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FACTORY #0173 the pillows - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2008.06.15
- 谷中:
- (海外公演で)英語でMCとかされるわけですか?
- 山中:
- 一応しますよ.
- 由美:
- すごい盛り上がるんですよ.
- 谷中:
- えっ,どんな内容のこと言うんですか?
- 山中:
- いや,もう,それこそ
「昨日泊まったホテルにはバスタブがない!」
”ウオー”
「今日のホテルにはバスタブがあった!」
”ウオー”
「だけど栓がない!」
”ウオー”
「だから,かかとで栓をして入った!」
”ウオー”
もう,こんなので.よく分かんないでしょ.こんなもんだよね.
- 谷中:
- いや,そういうミニマムな話題で盛り上げられるのって最強ですよね.
- 山中:
- そうですか?
- 谷中:
- それはキャラクターで持って行ってるっていうことですもんね.
- 山中:
- ものすごく,その,いかにもカタコトの方がいいと思っていて.だから通訳の人に「こういう話をしたいんで教えて」っていうときに,出来るだけカタコトな感じでぎりぎり伝わる感じで教えてもらって.全く流ちょうじゃなくて,全部張っていうんです.
- 由美:
- すごい盛り上がって,すごいんです.
いやもう,全然気になさらずに,私はいないですから.
- 山中:
- いや,なんて言うの,雑誌に「アメリカでもっとも人気のあるバンドの一つだ」みたいなことが書いてあって「そのほかにはパフィーがいるんだよ」みたいな感じなんですよ.
- 谷中:
- パフィーもね,MCをするみたいなんですよ.
- 由美:
- ウチは紙に書いて,それをMCごとに出して読むっていうのが,もうパフォーマンスになってて.
- 谷中:
- それもショーにしちゃうからすごいですよ.
- 由美:
- だって喋れないですもん.大変ですよ.
- 谷中:
- 今年か来年,GRAYもツアーするみたいですね.
- 山中:
- 今年ね,8月に行くって言ってました.これ,言って良いのかな?
- 由美:
- これ,全然,夏にオンエアなんで.全然大丈夫ですよ.
- 谷中:
- なんか一昨昨日ぐらいに会ったときに話を聞いて.なんかサンフランシスコと,ハウス・オブ・ブルース?ロサンジェルスの.やるとか言って.みんな行ってもらいたいですね.
しかも,(海外公演で)行って唱ってもらえるという状況がうらやましいですね.
- 由美:
- アレ,でも,憶えるんですよね?向こうの人が.
- 山中:
- 特にやはりあのー,もともとジャパニーズ・カルチャー全体に興味がある人がやはり多いので,日本語学校に通っていたりとか,だから出来るだけ日本語を喋りたがる人が多くて.なのでライブのリアクションも,お客さんが「スゴイデス」みたいなことを一生懸命言ってくる.「イイデス,トテモイイデス」みたいな.何か,あれ,イメージ変わっちゃうね.そこは別に英語で来てもらってもいいんだけど.アンコールも最初は「ワン・モア・ソング,ワン・モア・ソング」だったのが...
- 谷中:
- さらに日本語で話しかけてきてくれるってことですか.
- 山中:
- そうです.段々ね,「モウイッカイ,モウイッカイ」って言ってきたりして.何かそれがね,構図的に,絵的に微妙な気分になるんだけど,そこがニューヨークだっりすると,ちょっとおもしろい.
- 谷中:
- それ,おもしろいですね.
- 由美:
- それ,すごーい.でも,歌詞とか別に,こう耳で憶えるんですかね,向こうの人.
- 山中:
- いや,違うんです.向こうで売ってる僕らのCDはローマ字も書いてあるのを.
- 由美:
- へぇー!それだぁ.
- 山中:
- ローマ字と英詞なんだよね.日本語はもう書いてなくて,ローマ字が書いてある.
- 由美:
- だからだぁ.それ,すごい良いかも.
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