#102
HomePageだけの特別編集版 飯島直子編
- 光一
はい,改めてご紹介します.今夜のゲストは飯島直子さんです.
- 飯島
- よろしくお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
- 光一
- 飯島さんとは,私たちは24時間テレビ以来でございますね.
- 飯島
- はい.
- 光一
- 本当に1年ちょっとぶりですね.
- 剛
- ぐらいですよね.
- 飯島
- そうですよね.ご無沙汰してます.
- 光一
- お久しぶりでございます.
- 飯島
- ご活躍は,いつもテレビで見ています.
- 光一
- ありがとうございます.
- 剛
- ありがとうございます.
- 光一
- 僕たちもCMなど見てます.
- 飯島
- ありがとうございます.
- 光一
- さっそくお人形を.
- 剛
- すごいですよ,今日.
- 飯島
- 可愛い.すごい嬉しいです.
- 光一
- ジャパニーズブロンドやから.
- 飯島
- すごい乳.
- 剛
- いや,乳って.胸元って.それは僕が言いますから.
- 飯島
- すごい胸元.
- 光一
- これ見てるだけで,僕,鼻血でちゃいます.
- 飯島
- さっきね.
- 光一
- 今日,この本番前ね,鼻血出てね,びっくりしちゃった.それに対して飯島さんに「たまってんじゃないの?」って言われて,またびっくりしちゃった.ね,拓郎さん.
- 吉田
- どうなんですか?それで.
- 剛
- どうなんや?
- 光一
- ぜんぜん.さあ,といことでこのお人形なんですけども.
- 剛
- はいはい.
- 光一
- ちゃんとアクセサリーとかしてるんですね.と言いつつ,ちょっとさわったんですけど.
- 剛
- ちょっと待ってくれ.まあ,最初の胸元,それに僕は何も言いませんでしたよ.でも,触るという,そういう触れてしまうという行為を.
- 光一
- だって,人形やもん.
- 剛
- いやいや.でもね,それは例えば本を見てて,スカートの中は見えへんのに下から見てるのと一緒ですよ.
- 光一
- 拓郎さん,さわっときます?
- 吉田
- 僕はだから,ちょっと変わってるかもしれませんけども,人形なんかじゃ嫌です.
- 光一
- そうですね.というわけで,新妻さん.
- 剛
- そうですね.飯島さんは新妻さんですよね.新妻さんの飯島さんですよね.
- 光一
- 拓郎さんとは面識は?
- 吉田
- 僕,昔お世話になったんですよ.
- 飯島
- お世話になりました.
- 吉田
- 番組で.
- 飯島
- すごく昔に.
- 吉田
- 飯島さんたちがやってらっしゃる番組に.
- 光一
- まだ拓郎さんがこういう髪形で?
- 吉田
- いや,そんな昔じゃないですよ.そんな昔じゃなくて,結婚されるちょっと前ぐらいですか.
- 飯島
- もうちょい前です.
- 吉田
- そうですか.すごくびっくりしました.その時も初めてお会いして,ワァッ!!っていう人だったですからね.
- 光一
- ワァッ?
- 剛
- ワァッ?
- 光一
- 具体的にワァッとは?
- 吉田
- なんかほら,飯島さんはそういう感じですよね.ちょっと馬鹿みたいですけど,感じはワァッ!っていう.今も,彼女がステージに降りてくる時も,オールスターズのメンバーがウワァ!!って言ってましたよ.そういう感じ.
- 光一
- 美味しいもん食べて,言葉がないみたいな?「美味しいですね」としか言えないような気持ちでしょうな.
- 吉田
- 「でしょうな」?
- 剛
- また,このちょっと中途半端に上がった前髪がいいんでしょうかね.
- 飯島
- すいません.
- 光一
- いいじゃないですか.
- 剛
- 僕,そういうの弱いんですよね.
- 光一
- こいつ中途半端どころかチリチリになってますからね.
- 飯島
- すごい似合いますよ.
- 剛
- はじめまして.V6の岡田准一です.
- 飯島
- 似てますよ.
- 光一
- ということでね.拓郎さんと初めてお会いした時どうでした?
- 飯島
- やっぱりすごい有名な方で,吉田拓郎さんっていったら,「ええ!?うちの番組に来てくれるの?」って本当にびっくりしちゃったんですよ.でも,すごいね,優しくしていただいて.もうメチャメチャ印象がすごいいいんですよ,私は.
- 光一
- 印象がいい.
- 飯島
- はい,すごい優しい方っていう.
- 光一
- 口説かれませんでした?
- 飯島
- いえ,ぜんぜんそういうんじゃなくて.
- 光一
- おおっと,拓郎さん.
- 吉田
- すいません「おおっと拓郎さん」って?
- 光一
- はい,来た.
- 剛
- はい,来た,ポンッ.
- 吉田
- すいません,何ですか?「はい,来た,ポンッ」っていうのは.
- 剛
- 緊張されてるっておっしゃってたんでね,場を早めに和ませないと.
- 吉田
- それを「はい,来た,ポンッ」で?
- 剛
- ええ,はい,来た,ポンッ.
- 光一
- ホンイツ,ポン.
- 剛
- アン,ドゥ,トロワね.
- 吉田
- わからん.
- 剛
- いろいろあるじゃないですか.
- 光一
- でも,僕たちも24時間テレビで初めてお会いして,本当にメチャクチャいい人やと思いましたね.率直に「この人はいい人だ」と.
- 剛
- なんかいろいろ気を遣っていただいて.
- 飯島
- いえ,とんでもないですよ.
- 剛
- いやいや.
- 飯島
- こちらこそ.なんかフルーツとかくれたりして,すごいいい人たちって思いましたよ,私も.
- 光一
- だいたいKinKi Kidsって,初対面の人と感じ悪く見られるんですよ.
- 飯島
- そう.
- 剛
- 雰囲気悪かったでしょ?
- 飯島
- そう.
- 光一
- そう?
- 飯島
- そう.第一印象,ちょっと感じ悪いですよね.
- 吉田
- そうそう.
- 剛
- 悪いんですよね.
- 飯島
- でも,すごいね,恐いっていう感じだった.その前にすごい大きいスペシャル番組で,いっぱい芸能人の人とかが出てた時に,恐いって思ったの.「KinKi Kidsって恐いなぁ」って.
- 光一
- なんででしょうね?
- 剛
- 特に女性の場合は,本当,喋れない,まず初対面の人.
- 光一
- そうやな.
- 剛
- その喋れない照れ隠しイコールふてくされて.女の人でもよくいますやん.好きな人に対して,逆に冷たい態度をとってしまうっていう行為あるでしょ.あれに似てるのか知りませんけども,男の人でも女の人でも,初対面っていうだけでKinKi Kids二人かたまると壁を作ってしまうんですよ.ウルトラマンでも破れないぐらいの壁を作ってしまうんで.それで第一印象恐いって,いろんな人に言われましたね.
- 光一
- いろいろ言われますね.
- 飯島
- でもね,24時間の時はね,すごくいい方だと思いましたよ.
- 剛
- 大丈夫でした?
- 飯島
- もう本当に.
- 光一
- なら良かった.
- 飯島
- 優しかった.
- 剛
- ありがとうございます.
- 光一
- 今日は,飯島さん,直子さん,または直ちゃん,どれで呼んだらいいのかけっこう迷うんです.
- 剛
- どれでいきましょうか?
- 飯島
- もうぜんぜん名前で.直子ちゃんって照れ臭いですよね.何でもいいです.
- 光一
- じゃあ,飯島さんがいちばん僕らにとっては.
- 剛
- 普通ですよね.
- 光一
- あ,旦那さんには何て呼ばれてるんでしょう?
- 剛
- それだけ聞いたとかないとね.同じ呼び方したらいけませんから.
- 飯島
- なんていうか,あんまりね,名前で呼ばないですね.
- 剛
- 「おい」とか「おまえ」とかなんですか?
- 飯島
- なんかね,結婚する前は「直ちゃん」とか言ってましたけど,でもなんかあんまり名前呼ばないですね.たまに「ママ」とか言いますけど.
- 剛
- 「ママ」?
- 飯島
- 犬がいるんで,犬のママっていう意味で.
- 剛
- はいはい.
- 光一
- 犬のママ?
- 飯島
- ワンちゃんのお母さんっていう.
- 剛
- 犬から見たらお母さんっていう例えで.
- 光一
- なるほどね.逆に何と呼んでるんですか?
- 飯島
- 「お父さん」です.
- 光一
- 「お父さん」.
- 剛
- いいですね.そういう時は,「お父さん」「はい」「はい」っていうことはないんですか?飯島さんのお父さんと旦那さんが並んでて,「お父さん」「はい」「はい」っていう.
- 飯島
- ありますよ.あります,あります.
- 光一
- 拓郎さんのとこは?
- 吉田
- いや,ほらやっぱり新婚の香りがするっていうのがあると思うんですよ.やっぱり匂いがしてる.
- 光一
- 新婚さんの感じが.
- 吉田
- なんかね,よく言うでしょ,初々しいとか何とか.なんかそういう感じがしてて,「どうやって呼び合ってるんだろう?」とか聞いてるだけでこっちが照れちゃう.
- 剛
- それはありますね.
- 光一
- 拓郎さん,新婚時代は?
- 吉田
- 最初はだから,それこそ「拓郎」とか「佳代」とかいう感じで.
- 光一
- 呼び捨てでした?
- 吉田
- だんだん短くなっていったり,略されてくるんですよ,長く一緒にいると.最近は「あ」ぐらいですよ,俺.
- 光一
- 「あ」?
- 剛
- 「あ」?
- 吉田
- 「あ」って言われたら「あ,僕ですか?」っていう感じで.すごい略されてますよ.
- 剛
- 当て字みたいなもんですよね.「拓郎」と書いて「あ」と読む.「本気」と書いて「マジ」と読むという.それと一緒ですよね.
- 光一
- 「拓郎」と書いて「あ」と読む・
- 吉田
- 当て字?
- 剛
- 当て字ですよね.
- 吉田
- だから,きっとそういうふうに呼び合ってるのが「お父さん」にしても,なんかやっぱり初々しい.いい感じ.
- 光一
- 拓郎さん,人妻好きじゃないですか,拓郎さん.
- 吉田
- 違いますよ.僕は人妻も好きですし,やっぱりくどいようですけど,くどいですよ,僕は,くどいけれども,バァーン!!っていうのが.
- 剛
- なるほどね.
- 光一
- なるほど.確かにバァーン!!ですもんね.
- 吉田
- ね.絶対に彼女はバァーン!!っていう感じでしょ.それね,僕にとっては,ズキンっていう.
- 光一
- もうバァーン!!の他には何ものでもない.
- 飯島
- バァーン!!ってなに?
- 光一
- バァーン!!なんですよ.わかります?
- 飯島
- わかんないです.
- 吉田
- でもね,バァーン!!っていうところもあり,ホォッっていうのもあるんですよ.
- 光一
- ホォッですか?
- 剛
- ホォッ?
- 吉田
- いろいろ取りそろえてあって,それがその時々の僕を喜ばせる.
- 光一
- 気を付けて下さいね.
- 飯島
- 面白いですね.
- 剛
- 気を付けたほうがいいですよ.
- 吉田
- すいません,そういう人を痴漢みたいにね,「気を付けろ」って.
- 光一
- 本当にね,違いますもん,ここに座ってる感じが.
- 剛
- サングラスがウィーンって開いて,豆鉄砲出てきますからね.
- 光一
- 今日,背筋伸びてるんですよ.
- 剛
- 伸びてますね.
- 吉田
- いつも伸びてるって,ちゃんと.
- 光一
- いつもお爺ちゃんみたいになってるじゃないですか.
- 剛
- 伸びてますよ.
- 光一
- 伸びてますよ.
- 吉田
- そうですか.さあ,ね.
- 光一
- 飯島さんは,ちょっと昔の話になっちゃいますけど,モデルさんのお仕事をなさってたじゃないですか.
- 飯島
- はい.
- 光一
- それで今は歌も歌うわ,お芝居もするわ,そしてバラエティも出る.その頃からそれは考えてたんですか?
- 飯島
- いえ.何ですか?
- 吉田
- 光一君てね,時々面白いですよ,本当に.
- 飯島
- 面白いですよね.
- 吉田
- わけがわからなくなる.
- 剛
- 今,おもろかったですよね.
- 吉田
- 今,面白かったよね.
- 光一
- 鼻血でてからちょっとおかしい.
- 剛
- 鼻血はな.
- 飯島
- たまってんじゃない?
- 剛
- いやいや.
- 飯島
- いや,鼻血.
- 剛
- 鼻血がね.
- 光一
- 鼻血がね.鼻血だまりが.まあ,いわゆる女優,タレント,そして歌手,今日は何モードでしょう?
- 飯島
- 今日ですか?何でもないって感じ.
- 光一
- 何でもないですか?今日は,いちおう歌手としての飯島さんで.
- 飯島
- え?そうなんですか?
- 剛
- いやいや,歌うんですから.
- 飯島
- でも,なんかね,すごい緊張しちゃうんですよ,こういうテレビの番組に出るのが.
- 光一
- 緊張しますか?
- 飯島
- すごい緊張しますね.なんか,スペシャルとか多人数でいっぱいいるとか,ああいうのはぜんぜんいいんですよ.だって,本当に映るか映らないかじゃないですか,ああいうのって.
- 光一
- そうですね.
- 飯島
- そういうのはいいんですけど.
- 光一
- 確かに,ちょっと気が楽なとこありますよね.
- 飯島
- こういう時は,本当に.
- 剛
- メインですから.
- 飯島
- 「4人しかいない」とか「ゲストだ」って思うと.
- 光一
- 4人は4人でも,主役ですよ,今日は.
- 飯島
- いえいえ,そんなことないですよ.
- 光一
- そんなことあるんですよ.
- 剛
- 僕ら司会なんで.今日,僕が主役やったらようわかりませんよ.
- 光一
- そうなんですよ.緊張しぃなんですね.
- 飯島
- そうなんですよ.
- 光一
- この仕事は,誰かに憧れて入ったとか,そういうのはあるんですか?
- 飯島
- ないですね.
- 光一
- ないですか.ないそうですよ.
- 吉田
- 「ないそうですよ」?
- 剛
- ムツゴロウさん,ないって.
- 光一
- さあ,それではLOVE LOVEなものにいってみましょうか.
- 剛
- 何が出てくるんでしょうか.
- 光一
- 撮ってきていただきました.可愛いですよ.メチャクチャ可愛いです.
- 飯島
- 嬉しい.
- 剛
- 可愛いです.このワンちゃんのお名前は?
- 飯島
- ジャニス.
- 光一
- え?びっくりした.
- 剛
- びっくりしました.
- 飯島
- うちの母はジャニスって覚えられなくて,ジャニーズっていうんですよ.
- 剛
- うちの事務所やないですか.
- 光一
- これ,何歳ぐらいですか?この子は.
- 飯島
- 1歳ですね.
- 光一
- 1歳.嬉ションはしますか?
- 飯島
- 嬉ションはね,うちの子しないんです.
- 光一
- しない.いい子.
- 剛
- お利口さんですね.
- 光一
- これは,どちらが飼おうと?
- 飯島
- 彼ですね.
- 剛
- 動物好き?
- 飯島
- うん.好きなんだけど,面倒みないタイプですね.
- 光一
- じゃあ,基本的に飯島さんが見てる?
- 飯島
- でも,男の人ってそうですよね.なんか「欲しい,欲しい」とかなんか.子供も「可愛い,可愛い」って言うわりには,べつに面倒みないですよね,あんまりね.
- 剛
- 人によりますけどね.
- 飯島
- みますか?
- 剛
- 僕,みますよね.
- 飯島
- 本当?
- 剛
- 「見ますよね」って聞いてどうする.僕,見ますね.だから僕は,今はなるべくぜんぜん僕自身は飼ってないんですよ.仕事の時にカゴに入れて移動したりとか,楽屋に行って出したりとかすると,ストレスたまるでしょ.それが可哀相やから,僕,飼ってないんですよ,まだ.だから,世話できる時間が出来ればね,飼おうと思ってんだけどね.
- 光一
- 思ってんだ.
- 剛
- 思ってるんだよね.
- 光一
- 犬,可愛いですよね.続いてこれは同じ子ですか?
- 飯島
- これはエディーっていう男の子のほうです.
- 光一
- 別の子.2匹?
- 飯島
- 2匹います.
- 光一
- こちらも旦那さんが飼いたいと?
- 飯島
- そうなんですよ.
- 光一
- 2匹も.大変ですね.
- 飯島
- 大変です.
- 剛
- 2匹はけっこう大変ですよね.
- 飯島
- すごい大変.
- 光一
- でも可愛いですね.これも可愛いな.これ,抱いてるのは飯島さんですよね?
- 飯島
- はい,そうです.
- 光一
- 多分,拓郎さん「抱かれたいな」って思ってるんでしょうね.
- 剛
- 思ってるんでしょうね,心の奥底でね.
- 吉田
- はい.ねえ,犬ってみんな飼ってるでしょ,今.本当にほとんど.
- 剛
- だいたいの家庭が.
- 吉田
- 犬飼ってないと恥ずかしいね,僕.今.
- 剛
- そんなことないですよ.
- 光一
- そんなことないですよ.
- 吉田
- 犬ってみんな飼える?ほら,例えばマンションとか住んでると,飼っちゃいけないマンションとかあるじゃない.そういうのうるさくないんですか?みんな.
- 光一
- いや,うるさいんじゃないですか?
- 剛
- 内緒で飼ってる人もいれば.
- 吉田
- でも,犬って散歩に連れてかないとあれでしょ,ストレスたまっちゃうんでしょ?それ,大変でしょ.よくそんな時間あるね.
- 光一
- お散歩とか行くんですか?
- 飯島
- たまに行きますね.ちっちゃいので,たぶん家の中で大丈夫ぐらいなんですけど.
- 光一
- まだね.
- 剛
- でもね.
- 飯島
- たまに散歩行きますよ.
- 吉田
- 思春期とかになると,いろいろお世話しなきゃいけないんでしょ?奥さんとか旦那さんを探してあげなきゃいけないんでしょ?
- 飯島
- そうなんです.盛りが付いて.
- 吉田
- そういう場合はどうするの?
- 飯島
- 去勢手術とか.
- 吉田
- あら.
- 剛
- あるんですよ,ちゃんとね.
- 光一
- 拓郎さんもしたらどうですか?
- 吉田
- 去勢?それだけは勘弁してくれ.
- 剛
- 嫌ですよね.拓郎さんがそんなんしたら嫌ですよ.
- 吉田
- いやいや,しないよ,俺は.
- 剛
- メチャクチャカッコよく♪君のすべてを僕の自由にしたくて〜って歌ってんのに去勢してんねんで.
- 光一
- 困っちゃうね.犬,そして.これはワインですか?
- 飯島
- これはケース,なんて言うんですか?小物入れのケースです.
- 剛
- スッパマンがスーパーマンに変身する時の電話ボックスですか?
- 飯島
- みたいな感じです.
- 光一
- いろんなものを.何を入れてるんですか?
- 飯島
- ティファニーのものを.
- 光一
- 飯島さんにぴったりでございます.
- 剛
- ティファニー.
- 光一
- はい,きた.
- 剛
- はい,きた.腹筋マシーン.
- 光一
- 「ほーら,腹筋が火を吹いてきたぞ」.これ飯島さんがやってるんですか?
- 飯島
- これね,今は洋服かけです.
- 光一
- え?
- 剛
- え?
- 飯島
- 前は腹筋やるやつだったんですけど,今は服かけ.
- 剛
- えらい低い服かけですね.
- 光一
- これでプロポーションを保ってるとかじゃないんですか?
- 飯島
- いえ,ちょっと通販マニア.
- 剛
- なんか買いたくなってしまう.
- 光一
- 「これはいい!」って?
- 剛
- じゃあ,スーパーはぼきとか,高枝切りバサミとか?
- 飯島
- もってます.
- 光一
- すごいですね.これは,ぜんぶ通販の?
- 飯島
- もっといっぱいあるんですけど,はみ出しちゃったからちっちゃくしました.
- 吉田
- 通販買う時って,本名で買うんですか?
- 飯島
- いえ.
- 吉田
- 人の名前?
- 飯島
- はい.
- 吉田
- 本名は恥ずかしいね.高枝切りバサミを吉田拓郎って書いて出すのって,なかなか勇気いるんだよね.
- 剛
- 勇気いりますよね.
- 光一
- 「拓郎さん木切ってんねや」って.
- 吉田
- けっこう欲しいものってあるじゃない.
- 剛
- 通販はね,けっこうね.
- 吉田
- あるよね,欲しいの.なかなか名前書く時とか,電話で申し込む時に,本名言うのすごく抵抗あるね.父親の名前使ったりしてね.
- 飯島
- しますよね.このあいだもね,夜中に見て手すごい欲しいものがあって,かけたら間違えてテレホンクラブにかかっちゃった.
- 剛
- なにしてますのん?どういう対応したんですか?
- 飯島
- 「注文したいんですけど」って言ったら「はい」って言ってました.
- 吉田
- それはまあ,注文はね.
- 光一
- 飯島さんとは思ってなかったでしょうね.
- 剛
- 思ってないでしょうね.
- 光一
- 肝心な人が映ってないような気がするんですけど.映ってたんですけど,これを家に置いておいたら,勝手に自分で撮ってたんですよ.
- 光一
- いいじゃないですか.なんで消しちゃうんですか?
- 飯島
- なんか撮り方間違えてたみたいで,撮れてなかったんですよ.
- 光一
- 残念ですね.
- 剛
- 残念やなぁ.
- 光一
- ちょっと残念でしたけども.
- 剛
- しゃーないな.
- 光一
- それではガチャガチャマシーン・アルファ・もぎたて.よいしょ.これを回していただくと,いろんな質問が入ってますので.
- 飯島
- はい.これは誰が書いたんですか?
- 光一
- スタッフが.ムカつく質問とかあるんで,けっこう.
- 飯島
- はい.
- 光一
- 「ナイスバディとは飯島さんのためにある言葉と世間では評判ですが,大胆な衣装を着ている時って,女の人ってどんな気持ちでいるんですか?いったい」.衣装をね,着て,
- 飯島
- そうですね,胸のあいたドレスとかを着てる時は,あんまり揺さぶって歩くと出ちゃうから気を付けようとか,そういうふうには思いますけど.
- 剛
- 揺さぶって?
- 光一
- どうです?拓郎さん.
- 吉田
- 揺さぶるっていうのは,すごい状況ですよね.
- 飯島
- 走ったりとかすると.あとはなんか,お腹が目立たないように息を吸って歩くとか.
- 光一
- ずっと息を吸った状態で?
- 飯島
- 吸った状態で.
- 剛
- うわ,辛.
- 光一
- けっこう辛いですよね.
- 飯島
- 辛いですよね.
- 光一
- いろいろ気を遣ってるわけですね.大変ですね.まあでも,気を遣う必要もないでしょうけどね,飯島さんの場合は.
- 飯島
- いえいえ,ぜんぜん.すごいんですよ,本当は.ぜんぜん.
- 剛
- そうなんですか?
- 光一
- そうなんですか?まあ,もう一つ.
- 飯島
- はい.
- 光一
- 「その美しさとは裏腹に,その性格は男らしく,腕力もかなりのものとの噂もある飯島直子さんに質問です.今までに男をぶん殴ったことってありますか?」.
- 飯島
- うーん?一度だけありました.一回だけ.
- 光一
- ブン殴った.それは話できますか?
- 飯島
- ええ,ぜんぜん.もうすごい昔ですよ.中学生の時に.うちの学校が,校内暴力とか激しい学校だったんですよ.それで,窓ガラスがぜんぜんなくて.
- 剛
- すごいですね.
- 飯島
- 私,すごい寒がりだったんですよ.それで,ガラスを不良の方たちが割っちゃうんですよ.すごいピューピュー風が吹いて寒くて.で,最後に廊下の通りに唯一ガラスがあるとこがあって,そこが暖かかったんですよ.それで放課後,私がそこの廊下のとこに行ったら,ガラスが割れてなかったんですよ.で,頭にきて,「誰が割ったんだ?」っていったら「誰それだ」っていったら,その子が目の前から偶然歩いてきたんですよ.それで,バシーンて叩いて.
- 光一
- それは不良ですか?相手は.
- 飯島
- はい.寒かったので.
- 剛
- 理由は「寒かった」.
- 光一
- その後,目を付けられたりしませんでした?
- 飯島
- いえ,誤解だったんですよ,私の.彼じゃなかったんですね.
- 剛
- それまた可哀相ですね.
- 光一
- 無意味に殴られた.
- 飯島
- 謝っておきました.それぐらいです.
- 光一
- すごいですね.拓郎さんは誰か殴られたことはありますか?
- 吉田
- 女の人に?
- 光一
- ええ.
- 吉田
- かなりあるんじゃないでしょうかね.
- 光一
- ありますか.
- 飯島
- 本当ですか?
- 吉田
- 僕はあの,ダメな人ですから,「しっかりしろ」っていう感じでよく女の人からひっぱたかれますよ.
- 飯島
- 本当ですか?
- 光一
- 佳代さんには?
- 吉田
- え?あ,はい.
- 光一
- メチャ弱気やったな.
- 吉田
- わりとよくひっぱたかれてますよ.
- 光一
- そうですか.
- 吉田
- 女の人にはひっぱたかれるんですよね.男の人には絶対にひっぱたかれませんよ.女の人には,なんか「しっかりしなさいよ」パァーン!!とかやられて.
- 光一
- 逆に女性をパーン!ってやってたことはありますか?
- 吉田
- まあ,ちょっとあったりして,それはすごい反省してます.そういうことしちゃいけないと思いますね.それはすごい良くないことだなって.女の人をひっぱたいたことって,絶対に忘れられないんですよね,不思議に.
- 光一
- そうですか.
- 吉田
- ずっと一生それを肩に背負って生きてるって感じがして,すごい重たいですよ.だから,絶対にやらないで下さい.
- 飯島
- ありますか?
- 光一
- いや,ないですよ.ドラマでも殴られるほうやな,どっちかっていえば.
- 剛
- ああ,お母さん役の人とかね.
- 光一
- もう一ついきたいと思います.
- 飯島
- はい.これ,本当は誰が書いてるんですか?
- 光一
- スタッフです.
- 飯島
- 本当にスタッフ?
- 光一
- はい.「ミュージシャンを人生の僧侶に選んだ」.
- 吉田
- それ,坊さんになっちゃうよ.伴侶,伴侶.
- 光一
- えらい人になっちゃった.また鼻血でちゃうぞ,俺.「ミュージシャンを人生の伴侶に選んだ飯島さんに質問です.ミュージシャンしかきっとできないであろう,必殺の口説きテクニックってのを教えて下さい」.
- 飯島
- どういう意味ですか?口説きテクニック?
- 光一
- 前置きは置いといてですね,飯島さんの口説きテクニック.
- 飯島
- 私をですか?私がですか?
- 光一
- がですね.
- 飯島
- 私が男の人を口説く時ですか?
- 光一
- あ,違うね.意味わからん,スタッフ.
- 吉田
- だから,ミュージシャンと結婚したんだから,ミュージシャンにどんなふうに口説かれたんですか?っていうことでしょ.
- 飯島
- あ,そういうことか.口説かれたというか,お友達だったんです.お友達で,ずっと.いいのかな?こんなこと言って.
- 光一
- 僕たちは構いません.
- 剛
- 僕たちはぜんぜん大丈夫なんですが.
- 飯島
- ま,いっか.カットすればいいんだもんね.
- 剛
- ええ,まあ.オンエアには.
- 光一
- 基本的にうちのスタッフは使います.
- 剛
- 気を付けて,じゃあ.
- 飯島
- えぇと,うーん?お友達で,ご飯を食べに行ったり,して,たら,なん,か,そう,なって.
- 剛
- 電波の悪い携帯みたいですよ.大丈夫ですか?
- 光一
- 言わんとしてることはわかりました.それ以上は言わなくてもいいですよ.お友達から発展したっていうことですね.
- 飯島
- そうですね.
- 剛
- 自然とっていう感じですかね?
- 飯島
- そうですね.でも,難しいですよね,大人になってから付き合う時.学生の時は「好きです,付き合って下さい」みたいのあるけど,大人になってからって,なかなか.
- 光一
- そういうわけには.
- 飯島
- そうじゃないですか?「付き合おうよ」とか言います?
- 剛
- ぜんぜんないです.僕,だいたい相談されるタイプなんで.
- 飯島
- そのうちくっ付いちゃうっていう?
- 剛
- くっ付かないですよ.「うまくいきました.ありがとうございます」って.
- 飯島
- キューピッドの.
- 剛
- そういうタイプなんで.「あ,どうも,頑張って下さい」みたいなね.
- 光一
- あんまり追及してもね.
- 剛
- そうそう.
- 光一
- 僕らはワイドショーではございません.もう一つだけお願いします.
- 飯島
- これ,やらない人もいますよね.
- 剛
- 本当,たまにですけどね.
- 光一
- ごくたまにですね.
- 飯島
- はい.
- 光一
- 「あの全国の男性をがっかりさせた結婚式から1年たった飯島さんに質問です」.けっこう失礼なこと書くんですよ.
- 剛
- 失礼やな.
- 光一
- すいません,僕らじゃないです
- 飯島
- いえいえ.
- 吉田
- 多分,スタッフがっかりしたんだと思うな.
- 剛
- スタッフがっかりしたんてぜしょうね,この人がね.
- 光一
- 「結婚して知った,結婚生活のいいところ,悪いところを教えて下さい」.
- 飯島
- うーん?そうですね,良かったことは,まあ帰ってくるとこが一つなんで,余計な心配をしなくなったとかありますけど.あとは,わざわざ掃除に行かなくて済むし.
- 剛
- ええ言葉やなぁ.
- 吉田
- っていうことは,結婚前はわざわざ掃除に行ってたっていうことだよね.
- 飯島
- はい.
- 剛
- いいですね.
- 光一
- いいですね.
- 剛
- 掃除してもらいたいなぁ.
- 光一
- 拓郎さん,詞に使ったらどうです?
- 吉田
- 「結婚前は掃除してくれたのに」?
- 飯島
- でも,それありますね.なんか知らないけど,通ってる時はけっこう一生懸命掃除するんですけど,一緒に住むとそんなに熱心に掃除しないですね.
- 光一
- 逆に悪いところ.これはちょっと参ったとか.
- 飯島
- だって,使えないもん.言ってもいいけど,ぜんぜん.
- 光一
- 使えないんですか?
- 飯島
- 今日,TUBEのマネージャーも来てるんだもん,だって.
- 吉田
- だって,ドラム,TUBEじゃん.
- 光一
- そうですね.
- 飯島
- 悪いこと?うーん?やっぱり自分の時間が減るといったら減りますよね,お互いに.絶対に一人になりたい時もあるじゃないですか.
- 光一
- じゃあ,拓郎さんに聞きましょうか.結婚のいいところ,悪いところ.
- 吉田
- それはみんないろいろ,それぞれだと思いますけども,恋愛結婚だから,恋愛結婚っていうことは,すごい燃え上がって,お互いに独占したいなと思ってたわけだから,それは夢が叶ったわけでしょ.そういう意味で言うと,寂しくないですよね.その代わり,今度は寂しくない分だけ,お互いにずっと一緒にいると嫌なとこも見えてくるから,それは「あれ?こんなんじゃなかったな」とか思いますよ,やっぱり.でもほら,やっぱり好きで結婚したんですよ.
- 光一
- そうですよね.傍から見てると言い感じですからね.お買い物一緒に行ってるようですし.
- 吉田
- 買い物します.
- 光一
- お買い物行かれますか?飯島さんとか.
- 飯島
- たまにですけどね.
- 光一
- いいですね.
- 剛
- いいな.
- 吉田
- 結婚,憧れる?
- 光一
- 今は結婚願望はないですけど.でもなんか,いいなとは思いますよ,もちろん.いずれは僕もしますしね,当然.
- 吉田
- それはこのあいだ言ってたね.誰かと赤い糸で結ばれてる可能性があるって.
- 光一
- もうこの世の中にいるんでしょうね.そう考えると不思議なんですけどね.まあ,それではこのへんにしたいと思います.
- 篠原
- あ,こぼれちゃった.よいしょ.リラックスしてますか?篠原です.
- 吉田
- 篠原も結婚に憧れるか?
- 篠原
- 結婚ですか?大人になったらしますよ.
- 吉田
- すいません,その投げやりな.
- 剛
- する気あんのか?
- 篠原
- しますよ,大人になったら.30過ぎたら.
- 光一
- 30過ぎのシノラーはどうなってるの?
- 篠原
- どうでしょう?
- 剛
- どうなってるのかな?
- 篠原
- あんまり今と変わってないんじゃないですか?でも,飯島さんて昔の光一君の髪の毛に似てるなって思って.飯島さん,知ってます?光一くんのヘナチョコヘアの時.シューベルト時代.女性から見てどう思いますか?
- 飯島
- 髪形変えたんだって思って,可愛いと思いましたよ.
- 光一
- 本当ですか?
- 篠原
- 聞かなきゃよかったな.ゆっくりしてって下さい.
- 光一
- さあ,LOVE LOVEな歌.飯島さんのLOVE LOVEな歌なんですけど.こちらでございます.
- 剛
- 僕ね,話,急に飛んでごめんなさい.僕,旦那さんの歌を2回コンサートでやらせてもらってます.
- 飯島
- そうなんですか.
- 剛
- いちばん好きなのは「君となら」.あと「そばにいるよ」っていう歌あるじゃないですか.その2曲やらせてもらってるんですよ.
- 飯島
- いい歌ですよね.
- 剛
- ほんまに「いい歌ですね」とお伝え下さい.
- 光一
- 近所のオバちゃんやがな.飯島さんのLOVE LOVEな歌なんですけど,こちらでございます.
- 飯島
- 山口百恵さん.
- 光一
- 「ロックンロールウィンドウ」.
- 飯島
- ウィンドウ?
- 吉田
- ウィドウだよ,ウィドウ.
- 光一
- ね,これ.ウィドウ.
- 飯島
- 昔のにしてはカッコいいですよね.
- 吉田
- ねえ,KinKiって山口百恵って知らない?
- 光一
- 知ってますよ,もちろん.僕,だって,百恵さんの姿になって歌いましたもん.
- 吉田
- あ,本当.
- 剛
- 僕なんかあれですよ,ふんどし一丁で山本譲二さんの物真似やらされたんですよ.「みちのく一人旅」ってあるじゃないですか.普通ね,「山本譲二さんの物真似をして下さい」「はい,わかりました」と.僕の中には着物なんか着るのかな?と.もしくはスーツかなと思って.楽屋入ったんですよ.ハンガーに白いきれがパラーッとかかってるんですよ.
- 光一
- 帯かな?と.
- 剛
- 着物の帯かなんかで,まだ衣装来てへんのやと.だんだん「そろそろ30分前なんで」「はい,衣装きたら」って.「すいません,もう15分前なんで」「まだね,衣装が来てないから」「衣装,あれなんですけど」「布しかないがな」「いや,今日,ふんどしで」「事務所OKなん」「ぜんぜんOKです」って.ふんどし巻いて,僕,演歌うたったんですよ.
- 吉田
- 本当に?
- 光一
- あったよな.
- 吉田
- それは山本譲二でもしないでしょ,そんなこと.
- 剛
- 昔やってらっしゃったみたいです.今度じゃあ,ビデオを.
- 吉田
- いや,いい.
- 剛
- なんか家族でネタにして下さいよ.
- 光一
- 悲しい時に見ていただいたら.
- 剛
- 絶対おもろいですから.楽しい気持ちに.
- 吉田
- じゃあ,それぜひ.
- 光一
- こちらの「ロックンロールウィドウ」.こちらはなんでこれが?
- 飯島
- ちょうど小学生ぐらいの時ですかね,百恵さんだとか,ピンクレディーだとか,桜田淳子さんとか全盛の頃に,すごいカッコよかったんですよ.で,百恵さんがそれまでわりとしっとりした歌ばっかりだったんですけど,なんかこういうロックな歌を歌った時に,すごいカッコいいなって子供の時に思っていて.
- 光一
- これは誰しも耳にしたことのある曲ですよね.
- 飯島
- ありますか?
- 光一
- もちろん知ってましたよ.知ってたにしてはウィンドウ言いましたけど.今日はこれをぼくらもエレキギターでさんかさせていただきたいと思います.
- 飯島
- お願いします.
- 光一
- よろしくお願いします.それではスタンバイお願いします.
- 剛
- よろしくお願いします.
(C) FujiTelevision Network,Inc. All rights reserved.
|