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- ショコラ
- お疲れ様でした.
- 全員
- お疲れ様でした.
- ショコラ
- えっと,ショコラは新入りです.
- 全員
- (笑)
- 小山田
- 新入りだよね.
- ショコラ
- 新入りなんです.事務所のね,最近,だまされて入って.
- 小山田
- 僕もだまされて入ったんですよ.
- 全員
- (笑)
- ショコラ
- そうなんですか.あの,ショコラが進めなけりゃいけないということで,がんばります.
- 小山田
- がんばって.
- ショコラ
- はい,がんばります.海外ツアーをやられたんですね.小西さんもやられたんですね.そのことについて勝手に話して下さい.
- 小山田
- なんだそれ.
- ショコラ
- だって,それしか覚えていないんだもん.何を訊いたらいいの?
- 小山田
- 海外ツアー?
- ショコラ
- どうでしたか?
- 小山田
- 海外ツアーどうだった?
- 堀江
- おもしろかったよ.
- 大橋
- おもしろかった.
- 小山田
- 行く前にね,小西さんにいろいろ教えを請いに堀江とともに伺って.
- 小西
- どうです?役に立ちましたか.
- 小山田
- 役に立ちました.
- 小西
- 何が役に立ったの?
- 小山田
- うーんとね,ポーズ.空手は言われましたね.
- 小西
- 海外ツアー行くと取材の人が来て,いつも同じこと訊かれて,同じような写真撮られるんだけど,そういうときに受けがいいポーズってのがあるよって.
- ショコラ
- はいはい,どんなポーズやったんですか?
- 小山田
- 日本人だとさ,空手とか忍者とかさ,そういうのやれって言われるの.言われるがままにするとさ,カメラマンの人がすごい喜ぶの.
- ショコラ
- なるほどね.それを教えたんですね.
- 小西
- そう.ある日ね,気づいて,サービス,サービスと思って.
- ショコラ
- ショコラは海外ツアー絶対にやらないですけど,でも勉強になりました.
- 堀江
- なんでやんないの?
- ショコラ
- え,やんないよ.だってお米食べれないしさ.
- 大橋
- お米持っていけばいいじゃない.
- ショコラ
- いいんだよ,うるさいな!
- 全員
- (笑)
- ショコラ
- あと,大事な質問があったんですけど,あのね,レーベル!レーベルをやってるんですよね.小西さんもやってるんですよね.
- 小山田
- うん.
- ショコラ
- トラットリア!
- 小山田
- 今日,「トラットリア・ナイト」なんですか?
- ショコラ
- そうなんですよ.
- 小山田
- なんか「トラットリア・ナイト」っていう,僕のやっているレーベルのイベントをブリッツ(注:赤坂BLITZ)でやってるんですけど,それをそのまんま今日やらしていただいて.
- ショコラ
- それで,あの...そうだ,考えた! 苦労はありますか?
- 全員
- (笑)
- 小西
- 苦労ありますか?
- 小山田
- 苦労は…あまりないですね.
- ショコラ
- 言うこと聞かない人たちとか.
- 小山田
- 僕あまり何もやってないからね.みんなが苦労してるけれど.トラットリアのスタッフの人とかは.僕はなんかこうしようとか言うだけだから.実際,やるのはみんなだからね.苦労してるのはみんなで,僕は楽しんでやらしてもらっていると.
- ショコラ
- 楽しんで?
- 小山田
- うん.
- ショコラ
- 小西さんはどうですか?
- 小西
- いや,でもね,去年,小山田君に会ったときに「いや,カジくんが売れて本当に良かった」って,すごいしみじみ言ったのを覚えていてね.「ああ,責任感ある人なんだ」とか思って.
- 小山田
- ああ,そういうのはね,レコード会社の人になんか,あまり好きなことばかりしていると突っ込まれたりするから.カジくんとか,ね,バァーって人気者になって.そうなるとまたその分,好きなことやらしてもらえるから.
- ショコラ
- じゃ,売れてよかったですね.カジくん.
- 小西
- 僕,レーベル全然ヒット無かったんだけど,突然ルパン3世(注:『PUNCH THE MONKEY !』 [COCA-14153])売れて…
- 小山田
- ああ,あれすごい良かったです.
- 小西
- なんか「瓢箪からぼたもち」ああ,違うか,違うね.でもそういうあんまり苦労しないでヒットをゲットできたんで,良かった.その時,小山田君の気持ちが分かっちゃって.レーベルは先輩なので.
- ショコラ
- 先輩なんですか?
- 小山田
- ちょっとだけですけどね.
- 小西
- ショコラさん,いつもあらぬ方向見てますね.
- ショコラ
- アハハハ,助けを求めてるの.(注:スタッフが時々カンペを出すのです)
- 小西
- ほら.(カンペを指す)
- ショコラ
- ということでね,大事なお話し聞けました.2つも.
- 全員
- (笑)
- 小西
- アメリカってこの4人で行ったんですか.
- 小山田
- うん,この4人で.
- 小西
- 少ないほうがいいですよね.
- 小山田
- うん,少ないほうがいい!機材とかも多ければ多いほどトラブルとかあるし.日本ツアーはもっと大人数で回っていたんですよ.わりともっとごてごてとした感じで.だけど4人だったから.
- 大橋
- シンプルだったよね.
- 小山田
- うんシンプルだった.始めたバンドやった気分だよね.
- 小西
- 何週間?
- 小山田
- 3週間ぐらいかな.
- 小西
- ケンカ無かった?
- 堀江
- ケンカね,うちら(自分と大橋を指す)二人はすごいあった.いびきと歯ぎしりがすごくて.(笑)
- 小山田
- くやしいからセッションしようってレコーディングして.いびきと歯ぎしりのセッション.
- ショコラ
- えっ,録ったんですか?録れました?
- 小山田
- 録れたよね.歯ぎしりすごかったよ.あれ信じられないよね,あんな音出るとは思わないよね.
- ショコラ
- えっと,これからの活動を教えて下さい.
- 小山田
- これからは,9月にヨーロッパ行って,11月にアメリカに行って,あとリミックスをなんか,いろんな人がミックスしたやつをまとめて出して.あとリミックス盤も出して,それ小西さんにも一曲やってもらって.
- ショコラ
- あ,そうなんですか.
- 小西
- はい,やりました.
- 小山田
- 僕がリミックスしたやつと,してもらったやつが同時に秋ぐらいに.
- 小西
- マーニー・マークのすごい良かったですね.でもあれ,アナログ無いのがすごい残念で.
- 小山田
- ねぇ.あ,なんかあるみたいですよ.なんかバンビのねピクチャーレコードかなんかね.ちょっとだけあるみたいなんですけど.
- 小西
- (自分を指すポーズ)
- 小山田
- 僕も持ってないんですよ.もし,言って貰ったら.
- ショコラ
- どうもありがとうございました.
- 全員
- (笑)
- ショコラ
- もういいって言ってるし.
- 小山田
- もういいですか?終わりですか?
- ショコラ
- いっぱい喋ってくれて.
- 小西
- どうもありがとうございました.
- ショコラ
- ありがとうございました.
- 小山田
- ありがとうございました.
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