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FACTORY #0158 : マッカーサーアコンチ - Special
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2006.11.25
- 井手:
- あのー,なんか,海外ツアーも行っている?
- Vハマモト:
- そうですね.ニューヨークツアーへ,二度ほど行ってきまして.
- 井手:
- でもね,今日,東京でのライブでしょ.知らないお客さんでもガッチリ付いてくるわけですよ.っていうことは,やっぱりアメリカでもね,そうだったんじゃないかなぁって察しが付くんですけども.どうでした?アメリカツアー.
- Vハマモト:
- そうですね,本当にベタなあれなんですけど,言葉を超えてのコミュニケーション,音楽で,それがね,すごい気持ちよくて.英語がね,基本,僕たちは喋れないんですけど.だから向こうへ行くと萎縮しちゃってるんですけど,ステージで音楽をやっているときだけ,こう,いつもの日本と一緒の状態でいられる.
- 井手:
- もちろん,歌も日本語で唄うんですよね.全部日本語ですよね.
- Vハマモト:
- そうですね.
- 井手:
- でも,あのパフォーマンスは言葉を超えますよね.
- 由美:
- その海外ツアーの経緯って,どういうことでこういう事になったんですか?
- Vハマモト:
- これはあれですね.「行きたい」って思った気持ちで.いろいろツアー経験のあるバンドに聞いてとか,一緒に行ってとか始めはして.すると向こうではパフィーがすごい人気でしたよ.
- 西田ベルボーイ:
- すごかったです!
- 由美:
- あっ,ありがとうございます.
- 西田ベルボーイ:
- 会う人,会う人に「パフィー,友達やで〜」って言われましたで.向こうの人が「パフィー友達やで」って.
- Vハマモト:
- そんな友達多いんですか?
- 由美:
- さっぱり.(笑)
- Vハマモト:
- あの〜,iPodをね,向こうで知り合ったアメリカの方とかのiPodを見せてもらったらね,すごい日本のバンドとかも入ってるんですよ.もちろん,パフィーも入ってますし.すごいiPodは言葉が通じなくてもお互いのiPodを見せ合ってコミュニケーションを図ったりも.
- 井手:
- すごいね,次世代のiPodコミュニケーション!すごいね,それね.もともとね,友達の海外経験のあるバンドに付いていったところで,向こうのライブハウスに出させてもらえるもんなんですか?
- Vハマモト:
- あれね,日本とそんなに変わらないですね,ブッキングっていうのは.
- 井手:
- 事前にそういうのは...
- Vハマモト:
- 行く前に音資料を送って,メールのやりとりですね,その後は.この期間で行きたいんだけども空いてないかっていうオファーを掛けまして.二回目とかはね,もう,前回出たとこはもうメールだけで「じゃあ,いいよ,いつでも来いよ」みたいな感じで.温かいですね,ほんと,アメリカは.
- 井手:
- ニューヨークで何カ所ぐらい?
- Vハマモト:
- えーと,この11月のアタマまで行ってたんですけども,それは10日間で8箇所ぐらい.
- 井手:
- 全部,ニューヨーク?
- Vハマモト:
- そうですね,マンハッタンとブルックリンと.
- 井手:
- 対バンしたバンドっていうのはよく分からないわけですよね.日によって全然違う.お客さん,ビックリするだろうね.
僕,今日ね,ステージ見てて気になったのが,ラッパ隊がいるバンドっていうのは確かにいますよ.だけど,ペットとかサックスとか,そういうのが入っているのは多いけれど,ここはなぜトロンボーンが二人って,不思議.
- Vハマモト:
- これが音楽の不思議ですよ.この編成はもしかしたら日本でいないかもしれないですね.これはもともとサックスのメンバが入ってまして,で,脱けまして.次にサックスを探していたんですけども,よく考えたらサックスを探す必要が無いんじゃないかと.トロンボーン2本のほうが格好エエじゃないかと.単純に見た目が.で,頼むから一回練習は入らせてくれと,トロンボーン2本で.いや,全員反対したんですけど.入ってみたら意外とイケるやんと.
- 井手:
- なるほど.
- Vハマモト:
- トロンボーンってロックな楽器やんってなりましたね.
- 西田ベルボーイ:
- 最後にはね.
- 井手:
- あとね,ラッパ隊というのはだいたいの場合は後ろに居ますよね.だけどね,これボーカル挟んでスリートップを組んでね両サイドがトロンボーンなわけですよ.これはなんか狙いがあるんですか?
- 西田ベルボーイ:
- 性格かな?
- アングリーアイ:
- ギター的なプレイが好きなんで.目立ちたいんですよ.
- 由美:
- トロンボーン&ダンスみたいになってたもんね.
- 井手:
- そう!あのダンサーの人は普段から居るんですか?あっ,いた(インタビューセットの脇に控えてらっしゃいました)
すごい不思議なんですけど,役割はなんなんですか?
- 由美:
- メンバーではないということなんですか?
- Vハマモト:
- メンバーではないですね,あくまでも.スタッフです.スタッフに羽が生えた感じです.
- 井手:
- じゃあ,ツアーに行くときもスタッフとして一緒に付いていったりとかはされるんですか?あっする.物販の手伝いとかセッティングとかもいろいろ手伝いながらライブの盛り上げも手伝う.
- ダンサー兼スタッフの方:
- もちろん.
- 井手:
- 本当,スタッフですね.イヤ,僕ねてっきり電気グルーヴのピエール瀧的な存在なのかなぁって,いろいろ想像したんですけど.なにせ二人もいるもので,なかなか不思議でしたね.下の柵のところに降りてはまた昇って,大分目立ってましたけどね.
- Vハマモト:
- これね,日本の音楽の不思議ですね.(笑)
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