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FACTORY #0198 : SPYAIR - Special
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2011.03.26
- 谷中:
- もうずっとこだわってストリートはやっているわけですか?
- IKE:
- スパイやり始めて,ライブをやり始めたのが野外で.もうホームですね.
- 谷中:
- それは何年ぐらい前の?
- KENTA:
- 一年前に丁度卒業のライブをさせてもらったんですけど,その卒業ライブの100本目を達成するまでに3年ぐらい,毎週毎週やってましたね.
- 谷中:
- 3年ぐらい.その100本のうちお客さんが割と少なくて困ったりとかはなかったですか?
- KENTA:
- 最初はゼロでしたね.
- IKE:
- 始めたときは全く誰もいない状態から.まあ,もうSPYAIR自体もゼロから始めたので,もう全然どこでもいい.人が歩いているんならそこでいいと思って.
- 谷中:
- 歩いているお客さんの足をとめるために,こう,見てくれ,聴いてくれという感じで鍛えられますよね.
- KENTA:
- ムチャクチャ,本当に.
- IKE:
- 僕ら結構,ミーティング好きなバンドで.毎回ライブやるじゃないですか.ライブやるとたいがい失敗するんです.で,ファミレスなんか行って「今日は何が悪かったの」なんつって.で,一個一個改善していったら,段々段々,人が見て,止まってくれて.なんかその積み重ねでした.
- 谷中:
- それはその個別に「お前はここのところが良かったぞ」とか.
- IKE:
- のもありますし.僕ら機材の,自分らで準備しているんですけど,機材の配置.あとフライヤを配るタイミング.あと,お客さんとはどこで接点を持って,コンタクトを取るのかといったことも,ミーティングしながらやってましたね.
- 谷中:
- そうやって構築してって,やっぱり,ヒトも増えて.で,100回目の時には2000人.
- KENTA:
- 本当ありがたかった.
- 谷中:
- 2000人はすごいですね.
- UZ:
- なんかあの,公園で最初ゼロ人だったとき.誰も止まらないし誰も見てくれないし.でも,その公園を絶対パンパンにしてやるぞって,そういう,なんだろう,思い描いてたんですよね.やり始めた当時.で,最後の卒業ライブの時,本当に俺たちが思い描いていた景色が目の前に広がっていて.2000人のお客さんが,こう,声援をくれて.
- 谷中:
- 感動しながら演奏を.
- UZ:
- 感動しながら.
- IKE:
- 思い出すだけでもちょっと.
- 谷中:
- ニコニコしないのがちょっと必死みたいな.
- KENTA:
- (笑)本当にそうでしたね.
- 谷中:
- そしてですね,一月には韓国に.今年(2011年)の一月っていうことですね.韓国はライブハウスでやって.
- IKE:
- ライブハウスでもやらしていただいたんですけど.僕らはその日本の音楽が,僕らの音楽がどれだけ通じるのかなっていうことを試したくて,ストリートライブをやったんです.やってみたらストリートライブ自体はもう全然変わらなく.なんか俺らの想いを伝えれば帰ってくる,みたいな.
- 谷中:
- どんどん人が増えてくるみたいな感じ?
- IKE:
- そう.徐々になんですけど.
- 谷中:
- 韓国のお客さんは日本のお客さんに比べてどうですか?見た感じはそうですよね,街の感じも割と日本と似た感じだなと旅行すると思うんで.
- KENTA:
- 一人でも盛り上がってくれる.
- 谷中:
- それはいいですね.それは欧米の感覚だ.
- KENTA:
- そうなんですよ.
- IKE:
- 僕らステージを用意してやったんですけど,結局,最後はステージに人が上がってきちゃって.ENZEL☆が持ってた旗とかを振ってました.
- ENZEL☆:
- きれいに振ってました.
- IKE:
- 俺らもウェルカムの感じなってたんで,多分.そんな感じになったんですけど.
- 谷中:
- ステージ上で国際交流だ.(笑)
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