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FACTORY #0160 ホフディラン - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2007.02.17
- 井手:
- 活動休止していたじゃないですか,2002年からですか.それから,最近また復活したんですけど,これは解散ではなかったんですよね.
- 小宮山:
- そうですね,一応,「休止活動」って言ってたんですけども,「休止」を「活動」しているということで.「休止活動」のスタートっていうことで.今度は「休止活動」を止めたっていう感じですかね.
- 由美:
- 休止で,解散しようっていうことにはならなかったんですか?一旦休止しようってことで,解散は一切でなかったんですか?
- 小宮山:
- 一応,老後の貯金みたいなもので,一応残しておいた方が(笑)
何かのときにやれたほうが...
- 井手:
- 現実的ですねぇ.どういうことで,また復活することになったんですか?
- 渡辺:
- ひょんな切っ掛けで.あの,映画の,映画に僕,出たんですよ,割と.
- 小宮山:
- 割とって一本じゃない(笑)なに数を稼いでるの.
- 渡辺:
- 割といい役で.そのちょい役が彼で.
- 小宮山:
- それはそうなんですけどね.
- 渡辺:
- セットで会ったんですよ.で,話し込んでるうちに,じゃあ,やろうかって.
- 井手:
- ほうほう,それはどちらから?
- 渡辺:
- どっちっていうのも分からない感じで.
- 小宮山:
- また,映画なんで,待ち時間が長いんですよね.ずっと朝から行って,夜,電車がなくなるぐらいまでやってて.で,僕はちょい役なんで,ほんとうにちょっとしかないんですよ.ずーっと待ってて,知らない人ばかりなんで,で,渡辺君と話してて,「じゃ,やろうか」って.
- 井手:
- じゃあ,その映画を撮る機会がなかったら,この復活もなかったかもしれない.
- 渡辺:
- まあ,もっと先になってたかもしれないですね.
- 由美:
- 復活までは全然バラバラで,いろんなことをされてたんですよね.
- 小宮山:
- そうですね,おたがいソロをやったりとか,渡辺君は映画にそれなりに出たり...
- 井手:
- 一本でしょ?
- 小宮山:
- ま,ま,基本は一本で,本人の中できっと何本かって感じになっているんだと.何度か録ったのは,あれ,一本の映画だからね.
- 渡辺:
- いやいやいや,いろいろやってるの.主役で,声優とかやってるの.
- 小宮山:
- そうかそうか,主役で声優やってましたね.
- 渡辺:
- 映画界はだんだん...(笑)
- 小宮山:
- でも,2本.しかも一コは声優でしょ.
- 井手:
- 声優って.歌手の人が声優演るって,なんか近いところとかあるんですか.
- 渡辺:
- いや,僕は声がちょっと特徴的なんで,この声の人にこのキャラクター喋らしてみたいとかね.
- 井手:
- 僕,勉強不足なんですけど,なんのアニメだったんですか?
- 渡辺:
- あの,クレイアニメーションの「緑玉紳士」っていう映画がありまして,主役をやったんですよ.
- 井手:
- やっぱ違います?自分の作った歌を唄うのと人が作った台詞を読むのって.
- 渡辺:
- あ,そうですね.それは台詞じゃなくて「ファーフガァァー」みたいな.それしかないんですよ.
- 井手:
- (笑)主役ですよね?
- 渡辺:
- 主役です!画面見ながら「ファウガァーアー」とか.
- 由美:
- 確かに出せない!他の人には,その声.
- 渡辺:
- その監督がうまくて,「「フガァー」じゃなくて「フゥガァー」なんだ」って説明するの.
- 全員:
- (笑)
《中略》
- 井手:
- あの,曲作りについて聞きたいんですけど.曲ってお互いが書いてくるんですか?それとも,一緒に次はこうしようぜ,みたいなんですか?
- 渡辺:
- 基本は別々ですね.
- 井手:
- 自分が唄う曲は自分で作るんですか?
- 渡辺:
- はい.
- 由美:
- あ,でもそれ変えたりするとちょっとおもしろいですね.
- 小宮山:
- 変えるとね,でも,歌えないんですよね.お互いそれぞれに歌い方に詞とか振るんで.良かれと思って作って渡すと全然歌えなくて,ボツになるって可能性が高いんで.
- 井手:
- 自分で歌った方が安全だって.
- 小宮山:
- 自分で,自分の方が.今回は二人で作りましたけどね.
- 井手:
- なんか変わった関係性の二人ですね.
- 由美:
- ねぇ.なんかこう,やっぱりこれだった!みたいな感じなんですか?再開して.キミだったよ!みたいな.
- 小宮山:
- どうなんですかね.
- 渡辺:
- 僕の方はまあ,誰に対してもそういうところはありますけど,ここは特に楽ですね.この家は.
- 井手:
- 完全にもたれかかっていますよね.
- 渡辺:
- あぁー我が家の風呂はいい!みたいな状態ですね.
- 小宮山:
- たとえは風呂でいいんだ.
- 渡辺:
- 檜のね.
- 小宮山:
- 檜なんだ.そうすか.(笑)
- 井手:
- やっぱ,うまい飯を作ってくれる女房の元には帰るみたいな,そういう...かあちゃん?
- 小宮山:
- 本当,かあちゃんみたいになってますね.なぜかは分からないですけど.
- 井手:
- 昔っからそうなんですか?
- 小宮山:
- そうですね.一番最初に初めてあったときのスタジオでも喪服を着てましたからね.
- 井手:
- 不思議だ...
- 小宮山:
- なんで,あなた,喪服なんですか?って訊いたら,「法事の帰りだ」って.なんか途中で着替えれそうなものなんですけど.初めて会ったときが喪服でしたね.
- 井手:
- 不思議な二人だなぁ.でも,この凸凹っぽさが,ずぅーとこうね,間が空いてもバランスがいいんでしょうね.
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