんねや.
- 広末
- 手の甲にチュッってやってたんですけど,チューはそうじゃないだって,今,チューが出来るようになって.
- 剛
- 2歳からチューですか.
- 光一
- これはファンにはたまらんな.
- 剛
- またそっちやね.
- 光一
- だってそうやもん.そんな聞かれへんって.あれ?全部この子やないか.
- 広末
- ごめんなさい,20枚ぐらい全部撮ってて.
- 光一
- ユーリッチ君,これ羨ましいで,ほんまに.
- 広末
- 赤ちゃんが家にいると,すごい楽しいです.新しい発見ばっかりで.
- 光一
- 子供好きですか?
- 広末
- 大好きです.
- 光一
- 篠原は子供嫌いやからな.
- 広末
- あ,そうなんだ?
- 剛
- あいつ子供嫌い.あの小動物はやっかいですよ.
- 光一
- なんかね,子供見るとバックドロップしたくなるらしいですよ.
- 剛
- まあ,ネックブリーカーぐらいならね,まだしも.
- 広末
- もう欲しいですね,子供.もらえるものなら.
- 剛
- 人の子はもらったらあかんと思うけど.
- 光一
- 結婚願望みたいのあるんですか?
- 広末
- ないですね.
- 光一
- ない?
- 広末
- 子供も痛いから産みたくないから,欲しいですね.
- 剛
- それは難しいよ.
- 光一
- 拓郎さんは子供好きですか?
- 吉田
- 大好きですよ.いちばん飽きないのは,子供見てるのが.時間があっという間に経っちゃって.子供が寝ちゃった時も可愛いね.
- 広末
- 可愛いです.
- 吉田
- 寝てるの見てると,俺もこんな時代があったのかとか思いながら.
- 光一
- それはもちろんあったんです.
- 吉田
- みんなあったんですね,ああいう時代がね.
- 光一
- 当然でございます.
- 吉田
- みんな鼻低くてね.本当に子供って可愛いよ.子供の男の子なんかでも,おしっこしたくなってる子供って可愛いよ.
- 広末
- そうなんですよ.必死で目で訴えてますもんね.
- 吉田
- 女の子でもね,おしめをかえてやってる時にね,いきなりおしっこする子とかもいるわけ.そうするともうね,嬉しくてしょうがないね.
- 光一
- なんで嬉しいんですか?
- 吉田
- 嬉しいんだってば.
- 光一
- なんでですの?
- 吉田
- 「うわぁ,おしっこだ」とかいいながら.
- 光一
- それ,絶対に拓郎さんおかししいわ.
- 吉田
- 赤ちゃんのおしっこ系はだいたい可愛いなぁ.こんな可愛いおしっこしてるのに,もうすぐ憎たらしくなるんだろうなとか思うと可愛いよ.寝てる赤ちゃんとか,すぐいじくりたくなるでしょ.で,すぐ泣かしたくなる.泣かしといては,自分で「よしよし」って.それでまたすぐ泣かして.
- 光一
- 泣かしたくなりますよね.
- 吉田
- 抱いてて,足つねっちゃうの,ギュッて.
- 広末
- ひどい.
- 吉田
- それで泣かしといて,「おお,ごめんごめん」とかいって.
- 光一
- 泣かしたくなるのはわかるな.
- 吉田
- 泣かしたくなるよね,可愛い子とか.あと,なんか食べたくならない?ペロペロなめたくなる.
- 剛
- わからんなぁ.
- 広末
- でも,すごい気持ちいいですよ.
- 光一
- 結婚願望はないんですか.
- 広末
- ないですね.
- 光一
- 好きな男性のタイプぐらいちょっと聞いときましょうか.結婚の話も出ましたし.
- 広末
- 好きな男性のタイプは,笑顔.
- 剛
- はい,みんな笑顔ね.小指を角で打っても笑顔ね.
- 広末
- 痛い.そのギャップとかって大きいですよね.女の子もそうですけど,男の人とか,ガッて笑った時に可愛かったり.
- 光一
- 性格的には何かありますか?
- 広末
- 性格的には,話せる人.
- 光一
- 話せる人.なんじゃ?そりゃ.
- 剛
- うまい具合に話が転がってくっていうことでしょ.
- 広末
- そうですね.話になんない人って.
- 光一
- 話になんない人.俺か?
- 広末
- 違う,話になんないじゃなくて.
- 剛
- いや,だから「今日はええ天気やね」「ああ,そうやね」ぐらいで終わっちゃうと辛いっていうことですよね.「そうやな.こんな青い日,珍しいな」とか,だんだん.
- 光一
- ドラえもんみたいやな.
- 剛
- なにを言うてんねん?
- 光一
- 頑張っちっゃたぞ.なるほどね.話が転がってく人.
- 広末
- 話,止まらなくなりますね,楽しいと.
- 光一
- そうですか.参考にしていただければ.さあ,ガチャガチャマシーンでございます.いつものように回して下さい.
- 広末
- はい.
- 光一
- 今日はどんな質問が入ってるんでしょうか?「完全無欠の美少女アイドル広末涼子さんに単刀直入な質問です.広末涼子の弱点は何ですか?」.
- 広末
- 弱点?
- 剛
- 弱点.
- 光一
- いろんな意味でとれますけど.
- 剛
- いわゆるドラえもんの尻尾みたいなとこですよね.スイッチですから.
- 広末
- 例えばなんですか?
- 剛
- いやだから,ドラえもんの尻尾みたいなとこですよね.
- 広末
- 剛さんはなんですか?
- 剛
- 僕の弱点はね,僕,言葉に弱いんで.
- 光一
- 言葉に弱い?今喋ってるけど,これ攻撃や?
- 剛
- ちゃうちゃう.
- 広末
- 弱いっていうことですか?
- 剛
- そういうことじゃなくて,暴力じゃなく,精神的ダメージ.ちょっとしたことが気になるんですよ.
- 光一
- 「うわぁ,もみあげ生えてへんやん」とか.
- 剛
- それもね,おまえは知らんと思うけど,家が一回洪水になったぐらいの,涙,涙の嵐で.
- 広末
- もみあげって.
- 剛
- そっちに行くんですか?なんでしょう?
- 広末
- このあいだ,ユウキのもみあげを全部剃ったんですよ.
- 光一
- 剃った?剃ったらあかん.テクノになるから.
- 剛
- テクノや.
- 広末
- もみあげって伸ばしてたほうがいいんですか?
- 剛
- 伸ばしたほうがええんちゃうか?
- 広末
- もみあげ剃った写真も撮ったんですけどね.
- 光一
- テクノや.テクノになってまうがね.弱点,弱点.
- 剛
- 何かないですか?弱点は.
- 広末
- 弱点はそうですね,二の腕.
- 剛
- 二の腕?
- 光一
- なんでですか?二の腕,今日も出てまっせ.
- 広末
- 二の腕はね,嫌いですね.
- 光一
- 自分の二の腕が嫌い?
- 広末
- ええ.あと,くすぐったがりなんですね.だからさわられるとダメですね.
- 剛
- っていうことは,全部とりあえず「触るなボケ」っていう感じですね.
- 広末
- そうですね.
- 剛
- 僕なんかは,知ってる人でないとマッサージしてもらえないんですよ.安心するから.
- 光一
- 俺,誰でも平気.
- 剛
- ホテルで頼むオバちゃんとか,もう「シャッシャッシャッシャッ」ですわ.
- 広末
- 私,マッサージうまいですよ.
- 光一
- マッサージうまい女性はいいね.
- 剛
- いや,そういう話じゃなくてね.
- 広末
- あ,弱点わかりました.話が飛びます.
- 剛
- でも,いい飛び方やからね.
- 広末
- 人の話を聞かないってよく言われます.
- 光一
- そんなことないですよ.
- 剛
- ちゃんとホップステップジャンプしてますから.
- 光一
- ホップからジャンプに行ってるから.広末さんマッサージうまいらしいですよ,拓郎さん.
- 広末
- うまいですよ.
- 吉田
- 僕,マッサージ本当にダメです.マッサージをされると,もう笑ってる,笑ってる.
- 広末
- じゃあ,凝らないんですね.
- 光一
- ほんまですか?
- 吉田
- 肩凝らないしね,足とか触られると笑っちっゃて笑っちゃって.なんであれで寝れちゃうの?
- 光一
- 俺,寝ますよ.
- 吉田
- くすぐったくない?
- 剛
- まだ腰,背中ぐらい大丈夫なんですけど.これね,俺の弱点のとこ触られると,僕は昔行った星の言葉が出てきますから.「ワッシワッシ」とか.
- 光一
- 今なんて?
- 剛
- 日本語でミルクティー.
- 光一
- なるほどね.さあ,もう一つ.
- 広末
- はい.
- 光一
- 「何をしても注目されてしまう,今世紀最後にして最大の話題の女王,広末涼子さんに質問です.もし三日間だけカメラも追い掛けない,事務所の人もいない,家族も知らないで何でもやっていいと言われたら,何をやりたいですか?」.
- 広末
- 何しましょう?
- 光一
- けっこう難しい質問やな.
- 剛
- 三日間.
- 広末
- 三日間いいですね.遠くに行きたいです.
- 剛
- 国内か海外,どっちでしょう?
- 広末
- 海外ですね.
- 剛
- どのへん行きましょう?
- 広末
- 私,夏大好きなんで,南の島系は大好きですね.単純に解放感.バハマに行きたい.
- 光一
- この前のLOVE LOVEの賀正スペシャルでハワイのご招待.
- 剛
- そうですよね.
- 広末
- もらいました.それは,つれてってもらえるんですか?
- 剛
- ぜんぜんスケジュールがあるんならいいですよ.そのかわり,イルカと戦ってもらいますけど.
- 広末
- イルカ大好きです.
- 剛
- いや,なでなでとかじゃなくて,戦っていただきますから.生きるか死ぬかの.
- 広末
- 私,この仕事になってなかったら,イルカの調教師になりたかったんですね.
- 剛
- イルカに乗ってそうですね.
- 光一
- それがまた似合うから.
- 広末
- 大好きですね.海大好き.海行きたい.
- 光一
- 拓郎さんバハマ好きなんですか?
- 吉田
- バハマ好きじゃないですけど,バハマ行ったことありますよ.
- 広末
- そうなんですか?
- 吉田
- よくレコーディングするスタジオがあるから,有名な.
- 広末
- いいですね.
- 吉田
- 遠いよ.美味しくないよ,食事.
- 広末
- 海が奇麗です.
- 吉田
- 海が奇麗ですね,本当に.でも僕,もう行きたくない.
- 光一
- やっぱり拓郎さんはハワイがいいと.
- 吉田
- ハワイは3月の2週3週で行きますから.
- 剛
- そうですよね.また行きましょう.
- 光一
- それではこれはこのへんにしましょう.LOVE LOVEな曲.なんでございましょう?
- 広末
- 「Tiny Tiny Tiny」.CHARAさん.
- 光一
- CHARAさん.
- 広末
- CHARAさん大好きですね.
- 光一
- 「Tiny Tiny Tiny」.
- 広末
- CHARAさんの曲すごい好きなんですけど.やっぱりすごい詞が好きで.私のなかでベスト3の1位か2位っていうぐらい好きなの詞の曲ですね.
- 剛
- 「脳みそグッドハッピー」.
- 光一
- カップリングがな.でも,CHARAさんは声が独特な方ですから,歌うの難しいんじゃないですか?
- 広末
- だから,昨日ともえちゃんから電話をもらって,「なんであんな曲選んだの?」って言われましたね.
- 光一
- 歌うには難しい曲.すごいい曲ですけども,歌うには難しい曲ですからね.
- 広末
- ごめんなさい.
- 光一
- でも,それは広末さんだから出来る.
- 剛
- 自分の好きな歌をこれだけ豪華なメンバーで歌えるって滅多にないことですからね.
- 広末
- そうですね.すごい嬉しいです.
- 剛
- 貴重ですよ.
- 光一
- さあ,ということで,それではスタンバイよろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 広末
- はい,よろしくお願いします.
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