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FACTORY #0160 SAKEROCK - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2007.02.17
- 井手:
- (浜野さんに向けて)自分だけ専用のカメラがあったのに気付いてないわけはないと思うんだけど,相当アピールしてたでしょ?
- 浜野:
- あ,ええぇ!そうですかぁ!(笑)
- 由美:
- ずっと,こんな(カメラに向かったトロンボーンのチューブを伸ばす真似)でしたもんね.
- 井手:
- 「オレ,オレ,カメラはオレ」みたいでしたよ.
- 浜野:
- そんなはずはないなぁ.
- 星野:
- その割にはよくオレの方を見てたね.MCのとき困ってね.
- 浜野:
- なんかフジテレビがオレのここまで(両目の直前)来てたから,威圧が...
- 井手:
- もうね,本当にスーツにキメながら,髭もたくわえてダンディーだなって思ったら,(星野さんに向かって)描いてますね?これ.
- 由美:
- 本当だ!気がつかなかった!
- 星野:
- これ,あの,30年前の細野晴臣さんのコスプレです.
- 井手:
- そうだったんだ.そうか細野晴臣さんが好きなんじゃないかとか,そういう話はしてたんだけど,そこはがっちりあるんですね.
- 星野:
- 僕だけなんですけどね,この中では大好きなのは僕だけなんですけど.
- 井手:
- なんか関係あるんですか?細野さんと.
- 星野:
- いや,関係はないんですけど,ただ好きで勝手に.今,30年前の音のリマスター盤が出たんですけど,最近.YMOの前に細野さんがソロでやってたヤツ.それの宣伝をツアー中,各地で勝手にやってて.この格好で.
この前,細野さんと対談があったんですけど,その時に髭,ちょうど細野さんの事務所で対談だったんですけど,タクシーで行ったんですけど,時間が無くて,タクシーの中で髭を描いていたから,もうぐちゃぐちゃになっちゃって.「それはなんだ,キミ」って言われて.「細野さんのマネです」って言ったら,「やられた!」って.
- 全員:
- (笑)
- 星野:
- 「負けたね」って言われたのがすごいうれしくて.
- 井手:
- 負けたって言われてうれしがるのもねぇ.ひねくれているけど.そりゃうれしいですよね,あこがれてた人に突っ込まれるなんてね.
- 由美:
- いや,ここで見たら,しつこいけど,気がつかない.
- 星野:
- この距離(2mぐらい)でも気がつかないですか?
- 由美:
- 気付かなかったです.
- 井手:
- (浜野さんに向かって)この髭は自前ですよね?
- 浜野:
- あ,おれは自前なんですよ.
- 井手:
- で,(伊藤さんに向かって)
- 伊藤:
- 自前です.
- 井手:
- (田中さんに向かって)自前ですよね?
- 田中:
- 自前です.
- 井手:
- で,(星野さんにふる)
- 星野:
- 描いてます.僕,全然,髭が生えないんですよ.剃っても剃ってもまばらにしか.ここ(口ひげ部分を指す)全然生えない.だから描くしかなくて.
- 伊藤:
- (浜野さんに向かって)すげぇ,自分ちみたいになってるけど,大丈夫?(笑)
- 浜野:
- 終わったぁーと思って.いやぁ〜.
- 井手:
- ところで,今日,ライブやってどうでしたか?FACTORY.
- 浜野:
- いや,SAKEROCKってこんなに気が小さい4人組だったんだっていうのが...
- 星野:
- 負けたね.
- 浜野:
- 負けた.FACTORYに負けた.
- 井手:
- あの,全然緊張しているようには見えなかったんですけどね??
- 星野:
- 本当ですか?あ,これ,また大人のウソなんじゃないですか?
- 井手:
- (笑)いや,返しがおもしろいわ,本当に.
- 由美:
- うん,え,若いんですか?
- 浜野:
- いや,ぼくは25.
- 由美:
- あ,若〜.はい,すみません.
- 井手:
- 皆さん,同級生ですか?
- 星野:
- えっと,ここ(自分と田中さんを指す)が同級生で,(浜野さんを指して)イッコ下で,(伊藤さんを指して)イッコ上です.
- 由美:
- へぇ,じゃ,本当にみなさん..(若い)
- 井手:
- そうそう,自由の森学園っていう埼玉県の学校の卒業生だって言うことは聞いたんですけど,っていうことはみんな高校1,2,3年生でいっしょに,その時からバンドをやってたんですか?
- 星野:
- いや,その時は,ほぼ,知り合いじゃなかったんですよ.卒業してから別々のバンドでやってて.で,その違うメンバー同士が知り合いだったりとか,いろいろあったんですけど.それで,それぞれのバンドが解散して,で,僕が細野晴臣さんみたいな音楽やりたいと言って,もう全然違うバンドになっちゃったんですけど,で,みんなを集めたみたいな感じなんですよ.
- 由美:
- それじゃ,最初から歌はなしで行こうみたいだったんですか.
- 星野:
- それは,あの〜最初は歌える人がいなくて.身近に手頃なボーカリストが居なかったんですよ.それで取りあえずこんな感じで組んじゃえみたいな.だから編成がちょっとおかしいんですけど.
- 井手:
- 仕方なくインスト・バンドになったんですね.
- 星野:
- そうですね.最初はもう仕方なく.
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