|
FACTORY #0156 浅井 - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2006.09.16
- TAKEMURA:
- 浅井さんの自分のルーツっていうのはどんな?
- 浅井:
- いっぱいあるけど,ショッキング・ブルー(The Shocking Blue)とかが最初かな.
- 由美:
- 音楽やろうとして聴いたときのものなんですか?
- 浅井:
- やろうというか,バンドってこんな感じなんだって.小学校4年生の時に聴いたから,やろうとかは思えないじゃん.
- TAKEMURA:
- 一番始めにやったバンドって,どんなバンドだったんですか?
- 浅井:
- 一番はじめにやったバンド?...パンクバンド.
- TAKEMURA:
- どんな感じの?
- 浅井:
- うーんとね...友達がシド・ビシャスとかテープくれて「これをコピーしてくれ」とか言われて.でもなんか全然分からんくて(笑)何弾いてんのかさっぱり分からんくて,でも必死こいてやってたっていう感じかな.
- TAKEMURA:
- それが何歳の時ですか?
- 浅井:
- それは,まともなバンドは高一だよ.
- 由美:
- その頃からギター持って歌を唄うって感じだったんですか?
- 浅井:
- ギターだけ.オレ,歌はすごいへたくそだって姉から言われ続けてたんで,自分が歌を唄うようになるなんてとんでもなく思ってなくて.でも,バンドがやりたかったから,ギターだったら,スゲエ格好いいボーカリスト見つけたら,バンドで有名になれるじゃん.で,ギターをやってたんだけどね.
- TAKEMURA:
- じゃあ,何歳ぐらいから歌い始めたんですか.
- 浅井:
- 20歳ぐらいかなぁ.なんかコーラスをやって,そのコーラスやってた練習をテープで録って家で聴いたら,自分の声の方が全然格好いいじゃんとか思って.それから歌い始めた.
- 由美:
- へぇー,なんか初めて聞く話ですね.
- 浅井:
- いまだに歌は上手くないけどね.でも個性的だからいいでしょ.
- TAKEMURA:
- 上手い下手とかじゃないしね.
- 由美:
- あんなの誰も出来ないですよ.あんな感じ,すごいなと思いますよね.でも,今回は”ワァー”って歌っているのより,メロディーがあって唄っているのが多いですよね.
- 浅井:
- うん.
- 由美:
- やっぱそれは今こんな感じをやろうと決めてるっていうか,自然にあんな感じですか?
- 浅井:
- なんにも決めてないよね.
- 由美:
- 気がついたらこういうメロディーがあって,あんまり”ワァー”って,まあそれもありますけど,”ポソッ”と唄っているのもありますよね,結構.
- 浅井:
- ”ポソッ”と唄っているのあるよ(笑)
- 由美:
- それが結構意外だったんですよね.
- 浅井:
- ああ,だろうね.
- TAKEMURA:
- そういうのはソロになったからこそ出来るっていうものなんですか?それともたまたま今のタイミングでそうなったっていうことなんですかね?
- 浅井:
- ブランキー解散して,シャーベッツっていうバンドやり始めて,そのシャーベッツの時からすごいメロディアスだよ.ブランキーの時にももちろんメロディアスなやつあるけど.
- TAKEMURA:
- じゃあ,基本は変わっていないということなんですかね.
- 浅井:
- 基本?変わっとらん.変わってない.
- TAKEMURA:
- バンドとソロで,これがやっぱりソロになると違ったよなぁっていうのは,どういったことがありますかね?
- 浅井:
- えっと,アルバムの中に曲によってメンバーが変わるっていう部分.
- 由美:
- 今回,いろいろ,照井さんが参加したりとか,茂木さんとかも,これはまたみんなでやろうよと集めてというか,自然の流れで飲んでる席でとか,そんな感じなんですか?
- 浅井:
- 飲んでる席じゃないね.テルちゃんとはすごい相性が良かったのは知ってるから,電話してさ,「やろまい」って.
- 由美:
- 「やろまい」(笑)
いろんな人が参加して.それもおもしろいですね.私たちはバンドじゃないから,いろんな人と毎回やってるけど.
- 浅井:
- なんかスカパラと演るって,この間,なんかに載ってたよ.
- 由美:
- そうなんですよ.だから,あんまり決まったバンドがない分,私たちはバンドが結構,うらやましかったりして.
|