FACTORY #0164 SPECIAL OTHERS - Special

アーティストやライブに関して，MCの方，制作陣，そしてみなさんからのレスポンスを記録してます．

Interview after LIVE 2007.06.23

由美：

曲作るときは，歌だったらメロがあって，とかいうのを，どうやって作るんですか？

Miyahara：

結構，メロがあって．「STAR」って曲は俺が，ドラムなんですけど，曲作ろうと思ってローズで弾いてて．「いい曲出来たからみんな入ろうぜ！」って，入ってもらって，やったら誰も合わせてくれなくて．

小宮山：

合わせてくれない（笑）

Miyahara：

やろうぜって入ったのに，みんな個人で（ギターを弾くマネをして）ペラペラペラ〜って．ほんで，ちょいと変えてやろうと思って変えた曲が「STAR」だったんですね．

小宮山／由美：

ふ〜ん．

Miyahara：

そういうふうに作ったり．でもいろんな作り方がありますね．

由美：

せ〜の，でやったりもするし，こう，そこにライブはばらばらだったりするから，そこに行き着くまでにすんなり出来るものなんですか？

Serizawa：

スタジオで適当にセッションしたりするときに，自分で考えてきたフレーズを忍ばせて．で，みんなが良いと思えば付いて来るんですよ．そんで，そこから，「じゃあ次の展開はああしよう，こうしよう」ってみんなで．

小宮山：

じゃあ，みんな割と最初はドキドキ，みんなこのフレーズ受け入れてくれるかな，みたいな感じでやってる．

Serizawa：

そうなんですよ．ずっとやり続けて．

小宮山：

発表会みたいに．

Yanagishita：

たぶん，普通のバンドよりもスタジオに入っている時間が長いかもしれません．無駄に長い．そうしないと曲が出来ない．

小宮山：

楽譜渡して，「はい，これ弾いて」じゃなくて，みんなで合わせて合わせて．この曲がこれで完成だっていうのはどうやって決めるんです？

Miyahara：

完成っていうのはあんまりなくて，結構，ライブの度に変わっていっちゃったりするんですよ．ここ，こうやったほうが気持ちよかったな，とか思ったりすると変えていっちゃって．だから，ぜひライブに来て欲しいってことです．

小宮山：

なるほど．すごい最後は営業みたいに，まとめかたが．

Miyahara：

どんどん変わっていっちゃいますね．

小宮山：

CDの時点でもある一個の地点で．

Serizawa：

レコード会社が締め切り作るんで，その締め切りに合わせてやらないと「クビになんぞ」って言われて．

小宮山：

社員みたいなことを．クビになるぞって．

Serizawa：

本当に言うんですよ，「クビにするぞ」って．「何枚出さないと駄目だぞ」とか．それに従っていくと，すごいうまいこと行くんですよね．

小宮山：

逆にね．

Serizawa：

逆に．だから，どうせなら従ってやろうっていうパンク精神なんです，オレらは．従って，「どうだ！やってやったぞ！」っていう．

Miyahara：

行ききったパンクだね．反発の反発なんで．

小宮山：

「やったぞ．で，ナニカ？」みたいな．